JP3828006B2 - 巻取り装置 - Google Patents

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JP3828006B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば電池のセパレータ及び電極板のような帯状ワークを巻芯に巻き取る際に使用する巻取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2次電池のセパレータや電極シートのような帯状ワークを多層に巻回する場合は、その帯状ワークを回転される巻芯に巻き付けていた。この場合、帯状ワークが巻芯に対して強固に巻き付けられるため、巻回終了後、帯状ワークを巻芯から抜き取るのが困難であった。また、帯状ワークの巻芯からの抜き取りに際して、巻回された帯状ワークの中心の内周部が抜き取られるとき、帯状ワークどうしがこすられる。このため、巻回後のワークの両端が不揃いになり、場合によっては、電極シート間で短絡を生じるおそれがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、巻芯として、重ねられた一対の巻片を用いることが考えられる。そして、巻回開始時には帯状ワークの始端部を巻片間に挟持して、それらの巻片を幅方向にずらして巻芯全体の幅を広げ、巻回終了時に、巻片を逆方向にずらして巻芯を縮幅し、巻回された帯状ワークを抜き取りやすくする。
【0004】
しかしながら、このような構成では、巻片を縮幅方向にずらしても、帯状ワークの始端部が巻片間に挟持された状態が維持されるため、巻回された帯状ワークの始端部が巻片間から容易に抜けず、巻回後のワークの両端が不揃いになる問題が依然として残るものであった。
【0005】
また、帯状ワークの巻回作業の開始にあたって、帯状ワークの始端部を巻片間に挟持させる場合、その作業が面倒であった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、帯状ワークの始端部を巻芯に対して容易に止着できるとともに、巻芯の外周に巻き取られた帯状ワークを、中心部に巻ずれや損傷が生じたり、巻始め端部が巻芯の巻片間に残ったりすることなく、巻芯上から容易に抜き取ることができ、さらに、構成の簡略化を図ることができる巻取り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一対の回転軸と、その回転軸間に装着された2枚の巻片よりなる巻芯と、巻芯の双方の巻片間に帯状ワークの巻始め端部を止着するための接離手段とを備え、前記回転軸により巻芯を回転させ、巻芯の外周に帯状ワークを巻き取る巻取り装置において、前記巻芯の双方の巻片を巻幅方向及び接離方向に相対移動させて、巻芯の巻幅及び巻片間の間隔を調節する調節機構を設け、該調節機構は、操作軸を移動するための移動手段と、その操作軸の所定量の移動に伴って前記巻芯の双方の巻片に接離方向への相対移動を生じさせるとともに、双方の巻片に巻幅方向への相対移動を生じさせるカム機構とを備え、該カム機構は、前記操作軸の外周面に形成された外周カム面と、該外周カム面に対応して配置され、前記少なくとも一方の巻片を支持するとともに、前記操作軸の軸線と交差する面内において双方の巻片が接近離間する方向及び互い違いになる方向に移動可能な被動カム部材と、前記操作軸が巻取り位置にあるときに前記被動カム部材を前記外周カム面上で拘束するとともに、前記操作軸が前記巻取り位置から所定量移動したときに前記拘束を解除して前記外周カム面に従う被動カム部材の動作を許容する駆動カム部材と、前記被動カム部材を前記拘束を解除する方向に付勢するばねとを備えたことを特徴とする。
【0007】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、巻芯に対する帯状ワークの巻取り開始時に帯状ワークを巻芯に対して容易に止着できるとともに、しかも調節機構により巻芯の巻幅が広められ、その巻芯の巻片間の間隔が拡張される。よって、巻取り終了後、この状態で巻取り幅を狭めるとともに、止着が開放した状態で、巻芯の外周に巻き取られている帯状ワークを巻芯から抜き取れば、その帯状ワークを中心部に巻ずれや損傷が生じたり、巻始め端部が巻芯の巻片間に残ったりすることなく、巻芯上から容易に抜き取ることができる。
【0009】
又、請求項に記載の発明によれば、帯状ワークの巻取り終了後に、操作軸が所定量作動されることにより、カム機構を介して巻片間の間隔が拡張されるとともに、巻芯の巻幅が狭められる。よって、単一の調節機構により、巻芯の巻幅変更と巻片間の間隔変更とを同時に行うとができて、構成の簡略化を図ることができる。
【0011】
さらに、請求項に記載の発明によれば、操作軸の外周面をカム面として利用できる。このため、巻片の2つの動作をさせるための駆動部材が不要になり、構成が簡単になる。
【0012】
請求項に記載の発明によれば、請求項において、前記被動カム部材が、前記双方の巻片をそれぞれ支持する一対のものであることを特徴とする。
従って、請求項に記載の発明においては、巻芯の巻片間の間隔及び巻幅を変更するための被動及び駆動カム部材の動作ストロークを小さくでき、全体の小型化に寄与できる。
請求項3記載の発明によれば、一対の回転軸と、その回転軸間に装着された2枚の巻片よりなる巻芯と、巻芯の双方の巻片間に帯状ワークの巻始め端部を止着するための接離手段とを備え、前記回転軸により巻芯を回転させ、巻芯の外周に帯状ワークを巻き取る巻取り装置において、前記巻芯の双方の巻片を巻幅方向及び接離方向に相対移動させて、巻芯の巻幅及び巻片間の間隔を調節する調節機構を設け、該調節機構は、操作軸を移動するための移動手段と、その操作軸の所定量の移動に伴って前記巻芯の双方の巻片に接離方向への相対移動を生じさせるとともに、双方の巻片に巻幅方向への相対移動を生じさせるカム機構とを備え、該カム機構は、前記双方の巻片を支持するとともに、前記操作軸の軸線と交差する面内において双方の巻片が接近離間する方向及び互い違いになる方向に移動可能な一対の被動カム部材と、両被動カム部材に形成された各一対の傾斜カム孔と、前記各傾斜カム孔にそれぞれ係合され、かつ前記両被動カム部材を傾斜カム孔に沿って案内移動する複数の係合ピンと、前記操作軸が前記巻取り位置から所定量移動したときに前記両被動カム部材を前記傾斜カム孔及び係合ピンにより案内移動する駆動カム部材と、前記両被動カム部材を互いに離隔させる方向に付勢するばねとを備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下に、この発明の第1実施形態を、図1〜図12に基づいて説明する。
【0019】
図1に示すように、フレーム21の一側上部には、円筒状の第1回転軸22が軸受筒23及び一対のベアリング24を介して回転可能に支持されている。フレーム21の他側上部には、移動台25が一対のレール26を介して第1回転軸22の軸線方向へ移動可能に支持されている。移動台25上には円筒状の第2回転軸27がブラケット28及び一対のベアリング29を介して回転可能に支持され、第1回転軸22に対して同一軸線上で接近離間可能に対応配置されている。
【0020】
前記第2回転軸27の先端には、側面形ほぼL字状をなす一対の取付部材30が第2回転軸27の軸線と交差する方向へ移動可能に支持されている。第1回転軸22内には移動軸31が一体回転可能及び軸線方向へ相対移動可能に挿通支持され、その先端には保持部材32が取り付けられている。そして、この取付部材30を介して巻芯33の一端部が第2回転軸27に装着されるとともに、保持部材32を介して巻芯33の他端部が第1回転軸22に着脱可能に保持されるようになっている。
【0021】
図1、図2、図5及び図6に示すように、前記巻芯33は、2枚の板状の巻片34,35を重ねることにより、全体として偏平状になるように構成されている。前記各取付部材30の対向端部には一対の長孔36がそれぞれ位置をずらせて形成され、これらの長孔36を介して対向する巻片34,35及び取付部材30にねじ37が螺合されることにより、各巻片34,35の一端部が取付部材30にそれぞれ固定されている。
【0022】
前記各保持部材32の先端には挿入溝38が形成され、この挿入溝38内に臨むように保持部材32には係止ピン39が半径方向に貫通固定されている。係止ピン39と係脱可能に対応するように、各巻片34,35の他端部には係合凹部40が形成されている。そして、図5及び図6に示すように、巻片34,35の他端部が重合状態で保持部材32の挿入溝38内に挿入されて、この係合凹部40内に係止ピン39が係合されることにより、巻片34,35の他端部が保持部材32に係止保持されるようになっている。
【0023】
図1に示すように、前記フレーム21の下部には同期回転機構42が配設され、この同期回転機構42により、第1回転軸22及び第2回転軸27が同期して回転されるようになっている。すなわち、フレーム21の下部には駆動軸43が回転可能に支持され、その一部にはスプライン軸44がカップリング45を介して連結されている。フレーム21には回転用モータ46がブラケット47を介して装設され、そのモータ軸46aがカップリング48を介して駆動軸43に連結されている。
【0024】
前記駆動軸43には第1駆動タイミングプーリ49が固定されるとともに、第1回転軸22には第1被動タイミングプーリ50が固定され、両プーリ49,50間にはタイミングベルト51が掛装されている。スプライン軸44には第2駆動タイミングプーリ52が一体回転可能及び軸線方向へ相対移動可能に嵌挿支持され、連結部材53を介して移動台25に一体移動可能に連結されている。第2回転軸27には第2被動タイミングプーリ54が固定され、この第2被動タイミングプーリ54と第2駆動タイミングプーリ52との間にはタイミングベルト55が掛装されている。
【0025】
そして、前記回転用モータ46にて駆動軸43が回転されることにより、第1駆動タイミングプーリ49、タイミングベルト51及び第1被動タイミングプーリ50を介して第1回転軸22が回転される。これとともに、第2駆動タイミングプーリ52、タイミングベルト55及び第2被動タイミングプーリ54を介して、第2回転軸27が第1回転軸22と同一方向へ同一速度で同期回転される。これにより、両回転軸22,27間に装着された巻芯33が回転されて、帯状ワーク56がその巻始め端部を巻芯33の巻片34,35間に止着した状態で、巻芯33の外周に巻き取られるようになっている。
【0026】
図1に示すように、前記移動軸31の外端部には作動板58がボルトで固定して取り付けられている。フレーム21の一側上部に設けられた作動部材59がガイドロッド60を介して移動軸31の軸線方向へ移動可能に配設され、作動板58に係合されている。フレーム21上には移動用シリンダ61が配設され、そのピストンロッド61aが作動部材59に連結されている。そして、巻芯33に対する帯状ワーク56の巻取りの終了後に、この移動用シリンダ61が没入動作されることにより、作動部材59及び作動板58を介して移動軸31が図1の右側方に移動される。この移動により、保持部材32が巻芯33の巻片34,35の先端部から離間されて、その巻片34,35の先端部の保持が開放されるようになっている。
【0027】
前記移動台25の移動方向に延びるように、フレーム21の他側上部にはボールねじ62が回転可能に支持されている。前記ブラケット28にはナット63が取り付けられ、ボールねじ62に螺合されている。そして、前記のように保持部材32による巻片34,35の先端部の保持が開放された後、このボールねじ62が図示しない移動用モータにて回転されることにより、ナット63を介して第2回転軸27が移動台25とともに図1の左側方に移動される。これにより、取付部材30に装着された巻芯33が同方向に移動されて、巻取り状態の帯状ワーク56が巻芯33から抜き取られるようになっている。
【0028】
図1〜図4に示すように、前記第2回転軸27内には調節機構65が配設されている。そして、巻取り状態の帯状ワーク56が巻芯33から抜き取られるのに先立って、この調節機構65により、取付部材30に取り付けられた巻芯33の巻片34,35がそれらと平行な巻幅方向及びそれと直角をなす接離方向の2方向に相対移動される。これにより、巻芯33の巻幅が図3及び図5に示す巻幅W1から図8に示す巻幅W2に縮小変更されるとともに、巻片34,35間の間隔が図3に示す重合状態から図8に示す所定の拡張間隔S1に拡張変更されるようになっている。
【0029】
すなわち、前記第2回転軸27の先端には保持筒66が回転可能に嵌挿支持され、インデックスプランジャ67により第2回転軸27に対して所定の回転角度位置に位置決め保持されている。保持筒66の端面には円環状の保持板68が複数のねじ69により取り付けられている。この保持板68によって保持筒66内に一対の被動カム部材70が第2回転軸27の軸線と直角に交差する面内においてそれらの被動カム部材70が互いに離間する方向及び互いに接近する方向へ向かって相対移動可能に保持されている。そして、これらの被動カム部材70の端面に、前記巻芯33の各巻片34,35を取り付けるための取付部材30が複数のねじ71によって固定されている。
【0030】
図2及び図4に示すように、前記保持筒66内の対向位置には一対のブラケット72が配設されている。各ブラケット72には押圧ボール73が保持筒66の径方向とほぼ平行な方向に移動可能に保持され、押圧ばね74によりそれぞれ径方向内側に向かって押圧付勢されている。そして、これらの押圧ボール73が各被動カム部材70の対向側面に接合されることにより、各被動カム部材70が図4に矢印で示すように、互いに反対側に向かって移動付勢されて、対向するブラケット72との間に形成された所定の隙間C1分の移動が許容されるようになっている。
【0031】
図1及び図2に示すように、前記第2回転軸27内には第1操作軸75が軸支筒76を介して一体回転可能及び軸線方向へ相対移動可能に挿通支持され、その内端部には第2操作軸77がカップリング78を介して相対回転可能に連結されている。第2操作軸77の中央部には円筒状の第1駆動カム部材79が固定され、保持筒66内に摺動可能に嵌挿されている。保持筒66の内面には一対の規制ピン80が突設され、これらの規制ピン80と摺動可能に係合するように、第1駆動カム部材79の外周面には一対の規制溝81が軸線方向に延長形成されている。そして、これらの規制ピン80と規制溝81との係合により、第1駆動カム部材79と保持筒66と間の回転が規制されて、軸線方向の移動のみが許容されるようになっている。
【0032】
図1に示すように、前記第1操作軸75の外端部には作動板82が取り付けられている。移動台25の上部には作動部材83がガイドロッド84を介して第1操作軸75の軸線方向へ移動可能に配設され、作動板82に係合されている。移動台25上には移動用シリンダ85が配設され、そのピストンロッド85aが作動部材83に連結されている。そして、巻芯33に対する帯状ワーク56の巻取りの終了後に、この移動用シリンダ85が没入動作されることにより、作動部材83及び作動板82を介して第1操作軸75が図1の左側方に移動され、第2操作軸77及び第1駆動カム部材79が同方向へ所定量移動されるようになっている。
【0033】
図2に示すように、前記第1駆動カム部材79と各被動カム部材70との間にはカム機構を構成する第1カム機構86が設けられている。すなわち、第1駆動カム部材79の先端内周面にはテーパ状の内周カム面79aが形成され、この内周カム面79aと係合可能に対応するように、各被動カム部材70の先端外面にはテーパ状の外周カム面70aが形成されている。
【0034】
そして、図7に示すように、前記移動用シリンダ85により第2操作軸77が第1駆動カム部材79とともに同図の左方向に所定量移動されたとき、この第1カム機構86の内周カム面79aと外周カム面70aとが対応して、両被動カム部材70が外側へ離隔する方向へ移動するのが許容される。このため、図9に示すように、各被動カム部材70が押圧ばね74の付勢力に基づいて巻幅方向に平行に相対移動される。これにより、取付部材30を介して巻芯33の各巻片34,35が巻幅方向に移動されて、巻芯33の巻幅が図8に示す巻幅W2に縮小変更され、この状態で巻取り後の帯状ワーク56を巻芯33から容易に抜き取ることができるようになっている。また、図2に示すように、第2操作軸77が同図の右方向に所定量移動する所定の位置においては、被動カム部材70が第1駆動カム部材79の内周面により拡張不能に拘束されて、第1内周カム面70bが第2操作軸77の外周カム面77aに係合する状態を維持する。従って、被動カム部材70及びその外周カム面70a、押圧ばね74、第1駆動カム部材79及びその内周カム面79aにより拘束解除機構が構成されている。
【0035】
図2及び図4に示すように、前記第2操作軸77と各被動カム部材70との間には前記第1カム機構86とともにカム機構を構成する第2カム機構87が設けられている。すなわち、第2操作軸77の外周面には外周カム面77aが形成され、この外周カム面77aと係合可能に対応するように、各被動カム部材70の先端内面には円弧状の第1内周カム面70bが形成されている。この第1内周カム面70bは、前記押圧ばね74により外周カム面77aと係合する状態を解除する方向に付勢されている。
【0036】
そして、図8及び図9に示すように、巻芯33の各巻片34,35が平行な巻幅方向に相対移動されて、巻芯33の巻幅が図8に示す巻幅W2に縮小変更される。このとき、第2操作軸77の外周カム面77aと各被動カム部材70の第1内周カム面70bとの係合が解除されることにより、各被動カム部材70が第2操作軸77の軸線に対する直角方向の互いに離間する方向に移動される。前記巻幅W2と平行方向への巻幅W2縮小と同時に、巻芯33の両巻片34,35間の間隔が図8に示す所定の拡張間隔S1に拡張変更され、この状態で巻取り後の帯状ワーク56の巻始め端部を両巻片34,35間から容易に抜き取ることができるようになっている。
【0037】
図1及び図2に示すように、前記第2操作軸77の先端には第2駆動カム部材88がねじ89により取り付けられている。第2駆動カム部材88と各被動カム部材70との間には拡張機構90が設けられている。すなわち、第2駆動カム部材88の外周面にはテーパ面としての外周カム面88aが形成され、この外周カム面88aと係合可能に対応するように、各被動カム部材70の内面にはテーパ面としての第2内周カム面70cが形成されている。
【0038】
そして、巻取り状態の帯状ワーク56が巻芯33から抜き取られた後、図10〜図12に示すように、前記移動用シリンダ85により第2操作軸77が第2駆動カム部材88とともに、前記帯状ワーク56の抜き取り時の所定移動量を越えて左方へ移動される。このとき、この拡張機構90の外周カム面88aと第2内周カム面70cとの係合により、各被動カム部材70が互いに離間する方向に移動される。これにより、巻芯33の両巻片34,35間の間隔が図8に示す所定の拡張間隔S1よりも大きな図10と図11に示す拡張間隔S2に拡張変更され、この状態で次に巻取りを行う帯状ワーク56の巻始め端部を両巻片34,35間に容易に挿入することができるようになっている。
【0039】
次に、前記のように構成された巻取り装置の動作を説明する。
さて、この巻取り装置の巻取り運転時には、図1〜図4に示すように、第1回転軸22と第2回転軸27との間に取付部材30及び保持部材32を介して巻芯33が装着され、その巻芯33の巻幅が図3に示す巻幅W1に拡大されているとともに、巻芯33の両巻片34,35が重合状態に配置されている。そして、この巻片34,35間には、帯状ワーク56の巻始め端部が予め挟着保持されている。この状態で、回転用モータ46が回転されると、同期回転機構42を介して両回転軸22,27が同一方向へ同一速度で同期回転され、巻芯33が回転軸22,27と一体的に回転される。この回転により、図示しない供給装置から供給される帯状ワーク56が巻芯33の外周に順に巻き取られる。
【0040】
このように、巻芯33の外周にあらかじめ定められた量の帯状ワーク56が巻き取られると、回転用モータ46による両回転軸22,27の回転が停止されて、巻芯33に対する帯状ワーク56の巻取りが終了する。その後、移動用シリンダ61が没入動作されて、移動軸31が図1の右側方に移動され、保持部材32が巻芯33の巻片34,35の先端部から離間されて、その巻片34,35の先端部の保持が開放される。
【0041】
続いて、調節機構65の移動用シリンダ85が没入動作されて、操作軸75,77が図1の左側方に所定量移動される。このとき、図7〜図9に示すように、第1カム機構86の内周カム面79aと外周カム面70aとが対応して、各被動カム部材70が押圧ばね74の付勢力に基づいて巻幅方向に平行な方向に相対移動される。これにより、巻芯33の各巻片34,35が巻幅方向に移動されて、巻芯33の巻幅が図3に示す巻幅W1から図8に示す巻幅W2に縮小変更される。これと同時に、図7及び図9に示すように、第2カム機構87の外周カム面77aと第1内周カム面70bとの係合解除により、各被動カム部材70が巻幅方向に対する直角方向の互いに離間する方向に移動される。これにより、巻芯33の両巻片34,35間の間隔が図3に示す重合状態から図8に示す所定の拡張間隔S1に拡張変更される。
【0042】
この状態で、図示しない移動用モータによりボールねじ62が回転され、ナット63を介して第2回転軸27が移動台25とともに図1の左側方に移動される。これにより、取付部材30に装着された巻芯33が同方向に移動されて、拘束状態にある巻取り後の帯状ワーク56が巻芯33から抜き取られる。この場合、前記のように巻芯33の巻幅が巻取り時よりも縮小されているため、巻取り状態の帯状ワーク56を巻芯33から容易に抜き取ることができる。また、巻芯33の両巻片34,35間の間隔が拡張されているため、帯状ワーク56の巻始め端部を両巻片34,35間から容易に抜き取ることができる。
【0043】
その後、図10〜図12に示すように、移動用シリンダ85により操作軸75,77が前記帯状ワーク56の抜き取り時の所定移動量を越えて移動される。このとき、拡張機構90の外周カム面88aと第2内周カム面70cとの係合により、各被動カム部材70が互いに離間する方向にさらに移動される。これにより、巻芯33の両巻片34,35間の間隔が図8に示す所定の拡張間隔S1よりも大きな図11に示す拡張間隔S2に拡張変更される。
【0044】
この状態で、図示しない移動用モータによりボールねじ62が回転され、ナット63を介して第2回転軸27が移動台25とともに図1の右側方に移動される。これにより、次に巻取りを行う帯状ワーク56の巻始め端部が図示しない供給装置により巻芯33の両巻片34,35間に挿入される。この場合、両巻片34,35間の間隔が大きく拡張されているため、帯状ワーク56の巻始め端部の挿入を容易に行うことができる。
【0045】
そして、この帯状ワーク56の巻始め端部の挿入後に、移動用シリンダ85により操作軸75,77が図1と図2に示す原位置に復帰移動される。このため、第2駆動カム部材88が被動カム部材70の第2内周カム面70cから離れ、その被動カム部材70の外周カム面70aと第1駆動カム部材79の内周カム面79aとの係合を介して、被動カム部材70が第1駆動カム部材79の内周面側に移行する。従って、被動カム部材70が相互に接近方向に移動されるとともに、第1内周カム面70bが第2操作軸77の外周カム面77aに沿って案内されて図4に示す位置に移動される。このため、図1〜図4に示すように、巻芯33の両巻片34,35が重合状態に配置され、帯状ワーク56の巻始め端部が両巻片34,35間に挟着保持されて、前記と同様に帯状ワーク56の巻取りを行うことができる。
【0046】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この巻取り装置においては、一対の回転軸22,27と、その回転軸22,27間に装着された2枚の巻片34,35よりなる巻芯33とが装備されている。そして、巻芯33の両巻片34,35間に帯状ワーク56の巻始め端部を止着した状態で、回転軸22,27にて巻芯33が回転されることにより、巻芯33の外周に帯状ワーク56が巻き取られるようになっている。また、巻芯33の巻片34,35を巻幅方向及び接離方向に相対移動させて、巻芯33の巻幅及び巻片34,35間の間隔を変更するための調節機構65が設けられている。
【0047】
このため、巻芯33に対する帯状ワーク56の巻取り終了後に、調節機構65が作動されると、巻芯33の巻幅が狭められるとともに、その巻芯33の巻片34,35間の間隔が拡張される。よって、この状態で巻芯33の外周に巻き取られている帯状ワーク56を巻芯33から抜き取れば、その帯状ワーク56を中心部に巻ずれや損傷が生じたり、巻始め端部が巻芯33の巻片34,35間に残ったりすることなく、巻芯33上から容易に抜き取ることができる。
【0048】
(2) この巻取り装置においては、調節機構65が、操作軸75,77と、その操作軸75,77の所定量の作動に伴って巻芯33の巻片34,35に平行な巻幅方向への相対移動を生じさせるカム機構としての第1カム機構86が設けられている。また、その巻片34,35の巻幅方向への相対移動に伴って巻片34,35に直角な接離方向への相対移動を生じさせる同じくカム機構としての第2カム機構87が設けられている。このため、帯状ワーク56の巻取り終了後に、操作軸75,77が所定量作動されることにより、第1カム機構86を介して巻芯33の巻幅が狭められるとともに、第2カム機構87を介して巻片34,35間の間隔が拡張される。よって、単一の調節機構65により、巻芯33の巻幅変更と巻片34,35間の間隔変更とを同時に行うとができて、構成の簡略化を図ることができる。
【0049】
特に、操作軸77の外周カム面77aの機能に基づいて第1,第2カム機構86,87が動作するように構成されているため、部品点数が少なくなり、構成が簡単である。
【0050】
加えて、第1カム機構86を構成する被動カム部材70が一対設けられているため、被動カム部材が単一である場合に比較して、巻片34,35の動作ストロークを大きく確保できる。このため、全体の小型化に寄与できる。
【0051】
(3) この巻取り装置においては、操作軸77の軸方向移動を利用して第1,第2カム機構86,87が動作されるように構成されている。このため、操作軸77が軸ぶれを起こして、巻取りに悪影響を与えるようなおそれはない。
【0052】
(4) この巻取り装置においては、調節機構65に、操作軸75,77の所定量を越える作動に伴って、巻片34,35間の間隔を第2カム機構87による拡張間隔S1よりも大きく拡張させる拡張機構90が設けられている。このため、巻芯33からの帯状ワーク56の抜き取り後に、操作軸75,77が所定量を越えて作動されることにより、拡張機構90を介して巻片34,35間の間隔が第2カム機構87による拡張間隔よりも大きいS2に拡張される。よって、この巻片34,35間の間隔拡張状態で、次に巻取りを行う帯状ワーク56の巻始め端部を巻片34,35間に容易に挿入して止着することができる。
【0053】
(5) この巻取り装置においては、両回転軸22,27を同期回転させるための同期回転機構42が設けられている。このため、一対の回転軸22,27間に巻芯33を装着した状態で、両回転軸22,27を同期して同一方向へ同一速度で回転させることができて、巻芯33上に帯状ワーク56を正確に巻き取ることができ、巻取り品質を向上させることができる。
【0054】
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0055】
さて、この第2実施形態においては、図13に示すように、調節機構65の第2カム機構87として、両被動カム部材70に各一対の長孔状の傾斜カム孔93が形成されるとともに、これらの傾斜カム孔93と係合するように、保持筒66に複数の係合ピン94が突設されている。そして、巻芯33に対する帯状ワーク56の巻取り終了後に、操作軸75,77の所定量の移動に伴い、第1カム機構86の作用により押圧ばね74の付勢力に基づいて、巻芯33の巻幅が縮小変更される。このとき、この第2カム機構87の各傾斜カム孔93に対する係合ピン94の摺動係合により、各被動カム部材70が互いに離間する方向に移動される。これにより、巻芯33の両巻片34,35間の間隔が重合状態から所定の拡張間隔に拡張変更されるようになっている。
【0056】
従って、この第2実施形態によれば、前記第1実施形態における(1)〜(4)に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
【0057】
・ 前記各実施形態において、巻芯33の巻片34,35として、半円柱状、半楕円柱状、四角柱状等の異なった形状のものを使用すること。
・ 前記各実施形態において、調節機構65の第1カム機構86、第2カム機構87及び拡張機構90として、異なった構成のものを装備し、それらのカム機構86,87により、巻芯33の巻幅及び両巻片34,35間の間隔を変更するように構成すること。
【0058】
・ 前記各実施形態において、同期回転機構42として異なった構成のものを装備し、その同期回転機構42により、第1回転軸22及び第2回転軸27を同期して回転させるように構成すること。
【0059】
・ 前記各実施形態において、巻片を支持するカム部材の一方のみが動作で
きるように構成すること。このように構成した場合でも、前記実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明は、巻芯に対する帯状ワークの巻取り終了後に、巻芯の巻幅が狭められるとともに、その巻芯の巻片間の間隔が拡張されため、帯状ワークを中心部に巻ずれや損傷が生じたり、巻始め端部が巻芯の巻片間に残ったりすることなく、巻芯上から容易に抜き取ることができる。
又、この発明は、帯状ワークの巻取り終了後に、操作軸が所定量作動されることにより、カム機構を介して巻片間の間隔が拡張されるとともに、巻芯の巻幅が狭められる。よって、単一の調節機構により、巻芯の巻幅変更と巻片間の間隔変更とを同時に行うことができて、構成の簡略化を図ることができる。
さらに、この発明は、操作軸の外周面をカム面として利用できるため、巻片の2つの動作をさせるための駆動部材が不要になり、構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の巻取り装置を示す断面図。
【図2】 図1の巻取り装置の要部拡大断面図。
【図3】 図2の3−3線における断面図。
【図4】 図2の4−4線に沿った断面図。
【図5】 図1の巻取り装置における巻芯装着構成の部分拡大平面図。
【図6】 図5の6−6線に沿った断面図。
【図7】 図2の動作状態を示す要部断面図。
【図8】 図7の8−8線における断面図。
【図9】 図7の9−9線に沿った断面図。
【図10】 図7の状態からさらに動作した状態を示す要部断面図。
【図11】 図10の11−11線における断面図。
【図12】 図10の12−12線に沿った断面図。
【図13】 第2実施形態の巻取り装置を示す要部断面図。
【符号の説明】
22…第1回転軸、27…第2回転軸、33…巻芯、34,35…巻片、42…同期回転機構、43…駆動軸、46…回転用モータ、56…帯状ワーク、65…調節機構、70…被動カム部材、70a…外周カム面、70b…第1内周カム面、73…押圧ボール、74…押圧ばね、75…第1操作軸、77…第2操作軸、77a…外周カム面、79…第1駆動カム部材、79a…内周カム面、85…移動手段としての移動用シリンダ、86…カム機構を構成する第1カム機構、87…カム機構を構成する第2カム機構、88…第2駆動カム部材、W1,W2…巻幅、S1,S2…間隔。

Claims (3)

  1. 一対の回転軸と、その回転軸間に装着された2枚の巻片よりなる巻芯と、巻芯の双方の巻片間に帯状ワークの巻始め端部を止着するための接離手段とを備え、前記回転軸により巻芯を回転させ、巻芯の外周に帯状ワークを巻き取る巻取り装置において、前記巻芯の双方の巻片を巻幅方向及び接離方向に相対移動させて、巻芯の巻幅及び巻片間の間隔を調節する調節機構を設け、該調節機構は、操作軸を移動するための移動手段と、その操作軸の所定量の移動に伴って前記巻芯の双方の巻片に接離方向への相対移動を生じさせるとともに、双方の巻片に巻幅方向への相対移動を生じさせるカム機構とを備え、該カム機構は、
    前記操作軸の外周面に形成された外周カム面と、
    該外周カム面に対応して配置され、前記少なくとも一方の巻片を支持するとともに、前記操作軸の軸線と交差する面内において双方の巻片が接近離間する方向及び互い違いになる方向に移動可能な被動カム部材と、
    前記操作軸が巻取り位置にあるときに前記被動カム部材を前記外周カム面上で拘束するとともに、前記操作軸が前記巻取り位置から所定量移動したときに前記拘束を解除して前記外周カム面に従う被動カム部材の動作を許容する駆動カム部材と、
    前記被動カム部材を前記拘束を解除する方向に付勢するばねと
    を備えたことを特徴とする巻取り装置
  2. 前記被動カム部材が、前記双方の巻片をそれぞれ支持する一対のものであることを特徴とした請求項1に記載の巻取り装置。
  3. 一対の回転軸と、その回転軸間に装着された2枚の巻片よりなる巻芯と、巻芯の双方の巻片間に帯状ワークの巻始め端部を止着するための接離手段とを備え、前記回転軸により巻芯を回転させ、巻芯の外周に帯状ワークを巻き取る巻取り装置において、前記巻芯の双方の巻片を巻幅方向及び接離方向に相対移動させて、巻芯の巻幅及び巻片間の間隔を調節する調節機構を設け、該調節機構は、操作軸を移動するための移動手段と、その操作軸の所定量の移動に伴って前記巻芯の双方の巻片に接離方向への相対移動を生じさせるとともに、双方の巻片に巻幅方向への相対移動を生じさせるカム機構とを備え、該カム機構は、
    前記双方の巻片を支持するとともに、前記操作軸の軸線と交差する面内において双方の巻片が接近離間する方向及び互い違いになる方向に移動可能な一対の被動カム部材と、
    両被動カム部材に形成された各一対の傾斜カム孔と、
    前記各傾斜カム孔にそれぞれ係合され、かつ前記両被動カム部材を傾斜カム孔に沿って案内移動する複数の係合ピンと、
    前記操作軸が前記巻取り位置から所定量移動したときに前記両被動カム部材を前記傾斜カム孔及び係合ピンにより案内移動する駆動カム部材と、
    前記両被動カム部材を互いに離隔させる方向に付勢するばねと
    を備えたことを特徴とする巻取り装置。
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