JP3819221B2 - 内視鏡用処置具の製造方法 - Google Patents
内視鏡用処置具の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3819221B2 JP3819221B2 JP2000204582A JP2000204582A JP3819221B2 JP 3819221 B2 JP3819221 B2 JP 3819221B2 JP 2000204582 A JP2000204582 A JP 2000204582A JP 2000204582 A JP2000204582 A JP 2000204582A JP 3819221 B2 JP3819221 B2 JP 3819221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- forceps
- locking
- manufacturing
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉗子等の内視鏡用処置具の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉗子に動力伝達用のワイヤを係止するにあたっては、鉗子のワイヤ係止穴にワイヤを通したあと、ワイヤを折り返すように2箇所以上曲げることによって鉗子に引っ掛けるように係止する方法や、ワイヤ係止穴に通したワイヤ先端に溶接等を施すことによって抜け止めのように係止する方法が知られている。
【0003】
従来技術の製造方法で製造された内視鏡用処置具は特開平10−118089号公報に示されている。
【0004】
この従来の内視鏡用処置具101を、図10乃至図13を用いて説明する。図10に示すように、内視鏡用処置具101の操作機構102は、前後方向に対向配置された前側ハンドル103と後側ハンドル104とから構成され、前側ハンドル103、後側ハンドル104の基端は支軸105により開閉可能に連結されている。
【0005】
前側ハンドル103の上端には、前後方向に延びる長尺パイプ106(挿入部材)が設けられ、この長尺パイプ106内にはその軸線方向に沿って延びるロッド(連動部材)107が収容されている。
【0006】
長尺パイプ106及びロッド107の前端は、内視鏡(図示しない)を介して体内に挿入可能となっている。ロッド107の後端は、前記後側ハンドル104の上端に連結され、前記前側ハンドル103、後側ハンドル104の開閉に伴い前後方向へ往復移動する。
【0007】
図11乃至図13に示すように、前記長尺パイプ106の先端には、前記ロッド107の前端から所定の間隔をおいて鉗子108が設けられ、鉗子108は長尺パイプ106の先端開口部106aから前方へ突出されている。
【0008】
この鉗子108は互いに重ね合わされた一対の刃体(開閉体)109、110から構成されており、両刃体109、110は長尺パイプ106の先端に固定された固定中心軸111により回動可能に支持されている。
【0009】
両刃体109、110は、その後端から前記固定中心軸111付近にかけて同一水平面上となるように互いに内側に折曲されている。
【0010】
又、両刃体109、110の後端には、各々上下方向に円形状をなす係止孔(係止部)112、113が形成されている。
【0011】
前記ロッド107の前端には、挿通孔107aが水平方向に沿って形成されている。この挿通孔107aには金属からなる一本(単一)のワイヤ(線状部材)114が挿通され、このワイヤ114は、挿通孔107aに挿通された基部115と、基部115の両端からほぼ直角をなすように前方側に折曲された一対の折曲部116、117と、両折曲部116、117の先端に鈎状をなす抜け止め防止部118、119とから構成されている。
【0012】
ワイヤ114の両端の抜け止め防止部118、119は、両折曲部116、117の基端側へ反転するように折り曲げられており、前記両刃体109、110の係止孔112、113に通してそれぞれ係止されている。
【0013】
そして、抜け止め防止部118、119が刃体109、110の後端部に干渉することにより、折曲部116、117が係止孔112、113から抜けないようになっている。
【0014】
これにより、前記鉗子108の両刃体109、110とロッド107とがワイヤ114により駆動連結されている。
【0015】
又、前記ワイヤ114の折曲部116、117は、X字状をなすように互いに交差されており、両刃体109、110が開く方向に所定の弾性力を有している。即ち、ワイヤ114の折曲部116、117により、両刃体109、110が開く方向に回動付勢されている。
【0016】
次に、上記のように構成された内視鏡用処置具101の作用について説明する。操作機構102を遠隔操作してロッド107が後方に引かれると、固定中心軸111からロッド107の前端が離れ、ワイヤ114が後方に変位してその折曲部116、117の弾性力に抗して両刃体109、110が互いに閉じる。
【0017】
又、操作機構102を遠隔操作してロッド107が前方に押されると、ワイヤ114が前方に変位してその両折曲部116、117の弾性力も加わり、固定中心軸111にロッド107の前端が近づき、前記両刃体109、110が互いに開く。
【0018】
刃体109、110の開閉操作中において、係止孔112、113から折曲部116、117から抜けようとしても、抜け止め防止部118、119が両折曲部116、117の基端側に折曲されているため、ワイヤ114の折曲部116、117は係止孔112、113から抜けることはない。
【0019】
更に、両刃体109、110の開閉操作中において、ワイヤ114の両折曲部116、117にその両端から互いに向かい合う方向へ圧縮力が作用するが、同折曲部116、117は所定の剛性を有しているため折損することはない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の内視鏡用処置具の製造方法では、鉗子のワイヤ係止穴にワイヤを通した後、曲げ加工や溶接等の作業が発生する。若しくは曲げや溶接等の係止加工を施したワイヤを鉗子の係止穴に通すという作業が発生する。どちらの場合にも製造工程における作業工数増加や作業性低下が考えられる。
【0021】
そこで、本発明は、ワイヤを鉗子のワイヤ係止穴に係止する際に、切断と同時にワイヤ断面形状を変化させる加工を行うことで、鉗子とワイヤを係止することにより、鉗子の製造工程において、鉗子に開閉動力伝達用のワイヤを係止する作業の作業工数削減と作業性向上が可能な内視鏡用処置具の製造方法を提供するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、先端が開閉可能な一対の鉗子に、開閉操作の動力を伝達するワイヤを係止することで鉗子のリンク機構を構成する内視鏡用処置具の製造方法において、前記ワイヤを前記鉗子のワイヤ係止穴に係止する際に、一つの工具を用いてワイヤの切断と同時に切断される側のワイヤの端部形状を変形させる工程を含むことを特徴とするものである。
【0023】
この発明によれば、ワイヤを鉗子のワイヤ係止穴に係止する工程において、一つの工具、即ち、ワイヤを加工する工具に、切断を行う切断刃物部分と、ワイヤをプレスしてつぶす部分を設けることにより、ワイヤの切断と同時にワイヤ形状を変形させる加工を行うことが可能となり、一工程で鉗子とワイヤを抜け止めもしくは抜け防止の状態で係止することができ、ワイヤを係止する作業の作業工数削減と作業性向上が可能な内視鏡用処置具の製造方法を提供できる。
【0024】
請求項2記載の発明は、先端が開閉可能な一対の鉗子に、開閉操作の動力を伝達するワイヤを挿通し係止することで鉗子のリンク機構を構成する内視鏡用処置具の製造方法において、前記ワイヤを前記鉗子のワイヤ係止穴に係止する際に、一つの工具を用いてワイヤの切断と同時に切断される側のワイヤの端部形状を変形させる工程と、ワイヤの切断及び端部形状の変形工程に連動して、曲げ工具により鉗子に対するワイヤの挿通部近傍を曲げる工程とを含むことを特徴とするものである。
【0025】
この発明によれば、請求項1記載の発明と同様な作用を発揮するとともに、ワイヤの挿通部近傍の曲げ加工を同時に行うことができ、未加工のワイヤを使用する場合でも前記鉗子に係合させることが可能となって、ワイヤを係止する作業の作業工数削減と作業性向上とをより一層図ることが可能な内視鏡用処置具の製造方法を提供できる。
【0026】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の内視鏡用処置具の製造方法において、前記ワイヤ形状の変形は、ワイヤの切断と同時に前記ワイヤ端部をプレスしてつぶし部を形成することにより行われることを特徴とするものである。
【0027】
この発明によれば、前記ワイヤ端部をプレスしてつぶし部を形成することによって、ワイヤの鉗子からの抜けを確実に防止できる内視鏡用処置具の製造方法を提供できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0029】
(実施の形態1)
(構成)
図1乃至図3は、本発明の実施の形態1の内視鏡用処置具における鉗子を構成する鉗子カップ1とワイヤ4を係止する工程を示すものである。図4は鉗子カップ1に係止したワイヤ4のつぶし部4bを示す部分断面図、図5は鉗子カップ1の平面及び部分断面を示す図である。
【0030】
図1乃至図3及び図5において、一対構成の鉗子カップ1には、鉗子開閉中心に相当する位置に回転中心穴2が、またカップ形状になっている部分と反対側にワイヤ係止穴3が設けられている。
【0031】
鉗子製造後の最終形状としては鉗子カップ1を2個対称に向かい合わせるような形態で、互いの回転中心穴2にピン等を組み込み、内視鏡シースの先端等に配設される。
【0032】
また、一対構成の鉗子カップ1のワイヤ係止穴3に動力伝達用のワイヤ4を係止し、その他端を内視鏡操作部で押し引きするなどの遠隔操作によって開閉動作を行う鉗子となる。
【0033】
ワイヤ4は、所定の形状に成形された状態でこのワイヤ係止工程に供給され、このワイヤ4はワイヤ係止穴3に所定の位置まで挿入される。
【0034】
本実施の形態1では、例えば直角に曲げられたワイヤ4の曲げ部4aを持った状態で本工程に供給され、曲げ部4aがワイヤ係止穴3上の鉗子カップ1端面に当たるストッパーの機能も果たすようにしている。
【0035】
また、ワイヤ係止工具5a、5bが、図示しないアクチュエータ等により図1において左右方向に開閉可能に配置されている。
【0036】
ワイヤ係止工具5a、5bの各上部には前記ワイヤ4をプレスし変形してつぶし部4bとするワイヤプレス部6a、6bが対向配置に形成されている。更にワイヤプレス部6a、6bの下側には、各々前記ワイヤ4を切断するワイヤ切断部7a、7bが対向配置に設けられている。
【0037】
(作用)
次に、本実施の形態1の内視鏡用処置具の製造方法において、鉗子カップ1とワイヤ4を係止する工程について詳述する。
【0038】
図1は前記ワイヤ4の係止加工前の状態を示し、鉗子カップ1のワイヤ係止穴3に、ワイヤ4を曲げ部4aまで挿入した状態である。鉗子カップ1は、図示していないが加工治具等の部材によって保持されている。
【0039】
図2はアクチュエータ等を作動し、係止工具5a、5bをワイヤ4に向かって矢印に示す方向に押圧している状態を示す。
【0040】
即ち、図2はワイヤ係止工具5bのワイヤ切断部7bと、ワイヤ係止工具5aのワイヤプレス部6a下面に形成されているワイヤ切断部7aとによる切断加工により、ワイヤ4が切断され、ワイヤプレス部6a、6bをワイヤ4に押圧してワイヤ4の端部にプレス加工によるつぶし部4bを形成している状態を示す。
【0041】
図3は前記アクチュエータ等の作動を解除し、ワイヤ係止工具5a、5bをワイヤ4の位置から各々外方に開放した状態を示すものである。
【0042】
このようにして、前記ワイヤ切断部7a、7bによりワイヤ4は所望の長さに切断され、またワイヤプレス部6a、6bによるプレス加工により、ワイヤ4には図4にも示すつぶし部4bが形成され、この結果、ワイヤ4はつぶし部4bにおける形状(断面形状)の変形によって、このつぶし部4bがワイヤ係止穴3から抜け出ることが阻止されることになり、鉗子カップ1とワイヤ4とを、上述したワイヤ係止工具5a、5bによる一回の加工動作でワイヤ4の切断とワイヤ4の係止とを一挙に実行できる。
【0043】
(効果)
以上説明した実施の形態1によれば、ワイヤ4を鉗子カップ1のワイヤ係止穴3に係止する工程において、ワイヤ4の切断と同時にワイヤ4の断面形状を変化させる加工を行い、鉗子カップ1にワイヤ4を係止することが可能となり、鉗子の製造工程において、鉗子に開閉動力伝達用のワイヤ4を係止する作業の作業工数削減と、作業性向上が可能な内視鏡用処置具の製造方法を提供することができる。
【0044】
(実施の形態2)
(構成)
図6乃至図9は、本発明の実施の形態2を示すもので、内視鏡用処置具の製造工程中における鉗子カップ1とワイヤ4を係止する各工程を示す。実施の形態2においても基本的に既述した実施の形態1と同じ工程を採用しているため、ここでは、実施の形態1と異なる工程を主に説明する。
【0045】
本実施の形態2においては、ワイヤ4の曲げ加工の支点に位置するように駆動されるワイヤ支持部材8a、ワイヤ4を曲げ方向に押圧する曲げ部材8bを付加し、図示しないアクチュエータ等によりワイヤ支持部材8a、曲げ部材8bを各々駆動するようにしたことが特徴である。この他の構成要素は、実施の形態1の場合と同様である。
【0046】
(作用)
実施の形態2の製造工程は、基本的に実施の形態1と同様な製造工程であるが、ここでは、主に異なる工程について説明する。
【0047】
既述した実施の形態1では、前記ワイヤ4は所定の形状に成形された状態で、このワイヤ係止の工程に供給され、ワイヤ係止工具5a、5bを図示しないアクチュエータ等で作動するようにしている。
【0048】
即ち、前記ワイヤプレス部6a、6b、ワイヤ切断部7a、7bを用いて、ワイヤ4を切断すると同時に端部をプレス加工し、前記つぶし部4bを形成することにより、鉗子カップ1のワイヤ係止穴3にワイヤ4を挿通した状態で抜け止めもしくは抜け防止する状態で係止していた。
【0049】
本実施の形態2では、図6に示すように、何の加工も施していない線材素材のままのワイヤ4を本工程に投入し、鉗子カップ1のワイヤ係止穴3にワイヤ4の端部を挿通する。
【0050】
そして、図7に示すように、図示しないアクチュエータ等を作動し、ワイヤ係止工具5a、5bにおけるワイヤプレス部6a、6bによるワイヤ4の端部のプレス加工と、ワイヤ切断部7a、7bによるワイヤ4の切断加工とを同時に行い、つぶし部4bの形成及びワイヤ4の不要部分の切断を実行する。
【0051】
これと同時に、前記ワイヤ曲げ部8bをワイヤ4に押圧することで、ワイヤ4に曲げ部4aも形成する。
【0052】
即ち、図示しないアクチュエータ等の動作で前記ワイヤ支持部材8aがワイヤ4の曲げ支点を片側から保持し、反対側から前記ワイヤ曲げ部材8bをこのワイヤ4に押圧することにより、図7に示すようにワイヤ4を直角に折り曲げる。
【0053】
図8は、前記ワイヤ4を直角に曲げ、曲げ部4aを形成した後、アクチュエータ等の作動により、前記ワイヤ係止工具5a、5bを矢印方向に開放する状態を示すものである。また、図9は鉗子カップ1に係止したワイヤ4の曲げ部4a、つぶし部4bを示すものである。
【0054】
(効果)
以上説明した本実施の形態2によれば、前記ワイヤ4を鉗子カップ1のワイヤ係止穴3に係止する工程で、切断と同時にワイヤ4の断面形状を変化させるつぶし部4bの加工に加え、ワイヤ4の曲げ部4aの形成をも行うことで、何の加工も施していない線材素材のままのワイヤ4を本工程に投入し、効率よく鉗子カップ1に抜け止めもしくは抜け防止状態で係止すことが可能となる。
【0055】
従って、カップ1の製造工程において、カップ1に開閉動力伝達用のワイヤ4を係止する作業のさらなる作業工数削減と、作業性向上が可能となり、かつ、製造工程の自動化も容易に実現することが可能な内視鏡用処置具の製造方法を提供することができる。
【0056】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ワイヤを鉗子のワイヤ係止穴に係止する際に、切断と同時にワイヤ形状の変形によるつぶし部を形成する加工を行って、鉗子とワイヤを係止することにより、鉗子の製造工程において、鉗子に動力伝達用のワイヤを係止する作業の作業工数削減と作業性向上が可能な内視鏡用処置具の製造方法を提供することができる。
【0057】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、未加工のワイヤを用いる場合でも、切断及びつぶし部の形成と同時に曲げ部をも形成でき、より一層の作業工数削減と作業性向上が可能な内視鏡用処置具の製造方法を提供することができる。
【0058】
請求項3記載の発明によれば、ワイヤの鉗子からの抜けを確実に防止できる内視鏡用処置具の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の内視鏡用処置具における鉗子カップにワイヤを係止する工程中のプレス及び切断直前の工程を示す工程説明図である。
【図2】実施の形態1の内視鏡用処置具における鉗子カップにワイヤを係止する工程中のプレス及び切断の工程を示す工程説明図である。
【図3】実施の形態1の内視鏡用処置具における鉗子カップにワイヤを係止する工程中のプレス及び切断後の工程説明図である。
【図4】実施の形態1の鉗子カップに係止したワイヤの曲げ部、つぶし部を示す部分断面図である。
【図5】実施の形態1の鉗子カップの平面及び部分断面を示す図である。
【図6】実施の形態2の内視鏡用処置具における鉗子カップにワイヤを係止する工程中のプレス及び切断直前の工程を示す工程説明図である。
【図7】実施の形態2の内視鏡用処置具における鉗子カップにワイヤを係止する工程中のプレス及び切断の工程を示す工程説明図である。
【図8】実施の形態2の内視鏡用処置具における鉗子カップにワイヤを係止する工程中のプレス及び切断後の工程説明図である。
【図9】実施の形態2の鉗子カップに係止したワイヤの曲げ部、つぶし部を示す部分断面図である。
【図10】従来の内視鏡用処置具の概略斜視図である。
【図11】従来の内視鏡用処置具の鉗子を示す平面図である。
【図12】従来の内視鏡用処置具の鉗子を示す側面図である。
【図13】従来の内視鏡用処置具の鉗子の一部省略側面図である。
【符号の説明】
1 鉗子カップ
2 回転中心穴
3 ワイヤ係止穴
4 ワイヤ
4a 曲げ部
4b つぶし部
5a ワイヤ係止工具
5b ワイヤ係止工具
6a ワイヤプレス部
6b ワイヤプレス部
7a ワイヤ切断部
7b ワイヤ切断部
8a ワイヤ支持部材
8b 曲げ部材
Claims (3)
- 先端が開閉可能な一対の鉗子に、開閉操作の動力を伝達するワイヤを係止することで鉗子のリンク機構を構成する内視鏡用処置具の製造方法において、
前記ワイヤを前記鉗子のワイヤ係止穴に係止する際に、一つの工具を用いてワイヤの切断と同時に切断される側のワイヤの端部形状を変形させる工程を含むことを特徴とする内視鏡用処置具の製造方法。 - 先端が開閉可能な一対の鉗子に、開閉操作の動力を伝達するワイヤを挿通し係止することで鉗子のリンク機構を構成する内視鏡用処置具の製造方法において、
前記ワイヤを前記鉗子のワイヤ係止穴に係止する際に、一つの工具を用いてワイヤの切断と同時に切断される側のワイヤの端部形状を変形させる工程と、
ワイヤの切断及び端部形状の変形工程に連動して、曲げ工具により鉗子に対するワイヤの挿通部近傍を曲げる工程と、
を含むことを特徴とする内視鏡用処置具の製造方法。 - 前記ワイヤ形状の変形は、ワイヤの切断と同時に前記ワイヤ端部をプレスしてつぶし部を形成することにより行われることを特徴とする請求項1又は2記載の内視鏡用処置具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000204582A JP3819221B2 (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 内視鏡用処置具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000204582A JP3819221B2 (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 内視鏡用処置具の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002017734A JP2002017734A (ja) | 2002-01-22 |
JP3819221B2 true JP3819221B2 (ja) | 2006-09-06 |
Family
ID=18701820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000204582A Expired - Lifetime JP3819221B2 (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 内視鏡用処置具の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3819221B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040260337A1 (en) | 2003-06-18 | 2004-12-23 | Scimed Life Systems, Inc. | Endoscopic instruments and methods of manufacture |
US8469993B2 (en) | 2003-06-18 | 2013-06-25 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Endoscopic instruments |
US7762960B2 (en) | 2005-05-13 | 2010-07-27 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Biopsy forceps assemblies |
JP2009125526A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Hoya Corp | 内視鏡用鉗子 |
JP5912915B2 (ja) * | 2012-06-27 | 2016-04-27 | 株式会社城建 | 型枠剥離解体用補助具 |
-
2000
- 2000-07-06 JP JP2000204582A patent/JP3819221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002017734A (ja) | 2002-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0605763B1 (de) | Gewebestanze | |
US5980556A (en) | Scissors-like tool for a surgical instrument and process for its production | |
JP3819221B2 (ja) | 内視鏡用処置具の製造方法 | |
US6378351B1 (en) | Method for manufacturing endoscopic biopsy forceps cup | |
US5188680A (en) | Method of making tooth point | |
JPH07313514A (ja) | 内視鏡用処置具 | |
US6083240A (en) | Link mechanism unit included in a link mechanism for an endoscopic forceps | |
JP3694202B2 (ja) | 内視鏡用処置具の先端支持部材の製造方法 | |
US20040127890A1 (en) | Medical instrument | |
JPH09286311A (ja) | 自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及びその製造方法 | |
US8419766B2 (en) | Medical device actuators | |
JP3051066B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JPH1024045A (ja) | 内視鏡用処置具の処置部用リング状採取刃及びその製造方法 | |
JP2785127B2 (ja) | バール及びテコ棒 | |
JPH09276285A (ja) | 内視鏡用処置具の処置部用カップ状採取刃 | |
JP2000189435A (ja) | 内視鏡用処置具における処置部用カップ状採取刃 | |
JP3732995B2 (ja) | 内視鏡用処置具の操作ワイヤ連結部 | |
JP2009166766A (ja) | 車両用リンク構造 | |
JP2000175920A (ja) | 内視鏡用生検鉗子 | |
JP2006212321A (ja) | 超微細鉗子の製造方法 | |
JP3634707B2 (ja) | 製品を分離可能に保持したスケルトン | |
WO2007129781A1 (en) | Processing method for link of automobile door-lock | |
JP2017064069A (ja) | 手術用把持具 | |
JP2000189430A (ja) | 内視鏡用処置具における処置部用カップ状採取刃 | |
WO2020151267A1 (zh) | 具有一体式钳头的活检钳及其制造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060614 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3819221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |