JP3834940B2 - 車両用空気清浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載された内燃機関の起動および運転停止に、車室内の空気を浄化する空気清浄器の作動状態を連動させるようにした車両用空気清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、実開昭60−68818号公報においては、キースイッチを閉成してエンジンを始動し、オルタネータを回してバッテリが充電されることによりバッテリ電圧が所定の電圧以上に上昇すると、車室内を浄化させる空気清浄器を作動させ、キースイッチを開成してエンジンを停止し、オルタネータの発電が停止されることによりバッテリ電圧が所定の電圧以下に低下すると、空気清浄器を停止させるようにした自動車用空気清浄装置(以下第1の従来技術と言う)が提案されている。
【0003】
また従来より、特開平3−10928号公報においては、自動車の電源ラインに発生するリップルを検出することによりエンジンの回転を検知し、エンジンの回転中に空気清浄器の電動式送風機の運転を指示されてから一定時間が経過したら電動式送風機を停止させるようにした自動車用空気清浄装置(以下第2の従来技術と言う)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、第1の従来技術においては、エンジンの運転中に車両の電気負荷が過負荷となって、バッテリ電圧が所定の電圧以下に低下した場合、あるいはシュレッシュレベル(判定値)近辺でバッテリ電圧が上下した場合に、直ちに空気清浄器が停止したり、空気清浄器がハンチング(作動および停止を繰り返す)を起こしたりするという問題が生じている。
【0005】
また、第2の従来技術においては、近年のオルタネータの高性能化、バッテリの大型化および電気負荷の増大化等のため、年々自動車の電源ラインに発生するリップルが小さくなり、リップルの検出が困難となってきている。例えばエンジンが回転したと判定するリップルの判定値が大きいと、エンジンの始動時に電源ラインに発生するリップルを検出できず、エンジンの回転中に空気清浄器の運転スイッチを閉成してもいつまでたっても空気清浄器の電動式送風機が作動しないという問題が生じている。また、エンジンが回転したと判定するリップルの判定値が小さいと、エンジンの回転を除くその他の要因で電源ラインにリップルが発生してもエンジンの回転中であると判定し電動式送風機を作動させてしまうという問題が生じている。
【0006】
【発明の目的】
本発明の目的は、エンジンの運転中に空気清浄器が停止することなく、エンジンの始動および停止に空気清浄器の起動および停止を連動させることのできる車両用空気清浄装置を提供することにある。また、エンジン停止中のバッテリの過放電を防止してバッテリの寿命の低下を抑えることのできる車両用空気清浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1および請求項2に記載の発明によれば、エンジンが始動されてオルタネータが駆動されることにより車載電源が充電されると、電圧検出手段にて検出した車載電源の電圧が設定値以上に上昇する。この場合には、エンジンが回転中であると判定することができる。このため、車載電源の電圧が設定値以上に上昇したら、空気清浄器を起動させることにより、車両の車室内の空気を浄化できる。
【0008】
また、エンジンが停止されて車載電源への充電が停止されると、電圧検出手段にて検出した車載電源の電圧が設定値以下に低下する。そして、この状態が所定時間継続した場合、あるいはドア状態検出手段にて車両のドアが開いたことを検出した場合には、エンジンの回転中に車両の電気負荷が過負荷となって、車載電源の電圧が低下したのではなく、エンジンが停止したと判定できる。このため、上記の条件を満足したら、空気清浄器を停止させる。
【0009】
以上により、エンジンの回転中に空気清浄器を停止させることなく、エンジンの始動および停止に空気清浄器の起動および停止を略連動させることができる。これにより、エンジン停止中のバッテリの過放電を防止することができるので、バッテリの耐久性が向上できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態の構成〕
図1ないし図4は本発明の第1実施形態を示したもので、図1は自動車用空気清浄装置の制御系を示した図で、図2は空気清浄器を天井に取り付けた状態を示した図である。
【0011】
本実施形態の自動車用空気清浄装置1は、バッテリ2を充電するオルタネータ(図示せず)およびこのオルタネータ(交流発電機)を回転駆動するエンジン(図示せず)をエンジンルーム内に設置した自動車3の天井4の略中央部分に装着された空気清浄器5と、この空気清浄器5を制御する清浄器制御装置(以下ECUと言う)10とを備えている。
【0012】
空気清浄器5は、自動車3の車室内の汚れた空気を浄化するエアピュリファイヤ(A/P)で、本実施形態ではろ過式オーバーヘッドタイプの装置が使用されている。この空気清浄器5は、ハウジング11と、このハウジング11内に設置された電動式送風機12と、浮遊粉塵を集塵するエレクレットフィルタ13と、空気の脱臭を行うハニカム活性炭フィルタ14とから構成されている。なお、電動式送風機12は、ハウジング11内において車室内空気の循環流を発生させるファン15と、このファン15を回転駆動する駆動手段としてのモータ16とからなる。
【0013】
ECU10は、本発明の清浄器制御手段に相当するもので、それ自体はCPU、ROM、RAMを備えた周知の構成のマイクロコンピュータである。このECU10は、自動車3のエンジンのイグニッションスイッチ6が閉成(オン)されたときにIG信号を入力し、イグニッションスイッチ6が開成(オフ)されたときにOFF信号を入力する。また、ECU10は、自動車に搭載されたバッテリ(車載電源)2の電圧を常に検出する電圧検出手段(図示せず)を有している。
【0014】
さらに、ECU10には、自動車3のドア(図示せず)の開閉を検出することにより閉成(オン)、開成(オフ)するドアスイッチ(本発明のドア状態検出手段に相当する)7や、空気清浄器5の起動および停止を指令する運転スイッチ8が接続されている。本実施形態では、ECU10は、ドアスイッチ7がオンするとドア開信号を入力し、ドアスイッチ7がオフするとドア閉信号を入力する。
【0015】
そして、ECU10には、第1所定時間(例えば10分間)の計時(カウント)を行う10分間タイマ、および第2所定時間(例えば5時間)の計時(カウント)を行う5時間タイマ等の外部タイマ17が接続されている。そして、ECU10は、空気清浄器5の起動が指令されると、空気清浄器5を作動させる。具体的にはモータ16を通電(ON)する。また、ECU10は、空気清浄器5の停止が指令されると、空気清浄器5を停止させる。具体的には、モータ16への通電を停止(OFF)する。
【0016】
〔第1実施形態の作用〕
次に、本実施形態の空気清浄器5の運転方法を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。ここで、図3および図4はECU10による空気清浄器5の運転方法を示したフローチャートである。
【0017】
先ず、イグニッションスイッチ6がONされ、空気清浄器5の運転スイッチ8がONされると、図3のルーチンが起動される。そして、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS1)。この判定結果がNOの場合には、リターンする。
また、ステップS1の判定結果がYESの場合には、バッテリ電圧(VB)が第1設定電圧(V1:例えば13.3V)以上に上昇しているか否かを判定する(ステップS2)。この判定結果がNOの場合には、ステップS2の判定結果がYESとなるまでスリープモード(待機状態)に入る。
【0018】
また、ステップS2の判定結果がYESの場合には、空気清浄器(A/P)5の主電源をONする(ステップS3)。具体的にはモータ16を通電(ON)する。このとき、例えば車室内空気の汚染度を検出するガスセンサ等の汚染度検出手段を設置した自動車では、車室内空気の汚染度に応じて空気清浄器(A/P)5の電動式送風機12がON−OFFされる。
【0019】
次に、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS4)。この判定結果がNOの場合には、ドアスイッチ7からドア閉信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS5)。この判定結果がNOの場合には、ステップS3の判定処理に進む。
また、ステップS5の判定結果がYESの場合には、10分間タイマをスタートする(ステップS6)。次に、ドアスイッチ7からドア閉信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS7)。この判定結果がYESの場合には、ステップS6の判定処理に進む。
【0020】
また、ステップS7の判定結果がNOの場合には、10分間タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS8)。この判定結果がNOの場合には、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS9)。この判定結果がNOの場合には、ステップS7の判定処理に進む。
また、ステップS9の判定結果がYESの場合には、空気清浄器5の主電源をOFFする(ステップS10)。具体的にはモータ16への通電を停止(OFF)する。その後に、ステップS2の判定処理に戻る。
【0021】
また、ステップS8の判定結果がYESの場合には、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS11)。この判定結果がNOの場合には、ステップS3の判定処理に進む。
また、ステップS11の判定結果がYESの場合には、ステップS10の判定処理に進む。
【0022】
また、ステップS4の判定結果がYESの場合には、10分間タイマをスタートする(ステップS12)。次に、10分間タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS13)。この判定結果がYESの場合には、ステップS11の判定処理に進む。
また、ステップS13の判定結果がNOの場合には、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS14)。この判定結果がNOの場合には、ステップS13の判定処理に進む。
また、ステップS14の判定結果がYESの場合には、ステップS10の判定処理に進む。
【0023】
次に、仮にドア開信号やバッテリ電圧の検出が不能になった場合の冗長性を持たせるために、図4のルーチンに示した制御を行う。これは、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS15)。この判定結果がNOの場合には、リターンする。
また、ステップS15の判定結果がYESの場合には、5時間タイマをスタートする(ステップS16)。次に、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS17)。この判定結果がYESの場合には、ステップS16の判定処理に進む。
【0024】
また、ステップS17の判定結果がNOの場合には、5時間タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS18)。この判定結果がNOの場合には、ステップS17の判定処理に進む。
また、ステップS18の判定結果がYESの場合には、強制的に空気清浄器(A/P)5の主電源をOFFする(ステップS19)。その後に、スリープモード(待機状態)に入る。
【0025】
〔第1実施形態の効果〕
以上のように、本実施形態の自動車用空気清浄装置1は、エンジンが始動されて運転者がアクセルペダルを踏むとエンジン回転速度が上昇して、オルタネータが高速回転することにより、オルタネータによってバッテリ2の充電が開始され、バッテリ電圧が第1設定電圧(例えば13.3V)以上に上昇する。したがって、このような条件を満足する場合には、エンジンが回転中であると判定することができる。このため、バッテリ電圧が第1設定電圧以上に上昇したら、空気清浄器5を起動させるようにしている。
【0026】
また、エンジンが停止されてオルタネータの駆動が終了すると、バッテリ2への充電が停止され、バッテリ電圧が第2設定電圧(例えば13.0V)以下に低下する。そして、この状態が所定時間(例えば10分間)継続した場合、あるいはドアスイッチ7にて自動車3のドアが開いたことを検出した場合には、エンジンの回転中に車両の電気負荷が過負荷となって、バッテリ2の電圧が低下したのではなく、実際に運転者がイグニッションスイッチ6をOFFしてエンジンが停止したと判定できる。このため、上記の条件を満足したら、空気清浄器5を停止させることにより、エンジンの回転中に空気清浄器5を停止させることはなく、また空気清浄器5のハンチングも防止できる。
【0027】
したがって、煩わしい操作をすることなく、空気清浄器5の起動および停止を自動的に行うことができる。また、エンジンの始動および停止を直接検出しなくても、エンジンの始動および停止と空気清浄器5の起動および停止を略連動させることができる。そして、運転スイッチ8を切り忘れても、エンジンが停止し、自動車3のドアが開いたら空気清浄器5の電動式送風機12も停止することにより、電動式送風機12がエンジン停止後に作動、つまり電動式送風機12への通電を継続することを防止できる。このため、エンジン停止中のバッテリ2の過放電を防止することができるので、バッテリ2の耐久性が向上できる。
【0028】
〔第2実施形態の構成〕
図5ないし図12は本発明の第2実施形態を示したもので、図5は自動車用空気清浄装置の制御系を示した図である。
【0029】
本実施形態では、空気清浄器5の運転スイッチとしてモード切替スイッチ9を使用しており、車室内空気の汚染度を検出するガスセンサ(汚染度検出手段)18を有している。なお、イグニッションスイッチ6をONした後に、モード切替スイッチ9を押せば押す程、AUTO→Hi→Lo→OFFの順で指示が繰り返される。また、AUTOの時に、ガスセンサ18にて検出した車室内空気の汚染度が設定値以上の場合は、モータ16を高速回転(Hi)させ、設定値よりも小さい場合は、モータ16を低速回転(Lo)させる。
【0030】
〔第2実施形態の作用〕
次に、本実施形態の空気清浄器5の運転方法を図5ないし図12に基づいて簡単に説明する。ここで、図6ないし図12はECU10による空気清浄器5の運転方法を示したフローチャートである。このフローチャートは、イグニッションスイッチ6がONされると実行される。
【0031】
先ず、イグニッションスイッチ6がONされると、図6のルーチンが起動する。そして、バッテリ電圧(VB)が第1設定電圧(V1:例えば13.3V)以上に上昇しているか否かを判定する(ステップS20)。この判定結果がNOの場合には、ステップS20の判定結果がYESとなるまでスリープモード(待機状態)に入る。
【0032】
また、ステップS20の判定結果がYESの場合には、タイマWをリセットする(ステップS21)。次に、オート(AUTO)制御を行う(ステップS22)。具体的には電動式送風機12のモータ16を通電(ON)する。このとき、ガスセンサ18で検出した車室内空気の汚染度が設定値以上の時にはモータ16を高速回転(Hi)し、汚染度が設定値よりも小さい時にはモータ16を低速回転(Lo)する。
【0033】
次に、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS23)。この判定結果がYESの場合には、図7のルーチンのステップS30の判定処理に進む。
また、ステップS23の判定結果がNOの場合には、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS24)。この判定結果がNOの場合には、モード切替スイッチ9が押された(push)か否かを判定する(ステップS25)。この判定結果がYESの場合には、図8のルーチンのステップS40の判定処理に進む。
また、ステップS25の判定結果がNOの場合には、ステップS22の判定処理に戻る。
【0034】
また、ステップS24の判定結果がYESの場合には、電動式送風機12のモータ16への通電を停止(OFF)する(ステップS26)。次に、ドアスイッチ7からドア閉信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS27)。この判定結果がNOの場合には、ステップS26の判定処理に戻る。
また、ステップS27の判定結果がYESの場合には、バッテリ電圧(VB)が第1設定電圧(V1:例えば13.3V)以上に上昇しているか否かを判定する(ステップS28)。この判定結果がYESの場合には、ステップS21の判定処理に戻る。
また、ステップS28の判定結果がNOの場合には、電動式送風機12のモータ16への通電を停止(OFF)する(ステップS29)。その後に、ステップS20の判定処理に戻る。
【0035】
また、ステップS23の判定結果がYESの場合には、図7のルーチンが起動し、タイマWをスタートする(ステップS30)。次に、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS31)。この判定結果がNOの場合には、ステップS21の判定処理に戻る。
また、ステップS31の判定結果がYESの場合には、タイマWをスタートしてから所定時間(例えば10分間)が経過しているか否かを判定する(ステップS32)。この判定結果がYESの場合には、ステップS29の判定処理に戻る。
【0036】
また、ステップS32の判定結果がNOの場合には、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS33)。この判定結果がYESの場合には、電動式送風機12のモータ16への通電を停止(OFF)する(ステップS34)。次に、ドアスイッチ7からドア閉信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS35)。この判定結果がNOの場合には、ステップS34の判定処理に戻る。
【0037】
また、ステップS35の判定結果がYESの場合には、バッテリ電圧(VB)が第1設定電圧(V1:例えば13.3V)以上に上昇しているか否かを判定する(ステップS36)。この判定結果がNOの場合にはステップS29の判定処理に戻り、また判定結果がYESの場合にはステップS21の判定処理に戻る。
また、ステップS33の判定結果がNOの場合には、モード切替スイッチ9が押された(push)か否かを判定する(ステップS37)。この判定結果がNOの場合には、ステップS31の判定処理に戻る。
また、ステップS37の判定結果がYESの場合には、タイマWをタイマXと置き換える(ステップS38)。次に、図8のルーチンのステップS41の判定処理に進む。
【0038】
また、ステップS26の判定結果がYESの場合には、図8のルーチンが起動し、タイマXをリセットする(ステップS40)。次に、電動式送風機12のモータ16を高速回転(Hi)する(ステップS41)。次に、20分間タイマをスタートする(ステップS42)。次に、モード切替スイッチ9が押された(push)か否かを判定する(ステップS43)。この判定結果がYESの場合には、図10のルーチンのステップS60の判定処理に進む。
また、ステップS43の判定結果がNOの場合には、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS44)。この判定結果がYESの場合には、図9のルーチンのステップS50の判定処理に進む。
【0039】
また、ステップS44の判定結果がNOの場合には、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS45)。この判定結果がNOの場合には、20分間タイマがスタートしてから所定時間(例えば20分間)が経過しているか否かを判定する(ステップS46)。この判定結果がNOの場合にはステップS43の判定処理に戻り、また判定結果がYESの場合にはステップS22の判定処理に戻る。
【0040】
また、ステップS45の判定結果がYESの場合には、電動式送風機12のモータ16を停止(OFF)する(ステップS47)。次に、ドアスイッチ7からドア閉信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS48)。この判定結果がNOの場合には、ステップS47の判定処理に戻る。
また、ステップS48の判定結果がYESの場合には、バッテリ電圧(VB)が第1設定電圧(V1:例えば13.3V)以上に上昇しているか否かを判定する(ステップS49)。この判定結果がNOの場合にはステップS29の判定処理に戻り、また判定結果がYESの場合にはステップS40の判定処理に戻る。
【0041】
また、ステップS44の判定結果がYESの場合には、図9のルーチンが起動し、タイマXをスタートする(ステップS50)。次に、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS51)。この判定結果がNOの場合には、ステップS40の判定処理に戻る。
また、ステップS51の判定結果がYESの場合には、タイマXをスタートしてから所定時間(例えば10分間)が経過しているか否かを判定する(ステップS52)。この判定結果がYESの場合には、ステップS29の判定処理に戻る。
【0042】
また、ステップS52の判定結果がNOの場合には、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS53)。この判定結果がYESの場合には、電動式送風機12のモータ16を停止(OFF)する(ステップS54)。次に、ドアスイッチ7からドア閉信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS55)。この判定結果がNOの場合には、ステップS54の判定処理に戻る。
【0043】
また、ステップS55の判定結果がYESの場合には、バッテリ電圧(VB)が第1設定電圧(V1:例えば13.3V)以上に上昇しているか否かを判定する(ステップS56)。この判定結果がNOの場合にはステップS29の判定処理に戻り、また判定結果がYESの場合にはステップS40の判定処理に戻る。
【0044】
また、ステップS53の判定結果がNOの場合には、モード切替スイッチ9が押された(push)か否かを判定する(ステップS57)。この判定結果がNOの場合には、ステップS51の判定処理に戻る。
また、ステップS57の判定結果がYESの場合には、タイマXをタイマYと置き換える(ステップS58)。次に、図10のルーチンのステップS61の判定処理に進む。
【0045】
また、ステップS43の判定結果がYESの場合には、図10のルーチンが起動し、タイマYをリセットする(ステップS60)。次に、電動式送風機12のモータ16を低速回転(Lo)する(ステップS61)。次に、20分間タイマをスタートする(ステップS62)。次に、モード切替スイッチ9が押された(push)か否かを判定する(ステップS63)。この判定結果がYESの場合には、図11のルーチンのステップS70の判定処理に進む。
【0046】
また、ステップS63の判定結果がNOの場合には、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS64)。この判定結果がYESの場合には、図12のルーチンのステップS80の判定処理に進む。
【0047】
また、ステップS64の判定結果がNOの場合には、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS65)。この判定結果がNOの場合には、20分間タイマがスタートしてから所定時間(例えば20分間)が経過しているか否かを判定する(ステップS66)。この判定結果がNOの場合にはステップS63の判定処理に戻り、また判定結果がYESの場合にはステップS22の判定処理に戻る。
【0048】
また、ステップS65の判定結果がYESの場合には、電動式送風機12のモータ16を停止(OFF)する(ステップS67)。次に、ドアスイッチ7からドア閉信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS68)。この判定結果がNOの場合には、ステップS67の判定処理に戻る。
また、ステップS68の判定結果がYESの場合には、バッテリ電圧(VB)が第1設定電圧(V1:例えば13.3V)以上に上昇しているか否かを判定する(ステップS69)。この判定結果がNOの場合にはステップS29の判定処理に戻り、また判定結果がYESの場合にはステップS60の判定処理に戻る。
【0049】
また、ステップS63の判定結果がYESの場合には、図11のルーチンが起動し、タイマZをリセットする(ステップS70)。次に、電動式送風機12のモータ16への通電を停止(OFF)する(ステップS71)。次に、モード切替スイッチ9が押された(push)か否かを判定する(ステップS72)。この判定結果がYESの場合には、ステップS21の判定処理に戻る。
【0050】
また、ステップS72の判定結果がNOの場合には、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS73)。この判定結果がNOの場合には、ステップS70の判定処理に戻る。
【0051】
また、ステップS73の判定結果がYESの場合には、タイマZをスタートする(ステップS74)。次に、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS75)。この判定結果がNOの場合には、ステップS70の判定処理に戻る。
また、ステップS75の判定結果がYESの場合には、タイマZをスタートしてから所定時間(例えば10分間)が経過しているか否かを判定する(ステップS76)。この判定結果がYESの場合には、ステップS29の判定処理に戻る。
【0052】
また、ステップS76の判定結果がNOの場合には、モード切替スイッチ9が押された(push)か否かを判定する(ステップS77)。この判定結果がNOの場合には、ステップS75の判定処理に戻る。
また、ステップS77の判定結果がYESの場合には、タイマWをタイマXと置き換える(ステップS78)。次に、ステップS22の判定処理に進む。
【0053】
また、ステップS64の判定結果がYESの場合には、図12のルーチンが起動し、タイマYをスタートする(ステップS80)。次に、バッテリ電圧(VB)が第2設定電圧(V2:例えば13.0V)以下に低下しているか否かを判定する(ステップS81)。この判定結果がNOの場合には、ステップS60の判定処理に戻る。
また、ステップS81の判定結果がYESの場合には、タイマYをスタートしてから所定時間(例えば10分間)が経過しているか否かを判定する(ステップS82)。この判定結果がYESの場合には、ステップS29の判定処理に戻る。
【0054】
また、ステップS82の判定結果がNOの場合には、ドアスイッチ7からドア開信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS83)。この判定結果がYESの場合には、電動式送風機12のモータ16への通電を停止(OFF)する(ステップS84)。次に、ドアスイッチ7からドア閉信号を入力しているか否かを判定する(ドア状態検出手段:ステップS85)。この判定結果がNOの場合には、ステップS84の判定処理に戻る。
【0055】
また、ステップS85の判定結果がYESの場合には、バッテリ電圧(VB)が第1設定電圧(V1:例えば13.3V)以上に上昇しているか否かを判定する(ステップS86)。この判定結果がNOの場合にはステップS29の判定処理に戻り、また判定結果がYESの場合にはステップS60の判定処理に戻る。
【0056】
また、ステップS83の判定結果がNOの場合には、モード切替スイッチ9が押された(push)か否かを判定する(ステップS87)。この判定結果がNOの場合には、ステップS81の判定処理に戻る。
また、ステップS87の判定結果がYESの場合には、タイマYをタイマZと置き換える(ステップS88)。次に、ステップS71の判定処理に戻る。
【0057】
〔他の実施形態〕
本実施形態では、空気清浄器としてろ過式オーバーヘッドタイプの空気清浄器5を使用したが、静電式オーバーヘッドタイプの空気清浄器を使用しても良い。その他、据え置きタイプ、リヤクーラ内組み込みタイプまたはトランクルーム吊り下げタイプの空気清浄器を使用しても良い。
【0058】
本実施形態では、ドア状態検出手段として自動車3のドア(図示せず)の開閉を検出することにより閉成(オン)、開成(オフ)するドアスイッチ7を設けたが、自動車3のドアが開閉した際に点灯、消灯するルームランプ等の照明装置(図示せず)の電源のオン、オフを検出するドア状態検出手段を設けても良い。また、ドアスイッチ7としては、接触式タイプや光電式タイプのどちらを使用しても良い。なお、ドア状態検出手段としてドアロックのロック、アンロックを検出することによりドアの開閉を検出するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用空気清浄装置の制御系を示した構成図である(第1実施形態)。
【図2】空気清浄器を天井に取り付けた状態を示した説明図である(第1実施形態)。
【図3】空気清浄器の運転方法を示したフローチャートである(第1実施形態)。
【図4】空気清浄器の運転方法を示したフローチャートである(第1実施形態)。
【図5】自動車用空気清浄装置の制御系を示した構成図である(第2実施形態)。
【図6】自動車用空気清浄装置の運転方法を示したフローチャートである(第2実施形態)。
【図7】自動車用空気清浄装置の運転方法を示したフローチャートである(第2実施形態)。
【図8】自動車用空気清浄装置の運転方法を示したフローチャートである(第2実施形態)。
【図9】自動車用空気清浄装置の運転方法を示したフローチャートである(第2実施形態)。
【図10】自動車用空気清浄装置の運転方法を示したフローチャートである(第2実施形態)。
【図11】自動車用空気清浄装置の運転方法を示したフローチャートである(第2実施形態)。
【図12】空気清浄器の運転方法を示したフローチャートである(第2実施形態)。
【符号の説明】
1 自動車用空気清浄装置(車両用空気清浄装置)
2 バッテリ(車載電源)
3 自動車
5 空気清浄器
6 イグニッションスイッチ
7 ドアスイッチ(ドア状態検出手段)
8 運転スイッチ
9 モード切替スイッチ
10 ECU(清浄器制御手段)
12 電動式送風機
15 ファン
16 モータ
17 外部タイマ

Claims (2)

  1. (a)車両の車室内の空気を浄化する空気清浄器と、
    (b)車両に搭載された車載電源の電圧を検出する電圧検出手段と、
    (c)この電圧検出手段にて検出した前記車載電源の電圧が設定値以上の際に、前記空気清浄器を起動させると共に、
    前記電圧検出手段にて検出した前記車載電源の電圧が設定値以下の状態が所定時間継続した際に、前記空気清浄器を停止させる清浄器制御手段と
    を備えた車両用空気清浄装置。
  2. (a)車両の車室内の空気を浄化する空気清浄器と、
    (b)車両に搭載された車載電源の電圧を検出する電圧検出手段と、
    (c)車両のドアの状態を検出するドア状態検出手段と、
    (d)前記電圧検出手段にて検出した前記車載電源の電圧が設定値以上の際に、前記空気清浄器を起動させると共に、
    前記電圧検出手段にて検出した前記車載電源の電圧が設定値以下で、且つ前記ドア状態検出手段にて前記ドアが開いたことを検出した際に、前記空気清浄器を停止させる清浄器制御手段と
    を備えた車両用空気清浄装置。
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