JP3405814B2 - 流動性製品のアプリケーターアセンブリ - Google Patents

流動性製品のアプリケーターアセンブリ

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JP3405814B2
JP3405814B2 JP12289394A JP12289394A JP3405814B2 JP 3405814 B2 JP3405814 B2 JP 3405814B2 JP 12289394 A JP12289394 A JP 12289394A JP 12289394 A JP12289394 A JP 12289394A JP 3405814 B2 JP3405814 B2 JP 3405814B2
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
    • A45D40/262Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like
    • A45D40/265Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container
    • A45D40/267Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container comprising a wiper

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動性製品、特に化粧
用製品のアプリケーターアセンブリに関する。
【0002】この流動性製品は、液体の形態であっても
よいし、クリーム形態でも、あるいは多少なりとも粘着
性を有するペースト形態でもよい。この流動性製品とし
ては、例えば、マスカラやアイライナーがある。
【0003】
【従来の技術】このタイプのアプリケーターアセンブリ
は、周知の方法によれば、首を備えた瓶、通常はねじっ
てその首の上に締められ、その瓶の口を塞ぐ蓋、および
その蓋にしっかりと取り付けられたワンド(棒状体)の
上に締められるアプリケーター(塗布部材)から成る。
これらのアセンブリはまた、周知の方法によれば、一般
に弾力性に富むこすり落とし用のリップを備えた拭き取
り器を含んでいる。この拭き取り装置は、瓶の首の上に
締められ、製品が取り出される時に、アプリケーターか
ら余分な製品を取り除くためのものである。アプリケー
ターは、通常、段面積がワンドの寸法よりも大きい寸法
の部分をその長さ方向の一部に有している。これらのア
センブリにおいては、蓋が瓶の上に締められる収納状態
にあるとき、アプリケーターは製品の中に沈められ、ア
プリケーターの土台となっているワンドは拭き取り器を
通過する。製品を取り出すために蓋が取り外されると
き、アプリケーターは拭き取り器を通過し、拭き取り器
のリップはアプリケーターをこすって、余分な製品をア
プリケーターから取り除く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このタ
イプのアプリケーターアセンブリには欠点がある。拭き
取り器のリップには一般的に開口を有する。その開口部
の断面は、アプリケーターの土台となっているワンドの
断面とおよそ同じ大きさである。なぜなら、アセンブリ
の漏れ防止性を確実にするためには、こうする必要があ
るからである。このような条件では、ワンドはピストン
として作用し、そのワンドが取り外されるときに、瓶の
中の圧力の低下が発生する。アプリケーターが拭き取り
器を通過するとき、拭き取られた製品は圧力低下の効果
で吸い取られ、アプリケーターの端部に付着する。この
ようにして、製品の滴や小滴がアプリケーターの端部に
生じ、メーキャップの手順の支障となり、アプリケータ
ーの目詰りしやすくなる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、アプリケーターの出し入れの際
に、瓶の中の圧力の低下が発生するのを防止でき、しか
も流動性製品の漏れを回避することができる流動性製品
のアプリケーターアセンブリを得ることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の流動性製品のア
プリケーターアセンブリは、流動性製品、特に化粧製品
の塗布用のアセンブリであって、瓶と、前記瓶を密閉す
るための蓋と、該蓋にしっかりと取り付けられたワンド
の端部に配置されたアプリケーターと、リップを有する
拭き取り器とを備えている。このアプリケーターは、蓋
が締められる時には、瓶の中に完全に沈められ、ワンド
が拭き取り器を通過する。またこのアプリケーターは、
蓋が瓶から取り外され製品が取り出される時には、その
全体が拭き取り器を通過する。拭き取り器のリップに
は、少なくともその一部にフロック状繊維を用いてフロ
ックが植え付けられている。
【0007】フロック植え付けは、以下の周知の方法で
行われる。即ち拭き取り器のリップを少なくとも部分的
に、結合剤または液体接着剤を用いて、噴射または浸漬
により、コーティングする。そして結合剤の塗装された
拭き取り器を、つるされたフロック状繊維の床の中に通
す。繊維は、塗装された表面に静電引力によって付着さ
れ、また、大半の場合、繊維は塗装された表面にほぼ垂
直方向に植え付けられる。フロック状繊維は、ナイロ
ン、綿、ポリエステル、またはレーヨンから有効に作る
ことができる。その長さは、一般的に0.2mmから2
mmの間である。本発明のアプリケーターアセンブリに
おいては、ワンドは、断面寸法として、拭き取り器の開
口部の寸法よりも小さい寸法を有するのが好ましい。つ
まり、ワンドが拭き取り器を通過するのにちょうど必要
なだけのゆとり(クリアランス)を持つのに必要な寸法
だけ小さい寸法であるのが好ましい。したがって、フロ
ック状繊維は、少なくとも拭き取り器のリップとワンド
との間の隙間を埋めるのに必要なだけの長さを持つのが
好ましい。例えば、リップの開口部が円形であり、ワン
ドが円筒形である場合には、フロック状繊維は、少なく
とも開口部の半径とワンドの断面の半径との差に等しい
だけの長さであるのが有効である。しかしながら、フロ
ック状繊維は、特に余分な製品を取り除かねばならない
アプリケーターの端部の機能次第では、それよりも長く
ても、また、ずっと長くてもよい。
【0008】好ましい実施例によれば、アプリケーター
の土台となっているワンドは、リストイクション(縮径
部)を備えている。これは、蓋が締められている収納態
勢にあるときには、拭き取り器のリップと同じ高さにな
るように位置する。これにより、フロック状繊維が、拭
き取り器のリップとワンドの、リストリクション以外の
部分との間の隙間を埋めるのに必要である長さよりもず
っと長い長さであるときにも、収納中もワンドがフロッ
ク状繊維を押しつぶすことが避けられる。
【0009】所与の拭き取り器を所与のワンドを備えた
所与のアプリケーターに適合させるために、フロック状
繊維の長さを修正できることが、本発明の一つの利点で
あることは注意されるべきである。換言すれば、単にフ
ロック状繊維の長さを修正するだけで、一つの同じ拭き
取り器をいくつものタイプのアプリケーターに適合させ
ることが可能であり、これは産業的な観点からすれば好
都合である。
【0010】本発明に基づいて用いられる拭き取り器
は、このタイプのアプリケーターアセンブリの場合、特
にマスカラ用のアプリケーターアセンブリの場合には、
周知のどのような形のものでもよい。拭き取り器のリッ
プによって形成された開口部は、例えば、円形でも、長
円形でも、また矩形でもよい。星形であってもよい。拭
き取り器は、スカートを備えていてもよいし、スカート
を備えていなくてもよい。スカートを備えている場合に
は、より大きな弾力性を与えるために、スカートに割れ
目があってもよい。拭き取り器は、単一の部品の一部、
または二つの異なる部品の一部を形成する二つの段を備
えていてもよい。二段型拭き取り器においては、好まし
くは第一の段のみに、即ち蓋から最も遠い段のみに、本
発明に基づいてフロックが植え付けられる。
【0011】拭き取り器のリップの開口部は、化粧用製
品のアプリケーターの場合、一般にその断面寸法の最大
値を、2mmから15mmの間で変えることができる。
【0012】周知の方法によれば、拭き取り器は、硬性
または半可撓性の熱可塑性樹脂材料から、あるいはエラ
ストマーから成形することができる。
【0013】アプリケーターは、このタイプのアプリケ
ーターアセンブリの周知のどのようなアプリケーターで
もよい。アプリケーターは、例えば、ブラシ、微細ブラ
シ、プラスチック泡またはキャピラリフェルトから作ら
れるチップ、特に円錐形チップ、あるいはフロックの植
え付けられたチップから構成することができる。
【0014】
【作用】この発明においては、拭き取り器のリップの上
にフロック状繊維があることによって、アプリケーター
の土台となっているワンドが取り出される時に、もはや
全く圧力の低下が発生しないほどの十分な空気の入れ替
えが瓶の中で達成できることが分かっている。またその
一方で、瓶の中に含まれた製品に関しても十分な漏れ防
止性を維持できることも分かっている。アプリケーター
の端部に製品の滴あるいは小滴が発生することは事実上
なく、またたとえ発生した場合でも、アプリケーターが
通過したあとでフロック状繊維が絞りのように締め付
け、アプリケーターの端部の余分な製品をこすり落と
す、かつ/または吸収する。さらに、フロック状繊維が
ない場合に比べて、ワンドがよりきれいな状態を保つこ
とも認められる。また、フロック状繊維があっても、ア
プリケーターの上に残っている製品の有効量が変化する
ことがないことも認められる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を数例、添付の図面を
参照しながら記述する。これを読むことによって、本発
明をよりよく理解することが可能である。これらの実施
例は全くの例示であって、本発明をそれに限定して示す
わけではない。
【0016】図1に示すアプリケーターアセンブリ全体
を参照番号1で表示している。このアプリケーターアセ
ンブリは、瓶2、瓶2の上に締められた蓋3、蓋3にし
っかりと取り付けられたワンド5を土台としているアプ
リケーター4、および拭き取り器6から構成される。
【0017】瓶2は、首22に接合される円筒形の胴2
1から構成され、胴21は、首22よりも肩23の分だ
け小さい直径である。首22は、その外側にねじ山24
を備えている。
【0018】蓋3は、円形平面土台31および円筒形ス
カート32を有する。円筒形スカート32は、円形の断
面を有し、その内部の表面には、首22のねじ山24と
ぴったりとかみ合うことのできるねじ山33を備えてい
る。
【0019】アプリケーター4は、例えば、一般的な円
錐形の渦巻ブラシである。前記ブラシは、ワンド5の上
に締められる。このワンド5の端部は、円筒形のはめ込
み型スカート51になっており、このスカート51の外
径は、必要なゆとり分を除いて、スカート32の内径と
等しい。スカート51は、蓋3の中に圧入されている。
ワンド5は、円筒形要素52と、それに備え付けられそ
れよりも直径の小さいリストリクション53から構成さ
れる。リストリクション53は、収納態勢にあるとき、
即ち、蓋3が瓶2の上にねじって密閉されるとき、前記
リストリクション53が拭き取り器6のリップと同じ高
さに位置するように配置される。
【0020】図1に示す拭き取り器6は、スカートを備
えたタイプのものである。この拭き取り器6は、はめ込
む時の必要なゆとり分を除いて、首の内径に等しい外径
の第一の円筒形要素61を有する。前記要素61は一方
の端部に、首22の開いた端部の上に支えられる外縁保
持用突縁(フランジ)62を備えている。もう一方の端
には拭き取り器6のリップを形成する円筒形スカート6
3を備えている。このリップ63は、部分的にフロック
状繊維64で覆われる。これらの繊維は、リップ63の
端部の上、およびリップ63の外部表面および内部表面
のある高さのところまで植え付けられている。
【0021】収納態勢では(図1に示したように)、蓋
3は瓶2の首22の上にねじ込まれる。アプリケーター
4は、瓶2の胴21の中に入れられ、塗られる製品の中
に沈められる。ワンド5の円筒形要素52のリストリク
ション53は、拭き取り器6のリップ63の高さに位置
する。
【0022】利用者が製品を取り出すことを望むときに
は、蓋3をひねって開け、アプリケーター4の土台とな
っているワンド5を引っ張り出す。円筒形要素52は、
拭き取り器6のリップ63の中に入り、そこでフロック
状繊維64と接触する。円筒形要素と拭き取り器6のリ
ップ63との間にフロック状繊維64があるために、空
気が瓶2の中に入り込むことが可能になり、圧力の低下
が生じない。アプリケーター4は、その後拭き取り器6
のリップ63を通過する。拭き取り器のリップ63は、
アプリケーター4に付着した余分な製品を取り除く。利
用者はこうして製品の塗布を行うことができる。塗り終
わった後で、利用者はアプリケーターを瓶2の中に戻
し、蓋3をねじって密閉する。アプリケーターアセンブ
リは、引き続いていつでも使うことができる。
【0023】図2は、その全体を106で表示する星形
の拭き取り器を示している。この拭き取り器は、外縁保
持用突縁(フランジ)162の土台となっている円筒形
要素161から構成される。拭き取り器106のリップ
163は、半球型の土台から構成され、この半球型の土
台は要素161の端部を形成し、またタブを形成するよ
うに星形に割られている。ここでは四つのタブが示され
ている。フロック状繊維164は、タブの外側表面およ
び内側表面、ならびにタブの内側表面の端部に部分的に
植え付けられる。
【0024】図3は、その全体を206で表示する割れ
目のあるスカートを備えた拭き取り器を示している。こ
の拭き取り器は、円筒形要素261を有している。この
要素261の一方の端には外縁保持用突縁(フランジ)
262が、もう一方の端には拭き取り用リップ263が
備わっている。このリップ263は、円錐形のスカート
から構成されている。このスカートには、正反対に位置
し、その高さの大部分にわたって延びている二つの縦の
割れ目265が備わっている。フロック状繊維264
は、リップ263の端部の、リップ263の外側表面お
よび内側の表面の一部に付着される。
【0025】図4(a)および図4(b)は、それぞ
れ、瓶302Aおよび302Bを示し、それぞれの瓶の
首の上には、スカートを有さない拭き取り器306Aお
よび306Bがはめ込まれる。リップ363Aおよび3
63Bは、断面が三角形の環状の突縁から構成され、円
形の開口部366Aおよび366Bを構成している。従
来技術に対応する図4(a)において、開口部366A
は、必要なゆとり分を除いて、アプリケーター304A
の土台となっているワンド305Aの直径と同じ直径を
有することが分かる。この方法によれば、瓶の中に入っ
ている製品の漏れは収納中は防止されるが、製品が取り
出される時にワンド305Aが取り外されると、瓶30
2A中に圧力の低下が生ずる。アプリケーターから拭き
取られた製品は、瓶の中に落ちて戻るのではなく、圧力
の低下によって吸い取られ、アプリケーターの端部に付
着し、その上にメーキャップの手順の支障となる滴また
は小滴が生ずる。
【0026】本発明による拭き取り器を図4(b)に示
す。本発明による拭き取り器306Bにおいては、リッ
プ363Bは、その内側表面および外側表面ならびにそ
の端部にフロック状繊維364を備えている。この図に
よると、リップ366Bの開口部の直径がワンドの直径
よりも大きいことが分かり、またフロック植え付けによ
って付着された繊維が、開口部366Bの端部とワンド
305Bとの間の環状の隙間を埋めていることも分か
る。アプリケーターの十分な拭き取りがこのようにして
達成され、同時に空気が通うのも可能になる。その結
果、アプリケーターのチップに製品の滴または小滴が生
ずることはもはやない。拭き取り用リップ363Bを形
成する環状の突縁もまた、瓶に向かって面している表面
にフロック状繊維を備えている。これらの繊維には、拭
き取られた製品が拭き取り器306Bの開口部の方に戻
る流れに歯止めをかける利点があり、その結果、拭き取
られた製品がアプリケーター304Bに戻ることを防止
する。
【0027】図5は、本発明による拭き取り器406を
示しており、この拭き取り器406は二つの段を有し、
各段は単一の部品から構成される。この拭き取り器40
6は、円筒形要素から形成され、その一方の端には外側
に向かって広がった保持用突縁(フランジ)462が備
わっている。もう一方の端には内側に向かって面した拭
き取り用リップ463が備わっていて、軸状円形開口部
466が設けられている。フロック状繊維464は、拭
き取り用リップ463の内側表面および外側表面、なら
びにリップ463の端部に付着される。要素461の内
側には、第二の拭き取り用の段を形成する第二の突縁4
67が配置される。この第二の突縁467は、フロック
状繊維を有さない。
【0028】図6は、二つの段を有する拭き取り器50
6を示している。この二つの段は、2つの部品から構成
されている。第一の部品は、外側に向かって広がった保
持用突縁(フランジ)562の土台となっている円筒形
要素561、および第二の拭き取り用の段を形成する内
部突縁(フランジ)567を構成している。第二の部品
は、拭き取り用リップ563を形成している。この部品
は、グルーブ/ビードシステムによって要素561には
め込まれ、軸上開口部566を設けた円錐形突縁を形成
している。突縁563の外側表面および内側表面、なら
びに突縁563の端部は、フロック植え付けによって繊
維564で覆われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアプリケーターアセンブリの第1
の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明による拭き取り器の別の変形例を示す斜
視図である。
【図3】本発明による拭き取り器のまた別の変形例を示
す斜視図である。
【図4】本発明の流動性製品のアプリケーターアセンブ
リを従来のものと比較して示す図である。図4(a)は
従来技術によるアプリケーターアセンブリを示す縦部分
断面図である。図4(b)は本発明によるアプリケータ
ーアセンブリを示す縦部分断面図である。
【図5】本発明による拭き取り器のさらに別の変形例を
示す縦断面図である。
【図6】本発明による拭き取り器のさらに別の変形例を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 アプリケーターアセンブリ 2 瓶 3 蓋 4 アプリケーター 5 ワンド 6、106、206、306A、306B、406、5
06 拭き取り器 52、305A、305B 円筒形要素 53 リストリクション 63、163、263、363A、363B、463、
563 リップ 64、164、264、364、464、564 フロ
ック状繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 34/04 515

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動性製品の塗布用のアセンブリであっ
    て、 流動性製品を収容する瓶と、 該瓶に締め付けられ、該瓶の口を塞ぐ蓋と、 該蓋にしっかりと取り付けられた棒状体(以下ワンドと
    いう。)の端部に配置されたアプリケーターと、 リップを有し、該瓶にはめ込まれた拭き取り器とを備
    え、 該蓋が該瓶に締められるとき、該アプリケーターが該瓶
    の中に完全に沈められ、かつ該ワンドが該拭き取り器を
    通過し、 該蓋が該瓶から取り外され、製品が取り出されるとき、
    該アプリケーターが該拭き取り器を完全に通過するよう
    構成され、 該拭き取り器のリップは、群がる繊維(以下フロック状
    繊維という。)を少なくともその一部に植え付けてなる
    毛くず(以下フロックという。)を有する流動性製品の
    アプリケーターアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記フロック状繊維がナイロン、綿、ポ
    リエステル、またはレーヨンからなる請求項1に記載の
    流動性製品のアプリケーターアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記フロック状繊維が0.2mmから2
    mmの間の長さを有する請求項1または2に記載の流動
    性製品のアプリケーターアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記ワンドは、断面において、リップの
    開口部の寸法よりも小さな寸法を有し、かつ前記フロッ
    ク状繊維が、少なくとも前記拭き取り器の前記リップと
    該棒状体との間の隙間を埋めるのに必要なだけの長さを
    有する請求項1ないし3のいずれかに記載の流動性製品
    のアプリケーターアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記ワンドは、前記蓋が締められるとき
    に、前記拭き取り器の前記リップの高さに位置する縮径
    部を備えており、かつ前記フロック状繊維が、該拭き取
    り器の該リップと該棒状体の,縮径部以外の部分との間
    の隙間を埋めるのに必要である長さよりも長い長さを有
    する請求項4に記載の流動性製品のアプリケーターアセ
    ンブリ。
  6. 【請求項6】 前記拭き取り器の前記リップによって形
    成される前記開口部が、円形、長円形、矩形、または星
    形であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の流動性製品のアプリケーターアセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記拭き取り器が、スカートを有さな
    い、割れ目のないスカートまたは割れ目のあるスカート
    を有する、あるいは二つの段を有する請求項1ないし6
    のいずれかに記載の流動性製品のアプリケーターアセン
    ブリ。
  8. 【請求項8】 前記拭き取り器が二つの段を有する拭き
    取り器であり、かつその第一の段のみにフロックが植え
    付けられている請求項7に記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記拭き取り器の前記リップの前記開口
    部の段面寸法の最大値が、2mmから15mmの間であ
    る請求項1ないし8のいずれかに記載の流動性製品のア
    プリケーターアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記アプリケーターがブラシ、発泡
    ラスチックから作られた先端部、キャピラリフエルト
    ら作られた先端部、フロックの植え付けられた先端部
    あるいは微細ブラシである請求項1ないし9のいずれか
    に記載の流動性製品のアプリケーターアセンブリ。
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