JP3844087B2 - 軌道作業車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道のレール上を走行しながら橋枕木の交換作業を行う軌道作業車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
橋枕木を交換する軌道作業車としては、例えば図1に示すように、鉄道のレール1上を自走可能な車体2に上部旋回体3を旋回自在に取付け、この上部旋回体3に上下揺動自在に取付けたアーム4に橋枕木把持装置5を取付けたものが知られている。
【0003】
前述の橋枕木把持装置5としては、例えば特開平4−327611号公報に示すものが知られている。
この橋枕木把持装置5は図2に示すように、取付基部6に本体7を回転機構8によって回転可能に取付け、この本体7にバケット本体9を固定すると共に、把持アーム10を揺動自在に設け、この把持アーム10と本体7に亘って把持用シリンダー11を連結し、バケット本体9と把持アーム10とで橋枕木12を把持するようにしてある。
【0004】
前述の軌道作業車で橋枕木を交換するには以下のような手順で行っている。
橋枕木12をレール1より引き抜く場合には、図1に示すように橋枕木12の端部付近を橋枕木把持装置5で把持する。
この時、回転機構8によって本体7を回転してアーム4と橋枕木12が直角でなくとも把持できるようにする。
【0005】
上部旋回体3を旋回して橋枕木把持装置5で把持している橋枕木12を矢印a方向に引き抜くと共に、把持している橋枕木12が他の橋枕木と干渉しないよう回転機構8で本体7を回転して把持している橋枕木12をほぼ平行なる姿勢を維持してレール1より橋枕木12を引き抜く。
【0006】
橋枕木12を挿入する場合には、レール1の外に置いてある橋枕木12の端部付近を橋枕木把持装置5で把持する。上部旋回体3を旋回すると同時に、回転機構8で本体7を回転して把持している橋枕木をほぼ水平なる姿勢を維持してレール1の下に挿入する。
【0007】
すなわち、橋枕木把持装置3は旋回するアーム4に取付けてあるから、橋枕木を引き抜き、挿入する場合には橋枕木が円弧軌跡に沿って移動するので、回転機構8により本体7とともに橋枕木を回転してほぼ水平姿勢を維持して移動するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、橋枕木を引き抜き、挿入するためにはオペレータが上部旋回体3を旋回する操作、例えば旋回用油圧モータに圧油を供給する操作弁の切換操作をしながら回転機構8を回転する操作、例えば図2における回転用油圧モータ13に圧油を供給する操作弁の切換操作を行っている。
【0009】
このために、2つの操作を同時に行うので、その操作が大変面倒であってオペレータの熟練を要する。
【0010】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした軌道作業車を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
第1の発明は、レール上を走行可能な下部車体20と、下部車体20に旋回自在に取付けた上部旋回体24と、この上部旋回体24に前後方向揺動自在で垂直向きに取付けられた第1平行リンク27、この第1平行リンク27に上下揺動自在で水平向きに取付けた第2平行リンク28より成る作業アーム26と、前記第2平行リンク28の先端部に回転自在に取付けた把持装置31とを備えた軌道作業車において、
前記上部旋回体24を旋回する旋回用油圧モータ70と、この旋回油圧モータ70に圧油を供給制御する第1の弁と、上部旋回体24の旋回角度を検出する第1の手段と、前記把持装置31を回転する回転用油圧モータ32と、この回転用油圧モータ32に圧油を供給制御する第2の弁と、把持装置31の回転角度を検出する第2の手段と、前記第1の弁を切換操作する操作部材40と、前記第1の手段で検出した旋回角度と第2の手段で検出した回転角度との差に応じて第2の弁を切換える第3の手段とで前記上部旋回体24と前記把持装置31とを、相互に反対方向に旋回、回転して把持装置31の把持アーム34が下部車体20に対して常に一定の向きとする制御手段とし、
前記操作部材40は、左右方向に回動し、前後方向に移動し、上下方向に移動する操作部と、その操作部に前方に向う力を付与する第1の力付与手段と、操作部に後方に向う力を付与する第2の力付与手段を備え、その操作部を左右に回動することで前記第1の弁を切換操作するようにし、
前記操作部を前後に移動したことによって第1平行リンク27を前後に揺動する前後揺動手段を設け、
前記操作部を上下に移動したことによって第2平行リンク28を上下に揺動する上下揺動手段を設け、
前記操作部を左右に回動した時に、その操作部の前後方向位置が所定位置よりも前方の時には前記第2の力付与手段を作動し、かつ所定位置よりも後方の時には前記第1の力付与手段を作動して操作部を左右方向にほぼ直線状に移動操作可能とする手段を設けたことを特徴とする軌道作業車である。
【0012】
第1の発明によれば、操縦部材40の操作部を左右に回動して第1の弁を切換操作することで旋回用油圧モータ70が回転して上部旋回体24が旋回し、旋回角度と回転角度との差に応じて第2の弁が切換って回転用油圧モータ32が回転して把持装置31が回転するので、把持装置31の把持アーム34が下部車体20に対して常に一定の向きとなる。
これによって、把持装置31で把持した橋枕木を平行に左右に移動できる。
また、操作部材40の操作部をオペレータが手で持って左右に回動して上部旋回体24を旋回する時に、その操作部の前後方向位置が所定位置よりも前方の時には第2の力付与手段によって後向きの力が操作部に作用し、所定位置よりも後方の時には第1の力付与手段によって前向きの力が操作部に作用するので、オペレータはその前向きの力、後向きの力と反対方向に操作部を操作して操作部を左右方向にほぼ直線状に移動操作可能となる。
これによって、把持装置31は左右方向に直線状に移動する。
したがって、前述のことが相俟って橋枕木を真直ぐ横方向に移動できるから、橋枕木を簡単にレールから抜き出し、挿入できる。
【0013】
第2の発明は、第1の発明において、前記下部車体20の左右にレール把持装置36をそれぞれ設け、
このレール把持装置36は、第1レバー91と、この第1レバー91に上下揺動自在に設けた第2レバー95と、この第2レバー95に上向き姿勢と下向き姿勢とに亘って上下揺動自在に設けた第3レバー103と、この第3レバー103に設けたフック108aを有する第4レバー108と、前記第2レバー95に設けたローラ100を備え、
前記第3レバー103を上向き姿勢として第2レバー95を下方に揺動すると前記ローラ100がレール頭部外面102に接し、前記第3レバー103を下向き姿勢として第2レバー95を下方に揺動すると前記第4レバー108のフック108aがレール底部外面113に接するようにした請求項1記載の軌道作業車である。
【0014】
第2の発明によれば、第3レバー103を上向き姿勢として第2レバー95を下方に揺動することで、ローラ100が左右のレール頭部外面102に接してレールを把持した状態で軌道作業車を走行できる。
また、第3レバー103を下向き姿勢として第2レバー95を下方に揺動すると第4レバー108のフック108aが左右のレール底部外面に接してレールを把持できる。
これにより、レールに沿って走行したり、作業時に軌道作業車の転倒を防止できるし、レール継ぎ目部においても軌道作業車の転倒を防止できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図3に示すように、下部車体20には左右一対の履帯式走行体21が取付けてあり、その下部車体20の前部と後部には左右一対のフレーム22が図示しないシリンダで上下揺動自在にそれぞれ取付けてある。この各フレーム22には鉄輪等のレール走行用車輪23と、そのレール走行用車輪23を駆動するモータ(図示せず)がそれぞれ取付けてある。
【0027】
このようであるから、フレーム22を上方に揺動すれば履帯式走行体21が接地し、フレーム22を下方に揺動すればレール走行用車輪23が橋枕木A上のレールBに接して履帯式走行体21が浮き上るので、地面とレール上を走行可能な軌陸走行車となる。
【0028】
前記下部車体20には上部旋回体24が旋回自在に設けてあり、この上部旋回体24には操縦席25が設けてあると共に、作業アーム26が上下揺動自在に取付けてある。この作業アーム26は上部旋回体24に前後方向揺動自在に取付けた垂直方向に向う第1平行リンク27と、この第1平行リンク27に上下揺動自在に取付けた水平方向に向う第2平行リンク28と、第1平行リンク28を揺動する第1シリンダ29と、第2平行リンク28を揺動する第2シリンダ30で構成してある。
【0029】
前記第2平行リンク28の先端部に把持装置31が取付けてある。この把持装置31は回転用油圧モータ32で回転する本体33に、一対の把持アーム34を把持用シリンダ35で開閉自在に取付けたものである。この把持装置31で橋枕木Aを把持すると共に、回転用油圧モータ32を駆動することで把持した橋枕木Aを回転する。
【0030】
前記各フレーム22の左右にはレールBを把持するレール把持装置36がそれぞれ取付けてある。このレール把持装置36は、レールBを把持して作業時や走行時に軌道作業車が転倒しないようにする。
【0031】
前記上部旋回体24には旋回角度センサー37が設けられ、把持装置31には回転角度センサー38が設けてある。
【0032】
前記上部旋回体24には操縦部材40が操縦席25の前方に取付けてある。この操作部材40はマスターレバーと呼ばれるものであり、図4ないし図7に示すように作業アーム26とほぼ相似形である。これによって作業アーム26と操縦部材40でマスタースレーブ型マニピュレータを構成している。
【0033】
具体的には、第1リンクを構成する第1レバー41の一方端にピン42が固定され、ピン42はブラケット43にベアリング等を介して回転自在に取付けられている。ピン42には第1角度センサー44の回転軸44aが取付けられ、第1角度センサー44の本体44bはブラケット43に固定取付けされている。これにより、第1レバー41の動作角度が第1角度センサー44により検知される。
【0034】
前記第1レバー41の他方端には、第2リンクを構成する第2レバー45の一方端がピン46により回転自在に取付けられている。第2レバー45の他方端には操作部、例えば握りレバー47が固定取付けされている。第1レバー41の中間部分には、第1ボールスクリュー48の軸受48aが固定取付けされている。第1ボールスクリュー48は、第1サーボモータ49の出力軸に取付けられている。第1サーボモータ49は、ピン50によりブラケット43に回転自在に取付けられている。
【0035】
前記第2リンクを構成する第2レバー45の基部レバー51の一方端は、ピン42によりブラケット43に対して回転自在に取付けられ、その他方端にはロッド52を回転自在に取付ける。ロッド52は基部レバー51と第2レバー45の中間部分にそれぞれ回転自在に取付けられ、基部レバー51と第2レバー45とが平行になるようにロッド52の長さが調整されている。基部レバー51の中間部分には、第2ボールスクリュー53の軸受54が固定取付けされている。第2ボールスクリュー53は、第2サーボモータ55の出力軸に取付けられている。第2サーボモータ55は、ピン56によりブラケット43に回転自在に取付けられている。
【0036】
前記ブラケット43に第2角度センサー57が固定取付されており、第2角度センサー57の軸57aにレバー58の一方端が固定取付けされている。レバー58の他方端には、レバー59の一方端が回転自在に取付けられ、他方端は第2ボールスクリュー53の軸受54に回転自在に取付けられている。これにより、第2レバー45の動作角度が第2角度センサー57により検知される。
【0037】
前記ブラケット43はその底部に軸59が取付けられており、取付ベース60に対して、回転自在に取付けられている。軸59の端部には第3角度センサー61の軸61aが取付けられ、角度センサー61の本体61bは取付ベース60に固定取付けされている。軸59のブラケット43寄り部分には歯車62が固定取付けされており、取付ベース60に固定取付けされた第3サーボモータ63の出力軸に固定取付けされている歯車64と噛み合っている。これにより、ブラケット43の左右方向の回転が第3角度センサー61により検知される。
【0038】
なお、軸59にはスプリング65が係合され、取付ベース60のピン66によりその位置が決められ、取付ベース60に対してある姿勢を保持しており、左右に回転させた場合、そのスプリング力により元の姿勢に戻ろうとする。
【0039】
以上のようであるから、オペレータが握りレバー47を握って前後方向に移動すると第1角度センサー44は、その移動ストロークに見合う信号を出力する。また、握りレバー47を握って上下方向に移動すると第2角度センサー57が、その移動ストロークに見合う信号を出力する。
【0040】
また、握りレバー47を握って左右に回動すると第3角度センサー61が、その回動ストロークに見合う信号を出力する。
【0041】
また、後述するコントローラからサーボドライバを経由して第1サーボモータ49にトルク指令を出力することにより、第1サーボモータ49は回転しトルクを発生する。この回転が第1ボールスクリュー48に伝達され軸受48aが駆動され、これにより第1リンクを構成する第1レバー41がブラケット43に回転自在に取付けられたピン42を回転中心に前後方向に駆動される。したがって、握りレバー47を握った操縦者は、第1リンク(第1レバー41)の前後方向の駆動力により手元に力を感じることになる。
【0042】
なお、第2サーボモータ55にトルク指令を出力することにより、前述と同様に握りレバー47を握った操縦者は第2リンク(第2レバー45)の上下方向の駆動力により手元に力を感じることになる。
【0043】
図8は制御回路図であり、上部旋回体24を旋回する旋回用油圧モータ70と把持装置31の回転用油圧モータ32には油圧ポンプ71の吐出圧油が第1電磁比例制御弁72、第2電磁比例制御弁73によってそれぞれ供給制御される。
【0044】
前記操縦部材40の操作信号(第3角度センサー61の角度信号)はコントローラ74に入力される。このコントローラ74には旋回角度センサー37、回転角度センサー38からの信号及び各油圧モータの一方のポートの圧力を検出する第1圧力センサー75、他方のポートの圧力を検出する第2圧力センサー76の検出圧力信号が入力される。
【0045】
前記コントローラ74には自動スイッチ77から自動信号が入力され、手動右回転スイッチ78から右回転信号が入力され、手動左回転スイッチ79から左回転信号が入力される。
【0046】
前記油圧ポンプ71の吐出路71aにはアンロード弁80が設けられ、このアンロード弁80はスプリング80aでドレーン位置bに保持され、ソレノイド80bに通電されると連通位置cとなる。
【0047】
前記各油圧モータの各ポートに接続した回路81にはパイロットチェック弁82がそれぞれ設けてあり、電磁切換弁83からパイロット圧が供給される。この電磁切換弁83はスプリング83aでドレーン位置bに保持され、ソレノイド83bに通電されると連通位置cとなる。
【0048】
前記アンロード弁80は各油圧モータを駆動しない時に油圧ポンプ71の吐出圧油をタンクに流出してエネルギーロスを低減するものである。前記パイロットチェック弁82は、各油圧モータを駆動しない時に油圧モータからの逆流を防止して油圧モータが外力で回転しないようにするものである。
【0049】
次にレール把持装置36の具体構造を説明する。
図9に示すように、左右のフレーム22に取付台90が固着してある。この取付台90に第1レバー91の中間部が第1ピン92で上下揺動自在に取付けてある。第1レバー91の上端部に連結ロッド93が第2ピン94で連結され、左右の第1レバー91は連結ロッド93で連結されて平行四節リンクを構成している。
【0050】
前記第1レバー91の下端部に第2レバー95が第3ピン96で上下揺動自在に連結され、この第2レバー95の上部と第1レバー91の中間部とに亘ってシリンダー97が第4ピン98、第5ピン99で連結してある。第2レバー95の下部には鍔付きのローラ100が縦軸101の回りに回転自在に取付けてある。
【0051】
シリンダー97を伸び作動すると第2レバー95が下方に揺動してローラ100が図10に示すようにレールBの頭部外面102に接し、シリンダー97を縮み作動すると図9に示すように第2レバー95が上方に揺動してローラ100がレールBよりも上方位置となる。これによってローラ式レール把持部を構成している。
【0052】
前記第2レバー95には第3レバー103の下部が第6ピン104で上下揺動自在に連結してある。この第3レバー103は第7ピン105を第2レバー95の上部寄りに形成した第1ピン孔106に嵌合することで図9に示す上向き姿勢に保持され、その第7ピン105を第2レバー95の下部寄りに形成した第2ピン孔107に嵌合することで図11に示す下向き姿勢となる。
【0053】
前記第3レバー103には第4レバー108が第8ピン109で上下揺動自在に連結してある。この第4レバー108は第9ピン110を第3レバー103の下部寄りの第3ピン孔111に嵌合することで図9に示す内側寄り位置となり、第9ピン110を第3レバー103の上部寄りの第4ピン孔112に嵌合することで図9に仮想線で示す外側寄り位置となる。
【0054】
前記第3レバー95を図11に示すように下向き姿勢とし、第4レバー108を外側姿勢とし、この状態からシリンダ97を伸び作動すると、図12に示すようにローラ100がレールBに接する以前に第4レバー108の下端部のフック108aがレールBの下部外面113に接する。これによってフック式把持部を構成している。
【0055】
図12に示すように第4レバー108のフック108aでレールBの底部外面113を支持することで、レール継ぎ部においてもレールを把持することができる。つまり、レール継ぎ部においてはレールBの頭部が図11に示すように幅広くなり、ローラ100で把持できないので、第3レバー103、第4レバー108の姿勢を変更して第4レバー108のフック108aでレールBの下部外面113を把持する。
【0056】
なお、第4レバー108を内側姿勢とするのは図10に示すようにローラ100でレールBを把持している時に第4レバー108が履帯式走行体21の外面よりも外側に突出しないようにするためである。
【0057】
次に橋枕木の交換作業動作を説明する。
橋枕木等の交換作業現場付近の待避所から履帯式走行体21によりレール上まで自走移動する。
レール上にて履帯式走行体21の前部と後部にそれぞれ上下揺動可能に取付けられたフレーム22を下方に揺動させることにより、各フレーム22に取付けられたレール走行用車輪23をレールに係合させ、さらに履帯式走行体21をレール上から持ち上げる。かかる状態にてレール走行用車輪23を駆動して、橋枕木等の交換作業現場までレール上を高速自走移動する。
【0058】
橋枕木等の交換作業を行う場合は、履帯式走行体21の前部と後部にそれぞれ上下揺動自在に取付けられたフレーム22を上方に揺動させることにより、各フレーム22に回転可能に取付けられたレール走行用車輪23をレールに係合させたまま履帯式走行体21にてレール上に乗り、レール走行用車輪23にて脱線を防ぎながら履帯式走行体21にて作業位置まで自走移動する。
【0059】
これと同時に、レール把持装置36の左右のローラ100を左右のレールBの頭部外面102に押しつけて把持する。これにより作業車はレール上で確実に固定され、作業を極めて安全に行うことができ、さらにその状態でレール上を前後方向に移動することも可能となる。
レールの継ぎ目部分は、ローラーでは通過不能なため、第3・第4レバー103,108の姿勢を換え、橋枕木間のレール下部外面113を第4レバー108のフック108aで把持することにより作業車をレール上に固定する。
この場合、作業車の移動ごとにレール下部外面の把持の解放、把持を行う。
【0060】
橋枕木AをレールBから引き抜く場合には図13に示すように、把持装置31で橋枕木Aの端部を把持する。
この時の操作は次のようになる。図8において操縦部材40の握りレバー47を左又は右に回動移動して第3角度センサー61の信号をコントローラ74に入力する。
【0061】
これによって、コントローラ74は第1電磁比例制御弁72の第1ソレノイド72a又は第1ソレノイド72bに通電して第1電磁比例制御弁72を切換えて旋回用油圧モータ70の一方のポート又は他方のポートに圧油を供給して、上部旋回体24を旋回して把持装置31を橋枕木Aの端部に位置決めする。
【0062】
手動右回転スイッチ78又は手動左回転スイッチ79を操作して右回転信号又は左回転信号をコントローラ74に入力する。
【0063】
これにより、コントローラ74は第2電磁比例制御弁73の第1ソレノイド73a又は第2ソレノイド73bに通電して切換え、回転用油圧モータ32の一方のポート又は他方のポートに圧油を供給して把持装置31を左又は右に回転し、把持アーム34の向きを橋枕木Aに合せて把持する。
【0064】
橋枕木Aの把持を完了したら、自動スイッチ77を操作してコントローラ74に自動信号を入力し自動モードとする。この状態で握りレバー47を右方に操作して第3角度センサー61から右旋回信号をコントローラ74に入力する。
【0065】
これにより、コントローラ74は第1電磁比例制御弁72の第1ソレノイド72aに通電して切換え、旋回用油圧モータ70の一方のポートに圧油を供給して上部旋回体24を右旋回(図13で矢印方向)する。
【0066】
上部旋回体24が右旋回すると旋回角度センサー37から右旋回角度信号がコントローラ74に入力される。コントローラ74は入力された右旋回角度信号に基づいて上部旋回体24の旋回角度を演算すると共に、第2電磁比例制御弁73の第2ソレノイド73bに通電して回転用油圧モータ32の他方のポートに圧油を供給して把持装置31を左回転(図13で矢印方向)する。
【0067】
把持装置31が回転すると回転角度センサー38から回転角度信号がコントローラ74に入力され、コントローラ74は把持装置31の回転角度を演算し、この回転角度と前記旋回角度が一致するように第2電磁比例制御弁73の第2ソレノイド73bに通電制御する。
【0068】
このようであるから、上部旋回体24の旋回に応じて把持装置31がその旋回方向と反対方向に同一角度回転するので、把持装置31の把持アーム34の下部車体20に対する向きが常に一定となり、橋枕木Aは平行に引き抜きされる。
【0069】
なお、上部旋回体24を旋回することで橋枕木Aを一度に引き抜きできない場合には、上部旋回体24をある角度だけ旋回したら、把持装置31による橋枕木Aの把持を解放し、前述と同様にして橋枕木Aの中央寄り位置を再び把持し直しする。そして前述のように旋回操作することを繰り返しすれば良い。
【0070】
また、橋枕木Aを挿入する場合には図14に示すように、レールBの側方の橋枕木Aを把持装置31で把持し、上部旋回体24を前述と同様にして矢印方向に旋回し、これと同時に把持装置31を矢印方向に前述と同様に自動的に回転する。
【0071】
以上の説明において、自動スイッチ77を操作してコントローラ74が自動モードの状態で、手動左回転スイッチ79手動右回転スイッチ78を操作してコントローラ74に左回転信号、右回転信号が入力された時には、自動モードに優先して第2電磁比例制御弁73の第1ソレノイド73a、第2ソレノイド73bに通電して把持装置31を上部旋回体24とは関係なく単独で回転する。
【0072】
この時、回転角度センサー38から出力された回転角度と自動モードの時に記憶されていた回転角度を演算して単独回転操作後の回転位置と旋回角度センサー37の旋回角度を比較して把持装置31を前述のように自動的に回転する。
【0073】
このようにすることで、把持装置31を単独回転した後に自動モードに復帰した直後に回転角度センサー38と旋回角度センサー37との値が異なることで把持装置31が急に回転することが防止される。
【0074】
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
図15は制御回路図であり、第1シリンダ29に圧油を供給する第3電磁比例制御弁120と第2シリンダ30に圧油を供給する第4電磁比例制御弁121とが設けてある。この第1・第2シリンダ29,30に接続した回路81にパイロットチェック弁82がそれぞれ設けてある。
【0075】
操作部材40の第1・第2・第3角度センサー44,57,61の角度信号がコントローラ74に入力される。このコントローラ74には第1平行リンク27の垂直姿勢に対する角度を検出する第4角度センサー122、第2平行リンク28の水平姿勢に対する角度を検出する第5角度センサー123より角度信号が入力される。また、コントローラ74には操作スイッチ124より壁反力信号が入力される。
【0076】
次に作動とともに各部の詳細を説明する。
単独操作時(操作スイッチ124より壁反力信号がコントローラに入力されない時)には、握りレバー47を左右に回動することで第3角度センサー61からコントローラ74に角度信号が入力され、それに基づきコントローラ74は第1電磁比例制御弁72の第1ソレノイド72a又は第2ソレノイド72bに通電して切換え、旋回用油圧モータ70に一方のポート又は他方のポートに圧油を供給して上部旋回体24を左右に旋回する。
【0077】
握りレバー47を前後に操作した時には第1角度センサー44から角度信号がコントローラ74に入力される。これによりコントローラ74は第3電磁比例制御弁120の第1ソレノイド120a又は第2ソレノイド120bに通電して切換え、第1シリンダ29の伸び室又は縮み室に圧油を供給する。
【0078】
これにより、第1シリンダ29が伸び作動又は縮み作動して第1平行リンク27が前方又は後方に揺動する。
【0079】
握りレバー47を上下に操作した時には第2角度センサー57から角度信号がコントローラ74に入力される。これによりコントローラ74は第4電磁比例制御弁121の第1ソレノイド121aの又は第2ソレノイド121bに通電して切換え、第2シリンダ30の伸び室又は縮み室に圧油を供給する。
【0080】
これにより、第2シリンダ30が伸び作動又は縮み作動して第2平行リンク28が上方又は下方に揺動する。
【0081】
橋枕木を引き抜き動作する時には、図16に示すように作業アーム26を前方に向けて把持装置31で橋枕木Aを把持する。
【0082】
前述の状態で操作スイッチ124から壁反力信号をコントローラ74に入力する。これによりコントローラ74は第4角度センサー122の角度信号と既知の第1平行リンク27の長さ、及び第5角度センサー123の角度信号と既知の第2平行リンク28の長さに基づいて上部旋回体24の旋回中心24aから把持装置31の中心31aまでの距離Xを演算する。
【0083】
具体的には、第1平行リンク27の長さと垂直に対する前後傾斜角度とに基づいて第1平行リンク27の前後移動量を算出する。第2平行リンク28の長さと水平に対する上下傾斜角度とに基づいて第2平行リンク28の前後移動量を算出する。そして旋回中心24aから把持装置31の中心31aまでの既知の長さと前記各前後移動量とによって旋回中心24aから把持装置31までの距離Xを演算する。
【0084】
前述のようにして演算した距離Xと旋回角度センサー37の角度信号に基づいて旋回中心24aから把持装置31の中心31aまでの実際の初期前後方向距離X(X=XCOSθ)を演算して記憶する。θは上部旋回体24が真直ぐ前方に向う姿勢の時がゼロで、その姿勢から左右に旋回すると順次大きくなる旋回角度である。
【0085】
図16の場合には旋回角度がゼロで、X=Xとなっている。
【0086】
前述の状態で握りレバー47を左右一方(右側)に回動して前述と同様にして上部旋回体24を図16で右方に旋回する。
【0087】
この時、握りレバー47は図17に示すように縦軸59を中心として円弧軌跡Yに沿って回動するので、握りレバー47はブラケット43に対しては前後方向には移動せずに第2角度センサー57の角度信号が変化しない。
【0088】
このために、前述の距離Xは一定のまま上部車体24が旋回するので、把持装置31が円弧軌跡に沿って移動することになる。
【0089】
一方、上部旋回体24の旋回によって旋回角度センサー37で検出される旋回角度θが順次大きくなり、その旋回角度θに基づいてコントローラ74が現在の前後方向距離Xを演算する。この現在の前後方向距離Xと前述の初期の前後方向距離Xを比較くする。
【0090】
ここで、図17に示すように不感帯の幅Sとした場合に(X+S<X)となったら、コントローラ74はモータドライバ125に握りレバー47を後方に移動するのに必要なトルク指令を出力し、第1サーボモータ49を駆動し、第1レバー41を後方(図15で矢印d)に移動する力が付与される。
【0091】
これにより、オペレータは握りレバー47を後方(図15で矢印d方向)に移動する力(反力)を感じるので、その力が無くなるようにオペレータは握りレバー47を前方(図15で矢印e方向)に移動操作し、力が感じないようにする。
【0092】
つまり、オペレータが握りレバー47を右方に角度αだけ回動した時に、握りレバー47が不感帯の幅Sよりも前方に位置すると後方に向う力が作用するので、オペレータは不感帯の幅Sよりも前方に操作したことを感知して握りレバー47を後方に操作し、後方に向う力が感知しないようにして不感帯の幅S内に位置させる。
【0093】
握りレバー47が不感帯の幅S内に位置している時には、(X−S<X<X+S)となり、この場合にはトルク指令をモータドライバー125に出力しない。これによって、オペレータが前方に向う力、後方に向う力を感知しない時には握りレバー47が不感帯の幅S内に位置していることを知ることができる。
【0094】
オペレータが握りレバー47を不感帯の幅Sよりも後方まで操作すると、(X<X−S)となる。これにより、コントローラ74はモータドライバー125に前向きの力を付与するトルク指令を出力し、第1サーボモータ49を駆動して握りレバー47を前方(図15の矢印e方向)に移動する力を付与する。
【0095】
これにより、オペレータは握りレバー47が不感帯の幅Sよりも後方に位置していることを感知し、その力が作用しないように握りレバー47を前方に操作する。
【0096】
以上のようであるから、オペレータが握りレバー47を不感帯の幅S内において左右方向に直線的に操作することができる。
【0097】
これにより、握りレバー47を左右方向に回動するにつれて第1レバー41が前方に揺動されるので、第1角度センサー44から角度信号がコントローラ74に入力され、コントローラ74は第3電磁比例制御弁120の第1ソレノイド120aに通電して切換え、第1シリンダ29の伸び室に圧油を供給して伸長する。
【0098】
このために、第1平行リンク27が前方に揺動して旋回中心24aから把持装置31の中心31aまでの現在の前後方向距離Xは初期の前後方向距離X±Sの範囲となる。
【0099】
したがって、上部旋回体24を旋回した時に把持装置31は真横に直線状に移動する。
【0100】
以上の説明において、不感帯を設けたことによって把持装置31は不感帯の幅S内に前後に移動しながら真横に直線状に移動することになるので、不感帯を設けずに一直線に沿って握りレバー47を移動させて把持装置31を前後に移動せずに真横に直線移動させるようにしても良い。
【0101】
しかしながら、不感帯を設けないと握りレバー47が所定の位置から僅かに前後に移動すると握りレバー47に前後向きの力が急激に作用するのでオペレータの操作感覚が悪く、前述のように不感帯を設け、握りレバー47が不感帯の前後に近づくにつれて握りレバー47に作用する力が大きくなるようにした方がオペレータの操作感覚が良い。
【0102】
また、以上の動作の時に第1実施の形態と同様に上部旋回体24の旋回角度に応じて把持装置31を上部旋回体24と反対方向に回転して橋枕木が平行に移動するようにしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の軌道作業車の平面図である。
【図2】従来の把持装置の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す全体正面図である。
【図4】操縦部材の正面図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】図4のD−D断面図である。
【図7】図4のE−E断面図である。
【図8】第1の実施の形態を示す制御回路図である。
【図9】レール把持装置の正面図である。
【図10】ローラでレール頭部外面を把持している状態の正面図である。
【図11】レール把持装置の正面図である。
【図12】第4レバーでレール底部外面を把持している状態の正面図である。
【図13】橋枕木の抜き出し動作説明図である。
【図14】橋枕木を挿入する動作の説明図である。
【図15】第2の実施の形態を示す制御回路図である。
【図16】橋枕木の抜き出し動作説明図である。
【図17】握りレバーの操作軌跡の説明図である。
【符号の説明】
1…レール
3…上部旋回体
5…把持装置
12…橋枕木
20…下部車体
21…履帯式走行体
23…レール走行用車輪
24…上部旋回体
26…作業アーム
27…第1平行リンク
28…第2平行リンク
29…第1シリンダ
30…第2シリンダ
31…把持装置
32…回転用油圧モータ
34…把持アーム
36…レール把持装置
37…旋回角センサ
38…回転角センサー
40…操作部材
41…第1レバー
43…ブラケット
44…第1角度センサー
45…第2レバー
47…握りレバー
49…第1サーボモータ
55…第2サーボモータ
57…第2角度センサー
61…第3角度センサー
70…旋回用油圧モータ
71…油圧ポンプ
72…第1電磁比例制御弁
73…第2電磁比例制御弁
74…コントローラ
91…第1レバー
95…第2レバー
100…ローラ
102…レール頭部外面
103…第3レバー
108…第4レバー
113…レール底部外面
120…第3電磁比例制御弁
121…第4電磁比例制御弁
122…第4角度センサー
123…第5角度センサー
124…操作スイッチ

Claims (2)

  1. レール上を走行可能な下部車体(20)と、下部車体(20)に旋回自在に取付けた上部旋回体(24)と、この上部旋回体(24)に前後方向揺動自在で垂直向きに取付けられた第1平行リンク(27)、この第1平行リンク(27)に上下揺動自在で水平向きに取付けた第2平行リンク(28)より成る作業アーム(26)と、前記第2平行リンク(28)の先端部に回転自在に取付けた把持装置(31)とを備えた軌道作業車において、
    前記上部旋回体(24)を旋回する旋回用油圧モータ(70)と、この旋回油圧モータ(70)に圧油を供給制御する第1の弁と、上部旋回体(24)の旋回角度を検出する第1の手段と、前記把持装置31を回転する回転用油圧モータ32と、この回転用油圧モータ(32)に圧油を供給制御する第2の弁と、把持装置(31)の回転角度を検出する第2の手段と、前記第1の弁を切換操作する操作部材(40)と、前記第1の手段で検出した旋回角度と第2の手段で検出した回転角度との差に応じて第2の弁を切換える第3の手段とで前記上部旋回体(24)と前記把持装置(31)とを、相互に反対方向に旋回、回転して把持装置(31)の把持アーム(34)が下部車体(20)に対して常に一定の向きとする制御手段とし、
    前記操作部材(40)は、左右方向に回動し、前後方向に移動し、上下方向に移動する操作部と、その操作部に前方に向う力を付与する第1の力付与手段と、操作部に後方に向う力を付与する第2の力付与手段を備え、その操作部を左右に回動することで前記第1の弁を切換操作するようにし、
    前記操作部を前後に移動したことによって第1平行リンク(27)を前後に揺動する前後揺動手段を設け、
    前記操作部を上下に移動したことによって第2平行リンク(28)を上下に揺動する上下揺動手段を設け、
    前記操作部を左右に回動した時に、その操作部の前後方向位置が所定位置よりも前方の時には前記第2の力付与手段を作動し、かつ所定位置よりも後方の時には前記第1の力付与手段を作動して操作部を左右方向にほぼ直線状に移動操作可能とする手段を設けたことを特徴とする軌道作業車。
  2. 前記下部車体(20)の左右にレール把持装置(36)をそれぞれ設け、
    このレール把持装置(36)は、第1レバー(91)と、この第1レバー(91)に上下揺動自在に設けた第2レバー(95)と、この第2レバー(95)に上向き姿勢と下向き姿勢とに亘って上下揺動自在に設けた第3レバー(103)と、この第3レバー(103)に設けたフック(108a)を有する第4レバー(108)と、前記第2レバー(95)に設けたローラ(100)を備え、
    前記第3レバー(103)を上向き姿勢として第2レバー(95)を下方に揺動すると前記ローラ(100)がレール頭部外面(102)に接し、前記第3レバー(103)を下向き姿勢として第2レバー(95)を下方に揺動すると前記第4レバー(108)のフック(108a)がレール底部外面(113)に接するようにした請求項1記載の軌道作業車。
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