JP5912915B2 - 型枠剥離解体用補助具 - Google Patents

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本発明は、コンクリート打ち込み時に型枠と共に組み付けられ、コンクリート固化後にコンクリートから剥離解体される型枠を容易にコンクリートから剥離可能にする型枠剥離解体用補助具に関する。
従来、建物は鉄筋入りコンクリートの土台の上に建てられるのが一般的である。コンクリートの土台は一定の高さと幅で地面に沿って連続して形成される。このコンクリートの土台は内側および外側の型枠の間にコンクリートを流し込んで固める(打ち込む)ことで作られる。
コンクリートの打ち込みには、以下順序は多少前後するが、先ず、土台に合わせて、その内側と外側に型枠を設置し、その内部に適宜の鉄筋の骨組みを形成し、土台の連続方向に所定の間隔で土台の上に載る建物を位置固定するためのボルトを突設させる。
内側と外側の型枠の間には軸部材から成るセパレータが所定の間隔で配置され、このセパレータにより内側と外側の型枠の間が一定の間隔に保たれるようになっている。この形状の型枠内にコンクリートが流し込まれ、固化される。
ところで、流し込んだコンクリートが固化して、コンクリートの打ち込みが完了すると
型枠を取り外す作業を行うが、型枠はコンクリートに密着していてなかなか剥がれにくくコンクリートから型枠を取り外す作業は手数がかかるという問題があった。
この問題を解決するために、セパレータの締め付け用ボルトを型枠の外に突出させる締め付け孔を利用し、コンクリート打ち込み後の型枠取り外し作業を容易にする型枠剥離解体用補助具としてのひげ付き円環部材が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
このひげ付き円環部材は、締め付け孔の内周に沿う大きさで締め付け用ボルトを容易に挿通できるボルト孔を形成された座金と、二つ折りにした中央部を座金の鍔部分に固定された「ひげ」と称する長尺の針金状の単線ワイヤとから成る。
このひげ付き円環部材を実際に用いるには、型枠の内側に密着して配置された座金のボルト孔と型枠の締め付け孔とにセパレータの締め付け用ボルトを挿通し、ボルトをナットで締め付けた脇から単線ワイヤを型枠の外部に、それぞれ反対方向に引き出す。その引き出した両端を合わせてスリーブに挿通し、スリーブを大型の専用ペンチで挟み潰してかしめ、単線ワイヤの両端部を相互に結合させる。
両端部をかしめて結合された単線ワイヤの輪の中に梃子の胴部を挿通し、この梃子を外側にあおると、型枠の裏面で締め付け孔の周囲に密着している座金が単線ワイヤに引かれて型枠と共にコンクリートから剥がれて分離する。
また、極細の鉄線を撚り合わせて上記の単線ワイヤの太さ程度に太くした鉄線撚りワイヤを二つ折りにし、その中央を上記同様の座金に固定してなる型枠解体補助具が提案されている。この型枠解体補助具の使用方法も上記とまったく同様であるが、単線ワイヤが鉄線撚りワイヤに代わっている分だけ柔軟で取扱が容易であるという利点がある。(例えば、特許文献2参照。)
上記特許文献1のひげ付き円環部材、または上記特許文献2の型枠解体補助具は、いずれも二つ折りの単線ワイヤまたは鉄線撚りワイヤの中央部を座金に固定するために種々の技法を用いている。特に特許文献2では、座金に爪を設けて、この爪を折り曲げて鉄線撚りワイヤを座金に固定するようにしている。
特開2006−249923号公報 特開2012−002057号公報
ところで、座金に爪を設けるのは座金を打ち抜く抜き型を特注で作ることになってコストが上がるだけでなく、鉄線撚りワイヤを座金に固定するために爪を折り込む作業には高度の技術を要し、これもコストの上昇要因となる。
建築現場では型枠は一度で多量に使用される部材であり、型枠解体補助具は一枚の型枠に最低1個は必要とされる部材であるから、多量に用いられる補助具である。したがって、コストの上昇は例えば僅のものであっても避けなければならない。
また、セパレータの締め付け用ボルトをナットで締め付けた脇から外部に引き出したワイヤの両端を、スリーブを用いてかしめ付けて結合させ、その結合部に梃子をあてがって外方向にあおる仕組みであるため、ワイヤの結合部に引き裂きの応力が加わり、スリーブまたはワイヤそのものが破損しやすいという問題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、簡単で安価な構造であり打ち込んだコンクリートから型枠を容易に剥離可能にする型枠剥離解体用補助具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明の型枠剥離解体用補助具は、型枠のセパレート締め付け孔と同程度以上の大きさのボルト通し孔を有する座金と、該座金の鍔部に順次に並んで所定の位置に形成された第1、第2、第3及び第4の4個のワイヤ通し孔と、該4個のワイヤ通し孔に挿通された鉄線撚りワイヤと、該鉄線撚りワイヤの両端部を向かい合わせに重ねられて挿通されてかしめられた少なくとも1個のスリーブと、を有して構成される。
この型枠剥離解体用補助具において、例えば、上記第1及び第2のワイヤ通し孔を結ぶ直線と上記第3及び第4のワイヤ通し孔を結ぶ直線はそれぞれ上記鍔部を通り、上記鉄線撚りワイヤは、一方の端部を上記第1のワイヤ通し孔を介して上記座金の第1面側から第2面側に挿通され、更に上記第2のワイヤ通し孔を介して上記座金の第2面側から第1面側に挿通され、更に上記第3のワイヤ通し孔を介して上記座金の第1面側から第2面側に挿通され、更に上記第4のワイヤ通し孔を介して上記座金の第2面側から第1面側にされ、上記スリーブ内で他方の端部と向かい合わせに重ねられ、上記スリーブのかしめにより端部同士が結合され、それぞれの端部を上記座金に保持された同形状の2つの輪を形成し、上記端部同士の結合部は上記2つの輪のいずれか1つの輪の該輪の頂点部と上記座金との中間部に形成されている、ように構成される。
上記端部同士の結合部は、例えば、端部がそれぞれ折り返され、この折り返し部を向かい合わせに重ねられ、合計4本の鉄線撚りワイヤとして上記スリーブに挿通されてかしめられている、ように構成してもよい。
また、上記課題を解決するために、第2の発明の型枠剥離解体用補助具は、型枠のセパレート締め付け孔と同程度以上の大きさのボルト通し孔を有する座金と、該座金の上記鍔部において上記ボルト通し孔を挟んで対向する位置に形成された2個のワイヤ通し孔と、該2個のワイヤ通し孔に両端部を挿通されて二つ折にされた単線ワイヤと、上記2個のワイヤ通し孔に挿通された上記両端部に押し潰し又は叩き潰しにより形成された上記ワイヤ通し孔の直径よりも広い幅の板状部と、を有して構成される。
本発明は、簡単で安価な構造であり打ち込んだコンクリートから型枠を容易に剥離可能にする型枠剥離解体用補助具を提供することができる。
本発明の実施例1に係る型枠剥離解体用補助具の分解図である。 (a)は実施例1に係る型枠剥離解体用補助具の側面図、(b)はその底面を示す図である。 実施例1に係る型枠剥離解体用補助具のスリーブかしめ部を図2(a)の矢印aの方向に見た断面図である。 実施例1に係る型枠剥離解体用補助具のスリーブかしめ部の変形例を示す図である。 実施例2に係る型枠剥離解体用補助具の組み立て工程の途中の形状を示す斜視図である。 実施例2に係る型枠剥離解体用補助具の組み立て工程の最終段階の形状を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る型枠剥離解体用補助具の分解図である。図1に示すように、型枠剥離解体用補助具1は、座金2と、鉄線撚りワイヤ3と、スリーブ4とで構成される。上記の座金2は、中央に、ボルト通し孔5が形成されている。
ボルト通し孔5は、この型枠剥離解体用補助具1が使用される不図示の型枠のセパレート締め付け孔と同程度以上の大きさの直径を有している。また、座金2は、ボルト通し孔5の周囲の鍔部6に、順次に並んで所定の位置に形成された第1、第2、第3及び第4の4個のワイヤ通し孔7(7a、7b、7c、7d)を有している。
第1のワイヤ通し孔7aと第2のワイヤ通し孔7bとを結ぶ直線Aと、第3のワイヤ通し孔7cと第4のワイヤ通し孔7dとを結ぶ直線Bは、それぞれ鍔部6を通り、ボルト通し孔5を横切ることが無いように、各ワイヤ通し孔7が配置されている。
また、鉄線撚りワイヤ3は、極細の鉄線を撚り合わせ、この撚り線を6本集めて更に撚り合わせた六子撚りで構成されている。その太さ(直径)は、ワイヤ通し孔7を挿通させることができる程度の太さである。
また、スリーブ4は、かしめに要する適度の剛性と適度の柔軟性を有する金属製の筒状部材であり、筒の内部は、断面が鉄線撚りワイヤ3を重ねて2本挿通できるひょうたん型のスリーブ孔8を形成されている。
図2(a)は、上記実施例1に係る型枠剥離解体用補助具1の組み立てが完成した側面図であり、図2(b)はその底面を示す図である。同図(a),(b)に示す型枠剥離解体用補助具1の組み立てにおいては、図1に示した鉄線撚りワイヤ3は、図2(a)に示す一方の端部3−1を先ず座金2の第1のワイヤ通し孔7aに挿通される。
ここで、例えば、第1のワイヤ通し孔7aへの挿通方向は、座金2の第1面側6−1から第2面側6−2に挿通されるものとする。これに続いて、鉄線撚りワイヤ3の一方の端部3−1は、更に座金2の第2のワイヤ通し孔7bに挿通される。
ここでは、第2のワイヤ通し孔7bへの挿通方向は、座金2の第2面側6−2から第1面側6−1に挿通されることになる。挿通された一方の端部3−1は、他方の端部3−2を所定の長さを残した形で残りの部分は第1面側6−1に十分に引き出される。
座金2の第2面側6−2には、第1のワイヤ通し孔7aから第2のワイヤ通し孔7bへと差し渡された短い差渡し部分3aのみが露出している。
これに続いて、上記のように第1面側6−1に引き出された鉄線撚りワイヤ3で大きな輪9aを作りながら、一方の端部3−1は更に座金2の第3のワイヤ通し孔7cに挿通される。この挿通方向は、座金2の第1面側6−1から第2面側6−2に挿通される。
続いて、一方の端部3−1は更に座金2の第4のワイヤ通し孔7dに挿通される。この挿通方向は、座金2の第2面側6−2から第1面側6−1に挿通される。このとき、座金2の第2面側6−2には、第3のワイヤ通し孔7cから第4のワイヤ通し孔7dへと差し渡された短い差渡し部分3bのみが露出している形状となる。
この後、第1面側6−1に引き出された鉄線撚りワイヤ3の一方の端部3−1は、他方の端部3−2と向かい合わせに重ねられ、この重ね部分はスリーブ4に挿通される。
このスリーブ4への挿通方法は、一方の端部3−1と他方の端部3−2とを向かい合わせに重ねる前に、予め一方の端部3−1又は他方の端部3−2をスリーブ4に挿通しておき、両端部を重ねた後、この重ね部分にスリーブ4を移動させることで、容易に重ね部分をスリーブ4に挿通した形状にすることができる。
この後、特には図示しないが、大型の専用ペンチでスリーブ4を押し潰して、一方の端部3−1と他方の端部3−2との重ね部分をかしめる。このかしめにより、鉄線撚りワイヤ3の一方の端部3−1と他方の端部3−2とが強固に結合する。
これにより、図2(a)に示すように座金2の第1面側6−1の上方に鉄線撚りワイヤ3による同形状の2つの輪9(9a、9b)が形成される。換言すれば、それぞれの端部(図では下端部)を座金2に保持された同形状の2つの輪9(9a、9b)が形成される。
なお、このとき、スリーブ4でかしめられる上記端部同士の結合部は、2つの輪9a又は9bのいずれか1つの輪9(図2(a)では輪9b)の輪の頂点部9−1と座金2との中間部に形成されるようにすると、以後の取扱が容易となる。
図3は、スリーブ4でかしめられた上記の端部同士の結合部を示す断面図であり、図2(a)の矢印aの方向に見た図である。図3に示すように、大型の専用ペンチでスリーブ4を縦方向にジグザグに押し潰して鉄線撚りワイヤ3の両端(3−1、3−2)をかしめるので、鉄線撚りワイヤ3の両端(3−1、3−2)の結合部は一体化されて、大きな引きの力が加わっても離れることがない。
なお、図2(a)では、鉄線撚りワイヤ3の両端(3−1、3−2)の重ね部に、スリーブ4を1個のみ通しているが、スリーブ4は1個と限るものではない。用いるスリーブ又はペンチによっては強いかしめが得られない場合、重ね部を長くしてスリーブを2個以上用いるようにするとよい。
図2(a),(b)に示す型枠剥離解体用補助具1を型枠に用いる方法は、特許文献1又は2と同様であり、ただし本例の場合は、ひげ又は線材を一本ずつナットユニットの両側から反対側に引き出すのではなく、輪9a及び9bをそれぞれ反対側に引き出すようにする。
型枠をコンクリートから剥がすときは、2つの輪9a及び9bを縦に引き伸ばし、輪9a及び9bの中に梃子を差し込み、後は、特許文献1又は2の場合と同様に梃子をあおればよい。これにより、座金2が型枠を伴ってコンクリートから引き離される。
図4は、実施例1に係る型枠剥離解体用補助具1のスリーブ4によるかしめ部の変形例を示す図である。この変形例では、鉄線撚りワイヤ3の両端(3−1、3−2)がそれぞれ折り返され、この折り返し部3−1−1及び3−2−1が向かい合わせに重ねられ、合計4本の鉄線撚りワイヤとしてスリーブ4に挿通されてかしめられる。
図5は、実施例2に係る型枠剥離解体用補助具の組み立て工程の途中の形状を示す斜視図である。図5に示すように、型枠剥離解体用補助具10は、座金11と、単線ワイヤ12とで構成される。
上記の座金11は、中央に、ボルト通し孔13が形成されている。ボルト通し孔13はこの型枠剥離解体用補助具10が使用されるり不図示の型枠のセパレート締め付け孔と同程度以上の大きさの直径を有している。
また、座金11は、ボルト通し孔13の周囲の鍔部14に、ボルト通し孔13を挟んで対向する位置に2個のワイヤ通し孔15を形成されている。これら2個のワイヤ通し孔15には、二つに折り曲げられた単線ワイヤ12の両端部12aと12bがそれぞれ挿通される。
図6は、上記の型枠剥離解体用補助具10の組み立て工程の最終段階の形状を示す斜視図である。図6に示すように、2個のワイヤ通し孔15に挿通された単線ワイヤ12の両端部12aと12bの先端部は、それぞれ押し潰し(又は叩き潰し)によって、板状部12a−1と12b−1が形成されている。
板状部12a−1及び12b−1は、潰しによって板状に広がっており、その広がり幅は、座金11のワイヤ通し孔15の直径よりも広くなるように形成されている。これにより、単線ワイヤ12を座金11から引き抜こうとしても板状部12a−1及び12b−1がワイヤ通し孔15のところに引っ掛かり、抜くことは出来ない。
換言すれば、二つ折りに曲げられた単線ワイヤ12の両端は、両端部12a及び12bの先端部分の板状部12a−1及び12b−1によって座金11に固定されているのと同じ状態になっている。
この型枠剥離解体用補助具10の使用方法も、特許文献1又は2とほぼ同様である。ただし本例の場合は、二つに折り曲げられた単線ワイヤ12の輪の部分を型枠のセパレート締め付け孔から型枠の外側に引き出した後、輪を大きく広げて横に倒す。
これで、セパレートのボルトを締め付けるナットユニットの押さえ部が、上記大きく広げた輪の中に入り込んで、ナットでボルトを締め付けながら、型枠をセパレートに押し付けて位置固定することができる。
型枠をコンクリートから剥がすときは、ナットユニットをセパレートのボルトから外し、広げて横に倒していた単線ワイヤ12の輪を引き起こして元の縦長の二つ折り形状にし、その輪の中に梃子を差し込んで外側にあおり、二つ折り形状の単線ワイヤ12を外に引っ張る。
前述したように、単線ワイヤ12の両端は、両端部12a及び12bの先端部の板状部12a−1及び12b−1によって座金11に固定されているのと同じ状態になっている。したがって単線ワイヤ12に引かれて座金11が型枠を伴ってコンクリートから引き離される。
本発明は、簡単で安価な構成の型枠剥離解体用補助具に利用することができる。
1 実施例1の型枠剥離解体用補助具
2 座金
3 鉄線撚りワイヤ
3a、3b 差渡し部分
3−1 一方の端部
3−2 他方の端部
4 スリーブ
5 ボルト通し孔
6 鍔部
6−1 第1面側
6−2 第2面側
7(7a、7b、7c、7d) ワイヤ通し孔
8 スリーブ孔
9(9a、9b) 輪
9−1 輪の頂点部
10 実施例2の型枠剥離解体用補助具
11 座金
12 単線ワイヤ
12a、12b 両端部
12a−1、12b−1 板状部
13 ボルト通し孔
14 鍔部
15 ワイヤ通し孔

Claims (2)

  1. 型枠のセパレート締め付け孔と同程度以上の大きさのボルト通し孔を有する座金と、
    該座金の鍔部に順次に並んで所定の位置に形成された第1、第2、第3及び第4の4個のワイヤ通し孔と、
    該4個のワイヤ通し孔に挿通された鉄線撚りワイヤと、
    向かい合わせに重ねられた前記鉄線撚りワイヤの両端部を挿通されてかしめるための少なくとも1個のスリーブと、
    を有し、
    前記第1及び第2のワイヤ通し孔を結ぶ直線と前記第3及び第4のワイヤ通し孔を結ぶ直線はそれぞれ前記鍔部を通り、
    前記鉄線撚りワイヤは、前記座金の第2面側に位置し前記第1のワイヤ通し孔から前記第2のワイヤ通し孔へと差し渡された差し渡し部分と、前記座金の第1面側に位置し前記第2のワイヤ通し孔及び前記3のワイヤ通し孔に挿通された輪と、前記座金の前記第2面側に位置し前記第3のワイヤ通し孔から前記第4のワイヤ通し孔へと差し渡された差し渡し部分と、前記座金の前記第1面側に位置し前記第4のワイヤ通し孔及び前記1のワイヤ通し孔に挿通された輪と、を形成し、
    前記鉄線撚りワイヤの端部同士の結合部は、前記2つの輪のいずれか1つの輪の該輪の頂点部と前記座金との中間部に形成されている、
    ことを特徴とする型枠剥離解体用補助具。
  2. 前記端部同士の結合部は、端部がそれぞれ折り返された折り返し部を向かい合わせに重ねられ、
    前記スリーブは、前記折り返し部を向かい合わせに重ねられた合計4本の鉄線撚りワイヤを挿通されてかしめるためのスリーブである、
    ことを特徴とする請求項1記載の型枠剥離解体用補助具。
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