JP3827117B2 - 眼科装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼を観察または撮影する時に被検者の頭部の高さ位置を固定するための眼科装置用顎台装置を備えた眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
眼科装置には眼底撮影装置(眼底カメラ)や角膜細胞観察・撮影装置など、被検眼の被検部位を観察又は/及び撮影するための装置がある。かかる装置においては観察・撮影光学系と被検眼との位置合わせが重要である。この位置合わせのためには、被検者の頭部が眼科装置に対して所定の位置に固定されるように頭部を支持する必要がある。そのために多くの眼科装置には額当や顎台が装備されている。特に顎台は頭部の高さ位置を調整・固定させる役割を担う。従来の顎台では、顎当部が、垂直方向に伸延した支柱に支えられ、ハンドルを回転させることによりヘリコイドの作用によって顎台が上下動する。検者は、額当ての支柱に付された印(被検眼高さマーク)と被検者の被検眼の位置を見ながら顎当部の高さを概略的に調整する。次に被検者は、顎当部・額当に頭部を固定する。これにより、頭部が仮の位置に位置決めされる。次に検者は、眼科装置の前眼部観察光学系が撮像した被検眼前眼部像をモニター画面で見ながら、被検眼の位置がその後のアライメント操作に支障のない位置であるかどうかを判断する。アライメントとは、観察・撮影光学系の光軸を被検眼に対して正確に位置合わせすることである。概略的に高さ調整がされただけの顎当部に頭部を固定しても、多くの場合、被検眼はアライメント操作を支障なく行えるような位置にはない。そこで、検者が被検者に指示することによって被検眼を誘導したり、また、検者の詳細な操作によって顎当部高さを微調整する。このような手順によって、アライメント操作を支障なく行えるような位置に被検者の頭部を設定し、検者の判断によって以後のアライメント操作に移行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の顎台では、顎当部の高さ位置が最終的に設定されるまでに検者の操作・判断を多く必要としていた。また、最終的な高さ位置に顎当部が設定されるまでに多くの時間を要していた。
【0004】
一方、観察・撮影光学系の位置を自動的に微調整して、その観察・撮影光学系の光軸を被検眼に対して正確に位置合わせ(アライメント)する、自動アライメント装置を備えた眼科装置が提案されている(例えば、特開平7−88086号公報参照)。これは、アライメント指標投影手段で被検眼にアライメント指標を投影し、被検眼からのアライメント指標の反射像を前眼部観察光学系で観察しながら、観察・撮影光学系の位置を微調整してアライメントを行うものである。また、かかるアライメント装置によりアライメントがなされる前に、被検眼の位置を所定の範囲に誘導する予備アライメント装置も提案されている(例えば、特公平4−30291号、特開平6−114006号公報参照)。このような、アライメント装置と予備アライメント装置を備えた眼科装置であっても、予備アライメント完了後に素早く被検者の頭部の位置を固定しないと、その後の自動アライメントに支障を来す。予備アライメント完了後に頭部が大きく動くと、アライメント装置の前眼部観察光学系がアライメント指標反射像を捕らえられなくなるからである。予備アライメント完了後に素早く被検者の頭部の位置を固定するには、予備アライメントで設定されるであろう顎当部の高さ近くに予め顎当部を待機させておくことも考えられるが、それでは被検者が予備アライメントを行うときの邪魔になる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、顎当部の高さ位置設定に際して検者の操作・判断を不要として頭部の高さ位置を素早く固定しうる顎台装置を備えた眼科装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る眼科装置は、被検者の顎が当接される顎当部と、ラック部を有し、該顎当部の少なくとも高さ位置を変更可能に支持する支持部と、該ラック部とかみ合い、回動自在である小歯車と、該顎当部を上方に付勢する付勢手段と、該顎当部の高さ位置を固定する固定手段と、被検眼に指標光を投影する指標投影手段と、テレビカメラを有し、被検眼の前眼部を観察する前眼部観察光学系と、該固定手段を制御可能な制御手段とを備え、該顎当部は、該被検者が顎を当接させた状態で頭部を下降させることにより押し下げることができ、該制御手段は、該テレビカメラからの画像信号に基づき、該前眼部観察光学系の視角に、該指標光の角膜反射像が入ったことを検出すると、該固定手段を作動させ、該固定手段が作動することにより、該小歯車が固定されて該顎当部の高さ位置が固定される(請求項1)。
【0007】
この眼科装置の使用に際しては、まず、被検者は顎を顎当部に当接させたままで頭部の高さを調整する。顎当部の高さは頭部の上下動に追随して変動する。そして、頭部が所定の高さ位置に導かれると、固定手段を動作させ、顎当部をその高さ位置に固定する。この装置によると、顎当部の高さ位置設定に際し、検者の操作・判断は不要となり、素早く顎当部の高さ位置が固定される。
【0008】
また、前記課題を解決するため、本発明に係るもう一つの眼科装置は、被検者の顎が当接される顎当部と、ラック部を有し、該顎当部の少なくとも高さ位置を変更可能に支持する支持部と、該ラック部とかみ合い、回動自在である小歯車と、該顎当部を上方に付勢する付勢手段と、該顎当部の高さ位置を固定する固定手段と、被検眼に指標光を投影する指標投影手段と、テレビカメラを有し、被検眼の前眼部を観察する前眼部観察光学系と、該テレビカメラが撮像した画像を表示するモニタ表示器と、該固定手段を作動する操作スイッチとを備え、該顎当部は、該被検者が顎を当接させた状態で頭部を下降させることにより押し下げることができ、該操作スイッチが操作されて、該固定手段が作動することにより、該小歯車が固定されて該顎当部の高さ位置が固定される(請求項2)。
【0009】
この眼科装置の使用に際しては、まず、被検者は顎を顎当部に当接させたままで頭部の高さを調整する。顎当部の高さは頭部の上下動に追随して変動する。そして、頭部が所定の高さ位置に導かれると、人手によって固定手段を動作させ、顎当部をその高さ位置に固定することができる。この装置によっても、顎当部の高さ位置設定に際し、素早く顎当部の高さ位置が固定される。
【0010】
上記眼科装置において、該指標光がアライメント指標光であり、該指標投影手段が、被検眼に該アライメント指標光を投影するアライメント指標投影手段であり、該被検眼からの該アライメント指標光の反射像を該前眼部観察光学系で観察してアライメントを行うアライメント装置と、該アライメント装置によりアライメントがなされる前に、該反射像が該前眼部観察光学系により観察できる位置に被検眼を誘導する予備アライメント装置とを備えてもよい。(請求項3)。
【0011】
また、上記眼科装置において、該指標光がアライメント指標光であり、該指標投影手段が、被検眼に該アライメント指標光を投影するアライメント指標投影手段であり、該被検眼からの該アライメント指標光の反射像を該前眼部観察光学系で観察してアライメントを行うアライメント装置と、該アライメント装置によりアライメントがなされる前に、該反射像が該前眼部観察光学系により観察できる位置に被検眼を誘導する予備アライメント装置とを備え、該制御手段は、該予備アライメント装置による予備アライメント完了後、該アライメント装置によるアライメント開始前に、該固定手段を作動させてもよい(請求項4)。
【0013】
これらの眼科装置によれば、予備アライメント完了後に素早く頭部をその時の高さ位置に安定して支持することができる。よって、予備アライメント完了した後に、アライメント装置の前眼部観察光学系の視角からアライメント指標反射像が外れてしまうようなことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図7に基づいて説明する。
【0015】
図1は、眼科装置の一つである角膜細胞撮影装置1の斜観図である。この角膜細胞撮影装置1には額当31と顎台装置40が設けられている。被検者はこれらに額と顎を当接させ、頭部の位置を固定する。角膜細胞撮影装置1のハウジングには孔部32が設けられている。ハウジング内部に設けられた撮影系は、この孔部32を通して被検眼Eを観察・撮影する。
【0016】
図2は、この角膜細胞撮影装置1の撮影系3の構成を示す構成図である。撮影系3は角膜細胞撮影装置1の機枠2に配設されている。機枠2は図示しない駆動装置によって角膜細胞撮影装置1のフレームに対して移動する。すなわち、被検眼Eに対して近接・離隔するZ方向、並びに、このZ方向に垂直で互いに直交するX方向、Y方向に移動する。
【0017】
撮影系3は、被検眼Eの前眼部をその斜め前方からスリット光によって照明するための照明光学系4と、被検眼Eの前眼部表面で反射された前記スリット光によって角膜内皮細胞を撮影するための撮影光学系5と、被検眼Eの前眼部を観察する前眼部観察光学系35と、被検眼Eの前眼部に向けて撮影光軸位置合わせ(アライメント)のためのアライメント指標光を正面から投影し、且つその角膜反射光を撮像するためのアライメント光学系6と、撮影光学系5の焦点を被撮影部位たる角膜内皮に一致させるための合焦光学系7とを含んでいる。
【0018】
照明光学系4は、前眼部照明用光源としてのストロボ放電管8を有し、そこからの可視光をスリット9に通し、このスリット光を投影レンズ10によって被検眼Eの角膜に収束させるものである。本実施形態では照明光学系4の光路にその途中から後述の合焦光学系7の光路を同一にするため、光路途中にハーフミラー11を介在させている。このハーフミラー11は可視光である照明光は透過し、赤外光である後述の合焦検出用光は反射するものである。
【0019】
撮影光学系5は、角膜細胞組織を撮影するためのテレビカメラ12を有し、被検眼Eの角膜で反射された前記スリット光を対物レンズ13、ミラー14および結像レンズ15を通したうえで前記テレビカメラ12に導くものである。本実施形態では撮影光学系5の光路が後述の合焦光学系とほとんど同一にしているため、途中で光路を分岐するためのハーフミラー16を介在させている。このハーフミラー16は可視光である照明光は反射し、赤外光である後述の合焦検出用光は透過するものである。
【0020】
前眼部観察光学系35は、テレビカメラ12と前眼部撮影レンズ24とで構成され、テレビカメラ12によってハーフミラー16、前眼部撮影レンズ24、ビームスプリッター23を介して被検眼Eの前眼部像を観察するものである。
【0021】
アライメント光学系6は、アライメント指標光の光源としての発光ダイオード17を有し、この発光ダイオード17からの近赤外光をミラー18、19、集光レンズ20、21、ハーフミラー22およびビームスプリッター23によって平行化するとともに前眼部観察光学系35の光軸に沿わせて被検眼Eの前眼部にその正面から照射するものであり、さらに、前記アライメント指標光の被検眼E頂点における反射像(プルキンエ像)は、前記ビームスプリッター23、前眼部撮影レンズ24およびハーフミラー16を透過させてテレビカメラ12に送られる。前記ハーフミラー22は近可視光である前記アライメント指標光を反射し、可視光である後述の固視指標光を透過するものである。
【0022】
そして、テレビカメラ12の受光面12aで結像した画像による受像信号は図外のモニタ表示器に光点として表示される。このモニタ表示器ではその画面中心に撮影光学系5の光軸が設定されている。アライメントは、図示しない制御装置からの信号により、前記光点が画面中心近傍の狭い範囲に入るように機枠2がX、Y方向に移動させられることによってなされる。この機枠の移動は、前記駆動装置が制御装置によって制御されることによってなされる。
【0023】
なお、アライメント光学系6には被検眼Eの光軸を一定方向に定めるための固視灯としての発光ダイオード25も配設されており、この固視灯25からの固視指標光は前記ハーフミラー22を透過してアライメント光学系6の光路に沿って被検眼Eに至るようにされている。
【0024】
合焦光学系7は、合焦用光源としての照明ランプ26と合焦検出用受光素子27とを有しており、照明ランプ26から集光レンズ28を透過してくる赤外光を前記ハーフミラー11によって照明光学系4の光路に沿わせてスリット光化して被検眼Eに照射し、その前眼部表面における反射光を前記撮影光学系5の光路に沿って前記合焦検出用受光素子27に至らせるものである。その際、前眼部表面反射光は撮影光学系5の光路に沿って前記ハーフミラー16に至り、これを透過して合焦検出用受光素子27に受光される。
【0025】
前記照明光学系4と合焦光学系7とは互いに、合焦検出用の前記スリット光が前記合焦検出用受光素子27の受光点にちょうど入射するように反射される反射点が、照明光学系4におけるスリット光の収束点となるように構成されている。
【0026】
そして、機枠2をZ方向に移動させ、スリット光が合焦検出用受光素子27に受光された(合焦がなされた)ことによる信号によって機枠2のZ方向移動が停止させられる。この合焦動作は前記アライメント動作と並行してもよく、また、アライメントが完了した後になされてもよい。
【0027】
前記アライメント光学系6において、その光路における集光レンズ21の被検眼E側に開口部材(以下、照門という)29が配設されている。照門29は、被検者が固視灯25を見た場合、固視灯25より僅かに大きく見える開口部が形成されたものである。この場合の固視灯25は照門29に対するいわば照星となる。予備アライメント装置は、この照門29と、固視灯25から被検眼Eに至る光学系とで構成されている。
【0028】
被検者が照門29を通して固視灯25を見た場合、固視灯25がちょうど照門29に一致するように被検眼が位置するため、アライメント光学系6の光軸と被検眼Eの角膜頂点とが近接する状態となる。よって、アライメント指標光の角膜反射像が、前眼部像を撮像しているテレビカメラ12で受像できるようになる。よって、被検者が照門29を通して固視灯25を見ることができる位置に被検眼Eが誘導された状態、すなわち、予備アライメントが完了した状態から、引き続きアライメントを行うようにするとよい。
【0029】
前記照門29は、たとえば同心円状に配設した液晶パターンの切り換え表示等によってその開口部が拡大および収縮するように構成することも可能である。このように構成することにより、被検眼を一定位置且つ一定の方向に誘導することがさらに容易になる。
【0030】
また、前記照門29は固視灯25から被検眼Eにいたる光軸上に固設される必要はなく、たとえば、光学系によって照門を合成投影するか、または照門を光軸上に進入および退避しうるように構成することも可能である。そうすることにより、装置の構成上の自由度が増し、開口部の拡大、収縮がさらに容易になる。
【0031】
前記開口部とは、実際に空間が形成されたものの他、上述のごとく空間的には閉止されていて光の全波長域が透過しうる小径の部分が形成されたものであってもよい。したがって、たとえば、透明な合成樹脂またはガラスなどに光を透過せしめる部分(前記小径孔に相当)を除いてその周囲に印刷などによって光不透過部や後述の光学フィルター部を形成したものなども採用しうる。
【0032】
図3は、顎台装置40の構成を示す構成図である。また、図4はこの顎台装置40の構造を詳細に示すための図であり、(a)は図3のA−A矢視断面図、(b)は(a)のB−B線に沿った縦断面図、(c)は図3の矢印Cの方向からみた側面図である。
【0033】
顎台装置40は主に、顎当部41と、摺動機構42と、電磁クラッチ43と、軸受装置44と、当板45と、コイルバネ49とで構成されている。電磁クラッチ43と、軸受装置44は、角膜細胞撮影装置1のフレーム33に固定されている。また、摺動機構42は外筒42aとこの外筒42aの内部において上下方向に摺動可能に設けられた内筒42bとで構成されている。この摺動機構42が請求項にいう支持部に相当する。外筒42aはその下端が取付板46を介してフレーム33に固定されている。顎当部41は内筒42bの上端に固定されている。顎当部41の上面には2つのくぼみ41a、41bが形成されているが、これは被検眼Eが左目である場合と右眼である場合のそれぞれの場合に対応して、顎を当接させる箇所を設けたものである。つまり、被検眼が左目である場合は顎をくぼみ41aに、被検眼Eが右目である場合は顎をくぼみ41bに当接させるのである。取付板46には、その下方に当板45がスペーサ47を介して設けられている。コイルバネ49は内筒42bと当板45との間に介在し、当板45に対して内筒42bを上方に付勢している。棒状体48は伸縮するコイルバネ49の案内用に設けられたものであり、その下端が当板45に固着されている。
【0034】
内筒42bの側面には上下方向に伸延するラック50aが形成されている。そして、外筒42aに形成された切欠部42e(図4(c)参照)からこのラック50aの一部が露出している。電磁クラッチ43は、フレーム33に固定された取付部43aと、この取付部43aに固定された摩擦板43bと、この摩擦板43bを貫通して軸受43cで一端を軸支されて摩擦板43bに対して回動自在に設けられた貫通軸43dと、この貫通軸43dに固定された摩擦板43eとを備えている。貫通軸43dの他端は軸受装置44で軸支されている。この電磁クラッチ43は、通電されていない状態では2つの摩擦板43b、43eは接触しておらず、よって貫通軸43dは回動自在である。しかし、電磁クラッチ43に通電がされると、電磁力によって貫通軸43dが図4(b)において右方向に駆動され、2つの摩擦板43b、43eの摩擦面同士が圧接してクランプ状態となる。よって貫通軸43dは回動不能となる。また、貫通軸43dの中央部には小歯車50bが固定されている。この小歯車50bは、ラック50aの切欠部42eから露出した部分とかみ合っている。また、内筒42bの側面にはピン42cが突設されており、このピン42cの先端が外筒42aに上下方向に形成された長孔42dから突出している。このピン42cと長孔42dによって、内筒42bの外筒42aに対する回動と上下方向の摺動範囲が規制される。
【0035】
次にこの角膜細胞撮影装置1において顎台装置40がどのように使用されるかを具体的に説明する。顎当部41に被検者の頭部が載っていない状態では、顎当部41は図4に示されるような高い位置にある。しかし、この状態でコイルバネ49の弾発力は、顎当部41と内筒42bの総重量とほぼ釣り合っており、小さな力で顎当部41を押し下げることができる。被検者はまず、顎当部41の上面のくぼみ41a、41bの一方に自らの顎を当接させ、被検眼Eの高さが孔部32の高さ位置になるまで顎当部41を押し下げる。このときは電磁クラッチ43には通電はされていない。よって、顎当部41を押し下げると、内筒42bが下がり、ラック50aとかみ合っている小歯車50bが回転し、摩擦板43eも回転する。そして、被検者は固視灯25を視認できる位置を、自らの頭部を上下動させながら探すのである。被検者は照門29の開口部を介して固視灯25を見なければならない。よって、被検者が固視灯25を視認したときの被検眼Eの位置は、前眼部観察光学系35の光軸の近辺にあり、前眼部観察光学系35の視角にアライメント視標光の角膜反射像が入っている。テレビカメラ12の画像信号は図外の制御装置に送出される。この制御装置は、前眼部観察光学系35の視角に角膜反射像が入ったことを検出すると、予備アライメントが完了したものとみなして、電磁クラッチ43に通電させる。すると電磁クラッチ43の摩擦板43b、43e同士が圧接し、貫通軸43dは回動できなくなる。ラック50aと小歯車50bとはかみ合っているので、貫通軸43dが回動不能の状態になると内筒42bもその高さ位置から上下方向に変動できなくなる。これによって顎当部41がそのときの高さ位置に固定され、被検者の頭部が安定した状態で支持される。ここでは電磁クラッチ43が請求項にいう固定手段に相当する。そして、この状態でアライメント装置による自動アライメントが開始される。アライメント装置とは前眼部観察光学系35、アライメント光学系6、前記駆動装置などから構成される装置である。予備アライメントの完了後、顎当部41の高さ位置が瞬時に固定されるので、予備アライメント完了時の位置に頭部を固定したままで、自動アライメントを開始することができる。そして、自動アライメントと、合焦光学系7による合焦とがなされ、撮影光学系5による被検眼の角膜細胞の撮影が完了すると、電磁クラッチ43への電力供給が停止されてクランプが解除される。
【0036】
なお、上記実施形態では、予備アライメントの完了を制御装置が検知して、制御装置が固定手段たる電磁クラッチ43を起動させるようにしている。しかし、制御装置によって固定手段(電磁クラッチ43)を起動させるのではなく、人手によって固定手段を起動するようにしてもよい。具体的には、例えば、固定手段起動用の操作スイッチを設けるようにしてもよい。テレビカメラ12が撮像する前眼部の画像はモニタ表示器に表示されるので、角膜細胞撮影装置1の操作者はその表示を見ながら予備アライメント完了を判断し、操作スイッチの操作により固定手段を起動させるのである。
【0037】
図5は、顎台装置のもう一つの実施形態を示す構成図である。また、図6はこの顎台装置60の構造を詳細に示すための縦断面図である。この顎台装置60は、図1のような角膜細胞撮影装置に適用されており、この角膜細胞撮影装置の撮影系の構成は図2のものと同様である。この顎台装置60は、主に、顎当部61と、接触検知部70と、摺動機構62と、駆動機構66と、図外の制御装置とで構成されている。顎当部61は、接触検知部70に軸70aで軸支されている。この顎当部61の上面には、図3、図4の顎当部41と同様に、2つのくぼみ61a、61bが形成されている。接触検知部70の基部70bには2つのマイクロスイッチ70c、70dが固設されており、顎当部61はこのマイクロスイッチ70c、70dの作動子の弾発力によって水平状態に維持されている。2つのマイクロスイッチ70c、70dは顎当部61の2つのくぼみ61a、61bに対応する位置に設けられている。摺動機構62は、外筒62aと、この外筒62aの内部において上下方向に摺動可能に設けられた内筒62bとで構成されている。外筒62aはその下端が角膜細胞撮影装置のフレーム73に固定されている。内筒62bの上端には接触検知部70の基部70bが固定されている。駆動機構66は、モータ66aと、このモータ66aの軸に連結されて回転数を減速させる減速装置66bと、2枚のギヤ66c、66dからなるギヤ機構と、ギヤ66dに固定され外周に雄ネジが形成されたネジ軸66eと、内筒62bの内周面に固定されネジ軸66eと螺合するナット66fとで構成されている。このネジ軸66eとナット66fとで送りネジ機構が構成されている。減速装置66bの下端はフレーム73に固定されており、モータ66aの回転はこの減速装置66bとギヤ機構を介してネジ軸66eに伝えられる。よって、モータ66aの回転を制御することによって、内筒62bを上下動させることができる。モータ66aは制御装置によって制御される。内筒62bの側面には外方に向かってピン62cが突設されている。このピン62cの先端は、外筒62aに上下方向に形成された長孔62fから突出している。このピン62cと長孔62fによって、内筒62bの外筒62aに対する回動が規制されている。また、外筒62aの周辺には上下2箇所にフォトカプラ62d、62eが固定されており、ピン62cとフォトカプラ62d、62eによって、内筒62bの外筒62aに対する上下方向の摺動範囲が規制される。すなわち、内筒62bの高さ位置は、ピン62cの高さがフォトカプラ62dの高さに一致するような位置と、ピン62cの高さがフォトカプラ62eの高さに一致するような位置との間に制限される。フォトカプラ62d、62eの間にピン62cが入ると、フォトカプラ62d、62eはこれを検知し、フォトカプラ62d、62eから検知信号が制御装置に送出され、制御装置がモータ66aの回転を停止させて、内筒62bの動きを停止させるのである。
【0038】
次に角膜細胞撮影装置の使用状態を説明しながら、この顎台装置60の作用を具体的に説明する。当初、顎当部61は、可動高さ範囲の最も下の位置にある。この位置は、ピン62cがフォトカプラ62dの間に入るような位置である。このとき顎当部61には被検者の顎が接触しておらず、顎当部61は図6に示されるような水平状態にある。この状態で被検者は角膜細胞撮影装置のハウジングに形成された孔部を右目又は左目で覗き込み、照門29を介して固視灯25を視認できる位置を自らの頭部を上下動させながら探す。このとき顎当部61は、可動高さ範囲の最も下の位置に待機しているので、被検者が頭部位置を調整するときの邪魔にはならない。そして、被検者が固視灯25を視認できる状態になると、前眼部観察光学系35の視角にアライメント視標光の角膜反射像が入る。テレビカメラ12の画像信号は制御装置に送出されている。制御装置は、テレビカメラ12の画像信号に基づき、前眼部観察光学系35の視角に角膜反射像が入ったことを検出すると、予備アライメントが完了したものとみなして、モータ66aを回転させる。これにより内筒62bが上昇し、顎当部61も上昇する。そして、顎当部61の上面に被検者の顎が接触すると、2つのマイクロスイッチ70c、70dのうちの一方の作動子が押圧される。マイクロスイッチ70c、70dは制御装置に接続されている。制御装置はマイクロスイッチの作動を検知すると、モータ66aの端子を短絡させて回転を止める。すると、顎によって押圧されても顎当部61は下降できない状態になる。ネジ軸66eとナット66fによる送りネジ機構の逆転止の作用や減速装置66bの抵抗に加え、端子の短絡によるモータ66aの抵抗が作用するからである。すなわち、送りネジ機構と、減速装置66bと、端子が短絡したモータ66aとが、顎当部61の高さ位置を固定するための固定手段として機能している。これによって顎当部61がそのときの高さ位置に固定され、被検者の頭部の高さ位置が固定され安定した状態になる。そして、この状態でアライメント装置によるアライメントが開始される。予備アライメントの完了が制御装置によって検知されると、すぐに顎当部61が上昇して、頭部をその時の高さ位置に固定する。このように、予備アライメント完了時の位置に頭部を固定したままで、自動アライメントをすることができる。そして、自動アライメントと、合焦光学系7による合焦とがなされ、撮影光学系5による被検眼の角膜細胞の撮影が完了すると、モータ66aが回転し、顎当部61は初期の待機位置に戻る。
【0039】
なお、上記の顎台装置60では、駆動機構66を構成する部材が、顎当部61の高さ位置を固定するための固定手段として機能したが、例えば電磁クラッチのような、駆動機構とは独立した固定手段を設けるようにしてもよい。
【0040】
図7は、接触検出装置のもう一つの例を示す縦断面図である。図6の接触検出部は、マイクロスイッチ70c、70d等によって構成されていたが、図7のようにタッチセンサ82a、82bで構成してもよい。顎当部81は内筒62bの上端に直接固定されており、タッチセンサ82a、82bは顎当部81のくぼみの表面部に埋め込まれている。タッチセンサ82a、82bは制御装置に接続されているので、制御装置は、顎当部81に被検者の顎が接触したことを知ることができる。
【0041】
なお、上記では予備アライメント装置として、照門29を用いるものを示したが、予備アライメント装置としては、アライメント指標の角膜反射像が前眼部観察光学系により観察できる位置に被検眼を誘導するようなものであれば、どのようなものを用いても良い。例えば、特公平4−30291号公報に開示されたような、被検眼の前眼部から射出した光がほぼ平行光束として被検眼に戻るように反射光学系を眼科機器の光軸と一致させて被検眼の前方に配置することにより、被検者自身が自己眼の位置合わせを行うようなものを用いても良い。また、特開平6−114006号公報に開示されたような、内面を鏡面研磨した管部材越しに被検者が固視標光源を観察して光源像のけられがない状態に自己アライメントするようなものを用いても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明したように、本願発明の眼科装置によると、被検者が自らの被検眼の位置を光学系に合わせることによって設定される頭部位置に顎当部を合わせて行くことになるので、顎当部の高さ位置設定に際して検者の操作・判断は不要となり、顎当部を最終的な高さ位置に素早く設定できる。
【0043】
また、本願発明の眼科装置によると、予備アライメント完了後に素早く頭部をその時の高さ位置に固定することができ、予備アライメント完了した後にアライメント装置の前眼部観察光学系の視角からアライメント指標反射像が外れてしまうようなことがない。また、被検者が予備アライメントを行うに際して、顎当部が邪魔になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】角膜細胞撮影装置の斜観図である。
【図2】角膜細胞撮影装置の撮影系の構成を示す構成図である。
【図3】顎台装置の構成図である。
【図4】顎台装置の構造を詳細に示すための図であり、(a)は図3のA−A矢視断面図、(b)は(a)のB−B線に沿った縦断面図、(c)は図3の矢印Cの方向からみた側面図である。
【図5】顎台装置のもう一つの実施形態を示す構成図である。
【図6】顎台装置の縦断面図である。
【図7】接触検出装置のもう一つの例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 角膜細胞撮影装置
2 機枠
3 撮影系
4 照明光学系
5 撮影光学系
6 アライメント光学系
7 合焦光学系
8 ストロボ放電管
9 スリット
10 投影レンズ
11 ハーフミラー
12 テレビカメラ
13 対物レンズ
14 ミラー
15 結像レンズ
16 ハーフミラー
17 発光ダイオード
18、19 ミラー
12a 受光面
20、21 集光レンズ
22 ハーフミラー
23 ビームスプリッター
24 前眼部撮影レンズ
25 発光ダイオード(固視灯)
26 照明ランプ
27 合焦検出用受光素子
28 集光レンズ
29 照門
31 額当
32 孔部
33 フレーム
35 前眼部観察光学系
40 顎台装置
41 顎当部
41a、41b くぼみ
42 摺動機構
42a 外筒
42b 内筒
42c ピン
42d 長孔
42e 切欠部
43 電磁クラッチ
43a 取付部
43b 摩擦板
43c 軸受
43d 貫通軸
43e 摩擦板
44 軸受装置
45 当板
46 取付板
47 スペーサ
48 棒状体
49 コイルバネ
50a ラック
50b 小歯車
60 顎台装置
61 顎当部
61a、61b くぼみ
62 摺動機構
62a 外筒
62b 内筒
62c ピン
62d、62e フォトカプラ
62f 長孔
66 駆動機構
66a モータ
66b 減速装置
66c ギヤ
66d ギヤ
66e ネジ軸
66f ナット
70 接触検知部
70a 軸
70b 基部
70c、70d マイクロスイッチ
73 フレーム
81 顎当部
82a、82b タッチセンサ

Claims (4)

  1. 被検者の顎が当接される顎当部と、
    ラック部を有し、該顎当部の少なくとも高さ位置を変更可能に支持する支持部と、
    該ラック部とかみ合い、回動自在である小歯車と、
    該顎当部を上方に付勢する付勢手段と、
    該顎当部の高さ位置を固定する固定手段と、
    被検眼に指標光を投影する指標投影手段と、
    テレビカメラを有し、被検眼の前眼部を観察する前眼部観察光学系と、
    該固定手段を制御可能な制御手段とを備え、
    該顎当部は、該被検者が顎を当接させた状態で頭部を下降させることにより押し下げることができ、
    該制御手段は、該テレビカメラからの画像信号に基づき、該前眼部観察光学系の視角に、該指標光の角膜反射像が入ったことを検出すると、該固定手段を作動させ、
    該固定手段が作動することにより、該小歯車が固定されて該顎当部の高さ位置が固定される眼科装置。
  2. 被検者の顎が当接される顎当部と、
    ラック部を有し、該顎当部の少なくとも高さ位置を変更可能に支持する支持部と、
    該ラック部とかみ合い、回動自在である小歯車と、
    該顎当部を上方に付勢する付勢手段と、
    該顎当部の高さ位置を固定する固定手段と、
    被検眼に指標光を投影する指標投影手段と、
    テレビカメラを有し、被検眼の前眼部を観察する前眼部観察光学系と、
    該テレビカメラが撮像した画像を表示するモニタ表示器と、
    該固定手段を作動する操作スイッチとを備え、
    該顎当部は、該被検者が顎を当接させた状態で頭部を下降させることにより押し下げることができ、
    該操作スイッチが操作されて、該固定手段が作動することにより、該小歯車が固定されて該顎当部の高さ位置が固定される眼科装置。
  3. 該指標光がアライメント指標光であり、該指標投影手段が、被検眼に該アライメント指標光を投影するアライメント指標投影手段であり、
    該被検眼からの該アライメント指標光の反射像を該前眼部観察光学系で観察してアライメントを行うアライメント装置と、
    該アライメント装置によりアライメントがなされる前に、該反射像が該前眼部観察光学系により観察できる位置に被検眼を誘導する予備アライメント装置とを備えた請求項1または2記載の眼科装置。
  4. 該指標光がアライメント指標光であり、該指標投影手段が、被検眼に該アライメント指標光を投影するアライメント指標投影手段であり、
    該被検眼からの該アライメント指標光の反射像を該前眼部観察光学系で観察してアライメントを行うアライメント装置と、
    該アライメント装置によりアライメントがなされる前に、該反射像が該前眼部観察光学系により観察できる位置に被検眼を誘導する予備アライメント装置とを備え、
    該制御手段は、該予備アライメント装置による予備アライメント完了後、該アライメント装置によるアライメント開始前に、該固定手段を作動させる請求項1記載の眼科装置。
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