JPH0131131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131131Y2 JPH0131131Y2 JP1253682U JP1253682U JPH0131131Y2 JP H0131131 Y2 JPH0131131 Y2 JP H0131131Y2 JP 1253682 U JP1253682 U JP 1253682U JP 1253682 U JP1253682 U JP 1253682U JP H0131131 Y2 JPH0131131 Y2 JP H0131131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- shaft
- mouth
- membrane body
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 25
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 22
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマスカラ液、アイライナ液等の収納に
使用される蓋に塗布ブラシを取付けた液用容器に
関する。
使用される蓋に塗布ブラシを取付けた液用容器に
関する。
従来、この種の容器として第１図に示す構成が
知られている。すなわちこの容器１０は瓶１２の
口部１２ａ内に中央に孔１４を有するゴム製膜体
１６を設け、蓋１８内底に先端にブラシ２０を有
する軸２２を設け、さらに軸２２に口部１２ａ内
面、膜体１６の口側部分に摺接する凸状部２４を
形成したものである。この膜体１６はブラシ抜出
時に軸２２外周に付着した内容液を拭去するため
であり、凸状部２４はブラシ２０を瓶内に挿入す
る際に、口部１２ａ内面、膜体１６の口側部にブ
ラシにより付着させられた内容液が、ブラシを抜
出する際に、軸２２に付着しないよう口部１２ａ
内面の内容液を瓶内に押込むためである。
知られている。すなわちこの容器１０は瓶１２の
口部１２ａ内に中央に孔１４を有するゴム製膜体
１６を設け、蓋１８内底に先端にブラシ２０を有
する軸２２を設け、さらに軸２２に口部１２ａ内
面、膜体１６の口側部分に摺接する凸状部２４を
形成したものである。この膜体１６はブラシ抜出
時に軸２２外周に付着した内容液を拭去するため
であり、凸状部２４はブラシ２０を瓶内に挿入す
る際に、口部１２ａ内面、膜体１６の口側部にブ
ラシにより付着させられた内容液が、ブラシを抜
出する際に、軸２２に付着しないよう口部１２ａ
内面の内容液を瓶内に押込むためである。
この容器をアイライナ液用容器のような小型容
器に用いるとブラシ２０を瓶内に挿入する際、凸
状部２４が口部１２ａに達する前に口部から内容
液が溢出したり、飛散したりする。
器に用いるとブラシ２０を瓶内に挿入する際、凸
状部２４が口部１２ａに達する前に口部から内容
液が溢出したり、飛散したりする。
これは次の過程により生ずると考えられる。膜
体１６の下部にはブラシ２０抜出時に軸２２から
拭去した内容液が付着する。この状態でブラシ２
０を瓶１２内に挿入すると、瓶１２内の空間はブ
ラシ２０、軸２２により体積が減少するので、圧
力が上昇し、このため軸２２と膜体１６との間を
通り前記膜体下部の内容液が押出される。膜体１
６上の口部１２ａ内は、凸状部２４が摺接する都
合上、小型になつているので、この内容液は口部
１２ａから溢出し、また凸状部２４が口部１２ａ
に近接していると、その隙間からこの内容液は勢
いよく飛散する。
体１６の下部にはブラシ２０抜出時に軸２２から
拭去した内容液が付着する。この状態でブラシ２
０を瓶１２内に挿入すると、瓶１２内の空間はブ
ラシ２０、軸２２により体積が減少するので、圧
力が上昇し、このため軸２２と膜体１６との間を
通り前記膜体下部の内容液が押出される。膜体１
６上の口部１２ａ内は、凸状部２４が摺接する都
合上、小型になつているので、この内容液は口部
１２ａから溢出し、また凸状部２４が口部１２ａ
に近接していると、その隙間からこの内容液は勢
いよく飛散する。
本考案はこの溢出等を防止することを目的と
し、この従来例容器に、前記膜体の瓶内方に位置
する別の膜体を付加し、瓶内圧の上昇をシールし
たものである。
し、この従来例容器に、前記膜体の瓶内方に位置
する別の膜体を付加し、瓶内圧の上昇をシールし
たものである。
次に第２図、第３図に示す実施例にしたがつて
本考案を詳しく説明する。この容器３０は口部３
２ａを有する瓶３２と、この口部３２ａに冠着す
る蓋３４とからなる。瓶の口部３２ａ内には中央
に孔３６を有し、ゴム等の弾性体よりなる第１膜
体３８が設けられ、さらにこの第１膜体３８より
瓶内方に、中央に孔４０を有するゴム等の弾性体
よりなる第２膜体４２が設けられている。蓋３４
内底には瓶３２内に伸び、膜体の両孔３６，４０
に摺接する軸４４が取付けられ、この軸４４先端
にはブラシ４６が取付けられている。この軸４４
外周には、口部３２ａ内面の第１膜体３８より口
側の部分を摺接する凸状の太部４８が形成されて
いる。
本考案を詳しく説明する。この容器３０は口部３
２ａを有する瓶３２と、この口部３２ａに冠着す
る蓋３４とからなる。瓶の口部３２ａ内には中央
に孔３６を有し、ゴム等の弾性体よりなる第１膜
体３８が設けられ、さらにこの第１膜体３８より
瓶内方に、中央に孔４０を有するゴム等の弾性体
よりなる第２膜体４２が設けられている。蓋３４
内底には瓶３２内に伸び、膜体の両孔３６，４０
に摺接する軸４４が取付けられ、この軸４４先端
にはブラシ４６が取付けられている。この軸４４
外周には、口部３２ａ内面の第１膜体３８より口
側の部分を摺接する凸状の太部４８が形成されて
いる。
以上の構成であるからこの容器は次の過程によ
り前記溢出を防止する。第１膜体３８下面に内容
液が付着した状態でブラシ４６を瓶３２内に挿入
しても、はじめは瓶３２内空間の圧力上昇はわず
かであるから、前記溢出は生じない。さらにブラ
シ４６を瓶３２内に挿入すると瓶３２内空間の圧
力は大きく上昇するが、このとき軸４４が第２膜
体４２に接しているので、第１膜体３８と第２膜
体４２との間の空間の圧力は上昇しない。したが
つて第１膜体３８下面の内容液は押上げられず、
この内容液が口から溢出することはない。
り前記溢出を防止する。第１膜体３８下面に内容
液が付着した状態でブラシ４６を瓶３２内に挿入
しても、はじめは瓶３２内空間の圧力上昇はわず
かであるから、前記溢出は生じない。さらにブラ
シ４６を瓶３２内に挿入すると瓶３２内空間の圧
力は大きく上昇するが、このとき軸４４が第２膜
体４２に接しているので、第１膜体３８と第２膜
体４２との間の空間の圧力は上昇しない。したが
つて第１膜体３８下面の内容液は押上げられず、
この内容液が口から溢出することはない。
上記実施例では２枚の膜体を用いているが、３
枚以上の膜体を用いてもよいことは明らかであ
る。また太部４８は凸状に限らず軸を太く形成し
てなるものでよい。
枚以上の膜体を用いてもよいことは明らかであ
る。また太部４８は凸状に限らず軸を太く形成し
てなるものでよい。
本考案容器では内容液が口から溢出飛散するこ
とがないので、使用に当り手や衣服を汚すことは
なくまた容器外観も清潔である。
とがないので、使用に当り手や衣服を汚すことは
なくまた容器外観も清潔である。
したがつてこの容器は小型であることを必要と
するマスカラ液、アイライナ液、マニキユア液等
の化粧料の容器として最適である。
するマスカラ液、アイライナ液、マニキユア液等
の化粧料の容器として最適である。
第１図は従来例容器の縦断正面図、第２図は本
考案一実施例の縦断正面図、第３図は同使用状態
の縦断正面図である。 ３０……容器、３２……瓶、３２ａ……口部、
３４……蓋、３６，４０……孔、３８……第１膜
体、４２……第２膜体、４４……軸、４６……ブ
ラシ、４８……太部。
考案一実施例の縦断正面図、第３図は同使用状態
の縦断正面図である。 ３０……容器、３２……瓶、３２ａ……口部、
３４……蓋、３６，４０……孔、３８……第１膜
体、４２……第２膜体、４４……軸、４６……ブ
ラシ、４８……太部。
Claims (1)
- 口部を有する瓶と、この口部に冠着する蓋と、
この蓋内底面から瓶内に伸びる軸と、この軸先端
に取付けられたブラシと、前記口部内に設けら
れ、中央に孔を有し、弾性体よりなり、前記軸外
周に付着した内容液を拭去する第１膜体と、この
第１膜体より瓶の内方に設けられ、中央に孔を有
し、弾性体よりなり、前記軸を瓶内に挿入する
際、軸に摺接し、瓶の内圧の上昇をシールする第
２膜体と、前記軸外周に形成され、前記口部内面
の前記第１膜体より口側の部分に摺接し、この部
分に付着した内容液をブラシ挿入時に瓶内へ押込
む太部とを有することを特徴とする塗布ブラシ付
液用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1253682U JPS58115110U (ja) | 1982-02-02 | 1982-02-02 | 塗布ブラシ付液用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1253682U JPS58115110U (ja) | 1982-02-02 | 1982-02-02 | 塗布ブラシ付液用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58115110U JPS58115110U (ja) | 1983-08-06 |
| JPH0131131Y2 true JPH0131131Y2 (ja) | 1989-09-25 |
Family
ID=30025100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1253682U Granted JPS58115110U (ja) | 1982-02-02 | 1982-02-02 | 塗布ブラシ付液用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58115110U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH053158Y2 (ja) * | 1986-09-17 | 1993-01-26 | ||
| JP5293027B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2013-09-18 | 花王株式会社 | 液状化粧料塗布容器 |
| FR2951621B1 (fr) * | 2009-10-27 | 2012-04-13 | Oreal | Dispositif comportant un applicateur de produit cosmetique ou de soin. |
-
1982
- 1982-02-02 JP JP1253682U patent/JPS58115110U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58115110U (ja) | 1983-08-06 |
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