JP3817077B2 - 印刷処理システムおよび画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アウトラインフォントの文字キャッシュ機能を持つ画像形成装置と、画像形成装置により印刷出力するための各処理を行うプリンタドライバとからなる印刷処理システムおよび画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホスト装置とプリンタとから構成され印刷出力を行う印刷処理システムにおいて、ホスト装置から印刷出力を所望する印刷データを受け取ると、プリンタは印刷データの各文字の文字コードに対応するアウトラインフォントをビットマップに展開し、メモリのキャッシュ領域に保存してからフレームバッファに展開を行っている。一度キャッシュ領域に収められた文字については、次ぎに参照される時にビットマップに展開する必要がないことから、印刷時間を短縮する方法として広く用いられている。
【0003】
しかし、プリンタに有するキャッシュ領域として利用できるメモリサイズには制限があるため、キャッシュ領域に収められた文字への参照回数が少なくなると印刷時間の効率が悪くなるという問題点がある。そこで、キャッシュ領域を有効に使用するためのものとして以下のものがある。
【0004】
特開平8−221050号公報に記載されたものは、非漢字データのみをメモリのキャッシュ領域に格納し、簡素なキャッシュ管理と少ないメモリで高速な文字のディスプレイへの表示をするというものである。これは、日本語ドキュメントでは非漢字の出現回数が多いことに着目し、少ないメモリと簡単なキャッシュ管理による高速表示を提示したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の印刷処理システムは、印刷出力しようとするドキュメントにおいて、逆に漢字文字が非漢字文字より多い場合にはアウトラインフォントのビットマップ展開処理に時間を要して効率が悪くなる。また、非漢字文字に関してすべてキャッシュ領域に格納して管理をするため、違う種類の字形が入り交じったドキュメントにおいても、かえってアウトラインフォントのビットマップ展開処理が多くなる。さらに、アウトラインフォントにおいては、同じ非漢字文字でもサイズ,字形(ボルド、イタリック等)など多種多様であり、すべての非漢字文字をメモリのキャッシュ領域へ格納することはできないという問題があった。
【0006】
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、文字のキャッシュ処理により印刷処理を高速で行い、さらに、メモリのキャッシュ領域を効率良く制御する印刷処理システムおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載した印刷処理システムは、ホスト装置のアプリケーションプログラムで作成した印刷データを出力するための各処理を行うプリンタドライバと、プリンタドライバの指示に応じて印刷データを印刷出力する画像形成装置とから成る印刷処理システムであって、プリンタドライバが、印刷データより個別の非漢字文字または非漢字文字をグループで選択する選択部と、選択した非漢字文字をメモリのキャッシュ領域への展開格納を指示するキャッシュ処理命令作成部と、印刷データをページ記述言語に変換処理するページ処理命令作成部とを備え、画像形成装置が、キャッシュ処理命令作成部の指示により選択した非漢字文字のデータを、キャッシュ管理部を介して展開格納する選択文字キャッシュ部と、ページ処理命令作成部における変換処理の終了後に、キャッシュ管理部を介して印刷データの選択されなかった文字のデータを受け取り展開格納する文字キャッシュ部とを備え、キャッシュ管理部が、選択文字キャッシュ部に展開格納した非漢字文字の参照回数を求めて、あらかじめ設定した閾値と比較し、印刷出力の処理が複数ページの中の1ページ目以降において、参照回数が閾値以下の該当非漢字文字を削除して、かつ選択文字キャッシュ部の削除による空き領域を、文字キャッシュ部の空き領域として用いることを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に記載した画像形成装置は、ホスト装置のアプリケーションプログラムで作成した印刷データを出力するための各処理を行うプリンタドライバの指示に応じ、印刷データを印刷出力する画像形成装置であって、プリンタドライバが、印刷データより個別の非漢字文字または非漢字文字をグループで選択する選択部と、選択した非漢字文字をメモリのキャッシュ領域への展開格納を指示するキャッシュ処理命令作成部と、印刷データをページ記述言語に変換処理するページ処理命令作成部とから成り、キャッシュ処理命令作成部の指示で選択した非漢字文字のデータを、キャッシュ管理部を介して展開格納する選択文字キャッシュ部と、ページ処理命令作成部における変換処理の終了後に、キャッシュ管理部を介して印刷データの選択されなかった文字のデータを受け取り展開格納する文字キャッシュ部とを備え、キャッシュ管理部が、選択文字キャッシュ部に展開格納した非漢字文字の参照回数を求めて、あらかじめ設定した閾値と比較し、印刷出力の処理が複数ページの中の1ページ目以降において、参照回数が閾値以下の該当非漢字文字を削除して、かつ選択文字キャッシュ部の削除による空き領域を、文字キャッシュ部の空き領域として用いることを特徴とする。
【0010】
前記構成によれば、アプリケーションプログラムによる印刷データの作成者がユーザインタフェースを介する指定手段の操作ウインドウにより、キャッシュ領域に格納する個別の非漢字文字または非漢字文字のグループを任意指定することで、キャッシュ領域に展開格納された非漢字文字の参照回数を多くできる。さらに、選択指定した非漢字文字を印刷データのページ処理実行中にプリンタへ送り、印刷出力するページ作成の命令の指示前に選択文字キャッシュ部に展開格納しておくことができる。また、印刷データのページ処理終了後には、漢字を含む文字のデータとしてその使用頻度の多いものに優先順位をつけて、文字キャッシュ部に展開格納してキャッシュ領域の文字の参照回数を多くし印刷処理の速度を速くすることができる。
【0012】
また、印刷出力処理が複数ページの内で1ページ目を終了したとき、選択指定した選択文字キャッシュ部の非漢字文字の参照回数を設定された閾値と比較して、参照回数の少ないものについては削除し、その空き領域を文字キャッシュ部に利用することでキャッシュ領域を効率良く利用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるプリンタドライバとプリンタからなる印刷処理システムの主要部分の機能を示すブロック図である。図1において、1はホスト装置、1′はアプリケーションプログラム、2はプリンタドライバ、3は印刷データから非漢字文字を選択する選択部、3′はユーザインタフェースにより選択する非漢字文字の指定手段、4は非漢字文字のキャッシュ処理命令作成部、5は印刷データのページ処理命令作成部、6はプリンタ、7はキャッシュ管理部、8は選択文字キャッシュ部、9は文字キャッシュ部、10はフレームバッファである。
【0014】
このように構成された本発明の実施の形態における動作を説明する。プリンタドライバ2の非漢字文字の選択部3は、アプリケーションプログラム1′により作成された印刷データの印刷指示がなされると、指定手段3′として初めに立ち上がるユーザインタフェースによって表示される操作ウインドウから、非漢字文字の選択指定を行う。選択指定終了後に操作ウインドウに示される印刷OKボタンを押すと非漢字文字のキャッシュ処理命令作成部4が、プリンタ6側にキャッシュ処理するための命令を作成して直ちに送信する。送信後、プリンタドライバ2は印刷データであるドキュメントのページ処理を開始し、ページ処理命令作成部5にて印刷データをプリンタ6用のページ記述言語(PDL;Page Description Language)に変換処理してプリンタ6側に送る。
【0015】
プリンタ6はプリンタドライバ2から送られてくるキャッシュ処理の命令によって、選択部3により選択された非漢字文字のアウトラインフォントをビットマップ展開し選択文字キャッシュ部8へ格納を行う。この処理はプリンタドライバ2がページ処理を行っている間のプリンタ6のアイドル時間を利用して行う。また、プリンタ6はプリンタドライバ2のページ処理完了後に送られてくる印刷データの文字から、その使用頻度に応じてビットマップ展開を行い文字キャッシュ部9に格納する。
【0016】
さらに、キャッシュ管理部7による選択文字キャッシュ部8と文字キャッシュ部9とはその管理の方法は分けてある。すなわち、選択された非漢字文字の選択文字キャッシュ部8の格納データは、ページ作成の処理中に選択文字キャッシュ部8から削除されないように保護するが、文字キャッシュ部9の格納データは、ページ作成の処理において文字の使用頻度が低く、かつ文字キャッシュ部9の空き容量がいっぱいになるとその使用頻度に応じて削除される。この格納データ(文字)の登録と削除は一般によく使用されているLRU(Least Recently Used)管理リストによるもので、ページ作成の処理において、長い間参照されない文字は最古のエントリとして最初に削除の対象となる。また、参照された格納文字または新規に登録された文字は最新のエントリとして、常にキャッシュ管理部7のキャッシュ管理リストにより更新される。
【0017】
図2はアプリケーションプログラムで作成された印刷データの印刷指示によるプリンタドライバの処理を示すフローチャートである。
印刷指示により初めに呼び出されるユーザインタフェースの操作ウインドウにおいて、印刷データから選択文字キャッシュ部へ格納するため非漢字文字を選択指定する(S1)。処理S1にて非漢字文字が選択指定されたか否かの判断を行う(S2)。処理S2において選択指定された非漢字文字があるとき(Yes)、キャッシュ処理の命令を作成する(S3)。プリンタへキャッシュ処理の命令と選択指定された非漢字文字を送信する(S4)。また、処理S2にて選択指定された非漢字文字がないとき(No)、処理S5へ移る。印刷データをページ記述言語に変換処理するページ処理を行う(S5)。ページ作成の命令をプリンタへ送信する(S6)。
【0018】
図3は図2に示した処理S1の非漢字文字を選択指定する動作例のフローチャートである。
プリンタドライバのユーザインタフェースにより操作ウインドウが起動されている状態で、操作ウインドウ上に表示される幾つかの設定項目の中から非漢字文字のキャッシュ選択指定ボタンを押すと設定用のウインドウが開く(S10)。このウインドウの中に表示されるメニューの中から、例えば、明朝L,ゴシックMなどのリストアップされているフォント名を1つ選択する(S11)。斜体,太字,太字斜体などのフォントスタイルのメニューから1つ選択する(S12)。さらに、文字のサイズを選択する(S13)。選択指定する非漢字文字の中からひらがな,カタカナ,英字,記号などを1つ、または複数を指定する(S14)。
【0019】
ここで、処理S14までに選択した種類の非漢字文字の全部か、または個別に指定するかを選択する(S15)。処理S15において、非漢字文字を全部指定するのではなく、個別に指定する場合(No)は、選択ウインドウの個別選択ボタンを押すことにより、文字テーブルの表が表示されるので、個別に文字を指定することができる(S16)。最後に、処理S15にて非漢字文字の全部指定の場合(Yes)を含み、操作ウインドウに表示されるOKボタンを押すことで非漢字文字の選択指定が完了する(S17)。
【0020】
また、処理S16にて行われる個別に選択する非漢字文字の指定において、非漢字文字を展開格納する選択文字キャッシュ部に必要な容量が決まり、メモリ全体のキャッシュ領域の残り容量を表示させることにより、ページ作成の処理に利用される文字キャッシュ部の容量を考慮することができる。
【0021】
図4は、プリンタドライバで選択指定した非漢字文字に対応するアウトラインフォントをキャッシュ処理の命令により、プリンタ内の選択文字キャッシュ部にビットマップ展開する動作を示すフローチャートである。
キャッシュ処理の命令をプリンタドライバから受け取ったプリンタ(コントローラ)は、キャッシュ管理部においてメモリのキャッシュ領域から必要な選択文字キャッシュ部の領域(サイズ)を確保する(S20)。選択文字キャッシュ部へ格納展開する選択指定された非漢字文字があるか否かを確認する(S21)。処理S21にて、非漢字文字があるとき(Yes)、非漢字文字に対応のアウトラインフォントをビットマップ展開し、選択文字キャッシュ部に格納する(S22)。展開格納した非漢字文字をキャッシュ管理部のキャッシュ管理リストに登録する(S23)。以上処理S21〜S23までの動作を繰り返す。処理S21において、選択された非漢字文字がないとき(No)処理を終了する。
【0022】
図5は、プリンタドライバからページ作成の命令がプリンタに送られてきた場合のキャッシュ管理部の動作と、印刷出力されるページがフレームバッファに展開されるまでの動作を示すフローチャートである。
【0023】
プリンタドライバからのページ処理された印刷データに文字の有無を確認し(S30)、文字がある場合(Yes)その文字コードからキャッシュ管理部のキャッシュ管理リストに登録されているか否か(選択文字キャッシュ部,文字キャッシュ部の中に展開格納された文字で有るか)検索を行う(S31)。処理S31にて、文字がキャッシュ管理リストに登録されているとき(Yes)該当文字のビットマップをフレームバッファに描画する(S32)。次の文字を描画するため初めの処理S30へ戻る。
【0024】
また、処理S31において、キャッシュ管理リストに登録されていない文字の場合(No)は、まず、キャッシュ管理部のキャッシュ管理リストに新規リストとして登録するために、文字キャッシュ部に空き領域があるか否かを確認する(S33)。この処理S33にて、空き領域がない場合(No)はキャッシュ管理リストに登録された文字キャッシュ部の文字の内から参照されないもっとも古いエントリを削除する(S34)。
【0025】
以上の動作を、新たな文字を登録するために必要なキャッシュ領域の容量が確保できるまで最古のエントリから順に削除していく。さらに処理S33において、文字キャッシュ部の空き領域があった場合(Yes)は、該当文字のアウトラインフォントをビットマップ展開し、文字キャッシュ部に格納する(S35)。キャッシュ管理リストに最新のエントリとして登録(S36)をして、処理32へ移りフレームバッファに描画し、初めの処理S30へ戻る。
【0026】
図6は、プリンタドライバからページ作成の命令による印刷出力の処理が、複数ページの1ページ目が終了した以降の処理であって、選択文字キャッシュ部に展開格納された非漢字文字の参照回数に応じた削除により生じる空き領域を文字キャッシュ部の空き領域とする処理動作を示すフローチャートである。
【0027】
複数ページに亘る印刷データを印刷出力する処理のうち1ページ目の処理が終了した状態において、前記図1の選択文字キャッシュ部に展開格納される非漢字文字のすべてのエントリに関して、参照された非漢字文字の有無を確認するため選択文字キャッシュ部内の非漢字文字の確認を行う(S40)。処理S40において、選択文字キャッシュ部に非漢字文字があり(Yes)、その非漢字文字の参照回数をキャッシュ管理リストより確認して、あらかじめ設定されている閾値NUMと比較確認する(S41)。
【0028】
ここで、前記の非漢字文字の参照回数は、1ページ目の処理として、前記図5に示すフローチャートの処理S31において、選択文字キャッシュ部に登録された非漢字文字がありフレームバッファに描画する際に、キャッシュ管理部により非漢字文字の参照回数としてキャッシュ管理リストに登録されるものとする。
【0029】
処理S41にて、参照回数が閾値NUM以上の場合(No)、初めの処理S40へ戻り選択文字キャッシュ部にある次の非漢字文字の処理を繰り返す。また、処理S41において、参照回数が閾値NUM以下の場合(Yes)、該当の非漢字文字を選択文字キャッシュ部から削除する(S42)。キャッシュ管理リストの更新と、処理S42において、非漢字文字を削除した選択文字キャッシュ部の領域を文字キャッシュ部の領域として利用可能とする(S43)。次の非漢字文字の処理を行うため初めの処理S40へ戻る。
前記処理S40にて、選択文字キャッシュ部に以上の処理を行っていない非漢字文字がなくなれば(No)、処理を終了する。
【0030】
以上のような処理を行うことにより、選択文字キャッシュ部に展開格納された非漢字文字の参照回数の少ないものを削除し、選択文字キャッシュ部の領域(サイズ)を変更し、文字キャッシュ部の領域としてメモリのキャッシュ領域を有効に利用することができる。また、この処理は2ページ目以降については行わない。これは、初めの1ページ目の印刷処理により、非漢字文字の参照される傾向がだいたいつかめるからである。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、利用者により印刷処理を行う前に印刷データに用いられる非漢字文字を選択指定して選択文字キャッシュ部に展開格納を行うことで印刷を高速に処理でき、さらに、印刷データに用いる非漢字文字を選択指定することで選択文字キャッシュ部の領域を有効に利用できる。
【0033】
また、1ページ分のドキュメントの印刷処理の状況に応じ、選択文字キャッシュ部に展開格納された非漢字文字の参照回数の少ない文字を検出,削除して、選択文字キャッシュ部の空き領域を文字キャッシュ部の領域とすることで、メモリのキャッシュ領域をより有効に利用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプリンタドライバとプリンタからなる印刷処理システムの主要部分の機能を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるアプリケーションプログラムで作成された印刷データの印刷指示によるプリンタドライバの処理を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態における図2に示した処理S1の非漢字文字を選択指定する動作例のフローチャート
【図4】本発明の実施の形態における選択指定した非漢字文字をキャッシュ処理の命令により選択文字キャッシュ部にビットマップ展開する動作を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態におけるプリンタドライバからページ作成の命令がプリンタに送られてきた場合のキャッシュ管理部の動作と、印刷出力されるページがフレームバッファに展開されるまでの動作を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態における選択文字キャッシュ部に展開格納された非漢字文字の参照回数に応じた削除により生じる空き領域を文字キャッシュ部の空き領域とする処理動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 ホスト装置
1′ アプリケーションプログラム
2 プリンタドライバ
3 選択部
3′ 指定手段
4 キャッシュ処理命令作成部
5 ページ処理命令作成部
6 プリンタ
7 キャッシュ管理部
8 選択文字キャッシュ部
9 文字キャッシュ部
10 フレームバッファ
Claims (2)
- ホスト装置のアプリケーションプログラムで作成した印刷データを出力するための各処理を行うプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指示に応じて前記印刷データを印刷出力する画像形成装置とから成る印刷処理システムであって、
前記プリンタドライバが、前記印刷データより個別の非漢字文字または非漢字文字をグループで選択する選択部と、選択した非漢字文字をメモリのキャッシュ領域への展開格納を指示するキャッシュ処理命令作成部と、前記印刷データをページ記述言語に変換処理するページ処理命令作成部とを備え、
前記画像形成装置が、前記キャッシュ処理命令作成部の指示により選択した前記非漢字文字のデータを、キャッシュ管理部を介して展開格納する選択文字キャッシュ部と、前記ページ処理命令作成部における変換処理の終了後に、前記キャッシュ管理部を介して印刷データの選択されなかった文字のデータを受け取り展開格納する文字キャッシュ部とを備え、
前記キャッシュ管理部が、前記選択文字キャッシュ部に展開格納した非漢字文字の参照回数を求めて、あらかじめ設定した閾値と比較し、印刷出力の処理が複数ページの中の1ページ目以降において、前記参照回数が閾値以下の該当非漢字文字を削除して、かつ前記選択文字キャッシュ部の削除による空き領域を、文字キャッシュ部の空き領域として用いることを特徴とする印刷処理システム。 - ホスト装置のアプリケーションプログラムで作成した印刷データを出力するための各処理を行うプリンタドライバの指示に応じ、前記印刷データを印刷出力する画像形成装置であって、
前記プリンタドライバが、前記印刷データより個別の非漢字文字または非漢字文字をグループで選択する選択部と、選択した非漢字文字をメモリのキャッシュ領域への展開格納を指示するキャッシュ処理命令作成部と、前記印刷データをページ記述言語に変換処理するページ処理命令作成部とから成り、
前記キャッシュ処理命令作成部の指示で選択した前記非漢字文字のデータを、キャッシュ管理部を介して展開格納する選択文字キャッシュ部と、前記ページ処理命令作成部における変換処理の終了後に、前記キャッシュ管理部を介して印刷データの選択されなかった文字のデータを受け取り展開格納する文字キャッシュ部とを備え、
前記キャッシュ管理部が、前記選択文字キャッシュ部に展開格納した非漢字文字の参照回数を求めて、あらかじめ設定した閾値と比較し、印刷出力の処理が複数ページの中の1ページ目以降において、前記参照回数が閾値以下の該当非漢字文字を削除して、かつ前記選択文字キャッシュ部の削除による空き領域を、文字キャッシュ部の空き領域として用いることを特徴とする画像形成装置。
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JP25410798A JP3817077B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 印刷処理システムおよび画像形成装置 |
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