JP3821401B2 - 収納箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、物品収納箱等における積み重ね構造に関し、大きさの異なる箱であっても安定よく積み重ねることができるようにした各種物品の収納箱を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、種々の物品を整理収納するため、上方を開口した箱本体を蓋体で閉止するようにしたものや筐体に引き出しを挿脱自在としたもの等、多種多様の物品収納箱が提供されている。
【0003】
そして、これらの収納箱の多くは図4(A)、(B)に示すように、安定よく設置するため、上記箱本体や筐体の底面(イ)の四隅に例えば球面状の凸部(ロ)を設けると共に、上記蓋体の上板や筐体の天板等の上面(ハ)の上記底面(イ)の凸部(ロ)と対応する位置に各凸部(ロ)が陥入する凹球面状の凹部(ニ)を設けて、積み重ねた際、収納箱が上面(ハ)を滑らないようにして安定よく積み重ねができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上記積み重ね構造は、底面(イ)の凸部(ロ)を上面(ハ)の凹部(ニ)に個々に陥入させて、載置する収納箱の位置ずれを規制しようとするものであったから、上面(ハ)に設ける4つの凹部(ニ)は、その前後および左右の相互の間隔を、上記凸部(ロ)の該当する間隔と完全に一致させる必要があった。そのため、積み重ねる収納箱は同じものに限定されるという問題点があった。
【0005】
特に、近年はフロッピーディスク(FD)や光磁気ディスク(MO)等比較的小さいものから、ビデオテープやコンパクトディスク(CD)等、様々なサイズの物が使用されている。そしてそれらの物を効率よく整理収納するため、それぞれの物の大きさに応じて種々の規格の収納箱が提供されている。しかし、それらの収納箱に設けられた凸部の相互の間隔はそれぞれ異なるから、これら大きさの違う収納箱を安定よく積み重ねることができなかった。
【0006】
本発明は上記実情に鑑み、サイズが異なる収納箱であっても、安定よく積み重ねることができるようにした収納箱を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、収納箱の底面の四隅近傍にそれぞれ凸部を設ける一方、該収納箱の上面には、収納箱の背面側の上記凸部と対応する位置にこの凸部が陥入可能な形状の凹部を設けると共に、収納箱の前面側には前面側の上記凸部と対応する位置から上記凹部の方向に延びる上記凸部が陥入可能な形状の凹溝を設け、上記凹部と凹溝で一組の陥入部とし、上記凸部の左右方向の間隔と同じ間隔をおいて二組の陥入部を設けるという手段を採用したものである。
【0008】
そして、収納箱上面の上記陥入部は、左右方向に所定の間隔をおいて三組以上設けたものであるという手段、さらに、上記陥入部の凹部と凹溝は、その前後の位置関係を互いに隣り合う陥入部同士で逆向きに設けたものであるという手段を採用した。
【0009】
上記構成の収納箱は、上段となる収納箱の底面の前後に並ぶ凸部の一方は下段の収納箱の陥入部のうち凹部に陥入し他方は凹溝に陥入することになり、陥入部の左右の間隔が凸部の左右の間隔と一致するため、底面の四隅の凸部はそれぞれ陥入部の凹部または凹溝に陥入して、載置する収納箱の凸部の前後の間隔に関係なく箱の位置ずれを規制できるものである。
【0010】
また、三組以上の陥入部を設けることにより、載置する収納箱の横幅が異なるものであっても、予め凸部の横の間隔を規格化しておけば、上段の収納箱の凸部は列設した何れかの陥入部の凹部および凹溝に陥入して位置ずれを規制できるものである。
【0011】
さらに、隣り合う陥入部を互いに逆向きに列設することによって、載置する際陥入部を選択すれば、前面をそろえて載置したり、段毎に前後を変えて載置できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る箱の積み重ね構造を、図面に示す実施の形態に基づいてさらに詳述する。
図1において、1は例えばCDの収納箱であって、箱本体2とこれを閉止する蓋体3からなるものである。箱本体2の底面2aの四隅近傍にはそれぞれ球面状の凸部4…4を設けて、箱を安定よく設置できるようにしている。また、蓋体3の上面3aには、背面寄りの上記凸部4と対応する位置にこの凸部4が陥入可能な形状の凹部5を設けると共に、前面寄りには凸部4と対応する位置から上記凹部5の方向に延びる適宜長さの凹溝6を設けて、この凹部5と凹溝6で一組の陥入部7とする。即ち、陥入部7は上面3aの両側に上記凸部4の左右の間隔(d)をおいて二組設ける。
【0013】
このCD収納箱1に同じ収納箱を積み重ねる場合は、上段となる収納箱1の底面2aの背面寄りの凸部4、4を下段となる収納箱1の上面3aの凹部5、5に陥入すると共に、前面寄りの凸部4、4を上記凹溝6、6の前端部分に陥入して、上段の収納箱の前後、左右への位置ずれを規制する。こうすることによって、安定した積み重ねができる(図2点線参照)。
【0014】
次に図1において、8は箱本体9と蓋体10からなる例えばFDの収納箱であって、上記CD収納箱1と横幅(W)は同じであるが、少なくとも奥行き幅(D)が小さいものである。この収納箱8も上記CD収納箱1と同様に、底面9aの四隅に凸部11…11を設けると共に、上面10aには上記凸部11とそれぞれ対応する位置に凹部12および凹溝13からなる陥入部14を設けてあり、凸部11の前後の間隔は上記CD収納箱1の凸部4の該当する間隔より小さいが、少なくとも凸部11の左右相互の間隔(d’)は上記CD収納箱1の凸部4の左右の間隔、即ち陥入部7の左右相互の間隔(d)と同じとしている。
【0015】
従って、図1に示すように、このFD収納箱8をCD収納箱1に載置すると、FD収納箱8の背面寄りの凸部11、11がCD収納箱1の凹部5、5に陥入すると共に、FD収納箱8の前面寄りの凸部11、11はCD収納箱1の凹溝6、6の中間部分に陥入することになる(図2実線参照)。
【0016】
要するに、凸部の左右間隔を各収納箱で規格化しておけば、各凸部は下段となる収納箱のそれぞれの陥入部に完全に陥入するから、収納する物の大きさによって収納箱の奥行き幅(即ち、凸部の前後間隔)が異なっても、背面がそろった状態で安定よく載置することができ、前後、左右の位置ずれは生じない。なお、陥入部の凹部と凹溝の前後の位置を交換すれば、前面がそろった状態で奥行き幅の異なる収納箱を載置できる。
【0017】
また、図3は本発明の他の実施の形態を示すものであるが、下段の収納箱15は筐体16に引き出し17を挿脱自在としたものである。そしてその上面16aの複数ヶ所(図では3ヶ所)に所定の間隔をおいて凹部18および凹溝19からなる陥入部20を列設したものである。この間隔は上段に載置する収納箱21の底面21aに設けた凸部22の間隔と対応するものである。上記収納箱21は、収納箱15に比べて横幅、奥行き幅が共に小さいものであるが、上述の通り、少なくとも底面21aの四隅に凸部22…22を設けている。
【0018】
従って、上面16aに前後方向に並ぶ凹部18および凹溝19からなる陥入部20を所望の組数だけ適当間隔をおいて列設すれば、横幅および奥行き幅が共に異なる収納箱21を積み重ねても、上段の収納箱21の底面21aに設けた凸部22、22はそれぞれ上記凹部18または凹溝19に陥入するから、その移動が規制され安定よく積み重ねることができる。
【0019】
また、特に図示しないが、上記陥入部20は、隣り合う同士が互いに逆方向となるように列設することも可能である。その場合は、陥入部を選択することにより、前面の位置をそろえて積み重ねたり、段毎に前後の向きを変えて積み重ねることも可能となる。
【0020】
なお、上記各実施の形態において、底面に設ける凸部の形状は図示した球面状のほか、収納箱を安定的に設置できるものであれば円筒形や角筒形等その形状を限定するものではない。従って、上面に設ける凹部および凹溝の形状は上記凸部の形状と対応して、凸部が陥入して収納箱の前後左右への動きを規制するような形状であればよい。
【0021】
また、上記実施の形態はFDやCD等比較的小型の収納箱について説明したが、本発明はそれらに限定するものでなく、書類ケースや押入整理ダンス等の大型の収納箱にも広く適用できるものである。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように本発明に係る収納箱は積み重ねて使用する場合、大きさの異なる収納箱であっても底面の凸部が下段の収納箱の上面の陥入部に完全に陥入して上段の収納箱の動きを規制し安定よく積み重ねることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納箱を積み重ねる場合の説明斜視図である。
【図2】凸部と陥入部の陥入の様子を説明する部分断面図である。
【図3】本発明の他の例を示す説明斜視図である。
【図4】(A)は従来の収納箱の積み重ねを示す説明斜視図、(B)はその部分断面図である。
【符号の説明】
1 収納箱
2a 底面
3a 上面
4 凸部
5 凹部
6 凹溝
7 陥入部
8 収納箱
11 凸部
14 陥入部

Claims (3)

  1. 収納箱の底面の四隅近傍にそれぞれ凸部を設ける一方、該収納箱の上面には、収納箱の背面側の上記凸部と対応する位置にこの凸部が陥入可能な形状の凹部を設けると共に、収納箱の前面側には前面側の上記凸部と対応する位置から上記凹部の方向に延びる上記凸部が陥入可能な形状の凹溝を設け、上記凹部と凹溝で一組の陥入部とし、上記凸部の左右方向の間隔と同じ間隔をおいて二組の陥入部を設けたことを特徴とする収納箱。
  2. 収納箱上面の上記陥入部は、左右方向に所定の間隔をおいて三組以上設けたものである請求項1記載の収納箱。
  3. 上記陥入部の凹部と凹溝は、その前後の位置関係を互いに隣り合う陥入部同士で逆向きに設けたものである請求項1又は請求項2記載の収納箱。
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