JPH06126680A - マニプレータの旋回トルク制御装置 - Google Patents

マニプレータの旋回トルク制御装置

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JPH06126680A
JPH06126680A JP27701892A JP27701892A JPH06126680A JP H06126680 A JPH06126680 A JP H06126680A JP 27701892 A JP27701892 A JP 27701892A JP 27701892 A JP27701892 A JP 27701892A JP H06126680 A JPH06126680 A JP H06126680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
turning torque
manipulator
length
arm length
Prior art date
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Pending
Application number
JP27701892A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kimura
正 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH06126680A publication Critical patent/JPH06126680A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アーム長さが短い時に障害物に当った際の横
向力を小さくする。 【構成】 アーム9を旋回する旋回モータ3と、多関節
のアーム9の揺動角を検出する角度センサと、旋回モー
タ3の入口側に設けた圧力制御弁と、前記角度センサの
検出角度によってアーム長さを算出し、かつそのアーム
長さによって必要旋回トルクを算出して圧力制御弁に制
御信号を出力してアーム長さが短い時には旋回モータ3
への油圧を低くして旋回トルクを小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下揺動する多関節の
アームを旋回自在とし、そのアーム先端部にハンド等の
作業機を装着したマニピータの旋回トルクを制御する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】マニプレータとしては本体に上下揺動す
る多関節のアームを旋回自在に取付け、そのアーム先端
部にハンド等の作業機を装着したマニプレータが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるマニプレータに
おいてはアーム旋回時に作業機が障害物に当ることがあ
り、この時アーム旋回トルクによってアーム作業機に横
方向力が作用するが、従来はアーム旋回トルクが旋回中
心からアーム先端部までの長さ、つまりアーム長さに関
係なく常に最大長さ時に必要とする最大トルクを出力で
きるようにしてある。
【0004】このために、アーム長さが短い時に作業機
が障害物に当ると旋回半径が小さい分だけ作業機、アー
ムに過大な横方向力が作用して作業機アームを破損する
ことになるので、作業機、アームの強度を強くして破損
しないようにしているから、作業機重量、アーム重量が
増加し、その分だけ旋回トルクが大きくなってしまう。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたマニプレータの旋回トルク制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上下揺動する多関節のア
ーム9を旋回自在とし、このアーム9先端部に作業機1
0を装着したマニプレータにおいて、前記アーム9を旋
回する旋回モータ3と、アーム9の長さを検出するアー
ム長さ検出手段と、前記旋回モータ3の入口側油圧を制
御する油圧制御手段と、前記検出したアーム長さによっ
て油圧制御手段に制御信号を出力するコントローラ22
を設けたマニプレータの旋回トルク制御装置。
【0007】
【作 用】これにより、アーム長さによって旋回トル
クを制御することでアーム長さが短い時には旋回トルク
を小さく、アーム長さが長い時には旋回トルクを大きく
するので、アーム長さが短い時に作業機が障害物に当っ
た際に作業機、アームに作用する横向力が小さくなる。
【0008】
【実 施 例】図1に示すように、本体1に旋回座2が
旋回モータ3によって旋回自在に設けられ、この旋回座
2のブラケット4に第1アーム5が第1シリンダ6で上
下揺動自在に設けてあり、この第1アーム5に第2アー
ム7が第2シリンダ8で上下揺動自在に設けられて上下
揺動する多関節のアーム9を構成し、第2アーム7の先
端部にハンド等の作業機10が作業機シリンダ11で上
下揺動自在に装着されてマニプレータを構成している。
前記第1アーム5の枢着部には第1アーム5の揺動角を
検出する第1角度センサ12が設けられ、第2アーム7
の枢着部には第2アーム7の揺動角を検出する第2角度
センサ13が設けられ、作業機10の枢着部に作業機1
0の揺動角を検出する第3角度センサ14が設けてあ
り、前記第1・第2・第3角度センサ12,13,14
はポテンションメータとなっている。
【0009】図2に示すように油圧ポンプ15の吐出路
16には圧力制御弁17、方向制御弁18が設けられ、
方向制御弁18を中立位置aから第1・第2位置b、c
に切換えることで第1回路19、第2回路20を経て旋
回モータ3の正転ポート3a、逆転ポート3bに油圧ポ
ンプ15の吐出圧油を供給するようにしてあり、その第
1・第2路19,20には圧力センサ21が設けてあ
る。前記第1・第2・第3角度センサ12,13,14
の検出角度、つまり第1アーム揺動角θ1 、第2アーム
揺動角θ2 、作業機揺動角θ3 はコントローラ22に入
力されてアーム長さLを演算し、そのアーム長さLに基
づいて必要旋回トルクTを次式で算出する。 T=f(L)×Tmax ただし0<f(L)≦1 f(L) L/Lmax すなわち、必要旋回トルクTはアーム長さLの関数とし
て算出される。前記コントローラ22は算出した必要旋
回トルクTに基づいて圧力制御弁17のソレノイド17
aに電流を供給して設定圧力を制御することで、旋回モ
ータ3の入口油圧を必要旋回トルクに見合う値とする。
【0010】例えば、アーム長さLが小さい場合には必
要旋回トルクをアーム長さLに合せて小さくするために
圧力制御弁17の設定圧力を低くして旋回モータ3の入
口側油圧を低くして旋回トルクを小さくする。具体的に
は圧力センサ21によって旋回モータ3の入口側油圧と
出口側油圧を検出してコントローラ22に入力し、その
油圧によって実際の旋回トルクを算出すると共に、前記
算出した必要旋回トルクと比較して実際の旋回トルクが
必要旋回トルク以下となるように圧力制御弁17の設定
圧力を制御する。
【0011】
【発明の効果】アーム長さによって旋回トルクを制御す
ることでアーム長さが短い時には旋回トルクを小さく、
アーム長さが長い時には旋回トルクを大きくするので、
アーム長さが短い時に作業機が障害物に当った際に作業
機、アームに作用する横向力が小さくなる。したがっ
て、作業機、アームを必要以上の強度にする必要がない
から作業機重量、アーム重量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マニプレータの側面図である。
【図2】旋回トルク制御部の線図的構成説明図である。
【符号の説明】
3…旋回モータ、9…アーム、10…作業機、12…第
1角度センサ、13…第2角度センサ、14…第3角度
センサ、15…油圧ポンプ、17…圧力制御弁、22…
コントローラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下揺動する多関節のアーム9を旋回自
    在とし、このアーム9先端部に作業機10を装着したマ
    ニプレータにおいて、 前記アーム9を旋回する旋回モータ3と、アーム9の長
    さを検出するアーム長さ検出手段と、前記旋回モータ3
    の入口側油圧を制御する油圧制御手段と、前記検出した
    アーム長さによって油圧制御手段に制御信号を出力する
    コントローラ22を設けたことを特徴とするマニプレー
    タの旋回トルク制御装置。
  2. 【請求項2】 多関節のアーム9の揺動角を検出する角
    度センサと、旋回モータ3の入口側に設けた圧力制御弁
    17と、前記角度センサの検出角度によってアーム長さ
    を算出し、かつそのアーム長さによって必要旋回トルク
    を算出して圧力制御弁17に制御信号を出力するコント
    ローラ22を設けた請求項1記載のマニプレータの旋回
    トルク制御装置。
JP27701892A 1992-10-15 1992-10-15 マニプレータの旋回トルク制御装置 Pending JPH06126680A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004264135A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Kosaka Laboratory Ltd 多関節型座標測定装置
JP2012006132A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 双腕作業機械
CN104084947A (zh) * 2014-06-27 2014-10-08 哈尔滨工程大学 一种七功能水下机械臂系统

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