JPH0587618A - 電子はかり - Google Patents

電子はかり

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Publication number
JPH0587618A
JPH0587618A JP25103591A JP25103591A JPH0587618A JP H0587618 A JPH0587618 A JP H0587618A JP 25103591 A JP25103591 A JP 25103591A JP 25103591 A JP25103591 A JP 25103591A JP H0587618 A JPH0587618 A JP H0587618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tare
value
display
memory
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25103591A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kamisaka
健 上坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP25103591A priority Critical patent/JPH0587618A/ja
Publication of JPH0587618A publication Critical patent/JPH0587618A/ja
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成のもとに、ゼロ点の移動があって
も簡単な操作により真の風袋値を知ることのできる電子
はかりを提供する。 【構成】 計量値のデジタル表示器のほかに、複数の表
示素子を連続的に配列して風袋メモリの内容を±数カウ
ントの範囲でアナログ的に表示するアナログ表示装置を
設け、風袋消去キーの操作前のデジタル表示値と操作後
のアナログ表示値の合計で真の風袋値を知り得るように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は電子はかりに関する。
【0002】
【従来の技術】 電子はかりにおいては、一般に、風袋
消去キーと風袋メモリを有し、風袋消去キーを押した時
点における皿上重量値のゼロ点からのずれ量が風袋メモ
リに格納されるとともに、表示器には、皿上重量値から
風袋メモリの内容を減算した値が表示されるようになっ
ている。ところで、国家検定の対象となるはかりでは、
ゼロ点の変化があったとしても風袋の値、つまり風袋メ
モリの内容を何らかの方法で読み出すことが可能なよう
にすることが義務付けられている。
【0003】このような風袋値の読出を行う方法とし
て、従来、以下に示すような技術が実用化されている。
一つは、風袋消去後、風袋を降ろした状態で表示値がゼ
ロ以外の時点で風袋消去キーを操作しても、風袋消去が
できず、ゼロアジャストキー等の操作によりゼロ設定を
することにより、風袋メモリの内容がマイナスの値で表
示されるようにする方法である。
【0004】他の一つは、風袋消去後(正しい風袋値=
A)、風袋を降ろした状態で表示値がゼロ以外の時点
(このときの表示値=B)で風袋消去キーを操作する
と、表示はゼロになるが、風袋引き中の表示マークは残
ったままとなって先の表示値Bが正しい風袋値ではなか
ったことを表すとともに、その時点でゼロアジャストキ
ーを操作すると、先の風袋消去時点からのゼロ点の移動
量Cが表示器に表示されると同時に風袋引き中の表示マ
ークが消され、B+Cを計算することによって真の風袋
値Aを知るようにした方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 以上のような従来の
方法では、風袋消去ができない状態があったり、あるい
は、真の風袋値を知るための操作が煩雑である等の問題
がある。本発明の目的は、簡単な構成のもとに、常に風
袋消去操作が可能であり、しかも、真の風袋値を簡単な
操作によって知ることのできる電子はかりを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ための構成を、図1に示す基本概念図を参照しつつ説明
すると、本発明は、荷重センサaの出力に基づく皿上重
量値から、風袋メモリbの内容を減算することによりデ
ジタル表示器cに表示すべき計量値を決定する計量値決
定手段dを有するとともに、風袋メモリbには、風袋消
去キーeの操作時点における皿上重量測定値のゼロ点か
らのずれ量が格納されるよう構成されたはかりにおい
て、デジタル表示器cとは別に、複数の表示素子が連続
的に配設されてなり、風袋メモリbの記憶値を±数カウ
ントの範囲でアナログ的に表示するアナログ表示器fを
備えていることによって特徴付けられる。
【0007】
【作用】 電子はかりにおいては、通常、測定中のゼロ
点の変化は計量表示値における±1〜2カウント程度で
ある。風袋メモリbの内容を±数カウントの範囲で表示
するアナログ表示器fは、風袋メモリbの内容がゼロ以
外である場合にはその表示素子の少なくとも1個が点灯
することになる。風袋消去後(真の風袋値α)、風袋を
降ろした状態で表示値がゼロ以外(表示値β)の時点で
風袋消去キーeを操作したとき、その時点の皿上重量測
定値のゼロ点からのずれ量γが新たに風袋値として風袋
メモリb内に格納され、表示値はゼロとなるが、このγ
の値はアナログ表示器fに表示される。従って、風袋消
去キーeを操作するだけで、β+γにより真の風袋値α
を知ることができる。
【0008】
【実施例】 図2は本発明実施例の構成を示すブロック
図である。ロードセル等の荷重センサ1は皿2に係合し
ており、皿2上の重量に対応する信号を出力する。この
荷重センサ1の出力はA−D変換器3によってデジタル
化された後、マイクロコンピュータ4に刻々と採取され
る。マイクロコンピュータ4はCPU41,ROM4
2,RAM43および入出力インターフェース44等を
備え、RAM43には、ワークエリアのほかにA−D変
換器3からの刻々の荷重データを格納するエリアや、風
袋メモリとしてのエリアが設定されている。
【0009】マイクロコンピュータ4の入出力インター
フェース44には、A−D変換器3のほかに表示装置5
と、風袋消去キー6およびゼロアジャストキー7が接続
されている。表示装置5は、図3にその正面図を示すよ
うに、計量値を表示するためのデジタル表示器51と、
風袋引き中である旨を報知する風袋引中マーク52のほ
か、アナログ表示器53を有している。
【0010】このアナログ表示器53は、8個の表示素
子E・・Eを並べて円形を8等分したような形状を持ち、
各表示素子E・・Eの点消灯により、風袋メモリの内容を
±4カウント分の範囲でアナログ的表示を行うととも
に、風袋メモリの内容が±4カウントの範囲を越えてい
る場合には、全ての表示素子E・・Eを点灯して全円表示
を行うように構成されている。
【0011】前記した各キーの働きは、従来のこの種の
はかりと同様に、ゼロアジャストキー7は、このキーを
操作した時点のはかりのバランス状態、つまり、その時
点での荷重センサ1の出力をゼロとするものであり、風
袋消去キー6は、このキーを操作した時点におけるゼロ
点(はかりのバランス点、換言すればゼロアジャストキ
ー7の操作時点における荷重センサ1の出力値)を基準
とした皿上重量値のずれ量を、風袋メモリ内に格納させ
るためのものである。また、風袋引き中マーク52は風
袋メモリの内容がゼロ以外のときに点灯し、風袋引きが
行われている旨を報知する。
【0012】マイクロコンピュータ4では、従来の電子
はかりと全く同様に、A−D変換器3からのデジタル荷
重データの所定個数を平均化することにより皿上重量値
を求めるとともに、その値から風袋メモリの内容を減じ
た値を計量値としてデジタル表示器51に表示する。次
に本発明実施例の作用を述べる。
【0013】今、ゼロアジャストキー7を操作してゼロ
点を設定した後、例えば100カウント(100g)分
の風袋を皿2上に載せると、デジタル表示器51には1
00gが表示される。その状態で風袋消去キー6を押す
と、風袋メモリには100カウントが格納され、以後、
風袋が載っている状態でデジタル表示器51の表示がゼ
ロカウントになり、風袋引き中マーク52が点灯し、ア
ナログ表示器53は全円点灯状態となる。ちなみに、そ
の状態で風袋を降ろした場合には、デジタル表示器51
の表示は−100カウントとなる。
【0014】その後、例えば長時間経過する等によりゼ
ロ点の変化があって、皿2上から風袋を降ろしたとき、
デジタル表示器51の表示値が例えば−98カウントで
あったとする。この状態で風袋消去キー6を押すと、風
袋メモリの内容は、当初のゼロ点からの皿上重量値のず
れ量である+2カウントが格納され、デジタル表示器5
1の表示はゼロになる。この時点では風袋引き中マーク
52は点灯しているとともに、アナログ表示器53には
+2カウント分の表示が行われる。従って、この時点で
の風袋消去キー6の操作前のデジタル表示値−98カウ
ントと、同キー操作後のアナログ表示値+2とから、−
98−(+2)=100で真の風袋値を知ることができ
る。
【0015】なお、その後、更にゼロアジャストキーを
操作してゼロ点を設定し直すと、デジタル表示器51に
は−2が表示される。以上の実施例において特に注目す
べき点は、デジタル表示器51の表示値がゼロ以外の点
で風袋消去が可能であるとともに、このとき、風袋消去
キーを操作するだけで、操作前のデジタル表示器51の
表示値と操作後のアナログ表示器53の表示値から直ち
に真の風袋値を知ることができる点である。ちなみに前
記した従来の後者の方法では、真の風袋値を知るために
は風袋消去キーを押して表示をゼロにした後、ゼロアジ
ャストキーを押してゼロ点移動量を表示させ、風袋消去
キーの操作前の表示値とゼロアジャストキーの操作後の
表示値とを加算する必要がある。
【0016】ここで、以上の説明から明らかなように、
アナログ表示器53は風袋メモリの内容がゼロ以外のと
きには少なくとも1個の表示素子が点灯しているから、
このアナログ表示器53を風袋引き中マーク52と兼用
させることも可能であり、本発明の適用により風袋引き
中マークを無くすことができる。また、アナログ表示器
53は、以上の実施例のように円形のほか、例えば表示
素子E・・Eを直線状に並べた棒グラフ状のものでもよい
ことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、計量値のデジタル表示器のほかに、風袋メモリの記
憶値を±数カウント分だけアナログ的に表示するアナロ
グ表示器を設けるという簡単な構成のもとに、当初の風
袋消去時点からゼロ点が移動しても、風袋を皿上から降
ろして単に風袋消去キーを押すだけで真の風袋値を知る
ことができ、従来の方法に比して真の風袋値を知るため
の操作が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す基本概念図
【図2】 本発明実施例の構成を示すブロック図
【図3】 その表示装置5の正面図
【符号の説明】
1・・・・荷重センサ 2・・・・皿 3・・・・A−D変換器 4・・・・マイクロコンピュータ 5・・・・表示装置 51・・・・デジタル表示器 53・・・・アナログ表示器 E・・E・・・・表示素子 6・・・・風袋消去キー 7・・・・ゼロアジャストキー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重センサの出力に基づく皿上重量測定
    値から、風袋メモリの内容を減算することによりデジタ
    ル表示器に表示すべき計量値を決定する計量値決定手段
    を有するとともに、上記風袋メモリには、風袋消去キー
    の操作時点における皿上重量測定値のゼロ点からのずれ
    量が格納されるよう構成されたはかりにおいて、上記デ
    ジタル表示器とは別に、複数の表示素子が連続的に配設
    されてなり、上記風袋メモリの記憶値を±数カウントの
    範囲でアナログ的に表示するアナログ表示器を備えてい
    ることを特徴とする電子はかり。
JP25103591A 1991-09-30 1991-09-30 電子はかり Pending JPH0587618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25103591A JPH0587618A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 電子はかり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25103591A JPH0587618A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 電子はかり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0587618A true JPH0587618A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17216648

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25103591A Pending JPH0587618A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 電子はかり

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JP (1) JPH0587618A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866621B1 (ko) * 2002-07-29 2008-11-04 한라공조주식회사 차량 콘트롤 스위치의 노브 어셈블리

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866621B1 (ko) * 2002-07-29 2008-11-04 한라공조주식회사 차량 콘트롤 스위치의 노브 어셈블리

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