JPH09286311A - 自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及びその製造方法 - Google Patents
自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及びその製造方法Info
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- JPH09286311A JPH09286311A JP8098565A JP9856596A JPH09286311A JP H09286311 A JPH09286311 A JP H09286311A JP 8098565 A JP8098565 A JP 8098565A JP 9856596 A JP9856596 A JP 9856596A JP H09286311 A JPH09286311 A JP H09286311A
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- parking
- parking rod
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/005—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles by locking of wheel or transmission rotation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 直状の素材から塑性加工により作動力伝達部
及びその連接部を一体成形できるようにした自動変速機
のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 この発明に係るパーキングロッド10
は、シフトレバー5の作動をパーキングポール4を介し
てパーキングギヤ3に伝達する自動変速機のパーキング
ロック装置Eにおけるパーキングロッド10であって、
直状を呈したパーキングロッド本体部11と、このパー
キングロッド本体部11の基部側に連続して形成されシ
フトレバー5の作動をパーキングロッド本体部11に伝
達する作動力伝達部12とから構成され、作動力伝達部
12は、扁平状に形成されると共に、基部側に配置した
連接部13が、シフトレバー5からの作動を伝達する伝
達機構6側の連接部6aと係合可能に弯曲形成されてい
ることを特徴としている。
及びその連接部を一体成形できるようにした自動変速機
のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 この発明に係るパーキングロッド10
は、シフトレバー5の作動をパーキングポール4を介し
てパーキングギヤ3に伝達する自動変速機のパーキング
ロック装置Eにおけるパーキングロッド10であって、
直状を呈したパーキングロッド本体部11と、このパー
キングロッド本体部11の基部側に連続して形成されシ
フトレバー5の作動をパーキングロッド本体部11に伝
達する作動力伝達部12とから構成され、作動力伝達部
12は、扁平状に形成されると共に、基部側に配置した
連接部13が、シフトレバー5からの作動を伝達する伝
達機構6側の連接部6aと係合可能に弯曲形成されてい
ることを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シフトレバーの
作動をパーキングポールを介してパーキングギヤに伝達
する自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキ
ングロッド及びその製造方法に関する。
作動をパーキングポールを介してパーキングギヤに伝達
する自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキ
ングロッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のパーキングロック装置と
しては、例えば図6に示した構造のものが提案されてい
る。すなわち、ミッションケース1内に回転自在に支持
されたドライブシャフト2には、.外周に複数の係止溝
3aを形成したパーキングギヤ3が固定されており、こ
のパーキングギヤ3の近傍に、その係止溝3aと係脱す
る係止突部4aを有するパーキングポール4が回動可能
に支持されている。
しては、例えば図6に示した構造のものが提案されてい
る。すなわち、ミッションケース1内に回転自在に支持
されたドライブシャフト2には、.外周に複数の係止溝
3aを形成したパーキングギヤ3が固定されており、こ
のパーキングギヤ3の近傍に、その係止溝3aと係脱す
る係止突部4aを有するパーキングポール4が回動可能
に支持されている。
【0003】一方、車体側にはシフトレバー5が回動可
能に支持されており、このシフトレバー5の作動力は、
リンク機構からなる伝達機構6に伝達されている。この
伝達機構6の出力端である連接部6aに、パーキングロ
ッド7が配置されている。このパーキングロッド7の一
端側に形成された略くの字の折曲部7aには、溶接によ
り板状の作動力伝達部8が固着されており、この作動力
伝達部8に植設された連接部としての連接ピン8aは、
伝達機構6側の連接部6aに形成された孔6bに挿入さ
れている。また、パーキングロッド7の他端側には、パ
ーキングポール4に形成されたカム受部4bに係合する
テーパー部9aを有するカム部材9が図示しないストッ
パによりパーキングポール4側の軸方向の移動を規制さ
れて挿入されており、このカム部材9は、圧縮ばね9b
によってパーキングポール4側に向って付勢されてい
る。
能に支持されており、このシフトレバー5の作動力は、
リンク機構からなる伝達機構6に伝達されている。この
伝達機構6の出力端である連接部6aに、パーキングロ
ッド7が配置されている。このパーキングロッド7の一
端側に形成された略くの字の折曲部7aには、溶接によ
り板状の作動力伝達部8が固着されており、この作動力
伝達部8に植設された連接部としての連接ピン8aは、
伝達機構6側の連接部6aに形成された孔6bに挿入さ
れている。また、パーキングロッド7の他端側には、パ
ーキングポール4に形成されたカム受部4bに係合する
テーパー部9aを有するカム部材9が図示しないストッ
パによりパーキングポール4側の軸方向の移動を規制さ
れて挿入されており、このカム部材9は、圧縮ばね9b
によってパーキングポール4側に向って付勢されてい
る。
【0004】そして、シフトレバー5のシフト操作によ
り伝達機構6側の連接部6a及び作動力伝達部8側の連
接部8aを介してパーキングロッド7が回転すると、パ
ーキングロッド7に設けたカム部材9によりパーキング
ポール4が回動し、その係止突部4aがパーキングギヤ
3の係止溝3aに係脱するように構成されている。
り伝達機構6側の連接部6a及び作動力伝達部8側の連
接部8aを介してパーキングロッド7が回転すると、パ
ーキングロッド7に設けたカム部材9によりパーキング
ポール4が回動し、その係止突部4aがパーキングギヤ
3の係止溝3aに係脱するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキン
グロッド7では、作動力伝達部8を別途設ける必要があ
ると共に、作動力伝達部8の溶接時に発生する溶接ビー
ドと近接部品との干渉を防ぐため、溶接ビードのカット
が必要となる。
た自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキン
グロッド7では、作動力伝達部8を別途設ける必要があ
ると共に、作動力伝達部8の溶接時に発生する溶接ビー
ドと近接部品との干渉を防ぐため、溶接ビードのカット
が必要となる。
【0006】このため、構成部品点数が多くなり、重量
が増大すると共に、製造工数も多く製造コストが増大す
るという問題があった。
が増大すると共に、製造工数も多く製造コストが増大す
るという問題があった。
【0007】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためのもので、その目的とするところは、直状の素
材から塑性加工により作動力伝達部及びその連接部を一
体成形できるようにした自動変速機のパーキングロック
装置におけるパーキングロッド及びその製造方法を提供
することにある。
するためのもので、その目的とするところは、直状の素
材から塑性加工により作動力伝達部及びその連接部を一
体成形できるようにした自動変速機のパーキングロック
装置におけるパーキングロッド及びその製造方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1の自動変速機のパーキング
ロック装置におけるパーキングロッドでは、シフトレバ
ーの作動をパーキングポールを介してパーキングギヤに
伝達する自動変速機のパーキングロック装置におけるパ
ーキングロッドであって、直状を呈したパーキングロッ
ド本体部と、このパーキングロッド本体部の基部側に連
続して形成されシフトレバーの作動をパーキングロッド
本体部に伝達する作動力伝達部とから構成され、前記作
動力伝達部は、扁平状に形成されると共に、基部側に配
置した連接部が、シフトレバーからの作動を伝達する伝
達機構側の連接部と係合可能に弯曲形成されていること
を特徴としている。
め、この発明に係る請求項1の自動変速機のパーキング
ロック装置におけるパーキングロッドでは、シフトレバ
ーの作動をパーキングポールを介してパーキングギヤに
伝達する自動変速機のパーキングロック装置におけるパ
ーキングロッドであって、直状を呈したパーキングロッ
ド本体部と、このパーキングロッド本体部の基部側に連
続して形成されシフトレバーの作動をパーキングロッド
本体部に伝達する作動力伝達部とから構成され、前記作
動力伝達部は、扁平状に形成されると共に、基部側に配
置した連接部が、シフトレバーからの作動を伝達する伝
達機構側の連接部と係合可能に弯曲形成されていること
を特徴としている。
【0009】また、請求項2の自動変速機のパーキング
ロック装置におけるパーキングロッドの製造方法では、
シフトレバーの作動をパーキングポールを介してパーキ
ングギヤに伝達する自動変速機のパーキングロック装置
におけるパーキングロッドの製造方法であって、所定の
長さに切断された直状の素材の一端を折り曲げてシフト
レバー側からの作動力を受ける連接部を形成する第1工
程と、この第1工程で得られた素材の作動力伝達部に該
当する部分をシフトレバーからの作動を伝達する伝達機
構側の連接部と係合可能に弯曲せしめる第2工程と、こ
の第2工程で弯曲形成された作動力伝達部に該当する部
分を扁平化して作動力伝達部を形成する第3工程の各工
程からなることを特徴としている。
ロック装置におけるパーキングロッドの製造方法では、
シフトレバーの作動をパーキングポールを介してパーキ
ングギヤに伝達する自動変速機のパーキングロック装置
におけるパーキングロッドの製造方法であって、所定の
長さに切断された直状の素材の一端を折り曲げてシフト
レバー側からの作動力を受ける連接部を形成する第1工
程と、この第1工程で得られた素材の作動力伝達部に該
当する部分をシフトレバーからの作動を伝達する伝達機
構側の連接部と係合可能に弯曲せしめる第2工程と、こ
の第2工程で弯曲形成された作動力伝達部に該当する部
分を扁平化して作動力伝達部を形成する第3工程の各工
程からなることを特徴としている。
【0010】そして、上記した発明によれば、作動力伝
達部及びその連接部を直状の素材から一体成形すること
ができるので、部品点数が減少し、軽量化を図れると共
に、コストの低減化を図ることができる。
達部及びその連接部を直状の素材から一体成形すること
ができるので、部品点数が減少し、軽量化を図れると共
に、コストの低減化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
〜図5を参照して説明する。なお、図6に示す従来例と
同一又は同等の部分には同一の符号を付して説明する。
〜図5を参照して説明する。なお、図6に示す従来例と
同一又は同等の部分には同一の符号を付して説明する。
【0012】この発明に係るパーキングロッド10は、
シフトレバー5の作動をパーキングポール4を介してパ
ーキングギヤ3に伝達する自動変速機のパーキングロッ
ク装置Eにおけるパーキングロッド10であって、直状
を呈したパーキングロッド本体部11と、このパーキン
グロッド本体部11の基部側に連続して形成されシフト
レバー5の作動をパーキングロッド本体部11に伝達す
る作動力伝達部12とから構成され、作動力伝達部12
は、扁平状に形成されると共に、基部側に配置した連接
部13が、シフトレバー5からの作動を伝達する伝達機
構6側の連接部6aと係合可能に弯曲形成したことを特
徴としている。
シフトレバー5の作動をパーキングポール4を介してパ
ーキングギヤ3に伝達する自動変速機のパーキングロッ
ク装置Eにおけるパーキングロッド10であって、直状
を呈したパーキングロッド本体部11と、このパーキン
グロッド本体部11の基部側に連続して形成されシフト
レバー5の作動をパーキングロッド本体部11に伝達す
る作動力伝達部12とから構成され、作動力伝達部12
は、扁平状に形成されると共に、基部側に配置した連接
部13が、シフトレバー5からの作動を伝達する伝達機
構6側の連接部6aと係合可能に弯曲形成したことを特
徴としている。
【0013】さらに、この発明の構成を詳細に説明す
る。
る。
【0014】パーキングロッド10は丸棒の素材からな
り、直状のパーキングロッド本体部11と、このパーキ
ングロッド本体部11に連続して形成された扁平状の作
動力伝達部12と、この作動力伝達部12の基部側に折
曲して形成された連接部13とから構成されており、作
動力伝達部12の連接部13は伝達機構6側の連接部6
aに形成された孔6bに挿入されることで係合してい
る。
り、直状のパーキングロッド本体部11と、このパーキ
ングロッド本体部11に連続して形成された扁平状の作
動力伝達部12と、この作動力伝達部12の基部側に折
曲して形成された連接部13とから構成されており、作
動力伝達部12の連接部13は伝達機構6側の連接部6
aに形成された孔6bに挿入されることで係合してい
る。
【0015】また、パーキングロッド本体部11と作動
力伝達部12との連結部には、両側コイニングによりば
ね受け部14が形成されており、さらに、連接部13の
先端には、片側コイニングにより伝達機構6側の連接部
13の抜け止めとしてのストッパ15が形成されてい
る。また、ストッパ15が貫通できる切欠を有する前記
連接部6aの孔6bに連接部13を挿入することでスト
ッパ15が連接部6aの抜け止めとなっている(図4
(b)参照)。そして、図1(a)に示すように、パー
キングロッド本体部11に圧縮ばね9b及びカム部材9
を挿入し、パーキングロッド本体部11の先端部を押し
つぶしてストッパ11aを形成する。また、図1(b)
に示すように、パーキングロッド本体部11の先端部に
カラーKを挿入し、このカラーKと上記先端部とを溶接
にて固着してストッパ11aを形成しても良い。これに
よって、カム部材9は圧縮ばね9bにより常時パーキン
グポール4側に付勢されると共に、ストッパ11aによ
りパーキングポール4側の軸方向の移動が規制されパー
キングロッド本体部11からの脱落を防止することがで
きる。
力伝達部12との連結部には、両側コイニングによりば
ね受け部14が形成されており、さらに、連接部13の
先端には、片側コイニングにより伝達機構6側の連接部
13の抜け止めとしてのストッパ15が形成されてい
る。また、ストッパ15が貫通できる切欠を有する前記
連接部6aの孔6bに連接部13を挿入することでスト
ッパ15が連接部6aの抜け止めとなっている(図4
(b)参照)。そして、図1(a)に示すように、パー
キングロッド本体部11に圧縮ばね9b及びカム部材9
を挿入し、パーキングロッド本体部11の先端部を押し
つぶしてストッパ11aを形成する。また、図1(b)
に示すように、パーキングロッド本体部11の先端部に
カラーKを挿入し、このカラーKと上記先端部とを溶接
にて固着してストッパ11aを形成しても良い。これに
よって、カム部材9は圧縮ばね9bにより常時パーキン
グポール4側に付勢されると共に、ストッパ11aによ
りパーキングポール4側の軸方向の移動が規制されパー
キングロッド本体部11からの脱落を防止することがで
きる。
【0016】また、この発明に係るパーキングロッド1
0の製造方法は、図5(a),(b)に示すように、所
定の長さに切断された直状、例えば丸棒の素材Wの一端
を折り曲げてシフトレバー5側から作動力を受ける連接
部13を形成する第1工程と、図5(c)に示すよう
に、第1工程で得られた素材Wの作動力伝達部12に該
当する部分12aをシフトレバー5からの作動を伝達す
る伝達機構6側の連接部6aと係合可能に弯曲せしめる
第2工程と、図5(d)に示すように、第2工程で弯曲
形成された作動力伝達部12に該当する部分12aをプ
レス等で扁平化して作動力伝達部12とパーキングロッ
ド本体部11とを形成する第3工程の各工程からなって
いる。
0の製造方法は、図5(a),(b)に示すように、所
定の長さに切断された直状、例えば丸棒の素材Wの一端
を折り曲げてシフトレバー5側から作動力を受ける連接
部13を形成する第1工程と、図5(c)に示すよう
に、第1工程で得られた素材Wの作動力伝達部12に該
当する部分12aをシフトレバー5からの作動を伝達す
る伝達機構6側の連接部6aと係合可能に弯曲せしめる
第2工程と、図5(d)に示すように、第2工程で弯曲
形成された作動力伝達部12に該当する部分12aをプ
レス等で扁平化して作動力伝達部12とパーキングロッ
ド本体部11とを形成する第3工程の各工程からなって
いる。
【0017】さらに、図5(e)に示すように、パーキ
ングロッド本体部11と作動力伝達部12との連結部に
両側コイニングによりばね受け部14を形成すると共
に、図5(f)に示すように、連接部13の先端に片側
コイニングによりストッパ15を形成する。
ングロッド本体部11と作動力伝達部12との連結部に
両側コイニングによりばね受け部14を形成すると共
に、図5(f)に示すように、連接部13の先端に片側
コイニングによりストッパ15を形成する。
【0018】上述したように、この発明に係るパーキン
グロッド10及びその製造方法によれば、作動力伝達部
12及び連接部13は直状の素材Wから塑性加工により
一体成形されている。これによって、溶接工程をなくす
ことができると共に、構成部品点数を少なくすることが
できるので、コストの低減化及び軽量化を図ることがで
きる。また、作動力伝達部12は塑性加工により扁平化
されているので、断面係数の向上及び加工硬化により強
度を大幅に向上(特に扁平化された幅方向の強度)させ
ることができる。また、作動力伝達部12と連接部13
との連結部の一方側は略直角に折曲されているので、連
接部13の突出量を少なくしても、連接部6aの係合代
を得ることができ、小型並びに軽量化を図ることができ
る。さらに、作動力伝達部12を従来のものより大幅に
小型にすることができるので、レイアウト上非常に有利
となる。
グロッド10及びその製造方法によれば、作動力伝達部
12及び連接部13は直状の素材Wから塑性加工により
一体成形されている。これによって、溶接工程をなくす
ことができると共に、構成部品点数を少なくすることが
できるので、コストの低減化及び軽量化を図ることがで
きる。また、作動力伝達部12は塑性加工により扁平化
されているので、断面係数の向上及び加工硬化により強
度を大幅に向上(特に扁平化された幅方向の強度)させ
ることができる。また、作動力伝達部12と連接部13
との連結部の一方側は略直角に折曲されているので、連
接部13の突出量を少なくしても、連接部6aの係合代
を得ることができ、小型並びに軽量化を図ることができ
る。さらに、作動力伝達部12を従来のものより大幅に
小型にすることができるので、レイアウト上非常に有利
となる。
【0019】
【発明の効果】上述した通り、この発明に係る自動変速
機のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及
びその製造方法によれば、作動力伝達部及びその連接部
を直状の素材から塑性加工により一体形成することがで
きるので、溶接工程をなくすことができると共に、構成
部品点数を少なくすることができ、さらに小型化が図れ
る。これによって、コストの低減化及び軽量化を図るこ
とができる。
機のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及
びその製造方法によれば、作動力伝達部及びその連接部
を直状の素材から塑性加工により一体形成することがで
きるので、溶接工程をなくすことができると共に、構成
部品点数を少なくすることができ、さらに小型化が図れ
る。これによって、コストの低減化及び軽量化を図るこ
とができる。
【図1】(a)はこの発明に係るパーキングロッドの正
面視説明図、(b)はこの発明の他の実施の態様を示す
正面視説明図。
面視説明図、(b)はこの発明の他の実施の態様を示す
正面視説明図。
【図2】図1(a)のII−II矢視説明図。
【図3】図1(a)のIII −III 矢視説明図。
【図4】(a)はこの発明に係る自動変速機のパーキン
グロック装置の斜視説明図、(b)はA部分の拡大説明
図。
グロック装置の斜視説明図、(b)はA部分の拡大説明
図。
【図5】この発明に係るパーキングロッドの製造工程の
概要を示す説明図。
概要を示す説明図。
【図6】従来例に係る自動変速機のパーキングロック装
置の斜視説明図。
置の斜視説明図。
【符号の説明】 3 パーキングギヤ 4 パーキングポール 5 シフトレバー 6 伝達機構 6a 連接部 10 パーキングロッド 11 パーキングロッド本体部 12 作動力伝達部 12a 作動力伝達部に該当する部分 13 連接部 E 自動変速機のパーキングロック装置 W 素材
Claims (2)
- 【請求項1】 シフトレバーの作動をパーキングポール
を介してパーキングギヤに伝達する自動変速機のパーキ
ングロック装置におけるパーキングロッドであって、 直状を呈したパーキングロッド本体部と、このパーキン
グロッド本体部の基部側に連続して形成されシフトレバ
ーの作動をパーキングロッド本体部に伝達する作動力伝
達部とから構成され、前記作動力伝達部は、扁平状に形
成されると共に、基部側に配置した連接部が、シフトレ
バーからの作動を伝達する伝達機構側の連接部と係合可
能に弯曲形成されていることを特徴とする自動変速機の
パーキングロック装置におけるパーキングロッド。 - 【請求項2】 シフトレバーの作動をパーキングポール
を介してパーキングギヤに伝達する自動変速機のパーキ
ングロック装置におけるパーキングロッドの製造方法で
あって、 所定の長さに切断された直状の素材の一端を折り曲げて
シフトレバー側からの作動力を受ける連接部を形成する
第1工程と、この第1工程で得られた素材の作動力伝達
部に該当する部分をシフトレバーからの作動を伝達する
伝達機構側の連接部と係合可能に弯曲せしめる第2工程
と、この第2工程で弯曲形成された作動力伝達部に該当
する部分を扁平化して作動力伝達部を形成する第3工程
の各工程からなることを特徴とする自動変速機のパーキ
ングロック装置におけるパーキングロッドの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8098565A JPH09286311A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及びその製造方法 |
US08/844,194 US5906259A (en) | 1996-04-19 | 1997-04-18 | Parking rod in parking lock device of automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8098565A JPH09286311A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 自動変速機のパーキングロック装置におけるパーキングロッド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09286311A true JPH09286311A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14223212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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