JP3830211B2 - ディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はディスクブレーキ用摩擦パッドに係り、特にアウタパッドトルクの制動トルクをキャリパを介して車体側で支持するようにしたディスクブレーキに用いられる摩擦パッドの保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスクブレーキとして、アウタパッドトルクの制動トルクをキャリパを介して車体側で支持するようにし、インナパッドトルクをサポートで支持するようにした構造のディスクブレーキが知られている。これは、ロータを跨ぐキャリパを車体に取付けられたサポートに対して一対のガイドピンを介してロータ軸方向に沿って移動可能としておき、キャリパのインナ側に装備した液圧シリンダによりインナパッドをロータに押し付けるとともに、その反力によるキャリパの移動でアウタ側のキャリパ爪によりアウタパッドをロータに押し付けるようにしている。この場合、アウタパッドはキャリパ爪に対して凹凸嵌合によって結合されており、アウタパッドの制動トルクはキャリパ爪に伝達されるように構成されている。
【0003】
このような構成のディスクブレーキでは、インナパッドトルクがサポートにより支持され、アウタパッドトルクは、キャリパ爪を介してロータ回入側ガイドピンに伝達されることにより車輌ボディで支持されるようになっている。このため、従来から、アウタパッドの裏金にはキャリパ爪に形成されたトルク伝達孔に係合する突起を形成している。
【0004】
この種の構造では、摩擦パッドがキャリパ爪と凹凸嵌合しているため、嵌合部分での抜け止めを図る必要があり、実開平3−118329号公報に記載されているように、キャリパ爪の間から臨まれるパッド裏金にかしめて固定されるウィングばねを設け保持するようにしている。具体的には、裏金に中央が固定されたウィングばねの両片をキャリパ爪の外面に延設し、ばね片がキャリパ爪を圧接するように付勢させ、裏金とウィングばねとの挟着作用でキャリパ爪を挟み込むようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の摩擦パッド保持機構では、ウィングばねという保持機能専用の部品を必要とするとともに、このウィングばねを摩擦パッドにかしめて取り付ける必要がある。また、摩擦パッドを組み付ける場合にはウィングばねとパッド裏金との間にキャリパ爪を挿入する必要があり、この組立作業が難しかった。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点に着目し、摩擦パッドとキャリパとを凹凸嵌合させる場合に特別な専用部品を要することなく、簡単かつ簡易に摩擦パッドをキャリパに保持できるようにしたディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係るディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構は、摩擦パッドの裏金に形成された一対のキャリパ係合用突起と、キャリパに形成された一対のトルク伝達穴とを具備し、前記各キャリパ係合用突起を各トルク伝達穴に対して摩擦パッドの中心寄りに嵌合させるとともに、前記裏金とキャリパとの間にシムを介装し、当該シムに一対のばね片を設け、前記キャリパ係合用突起とトルク伝達穴との嵌合部に対して前記各ばね片を摩擦パッドの端部寄りの隙間に挿入し、一対のばね片が互いに前記キャリパ係合用突起をロータ周方向に摩擦パッドの中心に向けて弾圧するように設定されたことを特徴としている。この場合において、前記ばね片は前記シムの一部を切り起こした舌片をく字形状に屈曲させて加工すればよい。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、摩擦パッド裏金とキャリパとの凹凸嵌合部にばね片を介在させるようにしているため、ばね片の撓み作用により嵌合部の抜け止めが有効に行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構の具体的実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は実施例の摩擦パッド保持機構が装備されたディスクブレーキの構成を示している。ディスクブレーキは、ロータ10を跨ぐキャリパ12を車体に取付けられたサポート14に対して左右一対の平行な摺動案内機構を構成するガイドピン16、18を介してロータ軸方向に沿って移動可能としている。キャリパ12のインナ側には液圧シリンダ装置20が装備され、これによりインナパッド22をロータ10に押し付け可能としている。また、インナパッド22からの押し付け反力によるキャリパ12の移動で、アウタ側のキャリパ爪24にてアウタパッド26をロータ10に押し付けるようにしている。
【0011】
前記サポート14は、ロータ10のインナ面に対面配置されており、これは前記ガイドピン16、18の取付け位置よりロータ中心寄りの位置で、ねじ孔28にて車輌ボディ側へ固定させるものとなっている。そして、ロータ10の周縁より外方に前記ガイドピン16、18の取付け位置が設定されている。また、サポート14にはインナパッド22がロータ軸方向移動可能に装着され、制動に伴う回転トルクをサポート14で支持可能としている。これはインナパッド22の両側縁にアンカ突起30を形成するとともに、サポート14の対応部にはロータ軸方向に沿ったアンカ凹溝32を形成し、これを制動アンカ部としているものである。キャリパ12の液圧シリンダ20を作動させることで、インナパッド22がアンカ凹溝32にてガイドされつつ移動してロータ10に押し付けられ、インナパッド22がロータ10に追随して回転しようとする際、アンカ凹溝32が制動トルクを受けるものとなっている。
【0012】
一方、インナパッド22による押し付け反力によって、キャリパ12はガイドピン16、18によりガイドされてロータ軸方向に沿ってインナ側に移動し、アウタパッド26をキャリパ爪24によってロータ10に押し付ける。このアウタパッド26の制動トルクはキャリパ12に伝達するように構成される。このため、アウタパッド26の背面にはキャリパ係合用突起34を形成し、キャリパ爪24にはこのキャリパ係合用突起34を装着するためのトルク伝達孔36が設けられている。キャリパ爪24は二股に形成されており、各爪24にてキャリパ係合用突起34が係合する構造となっている。したがって、アウタパッド26がロータ10に押し付けられて制動トルクが発生した場合、その制動トルクはキャリパ係合用突起34を介してキャリパ12に伝達され、更にロータ回出側のガイドピン16を介してサポートにて支持される。
【0013】
このようなディスクブレーキにおいて、前記キャリパ爪24によりロータ10に押し付けられるアウタパッド26は次のように構成されている。図1(2)に示しているように、アウタパッド26はライニング38と裏金40より構成され、前述したように、裏金40の背面40Bには二股のキャリパ爪24に形成されたトルク伝達孔36、36に適合するキャリパ係合用突起34、34が形成されている。このキャリパ係合用突起34は、裏金40のライニング取付面側からプレスにてポンチを押込み、背面側に配置され突起相当の孔が形成された金型に対して深絞りプレス加工することによって形成できる。
【0014】
このようにして形成されるキャリパ係合用突起34は、裏金40の背面から突出され、キャリパ爪24に形成されたトルク伝達孔36、36に嵌合される。この嵌合部には隙間が存在するため、キャリパ爪24に対してアウタパッド26を確実に保持させる必要がある。そこで、本発明では、トルク伝達孔36とキャリパ係合用突起34との凹凸嵌合部に弾性材を介在させてキャリパ爪24へアウタパッド26を保持させるようにしている。この弾性材は単体で構成してもよいが、当該実施の形態では、アウタパッド26とキャリパ爪24の接合面にシム42を介装し、このシム42に前記キャリパ係合用突起34のための貫通孔44を形成するが、この貫通孔44の縁部に形成された舌片を利用し、この舌片を折曲して弾圧機能を持たせたばね片46を凹凸嵌合部の隙間に挿入するようにしている。
【0015】
この具体的構成を図2〜3を参照して詳細に説明する。キャリパ爪24に形成されたトルク伝達孔36に挿入されるプレス加工された非円形断面のキャリパ係合用突起34はその側面部を直径線と平行な弦を備え、嵌合部に隙間48を形成している。一方、シム42にはキャリパ係合用突起34の貫通孔44を穿設するが、この穿孔に際して、舌片部を残し、これを前記隙間48への挿入方向に折曲げるとともに、く字形状に屈曲してばね片46となし、前記隙間48に差込んでキャリパ係合用突起34をトルク伝達孔36に対して弾性支持するようにしている。ばね片46は貫通孔44の縁からの折曲げ基部をキャリパ係合用突起34への当接部46Aとし、その途中を折曲げ基部と逆方向に屈曲した屈曲点をトルク伝達孔36への当接部46Bとしており、両当接部46A、46Bの距離を隙間48の最大幅寸法よりも大きくすることによって弾性的にキャリパ係合用突起34、ひいてはアウタパッド26が弾性的に保持されることになる。
【0016】
上述のようなばね片46の形成方法は各種の方法を採用することができ、これを図3(1)〜(3)に示す。同図(1)はばね片46の高さ寸法をトルク伝達孔36の深さにほぼ一致するように形成したものであり、同図(2)はばね片46の高さ寸法をトルク伝達孔36の深さのほぼ1/3とした例、同図(3)はほぼ1/2とした例である。このばね片46はシム42に貫通孔44を打ち抜き加工する際に、同図(2)(c)〜(d)に示したように、所定のばね片46を形成するに必要な長さが得られるように、貫通孔44にキャリパ係合用突起34の相当直径にほぼ一致する円形孔の縁部に、舌片先端部の周囲を矩形(同図(2)(c))または円弧(同図(2)(d))の拡大部を形成して打ち抜けばよい。また、貫通孔44を円形孔として形成する場合は、同図(3)(c)に示しているように、円形孔の範囲内で舌片が形成され、これに応じてばね片46の高さが設定される。
【0017】
なお、上記ばね片46は一対のキャリパ爪24に形成されたトルク伝達孔36、36に装着されるが、一対のばね片46、46は図1(1)に示すように、互いにパッド中心を向くように対称に形成され、これによってばね片46、46による弾圧方向がロータ回転方向に沿うように設定されている。
【0018】
上述のように構成されたディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構では、最初キャリパ爪24の内面部にシム42が装着されるが、このシム42に形成したばね片46、46をトルク伝達孔36、36に差込む。ばね片46、46は互いに中央を向くように設定されており、先端がトルク伝達孔36、36の中央部にあるように折曲されているため、差込み挿入は簡単に行われる。そして、ばね片46、46による付勢方向はロータ回転方向に沿っており、その弾性作用により、シム42自体はキャリパ爪24に安定して保持される。次いで、アウタパッド26が装着されるが、これは裏金40に形成されているキャリパ係合用突起34を挿入すればよく、隙間48が形成されるようにキャリパ係合用突起34の外側面に予め加工されている切削面部がばね片46、46に対向するように差込めばよい。この差込みに際してばね片46の折曲げ基部が当接部46Aとなって、ばね片46、46による弾性接触状態でアウタパッド26が保持されるのである。
【0019】
このように構成されたディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構では、ブレーキアッセンブリとしてアウタパッド26を組み付けた状態では、シム42に形成されたばね片46、46がキャリパ爪24とアウタパッド26とを弾性的に保持しているため、保持機能専用部品を用いることなく輸送時のパッド脱落を防止でき、しかも、アウタパッド26のキャリパ爪24への組み付けは簡単な差込み操作だけで行うことができる。部品点数の削減効果と同時に加工、組立の簡易化を図ることができコスト低減効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構は、摩擦パッドの裏金に形成された一対のキャリパ係合用突起と、キャリパに形成された一対のトルク伝達穴とを具備し、前記各キャリパ係合用突起を各トルク伝達穴に対して摩擦パッドの中心寄りに嵌合させるとともに、前記裏金とキャリパとの間にシムを介装し、当該シムに一対のばね片を設け、前記キャリパ係合用突起とトルク伝達穴との嵌合部に対して前記各ばね片を摩擦パッドの端部寄りの隙間に挿入し、一対のばね片が互いに前記キャリパ係合用突起をロータ周方向に摩擦パッドの中心に向けて弾圧するように設定された構成としたので、凹凸嵌合部にて摩擦パッドが弾性保持されることになり、シムがキャリパと摩擦パッドを弾性保持し、ブレーキアッセンブリの外部に露出するような押え部品が不要となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の摩擦パッド保持機構を備えたディスクブレーキの正面図および部分断面側面図である。
【図2】実施例の摩擦パッド保持機構の部分拡大平面図および断面図である。
【図3】実施例の摩擦パッド保持機構を構成するばね片の形態を示す平面図および断面図、並びにばね片となる舌片部の打ち抜き加工状態の平面図である。
【符号の説明】
10 ロータ
12 キャリパ
14 サポート
16 ガイドピン
18 ガイドピン
20 液圧シリンダ装置
22 インナパッド
24 キャリパ爪
26 アウタパッド
28 ねじ孔
30 アンカ突起
32 アンカ凹溝
34 キャリパ係合用突起
36 トルク伝達孔
38 ライニング
40 裏金
40B 背面
42 シム
44 貫通孔
46 ばね片
46A 当接部
46B 当接部
48 隙間
Claims (2)
- 摩擦パッドの裏金に形成された一対のキャリパ係合用突起と、キャリパに形成された一対のトルク伝達穴とを具備し、前記各キャリパ係合用突起を各トルク伝達穴に対して摩擦パッドの中心寄りに嵌合させるとともに、前記裏金とキャリパとの間にシムを介装し、当該シムに一対のばね片を設け、前記キャリパ係合用突起とトルク伝達穴との嵌合部に対して前記各ばね片を摩擦パッドの端部寄りの隙間に挿入し、一対のばね片が互いに前記キャリパ係合用突起をロータ周方向に摩擦パッドの中心に向けて弾圧するように設定されたことを特徴とするディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構。
- 前記ばね片は前記シムの一部を切り起こした舌片をく字形状屈曲させて加工されたことを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構。
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- 1996-07-19 JP JP20907896A patent/JP3830211B2/ja not_active Expired - Fee Related
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