JP3840915B2 - 演奏情報編集装置及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、自動演奏データの作成、編集が可能で、特に、自動伴奏パターンの設定や変更が可能な演奏情報編集装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆるDTM(デスクトップミュージック)のように、ソフトウェアを用いてパーソナルコンピュータ上で自動演奏データの作成や編集を行うようにした演奏情報編集装置が知られている。この装置では、自動演奏データとして、トラック毎に種々の演奏パートのデータを設定するほか、自動伴奏パターンを設定できるようになっているものがある。自動伴奏パターンは、小節毎等、自動演奏データを時間方向に任意に分割した各区分(以下、「ブロック」と称する)毎に設定可能で、一般に、スタイルデータとセクションデータの選択によって各ブロックの自動伴奏パターンが規定される。
【0003】
自動伴奏のための演奏データでは通常、スタイルデータが時系列に配置された構成となっている。スタイルデータは、ロックやポップス等の音楽ジャンルの演奏スタイルに対応する伴奏スタイルを規定するデータである。スタイルデータは複数種類記憶されており、各スタイルデータは複数種類のセクションデータで構成される。セクションデータには、例えば、楽曲の中で主として定常的に演奏されるメインAやメインB等のメインセクションデータや、楽曲の中のイントロ部分で演奏されるイントロセクションデータ、楽曲の中のエンディング部分で演奏されるエンディングセクションデータ等があり、各セクションデータが1つの伴奏パターンに対応している。
【0004】
ユーザは、各ブロック毎に、スタイルとセクションとを1つずつ設定することができる。従って、スタイルとセクションとの組み合わせによって、そのブロックに関する自動伴奏のために読み出すべき演奏データが決定される。さらに、作成された自動演奏データについてスタイルまたはセクションを所望のものに変更することも自由に行うことができる。
【0005】
各スタイルデータを構成するセクションデータの種類及び数は共通であり、設定変更の際、ユーザは、複数のブロックを同時に選択して、それらに対して同一のセクション(及び/又はスタイル)を一括して割り当て、あるいは変更することができる。設定、変更は画面上でなされ、例えば、あるブロックの表示をマウスクリックすると、全セクションがリスト表示され、その中で所望のセクションを選択、決定すると、そのセクションが設定されるか、あるいは選択されているすべてのブロックにその時点で割り当てられているセクションが上記選択、決定されたセクションに変更される。スタイルについても同様に設定、変更可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の演奏情報編集装置では、セクションやスタイルの設定、変更の際、スタイルデータを構成するセクションデータの種類及び数がいずれのスタイルデータについても共通であることを前提として制御していたため、スタイルデータ毎にそれを構成するセクションデータの種類や数が異なる場合には、不都合が生じることとなる。例えば、表現力の向上に伴い、スタイルによって固有のセクションを持たせたり、ユーザにより新規に作成されたセクションデータを特定のスタイルデータにのみ追加したりできるような仕様が採用された場合は、従来の制御手法では、適切な対応ができない。
【0007】
すなわち、セクションデータの種類や数がスタイルデータ毎に異なる場合は、複数のブロックについてセクションを一括して変更したとき、変更後のセクションを割り当てられないブロック(以下、「無効ブロック」と称する)が生じる場合がある。つまり、スタイルとセクションとの可能な組み合わせがスタイルによって相違するため、実際には存在しない組み合わせに変更、設定されてしまう場合がある。
【0008】
例えば、複数のブロックについて、各ブロックのスタイルをそのままに、各ブロックのセクションのみを、特定のスタイル用にしか用意されていないような特殊セクションに一括変更した場合、上記特定以外の通常のスタイルが設定されているブロックに関しては、通常のスタイルと特殊セクションとの組み合わせが設定されることになるが、この組み合わせは実際には存在しない。また、特殊セクションを有するスタイルが割り当てられているブロックについて、セクションをそのままに、スタイルのみを、特殊セクションを有しないスタイルに変更した場合、そのブロックに関しては、存在しない組み合わせとなる。
【0009】
このように、従来の装置では、存在しない組み合わせに設定、変更される場合があり、そのような状況では、そのブロックに関しては自動伴奏パターンが規定されず、自動演奏時に自動伴奏の再生がなされないという問題があった。しかも、ユーザにとってはスタイル乃至セクションの設定や変更を実行したはずであるとの思い込みがあるから、自動伴奏の楽音がどうして再生されないのかが直ちにはわからず、円滑な編集作業の支障になるおそれもあった。
【0010】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、スタイルデータ及びセクションデータの無効な組み合わせが生じることを回避して伴奏の無再生等の不具合を防止することができる演奏情報編集装置及びプログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の演奏情報編集装置は、複数の伴奏パターンであって各伴奏パターンのそれぞれがスタイルとセクションの組み合わせによって特定されるものを記憶した伴奏パターン記憶手段と、読み出すべき伴奏パターンをスタイルとセクションの組み合わせによって指示する指示イベントデータと該指示イベントデータの読み出しタイミングを表す発生タイミングデータとからなるスタイルシーケンスデータを記憶したシーケンスデータ記憶手段と、スタイルもしくはセクションの変更を指示する指示手段と、変更対象の指示イベントデータを選択する選択手段と、前記指示手段により指示された変更内容に基づいて、前記選択手段で選択された変更対象の指示イベントデータのスタイルとセクションの組み合わせを変更する変更手段とを備え、前記変更手段は、前記指示手段により指示された変更内容に基づくスタイルとセクションの組み合わせが、前記伴奏パターン記憶手段に記憶されている伴奏パターンを特定できないものである場合には、当該スタイルとセクションの組み合わせが、予め規定されているデフォルトの伴奏パターンを特定するものとなるように、スタイルもしくはセクションを変更することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項3のプログラムは、複数の伴奏パターンであって各伴奏パターンのそれぞれがスタイルとセクションの組み合わせによって特定されるものを記憶していると共に、読み出すべき伴奏パターンをスタイルとセクションの組み合わせによって指示する指示イベントデータと該指示イベントデータの読み出しタイミングを表す発生タイミングデータとからなるスタイルシーケンスデータを記憶している演奏情報編集装置に対して、スタイルもしくはセクションの変更を指示するステップと、変更対象の指示イベントデータを選択するステップと、前記指示された変更内容に基づいて、前記選択された変更対象の指示イベントデータのスタイルとセクションの組み合わせを変更するものであって、前記指示された変更内容に基づくスタイルとセクションの組み合わせが、前記演奏情報編集装置に記憶されている伴奏パターンを特定できないものである場合には、当該スタイルとセクションの組み合わせが、予め規定されているデフォルトの伴奏パターンを特定するものとなるように、スタイルもしくはセクションを変更するステップとからなる手順を実行させることを特徴とする。
【0027】
なお、請求項記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明を構成する。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0029】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る演奏情報編集装置の全体構成を示すブロック図である。本装置は、例えば、DTM(デスクトップミュージック)を行えるパーソナルコンピュータとして構成される。
【0030】
本装置は、押鍵検出回路3、スイッチ検出回路4、ROM6(組み合わせ記憶手段、組み合わせ記憶メモリ)、RAM7、タイマ8、表示制御回路9、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)10、ハードディスクドライブ(HDD)11、CD−ROM(コンパクトディスク−リード・オンリ・メモリ)ドライブ12、MIDIインターフェイス(MIDII/F)13、通信インターフェイス(通信I/F)14、音源回路15、効果回路16及びマウス情報検出回路20が、バス18を介してCPU5(設定手段、制御手段)にそれぞれ接続されて構成される。
【0031】
さらに、押鍵検出回路3には鍵盤1が接続され、スイッチ検出回路4にはパネルスイッチ2が接続されている。マウス情報検出回路20にはスイッチを有する平面移動自在のマウス21(区分選択手段)が接続され、表示制御回路9には例えばLCD若しくはCRTで構成される表示装置19(設定指示受け付け手段、一括設定指示受け付け手段、表示部)が接続されている。CPU5にはタイマ8が接続され、MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続されている。通信I/F14には通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ102が接続され、音源回路15には効果回路16を介してサウンドシステム17が接続されている。
【0032】
押鍵検出回路3は鍵盤1の各鍵(不図示)の押鍵状態を検出する。パネルスイッチ2は、各種情報を入力するための複数のスイッチ(不図示)を備える。このスイッチは、キーボード等、操作子として利用できるものであればどのようなものでもよい。スイッチ検出回路4は、パネルスイッチ2の各スイッチの押下状態を検出する。CPU5は、本装置全体の制御を司る。ROM6は、CPU5が実行する制御プログラムや各種テーブルデータ等を記憶する。RAM7は、自動演奏データ、設定画面情報、テキストデータ等の各種入力情報、各種フラグやバッファデータ及び演算結果等を一時的に記憶する。タイマ8は、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各種時間を計時する。表示制御回路9は、表示装置19に楽譜等の各種情報を表示させる。
【0033】
FDD10は、記憶媒体であるフロッピー(登録商標)ディスク(FD)24をドライブする。FD24には、上記制御プログラム、各種アプリケーションプログラム、及び各種データ等が格納される。外部記憶装置であるHDD11は、上記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶する。CD−ROMドライブ12は、上記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等が格納されているCD−ROM(不図示)をドライブする。
【0034】
MIDII/F13は、他のMIDI機器100等の外部装置からのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)信号を入力したり、MIDI信号を外部装置に出力したりする。通信I/F14は、通信ネットワーク101を介して、例えばサーバコンピュータ102とデータの送受信を行う。音源回路15は、FDD10、CD−ROMドライブ12またはMIDII/F13等から入力された自動演奏データ等の曲データを楽音信号に変換する。効果回路16は、音源回路15から入力される楽音信号に各種効果を付与し、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム17は、効果回路16から入力される楽音信号等を音響に変換する。マウス情報検出回路20は、マウス21の移動情報やスイッチオン/オフ等の操作情報を検出する。
【0035】
なお、本実施の形態では、音源回路15は、その名称の通り、すべてハードウェアで構成したが、これに限らず、一部ソフトウェアで構成し、残りの部分をハードウェアで構成してもよいし、また、すべてソフトウェアで構成するようにしてもよい。
【0036】
HDD11には、前述のようにCPU5が実行する制御プログラムを記憶することができる。ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合には、このHDD11内のハードディスクに制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等を容易に行うことができる。
【0037】
CD−ROMドライブ12によりCD−ROMから読み出された制御プログラムや各種データは、HDD11内のハードディスクにストアされる。これにより、制御プログラムの新規インストールやバージョンアップ等を容易に行うことができる。なお、このCD−ROMドライブ12以外にも、外部記憶装置として、光磁気ディスク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用するための他の装置を設けるようにしてもよい。
【0038】
なお、MIDII/F13は、専用のものに限らず、RS−232CやUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインターフェースより構成してもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信してもよい。
【0039】
通信I/F14は、上述のように、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュータ102と接続される。HDD11内のハードディスクに上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていない場合には、通信I/F14は、サーバコンピュータ102からプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本実施の形態では演奏情報編集装置)は、通信I/F14及び通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ102へとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータ102は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワーク101を介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通信I/F101を介して、これらプログラムやパラメータを受信してHDD11内のハードディスクに蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
【0040】
この他、外部コンピュータ等との間でデータのやりとりを直接行うためのインターフェイスを備えるようにしてもよい。
【0041】
本装置では、自動演奏データの編集を行える。自動演奏データは、上述したように、FDD10、CD−ROMドライブ12、MIDII/F13、通信I/F14を介して読み出し乃至入力される。また、自動演奏データはユーザが創作して鍵盤1やマウス21等で入力することもできる。読み出しあるいは入力された自動演奏データは、例えばRAM7に格納される。
【0042】
また、自動演奏データのフォーマットは、演奏イベントの発生時刻を一つ前のイベントからの時間で表した「イベント+相対時間」、演奏イベントの発生時刻や曲や小節内における絶対時間で表した「イベント+絶対時間」、音符の音高と符長(あるいは休符と休符長)で演奏データを表した音高(休符)+符長方式、演奏の最小分割能毎にメモリの領域を確保し、[演奏イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域に演奏イベントを記憶した「ベタ」方式等、どのような形式であってもよく、いずれのフォーマットを採用しても、周知の技術によって簡単に自動演奏処理を実現することができる。
【0043】
図2は、自動演奏データの編集時等に表示される処理ウィンドウの一例を示す図である。本装置では、自動演奏データの編集をGUI(Graphical User Interface)を用いて行わせるようにしており、表示装置19に処理ウィンドウ30が表示される。
【0044】
同図に示すように、処理ウィンドウ30は、トラック番号を表示するトラック番号表示領域31と、コード進行を表示するコードデータ表示領域33と、スタイル進行、すなわちスタイルデータ及びそれを構成するセクションデータ(いずれも後述する)の設定状況を表示するスタイルデータ表示領域34とを備えて構成される。ユーザは、この処理ウィンドウ30上で、マウス21やパネルスイッチ2を用いて各種設定を行う。
【0045】
スタイルデータは、自動演奏データを時間方向に複数に分割した各区分(以下、「ブロックB」と称する)毎に割り当て(設定)することができ、各ブロックB(34a、34b、34c…)毎に、スタイルデータとセクションデータとが1つずつ設定される。例えば、同図に示す例では、ブロックB34aについては、設定されたスタイルデータの種類を示す所定のマーク(図示せず)がマーク35に表示されると共に、設定されたセクションデータの種類を示す「MAIN C」がブロックB内の表示領域に表示される。
【0046】
なお、各ブロックBの長さは任意に設定可能であり、例えば、イントロ部だけで1つのブロック、エンディング部だけで1つのブロック、メイン部では複数のブロックというように、曲想に応じてユーザが任意に分割設定することができる。コードデータの設定は、ブロックB毎に限らず、任意の区間毎に設定することができる。
【0047】
図3は、本実施の形態におけるデータ構成を示す概念図である。
【0048】
同図(a)はスタイルデータの構成を示す。スタイルデータは、リズムパート、ベースパート、コードバッキングパート等の伴奏パートを表す演奏データであって、ロックやポップス等の音楽ジャンルや曲風等、演奏スタイル毎にパターン化され伴奏スタイルを規定するデータである。スタイルデータは例えばROM6内に予め複数種類記憶されている。なお、スタイルデータは、ユーザによって新規に作成されたり、外部装置から入力されたりして種類が追加され得るが、追加分のスタイルデータは例えばRAM7に記憶される。
【0049】
同図(a)に示すように、各スタイルデータは、スタイルの種類(スタイルA、B、C…等)を規定するスタイルネームSTNと、複数種類のセクションデータと、スタイルデータの終了を示すエンドデータSTEDとで構成される。セクションデータは、数小節(例えば、1〜2小節)長の楽曲を自動伴奏するための演奏データである。セクションデータは特定の和音(一般にはCメジャー)に基づいて作成されており、セクションデータから読み出されるCメジャーに沿った音高が、後述するコードシーケンスデータCHCで逐次指定される和音に基づいて音高変換されて発音されることで、自動伴奏を行うことが可能となる。これが一般的に自動伴奏機能あるいはオートベース機能と呼ばれるものである。
【0050】
セクションデータには、楽曲の中のイントロ部分で演奏されるイントロセクションデータSECI、楽曲中のフレーズのつなぎ目等のフィルイン部分で装飾的に演奏されるフィルインセクションデータSECF、楽曲の中で主として定常的に演奏されるメインセクションデータSECM、及び楽曲の中のエンディング部分で演奏されるエンディングセクションデータSECE等があり、各セクションデータが1つの伴奏パターンに対応している。他のスタイルデータも同様に構成される。
【0051】
各セクションデータは同様に構成されるが、イントロセクションデータSECIを例にとると、イントロセクションデータSECIは、同図(b)に示すように、設定情報SECHD、演奏イベントデータEVD、発生タイミングデータTD及びエンドデータSECEDとで構成される。
【0052】
設定情報SECHDは、当該セクションデータの種類(名称)、データ容量、作成年月日のほか、当該セクションデータがどのスタイルデータに含まれるか等を示す情報である。演奏イベントデータEVDには、発音音高を示す音高データ、発音強弱を示すベロシティデータ、及び発音開始から発音終了までの時間を示すゲートタイムデータが含まれる。発生タイミングデータTDは、ノート発生のタイミングを示すデータである。演奏イベントデータEVD及び発生タイミングデータTDは演奏の進行順に記憶されている。エンドデータSECEDは、セクションデータの終了を示すデータである。
【0053】
セクション種類によっては、セクションデータは複数記録されている。例えば、あるスタイルデータでは、イントロセクションデータSECIはイントロA、イントロBの2種、メインセクションデータSECMはメインA、メインB、メインCの3種というように、複数種類存在する場合がある。同様に、フィルインセクションデータSECFが3種、エンディングセクションデータSECEが2種存在する場合がある。すなわち、セクションデータの種類構成は各スタイルデータによって異なる。なお、同図(b)は、例えば、イントロAの構成を示したものであり、イントロBや他のセクションデータについても同様に構成される。
【0054】
従って、あるブロックBの伴奏パターンは、スタイルデータが指定され、さらにそのスタイルデータの中のセクションデータのうちの1つの種類が指定されて初めて特定されることになる。各ブロックBについてスタイルデータ及びセクションデータの指定の状況は、上述したようにスタイルデータ表示領域34(図2)に表示される。
【0055】
同図(c)は、RAM7に格納される自動演奏データ(楽曲データ)の構成を示す。この自動演奏データは、例えば、SMF(Standard MIDI File)フォーマットで作成され、設定情報MHD、演奏データMD、コードシーケンスデータCHC、スタイルシーケンスデータSTC及びエンドデータMEDで構成される。
【0056】
設定情報MHDは、当該曲の曲名、初期テンポ等の初期設定、データ容量、作成年月日、ファイル形式(SMF、GM(General MIDI)等)等のデータにより構成される。演奏データMDは、上記演奏イベントデータEVD及び発生タイミングデータTDと同様に構成される演奏イベントデータ及び発生タイミングデータの組が演奏進行順に記憶されたデータであり、例えば、主旋律(メロディ)パートの再生を行うためのデータである。この演奏データMDは、トラック番号表示領域31(図2)を用いてトラック毎に設定される。
【0057】
コードシーケンスデータCHCは、楽曲の和音進行を規定するデータであり、和音種類及び和音根音から成る和音イベントデータ(ルート+タイプ、必要に応じて+ベース)と、和音イベントデータの発生タイミングを表す発生タイミングデータとの組が演奏進行順に記憶されたデータである。コードシーケンスデータCHCで規定されるコード進行は、上述したようにコードデータ表示領域33(図2)に表示される。エンドデータMEDは、当該自動演奏データの終了を示すデータデータである。
【0058】
スタイルシーケンスデータSTCは、楽曲における伴奏の進行を規定するデータであり、図3(d)に示すように、発生タイミングデータSTCTD、指示イベントデータSTCID及びエンドデータSTCED等からなる。指示イベントデータSTCIDは、同図(e)に示すように、スタイル指示データSTID及びセクション指示データSECIDからなる。スタイル指示データSTIDはスタイルネームSTNを指定し、セクション指示データSECIDはセクションデータを指定する。従って、スタイル指示データSTID及びセクション指示データSECIDの双方により、どのスタイルデータの中のどのセクションデータを読み出すべきか(例えば、スタイルAのイントロB等)が定まる。すなわち、指示イベントデータSTCIDは、読み出すべきセクションデータを指定する。
【0059】
発生タイミングデータSTCTDと指示イベントデータSTCIDとは1組となっており、1組が1つのブロックBに対応している。発生タイミングデータSTCTDは、組となっている指示イベントデータSTCIDで指定されるセクションデータの読み出しタイミングを規定する。なお、ブロックB同士が時間的に隣接せず間隔が空く場合は、前のブロックBに対応する指示イベントデータSTCIDの終了を示すデータがその指示イベントデータSTCIDの直後に挿入される。エンドデータSTCEDは、当該スタイルシーケンスデータSTCの終了を示すデータである。
【0060】
図4は、本実施の形態におけるメイン処理のフローチャートを示す図である。本処理は、本処理のためのソフトウェアが本装置上で起動されたときに開始される。なお、本処理の開始直後には、初期画面として、前述した図2の処理ウィンドウが表示装置19に表示される。
【0061】
ここでまず、ブロックBの選択について説明する。処理ウィンドウにおいて、左右方向にスクロールすることで楽曲の全体に亘って所望のブロックBを処理ウィンドウに表示させることができ、表示されたブロックBがマウス21により選択可能となる。処理ウィンドウにおいて、所望のブロックB上にマウスカーソル(図示せず)を移動させてクリックすることで、そのブロックBが選択状態となる。複数のブロックBを一度に選択するには、不図示のCtrlキーを押しながらブロックBを順番に左クリックしていけばよい。ブロックBを選択状態とした後、他のブロックBについてCtrlキーを押下することなく左クリックした場合は、当該他のブロックBが選択状態となり、先に選択されたブロックBは選択状態が解除される。
【0062】
スタイルまたはセクションを変更する際は、ユーザは、選択したブロックB(複数選択の場合はそれらのうちいずれかのブロックB)上でマウス21を右クリックすることで、ポップアップ形式等でメニューリストを表示させ、メニューリストから「スタイル変更」または「セクション変更」を選択する。
【0063】
まず、図4のステップS401では、新たに1つのブロックBが選択されたか否かを判別し、その判別の結果、新たに1つのブロックBが選択されない場合はステップS405に進む一方、新たに1つのブロックBが選択された場合は、ステップS402に進み、その操作が複数のブロックBを同時に選択する操作であるか否かを判別する。このような操作には、例えば、上記のようにCtrlキーを押しながらブロックBを順番に左クリックする操作が該当する。
【0064】
その判別の結果、複数のブロックBを同時に選択する操作である場合は、ステップS404に進む一方、複数のブロックBを同時に選択する操作でない場合は、単独選択であるため、ステップS403に進み、選択ブロックバッファの内容をすべて消去して、ステップS404に進む。
【0065】
ここで、選択ブロックバッファは、現在選択されているブロックBがどれであるかを記憶するものであり、例えばRAM7がその機能を果たす。選択ブロックバッファには、1つのブロックBのみが選択状態となっているときはそのブロックBを表す情報のみが記憶され、複数のブロックBが同時に選択状態となっているときは、それら複数の各ブロックBをそれぞれ表す複数の情報が記憶される。
【0066】
ステップS404では、選択されたブロックB(以下、「選択ブロック」と称する)を選択ブロックバッファに追加(登録)、すなわち、新たな選択ブロックを表す情報を記憶する。
【0067】
次に、選択ブロックのスタイルを変更するような設定指示(スタイル変更指示)がされたか否かを判別する(ステップS405)。上述したように、マウス21の右クリックにより表示されるメニューリストから「スタイル変更」が選択された場合に、スタイル変更指示があったと判別される。その判別の結果、選択ブロックのスタイル変更指示がされない場合はステップS407に進む一方、選択ブロックのスタイル変更指示がされた場合は、後述する図5のスタイル変更処理を実行して(ステップS406)、ステップS407に進む。
【0068】
次に、ステップS407では、選択ブロックのセクションを変更するような設定指示(セクション変更指示)がされたか否かを判別する。上述したように、マウス21の右クリックにより表示されるメニューリストから「セクション変更」が選択された場合に、セクション変更指示があったと判別される。その判別の結果、選択ブロックのセクション変更指示がされない場合はステップS409に進む一方、選択ブロックのセクション変更指示がされた場合は、後述する図8のセクション変更処理を実行して(ステップS408)、ステップS409に進む。
【0069】
ステップS409では、その他の処理を実行する。「その他の処理」には例えば、選択処理、再生処理、その他の指示の処理等がある。再生処理には、自動再生とリアルタイム再生とがある。自動再生では、表示(オープン)されている自動演奏データから各タイミングデータに従って各種イベントデータを読み出し、音源回路15に出力すると、音源回路15、効果回路16及びサウンドシステム17によって、楽音信号に変換され、効果処理が付加され増幅出力されて、楽曲の自動演奏がなされる。その際、演奏データMDに従って各パートの自動演奏がなされると共に、コードシーケンスデータCHCで規定される和音進行と、スタイルシーケンスデータSTCで規定される伴奏の進行とに基づいて、適切な伴奏スタイルで且つ適切なタイミングで自動伴奏がなされる。
【0070】
また、リアルタイム再生では、鍵盤部1における押鍵された鍵に対応するキーコード、ベロシティ及びキーオン/オフの信号が押鍵検出回路3により検出され、その検出信号が音源回路15に送信され、そのとき指定されている音色の楽音が発音される。
【0071】
選択処理では、表示装置19に表示(オープン)する曲(自動演奏データ)を選択する処理等がなされる。その他の指示の処理では、オープンされている自動演奏データの再生の開始、一時停止、終了を指示する処理等がなされる。
【0072】
次に、ステップS410では、本プログラムの終了指示がされたか否かを判別し、その判別の結果、終了指示がされない場合は前記ステップS401に戻る一方、終了指示がされた場合は、本処理を終了する。
【0073】
図5は、図4のステップS406で実行されるスタイル変更処理のフローチャートを示す図である。
【0074】
まず、スタイルを選択するためのスタイル一覧表を表示する(ステップS501)。このスタイル一覧表は、上記ポップアップ形式等で表示されたメニューリストの「スタイル変更」の例えば右方(または左方)に近接して表示される。スタイル一覧表には、記憶されているすべてのスタイル種類の名称が表示され、ユーザは、所望のスタイル上でマウスクリックする等の操作によりスタイルを選択することができる。
【0075】
次に、スタイル一覧表を使ってスタイルが選択されたか否かを判別する(ステップS502)。そして、スタイルが選択されるまでその判別を繰り返し、スタイル一覧表を使ってスタイルが選択された場合は、その選択されたスタイルを全選択ブロック(1つの場合は当該ブロックB)に割り当てる(ステップS503)。従って、複数のブロックBが選択されていた場合は、すべての選択ブロックについて上記選択されたスタイルが設定される。具体的には、スタイルシーケンスデータSTC中における指示イベントデータSTCID中のスタイル指示データSTIDが、元のスタイルデータに代えて選択後のスタイルデータを指すように更新される。また、それに対応して、図2の処理ウィンドウ30におけるマーク35の表示も更新後のものに変わる。
【0076】
次に、無効な組み合わせを割り当てられたブロックBがあるか否かを判別する(ステップS504)。ここで、上述したように、セクションデータの種類構成は各スタイルデータによって異なる。例えば、第1のスタイルデータ中にはメインA、B、Cが存在するが第2のスタイルデータ中にはメインAしか存在せずメインB、Cが存在しないというような状況があり得る。そのため、セクションをそのまま維持するとすれば、スタイル変更によって、変更後のスタイルデータ中に存在しないセクションデータが処理ウィンドウ30上では設定されるという事態が生じる場合がある。このようなスタイルデータとセクションデータとの実在しない組み合わせを、以下、「無効な組み合わせ」と称し、「無効な組み合わせ」を割り当てられたブロックBを、以下、「無効ブロック」と称する。
【0077】
前記ステップS504の判別の結果、無効な組み合わせを割り当てられたブロックB(「無効ブロック」)がない場合は、ユーザの変更指示に従ったスタイルデータの変更のままで何ら支障がないため、本処理を終了する。一方、「無効ブロック」がある場合は、ステップS505に進み、「無効ブロック」のそれぞれ(1つの場合は当該ブロックB)に所定のセクションを割り当てる。具体的には、スタイルシーケンスデータSTC中における指示イベントデータSTCID中のセクション指示データSECIDが、元のセクションデータに代えて所定のセクションデータを指すように更新される。また、それに対応して、図2の処理ウィンドウ30におけるブロックB34の表示領域内のセクション種類の表示も更新後のものに変わる。
【0078】
ここで、「無効ブロック」に設定される所定のセクションデータは予めデフォルトで定まっている。例えば、イントロセクションデータSECIであればイントロA、フィルインセクションデータSECFであればフィルインA、メインセクションデータSECMであればメインA、エンディングセクションデータSECEであればエンディングAというように、各セクション種類毎に基本形に決まっている。従って、「無効ブロック」については、当該「無効ブロック」に割り当てられているセクションの種類(イントロセクションデータSECIなのかメインセクションデータSECMなのか等)が検出され、その種類に応じて割り当て直すセクションデータが決定される。ステップS505の処理後は本処理を終了する。
【0079】
なお、同じ種類のセクションに関し、スタイルデータ毎にデフォルトの基本形(所定のセクションデータ)が異なっていてもよい。例えば、メインセクションデータSECMのデフォルトの基本形が、第1のスタイルデータではメインAであるが、第2のスタイルデータではメインBというように設定されていてもよい。
【0080】
ここで、スタイル変更処理における前記ステップS505によるセクションデータの割り当ての態様を、具体例を挙げて説明する。
【0081】
図6は、3種類のスタイルデータ及びその構成と3つのブロックBにおけるスタイルデータ等の設定状況を示す図である。
【0082】
同図(a)、(b)、(c)に、スタイルネームがそれぞれ「スタイルA」、「スタイルB」、「スタイルC」であるスタイルデータを示す。説明簡略のためセクションデータの構成は実際よりも簡単にしている。イントロセクションデータSECIについては、スタイルA、B、C共にイントロAのみしかなく、相違はない。エンディングセクションデータSECEについても、いずれもエンディングAしかなく相違はない。しかし、メインセクションデータSECMについては、スタイルAはメインA、B、Cを有するのに対し、スタイルBはメインAしか有さず、スタイルCはメインA、Bしか有しない点で互いに相違がある。スタイルA、B、Cについてデフォルトで設定されているメインセクションデータの基本形(所定のセクションデータ)は、それぞれメインA、メインA、メインBであるとする。
【0083】
同図(d)は、3つのブロックB1、B2、B3におけるスタイルデータとその中のセクションデータの設定状況を示す。ブロックB1については、「スタイルA・メインC」が設定されている。すなわち、スタイルデータとして「スタイルA」が割り当てられ、その中のセクションデータとしてメインセクションデータSECMの「メインC」が割り当てられている。同様に、ブロックB2については「スタイルB・メインA」が設定され、ブロックB3については「スタイルC・メインB」が設定されている。現時点では、これら3つのブロックBは無効ブロックではない。
【0084】
図7は、スタイル変更処理を実行した後における各ブロックB1、B2、B3のスタイルデータとその中のセクションデータの設定状況を示す図である。本例は、セクションデータを維持したままスタイルデータのみを変更しようとした場合におけるセクションデータの割り当て態様を示す。
【0085】
同図(a)に示すように、ブロックB1を選択してスタイルBに変更しようとした場合は、ユーザの変更指示にそのまま従ってスタイルを変更しただけでは、「スタイルB・メインC」という組み合わせとなり、無効ブロックとなってしまう。そこで、スタイルデータについては変更指示の通り「スタイルB」に変更するが、セクションデータについては、「メインC」に代えて、「スタイルB」のメインセクションとしてデフォルトで定まっている所定のセクションデータである「メインA」に変更し、「スタイルB・メインA」という組み合わせにする。
【0086】
また、同図(b)に示すように、ブロックB1、B3を選択してスタイルBに変更しようとした場合は、変更指示にそのまま従ってスタイルを変更しただけでは両ブロック共に無効ブロックとなってしまうため、セクションデータについては「スタイルB」のメインセクションにおける所定のセクションデータである「メインA」にそれぞれ変更し、いずれも「スタイルB・メインA」という組み合わせにする。
【0087】
また、同図(c)に示すように、ブロックB1、B2を選択してスタイルCに変更しようとした場合は、ブロックB2については、変更指示にそのまま従ってスタイルを変更しても無効ブロックとはならないため、セクションデータの変更は行わず、「スタイルC・メインA」という組み合わせにする。一方、ブロックB1については、「スタイルC」のメインセクションにおける所定のセクションデータである「メインB」に変更し、「スタイルC・メインB」という組み合わせにする。
【0088】
このようにして、変更後のスタイルデータと設定されているセクション種類とに基づいて、セクションデータを必要に応じて変更することで、無効な組み合わせが生じることが回避される。
【0089】
なお、上記基本形(所定のセクションデータ)は、デフォルトで設定したが、これをユーザが設定可能に構成してもよい。その場合、すべてのスタイルに対して同一のセクションデータ(例えば、メインA)を基本形として設定するようにしてもよいし、スタイル毎に異なるセクションデータ(例えば、スタイルAにはメインA、スタイルBにはメインB等)を基本形として設定するようにしてもよい。
【0090】
図8は、図4のステップS408で実行されるセクション変更処理のフローチャートを示す図である。
【0091】
まず、選択ブロックバッファ内に登録されたブロックB(すなわち選択ブロック)が複数あるか否かを判別する(ステップS801)。その判別の結果、選択が複数ない場合は、単独選択の場合であるので、ステップS808に進み、選択ブロックに割り当てられているスタイルに対応するセクションの一覧表を作成する。この場合は、割り当てられているスタイルデータ中のすべてのセクションデータを示すセクション名称のリストが一覧表として作成される。その後、ステップS805に進む。
【0092】
一方、ステップS801の判別の結果、選択ブロックバッファ内に登録されたブロックが複数ある場合は、複数選択ブロックについてセクションを一括変更する場合であるので(一括設定指示)、ステップS802に進み、複数の各選択ブロックにそれぞれ割り当てられているスタイルを検出する。次に、検出された全スタイルに共通のセクションを検出し(ステップS803)、該共通のセクションの一覧表を作成して(ステップS804)、ステップS805に進む。
【0093】
ステップS805では、前記ステップS808または前記ステップS804で作成された一覧表を表示装置19に画面表示させる。
【0094】
図9は、セクション変更処理において表示装置19に表示される一覧表の例を示す図である。
【0095】
例えば、前述した図6に示すスタイルデータ構成とスタイルデータ等の設定状況を例にとって説明すると、まず、ブロックB1のみを選択した場合は、前記ステップS808を介してステップS805を実行することになり、図9(a)に示すように、スタイルAが有する全セクション(イントロA、メインA、メインB、メインC及びエンディングA)が一覧表として作成され、表示される。
【0096】
一方、ブロックB1及びB2を選択した場合は、前記ステップS804を介してステップS805を実行することになり、図9(b)に示すように、スタイルAとスタイルBとが共通に有する全セクション(イントロA、メインA及びエンディングA)が一覧表として作成、表示される。同様に、ブロックB1及びB3を選択した場合は、図9(c)に示すように、スタイルAとスタイルCとが共通に有する全セクション(イントロA、メインA、メインB及びエンディングA)が一覧表として作成、表示され、ブロックB1、B2及びB3を選択した場合は、図9(d)に示すように、スタイルAとスタイルBとスタイルCとが共通に有する全セクション(イントロA、メインA及びエンディングA)が一覧表として作成、表示される。
【0097】
このようにして、ブロックBの選択状況に応じて、すなわち、選択ブロックの数及び種類に応じて、無効な組み合わせとならないような適切なセクションのリストのみが、割り当て可能なセクションとして表示されることになる。表示されないセクションは選択されることがないので、無効な組み合わせが生じるおそれがない。ユーザは、表示されたセクションのリストの中から所望のものを選択してマウスクリック等の操作を行えば、無効ブロックを生じさせることのない適切なセクションデータの変更指示を行うことができる。
【0098】
なお、一覧表の表示の際、上記適切なセクションのリスト以外のセクション(無効な組み合わせとなるようなもの)については、表示しないようにするが、これに限るものでなく、例えば、白抜き表示や色を変更する等によって、適切なセクションとは区別可能に表示するようにしてもよい。その場合でも、不適切なセクションは、マウス操作等によって選択ができないように構成するのが望ましい。
【0099】
図8に戻り、続くステップS806では、上記表示された一覧表を使ってセクションが選択されたか否かを判別する。そして、セクションが選択されるまでその判別を繰り返し、一覧表を使ってセクションが選択された場合は、ステップS807に進んで、一覧表にて選択されたセクションを全選択ブロック(1つの場合は当該ブロックB)に割り当てる。これにより、複数の選択ブロックについてセクションの一括変更がなされる。具体的には、各選択ブロック毎に、スタイルシーケンスデータSTC中における指示イベントデータSTCID中のセクション指示データSECIDが、一覧表にて選択されたセクションデータを指すように一括設定される。また、それに対応して、図2の処理ウィンドウ30におけるブロックB34内の表示領域の表示も更新後のものに変わる。なお、ブロックBによっては、セクションデータが更新されるものもあれば、そのまま維持されるものもある。その後、本処理を終了する。
【0100】
本実施の形態によれば、スタイル毎にセクション構成が異なる場合において、ブロックBを選択してスタイルデータのみを変更しようとしたときは、その変更指示に従ってスタイルデータが変更される一方、セクションデータが、そのスタイルデータに応じた所定のセクションデータに割り当てられる。その結果、無効ブロックが生じないようにスタイルデータ及びセクションデータが適切に設定され、自動演奏時に自動伴奏の再生がなされないという事態を回避することができる。よって、スタイルデータの設定を優先した上で、スタイルデータ及びセクションデータの無効な組み合わせが生じることを回避して伴奏の無再生等の不具合を防止することができる。
【0101】
また、複数のブロックBを同時選択してセクションデータのみを一括変更しようとした場合、同時選択されたブロックBに各々設定されている複数種類のスタイルデータが共通に有するセクションデータのみが、選択可能なものとして一覧表でリスト表示されるので、ユーザは、各スタイル毎のセクション構成を気にすることなく、また、設定可能なセクションを了知しつつ、セクションの一括設定を適切且つ簡単に行え、円滑な編集作業を確保することができると共に、スタイルデータ及びセクションデータの無効な組み合わせが生じることを回避して伴奏の無再生等の不具合を防止することができる。特に、多数のブロックBを同時選択してセクションを一括変更する場合に、従来の手法では無効ブロックが生じる機会が多いと想定されるが、本実施の形態では、一覧表示されているセクションを選択すれば、全選択ブロックに必ず反映されるので、一括変更の作業が簡単になる。
【0102】
なお、本実施の形態において、選択ブロックの指定、スタイルやセクションの変更の指定等は、マウス21を用いて行うようにしたが、これに限るものでなく、ユーザが指示内容を確認しつつ操作でき、その指示内容がCPU5に認識されるような手法であれば、他の手段を用いてもよい。例えば、画面上に設けられたメニューバー等から操作の実行コマンドを選択する手法を用いてもよいし、キーボード等を用いてブロック番号、スタイルネーム、セクション名等を直接入力できるようにしてもよい。
【0103】
なお、本実施の形態では、スタイルデータまたはセクションデータのいずれか一方のみを変更しようとした場合を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、スタイルデータ及びセクションデータの両者について変更希望のものを同時に指定(例えば、選択ブロックについて両者をキーボードで直接入力)できるように構成してもよい。両者同時に設定指示がなされた場合は、例えば、スタイルデータの希望を優先し、スタイルデータを設定指示に従って変更した後、セクションデータの割り当ての段階で無効な組み合わせが生じないようにすればよい。または、これとは逆に、セクションデータを優先し、設定したセクションデータに応じてデフォルトのスタイルデータを設定するようにしてもよい。いずれを優先するかは、スタイルデータ毎に予め定めておいてもよいし、ユーザが事前またはその都度指定するようにしてもよい。
【0104】
なお、本実施の形態では、スタイルデータまたはセクションデータを変更しようとする場合を例示したが、スタイルデータ及びセクションデータのいずれかまたは双方が未割り当ての状態で、希望のスタイルデータまたはセクションデータを設定しようとする場合においても、同様の手法を応用して、無効な組み合わせが生じないように、スタイルデータ及び/又はセクションデータを設定するようにしてもよい。
【0105】
なお、本実施の形態において、図5のスタイル変更処理では、無効ブロックに関し、スタイルについてはあくまでユーザの変更指示に従って変更し、セクションデータの割り当ての段階で無効な組み合わせが生じないようにしたが、この手法に代えて、無効ブロックに関しては、スタイルデータ及びセクションデータの双方共に現設定を維持する(変更しない)ことで、無効な組み合わせの発生を回避するようにしてもよい。
【0106】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、セクションデータの変更指示を行った場合、一覧表の表示により、選択可能なセクションを絞ることで、無効ブロックが生じないようにしたが、本第2の実施の形態では、無効なブロックについては、セクションデータを維持するかまたは所定のセクションデータに変更するようにする。従って、基本的構成は第1の実施の形態と同様であるが、図4のステップS408において、図8のセクション変更処理に代えて、図5と同様の処理において「スタイル」を「セクション」に置き換えた処理を実行する。従って、制御プログラムとしては、図5の処理を実行するためのプログラムをパラメータ変更して用いることができる。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。具体的態様を図10で説明する。
【0107】
図10は、第2の実施の形態におけるセクション変更処理を実行した後における各ブロックB1、B2、B3のスタイルデータとその中のセクションデータの設定状況を示す図である。本例は、スタイルデータを維持したままセクションデータのみを変更しようとした場合におけるセクションデータの割り当て態様を示す。なお、変更前のスタイルデータの構成及び設定状況は、図6に示した通りである。
【0108】
図10(a)に示すように、ブロックB2を選択してセクションデータをメインセクションデータSECMのメインCに変更しようとした場合は、ユーザの変更指示にそのまま従ってセクションを変更しただけでは、「スタイルB・メインC」という組み合わせとなり、無効ブロックとなってしまう。そこで、スタイルデータについては現設定を維持すると共に、セクションデータについては、「メインC」に代えて、「スタイルB」のメインセクションとしてデフォルトで定まっている所定のセクションデータである「メインA」に変更し、「スタイルB・メインA」という組み合わせにする。
【0109】
また、同図(b)に示すように、ブロックB1、B2を選択してセクションデータをメインBに変更しようとした場合は、ユーザの変更指示にそのまま従ってセクションを変更しただけでは、ブロックB1は無効ブロックとならないが、ブロックB2は無効ブロックとなってしまう。そこで、ブロックB1については、指示の通り「スタイルA・メインB」という組み合わせにするが、ブロックB2については、スタイルデータについては現設定を維持すると共に、セクションデータについては、「メインB」に代えて「メインA」に変更し、「スタイルB・メインA」という組み合わせにする。
【0110】
このようにして、セクションのみの変更指示がされた場合は、スタイルデータを現状維持とし、それに応じて無効な組み合わせとならないように所定のセクションデータを設定することで、無効ブロックの発生を回避することができる。
【0111】
セクション指示データSECIDの更新や処理ウィンドウ30における表示の更新は第1の実施の形態と同様である。また、所定のセクションデータの意義も第1の実施の形態と同様である。
【0112】
本実施の形態によれば、セクションのみの変更指示がされた場合において、スタイルデータの設定を優先した上で、スタイルデータ及びセクションデータの無効な組み合わせが生じることを回避して伴奏の無再生等の不具合を防止することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0113】
なお、本実施の形態において、図4のステップS407でセクション変更指示がされたとき、無効な組み合わせになるようなセクションを含めすべてのセクションをポップアップ形式等でリスト表示するようにしてもよい。その場合、リスト表示で選択されたセクションが無効な組み合わせになるようなものであった場合に、初めて上記のような所定のセクションデータへの変更設定を行うようにすればよい。
【0114】
なお、本発明を達成するためのソフトウェアによって表される制御プログラムを記憶した記憶媒体を、本装置に読み出すことによって同様の効果を奏するようにした場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、プログラムコードが電送媒体等を介して供給される場合は、プログラムコード自体が本発明を構成することになる。なお、これらの場合の記憶媒体としては、ROMのほか、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
【0115】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0116】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スタイルデータ及びセクションデータの無効な組み合わせが生じることを回避して伴奏の無再生等の不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る演奏情報編集装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 自動演奏データの編集時等に表示される処理ウィンドウの一例を示す図である。
【図3】 同形態におけるデータ構成を示す概念図である。
【図4】 同形態におけるメイン処理のフローチャートを示す図である。
【図5】 図4のステップS406で実行されるスタイル変更処理のフローチャートを示す図である。
【図6】 3種類のスタイルデータ及びその構成と3つのブロックBにおけるスタイルデータ等の設定状況を示す図である。
【図7】 スタイル変更処理を実行した後における各ブロックB1、B2、B3のスタイルデータとその中のセクションデータの設定状況を示す図である。
【図8】 図4のステップS408で実行されるセクション変更処理のフローチャートを示す図である。
【図9】 セクション変更処理において表示装置に表示される一覧表の例を示す図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態におけるセクション変更処理を実行した後における各ブロックB1、B2、B3のスタイルデータとその中のセクションデータの設定状況を示す図である。
【符号の説明】
2 パネルスイッチ、 6 ROM(組み合わせ記憶手段、組み合わせ記憶メモリ)、 7 RAM、 5 CPU(設定手段、制御手段)、 9 表示制御回路、 12 CD−ROMドライブ、 13 MIDIインターフェイス、 14 通信インターフェイス、 15 音源回路、 19 表示装置(設定指示受け付け手段、一括設定指示受け付け手段、表示部)、 21 マウス(区分選択手段)、 20 マウス情報検出回路

Claims (3)

  1. 複数の伴奏パターンであって各伴奏パターンのそれぞれがスタイルとセクションの組み合わせによって特定されるものを記憶した伴奏パターン記憶手段と、
    読み出すべき伴奏パターンをスタイルとセクションの組み合わせによって指示する指示イベントデータと該指示イベントデータの読み出しタイミングを表す発生タイミングデータとからなるスタイルシーケンスデータを記憶したシーケンスデータ記憶手段と、
    スタイルもしくはセクションの変更を指示する指示手段と、
    変更対象の指示イベントデータを選択する選択手段と、
    前記指示手段により指示された変更内容に基づいて、前記選択手段で選択された変更対象の指示イベントデータのスタイルとセクションの組み合わせを変更する変更手段とを備え、
    前記変更手段は、前記指示手段により指示された変更内容に基づくスタイルとセクションの組み合わせが、前記伴奏パターン記憶手段に記憶されている伴奏パターンを特定できないものである場合には、当該スタイルとセクションの組み合わせが、予め規定されているデフォルトの伴奏パターンを特定するものとなるように、スタイルもしくはセクションを変更することを特徴とする演奏情報編集装置。
  2. 前記選択手段は、複数の指示イベントデータを一度に選択できるものであり、前記変更手段は、前記指示手段により指示された変更内容に基づいて、前記選択手段で選択されているすべての指示イベントデータについて、指示イベントデータごとにスタイルとセクションの組み合わせを変更するものであって且つ、前記指示手段により指示された変更内容に基づくスタイルとセクションの組み合わせが、前記伴奏パターン記憶手段に記憶されている伴奏パターンを特定できない指示イベントデータについては、当該変更内容に基づくスタイルとセクションの組み合わせが、予め規定されているデフォルトの伴奏パターンを指示する組み合わせとなるように、スタイルもしくはセクションを変更することを特徴とする請求項1記載の演奏情報編集装置。
  3. 複数の伴奏パターンであって各伴奏パターンのそれぞれがスタイルとセクションの組み合わせによって特定されるものを記憶していると共に、読み出すべき伴奏パターンをスタイルとセクションの組み合わせによって指示する指示イベントデータと該指示イベントデータの読み出しタイミングを表す発生タイミングデータとからなるスタイルシーケンスデータを記憶している演奏情報編集装置に対して、
    スタイルもしくはセクションの変更を指示するステップと、
    変更対象の指示イベントデータを選択するステップと、
    前記指示された変更内容に基づいて、前記選択された変更対象の指示イベントデータのスタイルとセクションの組み合わせを変更するものであって、前記指示された変更内容に基づくスタイルとセクションの組み合わせが、前記演奏情報編集装置に記憶されている伴奏パターンを特定できないものである場合には、当該スタイルとセクションの組み合わせが、予め規定されているデフォルトの伴奏パターンを特定するものとなるように、スタイルもしくはセクションを変更するステップとからなる手順を実行させることを特徴とするプログラム。
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