JP3813821B2 - 液体用自己清掃ディップインパッケージ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体用自己清掃ディップインパッケージに関する。より詳しくは、本発明は、ディップイン化粧パッケージのための自己清掃ステム/ワイパーに関するものである。また、本発明は、液体用自己清掃ディップインパッケージを充填する方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
従来の口紅は、主として、ワックス、オイル及び顔料から構成されている。オイル及びワックスは、口紅膜に流動性を与え、口紅を簡単に拭い去ったりこすり落としたりすることができるようになる。最近、「非付着性」口紅製品が市場にいくつか出回っている。このような製品は、技術的には従来の口紅製品と同様であるが、従来の口紅に一般的に使用されている非揮発性オイルに代わって揮発性溶液が使用されている。その結果、製品が唇に塗られた時に揮発性溶液が蒸発し、ワックス及び顔料のより乾燥した膜が残る。膜は、オイル含有製品に対する滲みに抵抗性があるが、食物オイルには簡単に溶け出る。
【0003】
これらのより新しい口紅製品は、顕著に優れたカラー持続性と潤い感を口紅に付与する二段階唇カラーリングシステムを採用している。顔料固体ポリマー下塗剤によって持続性のあるカラーが得られ、澄んだ上塗剤によって潤い感が得られる。好ましい実施例によると、下塗剤は、主として、MQ樹脂とジメチコーンガム(dimethicone gum)とから構成され、製品が唇に塗られた後に蒸発する揮発性パーメチル99A溶液内に溶けている。一旦、溶液が蒸発すると、ワックスとオイルを含まない高粘性ポリマー膜によって顔料が唇に接着する。最終膜は、従来の口紅を落とす典型的な要因である滲み、擦れ、及び食物油に抵抗性がある。しかし、活性パーメチル99A揮発性溶液を使用すると、適用されるパッケージに非常に優れた密封装置を使用することが要求される。
【0004】
二段階唇カラーリングシステムに使用されている樹脂は、比較的高価な工学グレードの樹脂であり、樹脂の含有状態が重要である。また、ブラシやドウフットが小型容器から取り出される際、ユーザーが小型容器の内側首部周りに過剰の樹脂が分散しているのを見るのを好まないため、樹脂の含有状態は、美的観点からも重要である。小型容器の内側首部に過剰な樹脂が蓄積する問題に対処するためのワイパーを提供する試みが今までに成されている。しかし、便利且つ安価な方法で、問題を効果的に解決するワイパー装置は現れていない。
【0005】
したがって、優れた封止、ワイピング特性を備えたパッケージが必要とされている。また、パッケージを組み立てて充填する便利で確実な方法も求められている。本発明は、このような特性を備えたパッケージ及びパッケージの充填方法を提供している。
【0006】
【発明の概要】
したがって、本発明の目的は、自己清掃ディップインパッケージを提供することである。このパッケージは、ユーザーが小型容器内に収納されている液体を利用するための開口部が設けられた小型容器を有している。開口部は、小型容器の内壁部によって形成され、これによってパッケージ内に収容されている製品にアクセスすることができる。更に、パッケージは、小型容器内に収容された液体製品を利用するために、小型容器の開口端部内に挿入されるアプリケータを含んでおり、アプリケータはハンドルに連結されて、ハンドルは小型容器内に製品を収容するために小型容器に選択的に連結されている。第一のワイパーは、アプリケータが小型容器内から引き抜かれる際に余剰の製品をアプリケータから一掃するように、小型容器の開口部内に連結されている。第二ワイパーは、アプリケータが小型容器内に挿入される際に、小型容器の開口端部の内壁部を拭うようにハンドルに連結されている。
【0007】
また、本発明の目的は、第一ワイパーが逆止弁シールを有し、該逆止弁シールが小型容器の内壁部と係合して、第二ワイパーによって拭われた製品を小型容器内へ移動させ、小型容器から製品が出てくるのを防止するようなパッケージを提供することである。
【0008】
本発明の他の目的は、アプリケータをハンドルに接続するステム挿入部を含むパッケージを提供することである。更に、第二のワイパーがステム挿入部と一体的に形成されている。
【0009】
本発明の更なる目的は、ステム挿入部が通気孔を含み、該通気孔は、アプリケータが小型容器から引き抜かれる際に第一ワイパーとステム挿入部間の空間内に真空圧が発生されるのを防止するために、アプリケータが小型容器から引き抜かれるにつれて圧力を均等化するパッケージを提供することである。
【0010】
本発明の目的はまた、小型容器が、プラグによって封止された開口第二端部を含んでいるパッケージを提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、少なくとも一つのワイパー通気孔を含み、このワイパー通気孔は、第一ワイパーと接触して小型容器から圧力が開放される通路を形成するように、アプリケータが一旦小型容器内に挿入されると圧力を小型容器から逃がすパッケージを提供することである。
【0012】
本発明の更なる目的は、パッケージの組み立て・充填方法を提供することである。前記方法は、小型容器の開口第一端部を封止するために頂部閉止部材を小型容器の開口第一端部に連結させる工程と、小型容器の開口第二端部を介して製品を小型容器に充填する工程と、小型容器の開口第二端部を封止するために小型容器の開口第二端部にプラグを固定する工程とを含んでいる。
【0013】
本発明の目的はまた、頂部閉止部材を小型容器に連結する前に小型容器内にワイパーを設置する工程を含むパッケージの組み立て及び充填方法を提供することである。
【0014】
本発明の他の目的は、頂部閉止部材を小型容器に連結する工程が、アプリケータとステム挿入部を組み立ててアプリケータ/ステム挿入部組み立て品を形成することと、アプリケータ/ステム挿入部組み立て品を小型容器の開口第一端部内に設置すること及び、ハンドルをアプリケータ/ステム挿入部組み立て品に連結することを含むパッケージの組み立て・充填方法を提供することである。
【0015】
本発明の更なる目的は、パッケージのためのワイパー通気孔を提供することである。ワイパー通気孔は、アプリケータ/ステム挿入部に形成された少なくとも一つの通路を含んでいる。少なくとも一つの通路は、第一ワイパーと接触して圧力を小型容器から逃がす通路を形成するように、一旦、アプリケータ/ステム挿入部組み立て品が小型容器内に挿入されると、圧力を小型容器から逃す。
【0016】
また、本発明の目的は、アプリケータ/ステム挿入部組み立て品がアプリケータとステム挿入部から形成されて、少なくとも一つの通路がステム挿入部上に形成されているパッケージ用ワイパー通気孔を提供することである。
【0017】
本発明の他の目的は、アプリケータステム挿入部の周りに形成される複数の通路を含むパッケージ用ワイパー通気孔を提供することである。
【0018】
本発明のその他の目的及び利点は、発明の特定の実施形態を示す添付の図面と共に以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0019】
【好ましい実施態様の説明】
本発明の詳細な実施例をここに開示する。しかし、開示されている実施例は、様々な実施態様が可能な本発明の単に代表的な例である。したがって、ここで開示されている詳細は限定的なものではなく、請求項の基礎であり、且つ、本発明を製造し及び/または使用する方法を当業者に教示するための基礎として解釈されるものである。
【0020】
図1から図8までを参照すると、本発明の自己清掃ディップインパッケージ10が開示されている。パッケージ10は、上述した二段階唇カラーリングシステムに使用するのに最適で理想的な封止・拭取り組み立て品を提供している。このように、パッケージ10は、ハンドル12、ステム挿入部14、小型容器16、底部プラグ18、ワイパー装置20及びアプリケータ22、22'とを含んでいる。
【0021】
本パッケージ10の好ましい実施例は、前述の揮発性口紅製品を含むことを念頭においてデザインされている。しかし、パッケージ10は、本発明の精神から逸脱することなく他の製品にも使用することができる。パッケージ10が他の製品に使用された場合、本発明の精神から逸脱することなくパッケージ材料を様々に変更することができる。
【0022】
本パッケージ10は、アプリケータワイパー24と小型容器仕上げ面ワイパー26とを含む二重ワイパー装置20を採用している。ワイパーによって、アプリケータ22、22'及び小型容器仕上げ面28の清潔な外観が保たれる。パッケージ10は更に、本二重ワイパー装置の効果的な使用を容易にするために一連の通気孔を含んでいる。
【0023】
ハンドル12は、図3、4、6、7に示されており、閉鎖端部30と開口端部32とを有する実質的に円筒形状の部材である。ハンドル12は、例えば、そこから伸長するブラシ22(図1及び図2参照)またはドウフット22'(doe foot)(図3及び図4参照)等のアプリケータ22を支持するように設計されている。ハンドル12は、本発明の精神から逸脱することなく様々な材料から様々なスタイルを有するように製造することができるが、本発明の好ましい実施例によると、ハンドル12はABSから製造されている。
【0024】
ハンドル12の開放端部32内では、ステム挿入部14が連結されている。ステム挿入部14は、アプリケータ22、22'が連結されている伸長突起部34を含んでいる。小型容器仕上げ面ワイパー26はステム挿入部14と一体成形されている。以下に詳細に論じているように、小型容器仕上げ面ワイパー26は、アプリケータ22が小型容器16内に挿入された際、小型容器仕上げ面28の内壁部40を清掃する。
【0025】
ステム挿入部14は、デュポン社(DuPont)製の非晶性ナイロン(ポリアミド)樹脂、SELAR3426で形成されているのが好ましい。SELAR3426は、揮発性口紅製品を好適に収容するのに必要なバリア特性を提供する。他の同様な材料、例えば、CELCON(BASFによって製造されるアセタール樹脂)、ポリプロピレン等を、本発明の精神から逸脱することなく代わりに使用することができる。
【0026】
前述したように、ステム挿入部14は、ハンドル12の開口端部32内に固定されている。ステム挿入部14とハンドル12には、ハンドル12に対して適切な位置にステム挿入部14をしっかりと保持するよう設計された係合素子が設けられている。特に、ステム挿入部14の外面は、複数の長手方向に伸長するスプライン42とスナップビード44とを含んでいる。図7を参照すると、ハンドル12の内面は、一連の長手方向に伸長する溝46を含んでいる。長手方向に伸長する溝46は、複数の長手方向に伸長するスプライン42と、長手方向に伸長する溝46の上方端部に配置された機械的停止部材48を受け入れる形状と寸法を有している。前記停止部材48は、ハンドル12内でのステム挿入部14の長手方向移動を限定する形状と寸法を有している。ハンドル12の内面には、スナップビード44を確実に受け取るための形状と寸法を有したスナップ溝50が更に設けられ、そこではハンドル12によりステム挿入部14を適切な位置に保持する。
【0027】
使用中には、ステム挿入部14はハンドル12の開口端部32内に挿入される。長手方向に伸長するスプライン42は、まず、長手方向に伸長する溝46と係合して、ハンドル12内にステム挿入部14を確実に配列させる。その後、スナップビード44は、スナップ溝50と係合する。スナップ溝50内にスナップビード44が着座した際に機械的停止部材48が係合されると、最終的な深さが得られる。長手方向に伸長するスプライン42が、トルクを印加する際に非径方向移動を確実に行うと共に、機械的停止部材48とスナップビード44がハンドル12内のステム挿入部14の長手方向移動を制限する。
【0028】
本発明によると様々なアプリケーションが採用され得る。例えば、図1及び図2に示したように、アプリケータ22は、はめ輪54によって保持されるブラシ52であってもよい。ブラシ52は、剛毛基部における横断面で楕円形になるようにはめ輪54によって形作られているのが好ましい。剛毛ファイバーは細かいゲージ(直径:0.002インチ〜0.004インチ)を有し、ブラシ52の先端における一点に向けて緩やかに先細り化されているため、ファイバーはそれ自身に収束する傾向がある。剛毛が現れているはめ輪54の楕円形断面は丸い横断面に移行している。ブラシ/はめ輪の組み立て品は、はめ輪54が丸い横断面を有している領域においてステム挿入部14に取り付けられている。
【0029】
あるいは、図3及び図4に示したように、アプリケータ22'はドウフット56の形状を呈していてもよい。ドウフット56は、白色PVCフレクサー(flexor)、ウレタン接着剤及びフロックから構成されている。フロックは、1.8デニールX長さ0.030インチのナチュラルナイロンフロックであるのが好ましい。
【0030】
アプリケータの二つの代替実施例を上記に開示したが、本発明の精神から逸脱することなく、様々なアプリケータが使用できることは、当業者にとって容易に理解することができるであろう。
【0031】
小型容器16は、ハンドル12の外形に略合致する形状を有し、したがって、円筒形状の部材である。しかし、小型容器16は、本発明の精神から逸脱することなく様々な他の形状を有していてもよい。小型容器16は第一端部58と第二端部60の両方に開口端部を有している。小型容器16の第一端部58は、アプリケータワイパー24(詳細を以下に記載する)を支持し、ハンドル12に固定されているアプリケータ22を受け入れるような形状と寸法を有している。
【0032】
特に、小型容器16の第一端部58は、小型容器仕上げ面28の底部において支持されている中央に取り付けられたリング62を含んでいる。リング62は一連の支持アーム64によって支持されてリング62の周りに環状通路66を形成している。環状通路66によって、小型容器仕上げ面ワイパー26は、小型容器仕上げ面28の内壁40から余剰製品を拭い去り、以下により詳しく説明する方法で小型容器16の製品室68内へ戻し入れることができる。また、リング62は、アプリケータ22が小型容器16内から引き抜かれる際にアプリケータ22がきれいに拭われるように、アプリケータワイパー24を支持している。
【0033】
小型容器16の第二端部60は、以下に詳述する方法による充填のために開口する。充填後、小型容器16の第二端部60は、小型容器16の第二端部60内に挿入されているプラグ18によって閉鎖される。プラグ18は、小型容器16の第二端部60内の内壁74に沿ってスナップ溝72を係合するスナップビード70を含んでいる。また、プラグ18は、小型容器16とプラグ18間を封止するために、小型容器16の内壁74と係合する封止部材76を含んでいる。
【0034】
小型容器16は、BAREX210射出成形材料である、ブリティッシュ・ペトロリアム社(British Petroleum)製の衝撃修正されたアクリロニトリル−アクリル酸メチル共重合体であるのが好ましい。適切な代替材料を本発明の精神から逸脱することなく用いることは可能であるが、BAREX210は、小型容器内の揮発性口紅製品を完全に収容する。底部プラグ18は、高密度ポリエチレンから形成されているのが好ましい。プラグ18には、小型容器16を気密封止するという特定の役割がある。このように、小型容器16内に製品をより良く収容させるために、フッ素ガス処理を用いることができる。
【0035】
プラグ18を小型容器16の第二端部60内に固着させるためにスナップ嵌合を開示したが、本発明の精神から逸脱することなく他の取り付け方法を採用することができる。例えば、同様の材料にソニック溶接やスピン溶接を施すことによって小型容器の第二端部内にプラグを固定することができる。
【0036】
ハンドル12の開口端部32に隣接して形成されている内側ねじ山78と小型容器仕上げ面28上に形成されている外側ねじ山80間の相互作用によって、ハンドル12を小型容器16に選択的に連結している。このようにして、ハンドル12は、小型容器16の第一端部58内に形成された開口部を封止するために、小型容器16上に容易にねじ留めされる。
【0037】
ハンドル12が小型容器仕上げ面28上にねじ留めされると、ステム挿入部14は小型容器仕上げ面28(図3、図8参照)の内側頂縁部82に係合して小型容器16とその中に保持されている含有物を確実に封止する。ステム挿入部14は、ステム挿入部14と小型容器仕上げ面28の内側頂縁部82との間に単一の接点を形成するような形状と寸法を有している。
【0038】
発明の背景で論じたように、パッケージ10の露出領域周りを清潔な外観に保つことは重要である。このように、パッケージ10は、小型容器16の第一端部58内(すなわち、小型容器仕上げ面28内)に支持されているリング62上に取り付けられたアプリケータワイパー24と、ステム挿入部14と一体形成されている小型容器仕上げ面ワイパー26とから成るワイパー装置20を有するよう設計されている。ワイパー装置20は、アプリケータ22と小型容器仕上げ面28の内壁40からの製品を一掃する。
【0039】
アプリケータワイパー24は、アプリケータ22と接触して、アプリケータ22の外径からの不要な製品を除去する。また、アプリケータワイパー24は、パッケージ10が逆さにされてアプリケータ22がアプリケータワイパー24内に配置された時に、小型容器16から液体が流れ出すのを防止する。
【0040】
前述したように、アプリケータワイパー24は、小型容器16の第一端部58内のリング62上に取り付けられている。アプリケータワイパー24は、実質的に環状形状を有し、アプリケータ22が小型容器16に入り込む際のアクセス開口部を提供している。特に、アプリケータワイパー24は、アプリケータワイパー24を小型容器16の第一端部58内に取り付けるためにリング62周りに着座する中央円周状リム84を含んでいる。
【0041】
また、アプリケータワイパー24は、リング62内に形成された開口部に略整列する内側ワイパー部材86を含んでいる。内側ワイパー部材86は、小型容器16の内部に向けて角度が付けられて、アプリケータ22が小型容器16から引き抜かれる時に、アプリケータ22を効果的に拭う。
【0042】
アプリケータワイパー24には、更に、その外周部に逆止弁シール88、またはトランペット弁が設けられている。 逆止弁シール88は、リング62を小型容器仕上げ面64に接続する支持アーム64の下方の小型容器仕上げ面28の内壁40と係合している。逆止弁シール88は、小型容器仕上げ面28上に蓄積する製品を小型容器16内に押し戻すと共に、同製品を小型容器16の壁部に沿って小型容器16から流れ出るのを同様に防止する。
【0043】
アプリケータワイパー24は、本発明の精神から逸脱することなく他の材料を使用することができるが、二トリルゴムから製造されるのが好ましい。二トリルゴムは、十分に柔軟性があり、長時間、負荷の下で揮発性口紅製品に浸漬された際に、わずかな寸法変化を保っている。二トリルゴムを、その適応性のために本揮発性口紅構成要素と共に使用するように特に選択したが、ワイパー材料が小型容器16内に収容されている液体製品と適応性がありさえすれば、アプリケータワイパー24を様々な材料から形成してもよい。
【0044】
小型容器仕上げ面ワイパー26は、ステム挿入部14と一体的に形成され、実質的には視界から隠れている。このように、小型容器仕上げ面ワイパー26はステム挿入部14と同じ硬質プラスチック材料から形成されている。小型容器仕上げ面ワイパー26は、ハンドル12が小型容器16内に挿入されたり、または小型容器16から引き抜かれたりする時に、小型容器仕上げ面28の内壁40を擦る。このように小型容器仕上げ面ワイパー26は、特に、小型容器16の内部分である小型容器仕上げ面28の内壁40を清潔に保持する。
【0045】
ステム挿入部14は、ハンドル内部92内への通気孔90が設けられ、アプリケータ22が小型容器16に挿入されるにつれて圧力を均等にする。ステム挿入部14とハンドル内部92に通気することによって、アプリケータ22が小型容器16から引き抜かれる際、アプリケータワイパー24とステム挿入部14間のスペースに負の圧力が蓄積されるのを防止する。通気孔90が存在しない場合には、アプリケータ22が 小型容器16から引き抜かれる際に、真空圧がアプリケータワイパー24とステム挿入部14間のスペースに生成されることになる。アプリケータ22が小型容器から引き抜かれることによって生成される真空圧の作用により、口紅製品が、アプリケータワイパー24の内側ワイパー部材86を介してアプリケータ22上に製品室68から引っ張られる。
【0046】
更に、ステム挿入部14には、アプリケータ22が取り付けられているステム挿入部14の伸長突起部34の一部に沿って配置されているワイパー通気孔94が設けられている。ワイパー通気孔94により、アプリケータ22が小型容器16内に挿入される際に発生するいかなる圧力も、特に、アプリケータ22が小型容器16内に挿入されているため、小型容器16と小型容器仕上げ面28内に発生する圧力を小型容器16から排気することができる。もし、圧力が排気されない場合は、圧力によってハンドル12と小型容器16が強制的に分離される。
【0047】
ワイパー通気孔94は、ハンドル12が一旦小型容器16内に挿入されると、小型容器16から圧力を逃がし、ワイパー通気孔94はアプリケータワイパー24の内側ワイパー部材86と接触する。ワイパー通気孔94が内側ワイパー部材86に接触すると、ワイパー通気孔94は圧力を小型容器16から開放する経路を形成する。
【0048】
使用中には、ハンドル12が小型容器16に対して捻られて、ハンドル12は小型容器16から開放される。ハンドル12が一旦開放されると、アプリケータ22を小型容器16から引き抜くことができる。アプリケータ22が小型容器16から引き抜かれるにつれて、アプリケータワイパー24の内側ワイパー部材86がアプリケータ22と接触して余剰製品を拭い去る。アプリケータ22から拭われた余剰製品は、小型容器16の製品室68内に保持される。その後、ユーザーは、過剰な製品がアプリケータ22から滴り落ちる心配をすることなく製品を自由に塗ることができる。
【0049】
ユーザーが製品を塗布し終えた時、アプリケータ22は内側ワイパー部材86によって形成される開口部を介して小型容器仕上げ面28内に挿入される。アプリケータ22は、ハンドルねじ山78が小型容器仕上げ面ねじ山80に係合するまで挿入され、その時、ハンドル12は回転されて小型容器16に固定される。ハンドルと小型容器のねじ山が係合する際、小型容器ワイパー26は小型容器仕上げ面28内に移動し、小型容器仕上げ面28の内壁40に係合する。その後、ワイパー26は、ハンドル12と小型容器16が回転するにつれて、壁部40に沿って移動する。このようにして、小型容器仕上げ面ワイパー26は、小型容器仕上げ面28の内壁40に蓄積された製品を小型容器16の製品室68内に押し戻す。特に、製品は、小型容器仕上げ面28の内壁40に沿って、支持アーム64によって形成されている環状経路66を介して、逆止弁シール88を通過し、小型容器16の製品室68内に押入れられる。一旦、ハンドル12が完全に小型容器16に固定されると、小型容器仕上げ面ワイパー26は、製品室68内に余剰製品を押し戻し、ハンドル12と小型容器16間に完全な封止が形成される。
【0050】
図8に示されている他の実施例では、ステム挿入部14'には、ハンドル12'が小型容器16'から引き抜かれる際、圧力を均等にするためのハンドル12'内への通気孔が設けられていない。前述したように、ステム挿入部内に設けられた通気孔によって、ハンドルが小型容器から引き抜かれる時に、圧力が排出される。 このような通気孔は本パッケージの特定のアプリケーションには不必要であり、通気孔を設けないことによって製造コストを更に節約することができる。
【0051】
前述したように、パッケージ10の形成に使用されている材料は、本発明の好ましい実施例に従って収容されている口紅製品の揮発特性に基づいて選択されている。このように、本パッケージ10が他の合成品を収容するために用いられる場合には、本発明の精神から逸脱することなく他の材料を本パッケージ10の形成に使用することができる。
【0052】
適切な封止を確実に行う一つの方法としては、パッケージ10の底部を介して下塗り材を充填し、底部を塞ぐようにする。ワイパー装置20がパッケージ10の頂部に確実に連結している間、この底部充填が完了する。パッケージが頂部を介して充填され、続いてハンドルが手によって挿入される従来の技法とは対照的に、底部充填方法が採用される。
【0053】
図10Aと10Bを参照すると、本パッケージ10内に製品を梱包する方法が開示されている。前述したように、本方法は、容器の封止特性と梱包されている製品の製造コストを最適化する底部充填技術を採用している。
【0054】
小型容器16が組み立てラインに沿って移動し、アプリケータワイパー24が前述したように小型容器仕上げ面28内に配置される。その後、ハンドル組み立て品96が、以下のようにして組み立てられる。
【0055】
ステム挿入部14とアプリケータ22がまず接続される。その後、ハンドル12が、ステム挿入部/アプリケータ組み立て品に連結されて、ハンドル組み立て品96の形成が完成される。
【0056】
一旦、ハンドル組み立て品96が適切に組み立てられると、ハンドルねじ山78と小型容器ねじ山80とを噛み合わせて回転させることにより、ハンドル組み立て品96を小型容器16に固定する。ステム挿入部14を内壁40の外面の外側に伸長させ、図11に示すように小型容器ねじ山80と嵌合するねじ山を前記ステム挿入伸長部79上に設けることにより、本発明の精神から逸脱することなく、他の設計によってハンドルねじ山78を小型容器ねじ山80に噛み合せる機能を同様に達成することができる。その後、ハンドル/小型容器組み立て品98が、充填のために形成される。ハンドル/小型容器組み立て品98は、(既に逆さにされていない場合には)逆さにされて製品を充填される。最後に、プラグ18が、充填されたハンドル/小型容器組み立て品98の底部とスナップ嵌合されて、梱包された製品が完成する。
【0057】
前述のプロセスは、本発明に応じたパッケージの好ましい組み立て方法を表示しているが、本発明の精神から逸脱することなく、同様のパッケージを本プロセスに従って、組み立てることが考えられる。例えば、小型容器仕上げ面ワイパーをパッケージと共に用いない場合には、ハンドルがステム挿入部/アプリケータ組み立て品に固定される前に、ステム挿入部/アプリケータ組み立て品を小型容器に取り付けることができる。このようにした時には、ステム挿入部/アプリケータ組み立て品が小型容器に取り付けられた後に、ハンドルがステム挿入部/アプリケータ組み立て品に連結される。このような変形例においては、前述した前工程と次工程が同じように存続する。
【0058】
好ましい実施例を示し説明してきたが、本発明は、このような開示に限定されるものでなく、添付の請求項に定義されている本発明の精神と範囲に収まる全ての修正例と他の構成を包括していることが理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 小型容器とハンドルが分離した状態の本パッケージの斜視図である。
【図2】 プラグが組み立てられた状態の本パッケージの分解図である。
【図3】 ハンドルと小型容器が接続された状態の本パッケージの横断面図である。
【図4】 ハンドルと小型容器が分離された状態の本パッケージの横断面図である。
【図5】 アプリケータワイパーが配置された状態の小型容器の平面図である。
【図6】 ステム挿入部が配置された状態のハンドルの底面図である。
【図7】 ハンドルの横断面図である。
【図8】 通気孔を有していないハンドル/ステム挿入部の横断面図である。
【図9】 アプリケータワイパーを有していない小型容器の平面図である。
【図10A】 本パッケージを組み立て充填する方法の概略図である。
【図10B】 本パッケージを組み立て充填する方法の概略図である。
【図11】 ステム挿入部が伸長されて、ステム挿入部に小型容器のねじ山と噛み合うねじ山が設けられている他の噛み合わせ設計を有する本パッケージの横断面図である。
Claims (9)
- 液体用の自己清掃ディップインパッケージであって:
ハンドルと、ステム挿入部と、小型容器と、アプリケータと、ワイパー装置とを含み、
(a)前記ハンドルは閉鎖端部と開口端部とを含み、ハンドルは、前記開口端部を除いて、内部が外部と連通しないように連続した構成を有し、
(b)前記ステム挿入部は前記ハンドルの前記開口端部に連結され、前記ステム挿入部は前記ステム挿入部に設けられた通気孔を含み、前記通気孔は、前記アプリケータが前記小型容器から引き抜かれる際に圧力を均等化して、前記アプリケータが前記小型容器から引き抜かれる際に第一ワイパーと前記ステム挿入部間のスペース内に真空圧が生成されるのを防止し、前記ステム挿入部通気孔は、前記ハンドルの内部へと通気し、かつ、前記ハンドルの外部へは通気せず、
(c)前記小型容器は、ユーザーが前記小型容器内に収容されている前記液体にアクセスできる開口部であって且つ前記小型容器内に収容されている製品へのアクセスを提供する前記小型容器の内壁によって画定される開口部、を含み、
(d)前記アプリケータは、前記小型容器内に収容されている前記液体製品を利用するために前記小型容器の開口端部内への挿入に適合されるとともに、前記小型容器内に前記製品を収容するために前記小型容器に選択的に連結される前記ハンドルに連結され、その結果、前記小型容器は、前記小型容器に連結される前記ハンドルによって封止され、
(e)前記ワイパー装置は、
(i)前記小型容器の前記開口部内に連結される前記第一ワイパーであって、前記アプリケータが前記小型容器内から引き抜かれる時に前記アプリケータからの余剰製品を清掃する前記第一ワイパーと、
(ii)前記ハンドルに連結される第二ワイパーであって、前記アプリケータが前記小型容器内に挿入される際に前記小型容器の前記開口端部において前記小型容器の内壁を拭う第二ワイパーと、
(iii)前記アプリケータが取り付けられる前記ステム挿入部の伸長突起部に沿って設けられる、少なくとも一つのワイパー通気孔であって、前記アプリケータが一旦前記小型容器内に挿入されると、前記第一ワイパーと接触して圧力を前記小型容器から開放する経路を形成するように、前記小型容器から圧力を前記ハンドルの内部へと逃がし、かつ、前記ハンドルへの外部へは逃がさない、少なくとも一つのワイパー通気孔と
を備える
ことを特徴とする、自己清掃ディップインパッケージ。 - 前記小型容器が、前記小型容器の開口端部において前記小型容器内部の中央に取り付けられたリングを含み、前記第一ワイパーが前記リングによって支持されていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記小型容器の内壁と係合して、前記第二ワイパーによって拭われる前記製品を前記小型容器内へ通過させる一方、前記小型容器から前記製品が出て行くのを防止する逆止弁シールを、前記第一ワイパーが有していることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記アプリケータを前記ハンドルに接続する前記ステム挿入部を更に含み、前記第二ワイパーが前記ステム挿入部と一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記小型容器が、プラグによって封止されている開口第二端部を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記ワイパー通気孔が、前記ステム挿入部上に形成された少なくとも一つの環状通路を含むことを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記環状通路は、前記ステム挿入部上に形成された溝である、請求項6に記載のパッケージ。
- 請求項1に記載のパッケージを組み立て、充填する方法において、
前記パッケージは、さらに、プラグを含み、
前記小型容器は、さらに、開口第二端部を備え、
前記ハンドルを前記小型容器の前記開口部に連結して、前記小型容器の前記開口部を封止する工程と、
前記小型容器の前記開口第二端部を介して前記製品を前記小型容器に充填する工程と、
前記小型容器の前記開口第二端部を封止するために、前記プラグを前記小型容器の前記開口第二端部に固定する工程を備えることを特徴とする方法。 - 前記ハンドルを前記小型容器に連結させる前に、前記第一ワイパーを前記小型容器内に設置する工程を更に含んでいることを特徴とする請求項8に記載の方法。
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