JP3641844B2 - 歯車変速機のリバースシフト機構 - Google Patents

歯車変速機のリバースシフト機構 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、歯車変速機のリバースシフト機構、特にリバースアイドルギヤに係合されたリバースレバーを備え、リバース操作時にこのリバースレバーを揺動させることにより上記ギヤを摺動させてリバースシフトを行なうように構成された歯車変速機のリバースシフト機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の歯車変速機は、エンジンにクラッチを介して接続されたプライマリシャフトと、駆動輪に連結されたセカンダリシャフトとの間に複数組のギヤ装置を設け、その一つを選択的に伝動状態とすることによって上記両シャフト間の変速比の切換えを行うものである。そのうちリバース用のギヤ装置は、上記プライマリシャフト上のリバースプライマリギヤとセカンダリシャフト上のリバースセカンダリギヤとが直接噛合しないように備えられると共に、上記両シャフトと平行に配置されたアイドルシャフト上に上記両ギヤの双方と噛合可能なリバースアイドルギヤが軸方向に摺動可能に備えられて、このリバースアイドルギヤをリバース操作時に摺動させることによって上記両ギヤに噛合させ、これらのギアを伝動状態としてリバース段が達成されるように構成されている。このとき、リバースアイドルギヤを摺動させるための部材としてリバースレバーが備えられる場合がある。
【0003】
このリバースレバーは、一般に、リバースアイドルギヤの一側面と当接する係合部を有すると共に一端部が回転自在に係止され、リバース操作時にこの係止点を中心に揺動することによって上記係合部でリバースアイドルギヤを押圧し、該ギヤを摺動させるように構成されている。その場合に、上記係合部がリバースアイドルギヤの円周方向に形成された凹溝に係合される構成のものや、例えば特開平5−263930号公報に開示されているように、リバースアイドルギヤの両側面と各々当接する二つの係合部を有し、リバース操作時又はリバース解除時に揺動して夫々一方の係合部で上記ギヤを押圧して摺動させるように構成されたもの等が知られている。
【0004】
特に、上記公報におけるリバースレバーでは、リバース操作時にリバースアイドルギヤを押圧する方の係合部が、該ギヤと他のリバースギヤとの噛合点と、アイドルシャフトとの間に配置され、これによりリバースアイドルギヤと他のリバースギヤとの噛合時に発生する拗れが抑制されるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報のように噛合点に近い点を押圧するように構成しても、従来のリバースレバーではリバースアイドルギヤをその一側面において一点で押圧するため、該ギヤのアイドルシャフト上での傾倒を回避することができず、その結果、円滑な摺動が得られずにシフトフィーリングを有効に向上させることが困難であった。
【0006】
そこで、本発明は、リバースレバーの揺動による摺動噛合式のリバースシフト機構における上記問題に対処するもので、リバースアイドルギアの摺動性能を向上させると共に噛合時の拗れを抑制して、円滑なリバース操作を実現させることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は上記課題を解決するために次のように構成したことを特徴とする。
【0008】
まず、本願の請求項1に記載の発明(以下「第1発明」という。)は、プライマリシャフト及びセカンダリシャフトと平行に配置されたアイドルシャフト上にリバースアイドルギヤが軸方向に摺動可能に備えられ、リバース操作時にこのリバースアイドルギヤを摺動させることにより該ギヤを上記プライマリシャフト上のリバースプライマリギヤ及びセカンダリシャフト上のリバースセカンダリギヤに噛合させてリバースシフトを行なうと共に、このリバースアイドルギヤの摺動を該ギヤに係合されたリバースレバーの揺動によって行なうように構成された歯車変速機のリバースシフト機構であって、上記リバースレバーがリバースアイドルギヤの一側面側に二つの係合部を有し、かつ、これら第1係合部及び第2係合部が上記アイドルシャフトを挟んで相互に反対側に配置されていると共に、上記第1係合部は、リバースプライマリギヤとリバースセカンダリギヤのうちリバース操作時にリバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤが備えられたシャフトと上記アイドルシャフトとの間に配置され、上記第2係合部は、少なくともリバースアイドルギヤを押圧する部位が弾性体で形成されて該ギヤの摺動方向に撓み可能とされていることを特徴とする。
【0011】
さらに、請求項に記載の発明(以下「第発明」という。)は、上記第発明において、第2係合部の撓みは、リバース操作時に該第2係合部に作用するリバースアイドルギヤの反力によって起こると共に、その撓み可能な量が、該第2係合部が製造の誤差により第1係合部に比べてリバースアイドルギヤの摺動方向に突出して配置される場合の上記製造の条件に基づいて決定される最大突出量以上に設定されていることを特徴とする。
【0012】
一方、請求項に記載の発明(以下「第発明」という。)は、上記第発明において、リバース操作時に第2係合部に作用するリバースアイドルギヤの反力は、該ギヤが後で噛合する方のギヤと当接した際に第2係合部に作用する反力であることを特徴とする。
【0013】
また、請求項に記載の発明(以下「第発明」という。)は、上記第発明ないし第発明のいずれかにおいて、リバース操作時にリバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤはリバースセカンダリギヤであり、第1係合部がセカンダリシャフトとアイドルシャフトとの間に配置されていると共に、第2係合部がアイドルシャフトを挟んで該第1係合部の反対側に配置されていることを特徴とする。
【0014】
【作用】
上記構成によれば次のような作用が得られる。
【0015】
まず、第1発明によれば、リバースレバーにはリバースアイドルギヤを押圧する係合部として第1係合部と第2係合部との二つが設けられ、これら二つの係合部が該ギヤの一側面側においてアイドルシャフトを挟んで相互に反対側に配置されているので、上記リバースアイドルギヤはその一側面をアイドルシャフトの両側方の二点で押圧されることとなり、摺動時にアイドルシャフト上で傾倒することなく円滑に摺動して良好なシフトフィーリングが得られることとなる。
【0016】
そして、第1係合部は、リバースプライマリギヤとリバースセカンダリギヤのうちリバース操作時にリバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤが備えられたシャフトとアイドルシャフトとの間に配置されているので、その押圧点が上記後で噛合する方のギヤとの噛合点に近く位置する一方、第2係合部がアイドルシャフトを挟んで反対側に配置されて、その押圧点が上記噛合点から遠く位置することとなる。その場合に、両ギアが噛合時に当接すると、上記噛合点におけるリバースアイドルギヤの摺動阻止力と、上記二つの押圧点におけるリバースアイドルギヤの摺動力とで偶力が生じ、該ギヤが傾倒して拗れが発生することとなるが、この傾倒により、噛合点から遠く位置する第2係合部がリバースアイドルギヤから相対的に離反して、その押圧力が弱められることとなる。その結果、リバースアイドルギヤは噛合点に近く位置する第1係合部によって専ら押圧されることとなり、上記偶力が小さくなって拗れが抑制されることとなる。
【0017】
ここで、第1係合部を後で噛合する方のギヤとの噛合点に近く配置するようにしたのは、後の噛合時にはリバースアイドルギヤが既に一方のリバースギヤと伝動状態にあり、回転荷重が大きくなっているので、歯のかき分けが困難となって噛合点における拗れの問題がより顕著となるためである。
【0018】
このとき、アイドルシャフトを挟んで噛合点から遠く位置する第2係合部について、その少なくともリバースアイドルギヤを押圧する部位が弾性体で形成されて第2係合部はリバースアイドルギヤの摺動方向に撓み可能とされている。これにより、例えば製造誤差で第2係合部が第1係合部に比べてリバースアイドルギヤの摺動方向に突出して配置され、第1係合部より先にリバースアイドルギヤに当接して押圧するような場合においても、第2係合部は撓んで上記摺動方向に後退するので、該第2係合部のみによるリバースアイドルギヤの押圧が回避されて該ギヤの円滑な摺動が確保されることとなる。また、この第2係合部の撓み及び後退によってその押圧力が吸収されるので、噛合点から遠く配置された該第2係合部の押圧力が弱められ、拗れが有効に低減されることとなる。
【0019】
そして、その場合の上記第2係合部の撓みの条件について、第発明によれば、該撓みはリバース操作時に第2係合部に作用するリバースアイドルギヤの反力によって起こり、かつ第2係合部が製造の誤差により第1係合部に比べてリバースアイドルギヤの摺動方向に突出して配置される場合の上記製造の条件に基づいて決定される最大突出量以上撓むように設定されている。これにより、製造誤差で第2係合部が第1係合部より先にリバースアイドルギヤに当接する場合でも、リバース操作中は上記第2係合部が撓むと共に少なくともその突出分だけ後退するので、必ず第1係合部がリバースアイドルギヤに当接して押圧することとなる。その結果、常にリバースアイドルギヤは二点で押圧されて該ギヤの円滑な摺動が確実に実現すると共に、第2係合部の押圧力が効果的に弱められ、リバースアイドルギヤは噛合点に近く配置された第1係合部で専ら押圧されることとなって、噛合時に発生する拗れが確実に抑制されることとなる。
【0020】
さらに、第発明によれば、第2係合部を撓ませる上記反力は、リバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤと当接した際に該第2係合部に作用する反力であるとしているので、該噛合時に上記両ギアが当接してリバースアイドルギヤの摺動が阻止された場合に、噛合点から遠く配置された第2係合部の押圧力が確実に弱められて大きい拗れの発生が有効に回避される。
【0021】
一方、第発明によれば、上記第発明から第発明までの構成において、リバース操作時にリバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤはリバースセカンダリギヤであり、その結果、第1係合部がセカンダリシャフトとアイドルシャフトとの間に配置され、また第2係合部がアイドルシャフトを挟んで該第1係合部の反対側に配置されるとしている。これは、一般に、リバースプライマリギヤの方がリバースセカンダリギヤに比べて歯数が少なく、各歯間の角度が大きいので、リバースアイドルギヤを自由回転可能なうちに先にこの噛合が困難なリバースプライマリギヤと噛合させ、次いでリバースセカンダリギヤと噛合させるのが通例であるためで、第発明はこの一般的な噛合順序に構成されたリバースシフト機構において上記の諸作用が得られることとなる。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0023】
まず、図1を参照してこの実施例における歯車変速機1の全体構成を説明すると、当該変速機1は、エンジン横置き式のフロントエンジンフロントドライブ車に用いられるもので、トランスミッションケース2に軸受3,3を介して回転自在に支持され、かつクラッチ4を介してエンジン出力軸5に接続されたプライマリシャフト6と、同じくトランスミッションケース2に、上記プライマリシャフト6に平行に配置され、軸受7,7を介して回転自在に支持されたセカンダリシャフト8とを有する。ここで、セカンダリシャフト8は、前端部に形成された出力ギヤ9及び該ギヤ9に噛み合う差動装置10の入力ギヤ10aを介して、該差動装置10から左右の前輪に連結されている。
【0024】
上記プライマリシャフト6とセカンダリシャフト8との間には、プライマリシャフト6上のプライマリギヤ11,12,13,14,15と、これらのギヤ11〜15にそれぞれ常時噛合したセカンダリギヤ16,17,18,19,20とからなる1速用、2速用、3速用、4速用及び5速用のギヤ装置21,22,23,24,25が設けられている。ここで、各ギヤ装置21〜25を構成する一方のギヤ11,12,18,19,20は上記シャフト6又は8に一体形成、あるいはスプライン嵌合されて該シャフト6又は8と一体回転するようになされ、また他方のギヤ16,17,13,14,15は上記シャフト6又は8に対して相対回転可能に遊嵌合されている。そして、1速用及び2速用ギヤ装置21,22におけるセカンダリシャフト8に遊嵌合されたギヤ16,17の間、3速用及び4速用ギヤ装置23,24におけるプライマリシャフト6に遊嵌合されたギヤ13,14の間、及び5速用ギヤ装置25におけるプライマリシャフト6に遊嵌合されたギヤ15の後方には、シフトレバー(図示せず)の操作によって上記の遊嵌合された各ギヤ16,17,13,14,15の1つを上記シャフト6又は8に選択的に結合する1ー2速用、3ー4速用及び5速用の同期装置26,27,28が設けられている。
【0025】
この同期装置の構成をプライマリシャフト6の後端部に配置された5速用同期装置28を例にとって説明すると、該装置28は、プライマリシャフト6上にスプライン嵌合されたクラッチハブ29と、その側方に位置する5速用プライマリギヤ15に固設されたギヤスプライン30と、上記ハブ29の外周囲にスプライン嵌合されたクラッチハブスリーブ31と、該スリーブ31と上記ハブ29との間に介在された複数のシンクロナイザキー32と、上記スリーブ31とギヤスプライン30との間に介在されたシンクロナイザリング33とから構成されている。そして、クラッチハブスリーブ31をその外周囲に形成された周溝31aに係合されたシフトフォーク(図示せず)によってプライマリギヤ15側に摺動させた時に、シンクロナイザリング33が該スリーブ31に係合されると共にシンクロナイザキー32を介してギヤスプライン30に押し付けられることにより、該リング33を介して上記スリーブ31とギヤスプライン30の回転が同期され、その後、該スリーブ31が上記クラッチハブ29とギヤスプライン30とに跨がって嵌合する状態に摺動される。これにより、5速用プライマリギヤ15がギヤスプライン30、スリーブ31及びハブ29を介してプライマリシャフト6に結合される。
【0026】
また、プライマリシャフト6とセカンダリシャフト8の後端部間には、リバース変速段へのシフト操作時に、慣性回転しているプライマリシャフト6にブレーキ力を作用して該シャフト6の回転を低下もしくは停止させるブレーキ装置34が備えられている。このブレーキ装置34は、セカンダリシャフト8の後端部にスプライン嵌合されたブレーキ用セカンダリギア35と、上記5速用同期装置28におけるクラッチハブ29の後方でプライマリシャフト6に遊嵌合され、かつ上記ブレーキ用セカンダリギア35に常時噛合されたブレーキ用プライマリギア36と、該ギア36に設けられたコーン部36aに遊嵌合されたシンクロナイザリング37とから構成されている。そして、上記同期装置28におけるクラッチハブスリーブ31を、前述とは逆に、後方(図面上左方向)に摺動させた時には、シンクロナイザリング37が該スリーブ31に係合されると共にブレーキ用プライマリギア36のコーン部36aに押し付けられる。このとき、該プライマリギア36は、セカンダリシャフト8及びブレーキ用セカンダリギア35と共に回転が停止しているのに対し、シンクロナイザリング37は、慣性回転しているプライマリシャフト6と共に上記同期装置28を介して回転しているため、上記プライマリギア36のコーン部36aとシンクロナイザリング37との間に摺動抵抗が生じ、これがプライマリシャフト6にブレーキ力として作用される。
【0027】
一方、プライマリシャフト6とセカンダリシャフト8との間に設けられた1速用及び2速用ギヤ装置21,22の間にはリバースギヤ装置38が設けられている。このリバースギヤ装置38は、図2にも示すように、プライマリシャフト6に一体形成されたリバースプライマリギヤ39と、セカンダリシャフト8上における上記1−2速用同期装置26におけるクラッチハブスリーブ26aの外周囲に、上記プライマリギヤ39とは噛み合わないように形成されたリバースセカンダリギヤ40と、上記プライマリシャフト6及びセカンダリシャフト8に平行に配置されたアイドルシャフト41上に回転及び摺動可能に備えられたリバースアイドルギヤ42とから構成されている。そして、該アイドルギヤ42が後述するリバースシフト機構によって後方(図2において手前方向)に摺動された時に上記リバースプライマリギヤ39及びリバースセカンダリギヤ40と噛み合うことにより、これらの3個のリバースギヤ39,40,42が伝動状態となり、プライマリシャフト6とセカンダリシャフト8とが連結される。
【0028】
次に、上記リバースギヤ装置38を伝動状態に切換えるリバースシフト機構について説明すると、図2及び図3に示すように、上記プライマリシャフト6、セカンダリシャフト8及びアイドルシャフト41に平行に配置された5速−リバース用のシフトロッド43がトランスミッションケース2にスライド可能に支持されている。そして、このシフトロッド43は、シフトレバー(図示せず)の操作に連動するコントロールロッド44のセレクト動作(回動)及びシフト動作(スライド)によりゲート機構45を介して前後にスライドされ、5速への操作時には前方(図2において向こう方向、図3において右方向)に、リバースへの操作時には後方(図2において手前方向、図3において左方向)にそれぞれスライドされる。なお、このシフトロッド43の後端部には、前述の図示しないシフトフォークが固着されて、上記5速用同期装置28のクラッチハブスリーブ31に係合し、該ロッド43のスライドにより上記スリーブ31を前後方向に摺動させて、前述したように5速用プライマリギヤ15をプライマリシャフト6に結合し、あるいはプライマリシャフト6にブレーキ力を作用させる。
【0029】
また、シフトロッド43の前部にはスリーブ46が嵌合固着され、その突出部46aの側面にL字状のガイド溝47が形成されていると共に、トランスミッションケース2にはリバースレバー48が支点ピン49によって揺動可能に支持され、該レバー48の上記スリーブ46と対向する面にガイドピン50が突設されて上記ガイド溝47に係合している。これにより、シフトロッド43がリバース操作時に後方にスライドされた時に、スリーブ46のL字状ガイド溝47がガイドピン50を矢印a方向に移動させて、リバースレバー48が上記支点ピン49を支点として同じくa方向に揺動される。なお、支点ピン49は上記コントロールロッド44の位置決め機構を兼ねている。
【0030】
ここで、上記リバースレバー48の構成を説明すると、図4にも示すように、このリバースレバー48は、上記ガイドピン50が突設され、支点ピン49が一端部に挿通されるレバー本体51を有すると共に、該本体51の他端部に二本のアーム52,53が延びて設けられている。これらのうち、第1アーム52は、上記本体51の面に直交する方向に突出したのち湾曲してさらに上方に延設された形状とされ、また第2アーム53は、該第1アーム52の分岐点から本体51が上方に延設された形状とされて、各アームの先端部52a,53aが夫々内方向に折れて相互に対向している。そして、このリバースレバー48がトランスミッションケース2に支点ピン49を介して取り付けられたときに、第1アーム52がセカンダリシャフト8とアイドルシャフト41との間に導かれ、該アイドルシャフト41を挟んでその両側方に上記両アーム52,53が配置されるように設定されている。
【0031】
一方、このアイドルシャフト41上に備えられたリバースアイドルギヤ42の前部にはその円周方向に凹溝54が形成されて、上記両アーム52,53の先端部52a,53aが夫々この凹溝54に係合されている。これにより、当該リバースレバー48が揺動すると、上記両先端部52a,53aが凹溝54の側面を押圧して、リバースアイドルギヤ42がアイドルシャフト41の軸方向に摺動される。なお、リバース操作時にリバースレバー48がa方向に揺動される場合は、リバースアイドルギヤ42が矢印b方向に摺動されることとなるが、このとき、歯数の少ないリバースプライマリギヤ39と先に噛合し、歯数の多いリバースセカンダリギヤ40と後で噛合するようになされている。
【0032】
また、リバースアイドルギヤ42を凹溝54の側面で押圧する第1、第2のアーム先端部52a,53aの該押圧部52b,53bは夫々アイドルシャフト41の軸方向にやや突出した形状とされていると共に、第2アーム53の押圧部53bは柔軟性を有する樹脂材のモールド成形によって形成されている。そして、両押圧部52b,53bは上記凹溝54の側面に対して平行に位置するように形成されている。
【0033】
以上説明した構成により得られる作用を説明すると、まず、リバースレバー48に設けられた二本のアーム52,53がアイドルシャフト41を挟んでリバースアイドルギヤ42の凹溝54に夫々係合されているので、これらのアーム52,53の各押圧点A,Bがリバースアイドルギヤ42の一側面側においてアイドルシャフト41を挟んで相互に反対側に配置されることとなる。また、アーム52,53の押圧部52b,53bが凹溝54の側面に対して平行に位置されているので、このリバースレバー48を揺動させると、二つの押圧部52b,53bが凹溝54の側面に同時に当接することとなり、リバースアイドルギヤ42はその一側面においてアイドルシャフト41の両側方に配置された二つの押圧点A,Bで同時に押圧される。その結果、従来、アームが一つでリバースアイドルギヤを一の点で押圧する場合のように該ギヤが傾倒せず、リバースアイドルギヤ42はアイドルシャフト41上で円滑な摺動を行なって良好なリバースシフトフィーリングが得られることとなる。
【0034】
その場合に、第1アーム52は、リバース操作時にリバースアイドルギヤ42が後で噛合するリバースセカンダリギヤ40が備えられたセカンダリシャフト8とアイドルシャフト41との間に配置されているので、その押圧点Aが上記両ギヤ42,40の噛合点Cに近く位置する一方で、第2アーム53の押圧点Bが上記噛合点Cから遠く位置することとなる。従って、図5に示すように、リバースアイドルギヤ42がリバースセカンダリギヤ40に当接した際には、噛合点Cにおける摺動阻止力と上記二つの押圧点A,Bにおける摺動力とで偶力が発生し、リバースアイドルギヤ42が矢印c方向に傾倒することとなるが、この傾倒によって押圧部53bとリバースアイドルギヤ42との間に距離が生じるので、押圧点Bにおける押圧力が弱まることとなる。その結果、該ギヤ42は、噛合点Cに近く位置し、かかる距離の生じない押圧点Aで専ら押圧されて上記偶力が小さくなり、拗れが抑制される。
【0035】
ここで、リバースレバー48の成形誤差、あるいは組付け誤差等の製造誤差によって、第2アーム53が第1アーム52に比べてリバースアイドルギヤ42の摺動方向に突出し、その結果として押圧点Bによる押圧が押圧点Aによる押圧より優先すると、摺動時にリバースアイドルギヤ42が一の点で押圧されて傾倒するだけでなく、リバースセカンダリギヤ40との当接時には、噛合点Cから遠く位置する押圧点Bで押圧されて大きな偶力が発生し、拗れが低減されないという不都合が生じる。
【0036】
この問題に対しては、前述したように、第2アーム53の押圧部53bを柔軟性を有する樹脂材で形成することにより対処している。すなわち、上記製造誤差による第2アーム53の突出量は製造の条件に基づいて予め決定され、上記樹脂製押圧部53bは、その最大突出量以上、リバースアイドルギヤ42の摺動方向に撓むように設定されていると共に、この第2アーム53のみがリバースアイドルギヤ42に当接する場合に該第2アーム53に作用する上記ギヤ42の反力によって撓むようにその強度が設定されている。これにより、図6に示すように、第2アーム53が第1アーム52に比べてリバースアイドルギヤ42の摺動方向に突出して配置され(鎖線参照)、リバースアイドルギヤ42を先に押圧することとなっても、該ギヤ42の反力によって押圧部53bが撓み、少なくともその突出量だけ後退するので、第1アーム52の押圧部52bが必ず上記ギヤ42に当接することとなる。その結果、リバースアイドルギヤ42は、摺動時に常に二つの押圧点A,Bで押圧されて円滑な摺動が確実に実現することとなる。そして、噛合時にリバースアイドルギヤ42が傾倒すると、柔軟な押圧部53bで押圧する第2アーム53の押圧力が弱いため、リバースアイドルギヤ42は噛合点に近い第1アーム52で専ら押圧されて拗れが確実に抑制されることとなる。
【0037】
また、噛合時のリバースアイドルギヤ42とリバースセカンダリギヤ40との当接によって第2アーム53に作用する反力で上記樹脂製押圧部53bが撓むようにその強度を設定すると、少なくとも該噛合時に発生する拗れの問題が確実に回避されることとなる。
【0038】
なお、上記実施例においては、第2アーム53の押圧部53bを柔軟性を有する樹脂材のモールド成形によって形成するようにしたが、樹脂材に代えて、柔軟性を有するゴム材を用いてもよく、また、モールド成形に代えて、アーム先端部53aに設けた孔や溝部に、別途成形した押圧部53bを嵌め込んで取り付けるようにしてもよい。
【0039】
さらに、上記実施例のように押圧部53bのみを撓み可能とするのではなく、第2アーム53全体を撓み可能としてもよい。その場合は、リバースレバー55は、例えば図7に示すようにレバー本体56と第1アーム57とを剛体で一体成形すると共に、第2アーム58を剛性の低い素材で別途成形し、これらを接合することにより形成される。さらに、図8に示すように、リバースレバー59全体を一体成形すると共に、第2アーム60の所定部位における幅方向の厚みを小さくすることにより、該アーム60をリバースアイドルギヤ42の摺動方向に撓み可能に形成することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本願の第1発明によれば、リバースレバーにはリバースアイドルギヤを押圧する係合部として第1係合部と第2係合部との二つが設けられ、これら二つの係合部が該ギヤの一側面側においてアイドルシャフトを挟んで相互に反対側に配置されているので、上記リバースアイドルギヤはその一側面をアイドルシャフトの両側方の二点で押圧されることとなり、摺動時にアイドルシャフト上で傾倒することなく円滑に摺動して良好なシフトフィーリングが得られることとなる。
【0041】
そして、第1係合部は、リバースプライマリギヤとリバースセカンダリギヤのうちリバース操作時にリバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤが備えられたシャフトとアイドルシャフトとの間に配置されているので、その押圧点が上記後で噛合する方のギヤとの噛合点に近く位置する一方、第2係合部がアイドルシャフトを挟んで反対側に配置されて、その押圧点が上記噛合点から遠く位置することとなる。その場合に、両ギアが噛合時に当接すると、上記噛合点におけるリバースアイドルギヤの摺動阻止力と、上記二つの押圧点におけるリバースアイドルギヤの摺動力とで偶力が生じ、該ギヤが傾倒して拗れが発生することとなるが、この傾倒により、噛合点から遠く位置する第2係合部がリバースアイドルギヤから相対的に離反して、その押圧力が弱められることとなる。その結果、リバースアイドルギヤは噛合点に近く位置する第1係合部によって専ら押圧されることとなり、上記偶力が小さくなって拗れが抑制されることとなる。
【0042】
ここで、第1係合部を後で噛合する方のギヤとの噛合点に近く配置するようにしたのは、後の噛合時にはリバースアイドルギヤが既に一方のリバースギヤと伝動状態にあり、回転荷重が大きくなっているので、歯のかき分けが困難となって噛合点における拗れの問題がより顕著となるためである。
【0043】
このとき、アイドルシャフトを挟んで噛合点から遠く位置する第2係合部について、その少なくともリバースアイドルギヤを押圧する部位が弾性体で形成されて第2係合部はリバースアイドルギヤの摺動方向に撓み可能とされている。これにより、例えば製造誤差で第2係合部が第1係合部に比べてリバースアイドルギヤの摺動方向に突出して配置され、第1係合部より先にリバースアイドルギヤに当接して押圧するような場合においても、第2係合部は撓んで上記摺動方向に後退するので、該第2係合部のみによるリバースアイドルギヤの押圧が回避されて該ギヤの円滑な摺動が確保されることとなる。また、この第2係合部の撓み及び後退によってその押圧力が吸収されるので、噛合点から遠く配置された該第2係合部の押圧力が弱められ、拗れが有効に低減されることとなる。
【0044】
そして、その場合の上記第2係合部の撓みの条件について、第発明によれば、該撓みはリバース操作時に第2係合部に作用するリバースアイドルギヤの反力によって起こり、かつ第2係合部が製造の誤差により第1係合部に比べてリバースアイドルギヤの摺動方向に突出して配置される場合の上記製造の条件に基づいて決定される最大突出量以上撓むように設定されている。これにより、製造誤差で第2係合部が第1係合部より先にリバースアイドルギヤに当接する場合でも、リバース操作中は上記第2係合部が撓むと共に少なくともその突出分だけ後退するので、必ず第1係合部がリバースアイドルギヤに当接して押圧することとなる。その結果、常にリバースアイドルギヤは二点で押圧されて該ギヤの円滑な摺動が確実に実現すると共に、第2係合部の押圧力が効果的に弱められ、リバースアイドルギヤは噛合点に近く配置された第1係合部で専ら押圧されることとなって、噛合時に発生する拗れが確実に抑制されることとなる。
【0045】
さらに、第発明によれば、第2係合部を撓ませる上記反力は、リバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤと当接した際に該第2係合部に作用する反力であるとしているので、該噛合時に上記両ギアが当接してリバースアイドルギヤの摺動が阻止された場合に、噛合点から遠く配置された第2係合部の押圧力が確実に弱められて大きい拗れの発生が有効に回避される。
【0046】
一方、第発明によれば、上記第発明から第発明までの構成において、リバース操作時にリバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤはリバースセカンダリギヤであり、その結果、第1係合部がセカンダリシャフトとアイドルシャフトとの間に配置され、また第2係合部がアイドルシャフトを挟んで該第1係合部の反対側に配置されるとしている。これは、一般に、リバースプライマリギヤの方がリバースセカンダリギヤに比べて歯数が少なく、各歯間の角度が大きいので、リバースアイドルギヤを自由回転可能なうちに先にこの噛合が困難なリバースプライマリギヤと噛合させ、次いでリバースセカンダリギヤと噛合させるのが通例であるためで、第発明はこの一般的な噛合順序に構成されたリバースシフト機構において上記の諸作用が得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における歯車変速機の縦断側面図である。
【図2】 上記歯車変速機のリバースシフト機構の構成を示す拡大断面図である。
【図3】 同じく、リバースシフト機構の構成を示す要部拡大図である。
【図4】 上記リバースシフト機構で用いられるリバースレバーの斜視図である。
【図5】 上記実施例で得られる作用の説明図である。
【図6】 同じく、上記実施例で得られる作用の説明図である。
【図7】 本発明の第2の実施例で用いられるリバースレバーの斜視図である。
【図8】 本発明の第3の実施例で用いられるリバースレバーの斜視図である。
【符号の説明】
1 歯車変速機
6 プライマリシャフト
8 セカンダリシャフト
38 リバースギヤ装置
39 リバースプライマリギヤ
26a クラッチハブスリーブ
40 リバースセカンダリギヤ
41 アイドルシャフト
42 リバースアイドルギヤ
43 シフトロッド
44 コントロールロッド
46 スリーブ
47 ガイド溝
48 リバースレバー
49 支点ピン
50 ガイドピン
51 レバー本体
52 第1アーム
53 第2アーム
54 凹溝
52b 第1アーム押圧部
53b 第2アーム押圧部

Claims (4)

  1. プライマリシャフト及びセカンダリシャフトと平行に配置されたアイドルシャフト上にリバースアイドルギヤが軸方向に摺動可能に備えられ、リバース操作時にこのリバースアイドルギヤを摺動させることにより該ギヤを上記プライマリシャフト上のリバースプライマリギヤ及びセカンダリシャフト上のリバースセカンダリギヤに噛合させてリバースシフトを行なうと共に、このリバースアイドルギヤの摺動を該ギヤに係合されたリバースレバーの揺動によって行なうように構成された歯車変速機のリバースシフト機構であって、上記リバースレバーがリバースアイドルギヤの一側面側に二つの係合部を有し、かつ、これら第1係合部及び第2係合部が上記アイドルシャフトを挟んで相互に反対側に配置されていると共に、上記第1係合部は、リバースプライマリギヤとリバースセカンダリギヤのうちリバース操作時にリバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤが備えられたシャフトと上記アイドルシャフトとの間に配置され、上記第2係合部は、少なくともリバースアイドルギヤを押圧する部位が弾性体で形成されて該ギヤの摺動方向に撓み可能とされていることを特徴とする歯車変速機のリバースシフト機構。
  2. 第2係合部の撓みは、リバース操作時に該第2係合部に作用するリバースアイドルギヤの反力によって起こると共に、その撓み可能な量が、該第2係合部が製造の誤差により第1係合部に比べてリバースアイドルギヤの摺動方向に突出して配置される場合の上記製造の条件に基づいて決定される最大突出量以上に設定されていることを特徴とする請求項に記載の歯車変速機のリバースシフト機構。
  3. リバース操作時に第2係合部に作用するリバースアイドルギヤの反力は、該ギヤが後で噛合する方のギヤと当接した際に第2係合部に作用する反力であることを特徴とする請求項に記載の歯車変速機のリバースシフト機構。
  4. リバース操作時にリバースアイドルギヤが後で噛合する方のギヤはリバースセカンダリギヤであり、第1係合部がセカンダリシャフトとアイドルシャフトとの間に配置されていると共に、第2係合部がアイドルシャフトを挟んで該第1係合部の反対側に配置されていることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれかに記載の歯車変速機のリバースシフト機構。
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