JP2001307007A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2001307007A
JP2001307007A JP2000125938A JP2000125938A JP2001307007A JP 2001307007 A JP2001307007 A JP 2001307007A JP 2000125938 A JP2000125938 A JP 2000125938A JP 2000125938 A JP2000125938 A JP 2000125938A JP 2001307007 A JP2001307007 A JP 2001307007A
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JP2000125938A
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Junichi Nakayama
淳一 中山
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Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物流システムにおいて、伝票の管理、集配業
務の効率化を図ることである。 【解決手段】 携帯端末装置11の下側面には、レーザ
光を照射して印影、署名等を読み取るCCDセンサ等か
らなるスキャナー17が設けられている。物品の集配業
務を行う車のドライバーが、携帯端末装置11を携帯す
ることで、配達先において、物品を受け取った受取人の
署名(サイン)をスキャナー17により取り込むことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流システム等で
用いられる携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物品の納入、搬出、配送等の業務では、
伝票等を用いて受け渡しの確認を行っている。例えば、
物品を納入した人が納入伝票を納入先に渡し、納入先の
担当者が伝票に受領印を押して、納入者がその受領伝票
を受け取るようになっている。
【0003】また、宅配、あるいは小包等の受け取りに
ついても同様であり、伝票に受取人のサインや印鑑を捺
印してもらう必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】物流システムのコンピ
ュータ化により、物品の納入先、数量、搬送日時等の伝
票に記載されるデータは全てコンピュータ上で処理され
ている。従って、伝票のデータは全てコンピュータによ
り管理することが可能であり、物流の各段階では紙に印
刷された伝票が必要であるとしても、物品の納入が完了
した後には、紙の伝票を保存にしておく必要性はほとん
どなくなっている。
【0005】しかしながら、物品の納入が完了したこと
を証明するためには、受取人の受領印やサインが書かれ
た伝票を保存しておく必要があり、そのため伝票を整理
して保存しておく必要があった。
【0006】さらに、納入先に物品が届いていないとい
う苦情があった場合には、保存してある多数の伝票の中
から該当する伝票を探して受領印が押されているか否か
を確認する必要があり、確認作業が非常に面倒であっ
た。
【0007】最近ではカーナビゲーションシステムを搭
載している車両が増えてきている。カーナビゲーション
システムは、GPS(global positioning system)を利
用することで車の現在位置を知ることができる。
【0008】荷物の集配業務、例えば宅配業務では、荷
物の配達ばかりでなく、顧客の家まで荷物を受取に行く
サービスも行われている。顧客からの荷物の発送の依頼
があった場合、その近くを配達している車のドライバー
に荷物の引き取りを行ってもらうのが最も効率的であ
る。
【0009】しかしながら、従来、配送業務を管理する
センタは荷物の配達状況、つまりどのドライバーがどの
荷物を、いつ頃配達可能かは管理することができるが、
それぞれのドライバーの現在位置を知ることはできなか
った。従って、顧客から荷物の引き取り依頼があった場
合には、センタの担当者が、無線、あるいは携帯電話等
で、顧客の家を配達エリアとするドライバーを呼びだし
て荷物の引き取りを指示する方法しかなかった。
【0010】本発明の課題は、物流システムにおいて、
伝票の管理、集配業務の効率化を図ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
伝票を指定する伝票データを記憶する伝票データ記憶手
段と、物品と伝票を確認して受取人が行う署名または印
鑑の印影を読み取る読み取り手段と、読み取り手段によ
り読み取った署名または印影データと伝票データとを対
応づけて記憶する署名/印影データ記憶手段とを備え
る。
【0012】この発明は、物品を受け取り、伝票データ
を確認したときに受取人が伝票等に行う署名または印鑑
の印影を読み取り、読み取った署名または印影データを
伝票データと対応づけて記憶しておく。署名または印影
データと伝票データとを対応づけたデータは、物品の物
流を管理するセンタのコンピュータ等に送信または入力
される。
【0013】これにより、センタのコンピュータ等にお
いて伝票データを検索し、その伝票データに署名データ
が対応づけて記憶されているか否かを調べるこで、物品
が受取人に届いているか否かを簡単に調べることができ
る。また、署名または印影データと伝票データを対応づ
けたデータを記憶することで、受取人が署名または捺印
した紙等の伝票を保存しておく必要が無くなり、伝票を
整理する作業が不要となる。
【0014】請求項2記載の発明は、伝票データを記憶
する伝票データ記憶手段と、物品と伝票データとを受取
人が確認したときに、受取人が承認したことを記録する
ために個人の特徴データを読み取る読み取り手段と、読
み取り手段により読み取られた個人の特徴データと伝票
データとを対応づけて記憶する特徴データ記憶手段とを
備える。
【0015】この発明によれば、伝票データに対応づけ
て受取人の特徴データが記憶されているか否かを調べる
ことで、物品が実際に受取人に配達されたか否かを調べ
ることができる。
【0016】また、受取人の署名または印影データと伝
票データを対応づけたデータを無線送信する送信手段を
設けても良い。このように構成することで、例えば、配
送業務を管理するセンタ側で携帯端末装置から送信され
てくる署名または印影データと伝票データとを対応づけ
たデータを受信し、記憶し、センタ側のコンピュータに
おいて、伝票データに署名または印影データが対応づけ
て記憶されているか否かを調べることで、物品が実際に
受取人に届いたか否かを簡単に調べることができる。
【0017】また、伝票データと読み取った署名、印影
データ、あるいは特徴データを紙、プラスチック等の印
刷媒体に印刷して発行する伝票発行手段を設けても良
い。このように構成することで、受取人の署名、あるい
は印鑑の印影等が記録された伝票を発行することができ
るので、受取人側でもどのような伝票に署名、あるいは
捺印したかを確認することができ、かつその受取伝票を
保存しておくことができる。
【0018】印刷媒体に印刷するのではなく、受取人の
署名、印影データまたは特徴データと伝票データとから
なるデータを外部に出力するようにしても良い。このよ
うに構成することに、署名、印影データ等と伝票データ
を、ICメモリ等の記録媒体、他の携帯端末装置、ある
いはコンピュータに出力することができるので、物品を
受け取る側でも、署名、印影データ等が対応づけられた
伝票データを保存することができ、伝票の管理が容易に
なる。この場合、物品を受け取る側も、承認印を押した
紙等に印刷された伝票を保管する必要がなくなるので、
伝票を整理するための作業も大幅に軽減される。
【0019】署名、印影データを読み取る読み取り手段
としては、光学的なスキャナーにより紙等の伝票に書か
れた署名、あるいは印影を読み取っても良いし、印影を
直接読み取っても良い。あるいは、液晶表示装置にタッ
チパネルの入力部を設け、入力用のペンで書き込まれた
署名を読み取るようにしても良い。
【0020】伝票データは、例えば、伝票を指定する伝
票番号、あるいは伝票番号、配送先を指定するデータ、
荷主等のデータからなる。請求項8記載の発明は、現在
位置を検出する位置検出装置から得られる位置情報を取
得する位置情報取得手段と、位置情報取得手段により取
得された位置情報を送信する無線送信手段とを備える。
【0021】この発明によれば、例えば、車に搭載され
たカーナビゲーション装置から出力される位置情報を取
得し、その位置情報を物品の集荷及び配送業務を管理す
るセンタに送信することができる。センタ側では、物品
を配送する複数の車の位置を知ることができるので、顧
客から物品の集荷の依頼があった場合に、集荷場所の近
くの車のドライバーに集荷の指示を与えることができ、
配達及び集荷業務の効率化を図れる。
【0022】なお、請求項1〜10の各手段を適宜組み
合わせても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、実施の形態の携帯端
末装置11の外観斜視図である。この携帯端末装置11
は署名の入力機能と携帯電話機能を有しており、例え
ば、物品の集配業務を行う車のドライバーがこの携帯端
末装置11を携帯することで、配達先において、物品を
受け取ったときの受取人の署名(サイン)を取り込むこ
とができる。
【0024】携帯端末装置11の上面には、電話番号等
を入力するためのキー入力部12と、印影、署名等の読
み取りを指示する読み取りキー13と、伝票データ及び
電話番号等を表示する液晶表示装置からなる表示部14
とが設けられている。表示部14は、タッチパネルの入
力部を有しており、図示しない入力ペンを操作してデー
タ及び署名を手書きで入力することができる。
【0025】携帯端末装置11の右側面には、上面に設
けられた読み取りキー13と同じ役割をはたす読み取り
キー15が設けられており、携帯端末装置11を右手で
握った状態で読み取りキー15を操作できるようになっ
ている。また、右側面には、携帯端末装置11を握りや
すいように突起16が設けられている。
【0026】携帯端末装置11の下側面には、レーザ光
を照射して印影、署名等を読み取るCCDセンサ等から
なるスキャナー17と無線信号の送受信用のアンテナが
内蔵されたアンテナ部18とが設けられている。
【0027】なお、手書きの署名のみが入力できれば良
い場合には、スキャナー17を設けずにタッチパネルの
みを設けることも可能である。また、スキャナ17によ
り署名と印影の両方を読み取り、タッチパネルを設けな
いようにすることもできる。
【0028】図2は、第1の実施の形態のシステム構成
を示す図である。この第1の実施の形態の携帯端末装置
21の基本的構成は、図1の携帯端末装置と同一であ
る。表示部14(図1)と一体に設けられたタッチパネ
ル22から入力ペン23によりサインを手書き入力する
ことができる。なお、この第1の実施の形態は、スキャ
ナ17は設けていないので、手書きのサインのみ入力す
ることができる。
【0029】携帯端末装置21は、携帯電話の無線基地
局24からの無線信号を受信または無線信号を送信する
ためのアンテナ25と、通話のためのマイク26とスピ
ーカ27と、マイク26から入力された音声を無線信号
に変換してアンテナ25から送信するとと共に、アンテ
ナ25で受信した無線信号を音声信号に復調してスピー
カ27から出力させる音声通信/無線モジュール28と
を有する。
【0030】また、携帯端末装置21は、電話番号等を
入力するためのテンキー及びその他キーからなる操作部
29と、内部に記憶されているデータを光信号に変換し
て外部に出力する光インタフェー30と、バッテリ充電
端子31と、回路各部の制御を行う主制御部32とから
なる。主制御部32には、主電池33とバックアップ用
の副電池34が接続されており、主電池33から回路各
部に電力が供給されている。主制御部32には、図示し
ていないが、物品(荷物)の伝票番号、配送先、荷主、
数量等からなる伝票データと、タッチパネル22から入
力されるサインデータを記憶する記憶部(メモリ)が設
けられている。
【0031】荷物の集配業務の管理を行うセンタの管理
用ホストコンピュータ35は専用回線等を介して公衆電
話網の交換機36に接続されており、交換機36は、さ
らに携帯電話網の基地局24に接続されている。センタ
の管理用ホストコンピュータ35には複数台のパーソナ
ルコンピュータ37が接続されている。
【0032】すなわち、荷物の配達先の受取人のサイン
が携帯端末装置21のタッチパネル22から手書きによ
り入力されると、入力されたサインデータが荷物の伝票
番号、配達先住所、氏名、数量、荷主等からなる伝票デ
ータと対応づけて記憶される。集配業務を行うドライバ
ーは、携帯電話のデータ送信機能を利用して管理用ホス
トコンピュータ34にそのデータを送信する。なお、管
理用ホストコンピュータ34に送信するデータは、伝票
番号、配送先住所、配送先氏名、荷物の数量、荷主等か
らなる伝票に記載されている全てのデータを送信するの
ではなく、サインまたは印影等の画像データと荷物を指
定する伝票番号のみを送信するようにしても良い。これ
により送信データ量を少なくできる。
【0033】管理用ホストコンピュータは35は、例え
ば、伝票番号とサイン(または印影)データとを対応づ
けたデータを受信したなら、受信した伝票番号を検索キ
ーとしてより詳細な伝票データ、つまり配送先住所、配
送先氏名、荷物の数量、荷主等からなるデータを管理用
ホストコンピュータ35の記憶装置から検索し、該当す
る伝票データに対応づけてサインデータを記憶する。あ
るいは、受信した伝票番号とサインデータとを対応づけ
たデータをそのまま記憶する。
【0034】なお、携帯端末装置21の光インターフェ
ース30に光アダプタ38を接続し、内部に記憶してあ
るサインデータ、伝票データ等を外部に出力することが
できる。例えば、サインデータを入力した携帯端末装置
21をドライバーが配送センタに持ち帰り、携帯端末装
置21を光アダプタ38を介して有線により管理用ホス
トコンピュータ35と接続し、内部に記憶されているサ
インデータ等を管理用ホストコンピュータ35に入力す
るようにしても良い。
【0035】次に、以上のような構成の携帯端末装置2
1におけるサインの読み取り及び伝票発行処理を図3及
び図4のフローチャートを参照して説明する。荷物を届
けたなら、携帯端末装置21の表示部14にサインの入
力画面を表示させる(図3,S11)。受取人が荷物を
受け取ったことを承認するサインをタッチパネル22か
ら手書きで入力したなら(S12)、主制御部32は、
サインが修正されたか否かを判別する(S13)。サイ
ンが修正された場合には(S13,NO)、タッチパネ
ル22に入力されたデータをクリアし(S14)、ステ
ップS12に戻る。
【0036】サインが修正されていない場合には(S1
3,YES)、サインの入力が完了したか否かを判別す
る(S15)。受取人によるサインの入力が完了した場
合には(S15,YES)、タッチパネル22から読み
取ったサインデータを主制御部32の記憶部に格納す
る。このとき、予め荷物の伝票データを表示部14に表
示させることで、配達した荷物の伝票番号と対応づけて
サインデータを記憶することができる。
【0037】次に、受け取り伝票の発行が指示されたか
否かを判別する(S17)。受け取り伝票の発行が指示
された場合には(S17,YES)、タッチパネル22
から入力されたサインを署名欄に印刷し、さらに配達先
住所、氏名、配達日時、荷主等を印刷した受け取り伝票
を発行する(S18)。なお、荷物に伝票が添付されて
いる場合には、サインと配達日時と配達先住所等が印刷
されたより簡易な受け取り伝票を発行しても良い。
【0038】次に、データの送信が指示されたか否かを
判別する(S19)。データの送信が指示された場合に
は(S19,YES)、図4のステップS20に進む。
ステップS20の無線送信処理では、入力されたサイン
データと伝票番号とを対応づけたデータを携帯電話網を
介して管理用ホストコンピュータ35に送信する。
【0039】次に、送信が完了したか否かを判別する
(S21)。送信が完了していない場合には(S21,
NO)、データの送信を中止する指示が与えられたか否
かを判別する(S22)。中止の指示が与えられた場合
には(S22,YES)、データの送信を強制終了させ
る(S23)。
【0040】また、送信が完了しておらず、かつ中止の
指示もない場合には、ステップS20に戻りデータの無
線送信処理を継続する。データの無線送信が完了した場
合には(S21,YES)、データの送信が正常に行わ
れたか否かを判別する(S24)。データの送信が正常
に終了した場合には(S24,YES)、正常終了した
ことを記憶する(S25)。
【0041】データの送信が正常に終了しなかった場合
には(S24,NO)、リトライ、すなわちデータの再
送信が終了したか否かを判別する(S26)。リトライ
が終了していなければ(S26,NO)、ステップS2
0に戻り無線送信処理を再度実行する。
【0042】リトライが終了し、かつデータの送信を正
常に行えなかった場合には(S26,YES)、データ
送信を正常に行えなかったことを記憶して異常終了処理
を実行する(S27)。
【0043】この第1の実施の形態によれば、タッチパ
ネル22から荷物の受取人のサインを入力してもらい、
入力されたサインデータと伝票データ、例えば、伝票番
号とを対応づけたデータを保存することができる。さら
に、その保存したデータを配送業務を管理するセンタの
ホストコンピュータ35に送信し、センタのホストコン
ピュータ35に記憶することができる。
【0044】これにより、配送業務を管理するセンタで
は、伝票番号に対応づけてサインデータが記憶されてい
るか否かにより、実際に荷物が配達されているか否かを
簡単に調べることができる。さらに、従来のように荷物
の受取人のサインや印鑑の捺印された紙の伝票を保存し
ておく必要がなくなるので、伝票を整理して保存する作
業が不要となる。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態の携帯端
末装置41を、図5のシステム構成図を参照して説明す
る。図5のシステム構成図において、図2と同じ部分に
は同じ符号を付けてそれらの説明を省略する。
【0046】この第2の実施の形態の携帯端末装置41
は、カーナビゲーションシステムを利用した位置検出機
能と、スキャナによるサイン及び印鑑の印影の読み取り
機能を有している。
【0047】携帯端末装置41は、サイン及び印鑑の印
影を読み取るレーザスキャナ17と、車に搭載されてい
るカーナビゲーション装置42から位置情報を受け取る
ためのインターフェース43とを有する。
【0048】カーナビゲーション装置42は、衛星から
送信されてくるGPSの信号をアンテナ44で受信して
現在位置を算出する。そして、算出した位置情報をイン
タフェース43に出力する。
【0049】携帯端末装置41の主制御部45は、カー
ナビゲーション装置42から出力される位置情報を記憶
すると共に、レーザスキャナ17で読み取られたサイン
または印影データを伝票データ(例えば、伝票番号)と
対応づけて記憶する記憶部を有する。
【0050】荷物の集配業務を管理するセンタのコンピ
ュータ45は、専用回線等を介して公衆電話網の交換機
36に接続されており、交換機36は、さらに携帯電話
網の基地局24に接続されている。センタのコンピュー
タ46と各地域の営業所等のコンピュータはインターネ
ット47を介して接続可能であり、車の位置情報、車に
積載されている荷物の情報、運行管理情報を入手するこ
とができる。
【0051】先ず、荷物を配送する車からセンタのコン
ピュータへの位置情報の送信について説明する。ドライ
バーが車を運転するときに、携帯端末装置41をインタ
ーフェス43に接続すると、カーナビゲーション装置4
2から出力される位置情報が携帯端末装置41の主制御
部45に記憶され、その位置情報がセンタのコンピュー
タ46に自動的に無線送信される。
【0052】次に、レーザスキャナ17によりサインま
たは印影を読み取る場合について説明する。配達先にお
いて、荷物の受取人が伝票にサインまたは印鑑を捺印し
たなら、そのサインまたは印鑑の印影を携帯端末装置4
1のレーザスキャナ17で読み取る。レーザスキャナ1
7で読み取られたサインまたは印影データは、伝票番号
と対応づけて主制御部45の記憶部に記憶される。
【0053】主制御部45の記憶部に記憶されたサイン
または印影データと伝票番号とが対応づけられたデータ
は、ユーザから送信指示が与えられると、そのデータは
無線信号に変換され、センタのコンピュータ46に送信
される。
【0054】センタのコンピュータ46は、携帯端末装
置41から送信されてくる車の現在位置を示す位置情報
と、サインまたは印影データと伝票番号とを対応づけた
データを受信し、それらのデータを記憶部に記憶する。
【0055】センタのコンピュータ46は、記憶された
それぞれの車の位置情報、車に積んでいる荷物に関する
車載情報、運行管理情報を、営業所等のコンピュータに
インターネット47を経由して送信することができる。
【0056】この第2実施の形態によれば、カーナビゲ
ーション装置42から得られる位置情報を取得し、その
取得した位置情報を携帯電話機能を利用してセンタのコ
ンピュータに送信することができる。これにより、セン
タのコンピュータは、荷物の集配を行う複数の車の現在
位置を把握できるので、顧客から荷物の集荷の依頼があ
った場合に、最も近くにいる車のドライバーに集荷の指
示を与えることができ、多数の車の配達及び集荷業務の
効率化を図ることができる。
【0057】上述した実施の形態は、タッチパネルまた
はスキャナにより署名または印鑑の印影を読み取るよう
にしたが、指紋や光彩等の個人を特定する特徴データの
読み取り機能を設け、個人の特徴データを伝票データと
対応づけて記憶するようにしても良い。
【0058】また、上述した第2の実施の形態は、カー
ナビゲーション装置から出力されるGPSの位置情報を
取得しているが、携帯端末装置41にGPS等を利用し
た位置検出機能を設けても良い。
【0059】上述した実施の形態は、荷物の配達及び集
荷の場合について説明したが、それに限らず、種々の物
流システムに本発明は適用できる。また、上述した実施
の形態の構成に限らず、実施の形態の各要素を適宜組み
合わせても良い。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、伝票データに署名、印
影データ等が対応づけて記憶されているか否かを調べる
こで、物品が実際に受け取られているか否かを簡単に調
べることができる。さらに、署名または印影データと伝
票データを対応づけたデータをコンピュータ等に記憶す
ることで、受取人が署名または捺印した紙等の伝票を保
存しておく必要が無くなり、伝票を整理する作業が不要
となる。また、携帯端末装置から送信されてくる位置情
報を受信することで、物品を配送する複数の車の位置を
知ることができるので、顧客から物品の集荷の依頼があ
った場合に、近くの車のドライバーに荷物の受取を行わ
せることができ、配送業務の効率化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯端末装置の外観図である。
【図2】第1の実施の形態のシステム構成図である。
【図3】サインの読み取り及び伝票発行処理のフローチ
ャート(その1)である。
【図4】サインの読み取り及び伝票発行処理のフローチ
ャート(その2)である。
【図5】第2の実施の形態のシステム構成図である。
【符号の説明】
11,21,41 携帯端末装置 14 表示部 17 スキャナー 18 アンテナ部 22 タッチパネル 23 入力ペン 26 マイク 27 スピーカ 28 音声通信/無線モジュール 29 操作部 30 光インターフェース 32 主制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 E Fターム(参考) 3F022 MM03 MM08 MM11 MM35 PP04 QQ13 5B055 BB12 CC11 CC13 EE02 EE03 EE13 EE21 EE27 HB05 HB06 LL11 MM11 PA02 PA11 PA34 5K011 AA04 AA05 JA01 JA03 JA10 JA12 KA12 5K067 AA34 AA44 BB12 DD20 EE04 EE10 FF23 HH22 HH23 HH24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝票を指定する伝票データを記憶する伝票
    データ記憶手段と、 物品と伝票を確認して受取人が行う署名または印鑑の印
    影を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取った署名または印影デー
    タと前記伝票データとを対応づけて記憶する署名/印影
    データ記憶手段とを備えることを特徴とする携帯端末装
    置。
  2. 【請求項2】伝票を指定する伝票データを記憶する伝票
    データ記憶手段と、 物品と伝票を受取人が確認したときに、受取人が承認し
    たことを記録するために個人の特徴データを読み取る読
    み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた個人の特徴データ
    と前記伝票データとを対応づけて記憶する特徴データ記
    憶手段とを備えることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】前記伝票データは、少なくとも伝票に記載
    された伝票番号、配達先、荷主のデータからなり、 前記伝票データを表示する表示手段を有することを特徴
    とする請求項1または2記載の携帯端末装置。
  4. 【請求項4】前記署名、印影または特徴データと前記伝
    票データとを対応づけたデータを送信する無線送信手段
    を有することを特徴とする請求項1,2または3記載の
    携帯端末装置。
  5. 【請求項5】前記読み取り手段は、個人を特定する指紋
    を読み取る手段であることを特徴とする請求項2記載の
    携帯端末装置。
  6. 【請求項6】受取人の署名、印影データまたは特徴デー
    タと伝票データとからなるデータを印刷媒体に印刷して
    発行する伝票発行手段を有することを特徴とする請求項
    1,2または3記載の携帯端末装置。
  7. 【請求項7】受取人の署名、印影データまたは特徴デー
    タと伝票データとからなるデータを出力する出力手段を
    有することを特徴とする請求項1,2または3記載の携
    帯端末装置。
  8. 【請求項8】現在位置を検出する位置検出装置から得ら
    れる位置情報を取得する位置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段により取得された位置情報を送信
    する無線送信手段とを備えることを特徴とする携帯端末
    装置。
  9. 【請求項9】伝票を指定する伝票データを記憶する伝票
    データ記憶手段と、 物品と伝票を確認して受取人が行う署名または印鑑の印
    影を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取った署名または印影デー
    タと前記伝票データとを対応づけて記憶する署名/印影
    データ記憶手段とを有することを特徴とする請求項8記
    載の携帯端末装置。
  10. 【請求項10】現在位置を検出する位置検出手段と、 伝票データを記憶する伝票データ記憶手段と、 物品と伝票を確認して受取人が行う署名または印鑑の印
    影を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取った署名または印影デー
    タと前記伝票データとを対応づけて記憶する署名/印影
    データ記憶手段と、 前記位置情報と前記署名または印影データと伝票データ
    を対応づけたデータを送信する無線送信手段とを備える
    ことを特徴とする携帯端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004012284A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Denso Corp 測位システム、移動通信端末およびコンピュータプログラム
JP2010128535A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Casio Computer Co Ltd 配達確認システム、携帯端末及びプログラム

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