JP3841934B2 - Icパッケージのリード修正方法及びその修正治具 - Google Patents

Icパッケージのリード修正方法及びその修正治具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICパッケージのリード修正方法及びその修正治具に係り、特に、DIP(Dual In−line Package)型IC(半導体集積回路装置)パッケージのリード(端子)修正方法及びその修正治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、DIP型ICパッケージのリード修正方法は、ピンセットを用いた手修正によったり、以下に示すようなものであった。
また、図8は従来のDIP型ICパッケージのリード修正装置によるリード修正工程図である。
【0003】
まず、図8(a)に示すように、走行レール105でDIP型ICパッケージ102が搬送されてくる。
次に、図8(b)に示すように、DIP型ICパッケージ102のリード(端子)103が送られて、リードピッチ間隔に合わせた溝型などの櫛歯型金型101Bに合わせられる。
【0004】
次に、図8(c)に示すように、櫛歯型金型101Aが駆動される。
次に、図8(d)に示すように、櫛歯型金型101Aが櫛歯型金型101Bと噛み合い、リード修正を行う。
このように、DIP型ICパッケージ102のリード(端子)103のリードピッチ間隔に合わせた溝型などの櫛歯型金型101Bを用い、何段階かの修正動作ステップにより、リードを修正するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のリード修正方法では、次のような問題点があった。
(1)ピンセットを用いた手修正では、多くの手間がかかり、また、不均一な出来上がりとなったり、また、作業する人による差などがあった。
【0006】
(2)また、上記したリード修正装置による方法では、何段階かの修正ステップを必要とすることにより、構造が複雑になり、高価なものになっている。
また、図9は、DIP型ICパッケージのリード修正が行われる項目を示すものであり、この項目について、修正する必要がある。
すなわち、リードピッチ間隔のバラツキA、リード細幅部の曲がりB、リード開き方向のバラツキC、規定されているリード開き角度からの差Dを修正する必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、
〔1〕ICパッケージのリード修正方法において、対向するリード挟み部間にリード矯正櫛歯を挟み、前記ICパッケージのリード部を差し込める隙間をつくり、この隙間に前記リード部を差し込み、前記ICパッケージのモールド部を振り上げ、振り降ろして、前記リード部が前記リード挟み部に当たることにより、リードピッチ間隔、リードの曲がりとリード開き方向のバラツキを修正し、振り降ろされた前記ICパッケージのモールド部の下面が、モールド部止め・押し上げプレートに突き当たり止まることにより、規定されているリード開き角度からの差が調整され、リード開き角度を修正するようにしたものである。
【0008】
〔2〕ICパッケージのリード修正方法において、対向するリード挟み部間に凹所を有するスペーサを挟み、前記ICパッケージのリード部を差し込める隙間をつくり、この隙間に前記リード部を差し込み、前記ICパッケージのモールド部を振り上げ、振り降ろして、前記リード部が前記リード挟み部に当たることにより、リード開き方向のバラツキを修正し、振り降ろされた前記ICパッケージのモールド部の下面が、モールド部止め・押し上げプレートに突き当たり止まることにより、規定されているリード開き角度からの差が調整され、リード開き角度を修正するようにしたものである。
【0009】
〔3〕上記〔1〕又は〔2〕記載のICパッケージのリード修正方法において、前記ICパッケージのモールド部の下面が、前記モールド部止め・押し上げプレートに突き当たった状態で、前記モールド部止め・押し上げプレートを押し上げて前記ICパッケージのリードを変形なく抜き取るようにしたものである。
〔4〕上記〔1〕記載のICパッケージのリード修正方法において、前記リード矯正櫛歯にリード太幅収容部とこれに連通する波状の逃げ部を有するリード細幅収容部とを設け、前記波状の逃げ部にリード細幅部を挿入して、円滑なリード細幅部の矯正を行うようにしたものである。
【0010】
〔5〕上記〔1〕記載のICパッケージのリード修正方法において、前記リード矯正櫛歯にリード太幅収容部とこれに連通する波状の逃げ部を有するリード細幅収容部と、前記リード太幅収容部の下部の両側にはリード太幅部の両側に形成されるテーパーと一致するテーパーとを有し、この両テーパーの当接により、前記リード細幅部の曲がりを矯正するようにしたものである。
【0011】
〔6〕ICパッケージのリード修正治具において、対向するリード挟み部と、このリード挟み部間に挟まれるリード矯正櫛歯と、前記リード挟み部の一方にリードの延長方向にスライド可能に装着されるモールド部止め・押し上げプレートとを備え、前記リード矯正櫛歯にリード部を差し込み、モールド部を振り上げ、振り降ろして、前記リード部の修正を行うようにしたものである。
【0012】
〔7〕上記〔6〕記載のICパッケージのリード修正治具において、前記リード矯正櫛歯はリード太幅収容部とこれに連通するリード細幅収容部とを備え、前記リード細幅収容部には波状の逃げ部を設けるようにしたものである。
〔8〕上記〔6〕又は〔7〕記載のICパッケージのリード修正治具において、前記リード矯正櫛歯はリード太幅収容部とこれに連通するリード細幅収容部とを備え、前記リード太幅収容部の両側にはリード太幅部の両側に形成されるテーパーと一致するテーパーとを設けるようにしたものである。
【0013】
〔9〕上記〔6〕記載のICパッケージのリード修正治具において、前記リード矯正櫛歯のリードピッチ間隔幅を変え、異なったリードピッチ間隔をもつパッケージに対応可能にしたものである。
〔10〕ICパッケージのリード修正治具において、対向するリード挟み部と、このリード挟み部間に挟まれる凹所を有するスペーサと、前記リード挟み部の一方にリードの延長方向にスライド可能に装着されるモールド部止め・押し上げプレートとを備え、前記スペーサの凹所に前記ICパッケージのリード部を差し込み、ICパッケージのモールド部を振り上げ、振り降ろして、前記リード部の修正を行うようにしたものである。
【0014】
〔11〕上記〔6〕又は〔10〕記載のICパッケージのリード修正治具において、前記リード挟み部には、ゴミ抜きスリット部を設けるようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例を示すDIP型ICパッケージのリード修正治具(以下、DIPリード修正治具と言う)の正面斜視図、図2はそのDIPリード修正治具の背面一部切り欠き斜視図である。
【0016】
これらの図に示すように、DIP型ICパッケージ9のリードのフレーム厚に適度な余裕を加えた厚みを持つ、リード矯正櫛歯3がリード挟み部1とリード挟み部2に挟まれ、2本の止めネジ4で固定されている。
また、モールド止め・押し上げプレート5が、2本のプレートガイドネジ6でリード挟み部2に止められ、一定量平衡にスライド可能に保持されている。
【0017】
更に、リード挟み部2にはリード矯正櫛歯3の間に詰まるゴミを、エアーなどの気体を吹き込むことで除去するためのゴミ抜きスリット部8、また、手で治具全体を握ることができるように、握り部品7が設けられている。
図3はそのDIPリード修正治具のリード矯正櫛歯の拡大平面図、図4はそのDIP型ICパッケージのリード修正治具のリード矯正櫛歯にリードが差し込まれた状態を示す平面図である。
【0018】
これらの図に示すように、リード矯正櫛歯3には、左右への逃げ部16が形成されることにより、リード細幅部19に適度な余裕を加えたリード細幅収容部の幅14は、リード細幅部19に近い幅に形成することができ、リード細幅部19の曲がりB(図6参照)の修正能力を向上させる構造とした。
また、リード太幅部18のテーパー部18Aに当たるリード太幅収納部のテーパー部20が、リード矯正櫛歯3のリード太幅部18のテーパー部18Aの角度に合わせた角度15を持つ部分に当接し、左右が拘束されることにより、リード細幅部19の修正及び、リード17部全体の修正機能を有する。なお、図3及び図4において、11はリード収容部、12はリード矯正部である。
【0019】
図5は本発明の第1実施例を示すDIPリード修正治具を用いたリード修正工程図である。
(1)まず、図5(a)に示すように、DIPリード修正治具21にリード修正を行うべきDIP型ICパッケージ26を用意する。
(2)次に、図5(b)に示すように、DIPリード修正治具21のリード矯正櫛歯24に、DIP型ICパッケージ26のリード部28をリード肩曲がり部29まで差し込む。
【0020】
これにより、リード細幅部の曲がりB(図6参照)を修正し、リード部28を左右方向に拘束する。
(3)次に、図5(c)に示すように、DIP型ICパッケージのモールド部27を適度な量で振り上げる。
(4)続いて、図5(d)に示すように、DIP型ICパッケージのモールド部27を振り降ろす。
【0021】
これにより、DIP型ICパッケージのモールド部27が振り上げられた際、リード部28が、リード挟み部22,23に当たり、リード肩曲がり部29の曲がり角度を開き、そして振り降ろす際に、リード部28が、リード挟み部22,23に当たり、リード肩曲がり部29を元に戻して行き、リード開き方向のバラツキC(図6参照)を修正する。また、同時に、リード部28のネジレがなくなり、リード横曲がりがなくなり、リードピッチ間隔のバラツキA(図6参照)が修正される。
【0022】
次に、振り降ろされたモールド部27の下面が、モールド部止め・押し上げプレート25に突き当たり止まる。
これにより、規定されている、リード開き角度からの差D(図6参照)が調整され、修正される。
(5)次いで、図5(e)に示すように、モールド部止め・押し上げプレート25を上にスライドさせ、モールド部27の下面を押し上げ、DIP型ICパッケージ26を取り外す。
【0023】
これにより、治具に差し込まれている多くのリード部28をスムーズに、また再び曲げてしまわないように抜くことができる。
このリード修正動作を両辺について実施する。
このように、第1実施例によれば、本発明のDIPリード修正治具を用いて、リード修正動作を行うことにより、図6に示すように、
(1)リードピッチ間隔のバラツキA
(2)リード細幅部の曲がりB
(3)リード開き方向のバラツキC
(4)規定されている、リード開き角度からの差D
上記項目について、リード修正を行うことができる。
【0024】
すなわち、図6(a−1)〔正面図〕、図6(a−2)〔側面図〕に示すように、リードピッチ間隔のバラツキAと、リード細幅部の曲がりBと、リード開き方向のバラツキCがあったDIPリードは、図6(b−1)〔正面図〕、図6(b−2)〔側面図〕に示すように、リードピッチ間隔のバラツキA、リード細幅部の曲がりB、リード開き方向のバラツキCが修正される。
【0025】
次に、本発明の第2実施例について説明する。
図7は本発明の第2実施例を示すDIPリード修正治具の分解斜視図であり、DIPリード修正治具背面一部切り欠き図の中で見ることができるリード修正櫛歯3を櫛歯形状部を取り去ったもの(スペーサ)30に代えた構造にしたものである。
【0026】
図5に示す動作の内、リード細幅部の曲がりB及び、リードを左右方向に拘束し、リードピッチ間隔のバラツキAを修正する機能が外されたものである。
このように、本発明の第2実施例によれば、図7に示すDIPリード修正治具で修正することにより、図6の内、
(1)リード開き方向のバラツキC
(2)規定されている、リード開き角度からの差D
上記項目のみリードの修正をすることができる。
【0027】
なお、本発明は、上記実施例に加え、更に、以下のような実施例を有する。
(1)リード矯正櫛歯の櫛歯のピッチ間隔を変えることにより、DIP型ICパッケージの中でも異なるリードピッチ間隔を持つものにも対応することができる。
(2)上記実施例では、治具であったが、装置化することが可能である。
【0028】
(3)上記実施例では、DIP型ICパッケージのリード修正を対象としているが、ストレートのリード形状を持つICパッケージや、SIP(SingleIn−line Package)や、SIMP(Single In−line Memory Module Pinlead)端子の付いたメモリモジュールの端子(リード)修正に適用できる。
【0029】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0030】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
(A)請求項1記載の発明によれば、簡単にリードピッチ間隔、リードの曲がり、リード開き方向のバラツキ、リード開き方向のバラツキをそれぞれ修正するとともに、規定されているリード開き角度からの差が調整され、リード開き角度を修正することができる。
【0031】
(B)請求項2記載の発明によれば、リード開き方向のバラツキの修正と、リード開き角度の修正とを簡単な構成により行うことができる。
(C)請求項3記載の発明によれば、更に、リードの修正後の抜き取りを変形を伴うことなく行うことができる。
(D)請求項4記載の発明によれば、簡単な構成で円滑なリード細幅部の矯正を行うことができる。
【0032】
(E)請求項5記載の発明によれば、リード太幅収容部のテーパーにリード太幅部の両側に形成されるテーパーを当てることにより、リードピッチ間隔のバラツキとリード細幅部の曲がりを的確に修正することができる。
(F)請求項6記載の発明によれば、簡単な櫛歯構成で、リードピッチ間隔、リードの曲がり、リード開き方向のバラツキ、リード開き方向のバラツキをそれぞれ修正するとともに、規定されているリード開き角度からの差が調整され、リード開き角度を修正することができる。
【0033】
(G)請求項7記載の発明によれば、簡単な構造で、円滑なリード細幅部の矯正を行うことができる。
(H)請求項8記載の発明によれば、簡単な構造で、リードピッチ間隔のバラツキとリード細幅部の曲がりを的確に修正することができる。
(I)請求項9記載の発明によれば、異なったリードピッチ間隔をもつパッケージのリード修正を行うことができる。
【0034】
(J)請求項10記載の発明によれば、簡単なスペーサ構成で、リード開き方向のバラツキを修正し、規定されているリード開き角度からの差が調整され、リード開き角度を修正することができる。
(k)請求項11記載の発明によれば、リード矯正部の間に詰まるゴミを、ゴミ抜きスリット部からエアーなどの気体を吹き込むことで除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すDIP型ICパッケージのリード修正治具の正面斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すDIP型ICパッケージのリード修正治具の背面一部切り欠き斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示すDIP型ICパッケージのリード修正治具のリード矯正櫛歯の拡大平面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示すDIP型ICパッケージのリード修正治具のリード矯正櫛歯にリードが差し込まれた状態を示す平面図である。
【図5】本発明の第1実施例を示すDIP型ICパッケージのリード修正治具を用いたリード修正工程図である。
【図6】本発明の実施例のリード修正の効果を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例を示すDIP型ICパッケージのリード修正治具の分解斜視図である。
【図8】従来のDIP型ICパッケージのリード修正装置によるリード修正工程図である。
【図9】DIP型ICパッケージのリード修正が行われる項目を示す図である。
【符号の説明】
1,2,22,23 リード挟み部
3,24 リード矯正櫛歯
4 止めネジ
5,25 モールド止め・押し上げプレート
6 プレートガイドネジ
7 握り部品
8 ゴミ抜きスリット部
9,26 DIP型ICパッケージ
11 リード収容部
12 リード矯正部
14 リード細幅収容部の幅
15 角度
16 左右への逃げ部
17,28 リード部
18 リード太幅部
18A テーパー部
19 リード細幅部
20 リードのテーパ部
21 DIPリード修正治具
27 モールド部
29 リード肩曲がり部
30 スペーサ

Claims (11)

  1. ICパッケージのリード修正方法において、
    (a)対向するリード挟み部間にリード矯正櫛歯を挟み、前記ICパッケージのリード部を差し込める隙間をつくり、
    (b)該隙間に前記リード部を差し込み、
    (c)前記ICパッケージのモールド部を振り上げ、振り降ろして、前記リード部が前記リード挟み部に当たることにより、リードピッチ間隔、リードの曲がりとリード開き方向のバラツキを修正し、
    (d)振り降ろされた前記ICパッケージのモールド部の下面が、モールド部止め・押し上げプレートに突き当たり止まることにより、規定されているリード開き角度からの差が調整され、リード開き角度を修正することを特徴とするICパッケージのリード修正方法。
  2. ICパッケージのリード修正方法において、
    (a)対向するリード挟み部間に凹所を有するスペーサを挟み、前記ICパッケージのリード部を差し込める隙間をつくり、
    (b)該隙間に前記リード部を差し込み、
    (c)前記ICパッケージのモールド部を振り上げ、振り降ろして、前記リード部が前記リード挟み部に当たることにより、リード開き方向のバラツキを修正し、
    (d)振り降ろされた前記ICパッケージのモールド部の下面が、モールド部止め・押し上げプレートに突き当たり止まることにより、規定されているリード開き角度からの差が調整され、リード開き角度を修正することを特徴とするICパッケージのリード修正方法。
  3. 請求項1又は2記載のICパッケージのリード修正方法において、前記ICパッケージのモールド部の下面が、前記モールド部止め・押し上げプレートに突き当たった状態で、前記モールド部止め・押し上げプレートを押し上げて前記ICパッケージのリードを変形なく抜き取ることを特徴とするICパッケージのリード修正方法。
  4. 請求項1記載のICパッケージのリード修正方法において、前記リード矯正櫛歯にリード太幅収容部とこれに連通する波状の逃げ部を有するリード細幅収容部とを設け、前記波状の逃げ部にリード細幅部を挿入して円滑なリード細幅部の矯正を行うことを特徴とするICパッケージのリード修正方法。
  5. 請求項1記載のICパッケージのリード修正方法において、前記リード矯正櫛歯にリード太幅収容部とこれに連通する波状の逃げ部を有するリード細幅収容部と、前記リード太幅収容部の下部の両側にはリード太幅部の両側に形成されるテーパーと一致するテーパーとを有し、該両テーパーの当接により、前記リード細幅部の曲がりを矯正することを特徴とするICパッケージのリード修正方法。
  6. (a)対向するリード挟み部と、
    (b)該リード挟み部間に挟まれるリード矯正櫛歯と、
    (c)前記リード挟み部の一方にリードの延長方向にスライド可能に装着されるモールド部止め・押し上げプレートとを備え、
    (d)前記リード矯正櫛歯にリード部を差し込み、モールド部を振り上げ、振り降ろして、前記リード部の修正を行うようにしたことを特徴とするICパッケージのリード修正治具。
  7. 請求項6記載のICパッケージのリード修正治具において、前記リード矯正櫛歯はリード太幅収容部とこれに連通するリード細幅収容部とを備え、前記リード細幅収容部には波状の逃げ部を設けることを特徴とするICパッケージのリード修正治具。
  8. 請求項6又は7記載のICパッケージのリード修正治具において、前記リード矯正櫛歯はリード太幅収容部とこれに連通するリード細幅収容部とを備え、前記リード太幅収容部の両側にはリード太幅部の両側に形成されるテーパーと一致するテーパーとを設けることを特徴とするICパッケージのリード修正治具。
  9. 請求項6記載のICパッケージのリード修正治具において、前記リード矯正櫛歯のリードピッチ間隔幅を変え、異なったリードピッチ間隔をもつパッケージに対応可能にしてなるICパッケージのリード修正治具。
  10. (a)対向するリード挟み部と、
    (b)該リード挟み部間に挟まれる凹所を有するスペーサと、
    (c)前記リード挟み部の一方にリードの延長方向にスライド可能に装着されるモールド部止め・押し上げプレートとを備え、
    (d)前記スペーサの凹所にICパッケージのリード部を差し込み、モールド部を振り上げ、振り降ろして、前記リード部の修正を行うようにしたことを特徴とするICパッケージのリード修正治具。
  11. 請求項6又は10記載のICパッケージのリード修正治具において、前記リード挟み部には、ゴミ抜きスリット部を設けることを特徴とするICパッケージのリード修正治具。
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