JPS5844546B2 - ブラシ付蓋を有する粘性液用容器 - Google Patents
ブラシ付蓋を有する粘性液用容器Info
- Publication number
- JPS5844546B2 JPS5844546B2 JP56033103A JP3310381A JPS5844546B2 JP S5844546 B2 JPS5844546 B2 JP S5844546B2 JP 56033103 A JP56033103 A JP 56033103A JP 3310381 A JP3310381 A JP 3310381A JP S5844546 B2 JPS5844546 B2 JP S5844546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- container
- shaft
- lid
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマニキュア液、マスカラ・アイライナ液などに
使用されるブラシ付蓋を有する粘性液用容器に関する。
使用されるブラシ付蓋を有する粘性液用容器に関する。
従来のブラシ付蓋を有する粘性液用容器１０は第１図に
示すように、ブラシ１１の軸１２に摺接するパツキン１
３を１枚容器本体１４の口部に設けた構造である。
示すように、ブラシ１１の軸１２に摺接するパツキン１
３を１枚容器本体１４の口部に設けた構造である。
このパツキン１３は、ブラシ１１で粘性液１５を塗布す
るため、蓋１６を取外し、軸１２を容器本体１４から抜
出するとき軸１２卦よびブラシ１１の外部に付着した粘
性液１５を拭去するためであり、また蓋１６を装着した
状態で容器１０を転倒させても内部の粘性液が流出しな
いようにするためである。
るため、蓋１６を取外し、軸１２を容器本体１４から抜
出するとき軸１２卦よびブラシ１１の外部に付着した粘
性液１５を拭去するためであり、また蓋１６を装着した
状態で容器１０を転倒させても内部の粘性液が流出しな
いようにするためである。
しかし液をブラシで塗布した後、ブラシに液を付けるた
め再びブラシを容器本体内に挿入する際、ブラシは一旦
パッキンの上面１３ａに触れてから容器本体内に入るの
で、ブラシに残留している粘性液はパツキン上面に付着
し、軸を再びパツキン７５−ＩＢ抜出する際、この粘性
液１５ａは軸に付着する（第２図、第３図参照）。
め再びブラシを容器本体内に挿入する際、ブラシは一旦
パッキンの上面１３ａに触れてから容器本体内に入るの
で、ブラシに残留している粘性液はパツキン上面に付着
し、軸を再びパツキン７５−ＩＢ抜出する際、この粘性
液１５ａは軸に付着する（第２図、第３図参照）。
次に再びブラシを容器本体内に挿入すると、ブラシに残
留している液卦よび軸に付着している液がパツキン上面
１３ａに付着し、軸を抜出するときこの両者が軸１２に
付着する。
留している液卦よび軸に付着している液がパツキン上面
１３ａに付着し、軸を抜出するときこの両者が軸１２に
付着する。
こうして数回、ブラシを容器本体に出入すると、前記軸
には多量に粘性液が付着するようになる。
には多量に粘性液が付着するようになる。
このため液を爪などに塗布する際ボタ落ちを起したり、
マスカラ・アイライナ成用の容器のように小容量の容器
の場合は、ブラシを容器本体内に挿入するときに、パツ
キン上の液が口から溢れ出るなどの不都合を生ずる。
マスカラ・アイライナ成用の容器のように小容量の容器
の場合は、ブラシを容器本体内に挿入するときに、パツ
キン上の液が口から溢れ出るなどの不都合を生ずる。
またブラシ使用終了後、蓋を装着しても、パツキン上に
液が多量に存在するので、容器を転倒させると、これが
外部にもれ出ることになる。
液が多量に存在するので、容器を転倒させると、これが
外部にもれ出ることになる。
本発明はこれらの欠点不都合を解消するものである。
本発明を図の実施例にしたがって説明する。
第４図に示す実施例１において、２０は容器であり、ブ
ラシ２１の軸２２を、その内面中央に固着した蓋２３と
中に粘性液２４を収納している容器本体２５から成る。
ラシ２１の軸２２を、その内面中央に固着した蓋２３と
中に粘性液２４を収納している容器本体２５から成る。
軸２２に摺接する穴２７を膜２６の中央に設け、その周
辺に小孔２８をそれぞれ穿設し、容器本体２５の口部に
固着する。
辺に小孔２８をそれぞれ穿設し、容器本体２５の口部に
固着する。
さらに蓋２３を装着した際にブラシの軸２２に密着する
パツキン２９を前記膜２６より内側の容器本体２５の口
部に設ける。
パツキン２９を前記膜２６より内側の容器本体２５の口
部に設ける。
以上の構成であるからこの容器は次の作用効果をもつ。
ブラシ２１で粘性液を塗布した後、このブラ々容器本体
２５内に挿入する際、ブラシ２１は第５図に示すように
膜２６に触れてから容器本体２５内に入る。
２５内に挿入する際、ブラシ２１は第５図に示すように
膜２６に触れてから容器本体２５内に入る。
このときブラシ２１に残留している粘性液は膜２６の上
面２６ａに付着するが、第６図に示すように小孔２８を
通じてただちに落下するので、膜上面２６ａＶＣ留する
ことばない。
面２６ａに付着するが、第６図に示すように小孔２８を
通じてただちに落下するので、膜上面２６ａＶＣ留する
ことばない。
したがって軸２２を再び容器本体２５から取り出すとき
に、このブラシに残留していた粘性液が膜上面２６ａか
ら軸２２に付着することはない。
に、このブラシに残留していた粘性液が膜上面２６ａか
ら軸２２に付着することはない。
つぎに小孔２８を通じて落下した粘性液は、軸２２がパ
ツキン２９に嵌合密着している限りパツキン２９上に留
まり、軸２２を容器本体から取出す際、軸２２に付着す
るが、膜２６により拭去される。
ツキン２９に嵌合密着している限りパツキン２９上に留
まり、軸２２を容器本体から取出す際、軸２２に付着す
るが、膜２６により拭去される。
もちろん容器本体内で軸２２やブラシ２１の外部に付着
した粘性液は膜２６またはパツキン２９により拭去され
る。
した粘性液は膜２６またはパツキン２９により拭去され
る。
したがって液を塗布するときのボタ落ちも、ブラシを容
器本体に挿入する際の液の浴出も生じない。
器本体に挿入する際の液の浴出も生じない。
またブラシ使用後、蓋を装着し容器を転倒させても、パ
ツキン２９の外にある液は極微量であるためこれが外部
にもれ出すことはない。
ツキン２９の外にある液は極微量であるためこれが外部
にもれ出すことはない。
もちろん容器本体内部の粘性液２４はパツキン２９のた
め流出することはあり得ない。
め流出することはあり得ない。
第７図に示す実施例２ば、前記実施例１の容器の軸をそ
の根元が他の部分より太い円錐状とし。
の根元が他の部分より太い円錐状とし。
さらにこの軸の根元では軸に密着し、他の部分では軸に
密着しないパツキン３９′を口部に付加した容器本体を
用いる構成である。
密着しないパツキン３９′を口部に付加した容器本体を
用いる構成である。
本発明の容器のパツキンは粘性液の流出を防ぐ作用をす
れば十分であり、軸やブラシの外部に付着した粘性液を
拭去する作用をする必要はない。
れば十分であり、軸やブラシの外部に付着した粘性液を
拭去する作用をする必要はない。
したがって上記構成のパツキン３９′を用いることがで
きるが、パツキンは軸の出入に際し、軸と密着しないの
で、何ら抵抗を生じない。
きるが、パツキンは軸の出入に際し、軸と密着しないの
で、何ら抵抗を生じない。
このため本実施例のようにパツキンを二重にしても、軸
の出入を軽く行なうことができる。
の出入を軽く行なうことができる。
このようにパツキンが複数あれば液の流出防止はより完
壁となり、たとえ容器を転倒させ、温摩が上昇し容器の
内圧が高１ったとしても、液は全く流出しなしものとな
る。
壁となり、たとえ容器を転倒させ、温摩が上昇し容器の
内圧が高１ったとしても、液は全く流出しなしものとな
る。
第８図に示す実施例３では、実施例２の軸を円錐状から
、根元に突起４２ａを有する形状に変更したものである
。
、根元に突起４２ａを有する形状に変更したものである
。
この場合も、実施例２と同様の効果を得ることができる
のはいう１でもない。
のはいう１でもない。
本発明容器は各種の粘性液に使用でき、ブラシで液を塗
布する際にボタ落ちを起こすことがなく。
布する際にボタ落ちを起こすことがなく。
容器から液の流出も生じないという効果がある。
したがって携帯性・塗布の緻密性を要求するマスカラ・
アイライナ成用の容器としては最適な特徴がある。
アイライナ成用の容器としては最適な特徴がある。
第１図ないし第３図は従来のブラシ付蓋を有する粘性液
用容器を示し、第１図は蓋を装着した状態の断面図、第
２図はブラシを容器本体内に挿入する際の断面図、第３
図はブラシを容器本体から抜出する際の断面図である。 第４図ないし第６図は本発明容器の一実施例を示し、第
４図は蓋を装着した状態の断面図、第５図、第６図はブ
ラシを容器本体内に挿入するときの断面図を示す。 第７図、第８図はそれぞれ本発明の他の実施例の蓋を装
着した状態の断面図である。
用容器を示し、第１図は蓋を装着した状態の断面図、第
２図はブラシを容器本体内に挿入する際の断面図、第３
図はブラシを容器本体から抜出する際の断面図である。 第４図ないし第６図は本発明容器の一実施例を示し、第
４図は蓋を装着した状態の断面図、第５図、第６図はブ
ラシを容器本体内に挿入するときの断面図を示す。 第７図、第８図はそれぞれ本発明の他の実施例の蓋を装
着した状態の断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 内面中央にブラシの軸を固着した蓋および容器本体
からなる容器にかいて、中央にブラシの軸に摺接する穴
、周辺に小孔を有する弾性体からなる膜を容器本体口部
に設け、蓋装着時にブラシの軸と完全に密着するパツキ
ンを前記膜より内側の容器本体口部に設けたブラシ付蓋
を有する粘性液。 用容器。 ２ ブラシの軸の根元を他の部分より太くシ、この軸の
根元では軸に密着し、他の部分では軸に密着しなしバッ
キングを用いる特許請求の範囲第１項記載のブラシ付蓋
を有する粘性液用容器。 ３ パツキンを複数設けた特許請求の範囲第２項記載の
ブラシ付蓋を有する粘性液用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56033103A JPS5844546B2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 | ブラシ付蓋を有する粘性液用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56033103A JPS5844546B2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 | ブラシ付蓋を有する粘性液用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57153863A JPS57153863A (en) | 1982-09-22 |
| JPS5844546B2 true JPS5844546B2 (ja) | 1983-10-04 |
Family
ID=12377321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56033103A Expired JPS5844546B2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 | ブラシ付蓋を有する粘性液用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844546B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026345U (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-22 | トキコ株式会社 | ハイドロ・ニュ−マチック サスペンション |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162811U (ja) * | 1983-04-16 | 1984-10-31 | 益山興業株式会社 | 塗布ブラシ付き容器 |
| JPS6073411U (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-23 | 益山興業株式会社 | 塗布ブラシ付き容器 |
| JPS6080714U (ja) * | 1983-11-05 | 1985-06-05 | 益山興業株式会社 | 塗布ブラシ付き容器 |
| JPS6129620U (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-22 | 益山興業株式会社 | アイライナ用容器 |
| FR2581760B1 (fr) * | 1985-05-10 | 1987-06-12 | Thomson Cgr | Aimant solenoidal a haute homogeneite de champ magnetique |
| US6276856B1 (en) | 1999-01-12 | 2001-08-21 | The Procter & Gamble Company | Self cleaning dip-in package for liquids |
| JP3332917B1 (ja) * | 2001-09-28 | 2002-10-07 | 株式会社ノエビア | 睫毛化粧料除去用品 |
-
1981
- 1981-03-10 JP JP56033103A patent/JPS5844546B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026345U (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-22 | トキコ株式会社 | ハイドロ・ニュ−マチック サスペンション |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57153863A (en) | 1982-09-22 |
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