JP3844257B2 - データ通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両に搭載された複数のECU(Electronic Control Unit)間のデータ通信に好適に実施されるデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、本発明の前提となるデータ通信装置1の全体的構成を示すブロック図である。データ通信装置1は、1つのマスタ端末装置Mと、複数のスレーブ端末装置S1〜Sn(総称するときは参照符Sを用いる)とを含んで構成される。端末装置M,Sは、通信ラインKによって接続されている。データ通信装置1は、ISO9141(国際標準規格)に準拠した通信方式が実施される。この通信方式は、いわゆるマスタスレーブ方式であり、マスタ端末装置Mから複数のスレーブ端末装置Sに対して要求データを送信し、各スレーブ端末装置Sは要求データを受信し、それぞれのスレーブ端末装置Sがマスタ端末装置Mに応答データを送信する方式である。スレーブ端末装置S1〜Snには、予め優先順次が定められており、優先順位の上位のスレーブ端末装置から順番にマスタ端末装置Mに対して応答データを送信する。ここでは、参照符Sの添字1〜nが優先順位を表すものとする。
【0003】
端末装置M,Sは、待機状態では予め定める第1の電位(ハイレベル)に設定されている通信ラインKを、前記第1の電位より低い予め定める第2の電位(ローレベル)に引下げる手段を有し、これら2つのレベルを所定のタイミングで切換えることによってビットデータを作成し、データを送信する。予め定める数のビットデータによってバイトデータが構成され、さらに予め定める数のバイトデータによってメッセージデータが構成される。このメッセージデータが前記要求データおよび応答データに相当する。
【0004】
図13は、図1に示すデータ通信装置1において実行される従来の通信手順を説明するためのタイムチャートである。マスタ端末装置Mからの要求データを受信してから、各スレーブ端末装置S1〜Snは、それぞれの優先順位に応じて予め定められたタイミングパラメータT1〜Tnだけ経過した後に応答データを送信するように構成されている。要求データと応答データとの間は、および応答データ同士の間は、予め定める期間T0だけ間隔をあける必要がある。
【0005】
したがって、スレーブ端末装置S1が要求データを受信してから応答データを送信するまでの期間を規定するタイミングパラメータT1は、期間T0に等しく、またはそれよりも大きく選ばれる。スレーブ端末装置S2が要求データを受信してから応答データを送信するまでの期間を規定するタイミングパラメータT2は、前記タイミングパラメータT1と、スレーブ端末装置S1が応答データを送信する際に必要とする期間と、前記予め定める期間T0との総和に等しく、あるいはそれよりも大きく選ばれる。他のスレーブ端末装置S3〜Snについても同様にしてタイミングパラメータT3〜Tnが決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通信手順が実行されるデータ通信装置1では、スレーブ端末装置Sがマスタ端末装置Mに送信する応答データのデータ量が制限されてしまう。すなわち、送信するデータ量が多く、応答データの送信期間が長くなると、期間T0を確保することができなくなり、通信エラーが発生するおそれがある。また、次のスレーブ端末装置の応答期間に重なってしまい、データが破壊されてしまうおそれがある。
【0007】
また、前記タイミングパラメータT1〜Tnは、車両に搭載するECUの数および種類に応じて設定しなければならない。したがって、車両に搭載するECUの数や種類は、車種によって異なるため、同一機能のECUであっても、異なる車種であれば異なるパラメータを設定する必要があり、設定作業が面倒である。
【0008】
本発明の目的は、応答データの通信タイミングを正確に制御することができ、データ通信を円滑に行うことができるデータ通信装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、主端末装置と、主端末装置ヘのデータ送信の順序を決定する優先順位が定められている複数の副端末装置とを、1本の通信ラインで共通に接続し、通信ラインは待機状態では予め定める第1の電位であり、各端末装置は、第1の電位とそれよりも低い予め定める第2の電位とを所定のタイミングで切換えることによってデータを作成して送信し、各副端末装置は、主端末装置からの要求データに応答し、要求データに対する応答データを優先順位に従って順番に送信するデータ通信装置において、
各副端末装置は、
通信ラインが前記第2の電位になるとリセットされ、通信ラインが待機状態である期間を計時する計時手段と、
前記計時手段による計時期間が予め定める待機期間を超えたことを検知する第1の検知手段と、
記第1の検知手段による検知回数を計数し、要求データを受信するまで検知回数を積算し、要求データを受信するとリセットする計数手段とを備え、
前記計数手段によって積算される計数値が予め定める基準値と一致し、かつ前記第1の検知手段によって待機期間を超えたことが検知されたときに、応答データを送信して通信処理を終了し、
副端末装置に設定される前記基準値は、前記優先順位に対応して選ばれることを特徴とするデータ通信装置である。
また本発明は、前記副端末装置は、前記計時手段による計時期間が前記待機期間よりも長い第2の待機期間を超えたことを検知する第2の検知手段を備え、
前記第2の検知手段の出力に応答して、前記計数手段の計数値に1加算することを特徴とする
【0010】
【作用】
本発明に従えば、主端末装置から要求データが送信され、副端末装置によって受信されると、計数手段は計数値をリセットする。また要求データの受信終了時から計時手段によって、通信ラインが待機状態である期間、すなわちデータ送信が行われていない期間の計時が開始される。計時手段による計時期間が予め定める待機期間を超えると、基準値として「0」が設定されている優先順位が最上位の副端末装置は応答データを送信して通信処理を終了する。これによって第1の検知手段から検知信号が出力され、計数手段の計数値は「1」になる。各副端末装置には、優先順位に対応して基準値が設定されており、最上位のものから「0」、「1」、「2」、…のように選ばれている。この応答データが送信されたことによって計時手段はリセットされ、応答データの送信終了時から再び計時手段による計時動作が開始され、通信ラインが待機状態である期間が計時される。予め定める待機期間を超えると、基準値として「1」が設定されている副端末装置が応答データを送信する。計数手段の計数値は「2」になる。以下、このように、基準値が計数手段の計数値に一致する副端末装置が応答して、優先順位が最下位の副端末装置が応答データを送信するまで繰返される。したがって各副端末装置は、主端末装置からの要求データを受信してから、予め定める待機期間だけ間隔をあけて優先順位の高いものから順番に応答データを送信してゆく。ただし、繰返しの途中でも、主端末装置からの要求データが受信されれば、計数手段の計数値がリセットされるので、優先順位が最上位の副端末装置から順番に応答データを送信するように変更することができる。このように、副端末装置が応答データを送信するタイミングを正確に制御することができる。
【0011】
また好ましくは、第2の検知手段によって、計時期間が待機期間よりも長い第2の待機期間を超えたことが検知されると、副端末装置は計数手段の計数値に1加算する。すなわち、計数値と基準値とが一致した副端末装置が応答データを送信せずに、待機状態が第2の待機期間を超えると、副端末装置の計数手段の計数値が1加算する。これによって本来応答データを送信すべき副端末装置より1つ下位の副端末装置において、計数値と基準値とが一致して応答データが送信される。副端末装置が正常に動作していれば、たとえば計数手段の計数値が「0」であれば優先順位が最上位の副端末装置は応答データを送信し、これによって計時手段はリセットされるが、何らかの異常が発生して副端末装置が応答データを送信できなければ計時手段がリセットされず、また計数値もたとえば「0」のまま継続し、どの副端末装置も応答データを送信できなくなる。そこで、計時期間が待機期間よりも長い第2の待機期間を超えたことが検知されると、各副端末装置は計数手段の計数値に1加算する。これによって、疑似的に優先順位が繰上がることになり、計数値と基準値とが一致した副端末装置は応答データを送信する。下位の端末装置についても同様である。このように、異常などが発生して応答データを送信しない副端末装置を飛ばして、それ以降の副端末装置が順番に応答データを送信してゆく。これによって、データ送信を確実に行うことができ、データ送信が行われない空白期間が長期間継続することによって通信が強制的に終了してしまうといった事態が防がれ、データ通信の信頼性が向上する。
【0012】
また本発明に従えば、主端末装置から要求データが送信され、副端末装置によって受信されると、要求データの受信終了時から計時手段によって、通信ラインが待機状態である期間、すなわちデータ送信が行われていない期間の計時が開始される。計時手段による計時時間が予め定める待機期間を超えると、第1の検出手段から検知信号が出力され、この出力に応答して副端末装置は応答データを送信して通信処理を終了する。前記待機期間は、副端末装置毎に異なり、優先順位が低いほど長い期間に選ばれる。したがって、待機期間が最も短く設定されている優先順位が最上位の副端末装置が、要求データの受信終了後最初に応答データを送信して通信処理を終了する。応答データが送信されたことによって、計時手段はリセットされ、応答データの送信終了時から再び計時手段によって計時動作が開始される。この計時動作では計時期間が、優先順位が第2位の副端末装置に予め定める待機期間を超えたときに、応答データが送信される。このようにして上位から下位へと順番に副端末装置が応答データを送信してゆく。これによって、副端末装置が応答データを送信するタイミングを正確に制御することができる。
【0013】
さらに好ましくは、副端末装置に設定される待機期間は、優先順位が1つ異なる装置間での差がそれぞれ等しくなるように選ばれる。前記第2の検知手段によって計時期間が所定の基準期間を超えたことが検知されると、第1の検知手段に設定されている待機期間が、前記差の分だけ短くされる。前記所定の基準期間は、優先順位が最上位の端末装置に設定されている待機期間に等しく選ばれる。したがって、待機期間が最も短く設定されている優先順位が最上位の副端末装置がもつ第1の検知手段が検知信号を出力したとき、下位の副端末装置では第2の検知手段からの検知信号が出力され、この検知信号に応答して第1の検知手段に設定される待機期間を前記差の分だけ短くする。これによって優先順位が第2位の副端末装置がもつ第1の検知手段に設定される待機期間は、最上位の副端末装置に設定される待機期間と等しくなる。最上位の副端末装置が応答データを送信し終えた後に、計時手段によって計時動作が開始されると、この計時動作においては第2位の副端末装置が最上位の副端末装置と同じ待機期間を検知した時点で応答データを送信する。このように、上位の副端末装置が応答データを送信する度に、下位の副端末装置では前記所定の差の分だけ第1の検知手段に設定される待機期間が短くされる。したがって応答データを等間隔で送信することができるので、上述した応答データ間の間隔が下位にゆくに従って長くなる場合に比べて、データ送信に要する期間を短縮することができる。
【0014】
また本発明に従えば、主端末装置から要求データが送信され、副端末装置によって受信されると、要求データの受信終了時から計時手段よって、通信ラインが待機状態である期間、すなわちデータ送信が行われていない期間の計時が開始される。計時手段による計時期間が予め定める待機期間と一致すると、副端末装置は応答データを送信して通信処理を終了する。前記待機期間は、副端末装置毎に異なる値に選ばれ、かつ優先順位が低いほど長い期間に選ばれている。副端末装置は、予め定められている待機期間と一致した時点で応答データが送信可能であれば応答データを送信して通信処理を終了するが、応答データの送信準備等ができておらず、送信が不可能であれば送信を行わない。応答データが送信されないので計時手段はリセットされず、下位の副端末装置において予め定められている待機期間と一致したことが検出され、当該副端末装置がデータ送信可能であれば応答データを送信して通信処理を終了する。この下位の副端末装置からの応答データの送信によって計時手段はリセットされ、応答データの送信終了時から再び計時手段による計時動作が行われる。この計時動作において、まず最初に待機期間と一致したことを検出するのは、上記応答データを送信しなかった上位の副端末装置であり、この時点でデータ送信が可能であれば応答データを送信する。このように上位の副端末装置が何らかの事情で応答データを送信できない場合は、下位の副端末装置が先に応答データを送信する。これによって、異常等が発生した副端末装置を飛ばして応答データを送信することができ、いわゆるマスタスレーブ方式でのデータ通信を確実かつ円滑に行うことができる。
【0015】
【実施例】
図1は、本発明の前提となるデータ通信装置1の全体的構成を示すブロック図である。データ通信装置1は、1つのマスタ端末装置Mと、複数のスレーブ端末装置S1〜Sn(総称するときは参照符Sを用いる)とを含んで構成される。端末装置M,Sは、通信ラインKによって接続されている。データ通信装置1は、ISO9141に準拠した通信方式が実施される。この通信方式は、いわゆるマスタスレーブ方式であり、マスタ端末装置Mから複数のスレーブ端末装置Sに対して要求データを送信し、各スレーブ端末装置Sは要求データを受信し、それぞれのスレーブ端末装置Sがマスタ端末装置Mに応答データを送信する方式である。スレーブ端末装置S1〜Snには、予め優先順位が定められており、優先順位の上位のスレーブ端末装置から順番にマスタ端末装置Mに対して応答データを送信する。ここでは、参照符Sの添字1〜nが優先順位を表すものとする。
【0016】
端末装置M,Sは、待機状態では予め定める第1の電位(ハイレベル)に設定されている通信ラインKを、前記第1の電位より低い予め定める第2の電位(ローレベル)に引下げる手段を有し、これら2つのレベルを所定のタイミングで切換えることによってビットデータを作成し、データを送信する。予め定める数のビットデータによってバイトデータが構成され、さらに予め定める数のバイトデータによってメッセージデータが構成される。このメッセージデータが前記要求データおよび応答データに相当する。
【0017】
図2は、端末装置Sの構成を示すブロック図である。なお、端末装置Mを基本的には端末装置Sと同様の構成であるが、図2に示すように、マスタ端末装置Mのバッテリ電位+Bを抵抗R1を介して通信ラインLに与える構成が設けられている点が、スレーブ端末装置Sと異なる点である。
【0018】
端末装置Sは、データの送信および受信、各種演算、各種制御を実行する制御回路2を含む。制御回路2は、マイクロコンピュータなどで実現され、シリアルデータ入力端子Sin、シリアルデータ出力端子Soutを備える。端末装置Sは接続端子3を備え、接続端子3には通信ラインKが接続される。接続端子3には、出力バッファ5を介してシリアルデータ出力端子Soutが接続され、さらに入力バッファ6を介してシリアルデータ入力端子Sinが接続される。通信ラインKは、マスタ端末装置Mによって予め定める第1の電位に設定されている。
【0019】
制御回路2は、シリアルデータ出力端子Soutからデータを出力し、出力バッファ5によって通信ラインKを予め定める第2のレベル(ローレベル、通常はグランド電位に選ばれる)に選択的に引下げることで送信データを作成し、マスタ端末装置Mに応答データを送信する。マスタ端末装置Mから送信された要求データは、入力バッファ6を介してシリアルデータ入力端子Sinに与えられ、制御回路2は当該要求データを解析し、対応する応答データを送信する。
【0020】
図3は、スレーブ端末装置Sの通信処理を説明するフローチャートである。図3に示す通信処理は、予め定める期間、たとえば1ms毎に繰返して実行される。
【0021】
ステップa1では、通信フラグがオンであるかどうかが判断される。通信フラグとは、後述するようにマスタ端末装置からの要求データが送信された時点でオンとされ、スレーブ端末装置Sが応答データを送信した時点でオフとされるフラグである。通信フラグがオンであればステップa2に進み、通信フラグがオフであれば後述するステップa11に進む。
【0022】
ステップa2では、バスアイドル回数カウンタ(以下、「回数カウンタ」という)の計数値cidlとスレーブ端末装置に予め定められている基準値xとが一致するかどうかを判断する。一致していなければステップa3に進み、一致していれば後述するステップa8に進む。
【0023】
ステップa3では、通信ラインKがバスアイドルであるかどうかが判断される。バスアイドルとは、通信ラインKに要求データまたは応答データが送信されていない状態であり、すなわち通信ラインKが前記予め定める第1の電位(ハイレベル)であるかどうかに基づいて判断される。バスアイドルであればステップa4に進み、バスアイドル時間カウンタ(以下、「時間カウンタ」という)の計数値tidlに1が加算され、処理を終了する。バスアイドルでなければステップa5に進む。
【0024】
ステップa5では、時間カウンタの計数値tidlがタイムパラメータの下限値Tsを超えているかどうかが判断される。判断が否定であればステップa6に進み、時間カウンタの計数値tidlを0にリセットして処理を終了する。パラメータTsとは、メッセージデータ同士の間、すなわち要求データと応答データとの間、および応答データ同士の間に最低限確保しなければならない期間であり、上記ISO9141によって予め定められている。時間カウンタの計数値tidlがパラメータTs以下である場合とは、具体的にはメッセージデータを構成するバイトデータ間、あるいはバイトデータを構成するビットデータにおけるハイレベル期間である。
【0025】
ステップa5での判断が肯定であれば、ステップa7に進み、回数カウンタの計数値cidlに1を加算し、ステップa6にて時間カウンタtidlの計数値を0にリセットして処理を終了する。
【0026】
ステップa2において判断が肯定であれば、ステップa8において、時間カウンタの計数値tidlが予め定める待機期間Tを超えたかどうかが判断される。待機期間Tは、前記下限値Tsよりも大きい値に選ばれ、さらにISO9141によって定められる上限値よりも小さい値に選ばれる。判断が肯定であればステップa9に進み、応答データを送信し、ステップa10において通信フラグをオフとして通信処理を終了し、ステップa3に進む。またステップa8において判断が否定である場合もステップa3に進む。
【0027】
ステップa1において通信フラグがオフであればステップa11において、マスタ端末装置Mからの要求データを受信したかどうかを判断する。要求データを受信した場合はステップa12に進み、通信フラグをオンとし、ステップa13において回数カウンタの計数値cidlを0にリセットしステップa3に進む。またステップa11において判断が否定である場合もステップa3に進む。
【0028】
図4は、図3に示すフローチャートに従って行われる通信処理を示すタイムチャートである。マスタ端末装置Mから要求データが送信され、スレーブ端末装置Sによって受信されると、回数カウンタがリセットされ、また要求データの受信終了時から時間カウンタによって通信ラインKがアイドル状態である期間、すなわちデータ送信が行われていない期間の計時が開始される。
【0029】
時間カウンタによる計時時間が予め定める待機期間Tを超えると、優先順位が最上位であるスレーブ端末装置S1は応答データを送信して通信処理を終了する。これによって、回数カウンタの計数値は「1」になる。各スレーブ端末装置には優先順位に対応した基準値が設定されており、最上位のものから「0」、「1」、「2」、…のように選ばれている。
【0030】
この応答データが送信されたことによって時間カウンタはリセットされ、応答データの送信終了時から再び時間カウンタによる計時動作が開始され、通信ラインKがアイドル状態である期間が計時され、予め定める待機期間Tを超えると、回数カウンタの計数値は「1」になり、基準値として「1」が設定されているスレーブ端末装置S2が応答データを送信する。以下、このような動作が最下位のスレーブ端末装置Snまで繰返し実行される。
【0031】
したがって、各スレーブ端末装置Sはマスタ端末装置Mからの要求データを受信してから予め定める待機期間Tだけ間隔をあけて優先順位の高い端末装置から順番に応答データを送信してゆく。このように、各スレーブ端末装置Sが応答データを送信するタイミングを正確に制御することができる。
【0032】
図5は、スレーブ端末装置Sの行う他の通信処理を説明するフローチャートである。図5は、前述の図3のフローチャートと類似しており、同一ステップには同じステップ番号を付して説明を省略する。この通信処理においては、ステップa14〜a16が付加されたことが特徴である。この処理も、周期的に、たとえば1msecごとに繰返し実行される。
【0033】
ステップa2における判断が否定である場合、ステップa8における判断が否定である場合、およびステップa10の処理が終了した後に、ステップa14に進む。ステップa14では、時間カウンタの計数値tidlが予め定める第2の待機期間T2を超えたかどうかを判断する。判断が肯定であればステップa15に進み、回数カウンタの計数値cidlに1を加算し、ステップa16では時間カウンタの計数値tidlを予め定める第1の待機期間T1に設定し、ステップa3に進む。ステップa14における判断が否定であればステップa3に進む。
【0034】
ステップa5においてバスアイドル期間がデータ間に確保すべき下限値Tsを超えたと判断されると、ステップa7において回数カウンタは1だけカウントアップする。予め設定された基準値と回数カウンタの計数値cidlとが一致しているスレーブ端末装置Sに何ら異常がなければ、ステップa2,a8,a9,a10の順で処理が実行され通信処理は終了する。これによって時間カウンタはリセットされる。
【0035】
しかし何らかの異常が発生し送信できなければ時間カウンタが計時動作を継続するだけであり、どのスレーブ端末装置Sも応答データを送信しないことになり、通信中にあるにも拘わらずバスアイドル期間が長期間になったことによってマスタ端末装置Mは強制的に通信処理を終了してしまう。そこでステップa14において予め定める第2の待機期間を超えた時点で回数カウンタを1加算し、また時間カウンタを予め定める第1の待機期間T1に設定する。これによって次の処理においてエラー等が発生し応答データ送信しなかったスレーブ端末装置の下位のスレーブ端末装置Sにおいてステップa2,a8,a9,a10の処理が行われ、応答データが送信される。
【0036】
このように、回数カウンタの計数値を強制的に1だけ加算することによって疑似的にスレーブ端末装置Sの優先順位が上昇したことになり、異常が発生し応答データを送信できなかった端末装置Sを飛ばしてそれ以下のスレーブ端末装置から応答データを送信させることができる。これにより、異常等が発生し通信中であるにも拘わらずバスアイドル期間が長期間継続されることによって強制的に受信処理が終了されることはなく、円滑かつ確実にマスタ端末装置Mとスレーブ端末装置Sとの間の受信処理を行うことができる。
【0037】
図6は、図5に示すフローチャートに従って行われる通信処理を説明するタイムチャートである。マスタ端末装置Mから要求データが送信され、スレーブ端末装置Sによって受信されると、回数カウンタがリセットされ、また要求データの受信終了時から時間カウンタによって通信ラインKが待機状態である期間、すなわちバスアイドル期間が計時される。
【0038】
時間カウンタによる計時時間が予め定める第1の待機期間T1を超えると、優先順位が最上位のスレーブ端末装置S1は応答データを送信して通信処理を終了する。これによって、回数カウンタの計数値は「1」になる。スレーブ端末装置Sには、優先順位に対応した基準値が予め設定されており、最上位のものから「0」、「1」、…のように順次番号に選ばれている。
【0039】
この応答データが送信されたことによって、時間カウンタがリセットされ、応答データの送信終了時から再び計時手段による計時動作が開始され、バスアイドル期間が計時される。予め定める第1の待機期間T1を超えると、回数カウンタの計数値は「1」となるが、スレーブ端末装置S2が何らかの異常によって応答データを送信しなければ時間カウンタはリセットされず、計時動作を続行する。その後予め定める第2の待機期間を超えると、スレーブ端末装置S3以降では、回数カウンタの計数値を1加算する。これによって疑似的に優先順位が上昇したことになり、スレーブ端末装置S3は、基準値「2」と計数値「2」とが一致し、応答データを送信する。
【0040】
このように、異常などが発生し応答データを送信できないスレーブ端末装置を飛ばしてそれ以降のスレーブ端末装置が順番に応答データを送信してゆく。これによって、データ送信を確実かつ円滑に行うことができ、データ通信の信頼性が向上する。
【0041】
図7は、第3実施例を説明するフローチャートである。本実施例では、スレーブ端末装置Sに設定されている待機期間Ta1〜Tanは、それぞれ異なる値に選ばれ、かつ優先順位の高いものほど短い期間に選ばれている。このフローチャートに示される処理も、たとえば1msecごとに繰返し実行される。
【0042】
ステップb1では、通信フラグに基づいて通信が終了したかどうかが判断される。通信が終了していなければステップb2に進み、終了していればステップb8に進む。
【0043】
ステップb2では、通信ラインKがバスアイドル状態であるかどうかが判断される。バスアイドルでなければステップb3に進み、時間カウンタの計数値tidlが0にリセットされる。バスアイドルであればステップb4に進み、時間カウンタの計数値tidlに1が加算されステップb5に進む。
【0044】
ステップb5では、時間カウンタの計数値tidlがスレーブ端末装置Si(i=1〜n)に設定されている待機期間Taiを超えたかどうかが判断される。判断が肯定であればステップb6に進み応答データを送信し、ステップb7で通信フラグをオフとし、処理を終了する。ステップb5における判断が否定であれば処理を終了する。
【0045】
ステップb1において通信が終了していればステップb8に進み、マスタ端末装置Mからの要求データを受信したかどうかが判断される。要求データが受信されるとステップb9に進み、通信フラグをオンにして処理を終了する。要求データを受信していなければ処理を終了する。
【0046】
図8は、第3実施例に従って実行される通信処理を説明するタイムチャートである。マスタ端末装置Mから要求データが送信され、スレーブ端末装置によって受信されると、要求データの受信終了時から時間カウンタによってバスアイドル期間が計時される。バスアイドル期間が予め定める待機期間Ta1(=24mS)を超えると、優先順位が第1位のスレーブ端末装置S1は応答データを送信して通信処理を終了する。
【0047】
この応答データが送信されたことによって時間カウンタはリセットされる。時間カウンタは、スレーブ端末装置S1の応答データの送信が終了した時点からバスアイドル期間の計時を開始する。バスアイドル期間が予め定める待機期間Ta2(=28mS)を超えると、優先順位が第2位のスレーブ端末装置S2が応答データを送信し、通信処理を終了する。同様にスレーブ端末装置S2の応答データの送信終了時から予め定める待機期間Ta3(=32ms)経過した時点でスレーブ端末装置S3は応答データを送信する。
【0048】
このように、各スレーブ端末装置に設定される待機期間は優先順位の高いものほど短く選ばれているので、優先順位の上位の端末装置から順番に待機期間が経過したことを検知し、応答データを送信する。これによって、スレーブ端末装置Sが応答データを送信するタイミングを正確に制御することができる。
【0049】
図9は、第4実施例を説明するためのフローチャートである。本実施例では、前述の第3実施例と同様に、スレーブ端末装置Sに設定されている待機期間Trsp1〜Trspnは、それぞれ異なる値に選ばれており、かつ優先順位の高いものほど短い期間に選ばれている。この処理も、たとえば1msecごとに繰返し実行される。
【0050】
ステップc1では、通信フラグに基づいて通信中であるか否かが判断される。通信中であればステップc2に進み、通信中でなければステップc6に進む。
【0051】
ステップc2では、時間カウンタの計数値tidlが予め定める待機期間Trspiと一致したかどうかが判断される。判断が肯定であればステップc3に進み、判断が否定であれば処理を終了する。
【0052】
ステップc3では、受信した要求データに対応する応答データを送信できるかどうかすなわち、応答データが用意できてるかどうかを判断する。送信可能であればステップc4に進み、送信不可能であれば処理を終了する。
【0053】
ステップc4では応答データを送信し、ステップc5で通信フラグをオフにして通信処理を終了する。
【0054】
ステップc1において通信が終了していればステップc6において、マスタ端末装置Mからの要求データが受信されたかどうかが判断される。要求データを受信した場合はステップc7において通信フラグをオンにし処理を終了する。要求データを受信していなければ処理を終了する。
【0055】
図10は、第4実施例に従って行われる通信処理を説明するタイムチャートである。図10(1)に示すように、スレーブ端末装置S1において、予め定められる待機期間Trsp1が経過する前に要求データに対する応答処理が完了し、応答データの準備ができていれば、前記待機期間Trsp1が経過した時点で応答データを送信し、以下同様にスレーブ端末装置S2,S3,…の順で応答データを送信する。
【0056】
しかしながら、図10(2)に示すように、待機期間Trsp1が経過した時点においてもスレーブ端末装置S1が要求データに対する応答処理が完了していなければ、前述したように時間カウンタは計時動作を続行し、待機期間Trsp2を超えた時点で優先順位が第2位のスレーブ端末装置S2が応答データを送信する。
【0057】
この応答データの送信によって時間カウンタをリセットされ、再びバスアイドル期間を計時する。スレーブ端末装置S2が応答データを終了した時点から待機期間Trsp1を経過するまでにスレーブ端末装置S1において応答処理が完了していれば、応答データ送信終了時から待機期間Trsp1が経過した時点でスレーブ端末装置S1が応答データを送信し、その後待機期間Trsp3が経過した時点でスレーブ端末装置S3が応答データを送信する。
【0058】
このように、スレーブ端末装置に設定されている待機期間に達した時点において当該端末装置が要求データに対する応答処理を完了していない場合は送信処理を行わず、当該端末装置よりも優先順位が下位のスレーブ端末装置が応答データを送信する。これによって、より柔軟性をもたせた形でいわゆるマスタスレーブ方式のデータ通信を行うことができ、データ通信における信頼性が向上する。
【0059】
図11は、第5実施例を説明するフローチャートである。本実施例では、スレーブ端末装置S1〜Snにそれぞれ設定されている待機期間T1〜Tnの間に、Ti+1−Ti=ΔT(定数)の関係が成立するように選ばれている。この処理も、たとえば1msecごとに繰返し実行される。
【0060】
ステップd1では、通信フラグに基づいて通信中であるかどうかが判断される。通信中であればステップd2に進み、通信中でなければ後述するステップd10に進む。
【0061】
ステップd2では、通信ラインKがバスアイドルであるかどうかが判断される。バスアイドルであればステップd3に進み、バスアイドルでなければステップd7に進む。
【0062】
ステップd3では時間カウンタの計数値tidlが1加算されステップd4に進む。ステップd4では、時間カウンタの計数値tidlが端末装置に設定されている待機期間Tiを超えたかどうかが判断される。判断が肯定であればステップd5に進み応答データを送信し、ステップd6において通信フラグをオフとして通信処理を終了し、処理を終了する。ステップd4における判断が否定であれば処理を終了する。
【0063】
ステップd2においてバスアイドルでなければステップd7において、時間カウンタの計数値tidlが予め定められる基準期間T−εを超えたかどうかが判断される。基準期間は、優先順位が最上位であるスレーブ端末装置S1に設定されている待機期間T1に等しく選ばれる。待機期間T1を超えていなければステップd8において時間カウンタの計数値tidlを0にセットし、ステップd4に進む。待機期間T1を超えていればステップd9に進み、待機期間Tiから前記差ΔTを減算する。この処理によって、優先順位が上位の端末装置において応答処理が終了する度に下位の端末装置における待機期間がΔTずつ短く設定されてゆく。したがって、各スレーブ端末装置は待機期間T1が経過した時点で応答データを送信する。
【0064】
ステップd1において通信処理が終了したと判断された場合はステップd10に進み、マスタ端末装置Mからの要求データが受信されたかどうかが判断される。要求データを受信した場合はステップd11において通信フラグをオンとし、処理を終了する。要求データを受信していなければ処理を終了する。
【0065】
図12は、第5実施例に従って行われる通信処理を説明するタイムチャートである。前述したように優先順位が上位のスレーブ端末装置における応答処理が終了した時点で下位のスレーブ端末装置においては待機期間をΔTだけ短くしてゆく。したがって図12に示すように、マスタ端末装置Mからの要求データの送信が終了した時刻から待機期間T1が経過した時点でスレーブ端末装置S1が応答データを送信し、当該応答データの送信終了時から待機期間T1が経過した時点でスレーブ端末装置S2が応答データを送信し、さらに当該応答データの送信終了時から待機期間T1が経過した時点でスレーブ端末装置S3は応答データを送信する。以下スレーブ端末装置S4〜Snにおいても、同様に上位の端末装置Sが応答データを終了した時刻から待機期間T1が経過した時点で応答データを送信する。本実施例においても、前述した実施例と同様にスレーブ端末装置Sの通信タイミングを正確に制御することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、副端末装置は上位の副端末装置が応答データの送信を終了してから予め定められる待機期間が経過してから応答データを送信することができ、通信タイミングを正確に制御できる。これによって通信エラーの発生が防止される。また応答データのデータ量に制限がなく、データが重なり合って破壊されることがない。
【0067】
また本発明によれば、副端末装置に何らかの異常が発生して応答データを送信しなかった場合であっても、それよりも優先順位が下位の副端末装置が先に応答データを送信することができ、データ送信が行われない空白期間が継続して通信が強制的に終了してしまうようなことがなく、データ通信の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となるデータ通信装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すスレーブ端末装置Sの概略的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例を説明するフローチャートである。
【図4】第1実施例に従って行われる通信処理を説明するタイムチャートである。
【図5】本発明の第2実施例を説明するフローチャートである。
【図6】第2実施例に従って行われる通信手順を説明するタイムチャートである。
【図7】本発明の第3実施例を説明するフローチャートである。
【図8】第3実施例に従って行われる通信手順を説明するタイムチャートである。
【図9】本発明の第4実施例を説明するフローチャートである。
【図10】第4実施例に従って行われる通信手順を説明するタイムチャートである。
【図11】本発明の第5実施例を説明するフローチャートである。
【図12】第5実施例に従って行われる通信手順を説明するタイムチャートである。
【図13】従来技術を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 データ通信装置
2 処理回路
3 接続端子
5 出力バッファ
6 入力バッファ
S スレーブ端末装置
M マスタ端末装置
Sin シリアルデータ入力端子
Sout シリアルデータ出力端子
K 通信ライン
T タイミングパラメータ

Claims (2)

  1. 主端末装置と、主端末装置ヘのデータ送信の順序を決定する優先順位が定められている複数の副端末装置とを、1本の通信ラインで共通に接続し、通信ラインは待機状態では予め定める第1の電位であり、各端末装置は、第1の電位とそれよりも低い予め定める第2の電位とを所定のタイミングで切換えることによってデータを作成して送信し、各副端末装置は、主端末装置からの要求データに応答し、要求データに対する応答データを優先順位に従って順番に送信するデータ通信装置において、
    各副端末装置は、
    通信ラインが前記第2の電位になるとリセットされ、通信ラインが待機状態である期間を計時する計時手段と、
    前記計時手段による計時期間が予め定める待機期間を超えたことを検知する第1の検知手段と、
    記第1の検知手段による検知回数を計数し、要求データを受信するまで検知回数を積算し、要求データを受信するとリセットする計数手段とを備え、
    前記計数手段によって積算される計数値が予め定める基準値と一致し、かつ前記第1の検知手段によって待機期間を超えたことが検知されたときに、応答データを送信して通信処理を終了し、
    副端末装置に設定される前記基準値は、前記優先順位に対応して選ばれることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 前記副端末装置は、前記計時手段による計時期間が前記待機期間よりも長い第2の待機期間を超えたことを検知する第2の検知手段を備え、
    前記第2の検知手段の出力に応答して、前記計数手段の計数値に1加算することを特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
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