JP3821291B2 - 自動販売機用補助ロック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の扉に設けたロック機構を破壊行為から防護するための補助ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機は、一般に商品を収納する本体の一方の前部側縁にヒンジ結合された扉を備え、扉はヒンジ結合された側と反対側において縦方向に延びる扉ロック用のスライダーを有し、このスライダーはスライダーレバーを介してハンドルと連結し、ハンドルを操作することによりスライダーを上下させ、スライダーの上部、中部、下部に設けた係合穴に本体の引掛け具が掛けられることにより扉は閉まった状態を保持し、係合穴から引掛け具を外すことにより扉は開放可能になるようになっている。そしてハンドルに錠機構を内蔵させ、キーを使用して錠機構を施錠又は解錠し得るものである。従って自動販売機の扉前面にはハンドルロック部が露出している。この露出したハンドルロック部を狙い、ピッキングによる不正解錠、バールによる錠やスライダーレバーの破壊等によって扉をこじ開け、自動販売機内の現金を奪取するという犯罪行為が近年多発している。
【0003】
上述のような特にハンドルロック部を狙った犯罪行為を未然に防止する対策は種々提案されている。その一つは、自動販売機の扉の表部の左右方向全長に亘る範囲において且つ上下方向に操作部を覆う幅を有するベース鉄板を設け、このベース鉄板の上に操作部のみを覆う補強鉄板を取り付け、更にこの補強鉄板の上にハンドル及びハンドル錠を覆うカバーを設けたものであり、そのカバーは一方の側縁で補強鉄板にヒンジ結合され、他縁は自動販売機本体の側壁に設けたカバー錠にロックピンにより施錠されるようになっている(特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−230633号公報(第3〜4頁、図4、図6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の防護装置においては、ベース鉄板、補強鉄板及びカバーという3重構造を使用しているが、そのハンドル及びハンドル錠を覆うカバーには板材が使用され、そのロックは1点のみであり、更にカバー錠が剥き出しのためバールが入り易く耐える強度が小さいという欠点があり、種々の破壊行為に対して十分対抗し得るものではない。
【0006】
本発明の課題は、従来のハンドルロック部の防護装置の複雑な構造を必要とせず、既存の自動販売機に対してもごく僅かの改造で取り付けることができ、しかも機械的に強固で、荒っぽい破壊行為にも対抗し得る補助ロック装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明においては、自動販売機本体の側壁に設けた固定カバーと、自動販売機の扉のハンドルロック部、ロックスライダーを上下に動かすスライダーレバーを覆うように固定カバーにヒンジ結合されると共に固定カバーに対しヒンジ軸方向又はヒンジ軸に対し直角方向にスライドし得る可動カバーとを備え、可動カバーと扉との間に係合ピンと係合溝とからなる可動カバーストッパーを設け、係合ピンはその軸部分より径の大きい頭部を有し、係合溝は係合ピンの頭部の径より大きい幅の部分と係合ピンの頭部の径より小さいが係合ピンの軸部分よりは大きい幅の部分とを有し、可動カバーをヒンジ軸の方向又はヒンジ軸に直角の方向にスライドさせ係合ピンが係合溝の幅の小さい部分に入ることにより可動カバーが扉にロックされる。
【0008】
係合ピンを補助錠として設けられる2重錠の取付け用穴を利用して設けるのが有利である。
【0009】
可動カバーの係合ピンはハンドルロック部に対しヒンジ軸と反対側に設けられるようにするのが有利である。
【0010】
固定カバーと可動カバーとをヒンジ結合するヒンジ軸の下部に錠機構を設け、この錠機構のキー孔が下方を向くようにするのが好ましい。
【0011】
可動カバーのヒンジ軸と反対側をアール曲面に形成し、可動カバーの端部にバール等の破壊道具を掛け難いようにするのが好ましい。
【0012】
更に、可動カバーと扉との間に自動販売機の電照部の下部を横方向に延びる保護板を挿入し、保護板をプラスチックと鋼板との積層体から構成すると、防護機能を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例について説明する。
【0014】
図1において、aは正面図、bは一部切欠き平面図、cは側面図である。1は自動販売機本体で、その内部には販売すべき商品が収納されている。2は本体1の前面を覆う扉で、その一方の側縁で本体にヒンジ結合され、矢印で示すように開閉可能になっている(図の例では右開き)。扉2にはヒンジ結合された側と反対側の側縁近傍に、縦方向に上下に延びるロックスライダー3を備え、このロックスライダー3はその上部、中部、下部に設けた係合穴に本体1の引掛け具が掛けられることにより扉2を本体1にロックするようになっている。4はハンドルロック部で錠機構を内蔵し、施錠状態では扉2内に埋め込まれたような状態にあり操作不能であるが、キーを使用して解錠することによりハンドルが扉前方へ飛び出し、ハンドルを操作可能な状態にすることができる。このハンドルはスライダーレバー5を介してロックスライダー3と連結され、ハンドルを操作することによりロックスライダー3と本体1との間のロック又はロック解除を行うことができる。以上の構成は従来の自動販売機に使用されているものと特に変るところはない。
【0015】
本体1の扉2に対するヒンジが設けられた側と反対側の側壁6には、固定カバー7が設けられ、この固定カバー7の前縁には可動カバー8がヒンジ軸9によりヒンジ結合され、且つ可動カバー8はヒンジ軸9に沿い軸方向に若干距離スライドし得るように形成されている。即ち固定カバー7と可動カバー8との各ヒンジ部間には軸方向の隙間10が存在し、この隙間の軸方向の距離zだけ可動カバー8は動くことができる。この可動カバー8は扉2の前面において少なくともハンドルロック部4、スライダーレバー5及びロックスライダー3の一部を覆うだけの大きさを持ち、その左側の縁11は直線状よりむしろアール曲面、即ち湾曲した形状、例えば楕円状、双曲線状の形状を有し、この縁11にバールのような破壊工具を掛け難いような形状にするのが好ましい。また使用する材料も、板金などよりは、むくの鉄材から切り出した材料で例えば30mm厚程度に形成するのが強度上好ましい。
【0016】
可動カバー8と扉2との間には可動カバーストッパー12が設けられており、この可動カバーストッパー12は扉2側に取り付けた係合ピン13、可動カバー8側に取り付けた係合溝14で形成されている。係合ピン13はその軸部分131より径の大きい頭部132を有し、係合溝14は、上部にあって係合ピン13の軸部分131の径よりやや大きいが係合ピン13の頭部132の径より小さい幅の部分141と、下部にあって係合ピン13の頭部122の径より大きい幅の部分142とを有する、所謂だるま穴状の形状を持っている。従って可動カバー8がヒンジ軸9方向上向きにスライドした場合に、係合ピン13が係合溝14の幅の大きい部分142にあるときは可動カバー8は扉2にロックされていない状態にあり、係合ピン13が係合溝14の幅の小さい部分141にあるときは可動カバー8は扉2にロックされた状態となる。なお、ヒンジ軸9の下端には錠機構91が組み込まれ、そのキー穴にキー92を差し込んで施錠又は解錠されるようになっている。係合ピン13は任意の位置に設けることができるが、自動販売機においてはハンドルロック部の錠の他に安全のため更に二重錠を設けられるようになっているのが通常であり、予めそのための孔を設け、2重錠を設けない場合にはカバーをしてあるので、その孔を利用して係合ピンをそこに取り付けることができる。この孔を利用し、特に係合ピンを取り付けるための孔はあけないことによって、防盗手段を講じる必要のないロケーションに自動販売機を移動した際、本発明の補助ロック装置を取り外すと、係合ピンを取り付けるために特にあけた孔が目立つといった事態を避けることができる。
【0017】
図2は図1に示す補助ロック装置を備えた自動販売機の正面図を示す。201は自動販売機本体、202は左端を本体にヒンジ結合された扉、203は上部電照部で、商品見本204、商品選択釦205が配置されている。206はコイン投入口、207は返金レバー、208は紙幣投入口、209は表示部、210は下部電照部、211は釣銭返却口、212は商品取出口である。コイン投入口206の近傍に本発明による可動カバー213が設けられ、この可動カバー213は本体の右側の側壁に取付けられた固定カバーにヒンジ結合214されている。この可動カバー213は扉202の内部右側に縦方向に設けられたロックスライダーのハンドルロック部、スライダーレバー(図1のロックスライダーのハンドルロック部4、スライダーレバー5に相当する部分)を覆うようになっている。
【0018】
次に本発明装置の動作について説明する。
【0019】
自動販売機の扉2が閉められ、ハンドルロック部4のハンドルを回してスライダーレバー5を介してロックスライダー3を上下に動かし、本体の係合部に差し込み、ハンドルロック部4をキーで施錠することにより自動販売機の扉2はロックされた状態に保持され、キーをハンドルロック部4に差し込まない限り、扉2を開けることはできない。次に可動カバー8を扉2の表面まで回転させ、可動カバー8をヒンジ軸9に沿い上方ヘスライドさせ、係合溝14の下部の幅に広い部分142から係合ピン13の頭部132を係合溝14に差し込み、次いで可動カバー8をヒンジ軸9に沿い下方へスライドさせると、係合溝14の狭い幅の部分141が係合ピン13の軸の部分131に移動し、係合ピン13はその頭部132によって可動カバー8の係合溝14から抜け出ることができなくなる。この状態でヒンジ軸9の錠機構91にキー92を差し込んで施錠することによって、可動カバー8は扉2上にロックされ、錠機構91を解錠しない限り可動カバー8は開くことができない。この錠機構91はキー孔が下方を向いているため、破壊作用は極めて困難で、実際上攻撃の対象になることはない。扉2を開ける場合には逆の操作をすればよい。即ち、ヒンジ軸9の錠機構91にキーを差し込み解錠すると、可動カバー8はスライド可能になるから、可動カバー8をヒンジ軸9に沿い上方へスライドさせると、係合溝14の幅の広い部分142が係合ピン13の頭部132の位置に来るから、係合ピン13と係合溝14との間の係合が外れ、可動カバー8をヒンジ軸9の周りに回転させることができる。その上でハンドルロック部4にキーを挿入して回すことによりハンドルが扉表面より飛び出すから、ハンドルを回すことによりスライダーレバー5を介してロックスライダー3は自動販売機本体1の係合部より解放され、扉2を開くことができる。
【0020】
可動カバー8の下部に設けられる錠機構については種々の構造が可能である。図3は図1の錠機構91の構造の一例を側面から見た説明図を示すもので、可動カバー9の下部に固定カバー7に近接して設けられた錠機構91は、その先端部に係合片93を備え、下方からキー92を差し込み回すことによって係合片93が回転し、固定カバー7に設けた窪み94内に入り込み、可動カバー9は上下方向の動きを拘束される。キー92を差し込み逆方向に回すことにより、係合片93も回転し、固定カバー7の窪み94から抜け出し、可動カバー9は上下方向に動き得る。
【0021】
図4は本発明の異なる実施例の、aは正面図、bは平面図、cは側断面図であり、図1の実施例と同等部分には同符号を付してある。この実施例の図1の実施例と異なる点は係合溝が横向きに設けられ、可動カバーが横方向にスライドされる点である。即ち、可動カバー8は固定カバー7とヒンジ軸9によりヒンジ結合されているが、可動カバー8のヒンジ孔81が長円形をなし、固定カバー7に対し左右の方向にスライド可能になっている。一方係合溝14は横向きに形成され、左側に係合ピン13の軸部分131の径よりは大きいが頭部132の径よりは小さい幅の狭い部分141、右側に係合ピン13の頭部132の径より幅の大きい部分142が位置している。可動カバー8を扉2の表面まで持ち来し、係合ピン13の頭部132を係合溝14の幅の大きい部分142から溝内に差し込み、次いで可動カバー8を右方向へスライドさせ、係合溝14の幅の小さい部分141に係合ピン13を位置せしめると、係合ピン13と係合溝14は係合され、ヒンジ軸9の下端に設けた錠機構91を施錠することにより可動カバー8は扉2にロックされる。
【0022】
図5は図4の錠機構91の構造の一例を上面から見た説明図を示すもので、可動カバー8のキー中心と同心の軸95が上方に延び、この軸の上下にそれぞれヒンジ軸9に掛けるためのフック96が矢印で示すように回転可能に取り付けられ(図ではその上部のみを示す)、フックの先端の外側には傾斜部97が設けられ、また各フック96は時計回り方向の力が作用するバネにより、フックがヒンジ軸9に掛けられた状態ではヒンジ軸9へ押し付けられるようになっている。可動カバー8を開ける際は下方から差し込まれたキー91を回しフック96をバネに抗して反時計回りに回すと、フック96はヒンジ軸9から外れ、可動カバー8は左右に移動させることができる。可動カバー8を閉める際には可動カバー8を右方向へ移動させるが、傾斜部97がヒンジ軸9に当るとフック96は反時計回りにヒンジ軸9から押され離れるが、傾斜部97がヒンジ軸9を乗り越えるとバネの力でヒンジ軸9に引掛かり、自動的にロックがかかる。後はキー92を抜くだけでロックは完成する。
【0023】
上述のいずれの例でも係合ピンは扉側に、係合溝は可動カバー側に設けたが、係合ピンを可動カバー側に、係合溝を扉側に設けることも可能である。しかしながら前述のように予め設けられている二重錠用の孔を利用して係合ピンをそこに設けるほうが実際の製作上有利であり、本発明の補助ロック装置を使用することにより2重錠を使用する必要性もない。なお、左開き式の扉の場合には扉と自動販売機本体とのヒンジ部と反対側、即ち左側に固定カバーと可動カバーを設けることになる。
【0024】
図6は可動カバーと扉との間に更に保護板を挿入した実施例の正面図を示し、図2と同等部分には同符号を付してある。31は保護板で、扉202の外側上に例えばビス止めにより固定され、コイン投入口206、紙幣投入口208、返金レバー207、下部電照部210を除いて自動販売機前面の上部電照部203の下方を横方向に覆うようになっている。この保護板31の上に可動カバー、可動カバーロクプレート及び固定カバーからなる補助ロック装置32を設ける。保護板はプラスチックと鋼板との積層体から構成するのが有利である。プラスチックとして例えばジシクロペンタジエンを原料とする成形が容易で高強度が得られる石油樹脂系素材(例えば日本ゼオン社製の商品名「ペンタム」)、鋼板としてステンレスを使用すると、成形が容易で、プラスチック板に装飾性を持たせることができ、また保護板全体として粘りが得られ、防盗性も高まる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、ハンドルロック部、スライダーレバー及びロックスライダーの一部を本体の側壁及び扉の両者を利用した両持ち型の構造で覆うものであるから、強度が極めて大きく、種々の攻撃手段に対抗することができる。即ち、ハンドルロックを正面から攻撃する、ハンドルロック回りをドリルで穴あけする、扉と本体との間の隙間からバールを差し込む、ハンドルロックの側方を金切バサミで切り裂く、スライダーレバーを直接攻撃する等の手段に対抗でき、更に可動カバーの固定カバーと反対側の縁をアール曲面とすることにより、この部分よりバールを差し込んだとしてもアール曲面部がバールの力点となるため力を入れると滑ってしまい破壊目的を達しない。しかも補助ロック装置の構造を見ただけで犯意を消沈させ得るものであり、また簡単な構造であるから既存の自動販売機に対しても適用は容易であり、特に通常設けられている2重錠取付け部を利用して係合ピンを取り付けることにより、自動販売機の顔ともいうべき扉に後加工を施す必要がなく、補助ロック装置が不要になった場合も補助ロック装置を取り外すだけで元通りとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは正面図、bは一部切欠き平面図、cは側面図である。
【図2】本発明の補助ロック装置を備えた自動販売機の正面図である。
【図3】本発明の図1の可動カバーと固定カバーとの間に設けられる錠機構の一例の説明図である。
【図4】本発明の異なる実施例の、aは正面図、bは一部切欠き平面図、cは側面図である。
【図5】本発明の図4の可動カバーと固定カバーとの間に設けられる錠機構の一例の説明図である。
【図6】保護板を使用した本発明の異なる実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機本体
2 扉
3 ロックスライダー
4 ハンドルロック部
5 スライダーレバー
6 側壁
7 固定カバー
8 可動カバー
81 ヒンジ穴
9 ヒンジ軸
91 錠機構
92 キー
10 ヒンジ部隙間
11 可動カバーの縁
12 可動カバーストッパー
13 係合ピン
131 係合ピンの軸部分
132 係合ピンの頭部
14 係合溝
141 係合溝の幅の小さい部分
142 係合溝の幅に大きい部分
201 自動販売機本体
202 扉
203 上部電照部
204 商品見本
205 選択釦
206 コイン投入口
207 返却レバー
208 紙幣投入口
209 表示部
210 下部電照部
211 返却口
212 商品取出口
31 保護板
32 補助ロック装置
Claims (7)
- 自動販売機本体の側壁に設けた固定カバーと、自動販売機の扉のハンドルロック部、ロックスライダーを上下に動かすスライダーレバーを覆うように固定カバーにヒンジ結合されると共に固定カバーに対しヒンジ軸方向にスライドし得る可動カバーとを備え、可動カバーと扉との間に係合ピンと係合溝とからなる可動カバーストッパーを設け、係合ピンはその軸部分より径の大きい頭部を有し、係合溝は係合ピンの頭部の径より大きい幅の部分と係合ピンの頭部の径より小さいが係合ピンの軸部分よりは大きい幅の部分とを有し、可動カバーをヒンジ軸の方向にスライドさせ係合ピンが係合溝の幅の小さい部分に入ることにより可動カバーが扉にロックされることを特徴とする自動販売機用補助ロック装置。
- 自動販売機本体の側壁に設けた固定カバーと、自動販売機の扉のハンドルロック部、ロックスライダーを上下に動かすスライダーレバーを覆うように固定カバーにヒンジ結合されると共に固定カバーに対しヒンジ軸と直角方向にスライドし得る可動カバーとを備え、可動カバーと扉との間に係合ピンと係合溝とからなる可動カバーストッパーを設け、係合ピンはその軸部分より径の大きい頭部を有し、係合溝は係合ピンの頭部の径より大きい幅の部分と係合ピンの頭部の径より小さいが係合ピンの軸部分よりは大きい幅の部分とを有し、可動カバーをヒンジ軸に直角の方向にスライドさせ係合ピンが係合孔の幅の小さい部分に入ることにより可動カバーが扉にロックされることを特徴とする自動販売機用補助ロック装置。
- 係合ピンを補助錠として設けられる2重錠の取付け用穴に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の自動販売機用補助ロック装置。
- 可動カバーの係合ピンをハンドルロック部に対しヒンジ軸と反対側に設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動販売機用補助ロック装置。
- ヒンジ軸の下部に錠機構を設け、この錠機構のキー孔が下方を向いていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の自動販売機用補助ロック装置。
- 可動カバーのヒンジ軸と反対側をアール曲面に形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の自動販売機用補助ロック装置。
- 可動カバーと扉との間に自動販売機の電照部の下部を横方向に延びる保護板を挿入し、保護板はプラスチックと鋼板との積層体からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の自動販売機用補助ロック装置。
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JP2002325641A JP3821291B2 (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | 自動販売機用補助ロック装置 |
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JP2004164004A JP2004164004A (ja) | 2004-06-10 |
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Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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2002
- 2002-11-08 JP JP2002325641A patent/JP3821291B2/ja not_active Expired - Lifetime
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