JPH05219659A - 車両用電源供給装置 - Google Patents

車両用電源供給装置

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JPH05219659A
JPH05219659A JP1783692A JP1783692A JPH05219659A JP H05219659 A JPH05219659 A JP H05219659A JP 1783692 A JP1783692 A JP 1783692A JP 1783692 A JP1783692 A JP 1783692A JP H05219659 A JPH05219659 A JP H05219659A
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JP
Japan
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vehicle
voltage
battery
charging
power supply
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JP1783692A
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English (en)
Inventor
Katsumi Otsuki
勝美 大槻
Suetaro Shibukawa
末太郎 渋川
Keigo Naoi
啓吾 直井
Manabu Soyama
学 曽山
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Hitachi Ltd
Hitachi Car Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2個の車載バッテリを充電する車両用電源供給
装置において、一方の車載バッテリのみが充電されるこ
とがなく、両方の車載バッテリを確実に充電することが
可能なようにする。 【構成】発電コイル2と、第1車載バッテリ9と、第2
車載バッテリ11と、第1車載バッテリ9が適正な電圧
に充電されるように発電コイル2の出力電圧を調整する
レギュレータ5とを有する車両用電源供給装置におい
て、発電コイル2の出力部に、第1車載バッテリ9及び
第2車載バッテリ11と発電コイル2との接続の切換を
所定の周期tで交互に行なう切換リレー6を設ける。切
換リレー6は、整流器4の出力部4aを第2車載バッテ
リ11に接続する時には、レギュレータ5の電圧検出部
5aを開放状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用電源システムに係
わり、特に2個の車載バッテリを充電する車両用電源供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2個の異なる電圧の車載バッテリ
を充電するためには既存の車載用発電機にて、直列接続
した2個の車載バッテリを同時に充電する方法が採用さ
れている。例えば特開昭61−247237号公報に記
載の自動車用2バッテリ充電装置においては、自動車用
の各種電気負荷に電力を供給する第1のバッテリ(12
V)と、スタータのみに電力を供給する第2のバッテリ
(24Vまたは48V)とを直列接続し、第1のバッテ
リはY型結線による車載充電発電機の電圧に基づき、第
2のバッテリはY型結線による車載充電発電機の中性点
電圧に基づき、同時に充電が行なわれる。また、特開平
1−170335号公報にも類似の技術が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、車
載用発電機1台で異なる電圧の車載バッテリを同時に充
電するが、この時の充電制御電圧は一方のバッテリが良
好になる電圧である。従ってバッテリの初期の状態に応
じて、放電の大きいバッテリに発電機の全出力を供給す
ることになる。このため一方の車載バッテリのみが充電
されてしまい、他方の車載バッテリは充電されずにバッ
テリの機能を失い、ひいては車両が停止してしまうとい
う恐れがあった。
【0004】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、2個
の車載バッテリを充電するときに一方の車載バッテリの
みが充電されることがなく、両方の車載バッテリを確実
に充電することが可能な車両用電源供給装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車載充電発電機と、電圧負荷が接続され
た第1の車載バッテリと、前記電圧負荷と異なる電圧負
荷が接続された第2の車載バッテリと、少なくとも前記
第1の車載バッテリに電圧検出部が接続され、その充電
電圧を一定に維持する電圧調整装置とを有する車両用電
源供給装置において、前記車載充電発電機の出力部に設
けられ、前記第1及び第2の車載バッテリと前記車載充
電発電機との接続の切換を行なう切換手段を有する。
【0006】好ましくは、前記切換手段は、前記第1及
び第2の車載バッテリへの接続の切換を所定の周期で交
互に行なう。
【0007】また、好ましくは、前記切換手段は、前記
第2の車載バッテリが所定の電圧に達したとき前記接続
の切換を停止する。
【0008】また、好ましくは、前記切換手段は、前記
車載充電発電機と前記第2の車載バッテリとを接続した
ときには、前記電圧調整装置の前記電圧検出部を開放す
る。
【0009】また、好ましくは、前記切換手段は、前記
車載充電発電機と前記第2の車載バッテリとを接続した
ときには、前記電圧調整装置の前記電圧検出部と前記第
2の車載バッテリとを接続する。
【0010】また、好ましくは、前記切換手段は、前記
車載充電発電機の出力電圧を所定の周期で一時的に0V
とするよう前記電圧調整装置を制御し、前記0Vの時に
接続の切換を行なう。
【0011】
【作用】以上のように構成した本発明においては、車載
充電発電機の出力部に第1及び第2の車載バッテリと車
載充電発電機との接続の切換を行なう切換手段を設ける
ことにより、第1及び第2の車載バッテリをそれぞれ適
切に切換えて充電が行なえ、一方の車載バッテリのみが
充電されることなく、両方の車載バッテリを確実に充電
することができる。
【0012】また、前記切換手段は、第1及び第2のの
車載バッテリへの接続の切換を所定の周期で交互に行な
うので、第1及び第2の車載バッテリをそれぞれ適切に
切換えて充電が行なえ、上記と同様に、一方の車載バッ
テリのみが充電されることなく、両方の車載バッテリを
確実に充電することができる。
【0013】また、前記切換手段は、第2の車載バッテ
リが所定の電圧に達したとき接続の切換を停止するの
で、第2の車載バッテリの過充電を回避することができ
る。
【0014】また、前記切換手段は、車載充電発電機と
第2の車載バッテリとを接続したときには、電圧調整装
置の電圧検出部を開放するので、電圧調整装置による制
限なく第2の車載バッテリを急速に充電することができ
る。
【0015】また、前記切換手段は、車載充電発電機と
第2の車載バッテリとを接続したときには、電圧調整装
置の電圧検出部と第2の車載バッテリとを接続するの
で、電圧調整装置によって、第1の車載バッテリに加え
第2の車載バッテリをも過充電なく適正な電圧に充電で
きるように車載充電発電機の出力電圧を適正に調整でき
る。
【0016】また、前記切換手段は、前記車載充電発電
機の出力電圧を所定の周期で一時的に0Vとするよう前
記電圧調整装置を制御し、前記0Vの時に接続の切換を
行なうので、車載充電発電機と第1または第2のバッテ
リとの接続の切換接点にアークが発生する恐れがなく、
切換接点の耐久性が向上する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例による車両用電源供
給装置について、図1から図3ににより説明する。図1
は本実施例による車両用電源供給装置の全体充電回路
図、図2は図1に示した車両用電源供給装置によって2
個の車載バッテリを充電する時の動作を説明するフロー
チャート、図3はその時のシーケンス図である。
【0018】図1において、車載用発電機ユニット1
は、車載充電発電機である発電コイル2、界磁コイル
3、発電コイル2で発生した電圧を整流する整流器4、
界磁コイル3の通電電流を変えることにより発電コイル
2の出力電圧を調整する電圧調整装置であるレギュレー
タ5を備えている。また、車載用発電機ユニット1には
切換スイッチ6a及び切換スイッチ6bを備えた切換リ
レー6が接続されている。このうち切換スイッチ6aは
整流器4の出力部4aに接続され、切換スイッチ6aの
常閉接点8はメインの車載バッテリである第1車載バッ
テリ9(12V)に、また常開接点10はサブの車載バ
ッテリである第2車載バッテリ11(24Vまたは48
V)に接続されている。一方、切換スイッチ6bはレギ
ュレータ5の電圧検出部5aに接続され、切換スイッチ
6bの常閉接点12は車両用キースイッチ13を介し第
1車載バッテリ9に接続されている。切換リレー6の切
換動作は、切換リレー6とともに切換手段を構成するコ
ントロールユニット7からの指令信号にもとづきコイル
7aの作用によって行なわれ、切換スイッチ6aが常閉
接点8に接続されたときには切換スイッチ6bが常閉接
点12に接続され、切換スイッチ6aが常開接点10に
接続されたときには切換スイッチ6bは開放状態になる
ように構成される。第1車載バッテリ9には車両走行に
重要なイグニッシュコイルやヘッドランプ等の負荷14
が接続され、第2車載バッテリ11には車両走行になん
ら関係ない排気浄化のためのヒータ等の負荷15が接続
されている。また、負荷15にはコントロールスイッチ
16が設けられている。
【0019】次に、上記のような構成を有する本実施例
による車両用電源供給装置の動作を、図2のフローチャ
ートを用いて説明する。まず、車両用キースイッチがO
Nされ、エンジンが始動すると、図2中ステップ101
において、車両運転中に負荷15が使用されているかど
うか(第2車載バッテリ11が放電しているかどうか)
をコントローラ7により判断する。この判断は、第2車
載バッテリ11が放電したことによる電圧低下を、検出
回路18を介してコントローラ7が検出することにより
行なう。負荷15が使用されていない(第2車載バッテ
リ11が放電状態していない)ときには、ステップ10
2からステップ105をスキップして、第1車載バッテ
リ9の充電のみが行なわれる。即ち、第1車載バッテリ
ー9は、エンジン(図示せず)を始動するためのスター
タモータ(図示せず)等のエンジン回転持続に必要な負
荷14に電力を供給するため放電気味であり、この時、
切換リレー6において切換スイッチ6aは常閉接点8に
接続され、切換スイッチ6bは常閉接点12に接続され
ており、これにより、第1車載バッテリー9のみが充電
される。この場合、切換スイッチ6bは常閉接点12に
接続されるため、発電コイル2の出力電圧はレギュレー
タ5によって第1車載バッテリー9の充電電圧(12
V)よりは若干高めの電圧(例えば15.4V)に調整
され、第1車載バッテリー9が適正な電圧に充電され
る。従って、第1車載バッテリ9は過充電される恐れが
なく、寿命を考慮した完全な充電を行なうことができ
る。
【0020】一方、負荷15が使用されると、第2車載
バッテリ11が放電状態になり、ステップ101におい
てコントローラ7が第2車載バッテリ11の電圧低下を
検出する。コントローラ7はこれに基づき、切換リレー
6の切換動作の開始を判断し(ステップ102)、第1
車載バッテリ9及び第2車載バッテリ11が以下のよう
にして充電される(ステップ103〜ステップ10
6)。即ち、充電1サイクルでの第1車載バッテリ9の
充電時間t1(図3参照)、及び第2車載バッテリ11
の充電時間t2(図3参照)を設定し(ステップ10
3)、充電時間t1の間、切換スイッチ6aを常開接点
10に接続し、切換スイッチ6bを開放する(ステップ
104)。次いで、充電時間t2の間、切換スイッチ6
aを常閉接点8に接続し、切換スイッチ6bを常閉接点
12に接続する(ステップ105)。そして、第2車載
バッテリー11の電圧が所定の充電電圧(例えば30.
8Vまたは61.6V)を越えたかどうかを検出回路1
8を介してコントロールユニット7によって判断し(ス
テップ106)、越えていないと判断されればステップ
103に戻って上記動作を繰り返す。つまり、第2車載
バッテリ11(24Vまたは48V)を充電する状態
と、第1車載バッテリ9(12V)を充電する状態とを
時間周期t(t=t1+t2)で繰り返すように切換リレ
ー6が動作する。このようにして第1車載バッテリ9と
第2車載バッテリ11とが交互に充電される。この場
合、第2車載バッテリ11を充電する(切換スイッチ6
aが常開接点10に接続される)時には、切換スイッチ
6bが開放されレギュレータ5の電圧検出部が開放され
るため、発電コイル2にはレギュレータ5による制御を
受けずに無制限状態で回転に比例した出力電圧が発生
し、第2車載バッテリ11は急速に充電される。但し、
発電コイル2には第2車載バッテリ11が接続されてい
る(切換スイッチ6aが常開接点10に接続されてい
る)ので、発電コイル2の出力電圧は第2車載バッテリ
11の充電電圧に制限される。
【0021】また、ステップ106において、コントロ
ールユニット7によって第2車載バッテリー11の電圧
が所定の充電電圧(例えば30.8Vまたは61.6
V)を越えたと判断された時、即ち図3に示すシーケン
ス図中の時間Tが経過した時には、ステップ107にお
いて、切換リレー6の切換動作を終了し、切換リレー6
は、切換スイッチ6aを常閉接点8に接続し切換スイッ
チ6bを常閉接点12に接続する状態に戻る。従って、
ステップ108において第2車載バッテリ11の充電が
停止し、第1車載バッテリ9の充電のみが継続され、第
2車載バッテリ11がこれ以上充電されることがない。
【0022】本実施例によれば、発電コイル2の出力部
に第1の車載バッテリ9及び第2の車載バッテリ11と
発電コイル2との接続の切換を行なう切換リレー6を設
け、2個の車載バッテリ9,11への接続の切換を所定
の周期tで交互に行なうので、一方の車載バッテリのみ
が充電されることなく、両方の車載バッテリを確実に充
電することができる。また、第1車載バッテリ9を充電
する時には、レギュレータ5によって第1車載バッテリ
9が適正な電圧に充電されるように発電コイル2の出力
電圧を調整するので、第1車載バッテリ9が過充電され
ることを回避することができ、第2車載バッテリ11を
充電する時には、切換スイッチ6bが開放されるので、
レギュレータ5による制限を受けずに第2車載バッテリ
11を急速に充電できる。
【0023】次に、本発明の他の実施例による車両用電
源供給装置について、図4により説明する。図4は本実
施例による車両用電源供給装置の全体充電回路図であ
る。本実施例の構成は、切換手段としての切換リレー及
びコントローラの機能が異なること以外は図1に示した
実施例と同様の構成である。即ち、切換リレー19の切
換スイッチ19aは整流器4の出力部4aに接続され、
切換スイッチ19aの常閉接点8はメインのバッテリで
ある第1車載バッテリ9(12V)に、また常開接点1
0はサブのバッテリである第2車載バッテリ11(24
Vまたは48V)に接続されている。一方、切換スイッ
チ19bはレギュレータ5の電圧検出部5aに接続さ
れ、切換スイッチ19bの常閉接点12は車両用キース
イッチ13を介し第1車載バッテリ9に、また常開接点
21は第2車載バッテリ11に接続されている。切換リ
レー19の切換動作は、切換リレー19とともに切換手
段を構成するコントロールユニット20の指令信号にも
とづきコイル20aの作用によって行なわれ、切換スイ
ッチ19aが常閉接点8に接続されたときには切換スイ
ッチ19bが常閉接点12に接続され、切換スイッチ1
9aが常開接点10に接続されたときには切換スイッチ
19bが常開接点21に接続される。
【0024】この場合の2個の車載バッテリーを充電す
る時の動作は、切換リレー19を上記の構成に変更し、
かつ第1車載バッテリ9及び第2車載バッテリ11に合
うようにレギュレータ5において発電コイル2の出力電
圧の設定を切換えるようにしたこと以外は、図1に示し
た実施例と同様である。本実施例においては、第2車載
バッテリ11を充電する(切換スイッチ19aが常開接
点10に接続される)時には、切換スイッチ19bは常
開接点21に接続され、かつ、レギュレータ5の設定を
変えるため、発電コイル2の出力電圧はレギュレータ5
によって第2車載バッテリー11の充電電圧(24Vま
たは48V)よりは若干高めの電圧(例えば30.8V
または61.6V)に調整され、第1車載バッテリー9
に加えて第2車載バッテリー11も適正な電圧に充電さ
れる。従って、図1に示した実施例においては、第2車
載バッテリ11を充電する時に発電コイル2は無制限状
態で急速に過充電される恐れがあったのに対し、本実施
例においては、第2車載バッテリ11を充電する時にも
発電コイル2は制限を受けるので、第2車載バッテリ1
1も急速に過充電される恐れがなく、寿命を考慮した完
全な充電を行なうことができる。
【0025】本実施例によれば、レギュレータ5によっ
て第1車載バッテリ9に加えて第2車載バッテリ11を
も適正な電圧に充電されるように発電コイル2の出力電
圧を調整するので、第1車載バッテリ9及び第2車載バ
ッテリ11の両方が過充電されることを回避することが
できる。
【0026】次に、図4に示した実施例におけるレギュ
レータ5の制御に関する変形例について説明する。第1
車載バッテリ9及び第2車載バッテリ11にそれぞれ接
続される切換リレー19において、充電電流を通電した
ままの状態で切換スイッチ19aのON−OFFを繰り
返すと、常閉接点8及び常開接点10と切換スイッチ1
9aとの間にアークが発生し、接点の耐久性が落ちる恐
れがある。このことを防止するため、図5にシーケンス
図で示すように、発電コイル2の出力電圧を所定の周期
(t/2)で一時的に(時間t0の間)0Vとし、この
0Vの間にコントローラ20からの指令信号にもとづき
切換リレー19内の切換スイッチ19aのON−OFF
を行なう。このように発電コイル2の出力電圧を所定の
周期で一時的に0Vとするためには、コントロールユニ
ット20から切換リレー19に指令信号が行く直前にレ
ギュレータ5によって界磁コイル3の通電電流を一時的
に0とし、発電コイル2の発生電圧を一時的に0Vに
し、その間にコントローラ20から切換リレー19に指
令信号を出力する。
【0027】本変形例によれば、常閉接点8及び常開接
点10と切換スイッチ19aとの間にアークが発生する
恐れがなく、接点の耐久性が向上する。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、車載充電発電機の出力
部に第1及び第2の車載バッテリと車載充電発電機との
接続の切換を行なう切換手段を設けることにより、第1
及び第2の車載バッテリをそれぞれ適切に切換えて充電
が行なえ、両方の車載バッテリを確実に充電することが
できる。
【0029】また、前記切換手段は、第1及び第2の車
載バッテリへの接続の切換を所定の周期で交互に行なう
ので、上記と同様の効果が得られる。
【0030】また、前記切換手段は、第2の車載バッテ
リが所定の電圧に達したとき接続の切換を停止するの
で、第2の車載バッテリの過充電を回避することができ
る。
【0031】また、前記切換手段は、車載充電発電機と
第2の車載バッテリとを接続したときには、電圧調整装
置の電圧検出部を開放するので、電圧調整装置による制
限なく第2の車載バッテリを急速に充電することができ
る。
【0032】また、前記切換手段は、車載充電発電機と
第2の車載バッテリとを接続したときには、電圧調整装
置の電圧検出部と第2の車載バッテリとを接続するの
で、電圧調整装置によって、第1の車載バッテリに加え
第2の車載バッテリをも過充電なく適正な電圧に充電で
きるように車載充電発電機の出力電圧を適正に調整でき
る。
【0033】また、前記切換手段は、前記車載充電発電
機の出力電圧を所定の周期で一時的に0Vとするよう前
記電圧調整装置を制御し、前記0Vの時に接続の切換を
行なうので、車載充電発電機と第1または第2のバッテ
リとの接続の切換接点にアークが発生する恐れがなく、
切換接点の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による車両用電源供給装置の
全体充電回路図である。
【図2】図1に示した車両用電源供給装置によって2個
の車載バッテリを充電する時の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図3】図1に示した車両用電源供給装置によって2個
の車載バッテリを充電する時の切換リレー動作のシーケ
ンス図である。
【図4】本発明の他の実施例による車両用電源供給装置
の全体充電回路図である。
【図5】図4に示した実施例におけるレギュレータの制
御に関する変形例を説明する図である。
【符号の説明】
1 車載用発電機ユニット 2 発電コイル 5 レギュレータ 5a 電圧検出部 6 切換リレー 6a,6b 切換スイッチ 7 コントロールユニット 8 常閉接点 9 第1車載バッテリ 10 常開接点 12 常閉接点 11 第2車載バッテリ 14,15 負荷 17,18 検出回路 19 切換リレー 19a,19b 切換スイッチ 20 コントロールユニット 21 常開接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 直井 啓吾 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 曽山 学 茨城県勝田市東石川西古内3085番地の5 日立カーエレクトロニクス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載充電発電機と、電圧負荷が接続され
    た第1の車載バッテリと、前記電圧負荷と異なる電圧負
    荷が接続された第2の車載バッテリと、少なくとも前記
    第1の車載バッテリに電圧検出部が接続され、その充電
    電圧を一定に維持する電圧調整装置とを有する車両用電
    源供給装置において、前記車載充電発電機の出力部に設
    けられ、前記第1及び第2の車載バッテリと前記車載充
    電発電機との接続の切換を行なう切換手段を有すること
    を特徴とする車両用電源供給装置。
  2. 【請求項2】 前記切換手段は、前記第1及び第2の車
    載バッテリへの接続の切換を所定の周期で交互に行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用電源供給装置。
  3. 【請求項3】 前記切換手段は、前記第2の車載バッテ
    リが所定の電圧に達したとき前記接続の切換を停止する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用電源供
    給装置。
  4. 【請求項4】 前記切換手段は、前記車載充電発電機と
    前記第2の車載バッテリとを接続したときには、前記電
    圧調整装置の前記電圧検出部を開放することを特徴とす
    る請求項1から3のうちいづれか1項記載の車両用電源
    供給装置。
  5. 【請求項5】 前記切換手段は、前記車載充電発電機と
    前記第2の車載バッテリとを接続したときには、前記電
    圧調整装置の前記電圧検出部と前記第2の車載バッテリ
    とを接続することを特徴とする請求項1から3のうちい
    づれか1項記載の車両用電源供給装置。
  6. 【請求項6】 前記切換手段は、前記車載充電発電機の
    出力電圧を所定の周期で一時的に0Vとするよう前記電
    圧調整装置を制御し、前記0Vの時に接続の切換を行な
    うことを特徴とする請求項1から5のうちいづれか1項
    記載の車両用電源供給装置。
JP1783692A 1992-02-03 1992-02-03 車両用電源供給装置 Pending JPH05219659A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1783692A JPH05219659A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 車両用電源供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316599A (ja) * 2001-04-24 2002-10-29 Toshiba Kyaria Kk 車両用蓄電池ユニット及び自動車及び冷凍車
US9744926B2 (en) 2013-01-24 2017-08-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicular power supply apparatus

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