JP2000235678A - 外力警報機能を備えた検知器 - Google Patents

外力警報機能を備えた検知器

Info

Publication number
JP2000235678A
JP2000235678A JP11037072A JP3707299A JP2000235678A JP 2000235678 A JP2000235678 A JP 2000235678A JP 11037072 A JP11037072 A JP 11037072A JP 3707299 A JP3707299 A JP 3707299A JP 2000235678 A JP2000235678 A JP 2000235678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
switch
main body
detector
external force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11037072A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Morikawa
嘉文 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKENAKA ENGINEERING KOGYO KK
Takenaka Engineering Co Ltd
Original Assignee
TAKENAKA ENGINEERING KOGYO KK
Takenaka Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKENAKA ENGINEERING KOGYO KK, Takenaka Engineering Co Ltd filed Critical TAKENAKA ENGINEERING KOGYO KK
Priority to JP11037072A priority Critical patent/JP2000235678A/ja
Publication of JP2000235678A publication Critical patent/JP2000235678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受動型赤外線検知器に対する妨害行為を直接
検出する外力警報機能を実現する 【解決手段】 検知器の取付面を下に向けた状態のと
き、3個以上のノンロック式押しボタンスイッチ40の
作動部41がカバー1を支える構成とし、この状態から
カバー1に軽く力を加えたときに、カバー1が本体2内
に移動するような遊びを持ったロック機構によって、カ
バー1が本体2に固定されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井または壁面に
固定して用いる受動型赤外線防犯センサ等の検知器に関
するものであり、特に、検知器に対する妨害行為を直接
検出する外力警報機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】受動型赤外線防犯センサはカバー兼用の
監視窓から入射する被検知物体からの赤外線を反射鏡、
その他の光学系を介して焦電素子等の赤外線検出手段に
導き、その素子の電気出力を増幅及び判定することによ
り侵入者を検知して警報を発するものである。このよう
なセンサの検出原理は焦電素子に入射する赤外線エネル
ギーの突発的な変化を認識し、これによって出力を発生
するものであるため、監視窓の隠蔽や反射鏡の位置ずれ
等が生じた場合には、侵入者等があってもその人物等か
ら発生する赤外線を検出することができず、したがって
検知器の機能を発揮しなくなる。このような問題点を解
決するために、先に出願人は、視野妨害監視機構を備え
た受動型赤外線防犯センサに関する発明を出願し、特許
第2521505号として登録した。これは、赤外線透
過窓としてのカバーに接近する人間または物体を、侵入
者検出手段としての第1の検知手段とは独立した、第2
の検知手段により、検出しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第2の検知手段を設け
る方法ではその検知手段を構成する部品が多くなり、検
知器全体のコストが上昇するという問題がある。また、
この第2の検知手段自体に誤動作があってはならないた
め、その検出機能の確実性を増すことには相当な困難を
ともなっている。また、カバーの透過率の変化を推定す
るために、近赤外線を窓部分に透過させたり、窓表面に
反射させたりして監視する方法も考え出されているが、
いずれの方法も、確実な性能を保証するレベルまでは達
していない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、カバーに軽く接触するだけで作動するス
イッチを本体内部に設け、このスイッチの作動による出
力を用いて検知器に対する妨害行為を検出しようとする
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の検知器の外観を
示したものであり、天井面に取り付けたところを斜め下
方より見た図である。この検知器は、円板状のベース3
を天井面に固定し、そこに設けた端子部に電源線及び信
号線の配線を施し、そのベース3におわん形をしたカバ
ー1を備えた本体2を固定して用いる構成となってい
る。本体2をベース3に固定すると同時に、ベース3側
に設けた端子部と本体との電気的導通が得られるように
なっている。図2はこの検知器を取り付け面を下にして
置いた状態の、中央断面を示したものである。
【0006】本体2の内部には検知器の信号処理を行う
電子部品(図示省略)を実装したプリント基板6が固定
されており、そのプリント基板の外周部にノンロック式
のプッシュスイッチ40が設けられている。このスイッ
チ40の作動部41がカバー1のリブ11に接触し、カ
バー全体を支えている。図では2個のスイッチしか現れ
ていないが本実施例では4個のスイッチを用いた。スイ
ッチの配置場所を適宜選択することにより、最低3個の
スイッチを用いれば足りることは言うまでもない。カバ
ー1の縁部に設けた爪12がロック機構5によってその
上方向への移動を阻止されている。このロック機構5の
形状は図に示した形に限定されるものではない。本体側
に設けたレバー(図示省略)等の操作により同時に作動
するようなものであり、カバーの取り外しを阻止するよ
うなものであればどのような形態でもよい。
【0007】以上の構成において、4個のスイッチ40
の作動力(スイッチを作動させるために必要な力)の総
和がカバー1の重さよりも大きくなっているので、スイ
ッチは作動しない。この検知器を図1に示すように天井
面に取り付けると、カバー1はロック機構5によって支
持される形となる。ここでカバー1に軽く触れると、カ
バー1のリブ11がスイッチの作動部を押し付ける事に
なり、4個のスイッチのうち少なくとも1個が作動す
る。カバーの爪12と本体との間に上方向に移動できる
だけの空間(スイッチのストローク分よりも大きな空
間)を設けてあるので、カバー1に力が加えられている
間だけスイッチを押し、その力が取り除かれるとカバー
の自重とスイッチの復元力により元に戻る。このスイッ
チの状態変化を検知器外部へ出力する。カバーが本体に
固定された状態におけるカバーの動きを、ロック機構の
遊びということにする。スイッチ40は、作動部が押さ
れたときにスイッチ回路が開路から閉路状態に変化する
タイプのものを用いており、同一プリント基板上に設け
た4個のスイッチ回路が並列に接続されるようパターン
配線が施されているので、どのスイッチが作動してもそ
の作動状態を外部に出力することができる。作動部が押
されたときにスイッチ回路が閉路から開路に変化するタ
イプのものを用いたときは、それに合わせてプリント基
板のパターンを変えるようにする。
【0008】この検知器を壁面に取り付けたときも、天
井に取り付けたときと同様に、カバーに軽く力が加えら
れた時のみ検知出力を出すことになる。壁面に取り付け
たときは、カバーに働く重力の方向が、図1や図2で示
した方向と90゜異なるが、取り付け面を下にしてもカ
バーの全重力を支えるだけの力をスイッチ40の作動力
が備えているので、壁面に取り付けた状態でスイッチが
作動してしまうことはなく、またカバーを押さえてスイ
ッチが作動した後には、スイッチの復元力により確実に
復旧することになる。以上は、スイッチ40として、一
般的なタクトスイッチと呼ばれるものを代表とするノン
ロック式のプッシュスイッチを採用した場合について説
明したものであるが、このスイッチの代わりにゴム状の
感圧スイッチを用いてもよい。この場合は、カバー1の
縁部が接する位置に感圧スイッチを配置し、カバーが押
さえられたときの圧力変化を電気信号に変換して外部に
出力する構成とする。
【0009】
【発明の効果】本発明によればカバーに軽く触れるだけ
で検知出力を出すため、カバーに直接、赤外線エネルギ
ーの不透過処理を目的として妨害物を取り付けるといっ
た行為を、即座に検出することができる。タクトスイッ
チや感圧スイッチといった機械的な力を直接検出するス
イッチを採用したので、誤動作の心配がない。また、一
般の安価なスイッチを用いており、他の電気系の処理回
路を実装したプリント基板に、同時に実装することがで
きるので、部品単価及び組立費用を低く抑えることがで
き、コスト上のメリットは大きい。
【0010】近年、この種の防犯用検知器への妨害行為
も巧妙になってきており、例えば、本検知器のカバーよ
りもひとまわり大きな、赤外線エネルギーをまったく通
さない妨害用カバーを、検知器が作動しない昼間などの
時間帯に取り付け、夜間や休日に侵入行為に及ぶといっ
たケースが多くなっている。このとき、あまり大きなも
のだと、たとえ、検知器のカバーと同色のものを用いた
としても検知器の外観そのものが変わってしまい、妨害
行為自体が見抜かれてしまうことになる。検知器のカバ
ー1とほぼ同じ大きさの妨害用カバーを、検知器のカバ
ーに固定しようとすると、必然的に、カバー自体へ直接
接着等の手段によって取り付けることになるので、本発
明の外力警報機能は、このような場合に一層威力を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検知器の外観を示した図である。
【図2】本発明の検知器の、取付面を下にした状態の中
央断面を示した図である。
【符号の説明】
1.カバー 2.本体 3.ベース 40.ノンロック式のプッシュスイッチ 41.作動部 5.ロック機構 6.プリント基板 11.リブ 12.爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体とカバーより構成されている検知器
    において、本体の取り付け面を下にした状態で、カバー
    を本体上部よりかぶせるようにして装着した時に、カバ
    ー全体が本体内部に設けたスイッチの作動部のみによっ
    て支えられる構造とし、その状態にてカバーを本体側に
    固定するロック機構を設け、前記スイッチは、その作動
    力がカバーの自重よりも大きなものを使用し、前記ロッ
    ク機構は、カバー全体を前記スイッチのストローク分だ
    け本体側へ押し込むことができるよう遊びを持たせたも
    のとし、前記スイッチが作動したことを受けて外部へ出
    力する外力警報機能を備えた検知器。
  2. 【請求項2】 前記スイッチは本体内の共通のプリント
    基板に設けた3個以上のノンロック式のプッシュスイッ
    チであることを特徴とする請求項1記載の検知器。
  3. 【請求項3】 前記スイッチは弾性を有する材料を用い
    た感圧スイッチであることを特徴とする請求項1記載の
    検知器。
JP11037072A 1999-02-16 1999-02-16 外力警報機能を備えた検知器 Pending JP2000235678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037072A JP2000235678A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 外力警報機能を備えた検知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037072A JP2000235678A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 外力警報機能を備えた検知器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000235678A true JP2000235678A (ja) 2000-08-29

Family

ID=12487358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11037072A Pending JP2000235678A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 外力警報機能を備えた検知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000235678A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019014672A1 (en) * 2017-07-14 2019-01-17 Greenwave Systems PTE Ltd. MOTION SENSOR COVER

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019014672A1 (en) * 2017-07-14 2019-01-17 Greenwave Systems PTE Ltd. MOTION SENSOR COVER

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101192570B1 (ko) 차량 도어 및/또는 셔터의 전기식 또는 기계식 잠금 메커니즘을 작동시키기 위한 장치
EP1763048B1 (en) Switch device
US7170403B2 (en) Tamper switch structure and security sensor including the tamper switch structure
US20160251880A1 (en) Control for vehicle closures
JP2000235678A (ja) 外力警報機能を備えた検知器
EP3499479B1 (en) An alarm peripheral with an anti-tampering arrangement and an anti-tampering arrangement
US11445624B2 (en) Apparatus and method for detecting disassembly of apparatus
SK147795A3 (en) Device for placing of detector
JP7296036B2 (ja) タンパースイッチの構造
JP3843287B2 (ja) 自立タンパ機能付の防犯センサ
JP2896585B2 (ja) タンパー機能を有した壁面設置型ワイヤレス送信器
JP5584897B2 (ja) 防犯装置
JPH0648696Y2 (ja) 防犯センサーのタンパープルーフ構造
KR200191441Y1 (ko) 방범창호섀시
JP2603499Y2 (ja) ガラス破壊検知器
JP2007077797A (ja) ドア装置とそれを備えたスマートエントリーシステム
US20020109594A1 (en) Security systems
TWI301955B (ja)
JPS62190921A (ja) キ−ボ−ドスイツチ
JP2017194920A (ja) タンパ検知機能付き装置
JPH08320983A (ja) 防犯機器の撤去検出装置
KR200191440Y1 (ko) 방범창호섀시
GB2208558A (en) Security system
JP2006316609A (ja) センサユニットとそれを備えたドアハンドル装置、スマートエントリーシステム、センサユニットの取り付け方法およびドアノブ操作の検出方法
JPH11126282A (ja) 防犯検知器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080708