JP2002534197A - 液体用自己清掃ディップインパッケージ - Google Patents
液体用自己清掃ディップインパッケージInfo
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Abstract
Description
本発明は、ディップイン化粧パッケージのための自己清掃ステム/ワイパーに関
するものである。また、本発明は、液体用自己清掃ディップインパッケージを充
填する方法に関するものである。
イル及びワックスは、口紅膜に流動性を与え、口紅を簡単に拭い去ったりこすり
落としたりすることができるようになる。最近、「非付着性」口紅製品が市場に
いくつか出回っている。このような製品は、技術的には従来の口紅製品と同様で
あるが、従来の口紅に一般的に使用されている非揮発性オイルに代わって揮発性
溶液が使用されている。その結果、製品が唇に塗られた時に揮発性溶液が蒸発し
、ワックス及び顔料のより乾燥した膜が残る。膜は、オイル含有製品に対する滲
みに抵抗性があるが、食物オイルには簡単に溶け出る。
付与する二段階唇カラーリングシステムを採用している。顔料固体ポリマー下塗
剤によって持続性のあるカラーが得られ、澄んだ上塗剤によって潤い感が得られ
る。好ましい実施例によると、下塗剤は、主として、MQ樹脂とジメチコーンガ
ム(dimethicone gum)とから構成され、製品が唇に塗られた後に蒸発する揮発
性パーメチル99A溶液内に溶けている。一旦、溶液が蒸発すると、ワックスと
オイルを含まない高粘性ポリマー膜によって顔料が唇に接着する。最終膜は、従
来の口紅を落とす典型的な要因である滲み、擦れ、及び食物油に抵抗性がある。
しかし、活性パーメチル99A揮発性溶液を使用すると、適用されるパッケージ
に非常に優れた密封装置を使用することが要求される。
レードの樹脂であり、樹脂の含有状態が重要である。また、ブラシやドウフット
が小型容器から取り出される際、ユーザーが小型容器の内側首部周りに過剰の樹
脂が分散しているのを見るのを好まないため、樹脂の含有状態は、美的観点から
も重要である。小型容器の内側首部に過剰な樹脂が蓄積する問題に対処するため
のワイパーを提供する試みが今までに成されている。しかし、便利且つ安価な方
法で、問題を効果的に解決するワイパー装置は現れていない。
いる。また、パッケージを組み立てて充填する便利で確実な方法も求められてい
る。本発明は、このような特性を備えたパッケージ及びパッケージの充填方法を
提供している。
とである。このパッケージは、ユーザーが小型容器内に収納されている液体を利
用するための開口部が設けられた小型容器を有している。開口部は、小型容器の
内壁部によって形成され、これによってパッケージ内に収容されている製品にア
クセスすることができる。更に、パッケージは、小型容器内に収容された液体製
品を利用するために、小型容器の開口端部内に挿入されるアプリケータを含んで
おり、アプリケータはハンドルに連結されて、ハンドルは小型容器内に製品を収
容するために小型容器に選択的に連結されている。第一のワイパーは、アプリケ
ータが小型容器内から引き抜かれる際に余剰の製品をアプリケータから一掃する
ように、小型容器の開口部内に連結されている。第二ワイパーは、アプリケータ
が小型容器内に挿入される際に、小型容器の開口端部の内壁部を拭うようにハン
ドルに連結されている。
が小型容器の内壁部と係合して、第二ワイパーによって拭われた製品を小型容器
内へ移動させ、小型容器から製品が出てくるのを防止するようなパッケージを提
供することである。
パッケージを提供することである。更に、第二のワイパーがステム挿入部と一体
的に形成されている。
ータが小型容器から引き抜かれる際に第一ワイパーとステム挿入部間の空間内に
真空圧が発生されるのを防止するために、アプリケータが小型容器から引き抜か
れるにつれて圧力を均等化するパッケージを提供することである。
含んでいるパッケージを提供することである。
通気孔は、第一ワイパーと接触して小型容器から圧力が開放される通路を形成す
るように、アプリケータが一旦小型容器内に挿入されると圧力を小型容器から逃
がすパッケージを提供することである。
る。前記方法は、小型容器の開口第一端部を封止するために頂部閉止部材を小型
容器の開口第一端部に連結させる工程と、小型容器の開口第二端部を介して製品
を小型容器に充填する工程と、小型容器の開口第二端部を封止するために小型容
器の開口第二端部にプラグを固定する工程とを含んでいる。
イパーを設置する工程を含むパッケージの組み立て及び充填方法を提供すること
である。
タとステム挿入部を組み立ててアプリケータ/ステム挿入部組み立て品を形成す
ることと、アプリケータ/ステム挿入部組み立て品を小型容器の開口第一端部内
に設置すること及び、ハンドルをアプリケータ/ステム挿入部組み立て品に連結
することを含むパッケージの組み立て・充填方法を提供することである。
ある。ワイパー通気孔は、アプリケータ/ステム挿入部に形成された少なくとも
一つの通路を含んでいる。少なくとも一つの通路は、第一ワイパーと接触して圧
力を小型容器から逃がす通路を形成するように、一旦、アプリケータ/ステム挿
入部組み立て品が小型容器内に挿入されると、圧力を小型容器から逃す。
タとステム挿入部から形成されて、少なくとも一つの通路がステム挿入部上に形
成されているパッケージ用ワイパー通気孔を提供することである。
路を含むパッケージ用ワイパー通気孔を提供することである。
共に以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
様々な実施態様が可能な本発明の単に代表的な例である。したがって、ここで開
示されている詳細は限定的なものではなく、請求項の基礎であり、且つ、本発明
を製造し及び/または使用する方法を当業者に教示するための基礎として解釈さ
れるものである。
0が開示されている。パッケージ10は、上述した二段階唇カラーリングシステ
ムに使用するのに最適で理想的な封止・拭取り組み立て品を提供している。この
ように、パッケージ10は、ハンドル12、ステム挿入部14、小型容器16、
底部プラグ18、ワイパー装置20及びアプリケータ22、22'とを含んでい
る。
頭においてデザインされている。しかし、パッケージ10は、本発明の精神から
逸脱することなく他の製品にも使用することができる。パッケージ10が他の製
品に使用された場合、本発明の精神から逸脱することなくパッケージ材料を様々
に変更することができる。
26とを含む二重ワイパー装置20を採用している。ワイパーによって、アプリ
ケータ22、22'及び小型容器仕上げ面28の清潔な外観が保たれる。パッケ
ージ10は更に、本二重ワイパー装置の効果的な使用を容易にするために一連の
通気孔を含んでいる。
32とを有する実質的に円筒形状の部材である。ハンドル12は、例えば、そこ
から伸長するブラシ22(図1及び図2参照)またはドウフット22'(doe foo
t)(図3及び図4参照)等のアプリケータ22を支持するように設計されてい
る。ハンドル12は、本発明の精神から逸脱することなく様々な材料から様々な
スタイルを有するように製造することができるが、本発明の好ましい実施例によ
ると、ハンドル12はABSから製造されている。
テム挿入部14は、アプリケータ22、22'が連結されている伸長突起部34
を含んでいる。小型容器仕上げ面ワイパー26はステム挿入部14と一体成形さ
れている。以下に詳細に論じているように、小型容器仕上げ面ワイパー26は、
アプリケータ22が小型容器16内に挿入された際、小型容器仕上げ面28の内
壁部40を清掃する。
)樹脂、SELAR3426で形成されているのが好ましい。SELAR342
6は、揮発性口紅製品を好適に収容するのに必要なバリア特性を提供する。他の
同様な材料、例えば、CELCON(BASFによって製造されるアセタール樹
脂)、ポリプロピレン等を、本発明の精神から逸脱することなく代わりに使用す
ることができる。
されている。ステム挿入部14とハンドル12には、ハンドル12に対して適切
な位置にステム挿入部14をしっかりと保持するよう設計された係合素子が設け
られている。特に、ステム挿入部14の外面は、複数の長手方向に伸長するスプ
ライン42とスナップビード44とを含んでいる。図7を参照すると、ハンドル
12の内面は、一連の長手方向に伸長する溝46を含んでいる。長手方向に伸長
する溝46は、複数の長手方向に伸長するスプライン42と、長手方向に伸長す
る溝46の上方端部に配置された機械的停止部材48を受け入れる形状と寸法を
有している。前記停止部材48は、ハンドル12内でのステム挿入部14の長手
方向移動を限定する形状と寸法を有している。ハンドル12の内面には、スナッ
プビード44を確実に受け取るための形状と寸法を有したスナップ溝50が更に
設けられ、そこではハンドル12によりステム挿入部14を適切な位置に保持す
る。
。長手方向に伸長するスプライン42は、まず、長手方向に伸長する溝46と係
合して、ハンドル12内にステム挿入部14を確実に配列させる。その後、スナ
ップビード44は、スナップ溝50と係合する。スナップ溝50内にスナップビ
ード44が着座した際に機械的停止部材48が係合されると、最終的な深さが得
られる。長手方向に伸長するスプライン42が、トルクを印加する際に非径方向
移動を確実に行うと共に、機械的停止部材48とスナップビード44がハンドル
12内のステム挿入部14の長手方向移動を制限する。
2に示したように、アプリケータ22は、はめ輪54によって保持されるブラシ
52であってもよい。ブラシ52は、剛毛基部における横断面で楕円形になるよ
うにはめ輪54によって形作られているのが好ましい。剛毛ファイバーは細かい
ゲージ(直径:0.002インチ〜0.004インチ)を有し、ブラシ52の先
端における一点に向けて緩やかに先細り化されているため、ファイバーはそれ自
身に収束する傾向がある。剛毛が現れているはめ輪54の楕円形断面は丸い横断
面に移行している。ブラシ/はめ輪の組み立て品は、はめ輪54が丸い横断面を
有している領域においてステム挿入部14に取り付けられている。
6の形状を呈していてもよい。ドウフット56は、白色PVCフレクサー(flex
or)、ウレタン接着剤及びフロックから構成されている。フロックは、1.8デ
ニールX長さ0.030インチのナチュラルナイロンフロックであるのが好まし
い。
することなく、様々なアプリケータが使用できることは、当業者にとって容易に
理解することができるであろう。
円筒形状の部材である。しかし、小型容器16は、本発明の精神から逸脱するこ
となく様々な他の形状を有していてもよい。小型容器16は第一端部58と第二
端部60の両方に開口端部を有している。小型容器16の第一端部58は、アプ
リケータワイパー24(詳細を以下に記載する)を支持し、ハンドル12に固定
されているアプリケータ22を受け入れるような形状と寸法を有している。
支持されている中央に取り付けられたリング62を含んでいる。リング62は一
連の支持アーム64によって支持されてリング62の周りに環状通路66を形成
している。環状通路66によって、小型容器仕上げ面ワイパー26は、小型容器
仕上げ面28の内壁40から余剰製品を拭い去り、以下により詳しく説明する方
法で小型容器16の製品室68内へ戻し入れることができる。また、リング62
は、アプリケータ22が小型容器16内から引き抜かれる際にアプリケータ22
がきれいに拭われるように、アプリケータワイパー24を支持している。
する。充填後、小型容器16の第二端部60は、小型容器16の第二端部60内
に挿入されているプラグ18によって閉鎖される。プラグ18は、小型容器16
の第二端部60内の内壁74に沿ってスナップ溝72を係合するスナップビード
70を含んでいる。また、プラグ18は、小型容器16とプラグ18間を封止す
るために、小型容器16の内壁74と係合する封止部材76を含んでいる。
トロリアム社(British Petroleum)製の衝撃修正されたアクリロニトリル−ア
クリル酸メチル共重合体であるのが好ましい。適切な代替材料を本発明の精神か
ら逸脱することなく用いることは可能であるが、BAREX210は、小型容器
内の揮発性口紅製品を完全に収容する。底部プラグ18は、高密度ポリエチレン
から形成されているのが好ましい。プラグ18には、小型容器16を気密封止す
るという特定の役割がある。このように、小型容器16内に製品をより良く収容
させるために、フッ素ガス処理を用いることができる。
を開示したが、本発明の精神から逸脱することなく他の取り付け方法を採用する
ことができる。例えば、同様の材料にソニック溶接やスピン溶接を施すことによ
って小型容器の第二端部内にプラグを固定することができる。
容器仕上げ面28上に形成されている外側ねじ山80間の相互作用によって、ハ
ンドル12を小型容器16に選択的に連結している。このようにして、ハンドル
12は、小型容器16の第一端部58内に形成された開口部を封止するために、
小型容器16上に容易にねじ留めされる。
4は小型容器仕上げ面28(図3、図8参照)の内側頂縁部82に係合して小型
容器16とその中に保持されている含有物を確実に封止する。ステム挿入部14
は、ステム挿入部14と小型容器仕上げ面28の内側頂縁部82との間に単一の
接点を形成するような形状と寸法を有している。
つことは重要である。このように、パッケージ10は、小型容器16の第一端部
58内(すなわち、小型容器仕上げ面28内)に支持されているリング62上に
取り付けられたアプリケータワイパー24と、ステム挿入部14と一体形成され
ている小型容器仕上げ面ワイパー26とから成るワイパー装置20を有するよう
設計されている。ワイパー装置20は、アプリケータ22と小型容器仕上げ面2
8の内壁40からの製品を一掃する。
2の外径からの不要な製品を除去する。また、アプリケータワイパー24は、パ
ッケージ10が逆さにされてアプリケータ22がアプリケータワイパー24内に
配置された時に、小型容器16から液体が流れ出すのを防止する。
内のリング62上に取り付けられている。アプリケータワイパー24は、実質的
に環状形状を有し、アプリケータ22が小型容器16に入り込む際のアクセス開
口部を提供している。特に、アプリケータワイパー24は、アプリケータワイパ
ー24を小型容器16の第一端部58内に取り付けるためにリング62周りに着
座する中央円周状リム84を含んでいる。
列する内側ワイパー部材86を含んでいる。内側ワイパー部材86は、小型容器
16の内部に向けて角度が付けられて、アプリケータ22が小型容器16から引
き抜かれる時に、アプリケータ22を効果的に拭う。
はトランペット弁が設けられている。 逆止弁シール88は、リング62を小型
容器仕上げ面64に接続する支持アーム64の下方の小型容器仕上げ面28の内
壁40と係合している。逆止弁シール88は、小型容器仕上げ面28上に蓄積す
る製品を小型容器16内に押し戻すと共に、同製品を小型容器16の壁部に沿っ
て小型容器16から流れ出るのを同様に防止する。
使用することができるが、二トリルゴムから製造されるのが好ましい。二トリル
ゴムは、十分に柔軟性があり、長時間、負荷の下で揮発性口紅製品に浸漬された
際に、わずかな寸法変化を保っている。二トリルゴムを、その適応性のために本
揮発性口紅構成要素と共に使用するように特に選択したが、ワイパー材料が小型
容器16内に収容されている液体製品と適応性がありさえすれば、アプリケータ
ワイパー24を様々な材料から形成してもよい。
質的には視界から隠れている。このように、小型容器仕上げ面ワイパー26はス
テム挿入部14と同じ硬質プラスチック材料から形成されている。小型容器仕上
げ面ワイパー26は、ハンドル12が小型容器16内に挿入されたり、または小
型容器16から引き抜かれたりする時に、小型容器仕上げ面28の内壁40を擦
る。このように小型容器仕上げ面ワイパー26は、特に、小型容器16の内部分
である小型容器仕上げ面28の内壁40を清潔に保持する。
ケータ22が小型容器16に挿入されるにつれて圧力を均等にする。ステム挿入
部14とハンドル内部92に通気することによって、アプリケータ22が小型容
器16から引き抜かれる際、アプリケータワイパー24とステム挿入部14間の
スペースに負の圧力が蓄積されるのを防止する。通気孔90が存在しない場合に
は、アプリケータ22が 小型容器16から引き抜かれる際に、真空圧がアプリ
ケータワイパー24とステム挿入部14間のスペースに生成されることになる。
アプリケータ22が小型容器から引き抜かれることによって生成される真空圧の
作用により、口紅製品が、アプリケータワイパー24の内側ワイパー部材86を
介してアプリケータ22上に製品室68から引っ張られる。
挿入部14の伸長突起部34の一部に沿って配置されているワイパー通気孔94
が設けられている。ワイパー通気孔94により、アプリケータ22が小型容器1
6内に挿入される際に発生するいかなる圧力も、特に、アプリケータ22が小型
容器16内に挿入されているため、小型容器16と小型容器仕上げ面28内に発
生する圧力を小型容器16から排気することができる。もし、圧力が排気されな
い場合は、圧力によってハンドル12と小型容器16が強制的に分離される。
小型容器16から圧力を逃がし、ワイパー通気孔94はアプリケータワイパー2
4の内側ワイパー部材86と接触する。ワイパー通気孔94が内側ワイパー部材
86に接触すると、ワイパー通気孔94は圧力を小型容器16から開放する経路
を形成する。
小型容器16から開放される。ハンドル12が一旦開放されると、アプリケータ
22を小型容器16から引き抜くことができる。アプリケータ22が小型容器1
6から引き抜かれるにつれて、アプリケータワイパー24の内側ワイパー部材8
6がアプリケータ22と接触して余剰製品を拭い去る。アプリケータ22から拭
われた余剰製品は、小型容器16の製品室68内に保持される。その後、ユーザ
ーは、過剰な製品がアプリケータ22から滴り落ちる心配をすることなく製品を
自由に塗ることができる。
によって形成される開口部を介して小型容器仕上げ面28内に挿入される。アプ
リケータ22は、ハンドルねじ山78が小型容器仕上げ面ねじ山80に係合する
まで挿入され、その時、ハンドル12は回転されて小型容器16に固定される。
ハンドルと小型容器のねじ山が係合する際、小型容器ワイパー26は小型容器仕
上げ面28内に移動し、小型容器仕上げ面28の内壁40に係合する。その後、
ワイパー26は、ハンドル12と小型容器16が回転するにつれて、壁部40に
沿って移動する。このようにして、小型容器仕上げ面ワイパー26は、小型容器
仕上げ面28の内壁40に蓄積された製品を小型容器16の製品室68内に押し
戻す。特に、製品は、小型容器仕上げ面28の内壁40に沿って、支持アーム6
4によって形成されている環状経路66を介して、逆止弁シール88を通過し、
小型容器16の製品室68内に押入れられる。一旦、ハンドル12が完全に小型
容器16に固定されると、小型容器仕上げ面ワイパー26は、製品室68内に余
剰製品を押し戻し、ハンドル12と小型容器16間に完全な封止が形成される。
が小型容器16'から引き抜かれる際、圧力を均等にするためのハンドル12'内
への通気孔が設けられていない。前述したように、ステム挿入部内に設けられた
通気孔によって、ハンドルが小型容器から引き抜かれる時に、圧力が排出される
。 このような通気孔は本パッケージの特定のアプリケーションには不必要であ
り、通気孔を設けないことによって製造コストを更に節約することができる。
ましい実施例に従って収容されている口紅製品の揮発特性に基づいて選択されて
いる。このように、本パッケージ10が他の合成品を収容するために用いられる
場合には、本発明の精神から逸脱することなく他の材料を本パッケージ10の形
成に使用することができる。
下塗り材を充填し、底部を塞ぐようにする。ワイパー装置20がパッケージ10
の頂部に確実に連結している間、この底部充填が完了する。パッケージが頂部を
介して充填され、続いてハンドルが手によって挿入される従来の技法とは対照的
に、底部充填方法が採用される。
開示されている。前述したように、本方法は、容器の封止特性と梱包されている
製品の製造コストを最適化する底部充填技術を採用している。
前述したように小型容器仕上げ面28内に配置される。その後、ハンドル組み立
て品96が、以下のようにして組み立てられる。
2が、ステム挿入部/アプリケータ組み立て品に連結されて、ハンドル組み立て
品96の形成が完成される。
8と小型容器ねじ山80とを噛み合わせて回転させることにより、ハンドル組み
立て品96を小型容器16に固定する。ステム挿入部14を内壁40の外面の外
側に伸長させ、図11に示すように小型容器ねじ山80と嵌合するねじ山を前記
ステム挿入伸長部79上に設けることにより、本発明の精神から逸脱することな
く、他の設計によってハンドルねじ山78を小型容器ねじ山80に噛み合せる機
能を同様に達成することができる。その後、ハンドル/小型容器組み立て品98
が、充填のために形成される。ハンドル/小型容器組み立て品98は、(既に逆
さにされていない場合には)逆さにされて製品を充填される。最後に、プラグ1
8が、充填されたハンドル/小型容器組み立て品98の底部とスナップ嵌合され
て、梱包された製品が完成する。
しているが、本発明の精神から逸脱することなく、同様のパッケージを本プロセ
スに従って、組み立てることが考えられる。例えば、小型容器仕上げ面ワイパー
をパッケージと共に用いない場合には、ハンドルがステム挿入部/アプリケータ
組み立て品に固定される前に、ステム挿入部/アプリケータ組み立て品を小型容
器に取り付けることができる。このようにした時には、ステム挿入部/アプリケ
ータ組み立て品が小型容器に取り付けられた後に、ハンドルがステム挿入部/ア
プリケータ組み立て品に連結される。このような変形例においては、前述した前
工程と次工程が同じように存続する。
るものでなく、添付の請求項に定義されている本発明の精神と範囲に収まる全て
の修正例と他の構成を包括していることが理解できる。
山が設けられている他の噛み合わせ設計を有する本パッケージの横断面図である
。
Claims (10)
- 【請求項1】 自己清掃ディップインパッケージであって: ユーザーが小型容器内に収容されている液体にアクセスできる開口部であって且
つパッケージ内に収容されている製品へのアクセスを提供する該小型容器の内壁
によって画定される該開口部、を含む小型容器と、; 小型容器内に収容されている液体製品を利用するために小型容器の開口端部内
への挿入に適合されたアプリケータであって、小型容器内に製品を収容するため
に小型容器に選択的に連結されるハンドルに連結される前記アプリケータと、; 小型容器の開口部内に連結し、アプリケータが小型容器内から引き抜かれる時
にアプリケータからの余剰製品を清掃する第一ワイパーと、; ハンドルに連結し、アプリケータが小型容器内に挿入される際に小型容器の開
口端部の内壁を拭う第二ワイパーと; によって特徴づけられる自己清掃ディップインパッケージ。 - 【請求項2】 前記小型容器が、開口部に取り付けられたリングを含み、前
記第一ワイパーが前記リングによって支持されていることを特徴とする請求項1
に記載のパッケージ。 - 【請求項3】 小型容器の内壁と係合して、第二ワイパーによって拭われる
製品を小型容器内へ通過させる一方、小型容器から製品が出て行くのを防止する
逆止弁シールを、前記第一ワイパーが有していることを特徴とする請求項1に記
載のパッケージ。 - 【請求項4】 アプリケータをハンドルに接続するステム挿入部を更に含み
、第二ワイパーがステム挿入部と一体形成されていることを特徴とする請求項1
に記載のパッケージ。 - 【請求項5】 ステム挿入部が通気孔を含み、前記通気孔は、アプリケータ
が小型容器から引き抜かれる際に圧力を均等化して、アプリケータが小型容器か
ら引き抜かれる際に第一ワイパーとステム挿入部間のスペース内に真空圧が生成
されるのを防止することを特徴とする請求項4に記載のパッケージ。 - 【請求項6】 小型容器が、プラグによって封止されている開口第二端部を
含んでいることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。 - 【請求項7】 少なくとも一つのワイパー通気孔を更に含み、一つのワイパ
ー通気孔は、アプリケータが一旦小型容器内に挿入されると、第一ワイパーと接
触して圧力を小型容器から開放する経路を形成するように、小型容器から圧力を
逃がすことを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。 - 【請求項8】 アプリケータとハンドルを連結するステム挿入部を更に含み
、少なくとも一つのワイパー通気孔がステム挿入部上に形成されていることを特
徴とする請求項7に記載のパッケージ。 - 【請求項9】 開口第一端部、開口第二端部、選択的に開放可能な頂部閉止部材、プラグを含
むパッケージを組み立て、充填する方法において、 頂部閉止部材を小型容器の開口第一端部に連結して、小型容器の開口第一端部
を封止する工程と、 小型容器の開口第二端部を介して製品を小型容器に充填する工程と、 小型容器の開口第二端部を封止するために、プラグを小型容器の開口第二端部
に固定する工程を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項10】 頂部閉止部材を小型容器に連結させる前に、ワイパーを小
型容器内に設置する工程を更に含んでいることを特徴とする請求項9に記載の方
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