JPH09147878A - 渦巻状電極群製造装置 - Google Patents

渦巻状電極群製造装置

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JPH09147878A
JPH09147878A JP7307671A JP30767195A JPH09147878A JP H09147878 A JPH09147878 A JP H09147878A JP 7307671 A JP7307671 A JP 7307671A JP 30767195 A JP30767195 A JP 30767195A JP H09147878 A JPH09147878 A JP H09147878A
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shaped
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武治 中ノ瀬
Saburo Nakatsuka
三郎 中塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻ずれ等のない、信頼性の高い渦巻状電極群
を効率よく製造する。 【解決手段】渦巻状電極群製造装置において、帯状電極
群6の中央部を係着しつつ、この中央部を中心にして二
つ折り状に巻回する巻回軸4と、帯状電極群6の第1領
域Pを吸着する第1吸着手段61と、帯状電極群6の第
2領域Qを吸着する第2吸着手段62とを備え、第1吸
着手段61と第2吸着手段62とは巻回軸4の両側に対
向して設けられ、第1吸着手段61は、巻回軸4による
帯状電極群6の巻回速度に応じて、吸着している帯状電
極群6の第1領域Pにかかる張力を調整しつつ、その第
1領域Pを巻回軸4の方向に移動させる送り手段を有
し、第2吸着手段62は、巻回軸4による帯状電極群6
の巻回速度に応じて、吸着している帯状電極群6の第2
領域Qにかかる張力を調整しつつ、その第2領域Qを巻
回軸4の方向に移動させる送り手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セパレータと正電
極板と負電極板とからなる帯状電極群を渦巻状に巻回す
る、電池用の渦巻状電極群の製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カメラ等の電源として用いられる電池
は、カメラ等の高性能、多機能化が進むに連れ、より高
電圧、高容量の電池が要望され、この要求を満たすべ
く、最適の正電極板と負電極板及びセパレータとを渦巻
状として電極群を構成した電池が広く用いられている。
そして、このような電池の生産性の向上と共に、安全
性、信頼性の向上をも図る上で、巻ずれ等なく如何に精
度良く渦巻状電極群を構成するかは重要課題である。
【0003】そこで、従来、円筒形電池等に用いられる
渦巻形電極群を製造する場合に巻きずれ等を防止する方
法とし、特開平7−14574号公報にその方法が開示
されており、この方法について図11を参照しつつ以下
説明する。この従来例は、巻回軸104の左右両側に上
下2段構造で、セパレータ1及び正電極板2と負電極板
3の幅に相当する溝幅を有する左右ガイドブロック10
5、106を設け、これらのガイドブロック105、1
06の溝にセパレータ1及び正電極板2と負電極板3を
それぞれ一枚づつ設置し、これらのセパレータ1及び負
電極板3の上には、ガイドブロック105、106の溝
幅に嵌合してその長手方向にスライド可能な重り11
0、111を載置し、正電極板2と負電極板3の一端
は、セパレータ1の所定位置に粘着テープなどを利用し
て固定してある。セパレータ1の長手方向中央部を巻回
軸104の溝104aに挟持して回転させ、セパレータ
1及び正電極板2と負電極板3をガイドブロック10
5、106の溝に沿って巻回軸104の方向にスライド
させて、セパレータ1の表面及び裏面に前記正極板2及
び負極板3を積層させた状態で、渦巻状に巻回し、渦巻
状電極群を形成する方法が提案されている。
【0004】次に図10を参照しつつ、渦巻状電極群の
センタ孔形状に関して述べる。前記従来例のように溝1
04aを備えた巻回軸104を用いてセパレータ1等を
巻回すると渦巻状電極群の形成後に、渦巻状電極群のセ
ンタ孔形状25は、その中央部がセパレータ1により分
割された形状となっていた。なお、このセンタ孔形状2
5については特公平6−7494号公報にも開示されて
いるところであるが、このセンタ孔形状25を円形状に
することについては、なんら開示されてはいない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
では、以下に示すような問題点があった。
【0006】まず1つは、渦巻状電極群を巻回軸104
を利用して巻く際に、セパレータ1及び正電極板2、負
電極板3が、巻回数の増加にともない、巻回軸104方
向にずれて、渦巻状電極群の端面が平面とならず略円錐
形状になることにより、電池ケース内部での電気的短絡
が発生し易くなり、また電池容量が低下したりするとい
う問題点があった。
【0007】2つめは、電池の性能、信頼性を維持する
には、渦巻状電極群の形成時に、所定の張力をセパレー
タ1及び正電極板2、負電極板3に付加しつつ、渦巻状
電極群の形状、寸法が安定するように確実に巻回する必
要が有るが、前記従来例のように、ガイドブロック10
5、106の溝に沿って、セパレータ1を巻回軸104
によって巻回すると、適切な重り110、111を選択
するとはいえ、重り110、111のみにより、セパレ
ータ1にかかる張力を調整しようとしており、またセパ
レータ1及び正電極板2、負電極板3を巻回軸104に
向け、その巻回速度に応じて積極的に移動させて、セパ
レータ1等にかかる張力を積極的に調整しようとする手
段を欠くために、極めて薄いセパレータ1が延び、時に
は皺を生じ、さらには破断し、電池の信頼性を確保しつ
つ、高速に生産性良く、渦巻状電極群を製造することは
困難であった。しかも、ガイドブロック105、106
上をセパレータ1または正電極板2、負電極板3がスラ
イドするために、その際の摩擦により、セパレータ1及
び正電極板2、負電極板3が損傷するという問題点もあ
った。
【0008】3つめは、渦巻状電極群の形成後にそのセ
ンタ孔形状が、円形状ではなく、中央で分割された形状
となっているために、後工程において正電極板2又は負
電極板3から引き出された集電体を封口板または電池ケ
ースに溶接する際に、その溶接工程で使用する治具の挿
入の自動化が困難であり、従来は人手に頼っていたため
に、生産効率の向上が図れないという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、帯状のセパレータはその中央部から一方の端
にかけての第1領域と前記中央部から他方の端にかけて
の第2領域とに分けられ、第1領域の上面に帯状の正電
極板若しくは負電極板のいづれか一方が配されかつ第2
領域の下面にその帯状の正電極板若しくは負電極板の他
方が配されて形成される帯状電極群、または、第1領域
若しくは第2領域のいづれか一方の領域の両面に正電極
板と負電極板を配し、他方の領域はセパレータのみとし
て形成される帯状電極群を、その中央部を中心に、2つ
折り状に渦巻状に巻回してなる渦巻状電極群を製造する
渦巻状電極群製造装置において、帯状電極群の前記中央
部を係着しつつ、この中央部を中心にして二つ折り状に
巻回する巻回軸と、帯状電極群の第1領域を吸着する第
1吸着手段と、帯状電極群の第2領域を吸着する第2吸
着手段とを備え、第1吸着手段と第2吸着手段とは巻回
軸の両側に対向して設けられ、第1吸着手段は、巻回軸
による帯状電極群の巻回速度に応じて、吸着している帯
状電極群の第1領域にかかる張力が適正となるよう
に、、その第1領域を巻回軸方向に移動させる送り手段
を有し、第2吸着手段は、巻回軸による帯状電極群の巻
回速度に応じて、吸着している帯状電極群の第2領域に
かかる張力が適正となるように、その第2領域を巻回軸
方向に移動させる送り手段を有することを特徴とする。
【0010】また、回転テーブル式の搬送手段と、その
側周面上に複数組の、巻回軸と第1吸着手段と第2吸着
手段とからなるユニットを備えるとより好適である。
【0011】また、第1吸着手段または/および第2吸
着手段は、その外周面に複数の吸気孔を有するエンドレ
スベルトを備え、帯状電極群の巻回時に、前記エンドレ
スベルト吸着面が巻回軸方向に回転するように送り手段
が構成されるとさらに好適である。
【0012】また、第1吸着手段または/および第2吸
着手段は、複数の吸気孔を有するブロックを備え、帯状
電極群の巻回時に、このブロック全体が巻回軸方向に移
動することにより、吸着している帯状電極群の第1領域
または第2領域を巻回軸方向に移動させるように送り手
段が構成されると好適である。
【0013】また、送り手段は、カムと運動変換手段か
らなり、運動変換手段がカム形状に従ってエンドレスベ
ルトまたはブロックを移動させるものとすると好適であ
る。
【0014】そして、巻回軸は巻芯と補助ピンとから構
成され、この巻芯と補助ピンは並行して設けられ、それ
らの間隙に帯状電極群中央部が挟持され、この巻回軸に
より帯状電極群が数回巻回された後に、補助ピンのみ前
記巻回部分から抜脱されることとすると好適である。本
発明によると、帯状電極群が巻回軸によって巻回される
際に、第1吸着手段及び第2吸着手段が、吸着しつつ帯
状電極群を移動させるために、帯状電極群の位置を拘束
するためのガイド等を特に必要とせず、位置ずれ等を起
こさずに帯状電極群を巻回できる。また、第1吸着手段
及び第2吸着手段が、帯状電極群の第1領域及び第2領
域を、双方から巻回軸に向け移動させるために、帯状電
極群のセパレータ等に過剰な張力が付加されるのを防止
でき、かつこの張力を最適にできるため、セパレータ等
の伸びのない、確実に巻回された渦巻状電極群が形成さ
れる。
【0015】またこのとき、帯状電極群が無理にスライ
ドさせられることもなく、帯状電極群が損傷することも
ない。
【0016】従って、本発明の装置により製造される渦
巻状電極群を用いた電池の品質向上及び信頼性の向上等
が図れる。
【0017】そして、これらの第1吸着手段と第2吸着
手段と巻回軸とからなるユニットを、回転テーブルの側
周面に複数組設け,回転テーブルの回転により、連続的
に帯状電極群が搬送されることすれば、前記品質向上と
共に、生産性の向上が図れる。また、この第1吸着手段
と第2吸着手段との送り手段を、カムと、このカムの運
動をエンドレスベルトまたはブロックの運動に変換する
運動変換手段によって構成することにより、上述の効果
を得つつ、装置の構造を簡略化できる。
【0018】さらに、巻回軸を巻芯と補助ピンによって
構成し、帯状電極群を巻芯と補助ピンとで数回巻回後
に、補助ピンのみ抜脱することにより、巻芯のみにより
渦巻状電極群が巻回され、その形成後にできるセンタ孔
形状が円形状となり、次工程で使用する治具のセンタ孔
への挿入が容易となり、生産性の向上が図れる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図1
から図9を参照して以下に説明する。
【0020】図1に、本発明の実施形態である渦巻状電
極群製造装置70の全体斜視図を示し、先ずこの渦巻状
電極群製造装置70の全体構造について、概略を説明す
る。
【0021】回転テーブル24には第1吸着手段61と
第2吸着手段62と巻回軸4とが1セットとなったもの
が、均等に5ステーション設けてあり、図1の位置Aか
ら位置Eの各々に1ステーションがある。そして、この
回転テーブル24は一定速度で右回転している。
【0022】また、セパレータ1がこの回転テーブル2
4に連続的に供給されており、このセパレータ1は切断
位置1aによって、1渦巻状電極群6を構成するのに相
当する長さに区切られている。この隣接する切断位置1
aと切断位置1a間の中央に中央部Sがあり、この中央
部Sを境にして、そこから前方の切断位置1aまでが第
1領域Pを構成し、後方の切断位置1aまでが第2領域
Qを形成する。その切断位置1aを基準に、セパレータ
1の第2領域Qの上面に負電極板3がガラステープを用
いて、集電体3aと共に貼付されている。ここで回転テ
ーブル24の位置Bから、セパレータ1の第1領域Pは
回転テーブル24の側周面に設けられた第1吸着手段6
1により吸着、搬送されていき、第2領域Qのセパレー
タ1と負電極板3とは、後記する正電極板2と共に第2
吸着手段62に吸着、搬送されていく。
【0023】また正電極板2は回転テーブル24の位置
Aで連続的に供給され、その側周面に設けられた第2吸
着手段62により1個々々吸着されていき、回転テーブ
ル24の回転に合わせて、位置Aで吸着された正電極板
2と前記の負電極板3が貼付されたセパレータ1とが位
置Bで第2吸着手段62により吸着される。ここで、セ
パレータ1の幅はその第2領域Qの下面に位置する正電
極板2の幅より僅かに広いために、第2吸着手段62は
これらを同時に吸着することができ、第2領域Qでセパ
レータ1と正電極板2と負電極板3との3層構造が形成
される。
【0024】その後、回転テーブル24の位置Kで一個
の渦巻状電極群6を形成するのに必要な長さにセパレー
タ1が切断され、巻回軸4が帯状電極群6aのセパレー
タ1の中央部Sを係止し、回転テーブル24上の位置C
から位置Dにかけて、セパレータ1と正電極板2と負電
極板3とで構成される帯状電極群6aを巻回して渦巻状
電極群6を形成する。
【0025】回転テーブル24の位置Dで形成された渦
巻状電極群6の外周を外周テープ69(図7参照)で固
定し、次工程の為の治具に挿入され、位置Eから次工程
に搬送されていく。
【0026】次に帯状電極群6aのセパレータ1等にか
かる張力を最適に調整しつつ、帯状電極群6aを巻回す
るための本発明の実施形態について説明する。
【0027】回転テーブル24の各ステーションには、
上述したように、第1吸着手段61と第2吸着手段62
と巻回軸4が1セットとなって設けてある。図2に示す
第1の実施形態は、前記第1吸着手段61と第2吸着手
段62が共に同構成のエンドレスベルト22を用いたも
のであるため、第1吸着手段61の構成について主に、
詳しく説明する。
【0028】第1吸着手段61を単独で示したものを図
3、図4に示す。第1吸着手段61はその外側面が回転
テーブル24の外周に則した円弧形状の外枠81を有
し、この外枠81は回転テーブル24に固定されて、こ
の外枠81の外側面の5箇所にはローラ82a、82
b、82c、82d、82eが設けられ、これらのロー
ラ82a、82b、82c、82d、82eを介して外
枠81の外周にエンドレスベルト22が周設されてい
る。
【0029】このエンドレスベルト22は次のようにし
て駆動される。下端にカムフォローワー16を備えると
共に、中央から上方にかけ、ラック17aを備える、ガ
イド20に案内されるロッド17があり、回転テーブル
24の中心と同心軸上に静止状態に設けられた駆動用溝
カム15の溝15aに前記カムフォローワー16が嵌合
し、回転テーブル24が回転するため、溝15aの形状
に応じて、ロッド17が半径方向に上下動し、このロッ
ド17と一体になったラック17aも上下動をする。
【0030】ここで、カムフォローワー16が駆動用溝
カム15の溝形状に従って、溝位置Jに来たときからラ
ック17aが下方動を始め、カムフォローワー16が溝
位置Kに来るまでラック17aが下方動を続ける。その
後、カムフォローワー16が溝位置Kから溝位置Lに来
るまでラック17aは徐々に上方動をし、溝位置Lから
溝位置Jに戻るまで、ラック17aは移動することな
く、停止している。
【0031】このラック17aの下方動に応じて、ラッ
ク17aと噛み合うように設られたワンウェイクラッチ
内蔵のピニオン18及びこのピニオン18と一体に設け
られた歯車19aが回転し、この回転がさらに相互に噛
み合う歯車19b、19cを介して、外枠81に設けら
れた歯車19cと一体の駆動ローラ21に伝達され、駆
動ローラ21は右回転をする。駆動ローラ21はエンド
レスベルト22に下方から当接しており、この駆動ロー
ラ21の回転によってエンドレスベルト22は左回転方
向に駆動されることになる。つまり、エンドレスベルト
22が巻回軸4に向け駆動されることになる。
【0032】ここで駆動用溝カム15の溝15aの形状
を適切にすることにより、巻回時に帯状電極群6aのセ
パレータ1等に付加される張力を適切に維持でき、セパ
レータ1等に皺などが発生せず、確実に渦巻状電極群6
の製造ができる。
【0033】またピニオン18はワンウェイクラッチを
内蔵しているため、前記のラック17aの上方動によっ
ては、ピニオン18が歯車19aに回転を伝達せず、エ
ンドレスベルト22は逆転することはない。このため、
帯状電極群6aの巻回時にセパレータ1等に過剰な張力
が付加されることを防止でき、セパレータ1の破断等を
防げる。
【0034】さらに、ロッド17の先端部分には張力を
調整するためのレバー48が設けてあり、このレバー4
8の先端に設けられたローラ48aをエンドレスベルト
22に当接させることによりエンドレスベルト22の弛
みを防止している。
【0035】さらに次に、図4を参照しつつ、セパレー
タ1等がこの第1吸着手段61の外周面に吸着される構
造について説明する。外枠81の外周面には真空溝53
が設けられており、真空装置52を介して真空引きされ
ている。そしてその外周に設けられているエンドレスベ
ルト22にはその真空溝53に対応して、吸気孔10が
設けられており、この吸気孔10を介してセパレータ1
等が第1吸着手段61に吸着される。帯状電極群6aが
このように吸着されることにより、帯状電極群6aを確
実に保持でき、特別なガイド等を必要とせず、位置ずれ
なく、その巻回ができる。
【0036】そこで、次にこの第1吸着手段61及び同
構造の第2吸着手段62と巻回軸4とを備えた回転テー
ブル24の1ステーションにより帯状電極群6aが巻回
される工程を以下に説明する。
【0037】図1の位置Aで正電極板2が第2吸着手段
62により吸着され、この状態を維持しつつ、このステ
ーションは位置Bまで移動する。この位置Bでは、第2
吸着手段62の前方にある第1吸着手段61によりセパ
レータ1の第1領域Pが先に吸着され、さらに回転テー
ブル24が回転することにより、そのセパレータ1の第
2領域Qが第2吸着手段62によって、負電極板3と共
に吸着され、この第2領域Qでは、セパレータ1と正電
極板2と負電極板3との3層構造となる。1渦巻状電極
群6を構成する帯状電極群6aが第1吸着手段61及び
第2吸着手段62により吸着されたところで、つまり位
置Kでセパレータ1の後端が切断される。回転テーブル
24がさらに回転し、このステーションが移動して、位
置Cに来ると、巻芯4aと補助ピン5から構成される巻
回軸4がセパレータ1の中央部Sに突出し、その中央部
Sが巻芯4aと補助ピン5により挟持され、巻芯4aと
補助ピン5とが同時に帯状電極群6aを巻回しはじめ
る。そして、この帯状電極群6aが数回巻回されると、
補助ピン5のみがこの部分から抜脱され、その後帯状電
極群6aは巻芯4aのみで巻回されていく。この巻回
は、回転テーブル24が位置Dにくる迄に終了する。こ
のとき、補助ピン5の抜脱によって生じる空隙は、帯状
電極群6aに適度の張力がかけられているために、その
後の帯状電極群6aの巻回によって、押しつぶさること
となり、その後の工程及び製品後の電池に不都合が生じ
ることはない。その後の位置D及び位置Eでの工程は上
述した通りである。
【0038】ここで、前記した巻回軸4の構成及びその
動作について、図7、図8を参照しつつ以下詳述する。
【0039】図7に示すように、巻回軸4は巻芯4aと
補助ピン5により構成される。巻芯4aはその外周に複
数の溝が軸方向に設けてあり、リーマ状になっている。
この巻芯4aに並行して、断面が円弧状で、その内側の
曲率が前記巻芯4aの外周と略同程度に構成された補助
ピン5が設けられている。図7(a)に示すように、回
転テーブル24の位置Cで帯状電極群6aが巻回される
際は、巻回軸4が帯状電極群6aの中央に突出し、その
中央部Sを前記巻芯4aと補助ピン5とで挟持し、帯状
電極群6aを巻回し始め、数回巻回したところで、図7
(b)に示すように補助ピン5のみが後退し、その帯状
電極群6aから抜脱される。その後は、図7(c)に示
すように、巻芯4aのみで帯状電極群6aが最後まで巻
回され、帯状電極群6aは前記した第1吸着手段と第2
吸着手段により適度の張力で確実に巻回されているため
に、補助ピン5の抜脱により生じた間隙は押しつぶされ
ることになる。この巻芯4aのみによる巻回時におい
て、巻芯4aはその外周にリーマ状の溝が多数設けてあ
るため、補助ピン5による介助がなくてとも、帯状電極
群6aと巻芯4a間には滑りは生じない。そして巻回終
了後には、図7(d)に示すように、渦巻状電極群6の
巻回が、弛緩を防止するための外周テープ69にて固定
されて、渦巻状電極群6の作製が終了する。
【0040】この巻回軸4を用いて、渦巻状電極群6を
形成することにより、そのセンタ孔形状25は図9に示
すように円形状となり、次工程で使用する治具の挿入が
容易となり、電池の製造工程全体として生産性の向上が
図れる。
【0041】次に、この巻回軸4の構造及びその作動に
ついて図8に断面図で示し、これを参照しつつ以下説明
する。
【0042】先ず、巻回軸4の回転駆動は、回転テーブ
ル24と同心に回転テーブル24の後方に固定された溝
カム37に嵌合するカムフォロワー38の上下動により
行われ、この運動がカムフォロワー38と一体となった
ラック39の上下動となり、このラック39に噛み合う
ピニオン40により回転運動に変えられた後、回転伝達
軸41及び相互に噛み合う歯車42、43を経由してス
リーブ35が回転し、スリーブ35に固定された巻芯4
aが回転する。補助ピン5は、スリーブ35と連結され
た回転力伝達ピン34により、スリーブ35の回転が補
助ピン5にも伝達され、さらにこの回転力伝達ピン34
と連結された補助ピン駆動部33に回転が伝達され、補
助ピン5が回転することとなる。そして、この巻芯4a
と補助ピン5の回転に応じて、帯状電極群6aが巻回さ
れていく。
【0043】次に、回転テーブル24とドラム状溝カム
44が同心軸上に固定され、そのドラム状溝カム44は
溝44a、44bを備え、この溝44a、44bのそれ
ぞれに嵌合するようにカムフオロワー47、45が設け
られている。溝44aとカムフオロワー47はスリーブ
35と連動しており、溝44aの形状は、巻芯4aが回
転テーブル24の略位置Cで突出し、その後略位置Dで
渦巻状電極群6の巻回終了後に後退して,渦巻状電極群
6から抜脱されるように形成されている。溝44bとカ
ムフオロワー45は補助ピン駆動部33と連動してお
り、溝44bの形状は、補助ピン5が回転テーブル24
の略位置Cで巻芯4aと共に突出し、その後帯状電極群
6aが数回巻回されたときに後退して,その帯状電極群
6aから抜脱されるよう構成されている。
【0044】次に、本発明の第2の実施形態について、
図5、図6を参照しつつ以下に説明する。
【0045】この第2の実施形態は前記の第1の実施形
態における第1吸着手段61または第2吸着手段62の
一方、またはその両方をエンドレスベルト22を用いた
ものから可動性のブロック7を用いた第1吸着手段6
1' または第2吸着手段62'に変更したものである。
以下ではこれを第1吸着手段61' として説明する。
【0046】この第1吸着手段61' のブロック7はそ
の外側面が回転テーブル24の外周面に則した円弧形状
をしており、その外側面には複数の吸気孔10' が設け
られている。そして、ブロック7は円弧状のガイドレー
ル12に沿って自由にスライド可能に製作されている。
【0047】さらに回転テーブル24上に支点11を中
心に回動する「く」の字型のレバー8が設けられ、レバ
ー8の上端部にはU形溝28を備え、下端部にはカムフ
ォロワー14を備える。また回転テーブル24と同心軸
上にブロック7を駆動するためのブロック駆動カム9が
静止状態に設けられ、このブロック駆動カム9からカム
フォロワー14を介してレバー8が駆動され、レバー8
はブロック駆動カム9のカム形状に応じて、支点11を
中心として左右に揺動することになる。
【0048】ここで、回転テーブル24の右回転にとも
なってレバー8の支点11から下方部分が左方向に揺動
し、この時逆にレバー8の支点11より上方部分は右方
向に揺動する。この運動によりブロック7は、所定の速
度で、レバー8のU形溝28からブロック7に設けられ
たピン13を介して、ガイドレール12上を、カム駆動
により巻回軸4に向け、前ストッパ49に当接するまで
移動する。
【0049】帯状電極群6aの巻回終了後は、ブロック
駆動カム9のカム形状によりブロック7は巻回軸4か
ら、後ストッパ50に当接する最遠の位置に復帰する。
【0050】ブロック駆動カム9のカム形状は、巻回軸
4の帯状電極群6aの巻回速度に対応じて、帯状電極群
6aの最適の送り速度が得られるような形状に加工され
ている。これにより、帯状電極群6aに付加される張力
を最適に保持しつつ巻回でき、巻ずれ等のない渦巻状電
極群6を形成できる。
【0051】なお、この第1吸着手段61' のブロック
7による帯状電極群6aの吸着方法であるが、前記した
第1吸着手段61のエンドレスベルト22による場合と
基本的に同様であるため、その構成を図6を参照しつ
つ、簡単に説明する。
【0052】ブロック7にはその外側面には、前記した
複数の吸気孔10' が2列設けられており、この吸気孔
10' はブロック7の内部中央に設けられた真空室51
に通じている。そして、真空室51は真空配管部52を
経由して真空装置に接続されており、その結果、これら
に連通する吸気孔10' を設けたブロック7の外側面に
帯状電極群6aが真空吸着される。
【0053】このように帯状電極群6aが吸着されるこ
とにより、位置ずれなく帯状電極群6aの巻回ができ
る。
【0054】なお、ここでは帯状電極群6aの巻回終了
まで適切な張力の確保と位置ずれ防止を図るべく、前ス
トッパ49の部分にも吸気孔10' 、真空室51、真空
配管52等を設け、帯状電極群6aを吸着できることと
した。
【0055】ここで、この真空室51を複数個に分割
し、それぞれの真空度や吸着のタイミングを巻回軸4に
よる巻回速度と対応させながらコントロールすることも
できる。この点は第1の実施形態であるエンドレスベル
ト22を用いた場合も同様である。
【0056】本発明の第3の実施形態として、第1吸着
手段と第2吸着手段をエンドレスベルト22を用いたも
のと、ブロック7を用いたものの組み合わせとすること
ができるのは勿論のこと、エンドレスベルト22または
ブロック7の駆動をカム駆動から変更して、モータ駆動
により行うことができるのは当然のことである。本発明
の第1の実施形態により、リチウム電池用渦巻状電極群
を製造した場合の結果を参考に示すと、巻回数が15タ
ーン程度であれば、本発明の渦巻状電極群製造装置70
は略60個/分の生産能力を有し、渦巻状電極群6の巻
ずれについても、両端面の平面度が0.5mm以内に収
めることができた。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、帯状電極群を巻回軸に
より巻回する際に、第1吸着手段及び第2吸着手段が共
に帯状電極群を吸着保持しつつ、巻回速度に応じて巻回
軸方向に、それを移動させる送り手段を有するために、
特別なガイド等を必要とせず、帯状電極群が位置ずれせ
ずに巻回され、また同時に無理な張力が付加されずに最
適な張力を維持しつつ、確実に巻回されることとなり、
渦巻状電極群の巻回不良を著しく抑制できる。
【0058】また、回転テーブル式の搬送手段と、その
側周面上に複数組の、巻回軸と第1吸着手段及び第2吸
着手段とからなるユニットを設けることにより、連続的
に渦巻状電極群の製作を行うことができ、渦巻状電極群
を用いた製品の信頼性の向上を図りつつ、生産性を大き
く向上できる。
【0059】また、送り手段をカムと運動変換手段によ
り構成し、この運動変換手段によりエンドレスベルトま
たはブロックを駆動することにより特別な位置決めや送
り速度制御等を省力でき、装置の簡略化が図れる。
【0060】さらに、巻回軸を巻芯と補助ピンにより構
成し、補助ピンが帯状電極群を数回巻回した時点でその
部分から抜脱されることにより、渦巻状電極群の形成後
にできるセンタ孔形状が円形状となり、次工程における
治具の挿入等が容易となり、電池製造時の全体的な生産
性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である渦巻状電極群製造装置
を示す全体概略斜視図である。
【図2】その第1の実施形態を示す全体断面図である。
【図3】第1の実施形態における第1吸着手段または第
2吸着手段と駆動用溝カムによる関係を示す断面図であ
る。
【図4】第1の実施形態における第1吸着手段または第
2吸着手段の吸着構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における第1吸着手段
または第2吸着手段を示す断面図である。
【図6】第2の実施形態における第1吸着手段または第
2吸着手段の吸着構造を示す斜視図である。
【図7】本発明の巻芯と補助ピンから構成される巻回軸
による帯状電極群の巻回状況を示す図であり、(a)は
巻回当初において、帯状電極群が巻芯と補助ピンにより
挟持されているところ示す斜視図であり、(b)は帯状
電極群が数回巻回後に、補助ピンのみが後退し、その帯
状電極群から抜脱されたところを示す斜視図であり、
(c)はその後巻芯のみで帯状電極群6が巻回されてい
く状況を示した斜視図であり、(d)は巻回終了後に外
周テープが貼付された渦巻状電極群を示す斜視図であ
る。
【図8】その巻芯と補助ピンから構成される巻回軸の全
体構造を示す断面図である。
【図9】その巻芯と補助ピンから構成される巻回軸によ
り渦巻状電極群を形成したときのセンタ孔形状を示す断
面図である。
【図10】従来の巻回軸により渦巻状電極群を形成した
ときのセンタ孔形状を示す断面図である。
【図11】従来の渦巻状電極群製造装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 セパレータ 2 正電極板 3 負電極板 4 巻回軸 4a 巻芯 5 補助ピン 6 渦巻状電極群 7 ブロック 9 ブロック駆動カム 10、10' 吸気孔 15 駆動用溝カム 22 エンドレスベルト 24 回転テーブル 44 ドラム状溝カム 61、61' 第1吸着手段 62、62' 第2吸着手段 70 渦巻状電極群製造装置 P 第1領域 Q 第2領域 S 中央部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のセパレータはその中央部から一方
    の端にかけての第1領域と前記中央部から他方の端にか
    けての第2領域とに分けられ、第1領域の上面に帯状の
    正電極板若しくは負電極板のいづれか一方が配されかつ
    第2領域の下面にその帯状の正電極板若しくは負電極板
    の他方が配されて形成される帯状電極群、または、第1
    領域若しくは第2領域のいづれか一方の領域の両面に正
    電極板と負電極板を配し、他方の領域はセパレータのみ
    として形成される帯状電極群を、その中央部を中心に、
    2つ折り状に渦巻状に巻回してなる渦巻状電極群を製造
    する渦巻状電極群製造装置において、 帯状電極群の前記中央部を係着しつつ、この中央部を中
    心にして二つ折り状に巻回する巻回軸と、帯状電極群の
    第1領域を吸着する第1吸着手段と、帯状電極群の第2
    領域を吸着する第2吸着手段とを備え、第1吸着手段と
    第2吸着手段とは巻回軸の両側に対向して設けられ、 第1吸着手段は、巻回軸による帯状電極群の巻回速度に
    応じて、吸着している帯状電極群の第1領域にかかる張
    力が適正となるように、その第1領域を巻回軸方向に移
    動させる送り手段を有し、 第2吸着手段は、巻回軸による帯状電極群の巻回速度に
    応じて、吸着している帯状電極群の第2領域にかかる張
    力が適正となるように、その第2領域を巻回軸方向に移
    動させる送り手段を有することを特徴とする渦巻状電極
    群製造装置。
  2. 【請求項2】 回転テーブル式の搬送手段と、その側周
    面上に複数組の、巻回軸と第1吸着手段と第2吸着手段
    とからなるユニットを備えた請求項1記載の渦巻状電極
    群製造装置。
  3. 【請求項3】 第1吸着手段または/および第2吸着手
    段は、その外周面に複数の吸気孔を有するエンドレスベ
    ルトを備え、帯状電極群の巻回時に、前記エンドレスベ
    ルトの吸着面が巻回軸方向に回転するように送り手段が
    構成された請求項1または2記載の渦巻状電極群製造装
    置。
  4. 【請求項4】 第1吸着手段または/および第2吸着手
    段は、複数の吸気孔を有するブロックを備え、帯状電極
    群の巻回時に、このブロック全体が巻回軸方向に移動す
    ることにより、吸着している帯状電極群の第1領域また
    は第2領域を巻回軸方向に移動させるように送り手段が
    構成された請求項1または2記載の渦巻状電極群製造装
    置。
  5. 【請求項5】 送り手段はカムと運動変換手段からな
    り、運動変換手段がカム形状に従ってエンドレスベルト
    またはブロックを移動させるものである請求項3たは4
    記載の渦巻状電極群製造装置。
  6. 【請求項6】 巻回軸は巻芯と補助ピンとから構成さ
    れ、この巻芯と補助ピンは並行して設けられ、それらの
    間隙に帯状電極群の中央部が挟持され、この巻回軸によ
    り帯状電極群が数回巻回された後に、補助ピンのみ前記
    巻回部分から抜脱される請求項1から5のいづれかに記
    載の渦巻状電極群製造装置。
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