JP3593071B2 - 収納ケース用間仕切り - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣服等を収納する衣装ケース等の収納ケースに関し、特に、その収納ケースの内部を適宜に仕切るための間仕切りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば衣服や雑貨等を収納しておくための収納ケースが知られている。この収納ケースは、少なくとも正面側に開口したボックス形の外ケースに、上方にのみ開口したボックス形の内ケースが引き出し可能に、且つ上下に複数段に設けられてなるものである。そして、例えば押入れや、部屋の隅に置かれて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の収納ケースには、引き出しとなる各内ケースに仕切りがなかったので、各種物品を整理して収納することができなかった。
【0004】
そこで、本発明は、収納ケースの各内ケース(引き出し)を適宜に仕切ることができ、整理して収納することができる間仕切りを提供することを目的とする。なお、収納ケースの利用方法(収納する物品や収納の仕方)は多様であるから、間仕切りが内ケースに固定的に設けられる構成ではなく、仕切り方を適宜に変更できる構成としなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の収納ケース用間仕切り正面側に開口したボックス形の外ケースに、上方に開口したボックス形の内ケースが引き出し可能に設けられてなる収納ケースに適用され、内ケースの内側底面に配置される略矩形板状の台座を備え、この台座の上面には、上方に向けて開口する略コ字形状溝が形成されており、この略コ字形状溝には、板状の仕切り板が差し込まれて立設され、前記略コ字形状溝は、前記板状の台座上面に、上方に向けて二枚の板状突出片が隙間をあけて平行に突出形成されることで形成され、前記板状の仕切り板は、上下方向に沿う切り溝が幅方向等間隔に形成されることで、各切り溝に沿って切断可能とされ、且つ下端部に幅方向に沿って係合溝が形成されており、台座の各突出片の互いに対向した面には、仕切り板の係合溝に係合されて、幅方向の移動を案内する係合突部が形成されており、前記台座は、台座の対向した側端縁と平行に配置される略コ字形状溝を直線状に備えて仕切り板の幅方向端部に設置可能なストレート台座と、略コ字形状溝を略十字形状に交差されて2本備えるクロス台座とを備え、これら二種類の台座が、複数枚の仕切り板と共に、一の内ケースにて同時に使用可能とされたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の収納ケース用間仕切り1について、実施例に基づき更に詳細に説明する。
【0009】
図1及び図2は、本発明の収納ケース用間仕切り1の一実施例を示す図であり、図1は、後述する台座2,3と仕切り板4,5の組合せ例を示す斜視図であり、図2は、その間仕切り1を収納ケース8内に配置した使用状態の斜視図である。
【0010】
図1に示すように、本実施例の間仕切り1は、板状の仕切り板4,5と、この仕切り板4,5を立設するための台座2,3とからなる。なお、本実施例の台座2,3には、仕切り板4,5が差し込まれる略コ字形状溝9を直線状に配置されたストレート台座2(図3)と、略コ字形状溝9,9を略十字状に配置されたクロス台座3(図5)とを備える。また、仕切り板4,5には、高さの異なる二種類がある。
【0011】
まず、ストレート台座2について説明する。図3は、本実施例のストレート台座2を示す斜視図である。この図に示すように、本実施例のストレート台座2は、略矩形板状の板材からなり、その上面中央には、上方に向けて二枚の板状突出片10,10が隙間をあけて平行に突出形成されている。これにより、板状突出片10,10間で、上方に向けて開口する略コ字形状溝9が形成されることになる。なお、各突出片10は、台座2の対向した側端縁2a,2aと平行に配置され、上方に行くに従って幅寸法が小さくなる略台形状に、台座2本体と一体形成されている。
【0012】
台座2の各突出片10の互いに対向した面、つまり略コ字形状溝9側の面には、後述する仕切り板4,5の係合溝11に係合されて、仕切り板4,5の幅方向の移動を案内する係合突部12が形成されている。本実施例では、各突出片10には、幅方向に離間して、それぞれ二つの係合突部12,12が形成されている。
【0013】
図4は、図3におけるA−A断面図である。この図に示すように、突出片10の係合突部12は、突出片10の上端部に、突出片10と一体形成されている。また、係合突部12の上端部は、上方に行くに従って突出片10からの突出量が少なくなるよう円弧状傾斜面に形成されており、仕切り板4,5が差し込み易くされている。
【0014】
次に、クロス台座3について説明する。図5は、本実施例のクロス台座3を示す斜視図である。この図に示すように、本実施例のクロス台座3は、仕切り板4,5が差し込まれる略コ字形状溝9が略十字形状に配置されている点を除けば、基本的に前記ストレート台座2と同様の構成である。
【0015】
すなわち、略矩形状の板材の上面に、上方に向けて四枚の略L字形状の板状突出片10,10…がその角部を中央に向かい合わせた状態で且つ互いに隙間をあけて突出形成されることで、略コ字形状溝9が略十字形状に交差するよう形成されている。そして、各突出片10の互いに対向した面には、仕切り板4,5の係合溝11に係合されて、仕切り板5の幅方向の移動を案内する係合突部12が形成されている。
【0016】
次に、仕切り板4,5について説明する。図6は、本実施例の仕切り板5(仕切り板4も同様)を示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。この図に示すように、本実施例の仕切り板5は、略矩形状の板材からなる。仕切り板5の厚さは、前記台座2,3の略コ字形状溝9に適合した大きさに形成されている。
【0017】
また、仕切り板4,5の下端部には、幅方向(左右方向)に沿って連続して係合溝11が形成されている。この係合溝11は、台座2,3の略コ字形状溝9に仕切り板4,5を差し込んだ状態で、台座2,3の係合突部12と対応した位置に形成されている。
【0018】
さらに、仕切り板4,5の表面及び裏面には、仕切り板4,5の幅方向等間隔に、複数の切り溝13,13…が形成されている。各切り溝13は、仕切り板4,5の上下方向に沿って形成されており、仕切り板4,5の板厚が薄くなって形成されている。よって、各切り溝13に沿って、仕切り板4,5を切断することで、仕切り板4,5を所望の大きさにして使用することができる。なお、仕切り板4,5の切り溝13における切断は、切り溝13部分で仕切り板4,5を折ったり、切り溝13部分でカッターナイフやハサミで切ることで実現される。
【0019】
次に、上述した台座2,3や仕切り板4,5の使用状態について説明する。本実施例の間仕切り1は、台座2,3の略コ字形状溝9に仕切り板4,5の下端部を差し込んで使用される。この差し込みは、略コ字形状溝9の幅方向両端部から行ってもよいし、上方から無理嵌めしてもよい。これにより、台座2,3に対し仕切り板4,5が立設されることになる。なお、仕切り板4,5の係合溝11に台座2,3の突出片10,10の係合突部12が突入されることで、台座2,3から仕切り板4,5が外れにくく、且つ台座2,3の略コ字形状溝9に沿って仕切り板4,5がスライド可能である。
【0020】
仕切り板4,5と二種類の台座2,3とが適宜に組み合わされることで、適宜の形態の間仕切り1とすることができる。図1の例では、2枚の仕切り板4,5と、ストレート台座2とクロス台座3が一つずつ使用されて構成されている。この場合、クロス台座3の一方の略コ字形状溝9に、第一の仕切り板5の中央下端部を差し込むと共に、他方の略コ字形状溝9の片側に、第二の仕切り板4の幅方向一端部の下端部を差し込んでいる。そして、この第二の仕切り板4の幅方向他端部の下端部には、ストレート台座2の略コ字形状溝9が差し込まれる。これにより、仕切り板4,5が平面視略T字形状とされる。
【0021】
なお、第二仕切り板4の取付けと同様にして、クロス台座3の残った他方の略コ字形状溝9に、第三の仕切り板を差し込めば、平面視略十字形状の間仕切りになるなど、適宜の変更が可能なことはいうまでもない。また、第一の仕切り板5の幅方向両端の下端部に、それぞれストレート台座2を設置してもよい。さらに、間仕切り1が設置される収納ケース8の大きさなどに応じて、各仕切り板4,5をその切り溝13にて所望の大きさに切断しておくことができるのは、前述したとおりである。また、図示例では、高さの異なる仕切り板4,5を用いているが、同一高さ(同一形状)の仕切り板を使用してもよいことは勿論である。
【0022】
このようにして構成された間仕切り1は、図2に示すように、収納ケース8の各引き出し7を仕切るために利用される。収納ケース8は、正面側に開口したボックス形の外ケース6に、上方に開口したボックス形の内ケース7が引き出し可能に設けられてなるもので、通常上下に複数段の引き出し(内ケース)7を備えている。そして、その内ケース7の内側底面に台座2,3の底面を重ねて設置される。
【0023】
なお、本発明の収納ケース用間仕切り1は、上記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。例えば、台座2,3に形成される略コ字形状溝9は、直線状や十字状に限らず、適宜変更できる。また、台座2,3と仕切り板4,5との組合せ方で、上記実施例とは異なる多様な形態の間仕切り1を構成できることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の収納ケース用間仕切りによれば、収納ケースの各内ケース(引き出し)を所望の状態に仕切ることができる。よって、各種物品を整理して収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収納ケース用間仕切りの一実施例を示す図であり、台座と仕切り板の組合せ例を示す斜視図である。
【図2】図1の間仕切りを収納ケース内に設置した使用状態の斜視図である。
【図3】図1の間仕切りのストレート台座を示す斜視図である。
【図4】図3におけるA−A断面図である。
【図5】図1の間仕切りのクロス台座を示す斜視図である。
【図6】図1の間仕切りの仕切り板の一例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。
【符号の説明】
1 間仕切り
2 台座(ストレート台座)
3 台座(クロス台座)
4 仕切り板
5 仕切り板
6 外ケース
7 内ケース
8 収納ケース
9 略コ字形状溝
10 突出片
11 係合溝
12 係合突部
13 切り溝
Claims (1)
- 正面側に開口したボックス形の外ケースに、上方に開口したボックス形の内ケースが引き出し可能に設けられてなる収納ケースに適用され、
内ケースの内側底面に配置される略矩形板状の台座を備え、
この台座の上面には、上方に向けて開口する略コ字形状溝が形成されており、
この略コ字形状溝には、板状の仕切り板が差し込まれて立設され、
前記略コ字形状溝は、前記板状の台座上面に、上方に向けて二枚の板状突出片が隙間をあけて平行に突出形成されることで形成され、
前記板状の仕切り板は、上下方向に沿う切り溝が幅方向等間隔に形成されることで、各切り溝に沿って切断可能とされ、且つ下端部に幅方向に沿って係合溝が形成されており、
台座の各突出片の互いに対向した面には、仕切り板の係合溝に係合されて、幅方向の移動を案内する係合突部が形成されており、
前記台座は、台座の対向した側端縁と平行に配置される略コ字形状溝を直線状に備えて仕切り板の幅方向端部に設置可能なストレート台座と、略コ字形状溝を略十字形状に交差されて2本備えるクロス台座とを備え、
これら二種類の台座が、複数枚の仕切り板と共に、一の内ケースにて同時に使用可能とされたことを特徴とする収納ケース用間仕切り。
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