JP3838050B2 - 配送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、宅配便や書留郵便などで受領の確認を容易に行ない得るようにした配送システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
宅配便や書留郵便などで物が届けられた場合、受取人側では帳票に押印をして受け取りを証するようにしていた。しかしながら、これでは、不意の配送に対し、印鑑を探すことが面倒であるし、市販の簡易な印鑑を用いた虚偽の受領も考えられる。また、配送管理の上では、受取人の受け取りと同時に配送完了を確認できることが好ましいが、配送作業者が帳票を集配所に持ち帰ることで受取管理を行う従来のシステムでは、このリアルタイムな配送完了の確認は困難であった。
【0003】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、配送された物品を受け取った旨の証明を容易に行うことができ、しかも物品の受け取りと同時に配送完了を確認することができる配送システムを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の配送システムは、配送を受付けた物品に、当該物品を特定するための物品情報、前記物品の荷送人を特定するための荷送人情報、前記物品の荷受人を特定するための荷受人情報および通信ネットワークに接続された配送管理サーバの電子メールアドレスを記録した情報記録媒体を設け、配送業者が前記物品の配送依頼を受付けたとき、集荷用端末から前記情報記録媒体に記録された情報を前記通信ネットワークを介して前記配送管理サーバに送信し、前記物品が前記荷受人に配送されたとき、前記物品を受け取った受取人の個人用移動電話機が有する読取手段によって前記情報記録媒体に記録された情報を読み取り、前記読取手段が読み取った前記配送管理サーバの電子メールアドレスに、当該個人用移動電話機の番号と受け取った物品を特定するための情報とを前記通信ネットワークを介して送信することを特徴とする
【0005】
このように、移動電話機は個人所有であるから、受取人が受け取った物品を特定して移動電話機の番号を配送管理サーバに送信することで、受け取りを証明することとなり、また、不正のおそれがない。そして、配送されて来た物品を受け取った人は、移動電話機から配送管理サーバへ送信することで受け取りの証明ができるので、一々印鑑を探さなくとも済む。また、受け取りと同時に、配送管理サーバへ受け取ったことが送信されるので、管理側では、物品の受け取りと同時に配送完了を確認できる。
【0006】
上記の情報記録媒体は、請求項の発明のように、記録情報を光学的に読み取り可能な光学的情報コードであっても良いし、請求項の発明のように、記録情報を電波を介して読み取り可能なRF−IDタグであっても良い。
【0007】
請求項の発明では、物品が荷受人に届けられたとき、情報記録媒体に、受取日時、受取人の固定電話或いは携帯電話の番号を書き込むことができるので、後で情報記録媒体によっても物品が受け取られた旨を確認できる。
【0008】
請求項の発明では、情報記録媒体に、物品が荷受人に届けられたとき、受け取った旨の電子メールを荷送人に送信して欲しい旨を書き込むことができるので、荷受人に物品が届けられたか否かに心を配る必要がなくなる。
【0009】
請求項の発明では、配送業者が物品の配送を受付けたとき、情報記録媒体に記録された荷送人の電子メールアドレスに配送を受付けた旨の電子メールを送信するので、この電子メールを配送業者が荷送人に出す受領書の代わりとすることができる。
【0010】
請求項の発明では、配送業者が物品の配送を受付けたとき、荷受人へ電子メールにて物品の配送を予告するので、配送時期に家を留守にしないように気を付けたりすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を宅配便に適用して図面を参照しながら説明する。 図9は配送システムの全体構成を示すもので、このシステムは、公衆電話網1、移動電話網2やインターネット3などの通信ネットワークを中心にして構成され、インターネット3に配送業者としての運送業者の配送管理サーバ4が接続されていると共に、公衆電話網1に上記運送業者の例えば集配所に設置された集荷用端末5が接続されている。
【0012】
運送業者が配送を依頼された物品(以下、荷物)には、図8に示す配送用帳票としての荷札6が貼付されるようになっており、この荷札6には、情報記録媒体としてのRF−IDタグ(以下、IDタグ)7が取り付けられている。このIDタグ7は、その電気的構成を示す図7のように、電波信号を送受信するためのアンテナ用コイル8と、共振コンデンサ9と、変復調回路10と、制御手段としてのCPU11と、整流・平滑回路12と、メモリ部を構成するROM13および情報を読み書き可能な記憶素子として消去可能な不揮発性メモリとしてのEEPROM14とから構成されている。
【0013】
アンテナ用コイル8は、共振コンデンサ9と並列に接続されて共振回路を構成し、外部のリーダライタから所定の高周波数の電力用電波信号が送信されてくると、これを受信して整流・平滑回路12に供給する。整流・平滑回路12は、動作用電源回路を構成するもので、共振回路から送信されてきた電力用電波信号を整流し、平滑化して一定電圧の直流電力(動作用電力)にしてCPU11などに供給する。
【0014】
リーダライタから送信されてくるデータなどの信号は、電力用電波信号に重畳して送信されるようになっており、そのデータ信号は、変復調回路10により復調されてCPU11に与えられる。CPU11は、ROM13に記憶された動作プログラムに従って動作するもので、変復調回路10から入力される信号に応じた処理を実行し、受信したデータをEEPROM14に書き込んだり、EEPROM14からデータを読み出して変復調回路10により変調し、アンテナ用コイル8から電波信号として送信したりする。
【0015】
ここで、EEPROM14には、図4に示すように、発送元書込領域である荷送人書込領域、配送業者書込領域、受取人書込領域が設けられている。荷送人書込領域は、配送元である荷送人による書込領域で、荷物の品名、荷物の重量、荷送人氏名、荷送人住所、荷送人電話番号、荷送人電子メールアドレス、荷受人氏名、荷受人住所、荷受人電話番号、荷受人電子メールアドレス、荷受人が荷物を受け取ったときその旨の受取りメールの要否などが書き込まれる。なお、荷送人電話番号および荷受人電話番号は自宅の固定電話機の番号であっても良いし、移動電話機、例えば携帯電話機の電話番号であっても良い。
【0016】
配送業者書込領域は、配送業者による書込領域で、配送業者名称、配送業者コード、配送業者電話番号、配送管理サーバ電子メールアドレス、荷物の受付けコード、受付け日時などが書き込まれる。また、受取人書込領域は、荷受人宅で荷物を受け取った受取人による書込領域で、受取人氏名、受取人移動電話番号、受取人電子メールアドレス、受取日時などからなる。なお、受取人移動電話番号は、受取人が有する移動電話、例えば携帯電話機の番号、受取人電子メールアドレスは、受取人の携帯電話機についての電子メールアドレスである。
【0017】
IDタグ7のEEPROM14に情報を書き込む書込手段およびEEPROM14に書き込まれた情報を読み取る読取手段を構成するリーダライタは、個人所有の移動電話機としての携帯電話機15に組み込まれている。この携帯電話機15は、図5に示すように、制御手段としての制御回路16を備え、この制御回路16に基地局2aを介する電話通信に係る処理を行う電話通信手段としての電話通信部17、マイクロフォン18が入力した送話音声およびスピーカ19が出力する受話音声の処理(符号化処理、復号化処理など)を行う音声処理部20、通話を開始するための「通話開始」キースイッチや通話を終了するための「通話終了」キースイッチ或いは電話番号を入力するための「数字」キースイッチなどの多数のキースイッチからなるキースイッチ群21、発信者電話番号などを表示する表示手段としての液晶表示器22、メモリ23、リーダライタ部24などを接続して構成されている。なお、上記制御回路16は、マイクロコンピュータシステムによって構成され、CPU、ROM、RAM、I/Oを備えている。
【0018】
上記メモリ23は、メモリダイヤル、アドレス帳、携帯電話機15の持ち主の氏名、住所、自宅の固定電話番号、携帯電話機15の番号および電子メールアドレスなどを記憶している。上記アドレス帳には、各人について氏名、住所、電話番号(移動電話機を含む)、携帯電話機の電子メールアドレスなどが記録されている。
【0019】
リーダライタ部24は、送信部と受信部とを備え、それら送信部および受信部には送信アンテナ用コイル25および受信アンテナ用コイル26が接続されている。携帯電話機15がIDタグ7と通信する場合、まず、制御回路16は、キャリア信号を送信部で変調して電力用電波信号として送信アンテナ用コイル25から送信し、その後、送信すべきデータ信号を電力用電波信号に重畳するように送信部で変調して送信アンテナ用コイル25から送信する。IDタグ7から送信された電波信号については、これを受信アンテナ用コイル26で受信し、受信部で復調してデータとして弁別する。そして、制御回路16は、受信部で復調されたデータをメモリ23に記憶するようになっている。
【0020】
IDタグ7のEEPROM14に対する読取手段および書込手段を構成するリーダライタは、前記集荷用端末5にも設けられている。この集荷用端末5は、図6に示すように、制御手段としての制御回路27を備え、この制御回路27に、送信アンテナ用コイル28および受信アンテナ用コイル29を備えたリーダライタ部30、配送管理サーバ4に自動的に接続してIDタグ7から読み取ったデータなどをデータを送信する通信部31、IDタグ7から読み取ったデータなどを荷札6にプリントするプリンタ部32、液晶表示器33、キースイッチ群34を接続して構成されている。なお、集荷用端末5のリーダライタ部30の構成は、携帯電話機15のリーダライタ部24と同一である。
【0021】
上記制御回路27は、マイクロコンピュータシステムによって構成され、CPU、ROM、RAM、I/Oを備えている。そして、この制御回路27のRAMには、配送業者の名称、コード、電話番号、配送管理サーバの電子メールアドレスなどが記憶されている。
【0022】
集荷用端末5には、差込口と排出口とが設けられており、差込口から荷札6を挿入すると、その荷札6が端末5内に引き込まれ、リーダライタ部30によりIDタグ7に対する読み書きが行われ、且つプリンタ部32により荷札6に所定事項の印刷が行われ、その後、排出口から荷札6が排出されるようになっている。
【0023】
次に上記構成の配送システムを利用して荷物の配送する場合の作用を図1ないし図3のフローチャートをも参照して説明する。
荷物の配送を配送業者に依頼する場合、荷送人(依頼者)は配送業者の集配所に行き、荷札6を貰う。そして、荷送人は自分の携帯電話機15のキースイッチ群21を操作して配送依頼モードを選択し、スタート操作を行なう。すると、まず、携帯電話機15の液晶表示器22に「物品名称入力」と表示される(図3のステップB1)。そこで、依頼者はキースイッチ群21を操作して荷物の名称を入力する(ステップB2で「YES」)。この入力された荷物の名称はメモリ23の配送依頼領域に記憶される(ステップB3)。次に、携帯電話機15の液晶表示器22に「物品重量入力」と表示される(ステップB4)ので、依頼者は荷物の重量を測定し、キースイッチ群21を操作して荷物の重量を入力する(ステップB5で「YES」)。この荷物の重量はメモリ23の配送依頼領域に記憶される(ステップB6)。
【0024】
この後、携帯電話機15の液晶表示器22に「宛先氏名入力」と表示される (ステップB7)。荷物の送り先氏名をアドレス帳から読み出す場合には、キースイッチ群21によりアドレス帳から入力を選択する(ステップB8で「YES」)。そして、アドレス帳から荷物の送り先の氏名を選択すると(ステップB9で「YES」)、その選択された氏名、およびその氏名の住所、電話番号、および電子メールアドレスがメモリ23の配送依頼領域に記憶される(ステップB10)。
【0025】
荷物の送り先氏名をアドレス帳から読み出さない場合には、キースイッチ群21を操作して送り先の氏名を入力すると(ステップB11で「YES」)、その入力された氏名がメモリ23の配送依頼領域に記憶される(ステップB12)。次に、液晶表示器22に「宛先住所入力」と表示されるので(ステップB13)、キースイッチ群21を操作して送り先の住所を入力すると(ステップB14で「YES」)、その入力された住所がメモリ23の配送依頼領域に記憶される(ステップB15)。以下、同様にして送り先の電話番号、電子メールアドレスを入力すると、それらの送り先情報がメモリ23の配送依頼領域に記憶される (ステップB16〜ステップB21)。
【0026】
荷物の送り先の氏名、住所、電話番号、および電子メールアドレスがメモリ23に記憶されると、次に液晶表示器22に「受取通知の要否は」と表示される (ステップB22)ので、荷受人から荷物を受け取った旨の通知を希望するか否かをキースイッチ群21から入力すると(ステップB23で「YES」)、この受取通知の要否がメモリ23の配送依頼領域に記憶される(ステップB24)。
【0027】
次に、液晶表示器22に「IDタグへ宛先情報送信実行」と表示されるので(ステップB25)、キースイッチ群21を操作すると(ステップB26で「YES」)、メモリ23の配送依頼領域に記憶された荷物の名称および重量、荷受人の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、受取通知の要否が携帯電話機15からIDタグ7に送信されてEEPROM14の荷送人書込領域に記憶される(ステップB27)。
【0028】
その後、携帯電話機15の液晶表示器22に「IDタグへ発送者情報送信実行」と表示されるので(ステップB28)、その送信操作を行なうと(ステップB29で「YES」)、メモリ23に記憶されている携帯電話機15の持ち主情報、すなわち氏名、電話番号および電子メールアドレスがIDタグ7に送信され、EEPROM14の荷送人書込領域に記憶され(ステップB30)、エンドとなる。
【0029】
以上のようにしてIDタグ7に荷送人書込領域への書き込みが終了すると、次に荷札6を集荷用端末5の差込口に挿入する。すると、集荷用端末5のリーダライタ部30は、IDタグ7と通信して荷送人書込領域の情報を読み取る(図2のステップA1)。そして、液晶表示器33に読み取った荷物の重量を「○○Kg」と表示すると共に、その重量が正しいかどうか「確認して下さい」と表示する(ステップA2)。集配所の作業者が荷物の重量を計測し、液晶表示器33に表示されている重量と一致していた場合には、キースイッチ群34を操作して正しい旨の入力を行ない、誤っていた場合には、誤りである旨の入力を行なう(ステップA4)。
【0030】
荷物の重量が正しい旨の入力を行なうと、集荷用端末5は、IDタグ7に対し、配送業者情報、すなわち配送業者の名称、コード番号、電話番号、配送管理サーバの電子メールアドレスを送信すると共に、荷物の配送依頼の受付情報、すなわち受付けコード、受付け日時を送信する。IDタグ7は、集荷用端末5から送信された配送業者情報および受付情報をEEPROM14の配送業者書込領域に書き込む。
【0031】
一方、荷物の重量が誤りである旨の入力を行なった場合、次に正しい重量をキースイッチ群34から入力する(ステップA5で「YES」)。すると、集荷用端末5は、IDタグ7に配送業者情報および受付情報並びに正しい荷物重量を送信する(ステップA6)。IDタグ7は、集荷用端末5から送信された配送業者情報および受付情報をEEPROM14の配送業者書込領域に書き込むと共に、荷物の重量を今回送信されてきた正しい重量に書き換える。
【0032】
次に集荷用端末5は、荷送人の携帯電話機15の電子メールアドレスに荷物の配送の受付けが済んだ旨の電子メールを送信する(ステップA7)。この電子メールは講習電話網1、移動電話網2およびその基地局2aを介して荷送人の携帯電話機15に受信される。そして、この受信メールを受領証とすることにより、配送業者から荷送人への受領書の発行を省略する。
【0033】
その後、集荷用端末5は、荷受人の電子メールアドレスにダイアルアップして荷物が配送される旨の予告を荷受人の携帯電話機15へ電子メールで送信し(ステップA8)、次いで配送管理サーバ4に荷物情報、荷送人情報、荷受人情報を送信する(ステップA9)。具体的には、荷物情報として荷物の名称、重量および受付けコード、荷送人情報として荷送人の氏名、住所および電話番号、荷受人情報として荷受人の氏名、住所および電話番号が配送管理サーバ4に送信される。そして、最後に、荷札6に、荷送人の氏名、住所および電話番号、荷受人の氏名、住所および電話番号、荷物の名称および重量など所定事項をプリントし(ステップA10)、エンドとなる。
【0034】
所定事項をプリントされた荷札6は、配送を依頼された荷物に貼付けら、荷物は荷札6にプリントされた荷受人の住所に配送される。配送された荷物は荷受人宅に居る荷受人本人、或いはその代理人である家族に受け取られ、その受取人は荷物を受領した旨の確認を携帯電話機15によって行なう。
【0035】
すなわち、受取人は、携帯電話15を受取モードにセットする。すると、携帯電話15は、まず荷物に貼付けられている荷札6のIDタグ7と通信して各種の情報を読み取る(ステップS1)。そして、読み取った情報から、宛先電話番号である荷受人電話番号を液晶表示器22に表示する(ステップS2)。受取人はこの荷受人電話番号が荷受人の自宅の電話番号、或いは荷受人の携帯電話機の番号であることを確認する。自宅の電話番号、或いは携帯電話機の番号でなかった場合には、受け取りを拒否する操作をキースイッチ群21により行なうと(ステップS3で「NO」)、携帯電話機15はエンドとなって受取モードを終了する。
【0036】
荷受人電話番号が自宅の電話番号、或いは移動電話機の番号であった場合、その旨の操作を行なうと、次に携帯電話機15は、メモリ13に記憶されている持ち主(荷受人)情報、すなわち受取人の氏名、自宅の電話番号、当該携帯電話機15の番号、電子メールアドレスをIDタグ7に書き込む(ステップS4)。その後、携帯電話機15は、荷送人が受取通知を希望していたか否かを判断(ステップS5)し、希望していた場合(ステップS5で「YES」)には、携帯電話機15は、自動的に荷送人の電子メールアドレスにダイアルアップして荷送人の携帯電話機15に接続し、荷物を受け取った旨の電子メールを送信する(ステップS5)。その後、携帯電話機15は、配送管理サーバ4の電子メールアドレスをダイアルアップして配送管理サーバ4に接続し、配送管理サーバ4に受け取った旨の電子メールを、受け取った日時、受取人を特定するための受取人特定情報、すなわち携帯電話機15の持ち主の氏名、住所、自宅の電話番号、当該携帯電話機15の番号、および受け取った荷物を特定するための荷物情報、例えば受付けコードを送信し(ステップS6)、エンドとなる。
以上のような受取処理が終了すると、配達作業者は、荷物から荷札6を剥がして集配所に持ち帰り、所定の配送終了処理を行なう。この配送終了処理において、IDタグ7のEEPROM14の受取人書込領域に書き込まれた情報からも配送終了を確認することができる。
【0037】
このように本実施例によれば、荷受人宅に居る人が荷物を受け取った場合の受領証明を、受け取った個人の所有になる携帯電話機15の番号、受け取った荷物の受付けコードを配送管理サーバ4へ電子メールで送信することによって行なうので、従来のように印鑑を用意する必要がなく、簡便に受取証明を行なうことができる。また、受け取った人の個人所有の携帯電話機15の番号で受取人を証明するので、不正防止に役立つ。
【0038】
しかも、荷物が荷受人宅に配送されると、同時に配送管理サーバ4にその旨が送信されるので、配送業者の管理部門は配送完了をリアルタイムに確認できる。また、携帯電話機15にリーダライタ部24が設けられているので、IDタグ7に書き込まれている配送管理サーバ4の電子メールアドレスを読み取って当該配送管理サーバに電子メールを送信する動作が自動的に行われるようにでき、操作上便利である。
【0039】
更に、荷送人が荷物の配送を依頼する際に、荷受人に荷物を送る旨の電子メールを送信することができるので、荷受人が荷物の届く日を予想して留守にしないように配慮するようになり、留守による配送不能を減少させることができ、高能率となる。
また、荷受人側で荷物を受け取った場合、その旨を荷送人に電子メールで通知するので、荷物が届いたかどうかに心を配らなくとも済む。
【0040】
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
配送業者が荷物(物品)の配送を受付けたとき、配送管理サーバ4に送信する荷物を特定するための荷物情報、荷受人が荷物を受け取ったとき、配送管理サーバに送信する荷物を特定する荷物情報は、受付け日時と品名であっても良く、品名と重量であっても良く、受付けコードであっても良く、品名と荷送人または荷受人とであっても良く、要は荷物を特定できるものであれば良い。
配送業者が荷物(物品)の配送を受付けたとき、配送管理サーバ4に送信する荷物情報と、荷受人が荷物を受け取ったとき、配送管理サーバに送信する荷物情報とは、異なるものであっても良い。
荷送人(配送元)を特定するための情報としては、氏名と住所、氏名と固定電話番号、氏名と携帯電話番号、携帯電話番号だけのいずれであっても良い。
荷受人(配送先)を特定するための情報としては、氏名と住所だけでも良い。
携帯電話機15はPHSに代えても良い。
IDタグ7は、電源電池を有するものでも良い。
情報記録媒体は、読み書き可能な記憶素子を持ったIDタグ7に限られず、バーコードや二次元コードなどの情報コードであっても良い。
集荷用端末5は、リーダライタ部を備えた移動電話機であっても良い。この場合、荷札に印刷するプリンタとしては移動電話機に接続して使用できる形式のものが考えられる。
宅配便に限られず、書留郵便などに適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、受取処理の内容を示すフローチャート
【図2】配送受付処理の内容を示すフローチャート
【図3】配送依頼者のIDタグへの書き込み処理の内容を示すフローチャート
【図4】IDタグのEEPROMの書込情報の内容を示す概念図
【図5】携帯電話機の電気的構成を示すブロック図
【図6】集荷用端末の電気的構成を示すブロック図
【図7】IDタグの電気的構成を示すブロック図
【図8】荷札の正面図
【図9】配送システムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
図中、1は公衆電話網、2は移動電話網、3はインターネット、4は配送管理サーバ、5は集荷用端末、6は荷札、7はRF−IDタグ、15は携帯電話機(移動電話機)、24、30はリーダライタ部(読取手段、書込手段)である。

Claims (7)

  1. 送を受付けた物品に、当該物品を特定するための物品情報、前記物品の荷送人を特定するための荷送人情報、前記物品の荷受人を特定するための荷受人情報および通信ネットワークに接続された配送管理サーバの電子メールアドレスを記録した情報記録媒体を設け、
    配送業者が前記物品の配送依頼を受付けたとき、集荷用端末から前記情報記録媒体に記録された情報を前記通信ネットワークを介して前記配送管理サーバに送信し、
    前記物品が前記荷受人に配送されたとき、前記物品を受け取った受取人の個人用移動電話機が有する読取手段によって前記情報記録媒体に記録された情報を読み取り、前記読取手段が読み取った前記配送管理サーバの電子メールアドレスに、当該個人用移動電話機の番号と受け取った物品を特定するための情報とを前記通信ネットワークを介して送信することを特徴とする配送システム。
  2. 前記情報記録媒体は、記録情報を光学的に読み取り可能な光学的情報コードであることを特徴とする請求項1記載の配送システム。
  3. 前記情報記録媒体は、読み書き可能な記憶素子を有し、情報を電波により読み書き可能なRF−IDタグであることを特徴とする請求項1記載の配送システム。
  4. 前記物品を受け取った受取人の前記個人用移動電話機には、前記情報記録媒体に、受取日時、受取人の固定電話或いは個人用移動電話機の番号を書き込む書込手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の配送システム。
  5. 前記情報記録媒体は、前記受取人が前記物品を受け取ったとき、受け取りの電子メールを前記荷送人に送信して欲しい旨を書込可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の配送システム。
  6. 前記情報記録媒体には、前記荷送人の電子メールアドレスが書き込まれ、
    前記集荷用端末は、前記情報記録媒体に記録された内容を読み取る読取手段を備え、前記物品の配送の依頼を受付けたとき、その旨の電子メールを、前記読取手段が読み取った荷送人の電子メールアドレスに送信することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の配送システム。
  7. 前記情報記録媒体には、前記荷受人の電子メールアドレスが書き込まれ、
    前記集荷用端末は、前記情報記録媒体に記録された内容を読み取る読取手段を備え、前記物品の配送の依頼を受付けたとき、配送を予告する電子メールを、前記読取手段が読み取った前記荷受人の電子メールアドレスに送信することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の配送システム。
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