JP3835520B2 - 遊技球誘導部材および遊技球誘導方法 - Google Patents

遊技球誘導部材および遊技球誘導方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球誘導部材および遊技球誘導方法に関し、特に、入口から入球される遊技球を同入口よりも下方に設けられた出口に誘導する遊技球誘導部材および遊技球誘導方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技球誘導部材1,1は、図10に示すように、遊技機の遊技盤の中央に取り付けられた表示装置用カバーの開口2の左右両脇に一対配置されている。そして、開口2の上方に形成された上側通過口3に入った遊技球は遊技球誘導部材1,1の上端に設けられた入口に入球し、下端に設けられた出口に誘導される。遊技球は、出口から放出されると、開口2の下方に設けられたスロープ4に導かれ、スロープ4の後側に設けられた下側通過口へと流下していく。
このとき、スロープ4に導かれた遊技球の速度が大きいと、すぐには下側通過口へ流下せず、遊技がスムーズに進行しないことがある。そこで、例えば、特許2784731号公報に開示された遊技球誘導装置のように、表示装置の左右に配置される遊技球誘導部材を中空通路とし、この中空通路に内部を移動する遊技球の移動速度を減速させる落下速度抑制部材を設けたものも知られている。この遊技球誘導装置によると、中空通路に設けた落下速度抑制部材により入球時の速度を減速させて遊技球を出口に導くことができるので、遊技球を出口から減速された状態で放出できるとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術においては、次にような課題があった。
すなわち、中空通路に落下速度抑制部材を設けて遊技球を通過させなければならないため、遊技球誘導部材を設けるために広い空間が必要であった。また、落下速度抑制部材を設けた中空通路を形成する加工が容易ではなく、遊技球誘導部材の製造効率が良くなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、設置スペースを低減させるとともに、製造効率を向上させることの可能な遊技球誘導部材および遊技球誘導方法の提供を目的とする。
【0004】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、入口から入球される遊技球を同入口よりも下方に設けられた出口に誘導する遊技球誘導部材であって、上記遊技球の外径よりも幅狭に上下方向へ複数の板材が積層され、各板材には、同遊技球を通過させることの可能な開口を互い違いとなるように設けられるとともに、同開口へ向けて上方に隣接する板材に設けられた開口との対向位置から同遊技球を徐々に落ちこませつつ誘導し、上下方向に隣接する上記板材の間を上記遊技球が通過可能とすることの可能な誘導構造が形成される構成としてある。
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、入口から入球される遊技球を同入口よりも下方に設けられた出口に誘導するにあたり、上記遊技球を、同遊技球の外径よりも幅狭に上下方向へ積層された複数の板材にて互い違いに設けられた開口に通過させる。そして、この開口を通過した遊技球を、自身が載置される板材において同開口との対向位置から同板材に設けられた開口に向けて形成された誘導構造により徐々に落ちこませつつ同開口まで誘導させる。
【0005】
上記開口が各板材にて互い違いに設けられているため、上記遊技球は、同開口の通過と、上記誘導構造による誘導とを繰り返し、ジグザグに進行方向を折り返しながら上記出口まで誘導される。従って、上記入口から入球された遊技球は、当該遊技球誘導部材にて勢いが弱められ、上記出口から放出されることとなる。
なお、上記板材の間隔を上記遊技球の外径よりも幅狭に設定しているのは、同遊技球が同板材の間から当該遊技球誘導部材の外部に飛び出すのを防止し、同遊技球を確実に上記出口まで誘導するためである。
【0006】
ここにいう誘導構造の一例として、請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載の遊技球誘導部材において、上記誘導構造は、上記開口と一体的に形成され、同開口に向けて上記遊技球を徐々に落ち込ませつつ誘導可能なように幅広となる略三角形状の開口である構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる発明においては、上方に隣接する板材に設けられた開口を通過した遊技球が、自身が載置される板材にて上記開口と一体的に形成され、同開口に向けて幅広となる略三角形状の開口へ落下する。すると、上方に隣接する板材に設けられた開口との対向位置における略三角形状の開口は、上記遊技球の外径よりも小さい幅となっているため、同遊技球は、同略三角形状の開口に下部を挿入した状態で同板材上に載置される。
【0007】
ここで、上記遊技球は、上記略三角形状の開口が幅広となる方向へ徐々に落ち込みつつ自重により転がり、自身が載置される板材に設けられた開口へ誘導される。なお、上記略三角形状の開口は、上記遊技球を通過させる開口と一体的に形成されるため、容易に成形することができる。
また、上記誘導構造の別の構成例として、請求項3にかかる発明は、上記請求項1に記載の遊技球誘導部材において、上記誘導構造は、上記開口に向けて上記遊技球を徐々に落ち込ませつつ誘導可能なように幅広となる略三角形状の溝である構成としてある。
【0008】
上記のように構成した請求項3にかかる発明においては、上方に隣接する板材に設けられた開口を通過した遊技球が、自身が載置される板材に設けられた開口に向けて幅広となる略三角形状の溝へ落下する。すると、上方に隣接する板材に設けられた開口との対向位置における略三角形状の溝は、上記遊技球の外径よりも小さい幅となっているため、同遊技球は、同略三角形状の溝に下部を挿入した状態で同板材上に載置される。
ここで、上記遊技球は、上記略三角形状の溝が幅広となる方向へ徐々に落ち込みつつ自重により転がり、自身が載置される板材に設けられた開口へ誘導される。このように、上記誘導構造を溝により構成すると、上記板材の強度を維持できる点で有用となる。
【0009】
さらに、上記板材は、上記遊技球の外径よりも幅狭に上下方向へ複数積層されるものであれば良く、構成の一例として、請求項4にかかる発明は、上記請求項1〜請求項3に記載の遊技球誘導部材において、上記板材は、開口に向けて上方に隣接する板材に設けられた開口との対向位置から下方へ傾斜する構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明においては、上方に隣接する板材に設けられた開口を通過した遊技球が、自身が載置される板材に設けられた誘導構造により、同板材に設けられた開口へ誘導される際、同上方に隣接する板材に設けられた開口との対向位置から同自身が載置される板材に設けられた開口に向けて傾斜面に沿って転がる。このため、上記板材の傾斜角度を調整することで、上記遊技球の転がり易さを決めることができ、同遊技球の流下速度を所望の値に設定可能となる点で有用となる。
【0010】
以上のように、遊技球を誘導する際の手法は、必ずしも実体のある部材構成に限定されず、方法として実現することも可能である。その一例として、請求項5にかかる発明は、入口から入球される遊技球を同入口よりも下方に設けられた出口に誘導する遊技球誘導方法であって、上記遊技球を、同遊技球の外径よりも幅狭に上下方向へ積層された複数の板材にて互い違いに設けられた開口に通過させるとともに、自身が載置される板材において同開口との対向位置から同板材に設けられた開口に向けて形成された誘導構造により上記遊技球を徐々に落ちこませつつ同開口まで誘導させ、上下方向に隣接する上記板材の間を上記遊技球が通過可能とする構成としてある。
すなわち、必ずしも実体のある遊技球誘導部材に限らず、遊技球誘導方法としても有効であり、請求項2〜請求項4に記載された構成を当該方法に対応させることが可能であることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、設置スペースを低減させるとともに、製造効率を向上させることの可能な遊技球誘導部材を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、容易に成形可能な誘導構造により、遊技球を確実に開口まで誘導することができる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、板材の強度を維持させることができる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、遊技球の流下速度を調整することができる。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、設置スペースを低減させるとともに、製造効率を向上させることの可能な遊技球誘導方法を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる遊技球誘導部材が取り付けられた遊技機の前面側を平面図により示している。
同図において、遊技機100の前面には、略長方形の枠状に形成された前面枠11が装着され、この前面枠11の内側に略長方形の枠状に形成された金枠12が設けられている。金枠12の上方側には平板形状のガラス扉13が取り付けられ、下方側には平板形状の前面板14が取り付けられている。ガラス扉13の後方には遊技盤15が配置され、ガラス扉13を介して視認可能となっている。遊技盤15の前面のガイドレール16で囲まれる遊技部17には、複数の風車17aや普通入賞口17b、遊技球が入賞する入口の大きさが変化する可変入賞口17c、遊技球が入賞する入口が開閉される大入賞口17d等が設けられている。また、遊技部17の略中央部に開口が設けられ、大当たり状態等の状態を表示する表示装置21が取り付けられている。
【0013】
前面板14の前面には、上皿14aが取り付けられ、打球される遊技球が収容されるようになっている。また、金枠12の下方には、上皿14aから供給される遊技球を打球する強さを変えるハンドル18や、余剰球を収容する下皿19が取り付けられている。なお、前面枠11の後側には、図示しない景品玉タンクや各種のパチンコ球の処理機構が取り付けられている。
表示装置21の左右には、遊技球誘導部材30,30が配置されている。遊技球誘導部材30,30は、図2に示すように、表示装置21を覆う樹脂カバー20に取り付けられている。なお、図2は、樹脂カバー20の背面側を平面図により示している。
同図において、表示装置21に合わせて形成された開口22の左右に、遊技球誘導部材30,30が取り付けられている。開口22の上方には上側通過口23が形成され、上側通過口23に入った遊技球を誘導路26,26にて遊技球誘導部材30,30に誘導し、遊技球誘導部材30,30の上端に設けられた入口34,34に入球させ、下端に設けられた出口35,35に誘導する。出口35,35から放出された遊技球は、開口22の下方に設けられたスロープ24に導かれ、スロープ24の後側に設けられた下側通過口25へ流下していく。
【0014】
図3〜図5は、樹脂カバー20に取り付けられた二つの遊技球誘導部材30のうちの一つを側面図、平面図および斜視図により示している。
図5において、遊技球誘導部材30には、一対の支持板31,32が所定間隔をおいて上下方向へ配向させつつ配置され、これらの支持板31,32の間には、上下方向に所定間隔をおいて開口33aを有する板材33が装着される。
各板材33に設けられた開口33aは、図6に示すように、遊技球40の外径Rよりも径の大きな円形部33a1と、遊技球40を徐々に落とし込ませながら誘導する略三角形状の誘導部33a2とから構成される。各円形部33a1は、上下に隣接する板材33どうしで互い違いとなるように形成されており、各板材33においては、この円形部33a1に向けて上下に隣接する板材33に設けられた円形部33a1との対向位置から徐々に幅広となるように誘導部33a2が一体的に形成される。ここで、円形部33a1は、本発明にいう開口を構成し、誘導部33a2は、本発明にいう誘導構造を構成する。
【0015】
このとき、図3および図4に示すように、隣接する板材33の上下間隔L1は、遊技球40の外径Rよりもわずかに狭く設定され、各板材33は、支持板31,32に対して略直交する方向へ互いに略平行に装着される。
このため、図7に示すように、遊技球40が各支持板31(32)に近接する際、遊技球40の上部P1が上方に隣接する板材33の円形部33a1を介して同板材33よりも上方へ突出し、遊技球40の下部P2が自身が載置される板材33の誘導部33a2を介して同板材33よりも下方へ突出する。
【0016】
なお、図3〜図5において、各支持板31,32の上端の間に形成される間隙は、上述した遊技球40の入口34とされ、各支持板31,32の下端の間に形成される間隙は、遊技球40の出口35とされる。
かかる構成により、遊技球40が入口34に入球されると、最上段の板材33に設けられた開口33aの円形部33a1を通過して位置Aに落ち込む。この際、板材33の上下間隔L1が遊技球40の外径Rよりも小さいため、図3における紙面奥行き方向への動きが規制されて飛び出しが防がれる。また、板材33の上下間隔L1が遊技球の外径Rよりも小さいことに加え、支持板31,32が配置されることから、同図における右方向への動きも規制され、左方向への動きのみが許容される。
従って、位置Aにおいて、遊技球40は、下部P2を自身が載置される板材33に設けられた開口33aの誘導部33a2に落ち込ませるとともに、上部P1を上方に隣接する板材33に設けられた開口33aの円形部33a1に突出させる。
【0017】
ここで、自身が載置される板材33に設けられた開口33aの誘導部33a2が同板材33の円形部33a1に向けて徐々に幅広となるため、位置Aに落とし込まれた遊技球40は、誘導部33a2に落とし込まれる割合を高めながら、円形部33a1へ自重により転がっていく。
すると、遊技球40が円形部33a1に達した時点で、同円形部33a1を通過して位置Bに落下する。このため、上述した位置Aにおける場合と同様に、誘導部33a2に落とし込まれる割合を高めながら、右方向へ自重により転がっていく。
以上の動作を繰り返しながら、遊技球40は、最下段の板材33に設けられた開口33aの円形部33a1を通過すると、遊技球誘導部材30の下端に設けられた出口35から放出される。従って、遊技球誘導部材30に入球された遊技球40は、図3および図7に示すように、ジグザグに進行方向を左右へ変更しながら下方へ誘導されることで、出口35から放出される際の勢いが弱められる。
【0018】
本実施形態では、各板材33に誘導部33a2を形成することで、上方に隣接する板材33から落下した遊技球40を円形部33a1へ誘導させているが、かかる構成は一例にすぎないため、図8に示すように、本発明にいう誘導構造として誘導部33a2の代わりに略三角形状の溝50を設けても良い。
すなわち、各板材33には、同図に示すように、本実施形態にて円形部33a1が設けられていた位置に、遊技球40の外径Rよりもわずかに径の大きな開口60を設け、この開口60に向けて徐々に幅広となる略三角形状の溝50を形成する。すると、上方に隣接する板材33の開口60を通過して溝50の幅狭側端部に落下した遊技球40は、溝50への落ち込み割合を高めながら左方に設けられた開口60の側へ自重により転がっていく。従って、同図に示す構成を適用すると、各板材33における開口部分を少なくし、遊技球誘導部材30の強度を高めることが可能となる点で有用となる。
【0019】
また、遊技球誘導部材30にて遊技球40を流下させるにあたり、遊技球40の速度を調整したい場合には、各板材を傾斜させることも可能である。すなわち、図9に示すように、円形部33a1が設けられた側を誘導部33a2が形成された側よりも下方に位置するように傾斜させると、この傾斜割合に応じて板材33上における遊技球40の転がり易さが変わるため、速度調整を行うにあたり有用となる。なお、同様の観点から、板材33自体に円形部33a1へ向けて傾斜面を形成することも可能である。
このように、僅かなスペースに設置可能であり、かつ、効率良く容易に製造可能な遊技球誘導部材30に入球された遊技球40は、自身が載置される板材33に設けられた開口33aの誘導部33a2が同板材33の円形部33a1に向けて徐々に幅広となるため、誘導部33a2に落とし込まれる割合を高めながら、円形部33a1へ自重により転がっていく。そして、円形部33a1に達した時点で、同円形部33a1を通過して下方に隣接する板材33へ落下する。この遊技球40は、ジグザグに進行方向を折り返し変更しながら誘導されることで減速するため、勢いが弱められた状態で出口34から放出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる遊技球誘導部材が取り付けられた遊技機の前面側を示す平面図である。
【図2】樹脂カバーの背面側を示す平面図である。
【図3】遊技球誘導部材の構成を示す側面図である。
【図4】遊技球誘導部材を一方の支持板側から見た際の平面図である。
【図5】遊技球誘導部材の外観を示す斜視図である。
【図6】板材に設けられた開口の形状を示す平面図である。
【図7】図3に示す遊技球誘導部材30を紙面に対して平行に切断した際の構成を示す断面図である。
【図8】変形例にかかる板材の構成を示す平面図である。
【図9】変形例にかかる遊技球誘導部材の構成を示す側面図である。
【図10】従来例にかかる表示装置用カバーの背面側を示す平面図である。
【符号の説明】
30…遊技球誘導部材
31,32…支持板
33…板材
33a…開口
33a1…円形部
33a2…誘導部
34…入口
35…出口
40…遊技球
50…溝
60…開口
A,B…遊技球の位置
L1…板材の上下間隔
P1…遊技球の上部
P2…遊技球の下部
R…遊技球の外径

Claims (5)

  1. 入口から入球される遊技球を同入口よりも下方に設けられた出口に誘導する遊技球誘導部材であって、
    上記遊技球の外径よりも幅狭に上下方向へ複数の板材が積層され、各板材には、同遊技球を通過させることの可能な開口を互い違いとなるように設けられるとともに、同開口へ向けて上方に隣接する板材に設けられた開口との対向位置から同遊技球を徐々に落ちこませつつ誘導し、上下方向に隣接する上記板材の間を上記遊技球が通過可能とすることの可能な誘導構造が形成されることを特徴とする遊技球誘導部材。
  2. 上記請求項1に記載の遊技球誘導部材において、
    上記誘導構造は、上記開口と一体的に形成され、同開口に向けて上記遊技球を徐々に落ち込ませつつ誘導可能なように幅広となる略三角形状の開口であることを特徴とする遊技球誘導部材。
  3. 上記請求項1に記載の遊技球誘導部材において、
    上記誘導構造は、上記開口に向けて上記遊技球を徐々に落ち込ませつつ誘導可能なように幅広となる略三角形状の溝であることを特徴とする遊技球誘導部材。
  4. 上記請求項1〜請求項3に記載の遊技球誘導部材において、
    上記板材は、開口に向けて上方に隣接する板材に設けられた開口との対向位置から下方へ傾斜することを特徴とする遊技球誘導部材。
  5. 入口から入球される遊技球を同入口よりも下方に設けられた出口に誘導する遊技球誘導方法であって、
    上記遊技球を、同遊技球の外径よりも幅狭に上下方向へ積層された複数の板材にて互い違いに設けられた開口に通過させるとともに、自身が載置される板材において同開口との対向位置から同板材に設けられた開口に向けて形成された誘導構造により上記遊技球を徐々に落ちこませつつ同開口まで誘導させ、上下方向に隣接する上記板材の間を上記遊技球が通過可能とすることを特徴とする遊技球誘導方法。
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