JP3830034B2 - メモリー表示機能付き秤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、継続的な計量において、計量値を通常表示部とは別にメモリー表示部にメモリー表示するメモリー表示機能付き秤に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、計量値を表示するための秤の表示部には、現在計量している対象物の計量値が表示されるだけであった。計量者は、追加計量などの継続的な計量をする際には、計量する毎に計量値を計量者自身が頭の中に覚えるか、メモを取って記録することで行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、頭の中に覚えた計量値を計量作業中に忘れてしまって、再度始めから計量をやり直したり、計量毎にペンを持ちメモに書き写したりするので手間がかかるといった問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は、上記のような従来の問題点を解決することを目的とするもので、追加計量などの継続的な計量をするにあたって、計量者への手間を軽減させるメモリー表示機能付き秤を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のメモリー表示機能付き秤は、現在の計量値を表示する通常表示部と、前記通常表示部に表示される現在の計量値を継続的な計量における過去の計量値として表示するメモリー表示部とを備えることを特徴とする。これによると、通常表示部とメモリー表示部とを備えるので、計量者は、追加計量などの継続的な計量における過去の計量値を、頭の中に記憶したり、メモを取って記録するなどの手間のかからない視認によって、現在の計量作業を行うことができる。
【0006】
また、前記メモリー表示部を複数備えることを特徴とする。これによると、計量者は、追加計量などの継続的な計量における複数の過去の計量値を同時に確認することができるので、手間のかからない許容を広く、現在の計量作業を行うことができる。
【0007】
また、前記通常表示部に表示される現在の計量値と、前記メモリー表示部に表示される継続的な計量における過去の計量値とから合計の計量値を求める合計手段を更に備え、前記合計手段で求められた合計の計量値を、通常表示部又はメモリー表示部の少なくともいずれか一つに表示することを特徴とする。これによると、計量者自身が計算することなく合計の計量値を確認することができるので、手間のない利便性のよいものとなる。
【0008】
また、前記通常表示部に表示される計量値を、前記メモリー表示部で継続的な計量における過去の計量値として表示するために移行する移行手段を更に備えることを特徴とする。これによると、移行手段を備えるので、メモリー表示部で表示される計量値が追加計量などの継続的な計量における過去の計量値であることを確実とし、認識しやすくする。
【0009】
また、前記通常表示部は、前記移行手段によって計量値が移行された後に風袋引きした値を表示することを特徴とする。これによると、移行手段によって計量値が移行された後の通常表示部には、風袋引きされた値が表示されるので、先の計量対象物を載せ台から降ろすことなく、追加計量対象物を積載して追加計量対象物の計量値を手間なく継続的に得ることができる。
【0010】
また、前記移行手段は、前記通常表示部で“0”又は“マイナス値”のいずれかが表示されている際には、前記メモリー表示部で継続的な計量における過去の計量値として表示するための移行をしないことを特徴とする。これによると、通常表示部で“0”又は“マイナス値”のいずれかが表示される際には、移行手段によってメモリー表示部に移行されないので、計量対象物を載せ台に積載した際の計量値だけを確実にメモリー表示部に移行させることができる。
【0011】
また、前記移行手段は、移行に際して手動操作で入力する手動移行スイッチと、前記手動移行スイッチが入力された際に前記通常表示部に表示される計量値を前記メモリー表示部で表示される継続的な計量における過去の計量値へと移行制御する手動移行制御部とから成ることを特徴とする。これによると、移行手段が手動移行スイッチと手動移行制御部とで構成されるので、計量者の判断によって計量毎において必要とする計量値だけをメモリー表示部に移行させることができる。
【0012】
また、前記移行手段は、時間を計時する計時部と、前記通常表示部に表示される計量値が同一のままで前記計時部で計時される時間が所定の経過をした際に前記通常表示部に表示される計量値を前記メモリー表示部で表示される継続的な計量における過去の計量値へと移行制御する自動移行制御部とから成ることを特徴とする。これによると、移行手段が計時部と自動移行制御部とで構成されるので、計量者が操作する手間なしに、メモリー表示部に計量値を移行させることができる。
【0013】
また、前記通常表示部に表示される計量値を風袋引きする風袋引き手段を更に備えることを特徴とする。これによると、風袋引き手段によって通常表示部で表示される計量値が風袋引きされるので、メモリー表示部への移行が不要な計量値を排除しながらの継続的な計量ができる。また、計量対象物を載せ台に順次追加させることなく継続的な計量をすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0015】
まず、図1に本発明に係わるメモリー表示機能付き秤の外観を斜視図で示し、図2にその構成をブロック図で示し、図3にその表示部及び操作部の詳細を詳細図に示し、本発明のメモリー表示機能付き秤の構成について詳述する。
【0016】
本発明のメモリー表示機能付き秤は、外装を成すケース1と、計量対象物を積載するための台である載せ台2とによって、その主たる外形を構成する。そして、ケース1の正面に操作部6と表示部18とを設け、ケース1の両側面に電源11を設け、ケース1の内部に重量センサー3、増幅部4、A/D変換部5、記憶部12及びCPU13を設けることで全体を構成する。
【0017】
重量センサー3では、載せ台2から荷重の伝達を受け電気信号に変換する。増幅部4では、重量センサー3からのアナログ信号を増幅する。A/D変換部5は、増幅部4からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。
【0018】
電源11は、電気系各部への電力の供給源であり、ここでは、ソーラーバッテリーを用いる。なお、電源11は、乾電池、ACアダプター等他の電源であっても実施可能である。
【0019】
表示部18は、計量値等の各種結果を表示する。現在の計量値や合計の計量値を表示する通常表示部19と、継続的な計量における過去の計量値を表示する複数(3つ)のメモリー表示部(L、C、R)20とから成る。なお、通常表示部19は、後述する移行手段22によって計測値が移行された後に、風袋引きした値を表示するものでもある。
【0020】
操作部6は、各種機能の操作を行うための部位である。電源11から電気系各部に電力を供給するための電源スイッチ(ON/OFFスイッチ)7と、通常表示部19に表示される計量値を風袋引きをするための風袋引きスイッチ(TAREスイッチ)8と、通常表示部19に表示される計量値をメモリー表示部20で表示される継続的な計量における過去の計量値として移行するための手動移行スイッチ(MEMORY/TAREスイッチ)9と、通常表示部19に表示させる現在の計量値とメモリー表示部20に表示される継続的な計量における過去の計量値とを合計するための合計スイッチ(TOTALスイッチ)10とから成る。
【0021】
記憶部(L、C、R等)12は、メモリー表示部(L、C、R)20に表示される継続的な計量における過去の計量値等の各種データを記憶する。
【0022】
CPU13は、各部の動作の制御及び演算を行う。A/D変換部5からのデジタル信号に基づいて計量値を演算する計量値演算部14、通常表示部19に表示される現在の計量値や合計の計量値を風袋引きの制御をする風袋引き制御部15、手動移行スイッチ9の入力に伴って通常表示部19で表示される現在の計量値や合計の計量値をメモリー表示部20で継続的な計量における過去の計量値として移行の制御をする手動移行制御部16、合計スイッチ10の入力に伴って通常表示部19で表示される現在の計量値とメモリー表示部20で表示される継続的な計量における過去の計量値とから合計の計量値を演算する合計値演算部17等から成る。
【0023】
なお、風袋引きスイッチ8と風袋引き演算部15とによって、通常表示部19で表示される現在の計量値や合計の計量値を風袋引きする風袋引き手段21を構成する。また、手動移行スイッチ9と手動移行制御部16とによって、通常表示部19に表示される計量値をメモリー表示部20で継続的な計量における過去の計量値として表示するために移行する移行手段22を構成する。なお、この移行手段22は、通常表示部19で"0"又は"マイナス値"のいずれかが表示されている際には、移行しないものである。更に、合計スイッチ10と合計値演算部17とによって、メモリー表示部20に表示される継続的な計量における過去の計量値と通常表示部19に表示される現在の計量値とから合計の計量値を求める合計手段23を構成する。
【0024】
次に、図4に本発明に係わるメモリー表示機能付き秤の操作及び動作の流れをフローチャート図に示し、図5にその際に表示部に表示される表示例を図に示し、本発明のメモリー表示機能付き秤の操作及び動作について詳述する。
【0025】
まず、電源スイッチ7をオンすると(図4のステップ1)、電源11から電気系各部に電力が供給され、電気系各部が初期化され(図4のステップ2)、通常表示部19に“0”が表示され(図4のステップ3、図5の(a))、計量可能な状態となる。
【0026】
続いて、載せ台2に計量対象物を積載するまではこの状態が維持される(図4のステップ4でYES)。一方、載せ台2に計量対象物を積載すると、重量センサー3で計量対象物による荷重がアナログ信号に変換され、増幅部4でこのアナログ信号が増幅され、A/D変換部5でこのアナログ信号がデジタル信号に変換され、計量値演算部14でこのデジタル信号に基づいて計量値が演算されることによって計量対象物が計量され(図4のステップ4でNO)、通常表示部19に現在の計量値が表示される(図4のステップ5、図5(b))。
【0027】
続いて、通常表示部19に“0”表示でない現在の計量値が表示されている際に、風袋引きスイッチ8がオンされると(図4のステップ6でYES)、風袋引き制御部15で通常表示部19に表示される現在の計量値を風袋引きした値である“0”とし(図4のステップ7、図5(a))、スイップ4に戻って処理が繰り返される。
【0028】
一方、通常表示部19に“0”表示でない現在の計量値が表示されている際に、風袋引きスイッチ8がオンされずに(図4のステップ6でNO)、手動移行スイッチ9がオンされた場合(図4のステップ8でYES)には、CPU内のメモリカウンタに“1”がインクリメントされる(図4のステップ9)。なお、“0”又は“マイナス値”が通常表示部19に表示されている際には、ステップ8でNOと判断され、手動移行スイッチ9がオンされてもCPU内のメモリカウンタのインクリメントが行われない。
【0029】
続いて、このメモリカウンタが“1”である場合(図4のステップ10でYES)には、通常表示部19に表示される現在の計量値が記憶部(L)12に記憶される。また、手動移行制御部16での移行制御によって、通常表示部19に表示される現在の計量値が継続的な計量における過去の計量値としてメモリー表示部(L)20に表示される。そして、移行された後の通常表示部19には、風袋引きした値である“0”が表示される(図4のステップ11、図5(e))。
【0030】
一方、このメモリカウンタが“1”でない場合(図4のステップ10でNO)、すなわち、先の計量において、メモリー表示部(L)20に継続的な計量における過去の計量値として表示されている場合(図5(c))には、更にこのメモリカウンタが“2”であるか否かが判定される(図4のステップ12)。
【0031】
このメモリカウンタが“2”である場合(図4のステップ12でYES)には、通常表示部19に表示される現在の計量値が記憶部(C)12に記憶される。また、手動移行制御部16での移行制御によって、通常表示部19に表示される現在の計量値が継続的な計量における過去の計量値としてメモリー表示部(C)20に表示される。そして、移行された後の通常表示部19には、風袋引きした値である“0”が表示される(図4のステップ13、図5(f))。
【0032】
一方、このメモリカウンタが“2”でない場合(図4のステップ12でNO)、すなわち、先の計量において、メモリー表示部(C)20に継続的な計量における過去の計量値として表示されている場合(図5(d))には、通常表示部19に表示される現在の計量値が記憶部(R)12に記憶される。また、手動移行制御部16での移行制御によって、通常表示部19に表示される現在の計量値が継続的な計量における過去の計量値としてメモリー表示部(R)20に表示される。そして、移行された後の通常表示部19には、風袋引きした値である“0”が表示される(図4のステップ14、図5(g))。
【0033】
手動移行スイッチ9がオンされない場合(図4のステップ8でNO)及びステップ11、13、14の後は、合計スイッチ10がオンされたか否かが判定される(図4のステップ15)。
【0034】
合計スイッチ10がオンされない場合(図4のステップ15でNO)には、スイップ4に戻って処理が繰り返される。一方、合計スイッチ10がオンされた場合(図4のステップ15でYES)には、通常表示部19で表示される現在の計量値とメモリー表示部20で表示される継続的な計量における過去の計量値とから合計の計量値が合計値演算部17によって演算され(ここでは、図5(h)の表示例に基づいて行う。)、通常表示部19に合計を意味する“TOTAL”文字と共に表示される(図4のステップ16、図5(i))。なお、このとき、記憶部(L、C、R)12に記憶される値、メモリ表示部(L、C、R)20に表示される継続的な計量における過去の計量値、メモリカウンタはクリアされる。
【0035】
続いて、通常表示部19に合計の計量値が表示されている際に、風袋引きスイッチ8がオンされると(図4のステップ17でYES)、ステップ7に戻って処理が繰り返される。一方、風袋引きスイッチ8がオンされないで(図4のステップ17でNO)、手動移行スイッチ9がオンされない場合(図4のステップ18でNO)には、ステップ17に戻って処理が繰り返される。
【0036】
続いて、手動移行スイッチ9がオンされた場合(図4のステップ18でYES)には、通常表示部19に表示される合計の計量値が記憶部(L)12に記憶される。また、メモリカウンタに“1”がインクリメントされ、手動移行制御部16での移行制御によって、通常表示部19に表示される合計の計量値が継続的な計量における過去の計量値としてメモリー表示部(L)20に表示される。そして、移行された後の通常表示部19には、風袋引きした値である“0”が表示される(図4のステップ19、図5(j))。
【0037】
以降は、ステップ4に戻って、同様に処理が繰り返される。なお、上述したステップの過程において、通常表示部19に表示される値が一定時間が経過する間変化しないとき又は電源スイッチがオフされたときには電源が切れる。
【0038】
上述したように、本発明のメモリー表示機能付き秤は、通常表示部19とは別に複数のメモリー表示部(L、C、R)20を備えるために、載せ台に順次追加しながら計量する(追加計量)において、前回、前々回といったように過去の計量値を同時に確認しながら、メモに書き写すことなく、現在の計量作業を行うことができる。
【0039】
その上、手動移行スイッチ9と手動移行制御部16から成る移行手段22を備えるために、手動移行スイッチ9の操作を受けた手動移行制御部16によって、計量された現在の計量値や合計の計量値の中で、継続的な計量における過去の計量値として必要なものだけを選択しながら現在の計量作業を行うことができる。そして、この選択された継続的な計量における過去の計量値だけが、メモリー表示部(L、C、R)20に表示されるので、継続的な計量における過去の計量値であることを確実に認識できる。また、移行された後の通常表示部19には、風袋引きした値である“0”が表示されるので、先の計量対象物を載せ台2から降ろすことなく、追加計量対象物を積載して追加計量対象物の計量値を継続的に得ることができる。更に、“0”又は“マイナス値”のいずれかが表示されている際には、移行手段22によって、メモリー表示部(L、C、R)20に移行されないので、計量対象物を載せ台2に積載した際の計量値だけを確実に移行できる。
【0040】
また、合計手段23を備えるために、通常表示部19に表示される現在の計量値とメモリー表示部(L、C、R)20に表示される継続的な計量における過去の計量値との合計を計量者自身が計算することなく確認することができる。
【0041】
更に、風袋引き手段21を備えるために、メモリー表示部20への移行が不要な通常表示部で表示される計量値を排除しながらの継続的な計量ができる。また、計量対象物を載せ台に順次追加させることなく継続的な計量をすることができる。
【0042】
なお、上述した形態においては、継続的な計量における過去の計量値を表示するメモリー表示部20を3つとしたが、1つでも実施可能である。又、更に数を増やしたものとすることによって、よりメモに書き写す等なく継続的な計量が可能となる。これは、メモリー表示部20の数に応じて、記憶部12の数も増やして、同様に処理することによって実施可能である。
【0043】
また、合計手段23により合計された合計の計量値は、通常表示部19に表示するものとしたが、メモリー表示部20の方に表示したり、通常表示部19とメモリー表示部20の両方に表示するものであってもよい。
【0044】
更に、図6のブロック図に示すように、移行手段22は、計時部24と自動移行制御部25とから成ってもよい。計時部24では時間を計時する。自動移行制御部25では、通常表示部19に表示される現在の計量値や合計の計量値が同一のままで計時部24で計時される時間が所定の経過をした際に、上述した手動移行スイッチをオンしたときと同様に、通常表示部19に表示される現在の計量値や合計の計量値をメモリー表示部20で表示される継続的な計量における過去の計量値へと移行制御する。このようにすることで、計量者が操作する手間なしに、メモリー表示部に計量値を移行させることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のメモリー表示機能付き秤は、通常表示部とメモリー表示部とを備えるので、頭の中に記憶したり、メモを取って記録するなどの手間のかからない視認によって、計量作業を行うことができ、作業効率が上がる。特に、メモリー表示部が複数有することによって、計量作業が助長され、より作業効率が上がる。
【0046】
また、合計手段を備えるので、計量者自身が計算することなく合計の計量値を確認することができ、手間のない利便性のよいものとなる。
【0047】
また、移行手段を備えるので、メモリー表示部で表示される計量値が追加計量などの継続的な計量における過去の計量値であることを確実とし、認識しやすくし、間違えが少なくなる。特に、移行手段が手動移行スイッチと手動移行制御部とによって構成されることで、計量された現在の計量値や合計の計量値の中で、継続的な計量における過去の計量値として必要なものだけを選択しながら現在の計量作業を行うことができ、使い勝手がよくなる。また、移行手段が計時部と自動移行制御部とによって構成されることで、計量者が操作する手間なしに、メモリー表示部に計量値を移行させることができ、計量作業が楽になる。
【0048】
また、移行手段によって計量値が移行された後の通常表示部には、風袋引きされた値が表示されるので、先の計量対象物を載せ台から降ろすことなく、追加計量対象物を積載して追加計量対象物の計量値を手間なく継続的に得ることができ、作業効率が上がる。
【0049】
また、通常表示部で“0”又は“マイナス値”のいずれかが表示されるときには、移行手段によってメモリー表示部に移行されないので、計量対象物を載せ台に積載した際の計量値だけを確実にメモリー表示部に移行させることができ、誤操作を防止できる。
【0050】
また、風袋引き手段を備えるので、メモリー表示部への移行が不要な計量値を排除しながらの継続的な計量ができ、使い勝手がよくなる。また、計量対象物を載せ台に順次追加させることなく継続的な計量をすることができ、多くの計量対象物を扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリー表示機能付き秤の外観を示す斜視図である。
【図2】メモリー表示機能付き秤の構成を示すブロック図である。
【図3】表示部及び操作部の詳細を示す詳細図である。
【図4】メモリー表示機能付き秤の操作及び動作の流れを示すフローチャート図である。
【図5】表示部に表示される表示例を示す図である。
【図6】メモリー表示機能付き秤の別の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 載せ台
3 重量センサー
4 増幅部
5 A/D変換部
6 操作部
7 電源スイッチ
8 風袋引きスイッチ
9 手動移行スイッチ
10 合計スイッチ
11 電源
12 記憶部
13 CPU
14 計算値演算部
15 風袋引き制御部
16 手動移行制御部
17 合計値演算部
18 表示部
19 通常表示部
20 メモリー表示部
21 風袋引き手段
22 移行手段
23 合計手段
24 計時部
25 自動移行制御部
Claims (4)
- 現在の計量値を表示し、かつ、前記現在の計量値が追加計量における過去の計量値として移行された後に前記現在の計量値に代えて風袋引きした値である"0"を表示する通常表示部と、
前記通常表示部で表示された現在の計量値を追加計量における過去の計量値として表示し、複数から成るメモリー表示部と、
"0"又は"マイナス値"でない現在の計量値が前記通常表示部に表示されている際には、追加計量における過去の計量値として表示されていない前記メモリー表示部の一つに、前記通常表示部に表示されている"0"又は"マイナス値"でない現在の計量値を追加計量における過去の計量値として表示するために移行をし、"0"又は"マイナス値"である現在の計量値が前記通常表示部に表示されている際には、追加計量における過去の計量値として表示されていない前記メモリー表示部の一つに、前記通常表示部に表示されている"0"又は"マイナス値"である現在の計量値を追加計量における過去の計量値として表示するために移行をしない移行手段と、
を備えることを特徴とするメモリー表示機能付き秤。 - 前記通常表示部に表示された現在の計量値と、前記メモリー表示部に表示された追加計量における過去の計量値とから合計の計量値を求める合計手段を更に備え、
更に、前記通常表示部は、前記現在の計量値に代えて前記合計手段により求めた合計の計量値を表示し、かつ、前記合計の計量値が追加計量における過去の計量値として移行された後に前記合計の計量値に代えて風袋引きした値である"0"を表示し、前記移行手段は、前記メモリー表示部のうちの一つに前記通常表示部に表示された合計の計量値を追加計量における過去の計量値として表示するために移行することを特徴とする請求項1記載のメモリー表示機能付き秤。 - 前記移行手段は、移行に際して手動操作で入力する手動移行スイッチと、前記手動移行スイッチが入力された際に前記通常表示部に表示される"0"又は"マイナス値"でない現状の計量値を前記メモリー表示部で表示される追加計量における過去の計量値へと移行制御する手動移行制御部とから成り、
前記メモリー表示部により過去の計量値が表示され、前記通常表示部により"0"でない現在の計量値が表示されてから前記手動移行スイッチがオンされるまでの段階に、前記通常表示部に表示される現在の計量値を風袋引きする風袋引き手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載のメモリー表示機能付き秤。 - 前記移行手段は、移行に際して手動操作で入力する手動移行スイッチと、前記手動移行スイッチが入力された際に前記通常表示部に表示される合計の計量値を前記メモリー表示部で表示される追加計量における過去の計量値へと移行制御する手動移行制御部とから成り、
前記通常表示部により合計の計量値が表示されてから前記手動移行スイッチがオンされるまでの段階に、前記通常表示部に表示される合計の計量値を風袋引きすることを特徴とする請求項2記載のメモリー表示機能付き秤。
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