JP3827430B2 - 感熱記録体と感熱記録体のオーバーコート剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発色性が良好で、記録画像の耐可塑剤性、耐油性、耐溶剤性及び耐水性を改善するために好適に使用される感熱記録体のオーバーコート剤と該オーバーコート剤を使用した感熱記録体を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、感熱記録体は塩化ビニルフィルム中の可塑剤や油脂類、また有機溶剤などと接触すると記録画像が退色したり、未発色部だったところが発色するという欠点を有する。このような欠点を克服するために、従来から感熱発色層上に保護層を設けることが行われており、この保護層を構成する成分としては、例えばポリビニルアルコール(以下PVAと略記する)やデンプンなどの水溶性高分子などが主成分として用いられている。
【0003】
このため、感熱記録体に耐水性を付与させる方法として、このような水溶性高分子と反応する架橋剤を併用することが行われている。しかしながら、保護層の形成の際に十分な架橋反応を生ずるような熱を加えることが出来ないこと、及び、反応性の高い架橋剤を使用すると塗液中で架橋反応が生じてしまい、塗液の粘度が著しく増大して塗布できなくなる等の問題がある。このような理由で耐水性を有し、しかも耐可塑剤性、耐油性に十分優れた感熱記録体は得られていないのが現状である。
【0004】
このような問題を解決するため、特開昭56−126193号公報ではカルボキシル基変性PVA、特開昭59−162088号公報ではカルボキシル基変性PVAとポリアミドエポキシ樹脂の併用、特開昭59−106995号公報ではアセトアセチル化PVAとアクリルニトリル−PVA共重合体の併用、特開昭59−169885号公報ではアクリル酸アミド/アクリロニトリル変性PVA、特開昭62−264990号公報ではエポキシ変性PVA、特開昭63−274589号公報ではエポキシ変性PVAと架橋剤との併用、特開昭63−296981号公報ではエポキシ変性PVAと酸変性PVAとの併用、特開平8−244341号公報ではエポキシ変性PVAとアルデヒド化合物の併用など、水溶性高分子に反応性を高める官能基を導入することや、その官能基と官能基の反応促進剤との併用などが提案されている。中でも酸変性PVA、エポキシ変性PVAが使用されている。上記エポキシ変性PVAは酸変性PVAに比較して耐水性は優れているものの、耐可塑剤性、耐油性において劣りそのため保護層の厚みを厚くしなくてはいけない問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる問題を解決したものであり、エポキシ変性PVAにおける耐水性はそのままに、更に、耐可塑剤性、耐油性に優れた感熱記録体保護層の組成物と、それを保護層に用いた感熱記録体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明において第1の発明は、支持体と、該支持体上に形成した感熱発色層と、該感熱発色層上に形成した保護層とを有する感熱記録体において、該保護層が重合度200〜3500、ケン化度が70モル%を越え、99.99モル%以下、かつエポキシ変性量が0.01〜10モル%のエポキシ変性PVAと式HO(CH2 CH2 O)nHで表されn=1〜10のポリエチレングリコールを含有し、該エポキシ変性PVAと該ポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが1〜10重量%である感熱記録体であり、第2の発明は、重合度200〜3500、ケン化度が70モル%を越え、99.99モル%以下、かつエポキシ変性量が0.01〜10モル%のエポキシ変性PVAと式HO(CH2 CH2 O)nHで表されn=1〜10のポリエチレングリコールを含有し、該エポキシ変性PVAと該ポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが1〜10重量%である感熱記録体のオーバーコート剤である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられるエポキシ変性PVAは、分子内に一般式
【0008】
【化1】
【0009】
(R1,R2,R3及びR4は水素原子又はアルキル基、n1は1又は2、n2は1、2又は3を表す。)
で示される共重合単位を含有する変性PVA系重合体である。
【0010】
エポキシ変性PVAとは、特願昭60−49243(特開昭61−209203)にて記載されているものである。即ち本発明で用いられるエポキシ変性PVAは、ビニルエステルと一般式
【0011】
【化2】
【0012】
(R1、R2、R3、R4、n1及びn2は前記式と同義)
で表されるエポキシ基含有不飽和化合物とラジカル重合開始剤存在下、共重合させた後、アルコール中アルカリ触媒によりケン化する等の方法で得られる。
【0013】
エポキシ基の含有量としては0.01〜10モル%の範囲が好適であり、更に好ましくは2〜8モル%である。エポキシ基の含有量が少ないと耐水性の効果は得難く、逆に多いと水溶液での安定性の低下が著しい。重合度は200〜3500の範囲が好適であり、更に好ましくは500〜2400である。重合度が小さいと耐水性の効果が得難く、逆に大きいと水溶液の粘度が上昇し塗工作業に支障をきたす。ケン化度はビニルアルコール単位70モル%を越え、99.99モル%以下の範囲が好適であり、更に好ましくは99.99〜88モル%である。ケン化度が小さいと耐水性の効果が得難い。
【0014】
エポキシ基以外の共重合単位としては、特に限定しないがエポキシ基と反応するようなカルボン酸基、アミド基などの基を含有する共重合モノマーと共重合する事は好ましくない。
【0015】
原料として用いられるポリエチレングリコールは感熱紙の発色剤であるロイコ染料と反応を行わず、また、顕色剤を溶解しないため、少なくとも式 HO(CH2CH2O)nH で表されn=1〜10の範囲が好適であり、更に好ましくはn=2〜8であり、最も好ましくはn=3〜6である。nが大きいポリエチレングリコールを使用すると、感熱発色層と反応し通常発色に十分な熱を加えたときでも発色しなくなる。つまり、発色性が悪くなる。
【0016】
オーバーコート剤はエポキシ変性PVAにポリエチレングリコールを添加することにより得ることが出来る。ポリエチレングリコールの添加量としては、エポキシ変性PVAとポリエチレングリコールの合計量に対して、ポリエチレングリコール量が1〜10重量%の範囲が好適であり、更に好ましくは2〜8であり、最も好ましくは4〜6である。ポリエチレングリコールの添加量が少ないと耐可塑剤性、耐油性の効果が得難く、逆に多いと発色性が悪くなる。
【0017】
ポリエチレングリコールの添加方法は、エポキシ変性PVAの溶解前の粒子状、溶解中、溶解後の何れにおいても混合可能であり特に限定するものではない。
【0018】
保護層の耐水性を更に増すために、オーバーコート剤としてエポキシ樹脂の硬化剤や硬化触媒を添加することが出来る。エポキシ樹脂の硬化剤としては、n−プロピルアミン、n−ブチルアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、ジアミノジフェニルメタンなどの第一級、第二級アミン類や2−メチルイミダゾールなどのイミダゾール類、液状ポリアミド樹脂などが挙げられる。エポキシ樹脂の硬化触媒としては、トリメチルアミン、トリ−n−ブチルアミンのどの第三アミン類や3フッ化ホウ素・エチルアミン錯化合物などのルイス酸とアミンとの錯化合物などが挙げられる。
【0019】
保護層の耐水性を更に増すために、オーバーコート剤として酸変性PVAを添加することが出来る。酸変性PVAに導入される酸基については特に制限はなく、カルボキシル基、スルホン基、ニトロ基、リン酸基などを単独あるいは複数用いることが出来る。
【0020】
感熱記録体の保護層を形成するため使用されるオーバーコート剤の塗工方法は、特に限定するものではなく、現在一般的に使用されている塗工機であるゲートロール、サイズプレス、バーコーター、ブレードコーター、エアナイフコーター等公知の方法を使用することが可能である。
【0021】
保護層の塗工量はコスト的にも少ないほうが良好であることは明白であるが0.1〜4.0g/m2の範囲が好適であり、更に好ましくは0.5〜2.0g/m2である。塗工量が少ないと、工業的には均一に塗工することが難しくなり、また本発明の効果である耐可塑剤性、耐油性を得難い。また、塗工量が多いと感熱発色層の熱反応性を阻害し、加熱時の発色性が悪くなる。
【0022】
本発明における支持体としては、紙、板紙及びこれ等の加工紙が使用されるが、特に限定するものではなく、パルプと各種ポリマーの混合物、或いはポリマーのみのフィルムを使用する事も可能である。
【0023】
感熱発色層は、一般的に染料と、通常発色に十分な熱が加わったときに溶融し該染料と反応し発色させる顕色剤と、それを支持体上に繋ぎ止める働きをする水溶性バインダーからなるもので、種々検討されているが、特に限定するものではない。
【0024】
【実施例】
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
【0025】
実施例1
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量5モル%・重合度1200・ケン化度98モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2 CH2O)4Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが5重量%となるよう調製した組成物を濃度10%で溶解した水溶液をブレードコーターで10g/m2塗工し風乾して感熱記録体を得た。
【0026】
該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を次の方法で評価し結果を表1に表す。
(1)耐水性
オーバーコート剤をコート後の感熱記録体を温度20℃湿度65%R.H.で48時間調湿し、水を1滴滴下して人差し指で擦りざらついた感じがするまでの擦った回数で評価した。
(2)発色性
オーバーコート剤をコート後の感熱記録体を100℃のギヤオーブンに10分間いれて発色させ温度20℃湿度65%R.H.で48時間調湿し、日本電色工業株式会社製の色差計を使用して発色濃度としてL値を測定した。
(3)耐可塑剤性
オーバーコート剤をコート後の感熱記録体を100℃のギヤオーブンに10分間いれて発色させ、温度20℃湿度65%R.H.で48時間調湿し、更に温度20℃湿度65%R.H.で48時間、軟質塩化ビニールシートを発色面に重ね20g/cm2加圧してしを下記の評価基準で目視により退色率を測定した。
耐可塑剤性判定基準
退色無し →5
退色率 0〜 25%未満 →4
退色率 25〜 50%未満 →3
退色率 50〜 75%未満 →2
退色率 75〜100%未満 →1
【0027】
実施例2
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量8モル%・重合度1200・ケン化度98モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2 CH2O)10Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが1重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をブレードコーターで10g/m2塗工し風乾して感熱記録体を得た。該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0028】
実施例3
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量5モル%・重合度500・ケン化度98.5モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2 CH2 O)6Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが10重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をブレードコーターで10g/m2 塗工し風乾して感熱記録体を得た。該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0029】
実施例4
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量1モル%・重合度2400・ケン化度98.5モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2CH2O)4Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが5重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をバーコーターで20g/m2 塗工し風乾して感熱記録体を得た。該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0030】
比較例1
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量5モル%・重合度1200・ケン化度98モル%のエポキシ変性PVAを濃度10%で溶解した水溶液をブレードコーターで10g/m2塗工し風乾して感熱記録体を得た。
該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0031】
比較例2
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、重合度1200・ケン化度98モル%の未変性PVAを濃度10%で溶解した水溶液をバーコーターで10g/m2塗工し風乾して感熱記録体を得た。
該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0032】
比較例3
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、重合度1200・ケン化度98モル%の未変性PVAとHO(CH2 CH2 O)4Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが5重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をブレードコーターで10g/m2 塗工し風乾して感熱記録体を得た。該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0033】
比較例4
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量8モル%・重合度1200・ケン化度98モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2 CH2O)4Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが15重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をブレードコーターで10g/m2 塗工し風乾して感熱記録体を得た。該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0034】
比較例5
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量15モル%・重合度1200・ケン化度98.5モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2 CH2 O)12 Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが10重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をブレードコーターで10g/m2 塗工し風乾して感熱記録体を得た。該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0035】
比較例6
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量5モル%・重合度100・ケン化度98モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2 CH2 O)1 Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが10重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をブレードコーターで5g/m2 塗工し風乾して感熱記録体を得た。該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0036】
比較例7
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量5モル%・重合度1200・ケン化度70モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2 CH2O)4Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが5重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をブレードコーターで10g/m2 塗工し風乾して感熱記録体を得た。該感熱記録体の発色性、耐水性、耐可塑剤性、耐油性を評価し結果を表1に表す。
【0037】
比較例8
オーバーコート層のない市販のファクシミリ感熱記録紙に、エポキシ変性量0.05モル%・重合度3600・ケン化度98モル%のエポキシ変性PVAとHO(CH2 CH2 O)4Hで表されるポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが5重量%となるよう調製した組成物の10%水溶液をブレードコーターで10g/m2 塗工しようとしたが濃度が高く塗工不可能だった。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】
本発明において、エポキシ変性PVAとポリエチレングリコールを併用することにより、エポキシ変性PVAにおける耐水性はそのままに、更に、耐可塑剤性、耐油性に優れた感熱記録体保護層の組成物と、それを保護層に用いた感熱記録体を容易に得ることが可能となった。
Claims (2)
- 支持体と、該支持体上に形成した感熱発色層と、該感熱発色層上に形成した保護層とを有する感熱記録体において、該保護層が重合度200〜3500、ケン化度が70モル%を越え、99.99モル%以下、かつエポキシ変性量が0.01〜10モル%のエポキシ変性ポリビニルアルコールと式HO(CH2 CH2 O)nHで表されn=1〜10のポリエチレングリコールを含有し、該エポキシ変性ポリビニルアルコールと該ポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが1〜10重量%である感熱記録体。
- 重合度200〜3500、ケン化度が70モル%を越え、99.99モル%以下、かつエポキシ変性量が0.01〜10モル%のエポキシ変性ポリビニルアルコールと式HO(CH2 CH2 O)nHで表されn=1〜10のポリエチレングリコールを含有し、該エポキシ変性ポリビニルアルコールと該ポリエチレングリコールの合計量に対して、該ポリエチレングリコールが1〜10重量%である請求項1に記載の感熱記録体のオーバーコート剤。
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