JP3843287B2 - 自立タンパ機能付の防犯センサ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受動型赤外線素子(以下、「PIR素子」という)を用いた防犯センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
前記防犯センサを用いた侵入者検知システムは、PIR素子が、検知エリア内の人体からの赤外線を受けて人体と周囲温度の差から侵入者を検知するように構成されている。
【0003】
ところで、前記侵入者検知システムの動作を阻害するために、防犯センサが設置されている室内への人の出入りの多い非警戒動作中にセンサ本体を取付ベースから取り外し、センサ本体内の赤外線検出素子への赤外線入射経路に紙テープやプラスチックテープを貼り付けたり、赤外線を透過しない透明な塗料を吹き付けるなどの妨害行為(タンパ行為)を行って防犯センサが人体を検知できないようにして取付ベースに取り付け、人が出入りしなくなった警戒動作時に室内へ侵入しようとする場合がある。このようなタンパ行為を検知するため、侵入者検知システムに非警戒動作中でも動作するタンパ行為検知機能を設け、センサ本体が取付ベースから取り外されたときタンパ行為検知信号(以下、「トラブル信号」という)を出力するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の防犯センサでは、センサ本体が取り付けられる取付ベースと、別の場所に設置されるコントロールパネルの間に、防犯センサへの電源供給用の配線と、防犯センサが人体を検知したとき送出する人体検知信号伝送用の配線と、タンパ行為検出用の1対の配線とを布設する必要があり、配線数が多くなる。
このため、防犯センサの動作に直接必要でないタンパ行為検出用の配線の布設が省略され、タンパ行為検知機能が作動しない状態で使用される場合があった。
【0005】
本発明は、前記のような問題点の解消を目的としてなされたもので、タンパ行為検出用の配線が不要な、タンパ行為検出機能を備えた防犯センサを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、天井または壁に取り付けられる取付ベースと、前記取付ベースに支持されるセンサ本体とを備え、前記取付ベースに、コントロールパネルの電源に接続されるベース側電源端子が設けられ、前記センサ本体に、人体を検知するセンサ部と、センサ本体の前記取付ベースに対する着脱を検知するタンパ検出回路と、前記ベース側電源端子に係合する本体側電源端子とが設けられ、さらに、前記取付ベースに前記センサ本体を取付けるとき前記ベース側電源端子と本体側電源端子との係合より遅れて動作し、前記タンパ検出回路を作動させるタンパ検出素子と、前記センサ本体に設けられ、前記ベース側電源端子と本体側電源端子の係合より遅れて前記タンパ検出回路が作動したとき、トラブル信号を出力するトラブル検知回路とを備えている。
【0007】
この構成によれば、センサ本体に電源が供給されている非警戒中において、センサ本体が取付ベースから取り外されたのち再び取り付けられると、タイミング比較回路からタンパ検出信号が出力され、アラーム出力回路からタンパ行為があったことを示すトラブル信号が出力される。また、センサ本体を取付ベースに取り付ける際に、先に電源端子が係合してセンサ本体に電力が供給されるから、この電力を用いてセンサ本体内のトラブル検知回路を作動させることができる。したがって、取付ベースとコントロールパネル間のトラブル信号伝送用の接続線が不要になる。
【0008】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記タンパ検出素子は、前記取付ベースに設けられて互いに短絡された1対のベース側タンパ端子と、前記センサ本体に設けられて前記ベース側タンパ端子に係合する本体側タンパ端子とを有している。
この構成によれば、取付ベースにセンサ本体を取り付けたとき、本体側タンパ端子がベース側タンパ端子によって短絡され、オン信号を出力する。
【0009】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記タンパ検出素子は、前記取付ベースに設けられたドグと、前記センサ本体に設けられて前記ドグとの接触により動作するタンパスイッチとを有している。
この構成によれば、取付ベースにセンサ本体を取り付けたとき、タンパスイッチがドグに係合して動作し、オン信号を出力する。
【0010】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記本体側の電源端子およびタンパ端子は、前記センサ本体の回転により前記ベース側の対応する電源端子およびタンパ端子に係合する。
【0011】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記本体側の電源端子およびドグは、前記センサ本体の回転により前記ベース側の対応する電源端子およびタンパスイッチに係合する。
【0012】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記センサ部による人体検知に基づいて、前記トラブル検知回路によるトラブル信号の出力を停止させるリセット回路を備えている。
この構成によれば、トラブル信号が送出されても、その後にタンパ行為が除去されたとき、人体検知信号によりトラブル信号の出力が自動的に停止される。
【0013】
さらに、本発明の好ましい実施形態では、前記センサ本体は前記センサ部による人体検知信号を前記コントロールパネルへ出力するための出力端子を有し、前記トラブル検知回路は前記出力端子に前記トラブル信号を出力する。
この構成によれば、コントロールパネル側でタンパ行為、および人体検知を認識できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る防犯センサの作動時の状態を示す図である。図1において、防犯センサ1は、部屋の天井に取り付けられる取付ベース2と、この取付ベース2に着脱可能に取り付けられるセンサ本体3とで構成され、センサ本体3内に配設されているPIR素子から放射状に広がる複数の検知エリア4内に人体Hが入ったとき、人体Hから放射される赤外線を検知して人体検知信号を出力する。
【0015】
図2は取付ベース2の斜視図、図3はセンサ本体3の内面側から見た平面図である。図2において、取付ベース2は円板状であって、円周上に4対のベース側端子が配置されており、この4対の端子は、それぞれ1対の電源端子5b、タンパ端子6b、アラーム端子7b、および予備端子8bである。また、各端子5b〜8bは、図示していないコントロールパネルとの間を結ぶ接続線の一端をねじ止めするねじ体9と、外周方向に突出する接触片10とを備えている。
【0016】
前記センサ本体3は、図1に示すように半球形に形成され、内部に複数の検知エリア4を有するPIR素子を備えたセンサ部と、トラブル検知回路とを有し、図3に示すように内面周縁の前記ベース側端子に対応する位置に4対の本体側端子が配置されており、この4対の端子は、それぞれ1対の電源端子5a、タンパ端子6a、アラーム端子7a、および予備端子8aである。電源端子5aはセンサ本体3内に配設されているセンサ部、トラブル検知回路、アラーム出力回路および警報器に接続され、動作電源を供給する。
【0017】
また、各端子5a〜8aは、図3の矢印A方向から見た拡大側面図A1,A2に示すように、係止部11と、その内部に突出する弾性接触片12とを有し、取付ベース2の位置合せマーク13bにセンサ本体3の位置合せマーク13aを合わせて嵌め込み、図2の矢印B方向に約10度回転させることで各接触片10が各係止部11と弾性接触片12の間に挟持されてベース側の各端子5b〜8bと本体側の各端子5a〜8aがそれぞれ接続される。図2のロックレバー14をオンにすることでセンサ本体3の回転がロックされて、取付ベース2にセンサ本体3が取り付けられる。
【0018】
この取り付け過程において、図2に示すように、センサ本体3が矢印B方向に位置Pまで回転したとき電源端子5aと5bが接続され、ついで、これよりも大きい回転角度位置Tまで回転したときタンパ端子6aと6bが接続され、ストップ位置Sでロックされる。また、アラーム端子7aと7b、および予備端子8aと8bは、それぞれ位置Pから位置Sまでの間に接続されるように構成されている。このため、取付ベース2にセンサ本体3を装着するとき、まず、電源端子5aと5bが接続され、少し遅れてタンパ端子6aと6bが接続されることになる。
なお、図3中の15はセンサ部の検知エリア4の方向を切換える検知エリア切換レバーで、検知エリア4の方向は、センサ本体3を取付ベース2に取り付ける前に設定される。
【0019】
図4は、本実施形態の防犯センサのブロック回路図である。図4において、監視室などに設置されたコントロールパネル21は、直流電源22を有し、この直流電源22は取付ベース2の電源端子5bと接続線23によって接続されている。また、アラーム端子7bとコントロールパネル21の間は、接続線24によって接続されている。また、取付ベース2側の1対のタンパ端子6bは、短絡線25で短絡されており、本体側およびベース側のタンパ端子6a,6bと短絡線25とでタンパ検出素子26を構成している。このタンパ検出素子26は、取付ベース2にセンサ本体3が取り付けられてタンパ端子6a間がタンパ端子6bと接続されて短絡線25で短絡されたとき動作してオン信号をタンパ検出回路34に出力する。
【0020】
センサ本体3は、PIR素子、その複数の検知エリア4を切換設定する反射鏡からなる光学系、およびその切換機構を有するセンサ部31と、センサ部31から人体検知信号hが入力されたときアラーム信号a1を出力するアラーム出力回路36と、取付ベース2からセンサ本体3を取り外して再び取付けるタンパ行為を検知したとき、トラブル信号a2を出力するトラブル検知回路32と、アラーム信号a1およびトラブル信号a2が入力されたとき、警報音の送出、または警報灯を点灯する警報器37とを備えている。
【0021】
前記トラブル検知回路32は、電源端子5aに電源が供給されたタイミングを検出する電源検出回路33と、タンパ検出素子26が動作したタイミングを検出するタンパ検出回路34と、電源検出回路33の検出タイミングよりもタンパ検出回路34の検出タイミングが遅れたときタンパ検出信号tを出力するタイミング比較回路35と、タンパ検出信号tが入力されたときトラブル信号a2を出力するトラブル出力回路39と、トラブル信号a2の出力時に、センサ部31から人体検知信号hが入力されたときトラブル出力回路39にリセット信号rを出力するリセット回路38とを備えており、リセット信号rが入力されたトラブル出力回路39はトラブル信号a2の送出を停止し、警報器37の動作も停止する。
【0022】
アラーム出力回路36から出力されたアラーム信号a1、およびトラブル出力回路39から出力されたトラブル信号a2は、アラーム端子7a,7b、接続線24を介してコントロールパネル21に入力され、コントロールパネル21は警報音、または警報灯の点灯などによってタンパ行為および人体検知を報知する。
【0023】
次に、本実施形態に係る防犯センサのトラブル信号およびアラーム信号出力動作、およびそのリセット動作を、図4のブロック回路図および図5のフローチャートを用いて説明する。
作業員が防犯センサを取り付ける場合、取付ベース2にセンサ本体3が正常に取り付けられた状態でコントロールパネル21の直流電源22を投入する。これにより、センサ部31、トラブル検知回路32、アラーム出力回路36および警報器37の各回路は動作状態となる。電源検出回路33は、センサ本体3の電源がオンになったタイミングを検出し、タンパ検出回路34は、タンパ検出素子26のタンパ端子6aが短絡されたタイミングを検出する。タイミング比較回路35は、電源検出回路33から入力される電源オン信号のタイミングと、タンパ検出回路34から入力されるタンパ検出素子オン信号のタイミングを比較する(S1)。この場合は同時であるので警戒動作に入る(S2)。
【0024】
しかし、直流電源22が投入されている状態において、タンパ行為者が取付ベース2からセンサ本体3を取り外し、タンパ行為を行ったのち再び取付ベース2に取り付けた場合は、S1において、電源オン信号よりもタンパ検出素子オン信号が遅れて入力されるので、タイミング比較回路35はタンパ検出信号tをトラブル出力回路39に出力し、トラブル出力回路39はトラブル信号a2を警報器37に出力し(S3)、警報器37は警報音の発生、または警報灯を点灯する。これによってタンパ行為があったことが報知される。
また、前記のようなタンパ行為は、非警戒動作中になされるが、これを検知したトラブル信号a2は警報出力としてコントロールパネル21に入力される。コントロールパネル21は、センサの警報出力が連続出力状態であると非警戒状態から警戒状態にシステムが移行できないため、タンパ行為があったことを認識することができる。
【0025】
前記トラブル信号送出状態から警戒動作への移行は、点検員が室内に入ってセンサ本体3を取り外し、タンパ行為による妨害原因を除去したのちセンサ本体3を取付ベース2に再装着し、直流電源22を一度オフにしたのち再投入することで実行できる(S2)。また、直流電源22を、一度オフにしたのち再投入しなくても、妨害原因を除去したのち、センサ部31の正常な動作を確認する操作、たとえば、センサ本体3の近くで手を動かすなどの動作を行うことによって、センサ部31から点検員を検知した人体検知信号hがリセット回路38に入力され(S4)、リセット回路38からリセット信号rがトラブル出力回路39に入力されて、トラブル信号a2の送出が停止され(S5)、警戒動作に移行する(S6)。
【0026】
図6は、本発明の他の実施形態のブロック回路図で、図4と同一または相当する構成部分にはそれぞれ同一符号を付している。
本実施形態は、タンパ検出素子26を、センサ本体3に装着されたマイクロスイッチのようなタンパスイッチ27と、取付ベース2に設けた突起からなるドグ28とで構成したものである。このタンパ検出素子26は、センサ本体3が取付ベース2に取り付けられたとき、電源端子5a,5bが接続されるタイミングよりも遅れてドグ28がタンパスイッチ27のアクチュエータを押し込んでこのスイッチ27を動作させ、このタンパスイッチ27のオン信号によってタンパ検出回路34を作動させるように構成したものである。
この実施形態によれば、前記実施形態1と同様の効果が得られるとともに、タンパスイッチ27をセンサ本体3における端子から離れたスペース的に余裕のある場所に取り付けることができるので、タンパ検出素子26の取付け位置の調整が容易になる。
【0027】
なお、前記各実施形態では、防犯センサ1を部屋内の天井に取り付けたが、壁面に取り付けてもよい。
また、前記各実施形態では、取付ベース2にセンサ本体3を回転動作によって取り付ける構成としたが、一方向にスライドさせて取り付ける構成としてもよい。この場合も、前記各実施形態と同様に、電源端子5a,5bの接続タイミングよりもタンパ検出素子26の動作タイミングが遅れるように構成すれば、前記各実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0028】
また、警報器37は割愛してもよい。この場合、トラブル信号a2を受けたコントロールパネル21は、このトラブル信号a2が解除されないかぎり、システムが非警戒状態から警戒状態に移行できないため、タンパ行為があったことを認識することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、センサ本体を取り付ける取付ベースに電源端子を設けるとともに、前記センサ本体に電源端子とタンパ検出素子を設け、前記センサ本体が取付ベースに装着されたとき、前記電源端子が接続されたのち前記タンパ検出素子が動作する位置に前記電源端子およびタンパ検出素子の位置を設定し、電源端子の接続タイミングよりもタンパ検出素子の動作タイミングが遅れたとき、タンパ行為があったと判定してトラブル信号を出力してタンパ行為を報知するように構成したものであるから、取付ベースとコントロールパネル間のトラブル信号伝送用の接続線が不要で、常にタンパ機能が働く防犯センサが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防犯センサの作動時の状態を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係る防犯センサの取付ベースの斜視図である。
【図3】本実施形態に係る防犯センサのセンサ本体の内面側から見た平面図である。
【図4】本実施形態の防犯センサのブロック回路図である。
【図5】本実施形態のフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施形態の防犯センサのブロック回路図である。
【符号の説明】
1…防犯センサ、2…取付ベース、3…センサ本体、4…検知エリア、
5a,5b…電源端子、6a,6b…タンパ端子、7a,7b…アラーム端子、9…ねじ体、10…接触片、11…係止部、12…弾性接触片、13a,13b…位置合せマーク、14…ロックレバー、15…検知エリア切換レバー、21…コントロールパネル、22…直流電源、23,24…接続線、25…短絡線、
26…タンパ検出素子、27…タンパスイッチ、28…ドグ、31…センサ部、32…トラブル検知回路、33…電源検出回路、34…タンパ検出回路、35…タイミング比較回路、36…アラーム出力回路、37…警報器、38…リセット回路、39…トラブル出力回路、a1…アラーム信号、a2…トラブル信号、
h…人体検知信号、r…リセット信号、t…タンパ検出信号。
【発明の属する技術分野】
本発明は、受動型赤外線素子(以下、「PIR素子」という)を用いた防犯センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
前記防犯センサを用いた侵入者検知システムは、PIR素子が、検知エリア内の人体からの赤外線を受けて人体と周囲温度の差から侵入者を検知するように構成されている。
【0003】
ところで、前記侵入者検知システムの動作を阻害するために、防犯センサが設置されている室内への人の出入りの多い非警戒動作中にセンサ本体を取付ベースから取り外し、センサ本体内の赤外線検出素子への赤外線入射経路に紙テープやプラスチックテープを貼り付けたり、赤外線を透過しない透明な塗料を吹き付けるなどの妨害行為(タンパ行為)を行って防犯センサが人体を検知できないようにして取付ベースに取り付け、人が出入りしなくなった警戒動作時に室内へ侵入しようとする場合がある。このようなタンパ行為を検知するため、侵入者検知システムに非警戒動作中でも動作するタンパ行為検知機能を設け、センサ本体が取付ベースから取り外されたときタンパ行為検知信号(以下、「トラブル信号」という)を出力するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の防犯センサでは、センサ本体が取り付けられる取付ベースと、別の場所に設置されるコントロールパネルの間に、防犯センサへの電源供給用の配線と、防犯センサが人体を検知したとき送出する人体検知信号伝送用の配線と、タンパ行為検出用の1対の配線とを布設する必要があり、配線数が多くなる。
このため、防犯センサの動作に直接必要でないタンパ行為検出用の配線の布設が省略され、タンパ行為検知機能が作動しない状態で使用される場合があった。
【0005】
本発明は、前記のような問題点の解消を目的としてなされたもので、タンパ行為検出用の配線が不要な、タンパ行為検出機能を備えた防犯センサを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、天井または壁に取り付けられる取付ベースと、前記取付ベースに支持されるセンサ本体とを備え、前記取付ベースに、コントロールパネルの電源に接続されるベース側電源端子が設けられ、前記センサ本体に、人体を検知するセンサ部と、センサ本体の前記取付ベースに対する着脱を検知するタンパ検出回路と、前記ベース側電源端子に係合する本体側電源端子とが設けられ、さらに、前記取付ベースに前記センサ本体を取付けるとき前記ベース側電源端子と本体側電源端子との係合より遅れて動作し、前記タンパ検出回路を作動させるタンパ検出素子と、前記センサ本体に設けられ、前記ベース側電源端子と本体側電源端子の係合より遅れて前記タンパ検出回路が作動したとき、トラブル信号を出力するトラブル検知回路とを備えている。
【0007】
この構成によれば、センサ本体に電源が供給されている非警戒中において、センサ本体が取付ベースから取り外されたのち再び取り付けられると、タイミング比較回路からタンパ検出信号が出力され、アラーム出力回路からタンパ行為があったことを示すトラブル信号が出力される。また、センサ本体を取付ベースに取り付ける際に、先に電源端子が係合してセンサ本体に電力が供給されるから、この電力を用いてセンサ本体内のトラブル検知回路を作動させることができる。したがって、取付ベースとコントロールパネル間のトラブル信号伝送用の接続線が不要になる。
【0008】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記タンパ検出素子は、前記取付ベースに設けられて互いに短絡された1対のベース側タンパ端子と、前記センサ本体に設けられて前記ベース側タンパ端子に係合する本体側タンパ端子とを有している。
この構成によれば、取付ベースにセンサ本体を取り付けたとき、本体側タンパ端子がベース側タンパ端子によって短絡され、オン信号を出力する。
【0009】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記タンパ検出素子は、前記取付ベースに設けられたドグと、前記センサ本体に設けられて前記ドグとの接触により動作するタンパスイッチとを有している。
この構成によれば、取付ベースにセンサ本体を取り付けたとき、タンパスイッチがドグに係合して動作し、オン信号を出力する。
【0010】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記本体側の電源端子およびタンパ端子は、前記センサ本体の回転により前記ベース側の対応する電源端子およびタンパ端子に係合する。
【0011】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記本体側の電源端子およびドグは、前記センサ本体の回転により前記ベース側の対応する電源端子およびタンパスイッチに係合する。
【0012】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記センサ部による人体検知に基づいて、前記トラブル検知回路によるトラブル信号の出力を停止させるリセット回路を備えている。
この構成によれば、トラブル信号が送出されても、その後にタンパ行為が除去されたとき、人体検知信号によりトラブル信号の出力が自動的に停止される。
【0013】
さらに、本発明の好ましい実施形態では、前記センサ本体は前記センサ部による人体検知信号を前記コントロールパネルへ出力するための出力端子を有し、前記トラブル検知回路は前記出力端子に前記トラブル信号を出力する。
この構成によれば、コントロールパネル側でタンパ行為、および人体検知を認識できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る防犯センサの作動時の状態を示す図である。図1において、防犯センサ1は、部屋の天井に取り付けられる取付ベース2と、この取付ベース2に着脱可能に取り付けられるセンサ本体3とで構成され、センサ本体3内に配設されているPIR素子から放射状に広がる複数の検知エリア4内に人体Hが入ったとき、人体Hから放射される赤外線を検知して人体検知信号を出力する。
【0015】
図2は取付ベース2の斜視図、図3はセンサ本体3の内面側から見た平面図である。図2において、取付ベース2は円板状であって、円周上に4対のベース側端子が配置されており、この4対の端子は、それぞれ1対の電源端子5b、タンパ端子6b、アラーム端子7b、および予備端子8bである。また、各端子5b〜8bは、図示していないコントロールパネルとの間を結ぶ接続線の一端をねじ止めするねじ体9と、外周方向に突出する接触片10とを備えている。
【0016】
前記センサ本体3は、図1に示すように半球形に形成され、内部に複数の検知エリア4を有するPIR素子を備えたセンサ部と、トラブル検知回路とを有し、図3に示すように内面周縁の前記ベース側端子に対応する位置に4対の本体側端子が配置されており、この4対の端子は、それぞれ1対の電源端子5a、タンパ端子6a、アラーム端子7a、および予備端子8aである。電源端子5aはセンサ本体3内に配設されているセンサ部、トラブル検知回路、アラーム出力回路および警報器に接続され、動作電源を供給する。
【0017】
また、各端子5a〜8aは、図3の矢印A方向から見た拡大側面図A1,A2に示すように、係止部11と、その内部に突出する弾性接触片12とを有し、取付ベース2の位置合せマーク13bにセンサ本体3の位置合せマーク13aを合わせて嵌め込み、図2の矢印B方向に約10度回転させることで各接触片10が各係止部11と弾性接触片12の間に挟持されてベース側の各端子5b〜8bと本体側の各端子5a〜8aがそれぞれ接続される。図2のロックレバー14をオンにすることでセンサ本体3の回転がロックされて、取付ベース2にセンサ本体3が取り付けられる。
【0018】
この取り付け過程において、図2に示すように、センサ本体3が矢印B方向に位置Pまで回転したとき電源端子5aと5bが接続され、ついで、これよりも大きい回転角度位置Tまで回転したときタンパ端子6aと6bが接続され、ストップ位置Sでロックされる。また、アラーム端子7aと7b、および予備端子8aと8bは、それぞれ位置Pから位置Sまでの間に接続されるように構成されている。このため、取付ベース2にセンサ本体3を装着するとき、まず、電源端子5aと5bが接続され、少し遅れてタンパ端子6aと6bが接続されることになる。
なお、図3中の15はセンサ部の検知エリア4の方向を切換える検知エリア切換レバーで、検知エリア4の方向は、センサ本体3を取付ベース2に取り付ける前に設定される。
【0019】
図4は、本実施形態の防犯センサのブロック回路図である。図4において、監視室などに設置されたコントロールパネル21は、直流電源22を有し、この直流電源22は取付ベース2の電源端子5bと接続線23によって接続されている。また、アラーム端子7bとコントロールパネル21の間は、接続線24によって接続されている。また、取付ベース2側の1対のタンパ端子6bは、短絡線25で短絡されており、本体側およびベース側のタンパ端子6a,6bと短絡線25とでタンパ検出素子26を構成している。このタンパ検出素子26は、取付ベース2にセンサ本体3が取り付けられてタンパ端子6a間がタンパ端子6bと接続されて短絡線25で短絡されたとき動作してオン信号をタンパ検出回路34に出力する。
【0020】
センサ本体3は、PIR素子、その複数の検知エリア4を切換設定する反射鏡からなる光学系、およびその切換機構を有するセンサ部31と、センサ部31から人体検知信号hが入力されたときアラーム信号a1を出力するアラーム出力回路36と、取付ベース2からセンサ本体3を取り外して再び取付けるタンパ行為を検知したとき、トラブル信号a2を出力するトラブル検知回路32と、アラーム信号a1およびトラブル信号a2が入力されたとき、警報音の送出、または警報灯を点灯する警報器37とを備えている。
【0021】
前記トラブル検知回路32は、電源端子5aに電源が供給されたタイミングを検出する電源検出回路33と、タンパ検出素子26が動作したタイミングを検出するタンパ検出回路34と、電源検出回路33の検出タイミングよりもタンパ検出回路34の検出タイミングが遅れたときタンパ検出信号tを出力するタイミング比較回路35と、タンパ検出信号tが入力されたときトラブル信号a2を出力するトラブル出力回路39と、トラブル信号a2の出力時に、センサ部31から人体検知信号hが入力されたときトラブル出力回路39にリセット信号rを出力するリセット回路38とを備えており、リセット信号rが入力されたトラブル出力回路39はトラブル信号a2の送出を停止し、警報器37の動作も停止する。
【0022】
アラーム出力回路36から出力されたアラーム信号a1、およびトラブル出力回路39から出力されたトラブル信号a2は、アラーム端子7a,7b、接続線24を介してコントロールパネル21に入力され、コントロールパネル21は警報音、または警報灯の点灯などによってタンパ行為および人体検知を報知する。
【0023】
次に、本実施形態に係る防犯センサのトラブル信号およびアラーム信号出力動作、およびそのリセット動作を、図4のブロック回路図および図5のフローチャートを用いて説明する。
作業員が防犯センサを取り付ける場合、取付ベース2にセンサ本体3が正常に取り付けられた状態でコントロールパネル21の直流電源22を投入する。これにより、センサ部31、トラブル検知回路32、アラーム出力回路36および警報器37の各回路は動作状態となる。電源検出回路33は、センサ本体3の電源がオンになったタイミングを検出し、タンパ検出回路34は、タンパ検出素子26のタンパ端子6aが短絡されたタイミングを検出する。タイミング比較回路35は、電源検出回路33から入力される電源オン信号のタイミングと、タンパ検出回路34から入力されるタンパ検出素子オン信号のタイミングを比較する(S1)。この場合は同時であるので警戒動作に入る(S2)。
【0024】
しかし、直流電源22が投入されている状態において、タンパ行為者が取付ベース2からセンサ本体3を取り外し、タンパ行為を行ったのち再び取付ベース2に取り付けた場合は、S1において、電源オン信号よりもタンパ検出素子オン信号が遅れて入力されるので、タイミング比較回路35はタンパ検出信号tをトラブル出力回路39に出力し、トラブル出力回路39はトラブル信号a2を警報器37に出力し(S3)、警報器37は警報音の発生、または警報灯を点灯する。これによってタンパ行為があったことが報知される。
また、前記のようなタンパ行為は、非警戒動作中になされるが、これを検知したトラブル信号a2は警報出力としてコントロールパネル21に入力される。コントロールパネル21は、センサの警報出力が連続出力状態であると非警戒状態から警戒状態にシステムが移行できないため、タンパ行為があったことを認識することができる。
【0025】
前記トラブル信号送出状態から警戒動作への移行は、点検員が室内に入ってセンサ本体3を取り外し、タンパ行為による妨害原因を除去したのちセンサ本体3を取付ベース2に再装着し、直流電源22を一度オフにしたのち再投入することで実行できる(S2)。また、直流電源22を、一度オフにしたのち再投入しなくても、妨害原因を除去したのち、センサ部31の正常な動作を確認する操作、たとえば、センサ本体3の近くで手を動かすなどの動作を行うことによって、センサ部31から点検員を検知した人体検知信号hがリセット回路38に入力され(S4)、リセット回路38からリセット信号rがトラブル出力回路39に入力されて、トラブル信号a2の送出が停止され(S5)、警戒動作に移行する(S6)。
【0026】
図6は、本発明の他の実施形態のブロック回路図で、図4と同一または相当する構成部分にはそれぞれ同一符号を付している。
本実施形態は、タンパ検出素子26を、センサ本体3に装着されたマイクロスイッチのようなタンパスイッチ27と、取付ベース2に設けた突起からなるドグ28とで構成したものである。このタンパ検出素子26は、センサ本体3が取付ベース2に取り付けられたとき、電源端子5a,5bが接続されるタイミングよりも遅れてドグ28がタンパスイッチ27のアクチュエータを押し込んでこのスイッチ27を動作させ、このタンパスイッチ27のオン信号によってタンパ検出回路34を作動させるように構成したものである。
この実施形態によれば、前記実施形態1と同様の効果が得られるとともに、タンパスイッチ27をセンサ本体3における端子から離れたスペース的に余裕のある場所に取り付けることができるので、タンパ検出素子26の取付け位置の調整が容易になる。
【0027】
なお、前記各実施形態では、防犯センサ1を部屋内の天井に取り付けたが、壁面に取り付けてもよい。
また、前記各実施形態では、取付ベース2にセンサ本体3を回転動作によって取り付ける構成としたが、一方向にスライドさせて取り付ける構成としてもよい。この場合も、前記各実施形態と同様に、電源端子5a,5bの接続タイミングよりもタンパ検出素子26の動作タイミングが遅れるように構成すれば、前記各実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0028】
また、警報器37は割愛してもよい。この場合、トラブル信号a2を受けたコントロールパネル21は、このトラブル信号a2が解除されないかぎり、システムが非警戒状態から警戒状態に移行できないため、タンパ行為があったことを認識することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、センサ本体を取り付ける取付ベースに電源端子を設けるとともに、前記センサ本体に電源端子とタンパ検出素子を設け、前記センサ本体が取付ベースに装着されたとき、前記電源端子が接続されたのち前記タンパ検出素子が動作する位置に前記電源端子およびタンパ検出素子の位置を設定し、電源端子の接続タイミングよりもタンパ検出素子の動作タイミングが遅れたとき、タンパ行為があったと判定してトラブル信号を出力してタンパ行為を報知するように構成したものであるから、取付ベースとコントロールパネル間のトラブル信号伝送用の接続線が不要で、常にタンパ機能が働く防犯センサが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防犯センサの作動時の状態を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係る防犯センサの取付ベースの斜視図である。
【図3】本実施形態に係る防犯センサのセンサ本体の内面側から見た平面図である。
【図4】本実施形態の防犯センサのブロック回路図である。
【図5】本実施形態のフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施形態の防犯センサのブロック回路図である。
【符号の説明】
1…防犯センサ、2…取付ベース、3…センサ本体、4…検知エリア、
5a,5b…電源端子、6a,6b…タンパ端子、7a,7b…アラーム端子、9…ねじ体、10…接触片、11…係止部、12…弾性接触片、13a,13b…位置合せマーク、14…ロックレバー、15…検知エリア切換レバー、21…コントロールパネル、22…直流電源、23,24…接続線、25…短絡線、
26…タンパ検出素子、27…タンパスイッチ、28…ドグ、31…センサ部、32…トラブル検知回路、33…電源検出回路、34…タンパ検出回路、35…タイミング比較回路、36…アラーム出力回路、37…警報器、38…リセット回路、39…トラブル出力回路、a1…アラーム信号、a2…トラブル信号、
h…人体検知信号、r…リセット信号、t…タンパ検出信号。
Claims (7)
- 天井または壁に取り付けられる取付ベースと、前記取付ベースに支持されるセンサ本体とを備え、
前記取付ベースに、コントロールパネルの電源に接続されるベース側電源端子が設けられ、
前記センサ本体に、人体を検知するセンサ部と、センサ本体の前記取付ベースに対する着脱を検知するタンパ検出回路と、前記ベース側電源端子に係合する本体側電源端子とが設けられ、
さらに、前記取付ベースに前記センサ本体を取付けるとき前記ベース側電源端子と本体側電源端子との係合より遅れて動作し、前記タンパ検出回路を作動させるタンパ検出素子と、
前記センサ本体に設けられ、前記ベース側電源端子と本体側電源端子の係合より遅れて前記タンパ検出回路が作動したとき、トラブル信号を出力するトラブル検知回路とを備えた防犯センサ。 - 請求項1において、前記タンパ検出素子は、前記取付ベースに設けられて互いに短絡された1対のベース側タンパ端子と、前記センサ本体に設けられて前記ベース側タンパ端子に係合する本体側タンパ端子とを有している防犯センサ。
- 請求項1において、前記タンパ検出素子は、前記取付ベースに設けられたドグと、前記センサ本体に設けられて前記ドグとの接触により動作するタンパスイッチとを有している防犯センサ。
- 請求項2において、前記本体側の電源端子およびタンパ端子は、前記センサ本体の回転により前記ベース側の対応する電源端子およびタンパ端子に係合する防犯センサ。
- 請求項3において、前記本体側の電源端子およびドグは、前記センサ本体の回転により前記ベース側の対応する電源端子およびタンパスイッチに係合する防犯センサ。
- 請求項1から請求項5のいずれかにおいて、さらに、前記センサ部による人体検知に基づいて、前記トラブル検知回路によるトラブル信号の出力を停止させるリセット回路を備えた防犯センサ。
- 請求項1から請求項6のいずれかにおいて、前記センサ本体は前記センサ部による人体検知信号を前記コントロールパネルへ出力するための出力端子を有し、
前記トラブル検知回路は前記出力端子に前記トラブル信号を出力するものである防犯センサ。
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