JP2004008655A - 遊技機の施解錠装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bを受け金具6に係止させた際に、係止爪8a1および係止爪8b1の一部が重なり合うように、当該第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bを配設することによって、第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bに針金等の線材を差し込み難くすることができ、不正行為を防止することが可能になる。
【選択図】 図13
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の施解錠装置に関し、特に、前枠を外枠に開閉可能に支持したパチンコ遊技機、パチスロ遊技機等の遊技機において、前枠が閉じられたときにその前枠を外枠に係止するために用いられる遊技機の施解錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パチンコ遊技機等の遊技機には、前枠を外枠に対し施錠するための施解錠装置が組み込まれている。施解錠装置としては、枠体、上下一対の鉤部材、連結杆、シリンダ錠およびカム板を備えたものがよく知られている。枠体は前枠に取り付けられ、両鉤部材は枠体の上下両端部に軸により支持されている。各鉤部材は軸を支点として傾動することにより、外枠に固定された受け金具に対し係止および離脱する。連結杆は枠体に上下方向への往復動可能に配置され、その連結杆の上下両端部が前記鉤部材に連結されている。シリンダ錠は枠体に組み込まれており、解錠に際し鍵が差し込まれて回転操作される。
【0003】
カム板はシリンダ錠の錠軸に取り付けられており、鍵の操作にともなう錠軸の回転を連結杆に伝達して、同連結杆を下方へ移動させる。上記遊技機の施解錠装置によると、施錠時には、連結杆が上方に位置していて両鉤部材が受け金具に係止している。鍵が所定方向に回されると、錠軸の回転がカム板を介して連結杆に伝わる。連結杆の下方への移動により、上下両鉤部材が同時に傾動してそれぞれ受け金具から離脱、解錠される。このように、遊技機の施解錠装置は、鍵をシリンダ錠に差し込んで回した場合に解錠される構造に設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
パチンコホールのシマにおいては、多数台のパチンコ遊技機が横に列をなして並べられ、さらに隣り合うパチンコ遊技機の間には玉貸し機が配置される。この玉貸し機の設置のために通常は、隣り合うパチンコ遊技機が玉貸し機の幅よりも多少広めの間隔で配置される。これにともない、パチンコ遊技機と玉貸し機との間に若干の隙間が生じる。ここで、上述した従来の施解錠装置における鉤部材は、鉤部分全体が外側に露出している。従って、針金等の線材を上記隙間を通じて差し込み、この露出している鉤部分に直接力を加えることによって、鉤部材を傾動させることが可能であるといった問題があった。
【0005】
このように鉤部材を傾動させることにによって、本来ならば、専用の鍵を用いなければ解錠できないはずの施解錠装置が、その鍵を用いることなく、不正に解錠されてしまう問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、鉤部材に線材等で不正に動かして解錠する不正解錠を確実に防止することが可能な遊技機の施解錠装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、遊技機の前枠に配設されるとともに鍵により施解錠操作される施解錠手段と、同前枠に配設されるとともに相対面して配設された係止部を有し上記施解錠手段における施解錠操作に対応して同遊技機の外枠に配設された被係止部に同相対面する係止部を相互に係止および離脱させて上記前枠を外枠に対して施解錠可能にする係止手段とを備える遊技機の施解錠装置であって、上記係止手段は、上記被係止部に上記相対面する係止部を係止した場合に、当該相対面する係止部の一部が重なり合わさるように配設されている構成としてある。
【0008】
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、施解錠手段を遊技機の前枠に配設し、鍵により施解錠操作するにあたり、この前枠に配設されるとともに相対面して配設された係止部を有する係止手段にて、施解錠手段における施解錠操作に対応し、遊技機の外枠に配設された被係止部に、この相対面する係止部を相互に係止および離脱させることにより、前枠を外枠に対して施解錠可能にする。このとき、本発明では、相対面する係止部によって外枠の被係止部を係止した場合、当該相対面する係止部の一部が重なり合わさるように配設する。
【0009】
なお、本発明は上記構成に限られるものではなく、以下の手段を含むものである。
手段1
上記係止手段は、上記係止部が略板形状に形成されるとともに、上記被係止部に係止する部位に係止爪が形成され、同係止爪にて同被係止部に係止される構成としてもよい。
上記のように構成した発明においては、相対面する双方の係止部を略板形状に形成する。そして、略板形状に係止爪を形成し、この係止爪にて外枠の被係止部を相互に係止する。
【0010】
手段2
係止手段に形成された係止爪の形状の一例として、上記係止手段は、上記係止爪から上記略板形状の幅方向であるとともに、同係止爪が形成された反対側の先端に向かう傾斜形状が形成されている構成としてもよい。
上記のように構成した発明においては、前枠と外枠とを施錠する場合、前枠は外枠に対して進入して閉じられる。一方、前枠と外枠とを解錠した場合、前枠は外枠から退避して開けられる。すなわち、施錠時において前枠に配設された係止部は、先端部分から外枠に配設された被係止部に進入しつつ同被係止部に係止することになる。このとき、係止爪から係止部の幅方向であって、係止爪が形成された反対側に向かう傾斜形状を形成しておく。これにより、被係止部に進入する際に、傾斜形状を被係止部に向けて進入させることができ、傾斜形状を被係止部に当接させつつ相対面する係止部をこの傾斜形状に沿って広げつつ、傾斜形状の終了ポイントにて係止爪を被係止部に係止させる。
【0011】
手段3
このとき、上記係止手段は、上記傾斜形状が急峻に形成されている構成としてもよい。
上記のように構成した発明においては、傾斜形状が急峻であるため、係止部に針金等の線材が引き掛け難くすることができる。傾斜形状を急峻に形成する際の傾斜角度は、係止部に対して針金等の線材を引き掛け難くすることが可能であれば良く、特に限定されない。例えば、相対面する係止部を重ね合わせたときに、二つの傾斜形状によって外側に形成する角度が鈍角になるように傾斜形状を形成すれば、傾斜形状を急峻にすることができる。
【0012】
手段4
上述したように前枠を外枠に対して閉じる場合、前枠は外枠に対して進入する。そして、このとき係止部が被係止部に対して進入する。このとき、係止部を被係止部により進入させ易くすることができる形状の一例として、上記外枠に配設された被係止部は、上記係止部の傾斜形状に対面する側に頂角を向けた断面略三角形状に形成されている構成としてもよい。
上記のように構成した発明においては、係止部が被係止部に進入する際、係止部を断面略三角形状の傾斜部分にて導きつつ進入させる。
【0013】
手段5
相対面する係止部が鍵による施解錠動作においては相互に連動して係止、離脱動作を行い、鍵に依らない一方の係止部に対する操作においては単独で動作するようにすると好適である。そこで、上記係止手段は、何れか一方の係止部に対する上記被係止部からの離脱操作が行なわれた場合に、他方の係止部の同被係止部からの離脱を遮断する離脱遮断手段を有している構成としてもよい。
上記のように構成した発明においては、離脱遮断手段によって、一方の係止部について被係止部からの離脱操作を行ったとしても、他方の係止部を被係止部に係止させたままにする。
【0014】
手段6
上記係止部に対して線材等をより引き掛け難くすることができる構成の一例として、上記係止手段は、上記係止部の重なり合う面が略面一に形成されている構成してもよい。
上記のように構成した発明においては、係止部が重なり合う面を略面一に形成することによって、線材等が引き掛かり得る部分を排除する。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、相対面する係止部を相互に外枠の被係止部に係止させたときに、この相対面する係止部の少なくとも一部が重なり合うように配設することによって、係止部に針金等の線材を差し込めないようにすることが可能な遊技機の施解錠装置を提供することができる。
また、手段1にかかる発明によれば、係止爪にて被係止部を係止することができる。
さらに、手段2にかかる発明によれば、前枠を外枠に対して閉じる動作に伴って、係止部の傾斜形状を利用して被係止部により同係止部を押し広げつつ係止爪を被係止部に係止させることができる。
さらに、手段3にかかる発明によれば、係止部に針金等の線材を引き掛け難くすることができる。
さらに、手段4にかかる発明によれば、断面略三角形状の傾斜部分を利用して係止部を被係止部に導くことができる。
さらに、手段5にかかる発明によれば、一方の係止部について被係止部からの離脱操作を行ったとしても、他方の係止部を被係止部に係止させたままにすることができる。
さらに、手段6にかかる発明によれば、上記係止部に対して線材等をより引き掛け難くすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は、以下の態様によって限定されるものではない。
(1)遊技機の構成:
(2)施解錠装置の構成:
(3)まとめ:
【0017】
(1)遊技機の構成:
図1および図2は、本発明にかかる施解錠装置が適用される遊技機の一実施形態であるパチンコ遊技機の前面図および内部透視側面図である。
図において、パチンコ遊技機1は、外枠2と、軸1aにより外枠2に開閉可能に支持された前枠(内枠と呼ばれることもある)3と、前枠3に組付けられた遊技盤4と、軸1aにより前枠3に開閉可能に支持されたガラス枠5とを備えている。外枠2内の右側部には被係止部が固定されている。被係止部は、剛性の高い材料、例えば金属板によって形成されている。ここでは、被係止部として、金属板を断面略三角形状に曲げ形成したもの(以下「受け金具」という)が用いられ、これが木ねじ等によって外枠2に固定されている。受け金具の数は複数(2つ以上)であり、ここでは2個の受け金具(第1受け金具6および第2受け金具7)が用いられている。第1受け金具6は、外枠2の下部に固定され、第2受け金具7は、外枠2の上部に固定されている。
【0018】
また、前枠3の裏面の右側部には、縦長の施解錠装置8が組付けられている。この施解錠装置8には、係止爪を有する第1鉤部材8aと、第2鉤部材8bと、第3鉤部材8cと、第4鉤部材8dとが備えられている。かかる場合、第1鉤部材8aと、第2鉤部材8bとが第1受け金具6に対して上下に相対面して配設されるとともに、第2鉤部材8cと、第3鉤部材8dととが第2受け金具7に対して上下に相対面した配設される。そして、前枠3が閉じられたときに、第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bが第1受け金具6に係止し、第3鉤部材8cおよび第4鉤部材8dが第2受け金具7に係止する。また、本実施形態においては、第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bが第1受け金具6に係止した際、第3鉤部材8cおよび第4鉤部材8dが第2受け金具7に係止した際に、係止爪の一部が重なり合うように配設されている。このように、施解錠装置8は前枠3を外枠2に係止するための機構を備えている。また、この施解錠装置8は他の機構としてと、ガラス枠5が閉じられたときにそのガラス枠5を前枠3に係止するための機構を備えている。本実施形態においては、主として前者の機構について説明し、後者の機構については説明を省略する。
【0019】
(2)施解錠装置の構成:
図3は上述した施解錠装置8の正面図であり、図4は同左側面図、図5は同右側面図、図6は同背面図、図7は同施解錠装置8の部分拡大分解斜視図を示している。図において、施解錠装置8には、施錠杆9が前枠3の内側において、前枠3の支持板11に沿って施錠位置と解錠位置との間で摺動可能に配設されている。前枠3は、所定形状の金属製の板材を折り曲げて形成したものであって、縦長の取付板12の長手方向の一側縁(図6における右側縁)に上方の支持板13、中間の支持板14、下方の支持板15に分割された支持板11が取付板12に対し垂直に起立して形成されており、取付板12の長手方向の他側縁(図6における左側縁)から、上端から下端にわたり直線状で細幅の補強片16が取付板12に支持板11と同一側に垂直に起立して形成されている。
【0020】
取付板12は、上方部と下方部が同一幅で、中間部が幅方向に拡張された幅広部12aとなっている。従って、上方の支持板13、中間の支持板14、下方の支持板15は互いに平行であり、また、これら支持板13,14,15と補強片16とは平行となっている。取付板12には、施解錠装置8をパチンコ遊技機1の本体枠の裏面に取り付けることができるように止めネジ挿通孔81が穿設されている。中間の支持板14に対応する取付板12の幅広部12aには、錠取付け孔17が穿設され、この錠取付け孔17にシリンダ錠18を挿通し、フランジ部19のネジ孔(図示せず)と、取付板12のネジ孔20、20との位置を合わせた状態においてネジ21、21で螺着されている。シリンダ錠18の錠軸(図示せず)には、施錠杆9を施錠位置から解錠位置に移動させたり、作動杆22を非作動位置から作動位置に移動させるためのカム板23が取り付けられている。
【0021】
また、取付板12は中間の支持板14と下方の支持板15の間において取付板12の幅方向(外側)に張り出された張り出し部24が形成されている。この張り出し部24には、パチンコ遊技機1のリセットに使用される光電スイッチ等の非接触スイッチ25がネジ止めされている。支持板11には、抜け止め頭部26aに連接した首部26bを有する略T字状の打ち抜き起立片26が形成され、起立片26は首部の基端部において折り曲げ加工されて支持板11から前枠3の内側(図6においては支持板の左側面側)に向けて突設されている。施錠杆9は、支持板11の縦方向の長さより若干短い金属製の板材からなり、上方の支持板13、中間の支持板14、下方の支持板15に沿って移動ができるように中間部が中間の支持板14側に折り曲げられて所定長さの段部27が形成されている。
【0022】
施錠杆9には、起立片26に応じ、その抜け止め頭部26aの挿通を可能とする挿通部28aと抜け止め首部26bで案内される案内部28bからなる略T字状の案内孔28が穿設されている。案内孔の挿通部28aに起立片の抜け止め頭部26aを挿通できるように支持板11に施錠杆9を合わせ、挿通部28aに抜け止め頭部26aを挿通させた後、案内部28bが起立片26の抜け止め首部26bで案内されて施錠杆9が移動するように設定することで、施錠杆9は抜け止め頭部26aにより抜け、浮き上がりが防止されて、抜け止め首部26bに案内部28bが案内されて上下方向に移動することができることとなる。下方の支持板15の下部には、その後縁15a寄りの位置において、係止爪8a1を上方に向けた第1鉤部材8aおよび係止爪8b1を下方に向けた第2鉤部材8bが、枢支ピン29〜32により傾動可能に枢支されている。
【0023】
第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bは、係止爪8a1および係止爪8b1から先端に向かう傾斜辺が形成されている。上方の支持板13の上部には、その後縁13a寄りの位置において、係止爪8c1を下方に向けた第3鉤部材8cおよび係止爪8d1を上方に向けた第4鉤部材8dが、枢支ピン33〜36により傾動可能に枢支されている。第3鉤部材8cおよび第4鉤部材8dは、係止爪8c1および係止爪8d1から先端に向かう傾斜辺が形成されている。従って、施錠杆9を上方に摺動させると、第1鉤部材8aは枢止ピン29を中心にして図8において下方に傾動し、第2鉤部材8bは枢止ピン32を中心にして上方に傾動する。この傾動については詳細を後述する。
【0024】
また、施錠杆9を上方に摺動させると、第3鉤部材8cは枢止ピン34を中心にして図8において上方に傾動し、第4鉤部材8dは枢止ピン35を中心にして下方に傾動する。施錠杆9の段部27を形成するための折り曲げ深さは、施錠杆9と中間の支持板14、および施錠杆9と下方の支持板15の間に、作動杆22が挿入される挿入スペースが形成されるように設定されている。そして、該挿入スペースに作動杆22が挿入され、非作動位置と作動位置とに移動可能とされる。上方の支持板13の長手方向の後縁13aにはストッパー片37が形成されており、施錠杆9の上方の後縁9aには、このストッパー片37を受け入れる切欠38が形成されている。
【0025】
ストッパー片37は、前枠3の内側に向けて支持板11に直角に折り曲げられて、切欠38に受け入れられ、ストッパー片37の上端が切欠38の上辺と当接した施錠位置と、ストッパー片37の下端が切欠38の下辺と当接した解錠位置において、施錠杆9は停止するようになっており、その間で移動可能とされている。ここにおいて、ストッパー片37が折り曲げられて、施錠杆9の切欠38に受け入れられた後は、ストッパー片37の上端が切欠38の上辺と当接した施錠位置においては、案内部28bの上辺が起立片26の近傍に位置しており、ストッパー片37の下端が切欠38の下辺と当接した解錠位置においては、起立片26が案内孔28の挿通部28aにまでは達せず、案内部28bに位置するようにストッパー片37と切欠38、起立片26と案内部28bとが設定されており、施錠杆9が施錠位置から解錠位置まで移動しても、施錠杆9の案内孔の挿通部28aに起立片26が位置することがなく、施錠杆9が起立片26から外れるようなことがない。
【0026】
施錠杆9の上方部にはバネ掛止爪39が設けられており、該バネ掛止爪39に引張バネ40の一端が掛止され、他端が取付板12に設けられたバネ掛止爪41に掛止され、施錠杆9が下方に付勢されるようになっている。従って、引張バネ40の付勢力により施錠杆9は、施錠杆9の切欠38の上辺がストッパー片37の上端に当接した施錠位置において常時は停止している。施錠杆9の下方部には、作動杆22に設けられたバネ掛止片42の移動を可能とする縦長の逃がし孔43が形成されている。施錠杆9の段部27には、カム板23の第1突部23aに係合する係合孔44が穿設されており、シリンダ錠18の作動によりカム板23を図6における反時計方向(以後カム板の回動方向については、図6に基づくものとして説明する。)に回動させると、カム板23の第1突部23aが係合孔44の上辺に係合し、施錠杆9が引張バネ40の付勢力に抗し、施錠位置から解錠位置にまで上方に向けて移動できるようになっている。
【0027】
作動杆22は、金属製の板材を段状に折り曲げてなり、上部には、中間の支持板14に設けられた起立片26の抜け止め頭部26aの挿通を可能とする挿通部と首部26bで案内される案内部を備えた略T字状の案内孔部45aとカム板23の第1突部23aの通過を可能とする逃がし孔部45bとが連結されたクランク状の複合孔45が穿設されている。作動杆22は複合孔45の案内孔部45aの下辺が起立片26の首部26bに当接する非作動位置と、案内孔部45aの上辺が起立片26の首部26bに当接する作動位置とで、作動杆22が停止し、その間で作動杆22の移動が可能とされている。作動杆22の後縁22aの中間部には、外側に非接触スイッチ25を作動させるための遮光片46が折り曲げ形成されており、下部には、バネ掛止片42が内側に折り曲げ形成されている。
【0028】
このバネ掛止片42は、施錠杆9の逃がし孔43を通って前枠3の内側に突出しており、バネ掛止片42の先端に引張バネ47の一端が掛止され、他端が支持板13に設けられたバネ掛止爪48に掛止され、作動杆22が上方に付勢されるようになっている。従って、引張バネ47の付勢力により作動杆22は、複合孔45の案内孔部45aの下辺が中間の支持板14に設けられた起立片26の首部26bに当接する非作動位置において常時は停止している。施錠杆9の段部27には、カム板23の第2突部23bを通過させるための逃がし孔49が穿設されており、シリンダ錠18を作動させカム板23を時計方向へ回動させる時に第2突部23bが通過し、第2突部23bが作動杆22の上辺22bに当接し、作動杆22を引張バネ47の付勢力に抗し下方に移動させる。
【0029】
そして、中間の支持板14には、カム板23の反時計方向への回動時に第1突部23aを通過させ、また、カム板23の時計方向への回動時に第2突部23bを通過させるための逃がし孔50が穿設されている。また、上方の支持板13の後縁、中間の支持板14の後縁、下方の支持板15の後縁には内側に向かって適宜長さの折り曲げ片51が形成されている。このような構造の施解錠装置8は、図8に示すように、その支持板13の表面をパチンコ遊技機1の前枠3の裏面に当て、支持板13の止めネジ挿通孔81を利用して、ネジで取り付けて使用する。外枠2には、施解錠装置8の第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bに対応した位置に下方の受け金具6が、第3鉤部材8cおよび第4鉤部材8dに対応した位置に上方の受け金具7が設けられている。
【0030】
前枠3を施錠するには、蝶番を支点として前枠3を回動させると、先ず、外枠2に取り付けられた下方の受け金具6の傾斜下辺に第1鉤部材8aの傾斜辺が、下方の受け金具6の傾斜上辺に第2鉤部材8bの傾斜辺が、上方の受け金具7の傾斜上辺に第3鉤部材8cの傾斜辺が、上方の受け金具7の傾斜下辺に第4鉤部材8dの傾斜辺が当接し、第1鉤部材8aは枢止ピン29を中心にして下方に傾動し、第2鉤部材8bは枢止ピン32を中心に上方に傾動する。また、第3鉤部材8cは枢止ピン34を中心にして上方に傾動し、第4鉤部材8dは枢止ピン35を中心にして下方に傾動する。
【0031】
さらに、前枠3を回動させると、下方の受け金具6の傾斜下辺を第1鉤部材8aの係止爪8a1が、下方の受け金具6の傾斜上辺を第2鉤部材8bの係止爪8b1が、上方の受け金具7の傾斜上辺を第3鉤部材8cの係止爪8c1が、上方の受け金具7の傾斜下辺を第4鉤部材8dの係止爪8d1が受け金具6,7を乗り越えると、下方の受け金具6に第1鉤部材の係止爪8a1と第2鉤部材8bの係止爪8b1が、上方の受け金具7に第3鉤部材8cの係止爪8c1と第4鉤部材8dの係止爪8d1が係合し、前枠3が閉鎖され外枠2に施錠されることになる。
【0032】
前枠3を解錠するには、シリンダ錠18にキーを差し込みカム板23を時計方向に操作する。すると、カム板23の第1突部23aが係合孔44に係合し、引張バネ40の付勢力に抗し、施錠杆9が上方の解錠位置にまで移動する。この施錠杆9の上方への移動に伴い、第1鉤部材8a〜第4鉤部材8dがそれぞれ上方あるいは下方に傾動し、第1鉤部材8aの係止爪8a1と第2鉤部材8bの係止爪8b1との間、および、第3鉤部材8cの係止爪8c1と第4鉤部材8dの係止爪8d1との間がそれぞれ下方の受け金具6および上方の受け金具7との係合がはずれるだけの間隔に達し、解錠され、前枠3が蝶番を支点として施錠時と逆方向に回動させ前枠3を開放する。シリンダ錠18にキーを差し込みカム板23を反時計方向に操作すると、カム板23の第2突部23bが逃がし孔49を通過して作動杆22の上辺22bに当接し、作動杆22が引張バネ47の付勢力に抗し下方に移動される。
【0033】
これにより作動杆22は、複合孔45の案内孔部45aの下辺が起立片26の首部26bに当接する非作動位置から案内孔部45aの上辺が起立片26の首部26bに当接する作動位置にまで移動し、作動杆22の遮光片46によって非接触スイッチ25が作動し、リセットが行われる。シリンダ錠18の作動を解除することで、作動杆22は引張バネ47の付勢力により非作動位置にまで戻される。
【0034】
次に、受け金具6,7に対して係止および離脱させる機構の各構成について説明する。本実施形態においては、施解錠装置8の下方に取り付けられた第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bの機構について説明する。当該施解錠装置8の上方に取り付けられた第3鉤部材8cおよび第4鉤部材8dの機能は同様であることは言うまでもない。図9は、第1鉤部材8aの外観を示した外観図である。図10は、第2鉤部材8bの外観を示した外観図である。図11は、施錠杆9の下端部の概略構成図である。図12は、支持板15の下端部の概略構成図である。図において、第1鉤部材8aは、略長方形の板形状に形成され、右端部(先端部)に係止爪8a1が形成されるとともに、この係止爪8a1から下方に向けて傾斜を有する傾斜部8a2が形成されている。
【0035】
また、左端部(後端部)には枢止ピン29を挿入するピン挿入孔8a3と、枢止ピン30を挿入するピン挿入孔8a4が形成されている。さらに、この後端部の下方隅部には、この第1鉤部材8aを下方に付勢する引張バネを引き掛けるバネ取付部8a5が外側に向けて立設されている。同様に、第2鉤部材8bは、略長方形の板形状に形成され、右端部(先端部)に係止爪8b1が形成されるとともに、この係止爪8b1から上方に向けて傾斜を有する傾斜部8b2が形成されている。また、左端部(後端部)には枢止ピン31を挿入するピン挿入孔8b3と、枢止ピン32を挿入するピン挿入孔8b4が形成されている。
【0036】
さらに、この後端部の上方隅部には、この第2鉤部材8bを下方に付勢する引張バネを引き掛けるバネ取付部8b5が外側に向けて立設されている。施錠杆9の下端部には、枢止ピン29が挿入され、第1鉤部材8aの傾動に伴って枢止ピン29が移動するための移動孔91が形成されるとともに、枢止ピン30が挿入され、同第1鉤部材8aの傾動に伴って枢止ピン30が移動するための移動孔92が形成されている。ここで、移動孔91は、横幅方向に形成された逃げ孔91aと、略円弧形状に形成された円弧孔91bとから構成されている。一方、移動孔92は、上下方向に長い略長方形形状に形成されている。
【0037】
そして、この移動孔91,92の上部には、枢止ピン31が挿入され、第2鉤部材8bの傾動に伴って枢止ピン31が移動するための移動孔93が形成されるとともに、枢止ピン32が挿入され、同第2鉤部材8bの傾動に伴って枢止ピン32が移動するための移動孔94が形成されている。ここで、移動孔93は、上下方向に長い略長方形形状に形成されている。一方、移動孔94は、横幅方向に形成された逃げ孔94aと、略円弧形状に形成された円弧孔94bとから構成されている。支持板15の下端部には枢止ピン30を挿入するためのピン挿入孔151と、枢止ピン31を挿入するためのピン挿入孔152が形成されるとともに、第1鉤部材8aのバネ取付部8a5に引き掛けた引張バネの他方端を引き掛けるバネ取付部153と、第2鉤部材8bのバネ取付部8b5に引き掛けた引張バネの他方端を引き掛けるバネ取付部154とが形成されている。
【0038】
上記構成において、第1鉤部材8aと第2鉤部材8bとを施錠杆9および支持板15に枢止ピン29〜32を使用して組み付けた時の構成を図13に示す。同図においては、枢止ピン29を第1鉤部材8aのピン挿入孔8a3および施錠杆9の移動孔91に挿入するとともに、同第1鉤部材8aと施錠杆9をこの枢止ピン29によって係止する。また、枢止ピン30を第1鉤部材8aのピン挿入孔8a4、施錠杆9の移動孔92および支持板15のピン挿入孔151に挿入するとともに、同第1鉤部材8aと施錠杆9と支持板15とをこの枢止ピン30によって係止する。次に、枢止ピン32を第2鉤部材8bのピン挿入孔8b4および施錠杆9の移動孔94に挿入するとともに、同第2鉤部材8bと施錠杆9をこの枢止ピン32によって係止する。
【0039】
そして、枢止ピン31を第2鉤部材8bのピン挿入孔8b3、施錠杆9の移動孔93および支持板15のピン挿入孔152に挿入するとともに、同第2鉤部材8bと施錠杆9と支持板15とをこの枢止ピン31によって係止する。そして、バネ取付部8a5,153に引張バネS1を取り付けるとともに、バネ取付部8b5,154に引張バネS2を取り付ける。ここで、本実施形態においては、第1鉤部材8aと第2鉤部材8bは受け金具6に係止した場合、領域Rをもって重なり合わさるように配設する。従って、この領域Rの部分においては、第1鉤部材8aは断面が折れ曲がって形成されており、この折れ曲がり部分に第2鉤部材8bの領域Rに該当する部分が嵌め合わされるようになり、第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bの外側面は面一に形成されることになる。
【0040】
また、上述したように枢止ピン29〜32による第1鉤部材8a、第2鉤部材8b、施錠杆9、支持板15の係止および施錠杆9に形成した各移動孔91〜94の形状に基づいて、本実施形態においては、各第1〜4鉤部材8a〜8dを単独で傾動させた場合に他の鉤部材に何等影響を与えることがなく、単独で傾動動作可能とし、施錠杆9が上方に移動した場合、すなわち、シリンダ錠18にて解錠操作がなされた場合に各第1〜4鉤部材8a〜8dが連動して傾動して受け金具6,7から離脱可能にする機能を実現可能としている。本実施形態においては、鉤部材8a,8bの先端に形成する傾斜部8a2,8b2を垂直方向に急峻になるように形成した。これにより、針金等の線材を第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bに引き掛けにくくすることが可能になり好適である。この急峻の度合いは、特定の度合いに限定されるものではないが、図17に示すように第1鉤部材8aと第2鉤部材8bとを重なり合わせた場合に、傾斜部8a2,8b2の外側にて形成される角度αが鈍角(90°<α<180°)を形成するようにすると急峻な傾斜形状を形成できて好適である。
一方、上述した実施形態においては、第1鉤部材8aの傾斜部8a2および第2鉤部材8bの傾斜部8b2の傾斜角度が被係止部6の傾斜面の傾斜角度より大きく形成されている。このように傾斜角度を被係止部6の傾斜面の傾斜角度より大きく形成した場合、第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bが被係止部6に向かって進入するとき、傾斜部8a2,8b2と被係止部6は略点接触して進入方向に移動する。ここで、この移動をスムーズに実施させると言う観点においては、図18に示すように、第1鉤部材8a,第2鉤部材8bの傾斜部8a2,8b2の傾斜角度を被係止部6の傾斜面の傾斜角度と略一致させると良い。これによって、移動時に相互の傾斜を略線接触させながら動かすことが可能となり、被係止部6に対する第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bの移動をスムーズに実施することが可能になる。
【0041】
図14は、第1鉤部材8aを単独で傾動させた場合の構成を示した構成図である。同図において、第1鉤部材8aを下方に傾動させると、枢止ピン30を回転軸にして同第1鉤部材8aは回動する。このとき、枢止ピン29は、移動孔91の円弧孔91bに沿って上方に移動する。このように、第1鉤部材8aは単独で傾動動作するため、針金等の線材をこの第1鉤部材8aに引き掛けて受け金具6から離脱させても、第2鉤部材8bは受け金具6に係止したままなので、解錠することができない。図15は、第2鉤部材8bを単独で傾動させた場合の構成を示した構成図である。同図において、第2鉤部材8bを上方に傾動させると、枢止ピン31を回転軸にして同第2鉤部材8bは回動する。このとき、枢止ピン32は、移動孔94の円弧孔94bに沿って上方に移動する。上述したのと同様に、第2鉤部材8bは単独で傾動動作するため、針金等の線材をこの第2鉤部材8bに引き掛けて受け金具6から離脱させても、第1鉤部材8aは受け金具6に係止したままなので、解錠することができない。
【0042】
一方、施錠杆9が上方に動いた場合、すなわち、シリンダ錠18にて解錠操作がなされた場合は、第1鉤部材8aと第2鉤部材8bとを連動して傾動させて、受け金具6から離脱させる必要がある。かかる場合の構成を図16の構成図に示す。同図において、施錠杆9がシリンダ錠18における解錠操作に伴って上方に移動すると、第1鉤部材8aは、枢止ピン29を回転軸にして回動する。このとき、枢止ピン29は、回動に伴って、逃げ孔91aにおいて横方向に移動する。一方、枢止ピン30は移動孔92において相対的に下方に移動する。また、第2鉤部材8bは、枢止ピン32を回転軸にして回動する。このとき、枢止ピン32は、回動に伴って、逃げ孔94aにおいて横方向に移動する。一方、枢止ピン32は移動孔93において相対的に下方に移動する。このように施錠杆9の上方への移動においては、第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bを連動して傾動させることによって、受け金具6から離脱させ解錠することが可能になる。
【0043】
(3)まとめ:
このように、第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bを受け金具6に係止させた際に、係止爪8a1および係止爪8b1の一部が重なり合うように、当該第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bを配設することによって、第1鉤部材8aおよび第2鉤部材8bに針金等の線材を差し込み難くすることができ、不正行為を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の前面図である。
【図2】パチンコ遊技機の内部透視側面図である。
【図3】施解錠装置の正面図である。
【図4】施解錠装置の左側面図である。
【図5】施解錠装置の右側面図である。
【図6】施解錠装置の背面図である。
【図7】施解錠装置の部分拡大分解斜視図である。
【図8】施解錠装置の側面図である。
【図9】第1鉤部材の外観図である。
【図10】第2鉤部材の外観図である。
【図11】施錠杆の下端部の概略構成図である。
【図12】下方の支持板の概略構成図である。
【図13】第1鉤部材と第2鉤部材と施錠杆と支持板とを組み合わせた構成図である。
【図14】第1鉤部材と第2鉤部材と施錠杆と支持板とを組み合わせた構成図である。
【図15】第1鉤部材と第2鉤部材と施錠杆と支持板とを組み合わせた構成図である。
【図16】第1鉤部材と第2鉤部材と施錠杆と支持板とを組み合わせた構成図である。
【図17】第1鉤部材と第2鉤部材の傾斜部にの外側に形成される角度の一例を示した図である。
【図18】第1鉤部材と第2鉤部材の傾斜部にの外側に形成される角度の一例を示した図である。
【符号の説明】
6…受け金具
9…施錠杆
91〜94…移動孔
15…支持板
29〜32…枢止ピン
8a…第1鉤部材
8b…第2鉤部材
Claims (1)
- 遊技機の前枠に配設されるとともに鍵により施解錠操作される施解錠手段と、同前枠に配設されるとともに相対面して配設された係止部を有し上記施解錠手段における施解錠操作に対応して同遊技機の外枠に配設された被係止部に同相対面する係止部を相互に係止および離脱させて上記前枠を外枠に対して施解錠可能にする係止手段とを備える遊技機の施解錠装置であって、
上記係止手段は、
上記被係止部に上記相対面する係止部を係止した場合に、当該相対面する係止部の一部が重なり合わさるように配設されていることを特徴とする遊技機の施解錠装置。
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