JP3835850B2 - 箱 - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP3835850B2
JP3835850B2 JP11264996A JP11264996A JP3835850B2 JP 3835850 B2 JP3835850 B2 JP 3835850B2 JP 11264996 A JP11264996 A JP 11264996A JP 11264996 A JP11264996 A JP 11264996A JP 3835850 B2 JP3835850 B2 JP 3835850B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
box
bottom plate
lid
thermoplastic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11264996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0999942A (ja
Inventor
昌彦 斉藤
Original Assignee
西田製凾株式会社
住化プラステック株式会社
住商紙パルプ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西田製凾株式会社, 住化プラステック株式会社, 住商紙パルプ株式会社 filed Critical 西田製凾株式会社
Priority to JP11264996A priority Critical patent/JP3835850B2/ja
Publication of JPH0999942A publication Critical patent/JPH0999942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3835850B2 publication Critical patent/JP3835850B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は箱に関する。詳しくは、本発明は、物品の輸送に好ましく用い得る箱であって、目的地 (輸送先) において物品を取り出した後の空箱を再使用するために、即ちいわゆる通い箱として使うために、目的地や中継地などで保管したり、発送地 (輸送元) 等に返送したりする際に嵩張らない箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
物品、例えば自動車用の部品を例にとると、エンジン、エンジン部品一式、バンパー、ドア、ボンネット、ダッシュボード等の物品を東南アジアなどの海外へ輸送などするための通い箱として、本願出願人は先に、平成7年4月13日に出願し未だ公開されていない特願平7−87977号公報に係る図7のような箱の発明を出願した。
【0003】
図7の箱は例えば自動車用ミッション梱包用として好ましく用い得る箱であり、そのサイズは例えば縦が約788mm、横が548mm、高さが約507mmである。図7の箱は底部101と側面部102と蓋部103とからなり、まず梱包すべき物品を底部101の上に置き、次に底部101の上に側面部102を置き、最後に側面部102の上に蓋部103を置いて使用される。ここで、側面部102は側板104とカマチ105とをステープラー (stapler、ホッチキス。図の−−−印の部分) で接合したものであるが、底部101と側面部102とは接合されておらず、側面部102は単に底部101の上に置かれているだけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6のような空箱を通い箱として再使用するために目的地(輸送先)から発送地(輸送元)等へ返送する場合、底部101と蓋部103とは平たい形状であるから嵩張らないものの、側面部102はステープラーで接合されているので、そのままでは嵩張るという問題点を有する。なお、側面部102はステープラーを外すことによって嵩張らない4個の平板状のものに解体し得るが、ステープラーを外すことは、釘を抜くことに比べると手間がかからないものの、なお手間のかかる作業であり、また、箱を組み立てる際に再度ステープラーで接合しなければならないという手間がかかる。本発明の目的は、箱を通い箱として使用する場合に、このような嵩張りの問題および手間の問題を解決した箱を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、物品の輸送等に用いた後の空箱を通い箱として再使用するに際して、空箱を嵩張らない幾つかの部分に解体するのに面倒がなく手間がかからない箱について、鋭意研究を続けてきた。
その結果、箱の底部および側面部について工夫を凝らし、これらを特定の構造のものにすることにより、上記の問題点が解決されることを見いだし、本発明を完成させるに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、方形の平板なる底板と底板の四周辺において直立しリブと平行あるいは直交してなる底側板とからなる熱可塑性樹脂から成形されたリブを有する中空構造板の底皿部 (A) 、底皿部 (A) の内部の四隅において直立してなり、直立方向に対して直角の方向の断面の形状がエル (L) 字形であり、エル (L) 字形の角部は底皿部 (A) の内部の四隅に接している4個の熱可塑性樹脂から成形されたリブを有する中空構造板の支柱部 (B) 、および方形の平板なる天板と天板の四周辺において垂直下方向に位置しリブと平行あるいは直交する天側板とからなり4個の支柱部 (B) に被さってなる熱可塑性樹脂から成形されたリブを有する中空構造板の蓋部 (C) からなる物品を入れた内箱を収容する箱であって、支柱部(B)中空構造板のリブの方向が垂直になる方向で用い、底皿部 (A) と4個の支柱部 (B) と蓋部 (C) とは接合されておらず、箱を解体したときの支柱部 (B) は可動性のないエル(L)字形であることを特徴とする箱とした。
【0007】
なお、上記した特願平7−87977号公報に記載した発明に係る箱に関する説明において使用した「箱」なる用語は蓋部を含まないものを意味するが、本発明に関する説明において使用する「箱」なる用語は蓋部をも含んだものを意味する。
本発明の箱の構造、形状、サイズ、素材、製造方法、使用法等について以下に説明する。ここで、本発明を図によって説明する場合、図示したものは本発明の箱に関する例に過ぎず、本発明は図示されたものに限定されるものではない。
【0008】
図1は本発明の箱の一例を示したものであり、図2はその分解斜視図である。この箱は、例えば自動車用の部品を東南アジアなどの海外へ輸出したり、輸送に際して各地で保管したりするために好ましく用い得る箱であり、そのサイズは縦、横、高さが各約1100mmである。
図2において、箱の最下部に設けられた滑材部1は滑材底板2と、滑材底板2の上に位置する滑材3と、滑材3の上に位置する滑材上板4とからなる。本発明において滑材部1は必須ではないが、滑材部1を設けることは、箱を例えばフォークリフト等で移動し得るので好ましい。滑材底板2、滑材3および滑材上板4の素材は、箱の製造のし易さ等の観点から、一般に木製が好ましく、これらは例えば釘によって接合される。また、滑材底板2、滑材3および滑材上板4の素材は、箱の用途によっては鉄やアルミニウム等の金属であることが好ましく、この場合、これらは例えば溶接、ネジ又は接着剤等で接合される。滑材部1のサイズや滑材3の本数などは、箱のサイズや箱の中に入れる物品の重量等に応じて適宜決めればよい。
【0009】
滑材部1の上に例えば釘またはステープラー等で接合されている底皿部6 (A) は、方形の平板なる底板7と底板7の四周辺において直立してなる底側板8とからなる。底皿部6 (A) は一体物であってもよいし、別々に製作した底板7と底側板8とを例えば釘等で接合したものであってもよい。
底皿部6 (A) の素材は特に制限されないが、素材として例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン及び/又はプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体で代表されるポリオレフィンやポリ塩化ビニル樹脂のごときプラスチックからなる平板や木製の平板を例示し得る。プラスチックの中でも熱可塑性プラスチックからなる平板は、熱等によって折り曲げることができるので、底板7と底側板8とを一体化させた一体物である底皿部6(A)を製作するのに好適である。特に好適は素材は、耐水防水性、加工性、軽量性、高強度性等の観点から、熱可塑性樹脂から成形された中空構造板(プラスチック製の平板の一種であって、上記した通りプラスチックダンボールと称されている)である。図2の底皿部6(A)は、ポリプロピレン系樹脂から成形された住友化学工業株式会社製の中空構造板であるスミパネル(登録商標)の厚さ9mmのものからなる一体物であり、底皿部6(A)の高さは100mmである。ここで、図中の丸印中の平行線は中空構造板のリブの方向を示す。平板の素材および厚さは物品のサイズや重量等に応じて適宜に選ぶことができる。底皿部6 (A) の素材として木製の平板を使う場合、別々に製作した底板7と底側板8とを釘等で接合することによって底皿部6 (A) を製作するのが一般的である。中空構造板およびその加工法については後記する。底皿部6の素材はまた鉄やアルミニウム等の金属製であってもよい。この場合、底皿部6の底板7と滑材上板4とは例えば溶接、ネジ又は接着剤で接合するとよい。なお、滑材上板4を用いる場合、それは底板7を兼ねることができ、この場合の底側板8は滑材上板4と接合される。
【0010】
4個の支柱部9 (B) は、底皿部6 (A) の内部の四隅において直立してなり、直立方向に対して直角の方向の断面の形状がエル (L) 字形であり、エル (L) 字形の角部は底皿部6 (A) の内部の四隅に接しており、底皿部6 (A) と4個の支柱部9 (B) とは接合されておらず、箱を解体したときの支柱部9 (B) は平板の形状をとり得るものである。
【0011】
支柱部9 (B) の素材としての必須の要件は、箱を組み立てた時の支柱部9 (B) の断面 (直立方向に対して直角の方向の断面) はエル (L) 字形の形状を形成しており、箱を解体したときの支柱部9 (B) は可動性のないエル(L)字形である、という要件である。かかる要件を満たす素材として、プラスチック製や紙製の平板を例示し得るが、平板の厚さの割に圧縮強度 (支柱部9 (B) の上方向から支柱部9 (B) に対してかかる荷重に耐える強度) の大なるプラスチック製の平板が好ましく、プラスチックとしては底皿部6 (A) の素材として例示したものと同様のものを例示し得る。特に好ましい素材は、耐水防水性、加工性、軽量性、高圧縮強度性等の観点から、熱可塑性樹脂から成形された中空構造板である。
【0012】
図2に示した支柱部9 (B) は、ポリプロピレン系樹脂から成形された住友化学工業株式会社製の中空構造板であるスミパネル (登録商標) からなり、そのサイズは950mm (高さ) ×400mm (幅) ×15mm (厚さ) である。図2の場合のように、支柱部9 (B) としてリブ付の中空構造板を用いる場合、支柱部9 (B) の圧縮強度の観点から、中空構造板はリブの方向が垂直になる方向で用いるのが好ましい。図2に示した支柱部9 (B) は丁度真ん中で折り曲げて箱を組み立てるように設計されているが、支柱としての機能を果たしさえすれば、折り曲げる部位は丁度真ん中でなくてもよく、任意に選び得る。
【0013】
蓋部10 (C) は方形の平板なる天板11と、天板11の四周辺において垂直下方向に位置する天側板12とからなり、蓋部10 (C) は4個の支柱部9 (B) に被せるようにして用いる。蓋部10 (C) は、底皿部6 (A) と同様に、一体物であってもよいし、別々に製作した天板11と天側板12とを例えば釘等で接合したものであってもよい。
【0014】
蓋部10 (C) の素材は特に制限されないが、素材として例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン及び/又はプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体で代表されるポリオレフィンやポリ塩化ビニル樹脂のごときプラスチックからなる平板や木製の平板を例示し得る。プラスチックの中でも熱可塑性プラスチックからなる平板は、熱等によって折り曲げることができるので、天板11と天側板12とを一体化させた一体物である蓋部10 (C) を製作するのに好適である。特に好適な素材は、耐水防水性、加工性、軽量性、高強度性等の観点から、熱可塑性樹脂から成形された中空構造板である。図2の蓋部10 (C) は、同図の底皿部6 (A) と素材、サイズ及び製作方法が全く同じである。蓋部10 (C) の素材として木製の平板を使う場合、別々に製作した天板11と天側板12とを釘等で接合することによって蓋部10 (C) を製作するのが一般的である。蓋部10の素材は又、底皿部6の場合と同様に、鉄やアルミニウム等の金属製であってもよい。
【0015】
本発明の箱を構成する底皿部6 (A) 、支柱部9 (B) および蓋部10 (C) の素材の一つとして好ましく用い得る熱可塑性樹脂から成形された中空構造板は、図3に例示したようなリブを有する中空構造体である。これは良く知られた素材であって、例えば熱可塑性ポリプロピレン系樹脂から成形された住友化学工業株式会社製のサンプライ (登録商標) やスミパネル (登録商標) が市販されている。種々の厚さの中空構造板を入手し得るが、本発明の箱に係る底皿部6 (A) や蓋部10 (C) の素材として中空構造板を用いる場合、厚さ1〜20mmの中空構造板が好ましい。また、支柱部9 (B) の素材として中空構造板を用いる場合、支柱部9 (B) には上方向からの圧縮力がかかるので、厚さ5〜20mmの中空構造板が好ましい。中空構造板の厚さは、物品の重量やサイズ等に応じて任意に設定し得る。
【0016】
本発明の箱にかかる底皿部6 (A) 、支柱部9 (B) 又は蓋部10 (C) を、図3に示したような中空構造板を素材とし一体物として製作する場合、中空構造板をリブと平行またはリブに対して直角の方向に折り曲げなければならない。
中空構造板をリブと平行の方向に折り曲げるには、例えば中空構造板上の折り曲げるべき線上に刃先がユー (U) 字形の刃を押圧することによって中空構造板上にリブと平行にユー (U) 字形の溝 (罫線) を入れ、その溝 (罫線) の部分を手などの力によって折り曲げるか、又は、中空構造板上の折り曲げるべき線上にヒートバー (折り曲げるべき部分を熱で溶融するための加熱された棒状の治具であって、良く知られた治具である) を当てた後、その部分を例えば手などの力によって折り曲げればよい。
【0017】
また、リブに対して直角の方向に折り曲げるには、例えば、中空構造板上の折り曲げるべき線上にヒートバー (折り曲げるべき部分を熱で溶融するための加熱された棒状の治具であって、良く知られた治具である) を当てた後、その部分を例えば手などの力によって折り曲げるか、或いは、折り曲げるべき線上にカッター (小刀など) で切り込み溝 (罫線) を入れ、その溝の部分に手などの力によって折り曲げればよく、特に後者の方法は極めて容易に折り曲げ得る方法であり、且つ、折り曲げ部がシャープに美しく仕上がる方法である。
【0018】
刃先がユー(U)字形の刃を用いた折り曲げ方法においては、ユー(U)字形の溝を内側にして折り曲げてもよいし、外側にして折り曲げてもよい。また、ヒートバーを用いた折り曲げ方法においても、ヒートバーを当てた側を内側にして折り曲げてもよいし、外側にして折り曲げてもよいが、得られる成形体の強度の観点から、内側にして折り曲げた方が好ましい。カッターで切り込みの溝を入れる折り曲げ方法においては、溝を外側にして折り曲げるとよい。
【0019】
隣接する底側板8によって形成される四隅(角の部分)や、隣接する天側板12によって形成される四隅 (角の部分) は、ヒートバーを用いた熱時折り曲げ方法においては、折り曲げ部の形状が可動性を有さず固定されているので、何も処理せずそのままでもよいが、ヒートバーを用いた冷時折り曲げ方法 (例えば、室温まで冷却した後に折り曲げる方法) においては、折り曲げ部の形状が可動性を有し固定されていないので、接着剤等で接合するのが好ましい。
【0020】
ここで、底皿部6 (A) と蓋部10 (C) とについては、上記のどちらの折り曲げ方法を採用してもよく、また、支柱部9 (B) についても上記のどちらの折り曲げ方法を採用してもよいが、支柱部9(B)についてヒートバーを用いた折り曲げ方法を採用する場合、ヒートバーを当てた部分を熱時に折り曲げると折り曲げ部分の形が固定されてしまい可動性を有しなくなるので、折り曲げ部分の形が固定されず可動性を有するように、ヒートバーを当てた部分を冷時に(例えば室温まで冷えてから)折り曲げると良い。支柱部9 (B) についてはヒートバーを用いた冷時折り曲げ方法が好ましい。なお、刃先がユー(U)字形の刃を用いた折り曲げ方法や、カッター (小刀など) で切り込みの溝 (罫線) を入れる折り曲げ方法で製作された支柱部9 (B) の折り曲げ部分は可動性を有するので、解体された支柱部9 (B) は嵩張らない平板に変形し得る。
【0021】
図示はしていないが、本発明の箱で物品を輸送したり保管したりするに際して、物品は先ず本発明の箱とは別の箱 (以下、この箱を本発明の箱と区別するために「内箱」という) に入れられる。内箱の素材は特に限定されず、紙製のダンボールであってもよいし、本発明の底皿部6 (A) や蓋部10 (C) の素材として例示した上記の素材であってもよい。
【0022】
図4に、滑材部1の平面図、正面図および右側面図の三面図を示す。
図5に、底皿部6 (A) 及び蓋部10(C)の平面図、正面図、背面図および右側面図の四面図を示す。
本発明の箱の使用方法について説明すると、先ず物品をいれた内箱を底皿部 (A) の上に置き、次に内箱の四隅 (垂直方向の4つの角の部分) に接して4つの支柱部9 (B) を底皿部6 (A) の上に立て、そのあと支柱部9 (B) の上に蓋部10 (C) を被せる。ここで、底皿部6 (A) 、支柱部9 (B) 及び蓋部10 (C) の三者は実質的に固定された状態を保たなければならないから、内箱のサイズ (縦、横、高さ) は本発明の箱のサイズを考慮して設定しなければならない。すなわち、内箱の縦および横のサイズ (外寸) は底皿部6 (A) の縦および横のサイズ (内寸) と支柱部9 (B) の厚さとを考慮して設定し、内箱の高さは支柱部9 (B) の高さを考慮して設定しなければならない。
【0023】
物品を入れた内箱と本発明の箱とをこのようにセットしたものを保管したり輸送したりするに際して、蓋部10 (C) が外れるなどというトラブルを防止するために、箱の上下方向に例えば紐を掛けるのが好ましい。紐掛けの方法として例えば、滑材底板2と滑材上板4とによって形成されている空間部分と蓋部10 (C) の上の面との間で上下方向に紐を掛ける方法が挙げられる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の箱は、嵩張らない平たい形状の底皿部6 (A) と、支柱部9 (B) と、嵩張らない平たい形状の蓋部10 (C) とからなる箱であって、底皿部6 (A) と支柱部9 (B) と蓋部10 (C) とから箱を組み立てたり、箱を底皿部6 (A) と支柱部9 (B) と蓋部10 (C) とに解体することが極めて容易な箱である。したがって、本発明の箱は、空箱を嵩張らない平たい部分の集合体に解体して保管したり輸送したりし得るので、通い箱として特に好ましく用い得る箱である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の箱の一例を示す斜視図である。
【図2】 本発明の箱の一例の分解斜視図である。
【図3】 本発明に係る中空構造板の斜視図である。
【図4】 滑材の平面図、正面図および右側面図の三面図である。
【図5】 底皿部及び蓋部の平面図、正面図、背面図および右側面図の四面図である。
【図6】 特願平7−87977号公報に記載された発明の箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…滑材部
2…滑材底板
3…滑材
4…滑材上板
6 (A)…底皿部
7…底板
8…底側板
9 (B) …支柱部
10 (C) …蓋部
11…天板
12…天側板

Claims (1)

  1. 方形の平板なる底板と底板の四周辺において直立しリブと平行あるいは直交してなる底側板とからなる熱可塑性樹脂から成形されたリブを有する中空構造板の底皿部 (A) 、底皿部 (A) の内部の四隅において直立してなり、直立方向に対して直角の方向の断面の形状がエル (L) 字形であり、エル (L) 字形の角部は底皿部 (A) の内部の四隅に接している4個の熱可塑性樹脂から成形されたリブを有する中空構造板の支柱部 (B) 、および方形の平板なる天板と天板の四周辺において垂直下方向に位置しリブと平行あるいは直交する天側板とからなり4個の支柱部 (B) に被さってなる熱可塑性樹脂から成形されたリブを有する中空構造板の蓋部 (C) からなる物品を入れた内箱を収容する箱であって、支柱部(B)中空構造板のリブの方向が垂直になる方向で用い、底皿部 (A) と4個の支柱部 (B) と蓋部 (C) とは接合されておらず、箱を解体したときの支柱部 (B) は可動性のないエル(L)字形であることを特徴とする箱。
JP11264996A 1995-07-05 1996-05-07 Expired - Lifetime JP3835850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11264996A JP3835850B2 (ja) 1995-07-05 1996-05-07

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16964195 1995-07-05
JP7-169641 1995-07-05
JP11264996A JP3835850B2 (ja) 1995-07-05 1996-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0999942A JPH0999942A (ja) 1997-04-15
JP3835850B2 true JP3835850B2 (ja) 2006-10-18

Family

ID=26451764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11264996A Expired - Lifetime JP3835850B2 (ja) 1995-07-05 1996-05-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3835850B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100263406A1 (en) * 2007-11-07 2010-10-21 Willem Dam Method and apparatus for cooling and liquefying a hydrocarbon stream

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0999942A (ja) 1997-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4299324A (en) Folding beverage can container
US20200024032A1 (en) Molded pulp pallet frame
JP2899593B2 (ja)
JP4056101B2 (ja)
JP3835850B2 (ja)
JP3101700B2 (ja) 通い箱
JPH11100030A (ja)
JP4129305B2 (ja) 通い箱
JP3488769B2 (ja)
JP4129303B2 (ja) 通い箱
JP3781848B2 (ja)
JPH0248352Y2 (ja)
JP2002179060A (ja) 通い箱
JPS5846014Y2 (ja) 通い函
KR102618059B1 (ko) 사각형 물품 포장용 케이스
JPH09328125A (ja) 折畳み通い函
JP2907738B2 (ja) 組立式蓋付き井桁折り箱
JPH1016969A (ja) パレット
JP3594041B2 (ja)
JP2000355323A (ja) 組み立て、折り畳み収納箱
KR200479801Y1 (ko) 이종 손잡이 겸용 간지 자동성형 상자
JP4010505B2 (ja) 折り畳みコンテナ
JPH09175532A (ja) 折りたたみ式通凾
JP2000025773A (ja) 物品保護用の覆い箱
JPH04109026U (ja) 組合せ式容器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040603

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term