JP3838304B2 - 樹脂成形品製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一部に複数の貫通孔を有する樹脂成形品と、該貫通孔を有しない樹脂成形品とを選択的に製造するための樹脂成形品製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図18に一部に貫通孔を有する樹脂成形品aが示されている。これは自動車のドアトリムであり、図19に示す多数の貫通孔bを有するスピーカーグリルcを備えている。このスピーカーグリルcの内面には貫通孔bの間を縫って補強リブdが設けられている(図20参照)。
【0003】
図21にはこのドアトリムaを成形するための製造装置(金型)が示されている。同図において、eは上型、fは下型本体であり、上型eには上記貫通孔bを成形するための突起gが多数設けられ、上記下型本体fには上記上型eへ向かって進退するスライドブロックiが設けられている。このスライドブロックiには上記上型eの各突起gに対向する多数の突起jが設けられているとともに、上記リブdを成形する部位には多数のエア抜きピンkが該スライドブロックiを貫通するように設けられている。このエア抜きピンkの下端はスライドブロックiの下端に固定されている。また、スライドブロックiは油圧シリンダ(図示省略)のピストンロッドmに結合されている。
【0004】
樹脂成形品の成形にあたっては、同図に実線で示すように型開きした状態において上型eの下降を開始すると同時にスライドブロックiを上昇させ、鎖線で示すように上型eの突起gをスライドブロックiの突起jに当接させる。この状態で溶融樹脂の供給を開始するとともに、上型eの下降を継続することで型閉じを完了する。このとき、キャビティ内のエアはエア抜きピンkとそのピン孔内周面との隙間から抜ける。溶融樹脂が硬化した後、図22に示すように上型eを上昇させ、次に下型本体fのエジェクタピン(図示省略)を突出させて、樹脂成形品aを離型することになる。
【0005】
一方、上記ドアトリムaには車格上の要求からスピーカーを設けない場合もあるが、その場合にはスピーカーグリルcの貫通孔bによって車両走行時の風切り音やロードノイズが車内に洩れ易くなる。そこで、図23に示すように、遮音カバーnをスピーカーグリルcの周縁の内方に突出したフランジpに嵌めることがなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の如く車格上の要求からスピーカーを設けない場合に、遮音カバーを別途必要とし且つその取付作業を必要とすることはコスト高の要因となり、車格を下げて安価な車両を提供するという観点からは不都合である。
【0007】
そこで、本発明は、例えばドアトリムにスピーカーを設ける場合と設けない場合とに簡単に対応することができるように、貫通孔を有する樹脂成形品と貫通孔を有しない樹脂成形品とを選択的に製造することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下型のスライドブロックを上型の突起に接触させることによって貫通孔を成形するようにした金型において、樹脂成形品の成形の際にスライドブロックを上型の突起に接触させなければ貫通孔が形成されないことから、貫通孔を必要としないときにはスライドブロックを上記突起に接触しない位置に位置付けることができるようにしたものである。
【0009】
すなわち、この出願の発明は、一部に複数の貫通孔を有する樹脂成形品と、該貫通孔を有しない樹脂成形品とを選択的に製造するための樹脂成形品製造装置に関するものであって、
樹脂成形品を成形するためのキャビティを形成する上型及び下型と、
上記貫通孔を成形するために上記上型の成形面の一部に形成された複数の突起と、
上記下型の本体に上記上型の複数の突起へ向かって進退するように設けられたスライドブロックと、
上記スライドブロックをその進退方向に貫通する複数のエア抜き孔と、
上記各エア抜き孔に差し込まれ、下端が上記下型本体に固定され、上端面が上記スライドブロックと共に成形面を構成し、且つ該スライドブロックが上記下型本体に対して後退したときに上記上端面が相対的に上記上型の方へ突出するエア抜きピンと、
上記上型と下型とが開いた状態で溶融樹脂を上記下型の成形面に供給する樹脂供給手段と、
上記樹脂供給後の上型と下型との型閉じと樹脂硬化後の型開きとを行なう型駆動手段と、
上記貫通孔を有する樹脂成形品を製造するときには上記スライドブロックを上記型閉じ状態において上記上型の突起に接触するように位置付け、上記貫通孔を有しない樹脂成形品を製造するときには上記スライドブロックを上記型閉じ状態において上記上型の突起に接触しないように上記接触位置よりも後退させるブロック駆動手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】
従って、樹脂成形品に貫通孔を必要とするときは、型閉じ状態でスライドブロックを上型の突起に接触させることができるから、この突起によって貫通孔を有する樹脂成形品を成形することができる。一方、貫通孔を必要としないときは、上記スライドブロックを型閉じ状態で上型の突起に接触しないように上記接触位置よりも後退させることができるから、該突起によって樹脂成形品の表面に凹凸が形成されるだけで、貫通孔は形成されない。
【0011】
そうして、上記貫通孔を有する樹脂成形品を製造したときは、その後に上記スライドブロックを下型本体に対して後退させることにより、上記エア抜きピンを相対的に突出させた状態にすることができ、これにより、当該樹脂成形品をスライドブロックから円滑に離型することができる。
【0012】
スライドブロックを上記接触位置よりも後退させる具体的な手段としては、ブロック駆動手段によって該シリンダブロックを後退位置に位置決めするというものであっても、あるいはブロック駆動手段によるシリンダブロックの支持圧力を溶融樹脂の成形圧力よりも低めに設定し、樹脂の成形圧力によってスライドブロックを所定の位置まで後退させるというものであってもよい。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、貫通孔を成形するための複数の突起を上型に設ける一方、上型の複数の突起に向かって進退するスライドブロックを下型に設け、該スライドブロックをその進退方向に貫通するエア抜き孔にエア抜きピンを差し込み、該スライドブロックが後退したときにエア抜きピンの上端面が相対的に上型の方へ突出するようにし、上記貫通孔を有する樹脂成形品を製造するときには上記スライドブロックを型閉じ状態において上記上型の突起に接触するように位置付け、上記貫通孔を有しない樹脂成形品を製造するときには上記スライドブロックを上記型閉じ状態において上記上型の突起に接触しないように上記接触位置よりも後退させるブロック駆動手段を設けたから、型が閉じられたときのスライドブロックの位置を変更するだけで、簡単に貫通孔を有する樹脂成形品と貫通孔を有しない樹脂成形品とを選択的に製造することができ、従来のような貫通孔を必要としないときにこれを別途塞ぐ必要がなくなり、しかも、エア抜きピンを利用して、貫通孔を有する樹脂成形品のスライドブロックからの離型性を高めることができ、生産性の向上に有利になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
−樹脂成形品製造装置の全体構成−
図1には先に説明した図18〜図20に示すドアトリム(樹脂成形品)を製造するための装置が示されている。この装置はスピーカーグリルを有するドアトリムと、スピーカーグリルを有しない(貫通孔が形成されていない)ドアトリムとを選択的に製造することができるものである。
【0016】
図1において、1は上型、2は下型であり、上型1の成型面の一部にはスピーカーグリルを成形するための多数の突起3が設けられている。一方、下型2には上記突起3に対向する多数の突起4を備えたスライドブロック5が油圧シリンダ(ブロック駆動手段)6によって上型1に向かって進退するように設けられている。また、下型本体2aにはその成形面の複数箇所に溶融樹脂を供給する樹脂供給通路(樹脂供給手段)7が設けられているとともに、複数のエジェクタピン8がエジェクタプレート9に支持されて下型本体2aの成形面上に突出自在に設けられている。上型1にはこれを昇降させて型開き及び型閉じを行なうための油圧シリンダ(図示省略)が結合され、エジェクタプレート9にはエジェクタ用の油圧シリンダ(図示省略)が設けられている。
【0017】
−スライドブロック部分の構成−
図2に示すように、スライドブロック5は下型本体2aに昇降自在に嵌められている。図3にも示すように、スライドブロック5の突起4間には補強リブ(図19,20に示す補強リブd)を成形するための、他の凹部よりも深くなったリブ成形凹部12が形成されている。このリブ成形凹部12の形成により、両型1,2のスピーカーグリルを成形するための成形面は、下型側の方が上型側よりも広くなっている。つまり、後述する溶融樹脂が硬化して得られるドアトリムは上型側との密着力よりも下型側との密着力の方が大きくなり該下型側に付き易くなっている。
【0018】
そして、このリブ成形凹部12の位置にはスライドブロック5をその進退方向に貫通する複数のエア抜き孔13が形成されていて、その各エア抜き孔13にはエア抜きピン14が差し込まれている。このエア抜きピン14の下端はピンプレート15を介して下型本体2aに固定されており、スライドブロック5がその成形面を下型本体2aの成形面に連ねる成形位置にあるときに、エア抜きピン14の上端面がリブ成形凹部12の底面に露出して成形面を構成するようになっている。
【0019】
−ブロック駆動手段(油圧シリンダ6)の構成−
油圧シリンダ6は、スライドブロック5をその成形面が下型本体2aの成形面に連なった成形位置(スピーカーグリルを成形する位置)と、該成形位置よりも上型側に突出した前進位置と、逆に引っ込んだ後退位置とに駆動するものである。すなわち、油圧シリンダ6は、上記スピーカーグリルを有するドアトリムを成形するときには、スライドブロック5を上記前進位置、成形位置、及び後退位置に順に位置付け、スピーカーグリルを有しないドアトリムを成形するときには、スライドブロック5を上記後退位置に位置付けるものである。以下、具体的に説明する。
【0020】
−スピーカーグリルを有するドアトリムの製造−
A.図2に示すように、上型1と下型2とが開いた状態において、上型1の下降を開始すると同時に、油圧シリンダ6によってスライドブロック5を上昇させて前進位置に位置付ける。このとき、エア抜きピン14の先端は図3にも示すようにリブ成形凹部12の底面よりも後退している。
【0021】
B.上型1の下降を続けて、図4に示すように該上型1の突起3とスライドブロック5の突起4とを当接させる(図5参照)。この場合、突起3,4の部分がスピーカーグリルの貫通孔になる。
【0022】
C.上記上型1の下降を継続しながら、下型本体2aの成形面への溶融樹脂の供給を開始する。なお、上記突起3,4が当接する直前から当該供給を開始する場合もある。溶融樹脂の一部は上型1に押されて、当接した突起3,4の周囲にも流動するから、スライドブロック5に対してはその流動圧に負けない押し上げ力を与えるようにする。
【0023】
D.上記溶融樹脂の供給を続けながら、上記スライドブロック5の押し上げ力に抗して上型1をドアトリム用のキャビティが形成される位置まで下降させ、そのことによって該スライドブロック5を成形面に位置付ける(図6参照)。これにより、図7に示すようにエア抜きピン14の上端面はリブ成形凹部12の底面位置になる。この時点までに上記溶融樹脂の供給は終了させる。キャビティのエアはエア抜きピン14とエア抜き孔13の内周面との隙間から型外へ抜ける。
【0024】
E.図8に示すように、上型1を上昇させてドアトリム16を上型から離型させる。
【0025】
F.図9に示すように、油圧シリンダ6によってスライドブロック5を後退させてエア抜きピン14を相対的に突出させることによって、ドアトリム16のスピーカーグリル部を該スライドブロック5から離型させる。このとき、図10に示すように、エア抜きピン14がエジェクタピンの役割を果たすため、当該離型が円滑に行なわれることになる。
【0026】
G.図11に示すように、下型2を下降させてエジェクタピン8を相対的に突出させることによって、又はエジェクタピン8自体を駆動してこれを突出させることによって、下型本体2aからドアトリム16を離型させる。
【0027】
−スピーカーグリルを有しないドアトリムの製造−
H.図12に示すように、油圧シリンダ6によってスライドブロック5をその突起4が型閉じ状態になっても上型1の突起3に接触しない後退位置に位置付ける。従って、図13に示すように、エア抜きピン14の上端は、スライドブロック5の突起4の上端と略同じ高さまで相対的に突出した状態になる。
【0028】
I.上型1を下降させながら、下型本体2aの成形面への溶融樹脂の供給を行なう。
【0029】
J.図14に示すように、上型1をドアトリム用のキャビティが形成される位置まで下降させる(型閉じ)。この時点までに上記溶融樹脂の供給は終了させる。キャビティのエアはエア抜きピン14とエア抜き孔13の内周面との隙間から型外へ抜ける。
【0030】
K.図15に示すように、上型1を上昇させてドアトリム16を上型から離型させる。
【0031】
L.下型2を下降させてエジェクタピン8を相対的に突出させることによって、又はエジェクタピン8自体を駆動してこれを突出させることによって、下型本体2aからドアトリム16を離型させる。得られたドアトリム16は、図16に示すようにスピーカーグリル部分17に貫通孔のないものになる。
【0032】
なお、スピーカーグリルを有するドアトリムを製造するときのFの工程ように、スライドブロック5を上記後退位置よりさらに後退させてエア抜きピン14を相対的に突出させることによって、スライドブロック5を成形品から離すようにしてもよい。
【0033】
但し、エア抜きピン14を離型に利用しなくとも、スピーカーグリル部分には貫通孔がなくその剛性が高いから、エジェクタピン8による離型だけでも成形品の変形や白化のおそれは実際には問題にならない。
【0034】
−他の実施形態−
図17にはスライドブロック5に突起を設けない例である。スライドブロック5は、平坦な成形面に開口するリブ成形凹部12を備え、このリブ成形凹部12の底面にエア抜き孔13が開口し、該エア抜き孔13にエア抜きピン14が差し込まれている。すなわち、上型1の突起3の抜き角度Bを大きくすることによって(必要に応じて、スライドブロック5にリブ成形凹部を多く形成することによって)、上型1と樹脂成形品との密着力よりもスライドブロック5と樹脂成形品との密着力を大きくすることができ、これにより樹脂成形品を上型1から離型するときに該樹脂成形品をスライドブロック5側に確実に残すことができるものである。
【0035】
−その他−
上記実施形態はドアトリムのスピーカーグリルの製造に関するが、本発明はこれに限らず、エキストラクタグリル等の製造にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る樹脂成形品の製造装置の全体構成を示す断面図。
【図2】 貫通孔を成形するときの同装置のスピーカーグリル成形部を、型開き状態で且つスライドブロックを前進させた状態で示す断面図。
【図3】 同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図4】 同成形部を、上型の突起とスライドブロックの突起とを当接した状態で示す断面図。
【図5】 同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図6】 同成形部を型閉じ状態で示す断面図。
【図7】 同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図8】 同成形部を上型が上昇した状態で示す断面図。
【図9】 同成形部をスライドブロックが後退した状態で示す断面図。
【図10】 同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図11】 同成形部を樹脂成形品が離型した状態で示す断面図。
【図12】 貫通孔を成形しないときのスピーカーグリル成形部を、型開き状態で且つスライドブロックを後退させた状態で示す断面図。
【図13】 同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図14】 同成形部を型閉じ状態で示す断面図。
【図15】 同成形部を上型が上昇した状態で示す断面図。
【図16】 貫通孔を有しないスピーカーグリル部分の断面図。
【図17】 他の実施形態を示す断面図。
【図18】 自動車のドアトリムの正面図。
【図19】 スピーカーグリル部の一部を示す正面図。
【図20】 スピーカーグリル部の一部を拡大して示す断面図。
【図21】 従来の製造装置を示す断面図。
【図22】 同装置の成形後に上型を上昇させた状態を示す断面図。
【図23】 従来の遮音カバーを示す断面図。
【符号の説明】
1 上型
2 下型
2a 下型本体
3 突起
4 突起
5 スライドブロック
6 油圧シリンダ(ブロック駆動手段)
7 樹脂供給通路(樹脂供給手段)
8 エジェクタピン
9 エジェクタプレート
12 リブ成形凹部
13 エア抜き孔
14 エア抜きピン
16 ドアトリム(樹脂成形品)
17 貫通孔のないスピーカーグリル部分
Claims (1)
- 一部に複数の貫通孔を有する樹脂成形品と、該貫通孔を有しない樹脂成形品とを選択的に製造するための樹脂成形品製造装置であって、
樹脂成形品を成形するためのキャビティを形成する上型及び下型と、
上記貫通孔を成形するために上記上型の成形面の一部に形成された複数の突起と、
上記下型の本体に上記上型の複数の突起へ向かって進退するように設けられたスライドブロックと、
上記スライドブロックをその進退方向に貫通する複数のエア抜き孔と、
上記各エア抜き孔に差し込まれ、下端が上記下型本体に固定され、上端面が上記スライドブロックと共に成形面を構成し、且つ該スライドブロックが上記下型本体に対して後退したときに上記上端面が相対的に上記上型の方へ突出するエア抜きピンと、
上記上型と下型とが開いた状態で溶融樹脂を上記下型の成形面に供給する樹脂供給手段と、
上記樹脂供給後の上型と下型との型閉じと樹脂硬化後の型開きとを行なう型駆動手段と、
上記貫通孔を有する樹脂成形品を製造するときには上記スライドブロックを上記型閉じ状態において上記上型の突起に接触するように位置付け、上記貫通孔を有しない樹脂成形品を製造するときには上記スライドブロックを上記型閉じ状態において上記上型の突起に接触しないように上記接触位置よりも後退させるブロック駆動手段とを備えていることを特徴とする樹脂成形品の製造装置。
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