JP3836343B2 - 電線管接続部を備えた配線用ボックス装置及び配線用ボックス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブル等が挿通される電線管を接続可能な電線管接続部を備えた配線用ボックス装置及び配線用ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建築物内の壁裏やコンクリート壁に埋設される有底四角箱状をなす配線用ボックスの側壁には、円管状をなす電線管が接続され、その電線管により配線用ボックスに配線されるケーブルが保護されている。前記配線用ボックスに電線管を接続する方法としては、配線用ボックスの側壁に貫通形成された貫通孔に、円管状をなす電線管継手の一端部を嵌合し、その電線管継手の他端に形成された電線管接続部としての挿入孔に電線管を嵌合する方法が挙げられる。又は電線管接続部としての前記貫通孔に電線管の端部を直接嵌合して配線用ボックスに電線管を接続する方法が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の貫通孔及び電線管継手の挿入孔は円形状に形成されている。そのため、貫通孔又は挿入孔の周長に対し、電線管の外面の周方向全体の長さが対応していないと貫通孔又は挿入孔に電線管を嵌合できない。即ち、貫通孔又は挿入孔に対してその周長に対応した特定の外径を有する電線管しか接続することができないという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、一つの電線管接続部にサイズの異なる電線管を接続することができる電線管接続部を備えた配線用ボックス装置及び配線用ボックスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、規格寸法に規格化して設定された呼称サイズの電線管と、箱状をなすボックス本体の周壁に外径の異なる呼称サイズの電線管を接続可能とする電線管接続部を備えた配線用ボックスとからなる配線用ボックス装置であって、前記外径の異なる呼称サイズにおける第1電線管又は第1電線管の外径よりも1段階大きい外径を有する第3電線管を接続可能とする前記電線管接続部に楕円形状又は略楕円形状をなす挿入孔をボックス本体の奥行き方向に挿入孔の長軸が延びるように形成するとともに、当該挿入孔の周長を第3電線管の外周長さと略同一に設定し、かつ当該挿入孔の短軸長さを第3電線管よりも小さい外径を有する第1電線管の外径と同一に設定し、前記挿入孔に第3電線管を嵌合することにより外周面が挿入孔の内周面の略全体で圧接され、前記挿入孔に第1電線管を嵌合することにより外周面が挿入孔の短軸両側内周面で圧接されて接続するように形成したことを要旨とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、箱状をなすボックス本体の周壁に外径の異なる規格寸法に規格化して設定された呼称サイズの電線管を接続可能とする電線管接続部を備えた配線用ボックスであって、前記外径の異なる呼称サイズにおける第1電線管又は第1電線管の外径よりも1段階大きい外径を有する第3電線管を接続可能とする前記電線管接続部に楕円形状又は略楕円形状をなす挿入孔をボックス本体の奥行き方向に挿入孔の長軸が延びるように形成するとともに、当該挿入孔の周長を第3電線管の外周長さと略同一に設定し、かつ当該挿入孔の短軸長さを第3電線管よりも小さい外径を有する第1電線管の外径と同一に設定し、前記挿入孔に第3電線管を嵌合することにより外周面が挿入孔の内周面の略全体で圧接され、前記挿入孔に第1電線管を嵌合することにより外周面が挿入孔の短軸両側内周面で圧接されて接続するように形成したことを要旨とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックスにおいて、前記電線管接続部をボックス本体の周壁から外方へ筒状に突出するように同周壁に一体形成された筒状部により形成し、当該筒状部に前記挿入孔を形成したことを要旨とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックスにおいて、前記電線管接続部をボックス本体の周壁に形成した挿入孔により形成したことを要旨とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックスにおいて、前記電線管の挿入孔からの抜け出しを規制すべく当該電線管と挿入孔との間に抜け出し防止手段を形成したことを要旨とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックスにおいて、前記電線管の少なくとも外周面に、当該外周面の周方向に延びる突条及び隣接する突条間に形成される凹条を形成し、前記挿入孔の内周面に前記抜け出し防止手段として電線管の凹条に係止する係止突起を形成したことを要旨とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックスにおいて、前記挿入孔の短軸上に位置する内周面に、前記呼称サイズにおいて第1電線管の外径より1段階小さい外径を有する第2電線管が嵌合する係止突部を折り取り除去可能に形成したことを要旨とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した電線管接続部を備えた配線用ボックスの一実施形態を図1〜図7に従って説明する。なお、本明細書において配線用ボックス11の上下左右は図3における配線用ボックス11の上下左右に対応する。
【0021】
図1に示すように、配線用ボックス11は合成樹脂材料により有底箱状に形成されたボックス本体12よりなり、そのボックス本体12の周壁に電線管14を接続する電線管接続部としての挿入孔15が形成されたものである。まず、前記電線管14について説明すると、図1に示すように、合成樹脂材料製の電線管14は円管状に形成され、電線管14の外周面及び内周面には同電線管14の周方向に延びる突条14b及び隣接する突条14b間の凹条14cが形成されている。
【0022】
続いて、配線用ボックス11について説明すると、前記ボックス本体12は前記周壁としての細長四角板状をなす底壁16と、その底壁16の周縁部に立設された周壁としての細長四角板状をなす側壁17とより形成されている。ボックス本体12の上下両側壁17にはそれぞれ前記挿入孔15が側壁17を貫通して2箇所に形成されている。
【0023】
図2に示すように、各挿入孔15において、挿入孔15の長さ方向に沿った長さの最も長い位置を通過する直線を長軸とし、その長軸と挿入孔15の内周面との接点間の長さを長軸長さL1とする。また、挿入孔15の幅方向に沿った長さの最も長い位置を通過する直線を短軸とし、その短軸と挿入孔15の内周面との接点間の長さを短軸長さL2とする。
【0024】
各挿入孔15は、前記長軸方向の両側に、同長軸方向に沿って直線部分を有するように平面略楕円形状に形成されている。そして、各挿入孔15は長軸がボックス本体12の開口から底壁16側、即ちボックス本体12の奥行き方向へ延びるように側壁17に形成されている。
【0025】
各側壁17において、一方の挿入孔15内には、挿入孔15内周面と2箇所で連結されたノック部18が一体形成されている。各挿入孔15の内周面において、側壁17の内部中心側には2箇所の連結片19aにより挿入孔15の内周面と連結された係止突部19が挿入孔15の内方中心側へ突設されている。
【0026】
各係止突部19はその中央部の縁部が、挿入孔15の短軸上に位置し、前記電線管14の凹条14cに係止可能に形成されている。また、各挿入孔15の内周面において、前記短軸上に位置し、前記係止突部19の相対向する位置には、それぞれ前記電線管14の凹条14cに係止可能な抜け出し防止手段としての係止突起21が挿入孔15の内方中心側へ突設されている。
【0027】
各挿入孔15の前記短軸長さL2は、電線管14のサイズを規格寸法に規格化して設定された呼称サイズ(例えばJISC8411等の製造規格)における特定の電線管14(以下、単に第1電線管14Aと記す)の外径D1より若干短く形成されている(L2<D1)。即ち、前記外径D1は短軸長さL2より長く形成されている。なお、第1電線管14Aの外径D1は、第1電線管14Aの突条14bにおける外径とする。
【0028】
また、各挿入孔15の内面の周方向全体の長さC1(以下、単に周長C1と記す)は、第1電線管14Aの突条14bにおける外面の周方向全体の長さ(以下、単に外周長さS1とする)より長く形成されている(C1>S1)。なお、前記外径D1より短軸長さL2が若干短いとは、第1電線管14Aを挿入孔15に挿入したとき、同第1電線管14Aの端部が扁平状に変形され、挿入孔15の短軸両側に位置する内周面に前記端部の突条14bにおける外周面が圧接する長さとする。
【0029】
前記短軸上を通り、係止突起21の基端部が位置する挿入孔15の内周面と、係止突部19との間の短軸長さL3は、前記呼称サイズにおいて、前記第1電線管14Aより1段階小さい電線管14(以下、第2電線管14Bと記す)の外径D2(D1>D2)より若干短く設定されている(L3<D2)。なお、第2電線管14Bの外径D2は、第2電線管14Bの突条14bにおける外径とする。
【0030】
挿入孔15の周長C1は第2電線管14Bの突条14b部分における外面の周方向全体の長さ(以下、単に外周長さS2とする)より長く形成されている(C1>S2)。なお、前記外径D2より短軸長さL3が若干短いとは、第2電線管14Bを挿入孔15に挿入したとき、同第2電線管14Bの端部が扁平状に変形され、挿入孔15の短軸の一端側に位置する内周面及び係止突部19に前記端部の突条14bにおける外周面が圧接する長さとする。
【0031】
さらに、挿入孔15の周長C1は、前記呼称サイズにおける前記第1電線管14Aより1段階大きい電線管14(以下、第3電線管14Cと記す)の突条14b部分における外面の周方向全体の長さ(以下、単に外周長さS3とする)より若干長く設定されている(C1>S3)。なお、前記外周長さS3より周長C1が若干長いとは、第3電線管14Cを挿入孔15に挿入したとき、同第3電線管14Cの端部が扁平状に変形され、挿入孔15の内周面ほぼ全体に前記端部の突条14bにおける外周面が圧接する長さとする。
【0032】
また、前記短軸長さL2は第3電線管14Cの外径D3より短く形成され(L2<D3)、前記第1電線管14Aの外径D1より長く形成されている(D1<D3)。なお、第3電線管14Cの外径D3は、第3電線管14Cの突条14bにおける外径とする。
【0033】
従って、係止突部19が除去された状態では、挿入孔15には、同挿入孔15の周長C1より短い外周長さを有するとともに(C1>S3>S1)、挿入孔15の短軸長さL2より長い外径を有する(L2<D1<D3)第1又は第3電線管14A,14Cの端部を嵌合することができる。即ち、挿入孔15の短軸の両側の内周面に第1又は第3電線管14A,14Cを接続してボックス本体12の周壁である側壁17に接続することができる。
【0034】
ボックス本体12の左側壁17の外面には一定の厚みを有する固定突部22が外方へ突設され、図1に示すように、その固定突部22には固定ビス(図示せず)を挿通可能な挿通孔23が形成されている。また、図3に示すように、ボックス本体12内において、上下各側壁17の内面側中央部にはボス部24がボックス本体12の開口側へ突設され、各ボス部24には固定孔25が形成されている。
【0035】
次に、上記構成の配線用ボックス11の作用について説明する。
まず、図3に示すように、配線用ボックス11の開口が、後に立設される壁材(図示せず)の壁表に臨むように固定突部22を建築物内に立設された柱26に当接させた状態で固定ビスにより配線用ボックス11を柱26に固定する。次いで、ノック部18が形成されていない挿入孔15において、連結片19aを繰り返し折り曲げて係止突部19を挿入孔15内周面から折り取り除去する。
【0036】
このとき、係止突部19は挿入孔15内周面と連結片19aにより2箇所で連結されているため、係止突部19全体が挿入孔15内周面と連結されている場合と比較して容易に除去される。
【0037】
続いて、図4に示すように、第3電線管14Cの端部を扁平状に変形させた状態で、ノック部18が形成されていない挿入孔15内に挿入すると、第3電線管14Cの端部が当該変形状態から元の円形状に復帰しようとする。このとき、図5に示すように、挿入孔15は略楕円形状をなし、周長C1は外周長さS3より長く、短軸長さL2は外径D3より短く形成されている。
【0038】
そのため、その第3電線管14Cの端部の突条14bに対応する外周面が挿入孔15の内周面のほぼ全体に圧接し、特に挿入孔15の短軸の両端に位置する内周面に強く圧接する。その結果、図6に示すように、挿入孔15に第3電線管14Cが嵌合され、図7に示すように、配線用ボックス11に第3電線管14Cが接続される。
【0039】
また、図6に示すように、第3電線管14Cの凹条14cには係止突起21が係止して、第3電線管14Cの上下方向への移動が規制され、第3電線管14Cの挿入孔15からの抜け出しが規制される。そして、第3電線管14C内にケーブル(図示せず)が挿通され、そのケーブルは配線用ボックス11内へ引き込まれるとともに、第3電線管14Cにより保護される。
【0040】
加えて、挿入孔15はボックス本体12の奥行き方向に長軸が延びるように形成され、挿入孔15内にボス部24が位置していない。そのため、挿入孔15へ第3電線管14Cを挿入したとき、ボス部24が第3電線管14Cの挿入作業の障害になるといった不具合がなくなる。
【0041】
さて、配線用ボックス11に第3電線管14Cの代わりに第1電線管14Aを接続する場合は、まず、第1電線管14Aの端部を若干扁平状に変形させてノック部18が形成されず、係止突部19が除去された挿入孔15内に挿入すると、第1電線管14Aの端部が、当該変形状態から元の円形状に復帰しようとする。
【0042】
このとき、図5に示すように、挿入孔15は略楕円形状をなし、周長C1は外周長さS1より長く、短軸長さL2は外径D1より短く形成されている。そのため、図5に破線に示すように、その第1電線管14Aの端部の突条14bに対応する外周面が挿入孔15の短軸の両端側内周面に圧接する。その結果、挿入孔15に第1電線管14Aが嵌合され、配線用ボックス11に第1電線管14Aが接続される。
【0043】
このときも、第1電線管14Aの凹条14cには係止突起21が係止して、第1電線管14Aの上下方向への移動が規制され、第1電線管14Aの挿入孔15からの抜け出しが規制される。
【0044】
上記第1実施形態の配線用ボックス11によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1) 挿入孔15を略楕円形状に形成することにより、同一挿入孔15にサイズの異なる第1電線管14A又は第3電線管14Cを嵌合して接続することができる。従って、配線用ボックス11に外径の異なる2種類の電線管14を接続するために、側壁17に直径の異なる円形状の挿入孔15を2箇所に形成する必要がある場合と異なり、配線用ボックス11の構成を簡易化することができる。
【0045】
(2) 挿入孔15はボックス本体12の奥行き方向に長軸が延びるように形成されているため、側壁17の幅方向における長さを短くすることができ、配線用ボックス11の小型化を図ることができる。
【0046】
(3) 挿入孔15はボックス本体12の奥行き方向に長軸が延びるように形成されている。そのため、ボス部24が挿入孔15内に位置しないように側壁17に挿入孔15を形成することができる。従って、挿入孔15に第1又は第3電線管14A,14Cを接続したとき、ボス部24が第1又は第3電線管14A,14Cの挿入作業の障害になるといった不具合をなくして配線用ボックス11に電線管14を速やかに接続することができる。
【0047】
(4) また、挿入孔15の長軸長さL1を調整することにより短軸長さL2を変更せずに挿入孔15に接続可能な電線管14の種類を変更することができる。従って、挿入孔15が円形状に形成され、挿入孔15の直径を大きくすると挿入孔15内にボス部24が位置してしまう場合と異なり、配線用ボックス11に接続可能とする電線管14のサイズを複数種類設定することができる。
【0048】
(5) 第1又は第3電線管14A,14Cの端部の自己復帰により挿入孔15の内周面に第1又は第3電線管14A,14Cの外周面が圧接する。そのため、第1又は第3電線管14A,14Cを挿入孔15に強固に嵌合することができ、挿入孔15から容易に抜け出るのを防止することができる。
【0049】
(6) ボックス本体12の側壁17に挿入孔15が形成されているため、第1又は第3電線管14A,14Cを配線用ボックス11に直接接続することができる。従って、電線管継手等を用いて配線用ボックス11に電線管14を接続する場合と比較して配線用ボックス11に対する電線管14の接続作業の簡易化を図ることができる。
【0050】
(7) 挿入孔15には所定の呼称サイズの第1電線管14A又は第3電線管14Cを接続することができる。従って、配線用ボックス11に接続可能な電線管14の呼称サイズを予め認識することができるため、外径が異なる複数種類の電線管14を現場に搬入し、その中から使用できる電線管14を選別する必要がなくなり、配線用ボックス11に対する電線管14の接続作業を速やかに行うことができる。
【0051】
(8) 第1又は第3電線管14A,14Cの凹条14cに対する係止突起21の係止により挿入孔15から第1又は第3電線管14A,14Cが容易に抜け出るのを防止することができ、第1又は第3電線管14A,14Cに挿通されたケーブルを確実に保護することができる。
【0052】
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態を図8〜図10に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の電線管接続部を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0053】
図8に示すように、電線管継手としての接続筒27は配線用ボックス11の周壁としての側壁17に接続され、当該配線用ボックス11に電線管14を接続可能とする電線管接続部27aを備えたものである。
【0054】
接続筒27は、合成樹脂材料により略楕円筒状に形成されている。接続筒27の一端側には前記電線管接続部27aが形成されている。その電線管接続部27aには略楕円形状の挿入孔15が形成され、その挿入孔15の内周の周長C2は前記第3電線管14Cの外周長さS3より若干長く形成されている。また、接続筒27の挿入孔15の短軸長さL4は、前記第1及び第3電線管14A,14Cの外径D1,D3より短く設定されている。
【0055】
なお、挿入孔15の長軸長さL5は側壁17の挿入孔15の長軸長さL1と同じに設定されている。即ち、接続筒27の挿入孔15の形状は、側壁17の挿入孔15の形状と同一に形成されている。そして、一つの電線管接続部27aの挿入孔15にサイズの異なる第1又は第3電線管14A,14Cを接続可能に形成されている。
【0056】
図9に示すように、接続筒27のほぼ中央部の相対向する周壁において、挿入孔15の短軸上に位置する部分にはそれぞれ接続筒27の内方中心へ突出し、電線管14の凹条14cに係止する係止突片28aが抜け出し防止手段として形成されている。また、接続筒27の他端面の相対向する位置には、それぞれ係合突部29が突設され、各係合突部29外面には係合凹所29aが凹設されている。
【0057】
さて、接続筒27を使用して配線用ボックス11に電線管14を接続するには、まず、図10に示すように、接続筒27の他端側を側壁17の挿入孔15内に挿入すると、同挿入孔15の周縁部に係合凹所29aが係合して接続筒27が側壁17に取り付けられる。
【0058】
そして、配線用ボックス11に取り付けられた接続筒27の挿入孔15に電線管14が接続される。このとき、接続筒27の挿入孔15は第1実施形態の側壁17の挿入孔15と同形状に形成されているため、接続筒27の挿入孔15には呼称サイズの異なる第1電線管14A又は第3電線管14Cが接続される。
【0059】
従って、接続筒27を使用することにより配線用ボックス11に外径の異なる第1電線管14A又は第3電線管14Cを接続することができる。また、第1又は第3電線管14A,14Cの凹条14cには係止突片28aが係止するため、各電線管14の上下方向への移動が規制され、各電線管14が挿入孔15から容易に抜け出すのを防止することができる。加えて、配線用ボックス11の側壁17外面から外方へ突設された接続筒27に電線管14の端部が接続されるため、電線管14と配線用ボックス11との接続部分が接続筒27に保護される。
【0060】
なお、各実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 第1実施形態において、挿入孔15の短軸上に位置する内周面以外の位置に係止突起21を形成してもよく、第2実施形態において、挿入孔15の短軸上に位置する内周面以外の位置に係止突片28aを形成してもよい。
【0061】
・ 第1実施形態において、係止突部19を折り取り除去せず、挿入孔15に第2電線管14Bを嵌合してもよい。具体的には、まず、第2電線管14Bの端部を若干扁平状に変形させてノック部18が形成されていない挿入孔15内に挿入する。すると、第2電線管14Bの端部が扁平状に変形された状態から元の円形状に復帰する。このとき、挿入孔15の短軸長さL3は第2電線管14Bの外径D2より若干短く形成されている。そのため、図11に示すように、第2電線管14Bの端部の突条14bに対応する外周面が、挿入孔15の長軸方向に沿った内周面の一部に圧接する。即ち、挿入孔15の短軸の一端側内周面と係止突部19の縁部に第2電線管14Bの端部が嵌合され、電線管接続部としての同挿入孔15に第2電線管14Bが接続される。このときも、図12に示すように、第2電線管14Bの凹条14cには係止突起21が係止して、第2電線管14Bの上下方向への移動が規制され、第2電線管14Bの挿入孔15からの抜け出しが規制される。
【0062】
従って、挿入孔15には係止突部19を除去した状態では第1又は第3電線管14A,14Cを接続することができ、係止突部19を除去しない状態では第2電線管14Bを接続することができる。その結果、配線用ボックス11の一つの電線管接続部に呼称サイズにおいて外径が3段階に異なる電線管14を接続することができる。
【0063】
・ 第1実施形態において、ボックス本体12の奥行き方向に対して直交するボックス本体12の幅方向に沿って挿入孔15の長軸方向が延びるように側壁17に挿入孔15を形成してもよい。このように構成した場合、ボックス本体12の奥行き方向の長さを短くしてボックス本体12の薄型化を図ることができる。
【0064】
・ 第1又は第2実施形態において、係止突起21又は接続筒27の係止突片28aを省略して、側壁17の挿入孔15又は接続筒27の挿入孔15内への電線管14の端部の嵌合のみで電線管14を接続してもよい。
【0065】
・ 第1又は第2実施形態において、側壁17の挿入孔15又は接続筒27の内周面に周方向全体に沿って延びる突条体を抜け出し防止手段として形成してもよい。このように構成した場合、電線管14の凹条14c全体に突条体が係止して挿入孔15からの電線管14の抜け出しを効果的に防止することができる。
【0066】
・ 第1又は第2実施形態において、突条14b及び凹条14cが形成されず少なくとも外周面が平滑に形成された平滑管を電線管14として使用し、その平滑管を挿入孔15に挿入したとき、平滑管の外面に対する係止突起21又は係止突片28aの食い込みにより挿入孔15からの電線管14の抜け出しを規制してもよい。
【0067】
・ 第1又は第2実施形態において、側壁17の挿入孔15又は接続筒27の挿入孔15の形状を楕円形状に形成し、挿入孔15に第1又は第3電線管14A,14Cを嵌合して接続可能とすべく長軸長さL1(長軸長さL5)、短軸長さL2(短軸長さL4)及び周長C1(周長C2)をそれぞれ設定してもよい。又は挿入孔15に接続可能な電線管14のサイズを任意に設定してそのサイズに対応して長軸長さL1(長軸長さL5)、短軸長さL2(短軸長さL4)及び周長C1(周長C2)をそれぞれ設定してもよい。
【0068】
・ 第1又は第2実施形態において、側壁17の挿入孔15又は接続筒27の挿入孔15の長軸の両端側の形状を円弧状に形成せず直線状に形成して略楕円形状に形成してもよく、挿入孔15の長軸の両端に向かうに連れて尖るように形成して略楕円形状に形成してもよい。即ち、略楕円形状とは、電線管14の外面が挿入孔15の短軸の両側位置に接触又は圧接して挿入孔15に電線管14を接続することができる形状であり、電線管14を挿入孔15に接続することができれば、長軸の両端側の形状は如何なる形状であってもよい。
【0069】
・ 第2実施形態において、接続筒27の他端側を円筒状に形成するとともに、その接続筒27の他端面に沿って係合突部29を形成する。その一方、接続筒27の一端側に略楕円形状をなす挿入孔15を形成してもよい。さらに、配線用ボックス11の挿入孔15を接続筒27の他端側を挿入可能な円形状に形成する。即ち、接続筒27に略楕円形状又は楕円形状をなす挿入孔15が形成されておれば、接続筒27と配線用ボックス11の挿入孔15との接続部分は如何なる形状でもよい。
【0070】
・ 第2実施形態において、接続筒27の内周面に係止突部19を形成してもよい。
・ 第1実施形態において、側壁17の挿入孔15の係止突起21及び係止突部19の少なくともいずれか一方を省略してもよい。また、係止突部19を工具で折り取り除去したり、切断除去してもよい。
【0071】
・ 各実施形態において、上下各側壁17のノック部18を省略して、挿入孔15を予め開放しておいてもよい。又は全ての挿入孔15をノック部18により閉塞し、使用される挿入孔15のノック部18を除去してもよい。
【0072】
・ 第1実施形態において、上下各側壁17の外面に略楕円筒状をなす筒状部を外方へ延設し、その筒状部に周長C1、長軸長さL1及び短軸長さL2を有する挿入孔15を形成する。そして、その筒状部内に第1又は第3電線管14A,14Cの端部を嵌合して接続し、配線用ボックス11に第1又は第3電線管14A,14C接続してもよい。このように構成した場合、筒状部に第1又は第3電線管14A,14Cの端部を接続することができるため、第1又は第3電線管14A,14Cの端部を配線用ボックス11内まで挿入する必要がなくなる。
【0073】
従って、使用される第1又は第3電線管14A,14Cの長さを短くして、電線管14の節約を図ることができる。また、配線用ボックス11に一体形成された筒状部に第1又は第3電線管14A,14Cの端部が接続されるため、第1又は第3電線管14A,14Cと配線用ボックス11との接続部分が筒状部に保護される。その結果、前記接続部分が外力等により損傷を受けたりするのを防止して第1又は第3電線管14A,14Cが挿入孔15から容易に抜け出るのを防止することができる。
【0074】
なお、筒状部の挿入孔15の周長C1、長軸長さL1及び短軸長さL2を任意に設定して、筒状部に接続可能な電線管14のサイズを任意に変更してもよい。
・ 第1又は第2実施形態において、ノック部18を除去して一つの側壁17に二本の電線管14を接続してもよい。このとき、一対の挿入孔15において、互いに外径の異なる電線管14を接続してもよい。
【0075】
・ 第1又は第2実施形態において、一つの側壁17に挿入孔15を一箇所又は三箇所以上形成してもよく、その挿入孔15に接続筒27を接続してもよい。
・ 第1又は第2実施形態において、側壁17の挿入孔15の周長C1又は接続筒27の挿入孔15の周長C2は変更せずに、各挿入孔15の短軸長さL2(短軸長さL4)及び長軸長さL1(長軸長さL5)を変更する。そして、第3電線管14Cより外径は小さいが、前記第1又は第2電線管14A,14Cの外径と異なる外径を有する電線管14を挿入孔15に嵌合可能に形成してもよい。
【0076】
・ 第1又は第2実施形態において、側壁17の挿入孔15の周長C1又は接続筒27の挿入孔15の周長C2を変更して側壁17の挿入孔15又は接続筒27の挿入孔15に接続可能な電線管14の外径を変更してもよい。このとき、各挿入孔15に接続される電線管14を、当該電線管14のサイズが呼称サイズに規格化されていないものでもよい。又は、接続可能とする電線管14のサイズを呼称サイズに規格化されたものとした場合、電線管14同士の外径の差は呼称サイズにおける1段階毎としてもよく、2段階以上としてもよい。
【0077】
・ 第1又は第2実施形態において、第1電線管14Aの外径D1に対して、挿入孔15の短軸長さL2(短軸長さL4)を同一に形成するとともに、第3電線管14Cの外周長さS3に対して、挿入孔15の周長C1(周長C2)を略同一に形成してもよい。なお、外周長さS3より周長C1(周長C2)が若干長いことを、外周長さS3に対して、挿入孔15の周長C1(周長C2)が略同一であるとする。
【0078】
・ 第1又は第2実施形態において、第1電線管14Aの外径D1に対して、挿入孔15の短軸長さL2(短軸長さL4)を同一に形成するとともに、第3電線管14Cの外周長さS3に対して、挿入孔15の周長C1(周長C2)を長く形成してもよい。
【0079】
・ 第1又は第2実施形態において、第1電線管14Aの外径D1に対して、挿入孔15の短軸長さL2(短軸長さL4)を短く形成するとともに、第3電線管14Cの外周長さS3に対して、挿入孔15の周長C1(周長C2)を略同一に形成してもよい。なお、外周長さS3より周長C1(周長C2)が若干長いことを、外周長さS3に対して、挿入孔15の周長C1(周長C2)が略同一であるとする。
【0080】
・ 第1又は第2実施形態において、挿入孔15の周長C1(周長C2)と電線管14の突条14b部分における外周長さが略同一である電線管14を挿入孔15に接続してもよい。なお、電線管14の外周長さより周長C1(周長C2)が若干長いことを、前記外周長さに対して、挿入孔15の周長C1(周長C2)が略同一であるとする。
【0081】
・ 第1又は第2実施形態において、挿入孔15の周長C1(周長C2)よりも電線管14の突条14bにおける外周長さが短いとともに、挿入孔15の短軸長さL2(短軸長さL4)と突条14bにおける外径が同一である電線管14を接続してもよい。このように構成した場合も、挿入孔15の短軸の両端位置に電線管14の外面が接触して挿入孔15に電線管14が接続される。また、凹条14cに係止突起21又は係止突片28aが係止して挿入孔15に電線管14が接続される。
【0082】
・ 周壁としての底壁16に挿入孔15を形成し、底壁16に電線管14を接続してもよい。
・ 第1実施形態において、電線管14の凹条14cに挿入孔15の内周縁が係止して挿入孔15に電線管14を接続してもよい。
【0087】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1,2に記載の発明によれば、一つの電線管接続部に外形の異なる呼称サイズの電線管を容易に接続することができる。また、接続可能な電線管の呼称サイズを予め認識することができるため、外径が異なる複数種類の電線管を現場に搬入し、その中から使用できる電線管を選別する必要がなくなり、電線管の接続作業を速やかに行うことができる。
【0089】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、電線管とボックス本体との接続部分が筒状部に保護され、前記接続部分が外力等により損傷を受けたりするのを防止して電線管がボックス本体から容易に抜け出るのを防止することができる。
【0090】
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は請求項3に記載の発明の効果に加え、電線管継手等を用いてボックス本体に電線管を接続する場合と異なり、ボックス本体に対する電線管の接続作業の簡易化を図ることができる。
【0091】
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、挿入孔から電線管が容易に抜け出るのを防止することができる。
【0092】
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の効果に加え、挿入孔から電線管が容易に抜け出るのを効果的に防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、呼称サイズにおいて外径が3段階に異なる電線管を挿入孔に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の配線用ボックス及び電線管を示す分解斜視図。
【図2】第1実施形態の配線用ボックスを示す平面図。
【図3】配線用ボックスを柱に取り付けた状態を示す正面図。
【図4】電線管を扁平状に変形させた状態を示す平面図。
【図5】配線用ボックスに電線管を接続した状態を示す平面図。
【図6】配線用ボックスと電線管との接続を示す図5の6−6線断面図。
【図7】配線用ボックスに電線管を接続した状態を示す斜視図。
【図8】接続筒により配線用ボックスに電線管を接続した状態の斜視図。
【図9】接続筒を示す断面図。
【図10】接続筒と電線管との接続状態を示す断面図。
【図11】電線管と係止突部とによる電線管の接続状態の平面図。
【図12】図11の12−12線断面図。
【符号の説明】
11…配線用ボックス、12…ボックス本体、14A〜14C…第1〜第3電線管、14b…突条、14c…凹条、15…電線管接続部としての挿入孔、16…周壁としての底壁、17…周壁としての側壁、19…係止突部、21…抜け出し防止手段としての係止突起、27…電線管継手としての接続筒、27a…電線管接続部、28a…抜け出し防止手段としての係止突片。
Claims (7)
- 規格寸法に規格化して設定された呼称サイズの電線管と、箱状をなすボックス本体の周壁に外径の異なる呼称サイズの電線管を接続可能とする電線管接続部を備えた配線用ボックスとからなる配線用ボックス装置であって、
前記外径の異なる呼称サイズにおける第1電線管又は第1電線管の外径よりも1段階大きい外径を有する第3電線管を接続可能とする前記電線管接続部に楕円形状又は略楕円形状をなす挿入孔をボックス本体の奥行き方向に挿入孔の長軸が延びるように形成するとともに、当該挿入孔の周長を第3電線管の外周長さと略同一に設定し、かつ当該挿入孔の短軸長さを第3電線管よりも小さい外径を有する第1電線管の外径と同一に設定し、前記挿入孔に第3電線管を嵌合することにより外周面が挿入孔の内周面の略全体で圧接され、前記挿入孔に第1電線管を嵌合することにより外周面が挿入孔の短軸両側内周面で圧接されて接続するように形成したことを特徴とする電線管接続部を備えた配線用ボックス装置。 - 箱状をなすボックス本体の周壁に外径の異なる規格寸法に規格化して設定された呼称サイズの電線管を接続可能とする電線管接続部を備えた配線用ボックスであって、
前記外径の異なる呼称サイズにおける第1電線管又は第1電線管の外径よりも1段階大きい外径を有する第3電線管を接続可能とする前記電線管接続部に楕円形状又は略楕円形状をなす挿入孔をボックス本体の奥行き方向に挿入孔の長軸が延びるように形成するとともに、当該挿入孔の周長を第3電線管の外周長さと略同一に設定し、かつ当該挿入孔の短軸長さを第3電線管よりも小さい外径を有する第1電線管の外径と同一に設定し、前記挿入孔に第3電線管を嵌合することにより外周面が挿入孔の内周面の略全体で圧接され、前記挿入孔に第1電線管を嵌合することにより外周面が挿入孔の短軸両側内周面で圧接されて接続するように形成したことを特徴とする電線管接続部を備えた配線用ボックス。 - 前記電線管接続部をボックス本体の周壁から外方へ筒状に突出するように同周壁に一体形成された筒状部により形成し、当該筒状部に前記挿入孔を形成したことを特徴とする請求項2に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックス。
- 前記電線管接続部をボックス本体の周壁に形成した挿入孔により形成したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックス。
- 前記電線管の挿入孔からの抜け出しを規制すべく当該電線管と挿入孔との間に抜け出し防止手段を形成したことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックス。
- 前記電線管の少なくとも外周面に、当該外周面の周方向に延びる突条及び隣接する突条間に形成される凹条を形成し、前記挿入孔の内周面に前記抜け出し防止手段として電線管の凹条に係止する係止突起を形成したことを特徴とする請求項5に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックス。
- 前記挿入孔の短軸上に位置する内周面に、前記呼称サイズにおいて第1電線管の外径より1段階小さい外径を有する第2電線管が嵌合する係止突部を折り取り除去可能に形成したことを特徴とする請求項2に記載の電線管接続部を備えた配線用ボックス。
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