JP3818407B2 - 折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置 - Google Patents

折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は折り畳み式計算機、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、ワードプロセッサーなどの折り畳み機器にあって、その機器本体に開閉自在なるよう枢着されたカバーを、閉成時と任意の開成角度とにあって夫々の状態を保持でき、しかも適度の力で当該保持状態を解除することにより、カバーの開閉操作を円滑に行い得るようにした折り畳み式機器のカバーに係る広角度開閉保持可能なヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
前掲携帯電話機などにあって、その機器本体を閉成しているカバーが不本意に開成したり、開成時のカバーが使用中に閉成してしまったりすることを防止するのに、係止爪やマグネットなどを用いる旧来のロック手段によるときは、デザイン、実装上の制約、コスト高や操作性などの諸点で満足すべき結果が得られていない。そこで当該欠陥を解消するため、既に特開平7−11831号公報に記載の提案がなされている。
【0003】
上記提案のものは、図10ないし図13によって以下説示するような構成を有している。すなわち図10と図11により理解される通り、機器本体1とカバー2とが、ヒンジ3によって任意の開成角度α゜だけ開閉自在に枢着され、当該ヒンジ部3は機器本体1に固設の本体ヒンジ筒1aと、カバー2に固設のカバーヒンジ筒2aとを具備し、本体ヒンジ筒1aの本体当接端面1bとカバーヒンジ筒2aのカバー当接端面2bとは、カバー2の開閉に際し摺接自在となっている。
【0004】
そして、本体ヒンジ筒1aには、回転止め状態にして軸線方向へはスライド自在なるよう固定ディスク4が内嵌され、このために本体ヒンジ筒1aの内周面に設けたガイドリブ1cに、固定ディスク4のガイド溝4aが係合されている。一方カバーヒンジ筒2aには、これまた回転止め状態で可動ディスク5が内嵌され、このために図示例ではカバーヒンジ筒2a奥行内面における溝2cに、可動ディスク5の端面に形成したリブ5aが係合されている。
【0005】
さらに、当該従来例では上記固定ディスク4の固定突き合せ端面4bと、可動ディスク5の可動突き合せ端面5bの何れか一方、図示例では固定突き合せ端面に、図12(B)(D)および図13により理解される通り、係嵌凹所6が複数個(3個)、所定の周角度位置N1、N2、N3(カバー2の開成角度α゜によって決定される位置)にあって設けられており、他方すなわち図示例では図12(A)(C)と図13に開示の如く、上記の係嵌凹所6に対して図13ではコイルバネによる発条7に基づく弾力により係合することになる複数個(2個)の係嵌凸部8が、所定の周角度位置P1、P2にあって可動突き合せ端面5bから突出されている。
【0006】
ここで上記の発条7は図13に示されている通り、固定ディスク4の固定突き合せ端面4bとは反対側にあって、外向きに開口された収納空洞4cに収納されていると共に、本体ヒンジ筒1aの外側から挿入した螺杆9を、発条7から固定ディスク4そして可動ディスク5を貫通して、その螺部先端9aをカバーヒンジ筒2aの底部2dに螺着させるようにしている。
このため、発条7は、その弾力により固定ディスク4を可動ディスク5側へ弾圧して、これにより係嵌凹所6に係嵌凸部8が係合することで、固定突き合せ端面4bが可動突き合せ端面5bに対して圧接することになる。
【0007】
従って、図13から理解されるように、カバー2を開動させることで、カバーヒンジ筒2aと共に可動ディスク5が回動すると、その可動突き合せ端面5bから突設されている係嵌凸部8が、図12(E)に示す如く係嵌凹所6から円周方向へ脱出し、この際、発条7の弾力に抗して固定ディスク4が、図13の左側へ移動することとなり、係嵌凸部8の先端部が、固定突き合せ端面4b上を摺動して円周方向へ回動することになる。
【0008】
このため、図12にあって可動ディスク5の前記周角度位置P1、P2における係嵌凸部8が、カバー2の閉止状態では、固定ディスクの周角度位置N1、N2における係嵌凹所6に係嵌されているが、当該カバー2を開成角度α゜だけ開成した際には、上記一対の係嵌凸部8が、夫々周角度位置N3、N1の周角度位置における係嵌凹所6に、その係嵌を切り替え得ることになる。
【0009】
以上の如く構成することで、当該従来例によるときは、係止爪やマグネットによるロックに比し、カバー2が機器本体1に対し閉時および開時にあって、不本意に回動してしまうことがないようにすることができ、またカバー2を必要に応じ簡易に開閉操作でき前掲旧来例の欠陥を大幅に改善することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように上記従来のヒンジ装置によるときは、望ましい効果を発揮し得ることになるが、図12(A)(B)により理解される通り、この場合には、機器本体1に対するカバー2の開成角度α゜が180゜以下となってしまい、ここで当該一対の係嵌凸部8を直径線上にあって設けるようにしても、180゜の開成角度α゜が最大限度となる。このため、これ以上の広角度までカバーの開成角度を大きくすることができず、従って、かかるカバーの広角度開閉保持に対する要請に対し、これを充足することができない難点を有している。
【0011】
本発明は上記の如き欠陥を解消しようとするもので、請求項1によるときは、上記各複数個設けた係嵌凹所と係嵌凸部とを、前記図12(A)(B)に示したように、係嵌凹所相互、係嵌凸部相互を、回転軸心から同径である所要周角度位置に設定するのではなく、各係嵌凹所と各係嵌凸部を、相互に異径である所要周角度位置に設定するようにすることで、カバーの機器本体に対する開成角度を、前記従来例と同等の角度はもちろん、180゜から360゜までの大きな角度に設定するといった要請にも対処できるようにするのが、その目的である。
【0012】
そして請求項2にあっては、上記の請求項1において係嵌凹所へ係嵌することになる係嵌凸部の形状を、前記従来例の如く截頭角錐状に形成するだけでなく、球面部空所としての係嵌凹所に対して、球面部である係嵌凸部が係脱自在に係嵌するようにすることで、特に後者の場合には、係嵌凹所と係嵌凸部における摩擦抵抗を軽減すると共に、偏摩耗が生じないようにして、カバーの開閉動に際しての回転トルクに変動が生じ、これによってカバーの開閉操作に係る使い勝手が早期に劣化してしまうことのないようにしている。
【0013】
請求項3では、これまた請求項1において、係嵌凹部には、一直径線上にあって異径の位置に設けられた第1係嵌凹所対と、他の一直径線上にあって、これまた異径の位置に設けられた第2係嵌凹所対とを具備させ、係嵌凸部としては、一直径線上にあって異径の位置となるよう設定した係嵌凸部対を形成しておく。そしてカバーの閉時と開時に、上記係嵌凸部対の第1係嵌凹所対への係嵌から、第2係嵌凹所対への係嵌に切り替え自在なるよう構成し、このことで、カバーの開成角度を比較的小さい値から360゜近くまで増減変更できるようにしている。
【0014】
請求項4の場合は、係嵌凹所と係嵌凸部とが、何れも夫々一直径線上で異径位置である係嵌凹所対と係嵌凸部対のみの設定とし、これにより、簡易な構成でカバーの開成角度を360゜度に設定し得るようにしている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、請求項1によるときは、機器本体に固設の本体ヒンジ筒と、その本体当接端周縁と摺接自在なカバー当接端周縁を有してカバーに固設されたカバーヒンジ筒とを備え、上記の本体ヒンジ筒には回転止め状態で固定ディスクを、カバーヒンジ筒には回転止め状態で可動ディスクを夫々内嵌し、固定ディスクの固定突き合せ端面と可動ディスクの可動突き合せ端面の何れか一方に、係嵌凹所を所定の周角度位置にあって複数個設け、他方には上記係嵌凹所に対して、発条による弾力により係合する複数の係嵌凸部を設け、前記カバーの閉時と開時に上記係嵌凸部の係嵌凹所への係嵌を、他の係嵌凹所へ切り替えるようにしたヒンジ装置において、固定ディスクの固定突き合せ端面における所要周角度位置と、可動ディスクの可動突き合せ端面における所要周角度位置とのうち、その何れか一方の端面における所要周角度位置には、上記両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように上記複数の係嵌凹所が設定されており、その他方の端面における所要周角度位置には、上記両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように上記複数の係嵌凸部が設定されていることを特徴とする折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置を提供しようとしている。
【0016】
そして、請求項2では請求項1において、固定突き合せ端面可動突き合せ端面とのうち、その何れか一方の端面にある係嵌凸部が周方向両側に先細りテーパー面を有して截頭角錐状か球面部に形成されており、その他方の端面との当接に際して夫々の係嵌凸部が係嵌するように、その他方の端面にある係嵌凹所が截頭角錐状空所球面空所に形成されていることを、その内容としている。
【0017】
さらに請求項3は請求項1において、固定突き合せ端面と可動突き合せ端面とのうち、その何れか一方の端面における一つの所要周角度位置には、両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように第1係嵌凹所対形成されていると共に、当該一方の端面における他の一つの所要周角度位置には、両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように第2係嵌凹所対形成されており、かつ、その他方の端面における所要周角度位置には、両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように係嵌凸部対形成されており、カバー開閉時における上記係嵌凸部対が、第1係嵌凹所対から第2係嵌凹所対への係嵌や第2係嵌凹所対から第1係嵌凹所対への係嵌に切り替えられるようにしたものである。
【0018】
請求項4にあっては、機器本体に固設の本体ヒンジ筒と、その本体当接端周縁と摺接自在なカバー当接端周縁を有してカバーに固設されたカバーヒンジ筒とを備え、上記の本体ヒンジ筒には回転止め状態で固定ディスクを、カバーヒンジ筒には回転止め状態で可動ディスクを夫々内嵌し、固定ディスクの固定突き合せ端面と可動ディスクの可動突き合せ端面の何れか一方に、係嵌凹所を所定の周角度位置にあって複数個設け、他方には上記係嵌凹所に対して、発条による弾力により係合する複数の係嵌凸部を設け、かつ、カバー開閉にともなってカバーと機器本体とが対面したときに上記係嵌凸部と上記係嵌凹所とが相対的に係嵌するようにしたヒンジ装置において、固定ディスクの固定突き合せ端面における所要周角度位置と、可動ディスクの可動突き合せ端面における所要周角度位置とのうち、その何れか一方の端面における所要周角度位置には、上記両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに相違した凹所の対からなる係嵌凹所対が形成されており、その他方の端面における所要周角度位置には、上記両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに相違した凸部の対からなる係嵌凸部対が形成されていることを、その内容としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明につき図1〜図9によって、これを詳記すると、前記の従来例と同一である構成部材については、同一の符号が用いられており、以下の構成に関しては従来例の同じ内容を具備している。
すなわち、まず図1ないし図3を参照して理解される通り、機器本体1に固設の本体ヒンジ筒1aと、当該本体ヒンジ筒1aの本体当接端周縁1bと摺接自在であるカバー当接端周縁2bを有して、カバー2に固設されているカバーヒンジ筒2aが備えられている。
【0020】
さらに、本体ヒンジ筒1aには、回転止め状態にて固定ディスク5が内嵌されていると共に、カバーヒンジ筒2aには、回転止め状態で一緒に回動する可動ディスク5が内嵌されている。そして、前記した固定ディスク4の固定突き合せ端面4bと可動ディスク5の可動突き合せ端面5bの何れか一方には、係嵌凹所6が所定の周角度位置にあって複数個設けられていると共に、他方には上記の係嵌凹所に対応して、発条7による弾力に基づいて係合する複数の係嵌凸部8が突設されている。
【0021】
そして、前記カバー2の閉時と開時に、係嵌凸部8の係嵌凹所6への係嵌状態が、他の位置における係嵌凹所6へ切り替えられるように構成されている。さらに、これまた従来例と同じく、図面にあって1cはガイドリブ、2cは溝、4aはガイド溝、4cは発条7の収納空洞、5cはリブ、そして9は螺杆であり、9aはその螺部先端を示していることも同じであり、Sは固定ディスク4そして可動ディスク5の回転軸心を示している。
【0022】
本願請求項1にあっては、上記従来のヒンジ装置において、上記した各複数の係嵌凹所6と係嵌凸部8とが、夫々固定突き合せ端面4bか可動突き合せ端面5bの一方にあって、図1の如く前記の回転中心Sから相互に異径である所要周角度位置に設定されていることを特徴としている。
【0023】
以下上記本発明の特徴を、請求項2ないし請求項4に関し、これを開示した図1ないし図9の参照により説示する。
図1と図2は請求項3に係る一実施態様を示しており、固定突き合せ端面4bと可動突き合せ端面5bの何れか一方、図示例では固定突き合せ端面4bにおいて、その一直径線上にあって相互に異径(半径Rとr)である所要周角度位置N4に、第1係嵌凹所対6a、6bが設けられていると共に、他の一直径線上にあって、これまた異径である所要周角度位置N5に、第2係嵌凹所対6c、6dが設けられている。
【0024】
そして、固定突き合せ端面4bと可動突き合せ端面5bの他方、図示例では固定突き合せ端面4bにおいて、その一直径線上にあって相互に異径(半径Rとr)である所要周角度位置N5に、係嵌凸部対8a、8bが突設されている。
従って、上記の如き構成によるときは、図1(F)と図2を参照して理解されるように、今例えばカバー2が機器本体1に対して閉成されている際、可動ディスク5の係嵌凸部対8a、8bが、固定ディスクの第1係嵌凹所対6a、6bに係嵌状態となっているとすれば、従来例にあって説示の如く発条7の弾力により、固定突き合せ端面4bは可動突き合せ端面5bに圧接され、これにより、第1係嵌凹所対6a、6bに対して、係嵌凸部対8a、8bが夫々係合保持の状態となり、この結果カバー2に外力が加えられても、不本意にカバー2が開いてしまうことはない。
【0025】
次にカバー2を開成方向へ回動操作すれば、係嵌凸部対8a、8bが、第1係嵌凹所対6a、6bから発条7の弾力に抗して従来例で説示の如く脱出し、固定突き合せ端面4bに摺接しながら回動して行く。そして、この際第1係嵌凹所対6a、6bが、第2係嵌凸部対8a、8bとは異径の位置に配設されているから、当該回動途上にあって、係嵌凸部対の一方8aが、第2係嵌凹所対の一方6dや第1係嵌凹所対の一方6bに係嵌してしまうことなく、また、係嵌凸部対の他方8bが、第2係嵌凹所対の他方6cや第1係嵌凹所対の他方6aに係嵌してしまうことがない。
【0026】
このため、図1(F)の如く上記の係嵌凸部対8a、8bは、周角度位置N4から、図示例では開成角度α゜として約225゜程度回動した周角度位置N5までカバー2が開成され、この際固定ディスク4が図2の右方向へ発条7の復元力により復動し、係嵌凸部対8a、8bが、斜線により示されている如く係嵌凹所対6c、6dに係嵌することとなり、これによってカバー2の広角度である開成が保持されるに至る。尚、ここで4d、5cは螺杆9が貫通する夫々固定ディスク4と可動ディスク5の軸孔を示す。
【0027】
ここで、上記の係嵌凸部8は、前記従来例と同じく、固定突き合せ端面4bか可動突き合せ端面5bから、その周方向両側にあって形成された先細りテーパー面8c、8dを有して截頭角錐状に形成されており、これに対し、上記の係嵌凸部8が係嵌する係嵌凹所6は、もちろんこれに対応した截頭角錐状空所6eとして形成されている。
【0028】
本発明にあって係嵌凸部8と係嵌凹所6には、上記の如きもの以外に適宜選定することができるが、請求項2に係る係嵌凸部8と係嵌凹所6に係る他例につき、図3ないし図5によって以下これを説示する。
すなわち、前例である截頭角錐状である係嵌凸部8に替えて、図3と図4の如き球面部8eをもった係嵌凸部8が、図示例では固定ディスク4の固定突き合せ端面4bから突出しており、この際図5に明示の通り、上記球面部8eの突出長dを、その仮想球体Bがもつ半径D/2よりも、小さく形成することが望ましい。
【0029】
ここで、当該係嵌凸部8の形成に際しては、図5(A)のように固定ディスク4と一体に、その固定突き合せ端面4bから前記の球面部8eを膨張させるようにしてもよいが、同図5(B)の如く別途球体8fを使用し、これをディスク4の嵌合受承口4eに、回転自在にして抜止め状態で嵌合することにより、球体8fにおける球面部8eを、可動ディスク5の可動突き合せ端面5bに穿設した球面部空所5dとしての係嵌凹所6に係合する。
【0030】
そして、図4(C)(D)に示されている通り、図1の場合とは反対に、係嵌凹所6が、可動ディスク5の可動突き合せ端面5bに、球面部空所5dとして穿設されているのである。そして図1の前説内容から理解される通り、カバー2の開閉動に際して可動ディスク5が回動すれば、可動突き合せ端面5bにおける係嵌凹所6としての球面部空所5dが、球面部8eから離脱し、さらに当該球面部8eを可動突き合せ端面5bによって発条7の弾力に抗して押圧するから、固定ディスク4は図3にあって左方向へ押動されることになる。
【0031】
さらにカバー2の開成に際しては、前記図1の場合と実質的に同様であり、可動ディスク5における前記の第1係嵌凹所対6a、6bが、可動ディスク4の係嵌凸部対8a、8bに係嵌していたカバー2の閉時から、上記の係嵌凸部対8a、8bに対して、係嵌凹所対6c、6dが係嵌することで、当該カバー2は、広角度に開成されて当該開成状態が保持されるに至る。
【0032】
ここで、図4(F)と、後述する図7に示されている10a、10bは、可動突き合せ端面5bにあって凹設した長径用弧凹面案内路と短径用弧凹面案内路を示している。長径用弧凹面案内路10aは、第1係嵌凹所対の一方である6aと、第2係嵌凹所対の一方である6cとの間にあって、係嵌凸部対の一方である8aの球面部8eを、少しだけ嵌り込ませるため凹設したものである。これに対し短径用弧凹面案内路10bは、第2係嵌凹所対の他方である6dと、第1係嵌凹所対の他方である6bとの間にあって、係嵌凸部対の他方である8bの球面部8cを、少しだけ嵌り込ませるため凹設したものである。
【0033】
そして、上記の長径用弧凹面案内路10a、短径用弧凹面案内路10bは、前記のように球面部8eから球面部空所5dが離脱し、その後、可動ディスク5が回動して行く際、球面部8eの先端部だけを、当該各案内路10a、10bに落とし込むことで、特に球体8fの使用時にあって、当該球体8fが嵌合受承口4eから離脱することなく、かつ球体8fが円滑に転動し、可動ディスクの回動に際し、摩擦抵抗をできるだけ小さくしようとするためのものである。
【0034】
次に図6は請求項4に係る一例を示しており、これによるときは、カバー2の開成角度α゜について、360゜の角度に設定しようとしている。この場合には、固定突き合せ端面4bと可動突き合せ端面5bの何れか一方、図示例では図4の場合と同じく固定ディスク4の固定突き合せ端面4bにおいて、その一直径線上にあって相互に異径である所要周角度N4に係嵌凸部対8a、8bを図6(A)の如く設ける。これに対して図6(B)に示す通り、図示例では可動ディスク5の可動突き合せ端面5bに、これまた、その一直径線上のみにあって相互に異径である周角度位置N4に、上記の係嵌凸部対8a、8bと対応する係嵌凹所対6f、6gが形成されるのである。
【0035】
上記のように構成すれば、前説の内容から詳記するまでもなく、カバー2の閉時には上記の係嵌凸部対8a、8bに、係嵌凹所対6f、6gが被嵌状態に係合されているのに対し、カバー2の開時には、可動ディスク5が一回転した後、再び係嵌凸部対8a、8bに、係嵌凹所対6f、6gが係嵌され、このことでカバー2の360゜開成が実現できる。
【0036】
もちろん、前記のように180゜を越える開成角度α゜を得たり、上記の如くα゜を360゜とするだけでなく、本発明では需要に対応して180゜未満のカバー開成角度を設定することもでき、当該実施の態様は図7にあって、その一例が開示されている。当該図示例のα゜は約160゜程度に設定されており、この場合の構成および作用については、前説の内容から理解できるので、ここでは省略する。尚上記の図示例では、係嵌凹所6と係嵌凸部8の配設につき、半径Rと半径rとによる2種の異径例を開示しているが、これについては、3種以上の異径位置に配設して、所要の開成角度α゜を得るようにしてもよい。
【0037】
さて、ここで係嵌凸部8に截頭角錐状のものを、係嵌凹所6に截頭角錐状空所6eを用いるようにした前者の構成と、球面部8eを係嵌凸部8とし、球面部空所5dを係嵌凹所6として採択した後者の構成につき、その利害得失につき検討してみると以下の通りである。
【0038】
上記前者の構成によるときは、図8に示した通り固定ディスク4に対して可動ディスク5が回動すると、截頭角錐状空所6eに嵌合していた係嵌凸部8aが脱出することになるが、この際係嵌凸部8aの先細りテーパ面8dにおける先端縁が截頭角錐状空所6eのテーパ側面6hに対して、係嵌状態の面接触から線接触の状態となってしまい、図8(B)による実線と破線との関係から理解されるように截頭角錐状空所6eから係嵌凸部8aが脱出する最終段階にあって、点接触箇所Cにおいて点接触状態となり、この結果カバー2の開閉動に際しての回転トルク(キャッチ力)が変動して、当該トルク7が設定しにくいと共に円滑な開閉動操作を保証し難いこととなる。
【0039】
また、上記の開閉動操作に際し、滑り対偶となるため摩擦抵抗が大となり、しかも摩耗が大きいことから、その摩擦抵抗が増大し易くなり偏摩耗が生じ易い欠陥を指摘することができる。
【0040】
これに対し、後者のように球面部空所5dと球面部8eを採択した場合には、説明用である図9に示した通り当該両者5d、8eが面接触である係嵌状態から、可動ディスク5が開動し始めて、球面部空所5dから球面部8eが少しだけ脱出するまでは面接触状態に近く、その後は図9にあって破線で示した球面部空所5dにあって、実線で示した弧状部分Eが球面部8eと線接触状態となることから回転トルクを安定させ偏摩耗を前者に比し低減することができ、前記の如く球体8fを使用するようにした際には、転り対偶となるため摩耗抵抗と摩耗を、さらに軽減することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は以上のようにして構成されるものであるから、請求項1によるときは係嵌凹所と係嵌凸部とについて、これを従来例のように同一半径位置にあって配設するのではなく、夫々の設定位置を、相互に異径の箇所にあって配設するようにしたので、これまでのように各種機器のカバーを機器本体に対して開成できる角度が180゜以内であったのに比し、これを越える広角度の開成保持が可能となり、各種の需要に対して広範囲な対応ができることになる。
【0042】
次に請求項2にあっては、請求項1における上記係嵌凹所と係嵌凸部について、夫々球面部空所と球面部とを採択することにより、カバーの開閉操作につき、その開閉を円滑にして、かつ回転トルクを均一化して操作性を向上でき、また耐摩耗性の改善についてもよい結果を得ることができる。
【0043】
請求項3では、請求項1における一つの実施態様を、その内容とし、第1係嵌凹所対と第2係嵌凹所対、係嵌凸部対を適切に組み合わせて、その係嵌状態を切り替えるようにしたから、前記請求項1による前掲広角度開成の効果を保証でき、請求項4によるときは、係嵌凹所対と係嵌凸部とを適切に組み合わせる簡易な構成により、カバーを360゜まで開成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の構成部材である固定ディスクの部分側面図で(B)は、その固定突き合せ端面図、(C)は同上可動ディスクの部分側面図で(D)は、その可動突き合せ端面の背面図、(E)は上記ディスクと可動ディスクの係嵌状態を示す部分側面図で(F)は、その固定突き合せ端面側から見た係嵌状態説明図である。
【図2】図1の構成部材を用い本発明に係るヒンジ装置の縦断正面図である。
【図3】図1とは違った構成部材を用いた別種のヒンジ装置を示す縦断正面図である。
【図4】図1とは違った構成部材を示し、(A)は固定ディスクの部分側面図で(B)は、その固定突き合せ端面図、(C)は同上可動ディスクの部分側面図で(D)は、その可動突き合せ端面の背面図、(E)は上記固定ディスクと可動ディスクの係嵌状態を示す部分側面図で(F)は、その固定突き合せ端面側から見た係嵌状態説明図である。
【図5】請求項2に係る係嵌凹部と係嵌凸部との関係を示し、(A)は固定ディスクから突設の球面部を、可動ディスク5の球面空所に係嵌した状態を示す拡大縦断正面図で、(B)に固定ディスクに球体を嵌合させ、その球面部を球面部空所に係嵌した状態を示した拡大縦断正面図である。
【図6】(A)は請求項4に係る固定ディスクの固定突き合せ端面図で、(B)は可動ディスクの可動突き合せ端面の背面図である。
【図7】本発明の他実施態様による可動ディスクの可動突き合せ端面図である。
【図8】係嵌凹所に截頭角錐状空所を採択した場合の係嵌凹所に対する係嵌凸部の対偶状態を説示するためのもので、(A)は係嵌凸部が係嵌凹所から離脱する寸前状態を示した固定ディスクと可動ディスクの部分側面図、(B)は(A)の可動ディスク側から見た係嵌状態説明図である。
【図9】係嵌凹所に球面部空所を、係嵌凸部に球面部を用いた場合の係嵌凹所に対する係嵌凸部の対偶状態を説示するためのもので、(A)は球面部空所に球面部が係嵌した状態の部分側面図、(B)は球面部空所が球面部から離脱してしまう以前の状態を示す部分側面図で、(C)は可動ディスク側から見た係嵌状態説明図である。
【図10】従来の折り畳み式機器を示すカバー開成状態における略示斜視図である。
【図11】図10におけるヒンジ装置を示す分解斜視図である。
【図12】(A)は図10の構成部材である可動ディスクを示す可動と突き合せ端面図、(B)は固定ディスクの固定突き合わせ端面図、(C)は(A)のC−C線断面図、(D)は(B)のD−D線断面図、(E)は(C)の可動ディスクと(D)の固定ディスクの係嵌離脱途上を示す縦断面図である。
【図13】図12の構成部材による従来のヒンジ装置を示した縦断正面図である。
【符号の説明】
1 機器本体
1a 本体ヒンジ筒
1b 本体当接端周縁
2 カバー
2a カバーヒンジ筒
2b カバー当接端周縁
4 固定ディスク
4b 固定突き合せ端面
5 可動ディスク
5b 可動突き合せ端面
5d 球面部空所
6 係嵌凹所
6a 第1係嵌凹所対
6b 第1係嵌凹所対
6c 第2係嵌凹所対
6d 第2係嵌凹所対
6e 截頭角錐状空所
6f 係嵌凹所対
7 発条
8 係嵌凸部
8a 係嵌凸部対
8b 係嵌凸部対
8c 先細りテーパ面
8d 先細りテーパ面
8f 球体
N4 周角度位置
N5 周角度位置
S 回転軸心

Claims (4)

  1. 機器本体に固設の本体ヒンジ筒と、その本体当接端周縁と摺接自在なカバー当接端周縁を有してカバーに固設されたカバーヒンジ筒とを備え、上記の本体ヒンジ筒には回転止め状態で固定ディスクを、カバーヒンジ筒には回転止め状態で可動ディスクを夫々内嵌し、固定ディスクの固定突き合せ端面と可動ディスクの可動突き合せ端面の何れか一方に、係嵌凹所を所定の周角度位置にあって複数個設け、他方には上記係嵌凹所に対して、発条による弾力により係合する複数の係嵌凸部を設け、前記カバーの閉時と開時に上記係嵌凸部の係嵌凹所への係嵌を、他の係嵌凹所へ切り替えるようにしたヒンジ装置において、固定ディスクの固定突き合せ端面における所要周角度位置と、可動ディスクの可動突き合せ端面における所要周角度位置とのうち、その何れか一方の端面における所要周角度位置には、上記両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように上記複数の係嵌凹所が設定されており、その他方の端面における所要周角度位置には、上記両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように上記複数の係嵌凸部が設定されていることを特徴とする折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置。
  2. 固定突き合せ端面可動突き合せ端面とのうち、その何れか一方の端面にある係嵌凸部が周方向両側に先細りテーパー面を有して截頭角錐状か球面部に形成されており、その他方の端面との当接に際して夫々の係嵌凸部が係嵌するように、その他方の端面にある係嵌凹所截頭角錐状空所球面空所に形成されている請求項1記載の折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置。
  3. 固定突き合せ端面と可動突き合せ端面とのうち、その何れか一方の端面における一つの所要周角度位置には、両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように第1係嵌凹所対形成されていると共に、当該一方の端面における他の一つの所要周角度位置には、両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように第2係嵌凹所対形成されており、かつ、その他方の端面における所要周角度位置には、両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに異なるように係嵌凸部対形成されており、カバー開閉時における上記係嵌凸部対が、第1係嵌凹所対から第2係嵌凹所対への係嵌や第2係嵌凹所対から第1係嵌凹所対への係嵌に切り替えられるものである請求項1または請求項2記載の折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置。
  4. 機器本体に固設の本体ヒンジ筒と、その本体当接端周縁と摺接自在なカバー当接端周縁を有してカバーに固設されたカバーヒンジ筒とを備え、上記の本体ヒンジ筒には回転止め状態で固定ディスクを、カバーヒンジ筒には回転止め状態で可動ディスクを夫々内嵌し、固定ディスクの固定突き合せ端面と可動ディスクの可動突き合せ端面の何れか一方に、係嵌凹所を所定の周角度位置にあって複数個設け、他方には上記係嵌凹所に対して、発条による弾力により係合する複数の係嵌凸部を設け、かつ、カバー開閉にともなってカバーと機器本体とが対面したときに上記係嵌凸部と上記係嵌凹所とが相対的に係嵌するようにしたヒンジ装置において、固定ディスクの固定突き合せ端面における所要周角度位置と、可動ディスクの可動突き合せ端面における所要周角度位置とのうち、その何れか一方の端面における所要周角度位置には、上記両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに相違した凹所の対からなる係嵌凹所対が形成されており、その他方の端面における所要周角度位置には、上記両ディスク相互の回転軸心を基準にしたときの半径方向の距離が互いに相違した凸部の対からなる係嵌凸部対が形成されていることを特徴とする折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置。
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