JP3817472B2 - 電界測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電界測定装置に関し、特に、電子機器内から発生する不要電磁波に起因する電界分布を測定する電界測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の高速化、高性能化などに伴ない、電子機器から放射される不要電磁波が他の電子機器へ与える影響が問題になっている。この不要電磁波放射による他の電子機器への影響はEMI(Electromagnetic Interference)と呼ばれ、その主なものとして、無線機器、通信機器に発生する受信障害や、電子機器の誤動作が挙げられる。
【0003】
各国では30MHz〜1GHzあるいは30MHz〜2GHzの周波数帯域において電子機器から発生する不要電磁波放射に対して規制を行っており、電子機器メーカはこの規制に適合するように製品を設計製造する必要がある。
【0004】
電子機器から放射される不要電磁波を測定する方法として、一般的には遠方界測定が行なわれるが、電子機器内部の回路基板のみについては、その近傍界強度分布を測定することが行われている。
【0005】
近傍界強度分布を測定し、不要電磁波の発生メカニズムを明らかにし、その発生抑制対策を行なうために使用される近傍界強度分布測定装置が、例えば特開平11−500536号公報や、特開2000−19204号公報などに提示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来の近傍界強度分布測定装置によって、回路基板単体を測定した場合と、電子機器に組み込まれるとともに、筐体やケーブルが接続された回路基板を測定した場合とでは、不要電磁波の発生モードが異なる。したがって、近傍界強度分布測定装置によって回路基板単体を測定して得られた近傍界強度分布に基づき不要電磁波対策を施しても、電子機器全体における不要電磁波の発生抑制には効果が現れない場合がある。こうしたことを考慮して、回路基板単体に対して近傍界強度分布の測定を行わず、回路基板を電子機器に組み込み、筐体やケーブルを接続した状態で測定を行うようにしている。
【0007】
しかしながら、回路基板を電子機器に組み込み、筐体やケーブルを接続した状態で測定して得られた従来の近傍界強度分布測定結果は、図22に示すように、不要電磁波放射をもたらす電流がどこから発生し、どの経路を流れているかを正確に把握することができない。図22は、回路基板を電子機器に組み込み、筐体やケーブルを接続した状態の被測定物を、従来の近傍界強度分布測定装置によって測定して得られた電流分布測定結果の一例を示すイメージ図である。
【0008】
そのため、不要電磁波の発生源と、不要電磁波が発生源から他の部分に伝達される不要電磁波の伝達経路と、不要電磁波が放射する放射源とを切り分けて特定することが難しく、したがって、上記の電子機器全体に亘る不要電磁波測定方法によっても不要電磁波の抑制対策を的確に行うことが困難であった。
【0009】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、不要電磁波の発生源、伝達経路、放射源を切り分けて特定することを可能にした電界測定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、被測定物の任意の位置における測定信号を基準信号として検出する基準信号検出手段と、前記被測定物から発生する電界を測定する電界測定手段と、前記電界測定手段に対して、前記被測定物近傍の複数の位置で電界を測定させる走査手段と、前記電界測定手段によって測定された各電界と、前記基準信号検出手段によって検出された基準信号とに基づき、前記被測定物における電界強度分布を算出し、前記信号の位相変化に伴う電界強度分布位相変化を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された電界強度分布位相変化を動画表示する表示手段とを有することを特徴とする電界測定装置が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0019】
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る電界測定装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0020】
第1の実施の形態における電界測定装置は、基準信号入力部101と、電界センサ103と、走査部104と、信号比較部105と、演算処理部106と、表示部107と、制御部108とから構成される。
【0021】
測定者が、ある任意の周波数の電界強度分布を測定する場合、基準信号入力部101は、被測定物102の任意の位置における検出信号を基準信号とし、信号比較部105へ出力する。電界センサ103は複数のセンサから成り、被測定物102の近傍に配されて被測定物102の近傍電界を測定し、走査部104の制御に従って測定信号を信号比較部105へ出力する。走査部104は、電界センサ103の各センサの出力を順に選択走査して、各センサからの測定信号を信号比較部105へ出力させる。
【0022】
信号比較部105は、電界センサ103から出力された測定信号と、基準信号入力部101から出力された基準信号とを、任意の測定周波数の振幅及び位相において比較し、その比較結果を演算処理部106へ出力する。演算処理部106は、信号比較部105から送られた比較結果を基に、被測定物102近傍の各位置で測定された電界強度に対して、予め求めてある電界センサ103の周波数特性、位相特性による較正係数や、被測定物102と電界センサ103との間の距離による較正係数を用いて較正を行う。
【0023】
この較正された電界強度は、走査部104による走査によって電界強度分布となり、また基準信号の位相が変化することにより、該電界強度分布が変化する。演算処理部106は、こうした電界強度分布の位相変化を、表示部107に動画表示できるように処理する。表示部107は、電界強度分布やその位相変化を、ユーザの指定に従った表示方式によって表示する。
【0024】
制御部108は、走査部104、信号比較部105、演算処理部106、表示部107を制御する。
【0025】
次に、本実施の形態における測定原理について、図1を参照して説明する。
【0026】
ここで、基準信号入力部101が、被測定物102上の所定の位置から基準信号Acosωtを検出したとする。
【0027】
このとき、被測定物102の近傍のある点において電界Eが発生しているものとする。この電界Eは、下記のように表される。
【0028】
E=aAcos(ωt+θ) … (1)
ここで、aは基準信号に対する振幅比、θは基準信号に対する位相差である。
【0029】
なお、電界Eの振幅は基準信号に対する振幅比から求めてもよいし、電界センサ103による測定値から直接求めてもよい。
【0030】
そして、被測定物102上に配置された複数のセンサから成る電界センサ103の各々を走査部104により走査し、被測定物102近傍の電界を複数の位置で測定し、演算処理部106で上記の演算を行い、電界強度分布の位相変化を求める。
【0031】
次に、第1の実施の形態における電界測定装置において行われる電界強度分布位相変化の算出処理を、図2を参照して説明する。
【0032】
図2は、電界強度分布位相変化の算出処理の手順を示すフローチャートである。なおここでは、被測定物102上のN個の位置において電界測定を行うものとする。以下、ステップに沿って説明する。
【0033】
ステップS1:制御変数nを1に設定する。
【0034】
ステップS2:被測定物102上の第n位置において基準信号値と電界測定値を入手する。
【0035】
ステップS3:信号比較部105において、入手した基準信号値と電界測定値とから基準信号に対する測定電界の振幅比、位相差の算出を行う。
【0036】
ステップS4:演算処理部106において、算出された振幅比、位相差に対して較正を行う。
【0037】
ステップS5:制御変数nに1を加算する。
【0038】
ステップS6:新たに得られた制御変数nがNよりも大きいか否かを判別する。制御変数nがN以下であれば、ステップS3へ戻る。一方、制御変数nがNよりも大きいならば、被測定物102上のN個の全測定位置における位相情報を持った電界強度の算出を終えて、電界強度分布が得られたとして、本処理を終了する。
【0039】
ステップS7:測定した電界強度分布における位相を変化させ、任意の位相における電界強度分布を表示部107に表示する。
【0040】
図3は、上記の電界強度分布位相変化の算出処理によって得られた位相情報を持った電界強度分布のデータイメージを示す図である。
【0041】
ここでは、被測定物102のある平面上の16点の測定位置で電界を測定したものとする。この16点の測定位置には、それぞれ基準信号Acosωtに対して、振幅比a〜p、位相差θ1〜θ16を持つ電界強度データが存在し、ここでωtの位相を変化させることにより電界強度分布の位相変化を知ることができる。そのため、被測定物102の任意の位置で検出された基準信号Acosωtの位相を変化させると、電界強度分布の変化が発生し、これを表示部107において動画表示することにより、不要電磁波放射に影響する電界の発生源などを視覚的に知ることができる。
【0042】
次に、第1の実施の形態における電界測定装置が被測定物102を測定して得られた測定結果の2つの例について説明する。
【0043】
図4は、被測定物の第1の例を示す図である。
【0044】
この例では、被測定物102aが、特性インピーダンス50Ωのマイクロストリップライン102bと50Ωの終端抵抗102cとで構成されており、マイクロストリップライン102bに信号が供給されている。
【0045】
図5は、被測定物の第2の例を示す図である。
【0046】
この例では、被測定物102dが、特性インピーダンス50Ωのマイクロストリップライン102eだけで構成されており、マイクロストリップライン102eに信号が供給されている。マイクロストリップライン102eは開放されている。
【0047】
図6及び図7は、図4に示す被測定物102aを、第1の実施の形態における電界測定装置により測定を行った結果得られた電界強度分布を示す図であり、位相が30°間隔で変化して場合を示す。また、図8及び図9は、図5に示す被測定物102dを、第1の実施の形態における電界測定装置により測定を行った結果得られた電界強度分布を示す図であり、位相が30°間隔で変化して場合を示す。
【0048】
こうした図6〜図9から分かるように、図6及び図7に示す電界強度分布では進行波が、図8及び図9に示す電界強度分布では定在波が発生しており、ユーザは表示部107の表示をみることにより、こうした発生を視覚的に確認することができる。
【0049】
なお、基準信号の位相を連続的に変化させることによって得られる電界強度分布の変化を表示部107に動画表示することにより、現象を直感的に理解することが可能である。
【0050】
また、電界強度分布の表示形式として、基準信号の位相変化に伴なう電界強度分布の変化を動画表示する他、基準信号のある位相における電界強度分布の静止画表示、基準信号の全ての位相における電界強度分布を示す静止画表示などの中から、測定者が制御部108において所望の表示形式を選び、制御部108がこの選択された表示形式を表示部107に指示するようにしてもよい。
【0051】
なおまた、電界センサ103を、移動可能な1つのセンサで構成し、走査部104が該電界センサ103を被測定物102上で移動させて走査し、これにより被測定物102近傍の各位置での電界を測定するようにしてもよい。また、複数の電界センサをアレイ状に配置して、それらを高速に切り替えて電界を測定してもよい。
【0052】
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態を説明する。
【0053】
図10は、本発明に係る電界測定装置の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。第2の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態と同じである。そこで、図1に示す第1の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0054】
第2の実施の形態では、信号比較部として、ベクトルシグナルアナライザ201を用い、基準信号入力部101からベクトルシグナルアナライザ201までの間にバンドパスフィルタ(BPF)202とダウンコンバータ203とを設け、電界センサ103からベクトルシグナルアナライザ201までの間にバンドパスフィルタ(BPF)204とダウンコンバータ205とを設ける。
【0055】
バンドパスフィルタ202,204は、基準信号入力部101から出力された基準信号と、電界センサ103から出力された測定信号とをそれぞれ取り込み、測定対象の所定周波数成分のみをダウンコンバータ203,205にそれぞれ出力する。ダウンコンバータ203,205はそれぞれ、共通の局部発信器206とミキサ207、208とから構成されており、ダウンコンバータ203,205へ入力された信号は、10MHz以下の信号にそれぞれ周波数変換され、ベクトルシグナルアナライザ201に出力される。
【0056】
ベクトルシグナルアナライザ201では、10MHz以下に周波数変換された基準信号と測定信号とを振幅及び位相において比較を行う。
【0057】
なお、ベクトルシグナルアナライザ201は10MHzの基準信号源を内蔵し、ダウンコンバータ203,205に内蔵された共通の局部発振器206が、このベクトルシグナルアナライザ201の基準信号源から送られたRef信号に同期する。これによって、周波数確度をあげている。
【0058】
演算処理部106は、第1の実施の形態と同様に、ベクトルシグナルアナライザ201の比較結果に基づいて、位相情報を持った電界強度を算出する。走査部104による走査によって電界強度分布が得られ、さらに基準信号の位相が変化することによって上記電界強度分布が変化し、これが表示部107において動画表示される。
【0059】
なお、走査部104による走査は、複数のセンサから成る電界センサの各センサの出力を順に選択走査して、各センサからの測定信号をバンドパスフィルタ204へ出力させる構成でもよく、また、1つのセンサから成る電界センサを被測定物102上で移動して複数の位置で測定を行い、得られた各測定信号をバンドパスフィルタ204へ出力させる構成でもよい。
【0060】
また、第1の実施の形態と同様に、表示部107が、複数の表示方式のうちの指示された表示方式で表示を行うようにしてもよい。
【0061】
走査部104、ダウンコンバータ203,205、ベクトルシグナルアナライザ201、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御される。
【0062】
次に、第2の実施の形態における基準信号入力部101の具体的な構成例について説明する。
【0063】
図11は、基準信号入力部101の第1の構成例を示す図である。
【0064】
第1の構成例では、基準信号入力部101を電界センサ306で構成する。
【0065】
図中、被測定物301が、例えばIC302,308がそれぞれ搭載された回路基板303,309、シャーシ304、ケーブル305などから構成される。
【0066】
基準信号入力部101である電界センサ306は、被測定物301の所定位置に固定され、電界の信号形態で基準信号を検出する。また、電界センサ103は、走査部104からの制御により被測定物301近傍を走査移動する構成になっており、走査領域における複数の所定の位置で電界を測定する。
【0067】
図12は、基準信号入力部101の第2の構成例を示す図である。
【0068】
第2の構成例では、基準信号入力部101を磁界ループプローブ307で構成する。
【0069】
図11と同様に、被測定物301が、例えばIC302,308がそれぞれ搭載された回路基板303,309、シャーシ304、ケーブル305などから構成される。
【0070】
基準信号入力部101である磁界ループプローブ307は、被測定物301の所定位置に固定され、磁界の信号形態で基準信号を検出する。また、電界センサ103は、走査部104からの制御により被測定物301近傍を走査移動する構成になっており、走査領域における複数の所定の位置で電界を測定する。
【0071】
図13は、基準信号入力部101の第3の構成例を示す図である。
【0072】
第3の構成例では、基準信号入力部101を導体接触端子311で構成する。
【0073】
図11と同様に、被測定物301が、例えばIC302,308がそれぞれ搭載された回路基板303,309、シャーシ304、ケーブル305などから構成される。
【0074】
基準信号入力部101である導電接触端子311は、被測定物301の信号線312やICピン310などに導電接触できる任意の位置に固定され、そこから基準信号を検出する。また、電界センサ103は、走査部104からの制御により、被測定物301近傍を走査移動する構成になっており、走査領域における所定の各位置で電界を測定する。
【0075】
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態を説明する。
【0076】
図14は、本発明に係る電界測定装置の第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。第3の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態と同じである。そこで、図1に示す第1の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0077】
第3の実施の形態では、信号比較部として、ベクトルシグナルアナライザ401を用い、基準信号入力部101からベクトルシグナルアナライザ401までの間にスペクトラムアナライザ402とダウンコンバータ403とを設け、電界センサ103からベクトルシグナルアナライザ401までの間にスペクトラムアナライザ404とダウンコンバータ405とを設ける。
【0078】
スペクトラムアナライザ402,404は、基準信号入力部101から出力された基準信号と、電界センサ103から出力された測定信号とをそれぞれ取り込み、測定対象の所定周波数成分のみをIF信号(一般的に21.4MHzを使用)に変換してダウンコンバータ403,405にそれぞれ出力する。ダウンコンバータ403,404では、これらのIF信号をさらに10MHz以下の信号にそれぞれ周波数変換し、ベクトルシグナルアナライザ401に出力する。ベクトルシグナルアナライザ401では、10MHz以下に周波数変換された基準信号と測定信号とを振幅及び位相において比較を行う。
【0079】
なお、ベクトルシグナルアナライザ401は10MHzの基準信号源を内蔵し、スペクトラムアナライザ402,404及びダウンコンバータ403,405にそれぞれ内蔵された局部発振器が、このベクトルシグナルアナライザ401の基準信号源から送られたRef信号に基づき同期するように構成され、これによって周波数確度をあげている。
【0080】
演算処理部106は、第1の実施の形態と同様に、ベクトルシグナルアナライザ401の比較結果に基づいて、位相情報を持った電界強度を算出する。走査部104による走査によって電界強度分布が得られ、さらに基準信号の位相が変化することによって上記電界強度分布が変化し、これが表示部107において動画表示される。
【0081】
なお、走査部104による走査は、複数のセンサから成る電界センサの各センサの出力を順に選択走査して、各センサからの測定信号をスペクトルアナライザ404へ出力させる構成でもよく、また、1つのセンサから成る電界センサを被測定物102上で移動して複数の位置で測定を行い、得られた各測定信号をスペクトルアナライザ404へ出力させる構成でもよい。また、表示部107が、複数の表示方式のうちの指示された表示方式で表示を行うようにしてもよい。
【0082】
走査部104、ベクトルシグナルアナライザ401、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御される。
【0083】
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態を説明する。
【0084】
図15は、本発明に係る電界測定装置の第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。第4の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態と同じである。そこで、図1に示す第1の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0085】
第4の実施の形態では、信号比較部としてベクトルネットワークアナライザ501を用いる。ベクトルネットワークアナライザ501では、基準信号入力部101から出力された基準信号がRチャンネルに入力され、一方、電界センサ103から出力された測定信号がAチャンネルに入力され、基準信号と測定信号とが振幅及び位相において比較される。
【0086】
なお、走査部104、ベクトルネットワークアナライザ501、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御されている。
【0087】
(第5の実施の形態)
次に第5の実施の形態を説明する。
【0088】
図16は、本発明に係る電界測定装置の第5の実施の形態の構成を示すブロック図である。第5の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態と同じである。そこで、図1に示す第1の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0089】
第5の実施の形態では、被測定物102の電気回路に任意の周波数のクロック信号を出力する信号発生部601を新たに設ける。信号発生部601は、制御部108の制御に従い任意の周波数のクロック信号を出力する。
【0090】
信号比較部105は10MHzの基準信号源を内蔵し、信号発生部601は、この基準信号源と同期してクロック信号を発生し、これによってクロック信号の周波数確度をあげている。
【0091】
信号発生部601、走査部104、信号比較部105、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御されている。
【0092】
(第6の実施の形態)
次に第6の実施の形態を説明する。
【0093】
図17は、本発明に係る電界測定装置の第6の実施の形態の構成を示すブロック図である。第6の実施の形態の構成は、基本的に第4の実施の形態と同じである。そこで、図15に示す第4の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0094】
第6の実施の形態では、被測定物102の電気回路にクロック信号を出力するパルスジェネレータ701を新たに設ける。パルスジェネレータ701は、制御部108の制御に従い、任意の周波数のクロック信号を出力する。なお、ベクトルネットワークアナライザ501は10MHzの基準信号源を内蔵する。
【0095】
パルスジェネレータ701内部の局部発振器は、ベクトルネットワークアナライザ501の基準信号源から送られたRef信号に同期してクロック信号を発生し、これによってクロック信号の周波数確度をあげている。
【0096】
パルスジェネレータ701、ベクトルネットワークアナライザ501、走査部104、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御されている。
【0097】
(第7の実施の形態)
次に第7の実施の形態を説明する。
【0098】
図18は、本発明に係る電界測定装置の第7の実施の形態の構成を示すブロック図である。第7の実施の形態の構成は、基本的に第2の実施の形態と同じである。そこで、図10に示す第2の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0099】
第7の実施の形態では、被測定物102の電気回路にクロック信号を出力するパルスジェネレータ801を新たに設ける。パルスジェネレータ801は、制御部108の制御に従い、任意の周波数のクロック信号を出力する。なお、ベクトルシグナルアナライザ201は10MHzの基準信号源を内蔵する。
【0100】
パルスジェネレータ801内部の局部発振器は、ベクトルシグナルアナライザ201の基準信号源から送られるRef信号に同期してクロック信号を発生し、また、ダウンコンバータ203及びダウンコンバータ205内部の共通の局部発振器206も、ベクトルシグナルアナライザ201の基準信号源からのRef信号に同期し、周波数確度をあげている。
【0101】
パルスジェネレータ801、ベクトルシグナルアナライザ201、走査部104、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御されている。
【0102】
(第8の実施の形態)
次に第8の実施の形態を説明する。
【0103】
図19は、本発明に係る電界測定装置の第8の実施の形態の構成を示すブロック図である。第8の実施の形態の構成は、基本的に第3の実施の形態と同じである。そこで、図14に示す第3の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0104】
第8の実施の形態では、被測定物102の電気回路にクロック信号を出力するパルスジェネレータ901を新たに設ける。パルスジェネレータ901は、制御部108の制御に従い、任意の周波数のクロック信号を出力する。なお、ベクトルシグナルアナライザ401は10MHzの基準信号源を内蔵する。
【0105】
パルスジェネレータ901内部の局部発振器は、ベクトルシグナルアナライザ401の基準信号源から送られたRef信号に同期してクロック信号を発生し、また、スペクトラムアナライザ402,404及びダウンコンバータ403,405内部の各局部発振器も、ベクトルシグナルアナライザ401の基準信号源から送られたRef信号に同期し、周波数確度をあげている。
【0106】
パルスジェネレータ901、ベクトルシグナルアナライザ401、走査部104、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御されている。
【0107】
(第9の実施の形態)
次に第9の実施の形態を説明する。
【0108】
図20は、本発明に係る電界測定装置の第9の実施の形態の構成を示すブロック図である。第9の実施の形態の構成は、基本的に第5の実施の形態と同じである。そこで、図16に示す第5の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0109】
第9の実施の形態では、第5の実施の形態における基準信号入力部101が取り除かれている。その代わり、第5の実施の形態における信号比較部105に相当する信号比較部1001は、10MHzの基準信号源を内蔵し、この基準信号源に同期して測定周波数の基準信号を内部で発生し、電界センサ103から出力された測定信号とこの測定周波数の基準信号とを、振幅及び位相において比較する。
【0110】
信号発生部601は、第5の実施の形態と同様に、信号比較部1001の基準信号源と同期して任意の周波数のクロック信号を発生するとともに、制御部108からの制御に従い、基準信号の位相を変化させる。こうして作成されたクロック信号は、被測定物102の電気回路に印加される。
【0111】
信号発生部601、走査部104、信号比較部1001、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御されている。
【0112】
(第10の実施の形態)
次に第10の実施の形態を説明する。
【0113】
図21は、本発明に係る電界測定装置の第10の実施の形態の構成を示すブロック図である。第10の実施の形態の構成は、基本的に第9の実施の形態と同じである。そこで、図20に示す第9の実施の形態と同じ構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分だけを説明する。
【0114】
第10の実施の形態では、第9の実施の形態における信号比較部1001に代わってベクトルシグナルアナライザ1101を設けるとともに、信号発生部601に代わってパルスジェネレータ1102を設ける。
【0115】
第10の実施の形態でも、第9の実施の形態と同様に、ベクトルシグナルアナライザ1101が、10MHzの基準信号源を内蔵し、この基準信号源に同期して測定周波数の基準信号を内部で発生し、電界センサ103から出力された測定信号とこの測定周波数の基準信号とを、振幅及び位相において比較する。パルスジェネレータ1102は、ベクトルシグナルアナライザ1101の基準信号源と同期して任意の周波数のクロック信号を発生するとともに、制御部108からの制御に従い、基準信号の位相を変化させる。こうして作成されたクロック信号は、被測定物102の電気回路に印加される。
【0116】
パルスジェネレータ1102、走査部104、ベクトルシグナルアナライザ1101、演算処理部106、表示部107は制御部108により制御されている。
【0117】
(他の実施の形態)
前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
【0118】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、前述の各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体が本発明を構成することになる。
【0119】
プログラムコードを供給するための記憶媒体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0120】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0121】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0122】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1記載の発明によれば、被測定物の任意の位置における測定信号を基準信号として検出する基準信号検出手段と、前記被測定物から発生する電界を測定する電界測定手段と、表示装置とを備え、前記電界測定手段に対して、前記被測定物近傍の複数の位置で電界を測定させ、前記電界測定手段によって測定された各電界と、前記基準信号検出手段によって検出された基準信号とに基づき、前記被測定物における電界強度分布を算出し、前記信号の位相変化に伴う電界強度分布位相変化を算出し、該算出された電界強度分布位相変化を前記表示装置に動画表示させる。
【0124】
ここで、基準信号の位相が変化することにより、表示装置に表示される画像が変化し、これによって、この画像を見たユーザは、不要電磁波の発生源、伝達経路、放射源を切り分けて特定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電界測定装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】電界強度分布位相変化の算出処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】電界強度分布位相変化の算出処理によって得られた位相情報を持った電界強度分布のデータイメージを示す図である。
【図4】被測定物の第1の例を示す図である。
【図5】被測定物の第2の例を示す図である。
【図6】図4に示す被測定物を、第1の実施の形態における電界測定装置により測定を行った結果得られた電界強度分布を位相毎に示す図である。
【図7】図4に示す被測定物を、第1の実施の形態における電界測定装置により測定を行った結果得られた電界強度分布を位相毎に示す図である。
【図8】図5に示す被測定物を、第1の実施の形態における電界測定装置により測定を行った結果得られた電界強度分布を位相毎に示す図である。
【図9】図5に示す被測定物を、第1の実施の形態における電界測定装置により測定を行った結果得られた電界強度分布を位相毎に示す図である。
【図10】本発明に係る電界測定装置の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図11】基準信号入力部の第1の構成例を示す図である。
【図12】基準信号入力部の第2の構成例を示す図である。
【図13】基準信号入力部の第3の構成例を示す図である。
【図14】本発明に係る電界測定装置の第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明に係る電界測定装置の第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明に係る電界測定装置の第5の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図17】本発明に係る電界測定装置の第6の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明に係る電界測定装置の第7の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図19】本発明に係る電界測定装置の第8の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図20】本発明に係る電界測定装置の第9の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図21】本発明に係る電界測定装置の第10の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図22】回路基板を電子機器に組み込み、筐体やケーブルを接続した状態の被測定物を、従来の近傍界強度分布測定装置によって測定して得られた電流分布測定結果の一例を示すイメージ図である。
【符号の説明】
101 基準信号入力部(基準信号検出手段)
102 被測定物
103 電界センサ(電界測定手段)
104 走査部(走査手段)
105 信号比較部(算出手段、信号比較手段)
106 演算処理部(算出手段、演算手段)
107 表示部(表示手段)
108 制御部
201 ベクトルシグナルアナライザ
202 バンドパスフィルタ
203 ダウンコンバータ
204 バンドパスフィルタ
205 ダウンコンバータ
206 局部発信器
207 ミキサ
208 ミキサ
301 被測定物
302 IC
303 回路基板
304 シャーシ
305 ケーブル
306 電界センサ
307 磁界ループプローブ
308 IC
309 回路基板
310 ICピン
311 導電接触端子
312 信号線
401 ベクトルシグナルアナライザ
402 スペクトラムアナライザ
403 ダウンコンバータ
404 スペクトラムアナライザ
405 ダウンコンバータ
501 ベクトルネットワークアナライザ
601 信号発生部
701 パルスジェネレータ
801 パルスジェネレータ
901 パルスジェネレータ
1001 信号比較部
1101 ベクトルシグナルアナライザ
1102 パルスジェネレータ

Claims (11)

  1. 被測定物の任意の位置における測定信号を基準信号として検出する基準信号検出手段と、
    前記被測定物から発生する電界を測定する電界測定手段と、
    前記電界測定手段に対して、前記被測定物近傍の複数の位置で電界を測定させる走査手段と、
    前記電界測定手段によって測定された各電界と、前記基準信号検出手段によって検出された基準信号とに基づき、前記被測定物における電界強度分布を算出し、前記信号の位相変化に伴う電界強度分布位相変化を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された電界強度分布位相変化を動画表示する表示手段とを有することを特徴とする電界測定装置。
  2. 前記電界測定手段は、前記被測定物近傍の複数の位置にそれぞれ配置された複数の電界センサから構成され、
    前記走査手段は、前記複数の電界センサのうち1つを順次指定し、該指定した電界センサが測定した電界を前記算出手段に出力させることを特徴とする請求項1記載の電界測定装置。
  3. 前記電界測定手段は、前記被測定物近傍を移動自在な単一の電界センサから構成され、
    前記走査手段は、前記単一の電界センサを前記被測定物近傍で移動させ、前記被測定物近傍の複数の位置で電界の測定を行わせ、該測定された各電界を前記算出手段に出力させることを特徴とする請求項1記載の電界測定装置。
  4. 前記算出手段は、
    前記電界測定手段によって測定された各電界と、前記基準信号検出手段によって検出された基準信号とを、振幅及び位相において比較する信号比較手段と、
    前記信号比較手段による比較の結果に基づき、前記被測定物における電界強度分布位相変化を算出する演算手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の電界測定装置。
  5. 前記信号比較手段は、
    ベクトルシグナルアナライザと、
    前記基準信号検出手段と前記ベクトルシグナルアナライザとの間に配置された第1のバンドパスフィルタ及び第1のダウンコンバータと、
    前記電界測定手段と前記ベクトルシグナルアナライザとの間に配置された第2のバンドパスフィルタ及び第2のダウンコンバータとを含むことを特徴とする請求項記載の電界測定装置。
  6. 前記信号比較手段は、
    ベクトルシグナルアナライザと、
    前記基準信号検出手段と前記ベクトルシグナルアナライザとの間に配置された第1のスペクトラムアナライザ及び第1のダウンコンバータと、
    前記電界測定手段と前記ベクトルシグナルアナライザとの間に配置された第2のスペクトラムアナライザ及び第2のダウンコンバータとを含むことを特徴とする請求項記載の電界測定装置。
  7. 前記信号比較手段は基準信号源を備え、
    前記基準信号源に同期したクロック信号を前記被測定物に入力するクロック信号入力手段を更に有することを特徴とする請求項記載の電界測定装置。
  8. 前記クロック信号入力手段はパルスジェネレータからなり、
    前記信号比較手段は、ベクトルシグナルアナライザと、前記基準信号検出手段と前記ベクトルシグナルアナライザとの間に配置された第1のバンドパスフィルタ及び第1のダウンコンバータと、前記電界測定手段と前記ベクトルシグナルアナライザとの間に配置された第2のバンドパスフィルタ及び第2のダウンコンバータとを含むことを特徴とする請求項記載の電界測定装置。
  9. 前記クロック信号入力手段はパルスジェネレータからなり、
    前記信号比較手段は、ベクトルシグナルアナライザと、前記基準信号検出手段と前記ベクトルシグナルアナライザとの間に配置された第1のスペクトラムアナライザ及び第1のダウンコンバータと、前記電界測定手段と前記ベクトルシグナルアナライザとの間に配置された第2のスペクトラムアナライザ及び第2のダウンコンバータとを含むことを特徴とする請求項記載の電界測定装置。
  10. 前記基準信号検出手段は、前記被測定物の所定の位置における電界を測定する電界センサからなることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電界測定装置。
  11. 前記基準信号検出手段は、前記被測定物の所定の位置における磁界を測定する磁界ループプローブからなることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電界測定装置。
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