JP3835213B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP3835213B2
JP3835213B2 JP2001236037A JP2001236037A JP3835213B2 JP 3835213 B2 JP3835213 B2 JP 3835213B2 JP 2001236037 A JP2001236037 A JP 2001236037A JP 2001236037 A JP2001236037 A JP 2001236037A JP 3835213 B2 JP3835213 B2 JP 3835213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
display means
setting
stage
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001236037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003045628A (ja
Inventor
浩次 新山
裕二 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2001236037A priority Critical patent/JP3835213B2/ja
Publication of JP2003045628A publication Critical patent/JP2003045628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3835213B2 publication Critical patent/JP3835213B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭において使用される誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の誘導加熱調理器について図10および図11(a)、(b)により説明する。この誘導加熱調理器のブロック図である図10において、1は誘導加熱調理器の上部に置かれた鍋を誘導加熱する加熱手段、2は加熱手段の電力を複数の段階で制御する制御手段、3は前記複数の段階に設定されている電力段階を表示する第1の電力表示手段、4は使用者が電力段階を設定する第1の電力設定手段である。
【0003】
図11(a)、(b)は従来の誘導加熱調理器における操作表示部の詳細な図である。電力表示手段3は、1〜7の数字で示す7つの電力段階表示とこの各電力段階に対応した7つのLED表示素子により構成され、調理中の電力段階に応じたLEDが点灯する。第1の電力設定手段4は、弱い電力を設定するダウンスイッチ4aと強い電力を設定するアップスイッチ4bから構成され、使用者は、ダウンスイッチ4aまたはアップスイッチ4bを操作することによって目的の電力段階1〜7を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のような構成では、使用者が設定できる電力段階が少なく、調理中、少し電力を下げたい、または少し電力を上げたいという場合に使用者の目的の電力が得られないという問題点があった。
【0005】
また、上記問題を解決するため多くの段階の電力を設定できるようにすると、多くの表示素子が必要になることからコストアップになり、かつ操作性も悪くなる。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、スイッチの操作が簡単で、かつ安価に目的の電力が得られる使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の誘導加熱調理器は、加熱手段と、前記加熱手段の電力を複数の段階で制御する制御手段と、設定された電力段階を表示する第1の電力表示手段と、前記第1の電力表示手段の電力段階を設定する第1の電力設定手段と、前記第1の電力表示手段の電力段階に対し、各電力段階をさらに複数の電力段階で表示する第2の電力表示手段と、前記第2の電力表示手段の電力段階を設定する第2の電力設定手段とを備え、前記制御手段が前記第1の電力設定手段と前記第2の電力設定手段の出力により、前記第1の電力表示手段の電力段階と前記第2の電力表示手段の電力段階と前記加熱手段を制御する電力を決定することにより、使用者が設定する電力段階を増やし、使用者が調理中に電力を少しだけ弱く、または、少しだけ強くといった適切な電力の調節ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、第1の電力表示手段で表示する電力段階を設定する状態と第2の電力表示手段で表示する電力段階を設定する状態とを切り換える電力設定状態切換手段と、前記電力設定状態切換手段により設定された電力設定状態を表示する電力設定状態表示手段とを備え、制御手段は、前記第1の電力表示手段の電力段階及び前記第1の電力表示手段により表示する電力段階に対し、各電力段階をさらに複数の電力段階で表示する第2の電力表示手段の電力段階とを設定する前記第1の電力設定手段の出力と前記電力設定状態切換手段の前記第1の電力表示手段の電力段階を設定する状態出力により、設定された前記第1の電力表示手段の電力段階の段階について、加熱手段の電力を少しだけ弱く、または、少しだけ強くすべく、前記第2の電力表示手段の電力段階を調節して前記加熱手段を制御する電力を決定することにより、少ないスイッチによる簡単な操作で適切な電力を得ることができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、第1の電力表示手段の電力段階及び前記第1の電力表示手段により表示する電力段階に対し、各電力段階をさらに複数の電力段階で表示する第2の電力表示手段の電力段階を設定する第1の電力設定手段からの出力により計時を開始する第1の計時手段を備え、制御手段は、前記第1の計時手段により計時された前記第1の電力設定手段の操作時間を入力するとともに前記操作時間により時間前記第1の電力表示手段の電力段階を変更するか前記第2の電力表示手段の電力段階を変更するかを決定し、前記第1の電力設定手段の出力と前記操作時間により、設定された第1の電力表示手段の電力段階の段階について、加熱手段の電力を少しだけ弱く、または、少しだけ強くすべく、前記第2の電力表示手段の電力段階を調節して前記加熱手段を制御する電力を決定することにより、少ないスイッチによる安価な構成で適切な電力を得ることができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、特に、請求項の記載において、第2の電力表示手段の電力段階を設定する状態において、第1の電力設定手段により前記第2の電力表示手段の電力段階を変更したときから計時を開始する第2の計時手段を付加し、制御手段は、前記第2の計時手段により前記第2の電力表示手段の電力段階が変更されてから一定時間経過後に、前記第1の電力表示手段の電力段階を設定する状態に設定状態を切り換えることにより、調理中、使用者が、電力設定をしてから一定時間経過後に再度電力設定を行う場合に、前記第1の電力表示手段の電力段階を変更できるようになっているので、少ないスイッチ操作により電力段階の設定ができ、使い勝手がよい。
【0011】
【実施例】
以下本発明を適用した誘導加熱調理器につき、図面を参照して説明する。なお、従来例と同一の構成要素については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0012】
(参考例1)
図1は本参考例の制御ブロック図であり、図1において、5は第1の電力表示手段3の電力段階1〜7に対し、各電力段階をさらに複数の電力段階で表示する第2の電力表示手段であり、制御手段2の出力により設定されている電力段階を表示する。6は制御手段2に第2の電力表示手段5の電力段階を入力する第2の電力設定手段である。制御手段2は、前記第1の電力設定手段4と前記第2の電力設定手段6の出力により、前記第1の電力表示手段3の表示する電力段階と前記第2の電力表示手段5の表示する電力段階と前記加熱手段2を制御する電力を決定する制御フローを有している。
【0013】
図2は本参考例における具体的な回路図であり、7は商用電源、8は商用電源7を整流する単方向整流回路である。9は加熱手段1である加熱コイル、10は制御手段2であるインバータ回路で、スイッチング素子、共振コンデンサ、平滑回路等により構成され、単方向整流回路8によって整流された電源を高周波電力に変換して加熱コイル9に供給する。
【0014】
11はインバータ回路10のスイッチング素子を駆動させる駆動回路、12はカレントトランスに流れる電流を電圧に変換して入力電流を検知する電流検知回路である。電流検知回路12の出力は制御手段2であるマイクロコンピュータ13に入力され、マイクロコンピュータ13は電流検知回路12の出力が所定の電圧になるようにインバータ回路10を駆動する駆動回路11に送るオンオフ信号を変化させることにより電力制御を行う。
【0015】
図3(a)は第1の電力表示手段3、図3(b)は第1の電力設定手段4、図3(c)は第2の電力表示手段5、図3(d)は第2の電力設定手段6の詳細な図を示している。第1の電力表示手段3は、数字1〜7を順番に並べて7段階の電力段階表示およびこれに対応して黒塗り四角で示した7個のLED表示素子で構成している。第1の電力設定手段4は第1の電力表示手段3の電力段階表示を設定するため、ダウンスイッチ4aとアップスイッチ4bにより構成している。第2の電力表示手段5は、強、中、弱の漢字を並べて示す3段階の電力段階表示およびこれに対応して黒塗り四角で示した3個のLED表示素子で構成している。第2の電力設定手段6は、第1の電力設定手段4における7段階の各電力段階に対し、少し小さい電力段階の弱を設定する弱スイッチ6aと、少し大きい電力段階の強を設定する強スイッチ6bより構成し、第2の電力表示手段5の電力段階を表示する。
【0016】
上記参考例において、電力段階表示の動作を操作表示部の詳細図である図3(a)〜(d)に従い説明する。調理器に通電し、第1の電力表示手段3の電力段階3が設定されている場合は、LED表示素子1〜3までが点灯し、電力段階7が設定されている場合は、LED表示素子1〜7の全てが点灯して表示する。
【0017】
このような第1の電力表示手段3がLED表示素子1〜4を点灯し、第1の電力設定手段4は電力段階4を設定して調理している場合において、加熱力を少し弱くしたい時、第1の電力設定手段4のダウンスイッチ4aを押すと、電力段階3が設定され第1の電力表示手段3はLED表示素子1〜3を点灯し、これに対応した表示が行なわれる。
【0018】
また、第1の電力表示手段3のLED表示素子1〜3が点灯して第1の電力設定手段3の電力段階3で調理しているのを少し加熱力を強くしたい時、第1の電力設定手段4のアップスイッチ4bを押すと、電力段階4が設定され第1の電力表示手段3はLED表示素子1〜4が点灯し、電力段階4を表示する。
【0019】
上記した第1の電力表示手段3および第1の電力設定手段4により設定し、表示した加熱力で調理していても、さらに加熱力を調節したい時には第2の電力設定手段6を操作する。すなわち、第1の電力表示手段3でLED表示素子1〜4が点灯し、第1の電力設定手段4の電力段階4が設定されている。この状態において、第2の電力設定手段6の弱スイッチ6aを押すと、現在設定されている第1の電力設定手段4の電力段階4に対し、少し小さい電力が設定されて第2の電力表示手段6における弱のLED表示素子を点灯し、第1の電力表示手段手段3における電力段階4の表示から、さらに少し小さい電力が設定されている表示をすることができる。
【0020】
また、これより第2の電力設定手段6の強スイッチ6bを押すと、現在設定されている第1の電力設定手段4の電力段階4より少し小さい電力から反対に少し大きい電力に設定され、第2の電力表示手段6における弱の点灯していたLED表示素子が切換って強のLED表示素子が点灯し、第1の電力表示手段3における電力段階4の表示から、さらに少し大きい電力が設定されている表示をすることができる。
【0021】
そして、前記した第2の電力表示手段5と第2の電力設定手段6の操作と同じ要領で、第1の電力設定手段4における7段階の各電力段階を少し小さく、および少し大きく電力の設定とその表示を行うことができるのである。
【0022】
図4は、第1の電力表示手段3と第2の電力表示手段5によって表示される電力設定段階と入力電力の関係を示す図で、この図から明らかなように本参考例では21段階の電力段階の設定と表示ができる。
【0023】
以上のように本参考例によれば、第1の電力表示手段3と第1の電力設定手段4に、第1の電力表示手段3の電力段階に対し、各電力段階をさらに複数の電力段階で表示する第2の電力表示手段5と、第2の電力表示手段5の電力段階を設定する第2の電力設定手段6を付加し、第1の電力設定手段4と第2の電力設定手段6により電力段階を決定し、加熱手段1の電力を制御する制御手段2を設けることにより、使用者が設定する電力段階を簡単に増やすことができることになり、使用者は調理中において目的の電力に対して従来に比べ適切な電力を得ることができる。
【0024】
なお、第1の電力表示手段3および第2の電力表示手段5は、LCD表示素子で構成してもよい。
【0025】
(実施例1)
図5は本実施例における誘導加熱調理器の制御ブロック図である。本実施例は、参考例1における第2の電力設定手段に代えて、前記第1の電力表示手段で表示する電力段階を設定する状態と前記第2の電力表示手段で表示する電力段階を設定する状態とを切り換える電力設定状態切換手段と、前記電力設定状態切換手段により設定された電力設定状態を表示する電力設定状態表示手段と、前記第1の電力設定手段の出力と前記電力設定状態切換手段の出力により、前記第1の電力表示手段の表示する電力段階と前記第2の電力表示手段の表示する電力段階と前記加熱手段を制御する電力を決定する制御手段を備えた処が異なり、参考例1と同一の作用効果を奏する構成要素については同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0026】
図5において、14はLED表示素子で構成した電力設定状態表示手段で、制御手段2の出力により、第1の電力表示手段3での電力段階を消灯により表示し、第2の電力表示手段5での電力段階を点灯により表示をするものである。15は切換スイッチよりなる電力設定状態切換手段で、切換スイッチの操作により前記制御手段2が、第1の電力表示手段3の表示する電力段階を設定する状態と、第2の電力表示手段5の表示する電力段階を設定する状態とに切り換える。制御手段2は、前記第1の電力設定手段4の出力と前記電力設定状態切換手段15の出力により、前記第1の電力表示手段3の電力段階と前記第2の電力表示手段5の電力段階と前記加熱手段1を制御する電力を決定する制御フローを実行するものである。
【0027】
以上のように構成された本実施例の動作について、表示操作部の詳細図である図6(a)〜(e)を用いて説明する。なお、参考例1と同一の動作については説明を省略する。
【0028】
図6において、電力設定状態表示手段14は、LED表示素子が消灯している場合、第1の電力表示手段3の電力段階を設定する状態であること、そしてLED表示素子が点灯している場合、第2の電力表示手段5の電力段階を設定する状態であることを使用者に知らせる。そして、電力設定状態切換手段15は、切換スイッチを押すことにより、第1の電力表示手段3の電力段階を設定する状態と、第2の電力表示手段5の電力段階を設定する状態とを切り換える。
【0029】
今、電力設定状態切換手段15を操作したところ電力設定状態表示手段14が消灯し、第1の電力表示手段3の電力段階を表示する状態になっている場合に、第1の電力設定手段4のダウンスイッチ4aを押すと、第1の電力表示手段3は例えば電力段階3を表示する。この状態である、電力設定状態表示手段14のLED表示素子が消灯していて、第1の電力表示手段3が電力段階3を表示している場合に、第1の電力設定手段4のアップスイッチ4bを押すと、第1の電力表示手段3は、電力段階4を表示する。
【0030】
また、電力設定状態切換手段15を操作したところ電力設定状態表示手段14が点灯し、第2の電力表示手段5が中の電力段階を表示している場合に、第1の電力設定手段4のダウンスイッチ4aを押すと、第2の電力表示手段5は、弱の電力段階を表示する。さらに、電力設定状態切換手段15の操作により電力設定状態表示手段14の表示素子LEDが点灯している場合で、第2の電力表示手段5が中の電力段階を表示している場合に第1の電力設定手段4のアップスイッチ4bを押すと、第2の電力表示手段5は、強の電力段階を表示する。
【0031】
以上のように本実施例によれば、第2の電力設定手段5に代えて、第1の電力表示手段3の表示する電力段階を設定する状態と第2の電力表示手段5の表示する電力段階を設定する状態とを切り換える電力設定状態切換手段15を付加し、第1の電力設定手段4の出力を、電力設定状態切換手段15の状態により切換える制御手段2を設けたことにより、第2の電力設定手段6に比べ、少ないスイッチによる安価な構成で適切な電力を得ることができる。
【0032】
また、電力設定状態切換手段15により設定された電力設定状態を表示する電力設定状態表示手段14を備えることにより、使用者は設定中の電力設定状態を確認することができ、使い勝手がよい。
【0033】
なお、第1の電力表示手段3、第2の電力表示手段5および電力設定状態表示手段14は、LCD表示素子で構成してもよい。
【0034】
(実施例2)
図7は本実施例における誘導加熱調理器の制御ブロック図である。本実施例は、参考例1における第2の電力設定手段6に代えて、前記第1の電力設定手段からの出力により計時を開始する第1の計時手段と、前記第1の計時手段の出力により、前記第1の電力表示手段の電力段階と前記第2の電力表示手段の電力段階と前記加熱手段を制御する電力を決定する制御手段を備えた処が異なり、参考例1と同一の作用効果を奏する構成要素については同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0035】
図7において、16は第1の電力設定手段4からの出力により計時を開始する第1の計時手段で、第1の電力設定手段4のダウンスイッチ4a、または、アップスイッチ4bが押された時間を計時し、制御手段2へ出力する。制御手段2は第1の計時手段により計時された時間を入力して、第1の電力表示手段の電力段階を変更するか第2の電力表示手段5の電力段階を変更するかを決定する。
【0036】
以上のように構成された本実施例の動作について、表示操作部の詳細図である図8(a)〜(c)を用いて説明する。なお、参考例1と同一の動作については説明を省略する。
【0037】
図8において、第1の電力表示手段3が1から4のLED表示素子を点灯して電力段階4が設定されている場合に、第1の電力設定手段4のダウンスイッチ4aを1秒間押すと、第1の電力表示手段3は、1から3のLED表示素子を点灯し電力段階3が設定される。この状態において、第1の電力設定手段4のアップスイッチ4bを1秒間押すと、第1の電力表示手段3は、1から4のLED表示素子を点灯し電力段階4になる。
【0038】
また、第1の電力設定手段4のダウンスイッチ4aを0.1秒間押すと、仮にこの時、第2の電力表示手段5が中のLED表示素子を表示している場合に、この第2の電力表示手段5は、中から切換って弱のLED表示素子を点灯する。また、第1の電力設定手段4のアップスイッチ4bを0.1秒間押すと、仮にこの時、第2の電力表示手段5が中のLED表示素子を表示している場合に、第2の電力表示手段5は、中から切換って強のLED表示素子を点灯する。
【0039】
以上のように本実施例によれば、第2の電力設定手段6に代わり、第1の電力設定手段4からの出力により計時を開始する第1の計時手段16を付加し、スイッチが押された時間により第1の電力表示手段3の電力段階を変更するのか、第2の電力表示手段5の電力段階を変更するのかを決定する制御手段2を設けることにより、少ないスイッチによる簡単な操作で適切な電力を得ることができる。
【0040】
(参考例2)
本参考例は、参考例1における誘導加熱調理器の制御ブロックである図1と同じ図で、ただ参考例1における制御手段を、前記第1の電力表示手段の表示する各電力段階が変更された場合に、前記第2の電力表示手段の表示する電力段階を予め定められた所定の電力段階に設定を変更するようにした処が異なり、参考例1と同一の作用効果を奏する構成要素については同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0041】
制御手段2は、第1の電力表示手段3の表示する各電力段階が変更された場合に、第2の電力表示手段5の表示する電力段階を予め定められた所定の電力段階である「中」に設定を変更する制御フローを実行すものである。
【0042】
以上のように構成された本参考例の動作について、表示操作部の詳細図である図3(a)〜(d)を用いて説明する。なお、参考例1と同一の動作については説明を省略する。第2の電力表示手段5が弱、または強のLED表示素子を点灯している場合に、第1の電力設定手段4のダウンスイッチ4aまたはアップスイッチ4bを押すことにより第1の電力表示手段3の表示している何れかの電力段階を変更すると、第2の電力表示手段5は「中」のLED表示素子を点灯する。
【0043】
以上のように本参考例によれば、第1の電力表示手段3の表示する何れかの電力段階が変更された場合に、第2の電力表示手段5の表示する電力段階を予め定められた所定の電力段階に設定を変更する制御手段2を設け、電力が大きく変更された場合に、微調節を行う電力段階をその中心の電力段階に設定することにより、スイッチ操作の誤りを防止でき、簡単に電力段階の調節ができる。
【0044】
なお、第2の電力表示手段5の所定の電力段階は、任意に設定してよい。
【0045】
(実施例3)
図9は本実施例における誘導加熱調理器の制御ブロック図である。本実施例は、実施例における制御ブロックの図5に、前記第2の電力表示手段の電力段階を設定する状態において、前記第1の電力設定手段により前記第2の電力表示手段の表示する電力段階を変更したときから計時を開始する第2の計時手段を備え、前記制御手段は前記第2計時手段の出力により、一定時間経過後、前記第1の電力表示手段の電力段階を設定する状態に切換える構成を付加したものであり、参考例1と同一の作用効果を奏する構成要素については同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0046】
図9において、17は第2の電力表示手段5の表示する電力段階を設定する状態において、制御手段2が第1の電力設定手段3の表示する第1の電力設定手段4の出力により第2の表示手段5の表示する電力段階を変更したときから計時を開始する第2の計時手段で、第2の計時手段17の出力により制御手段2は、電力設定状態を第1の電力表示手段3の表示する電力段階を設定する状態にし、電力設定状態表示手段14を第1の電力表示手段3の表示する電力段階を設定する状態にする。
【0047】
以上のように構成された本実施例の動作について、表示操作部の詳細図である図8を用いて説明する。なお、参考例1と同一の動作については説明を省略する。
【0048】
図8において、電力設定状態表示手段14がLED表示素子を点灯し、第2の電力表示手段5の表示する電力段階に設定する状態の場合に、第1の電力設定手段4のダウンスイッチ4aまたはアップスイッチ4bを押すことにより、第2の電力表示手段5が点灯するLED表示素子が変更されてから第2の計時手段17がカウントして10分間経過すると、その出力により制御手段2は電力設定状態表示手段14のLED表示素子を消灯し、第2の電力表示手段5の表示する電力段階を設定する状態から第1の電力表示手段3の表示する電力段階を設定する状態に切り換えるのである。
【0049】
以上のように本実施例によれば、第2の電力表示手段5の表示する電力段階を設定し終えてから一定時間経過後の第2の計時手段により、制御手段2は第1の電力表示手段3の表示する電力段階を設定する状態に設定状態が切換えるで、一定時間経過後、再度電力設定を行う場合に、第1の電力表示手段3の表示する電力段階を変更できる状態になっているので、キー操作の回数が減り、使用者の使い勝手がよい。
【0050】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項に記載の発明によれば、電力設定状態切換手段を付加し、第1の電力表示手段の表示する電力段階と第2の電力表示手段の表示する電力段階の設定とに電力設定状態を切り換えることにより、制御手段は第1の電力設定手段で以って第1の電力表示手段の表示する電力段階と第2の電力表示手段の表示する電力段階を設定できるようになり、少ないスイッチで適切な電力の調節ができる使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することができる。
【0051】
請求項2に記載の発明によれば、第1の電力設定手段の出力で計時を開始する第1の計時手段を付加し、制御手段は前記第1の計時手段の出力により、第1の電力表示手段の表示する電力段階と第2の電力表示手段の表示する電力段階の設定とを切り換えることにより、少ないスイッチで簡単な操作により、適切な電力の調節ができる使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することができる。
【0052】
請求項3に記載の発明によれば、請求項の記載において、第2の電力表示手段の電力段階を設定する状態において、第1の電力設定手段により前記第2の電力表示手段の電力段階を変更したときから計時を開始する第2の計時手段を備え、前記制御手段は前記第2計時手段の出力により一定時間経過後、前記第1の電力表示手段の電力段階を設定する状態にしているので、キー操作の回数を減らすことができ、使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例1および参考例2における誘導加熱調理器の制御ブロック図
【図2】 同誘導加熱調理器の具体的な回路図
【図3】 (a)同誘導加熱調理器の表示部である第1の電力表示手段の図
(b)同誘導加熱調理器の操作部である第1の電力設定手段の図
(c)同誘導加熱調理器の表示部である第2の電力表示手段の図
(d)同誘導加熱調理器の操作部である第2の電力設定手段の図
【図4】 同誘導加熱調理器の電力設定段階と入力電力の関係図
【図5】 本発明の実施例1における誘導加熱調理器の制御ブロック図
【図6】 (a)同誘導加熱調理器の表示部である第1の電力表示手段の図
(b)同誘導加熱調理器の表示部である第2の電力表示手段の図
(c)同誘導加熱調理器の操作部である第1の電力設定手段の図
(d)同誘導加熱調理器の表示部である電力設定状態表示手段の図
(e)同誘導加熱調理器の操作部である電力設定状態切換手段の図
【図7】 本発明の実施例2における誘導加熱調理器の制御ブロック図
【図8】 (a)同誘導加熱調理器の表示部である第1の電力表示手段の図
(b)同誘導加熱調理器の表示部である第2の電力表示手段の図
(c)同誘導加熱調理器の操作部である第1の電力設定手段の図
【図9】 本発明の実施例3における誘導加熱調理器の制御ブロック図
【図10】 従来の誘導加熱調理器の制御ブロック図
【図11】 (a)同誘導加熱調理器の表示部である第1の電力表示手段の図
(b)同誘導加熱調理器の操作部である第1の電力設定手段の図
【符号の説明】
1 加熱手段
2 制御手段
3 第1の電力表示手段
4 第1の電力設定手段
5 第2の電力表示手段
6 第2の電力設定手段
14 電力設定状態表示手段
15 電力設定状態切換手段
16 第1の計時手段
17 第2の計時手段

Claims (3)

  1. 加熱手段と、前記加熱手段の電力を複数の段階で制御する制御手段と、設定された電力段階を表示する第1の電力表示手段と、前記第1の電力表示手段の電力段階及び前記第1の電力表示手段により表示する電力段階に対し、各電力段階をさらに複数の電力段階で表示する第2の電力表示手段の電力段階を設定する第1の電力設定手段と、前記第1の電力表示手段の電力段階を設定する状態と前記第2の電力表示手段の電力段階を設定する状態とを切り換える電力設定状態切換手段と、前記電力設定状態切換手段により設定された電力設定状態を表示する電力設定状態表示手段とを備え、前記制御手段は、前記第1の電力設定手段の出力と前記電力設定状態切換手段の出力により、設定された前記第1の電力表示手段の電力段階の段階について、前記加熱手段の電力を少しだけ弱く、または、少しだけ強くすべく、前記第2の電力表示手段の電力段階を調節して前記加熱手段を制御する電力を決定する誘導加熱調理器。
  2. 加熱手段と、前記加熱手段の電力を複数の段階で制御する制御手段と、設定された電力段階を表示する第1の電力表示手段と、前記第1の電力表示手段の電力段階及び前記第1の電力表示手段により表示する電力段階に対し、各電力段階をさらに複数の電力段階で表示する第2の電力表示手段の電力段階を設定する第1の電力設定手段と、前記第1の電力設定手段からの出力により計時を開始する第1の計時手段とを備え、前記制御手段は、前記第1の計時手段により計時された前記第1の電力設定手段の操作時間を入力するとともに前記第1の電力表示手段の電力段階を変更するか前記第2の電力表示手段の電力段階を変更するかを決定し、前記第1の電力設定手段の出力と前記操作時間により、設定された前記第1の電力表示手段の電力段階の段階について、前記加熱手段の電力を少しだけ弱く、または、少しだけ強くすべく、前記第2の電力表示手段の電力段階を調節して前記加熱手段を制御する電力を決定する誘導加熱調理器。
  3. 第2の電力表示手段の電力段階を設定する状態において、第1の電力設定手段により前記第2の電力表示手段の電力段階を変更したときから計時を開始する第2の計時手段を備え、制御手段は前記第2計時手段の出力により前記第2の電力表示手段の電力段階が変更されてから一定時間経過後、前記第1の電力表示手段の電力段階を設定する状態に切換える請求項に記載の誘導加熱調理器。
JP2001236037A 2001-08-03 2001-08-03 誘導加熱調理器 Expired - Fee Related JP3835213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236037A JP3835213B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236037A JP3835213B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003045628A JP2003045628A (ja) 2003-02-14
JP3835213B2 true JP3835213B2 (ja) 2006-10-18

Family

ID=19067380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001236037A Expired - Fee Related JP3835213B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3835213B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5270848B2 (ja) * 2007-03-01 2013-08-21 パナソニック株式会社 誘導加熱調理器
EP2983451B1 (en) * 2009-11-20 2016-12-21 Mitsubishi Electric Corporation Induction cooker
JP2012094458A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Daihen Corp 電磁誘導加熱調理器
JP6971061B2 (ja) * 2017-06-08 2021-11-24 リンナイ株式会社 加熱調理器
CN111524455A (zh) * 2019-01-16 2020-08-11 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 火力显示装置及加热器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003045628A (ja) 2003-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10004114B2 (en) Induction heating cooker
KR890004502B1 (ko) 유도가열조리기
JP5436573B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3835213B2 (ja) 誘導加熱調理器
CN109358530B (zh) 控制装置和家用电器
EP1424875A2 (en) Cooking apparatus and method of controlling the same
JP6827163B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3039177B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2010282739A (ja) 誘導加熱装置
JPH0676946A (ja) 集合形加熱装置
JP3785647B2 (ja) 多口誘導加熱調理器
JP4196117B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2003257600A (ja) 加熱調理器
JPH11339952A (ja) 加熱調理器
JPH02270293A (ja) 誘導加熱調理器
CN100398913C (zh) 视障群体专用数码温控语音微波炉及其控制方法
JP2006269147A (ja) 加熱調理器
JP2854202B2 (ja) 誘導加熱調理器
JPS628911B2 (ja)
JP2005019178A (ja) 誘導加熱調理器
JP3893924B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3685002B2 (ja) 加熱調理器
CN108968646A (zh) 一种感应加热炊具
KR950010779B1 (ko) 유도가열 밥솥의 불림공정 제어장치
KR20220032062A (ko) 가전 기기의 제어 장치 및 가전 기기의 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060717

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees