JP3813209B2 - 遊技機島 - Google Patents

遊技機島 Download PDF

Info

Publication number
JP3813209B2
JP3813209B2 JP23702195A JP23702195A JP3813209B2 JP 3813209 B2 JP3813209 B2 JP 3813209B2 JP 23702195 A JP23702195 A JP 23702195A JP 23702195 A JP23702195 A JP 23702195A JP 3813209 B2 JP3813209 B2 JP 3813209B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
island
gaming machine
machine
curtain
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23702195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0975536A (ja
Inventor
孝俊 武本
正行 鶴見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to JP23702195A priority Critical patent/JP3813209B2/ja
Publication of JPH0975536A publication Critical patent/JPH0975536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3813209B2 publication Critical patent/JP3813209B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、列をなすよう並設される複数の遊技機と、各遊技機で使う遊技媒体や該遊技媒体の貸出しと引き換えに取り込まれる紙片を処理する遊技関連設備とから構成される遊技機島に関する。ここで遊技機とは、主としてパチンコ台を指すものであり、遊技媒体はパチンコ球である。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機島としては、例えば、図9に示すようなものがある。
このような遊技機島1では、その組立時における個々のパチンコ台2や球貸機3の取付けは、フロア上に固設された島の骨格内に予め位置決めされた所定スペース毎に、パチンコ台2等を正面側より嵌込むようして固定していた。このようにパチンコ台2や球貸機3を複数並設してなる島中段の上には、パチンコ球を各パチンコ台2等に供給する給配樋5や連通部材6等の関連設備が内設された島上段が一体的に構築されている。
【0003】
島上段には、その下のパチンコ台2の数台毎に対応するように区分された幕板7が開閉可能に装着されている。かかる幕板7は島上段の外壁をなすよう通常は閉じられているが、開けた際には内部の連通部材6や補給樋5を点検することができ、連通部材6における球詰まり等を解消できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来の遊技機島1では、島中段をなす各パチンコ台2は島骨格内にて予め位置決めされた所定スペース内に固定するので、遊技機島1の組立時にパチンコ台2の取付位置に誤差が生じたり、急に異なる横幅のパチンコ台に変更するような場合には、その取付位置を調整変更するようなことは極めて困難であった。特に、パチンコ台2はメーカーや機種毎に横幅寸法が多少異なるため、最初から厳密な位置決めを行いその位置に各パチンコ台2を取付けるような作業は非常に煩わしく、時間がかかり、コストアップの要因になるという問題点があった。
【0005】
また、島のパチンコ台2を新しい機種のパチンコ台2と交換するような場合、かかる交換作業はパチンコ台2を1台ずつ取外したり、取付けなければならず面倒であり、更に、新たに導入するパチンコ台の横幅が前の台と異なる場合には、既存の台用のスペースに新たな台の寸法が合致しないから、交換作業は非常に困難であった。
【0006】
ところで、従来にない新たな構成により、仮にパチンコ台2を自由に島長手方向へ移動させて島端から順次詰めるように取付けられるとすると、予めパチンコ台2の厳密な位置決めを行う必要がなくなり、しかも後から取付位置の誤差を解消したり、新たな台への交換作業も容易化できるが、次のような問題が予想される。
【0007】
すなわち、かかるパチンコ台2の島長手方向への移動による位置調整や交換によって、今度は各パチンコ台2に対応すべく位置決めされて島上段側に設けられていた幕板7と、各パチンコ2台との位置関係がずれる事態を招いてしまう。このような時、従来の単に開閉可能な幕板7ではパチンコ台2の移動には全く対処できず、例えば外観上問題となり、特に幕板上に各パチンコ台毎に対応するような紙片投入口や呼出しボタン等を設ける場合には、これらとパチンコ台との位置関係がずれてしまい、遊技者に不便をきたすおそれもある。
【0008】
本発明は、以上のような従来技術の有する問題点に着目してなされたもので、島中段をなす各遊技機を島長手方向に移動させて配置したり容易に位置調整することができ、しかも、各遊技機の移動に対応させてその上の幕板をも最適な位置に適宜調整したり、更には幕板自体の長さも変えることができる遊技機島を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の項に存する。
列をなす複数の遊技機(11)とその関連設備とを備え、関連設備がそれぞれ内設された島下段(10A)と島上段(10C)との間に、前記複数の遊技機(11)をその列と平行な島長手方向に移動可能に設置して島中段(10B)を構築した遊技機島であって、
前記島上段(10C)の外壁をなす幕板(60,60A,60B)は、中央板部(61)と該中央板部(61)の両端(61a,61a)縁よりそれぞれ側方に出没可能な一対の側板部(62,62)を重ねて構成し、該中央板部(61)と一対の側板部(62,62)よりなる幕板(60,60A,60B)を、前記島上段(10C)を構成する枠組に設けられた上レール(45)と下レール(43)間に摺動可能に挟持して配設したことを特徴とする遊技機島に存する。
【0012】
次に前述した解決手段に基づく作用を説明する。
請求項1に係る遊技機島によれば、島中段(10B)は、複数の遊技機(11)を、島下段(10A)と島上段(10C)との間に島長手方向に移動させつつ列をなすよう設置すればよく、各遊技機(11)を移動させて島端から順次並ぶよう詰めればよい。それにより、島組立て時に各遊技機(11)の取付スペースの厳密な位置設定が不要となり、島の組立て作業を能率的かつ迅速に行なうことができる。
【0013】
また、遊技機(11)の設置後においても、遊技機(11)を島長手方向に適宜移動させて取付位置の誤差を解消することもできる。また、島中段(10B)の遊技機(11)を新しい機種と交換するような場合には、かかる交換作業は遊技機(11)を1台ずつ移動させて島端から外し、新たに導入する遊技機(11)を、その横幅を気にすることなく端から順に詰まるように配置すればよい。
【0014】
更に、遊技機(11)の移動に応じるように、島上段(10C)の外壁をなす幕板(60,60A,60B)も各遊技機(11)毎に対応するような適当な位置に移動させることができる。すなわち、遊技機(11)の移動に起因して、各遊技機(11)に対応すべく位置決めされた幕板(60…)と各遊技機(11)との微妙な位置関係がずれたとしても、幕板(60…)を遊技機(11)の移動に対応するよう動かせばよく、外観を損なうことがない。特に幕板(60…)上に各遊技機(11)毎に対応した紙片投入口や呼出しボタン等が配設されている場合には、これらを幕板(60…)ごと遊技者が操作し易いような位置に適宜調整することができる。
【0015】
更にまた、幕板(60)は島長手方向に移動できるのみならず、それ自体の長さも島長手方向に伸縮自在であるため、新たに導入する遊技機(11)の横幅が前のものと異なる場合でも、変化する遊技機列の長さに十分対応することが可能であり、簡易な構成により幕板(60)を確実かつ十分に伸縮させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の各種の実施形態を説明する。
図1〜図6は本発明の第1の実施の形態を示している。
本実施形態に係る遊技機島10は、列をなす複数の遊技機11,11…や、各遊技機11で使う遊技媒体であるパチンコ球を貸し出す球貸機12、それに紙片搬送装置50、ベルト式揚送研磨装置80等の関連設備から構成されている。かかる遊技機島10は、島土台をなす島下段10A、各遊技機11や球貸機12が列をなす島中段10B、それに島最上部をなす島上段10Cから成る。
【0017】
図1及び図2に示すように、島下段10Aは、腰板31と天板32とが一体的に箱状に形成され、島全体を支える強度を備えた腰部支持体が主要部を成している。腰部支持体の内部には大容量の貯留タンク33が配設されている。貯留タンク33は、各遊技機11から排出されたパチンコ球をそのまま貯留するものであり、腰板31の内側に沿うように嵌込まれている。また、貯留タンク33の両側端には、島端付近に位置する遊技機11から排出された球をタンク内へ導くための球受樋35が配設されている。
【0018】
貯留タンク33の傾斜した底部の最下部位が位置する島中央には、貯留タンク33内の球を研磨しながら島上段10Cへ揚送するためのベルト式揚送研磨装置80が立設されている。このベルト式揚送研磨装置80は、粒状研磨剤と球とを螺旋体で攪拌する従来の装置とは異なり、図示省略したが対接し合う一対の無端ベルトを上下方向に延びるように配し、各無端ベルト間に球を挾持して揚送するベルトコンベヤから成る。ここで無端ベルトは、例えば6ナイロンまたは66ナイロンから成形された研磨材を主成分とし、他に静電気除去材、研磨増強材を混入したり、他の合成樹脂、繊維物質等より成形されるものである。
【0019】
図1に示すように、島下段10Aの天板42上には、各遊技機11の下端が島長手方向に摺動可能に嵌合する下方レール部材21が設けられており、後述する島上段10Cの下面部42には、各遊技機11の上端が島長手方向に摺動可能に嵌合する上方レール部材22が設けられている。そして、島中段10Bは、上方レール部材22と下方レール部材21との間に、各遊技機11を摺動させて配置して成り、各遊技機11は、島下段10A上に立設された中段支持体20を間にして前後2列に配されている。
【0020】
下方レール部材21は、各遊技機11の下端が摺動可能に嵌合するよう遊技機11の奥行幅に合致した略コ字形断面に形成されている。かかる下方レール部材21は、島下段10Aの天板32上にそのまま固設されている。上方レール部材22は、各遊技機11の上端が摺動可能に嵌合するように、遊技機11の上端面に沿うと共に背面側へも垂下した略L字形断面に形成されている。かかる上方レール部材22は、島上段10Aの下面部42に取付ネジ23により固定されている。
【0021】
島中段をなす遊技機11は、本実施形態ではパチンコ台である。すなわち、遊技機11は、ハンドル操作によってパチンコ球を盤面上に打ち出し、打球の入賞を競い楽しむものであり、正面側には球を機内に導入する前皿や、球貯留用の予備皿等が設けられている。各遊技機11間に介装された球貸機12は、後述する紙幣識別機70(図3参照)からの信号を受けた際に、相当数の球を計数しつつ払い出すものである。かかる球貸機12は遊技機11と略同一の奥行幅に設定されており、球貸機12も各遊技機11と伴に、上下のレール部材21,22間を摺動させて配置されている。
【0022】
図1〜図3に示すように、前記島中段10Bの上側に構築される島上段10Cは、その下面部42や上面部44、仕切り板40等から構成された枠組内に、紙幣を島長手方向に搬送する紙片搬送装置50や、各遊技機11にパチンコ球を供給する給配樋41等を配設して成る。ここで紙片搬送装置50は、島長手方向に延びるように張設したベルトコンベヤから成るものである。また、給配樋41は、所定間隔おきに設けられた仕切り板40間にて高さ位置を調整できるようになっている。なお、図示省略したが給配樋41の途中箇所には、各遊技機11及び各球貸機12に対応した球の供給部材が取付けられている。
【0023】
島上段10Cの枠組には、外壁をなす幕板60,60A,60Bが、遊技機列上に沿って島長手方向に移動可能に配設されている。幕板60は島長手方向にある程度伸縮自在に構成されているが、伸縮しない通常の幕板60Aは遊技機11の1台分に対応した長さに設定され、また、別の幕板60Bは遊技機11の2台分に対応した長さに設定されている。
【0024】
図3に示すように、島下段10Aの下面部42の前端縁には、各幕板60,60A,60Bの下端が島長手方向に摺動可能に嵌合する下レール43が設けられており、一方、上面部44の前端縁には、各幕板60,60A,60Bの上端が島長手方向に摺動可能に嵌合する上レール45が設けられている。すなわち、各幕板60,60A,60Bは、島上段10C内の関連設備を隠蔽すべく下レール43と上方レール45との間に、島端より摺動させて適所に配置されている。
【0025】
更に詳しく言えば、図4〜図6に示すように、伸縮自在な幕板60は、中央板部61に、その両端61a,61aよりそれぞれ側方に出没可能な一対の側板部62,62を重ね合わせて成る。中央板部61や側板部62は、それらの上下端間が円弧形断面になるよう形成され、互いに重なり合うようにスライド可能に連結されている。また、側板部62の外端にはキャップ63が嵌着されている。図4及び図6(a)に示す幕板60は、最小限の長さに縮めた状態ものであり、一方、図5及び図6(b)に示す幕板60は、中央板部61の両側方より側板部62,62を最大限に伸ばした状態のものである。
【0026】
図2及び図3に示すように、各幕板60,60A,60Bの裏側の要所には、その真下の各遊技機11毎に対応するよう紙幣識別機70が配設されている。紙幣識別機70の前側には紙片投入口71が連通しており、紙幣識別機70の後側には投入された紙幣を紙片搬送装置50のベルト上に導くガイド通路72が接続されている。
【0027】
紙幣識別機70は、紙片投入口71に投入された紙幣或はカード類の額に応じたパチンコ球の払い出しを球貸機12に指令するものである。具体的には紙幣識別機70は、インターフェース,CPU,RAM,ROM等を含んだマイクロコンピュータを具備して成り、遊技者が紙片投入口71に投入した紙幣を磁気・光方式で特定する識別部等も備えている。
【0028】
次に第1の実施の形態における作用を説明する。
遊技機島10の島下段10Aはフロア上に固設するが、その上の島中段10Bは、島下段10A側の下方レール部材21と島上段10C側の上方レール部材22との間に、各遊技機11や球貸機12を島長手方向に移動させつつ列をなすよう設置すればよい。それにより、島組立て時に各遊技機11の取付スペースの厳密な位置設定が不要となり、単に各遊技機11や球貸機12を島端から順次並ぶように詰めれば適所に配置でき、島の組立て作業を能率的かつ迅速に行なうことができる。
【0029】
また、遊技機11の設置中において、遊技機11を島長手方向に適宜移動させて取付位置の誤差を解消することもできる。例えば、各遊技機11の島長手方向における左右位置が、島前方に設置される椅子に対してずれるような場合には、それに応じて遊技機11を島長手方向へ移動させて位置ずれを容易に解消でき、遊技機11の操作上都合のよい配置に調整すればよい。
【0030】
遊技機島10の組立て後において、島中段10Bを構成する遊技機11を新しい機種と交換するような場合には、かかる交換作業は遊技機11を1台ずつ移動させて島端から外し、新たに導入する遊技機11を、その横幅を気にすることなく端から順に詰まるように配置すればよく、従来煩雑であった遊技機の交換作業も非常に簡単に行なうことができる。
【0031】
更にまた、遊技機11の移動に応じるように、島上段10Cの外壁をなす各幕板60,60A,60Bも各遊技機11毎に対応するような適当な位置に移動させて設置したり、後から位置調整することもできる。すなわち、遊技機11の移動に起因して、各遊技機11に対応すべく位置決めされた各幕板60,60A,60Bと各遊技機11との位置関係がずれたとしても、各幕板60,60A,60Bを遊技機11の移動に対応するよう適宜動かせばよく、外観を損なうことがない。
【0032】
特に、図2に示すように、各幕板60,60A,60B上に各遊技機11毎に対応した紙片投入口71や呼出しボタン(図示せず)等が配設されている場合には、これらを幕板60,60A,60Bごと遊技者が操作し易いような各遊技機11の真上に位置するように適宜調整することができる。また、図4〜図6に示す幕板60は単に島長手方向に移動できるのみならず、それ自体の長さも島長手方向に伸縮自在であるため、例えば、新たに導入する遊技機の横幅が前の遊技機11と異なる場合でも、変化する遊技機列の長さに十分対応することが可能である。
【0033】
島上段10C内の給配樋41やその途中に取付けられた供給部材(図示せず)に球が詰まったり、或は紙幣識別機70のメンテナンス時には、伸縮自在な幕板60を図4に示すように最小限の長さに縮めて各幕板60,60A,60Bの間に点検用の隙間を作ればよい。かかる隙間は各幕板60,60A,60Bを移動させて所望の位置にずらすことができる。このような各幕板60,60A,60Bのスライド移動によれば、従来の上下に開閉する幕板7(図9参照)の如く、島上段10C内部の点検や球詰まり解消後に閉じる際に過大な衝撃音が生じたり、島上段10Aが振動するようなこともなく、穏やかに島上段10Aを開閉することが可能となる。
【0034】
図7は本発明の第2の実施の形態を示している。
本実施形態では、下方レール部材21を島下段10Aの天板32の表面上に突出しないよう凹設すると共に、上方レール部材22を島上段10Cの下面部42の表面上に突出しないように凹設したものである。詳しく言えば、天板32には島長手方向に延びる取付用溝32aが形成されており、この取付用溝32aの中に嵌るように下方レール部材21が凹設されている。
【0035】
同様に、島上段10Cの下面部42にも島長手方向に延びる取付用溝42aが形成されており、この取付用溝42aの中に嵌るように上方レール部材22が凹設されている。本実施形態に係る遊技機島10aによれば、下方レール部材21や上方レール部材22が島の外表面上に突出することがなく、島の外観や安全性を損なうことがない。なお、前記第1の実施形態と同種の部位については、同一符号を付し重複した説明は省略する。
【0036】
図8は本発明の第3の実施の形態を示している。
本実施形態では、上方レール部材22を、各遊技機11の上端前後も覆う略コ字形断面に形成し、該上方レール部材22の内面上端と、前記下方レール部材に嵌合した各遊技機11の上端との間に、遊技機種により異なる高さ寸法に対応すべく隙間25を設けている。
【0037】
詳しく言えば、上方レール部材22は上端板とその前後端縁より垂下する前垂れ板,後垂れ板とから成り、前垂れ板や後垂れ板は、様々な遊技機の異なる高さ寸法に対応できる縦巾に形成されている。かかる上方レール部材22は、その上端板の内面が遊技機11の上端から少し離隔して隙間25が生じる高さに位置するように島上段10Cの下面部42に取付けられている。
【0038】
それにより、本実施形態に係る遊技機島10bによれば、遊技機11の高さ寸法が比較的低い場合には、それだけ隙間125は大きくなるが、遊技機11の上端前後は、上方レール部材22の前垂れ板と後垂れ板とにより挾持されている。逆に遊技機11の高さ寸法が比較的高い場合は、前記隙間25が小さくなる分だけ、遊技機11の上端が上方レール部材22に深く嵌合する。
【0039】
このように島中段10Bをなす各遊技機11の高さが不揃でも、高さの違いは懐の深い上方レール部材20によって適宜吸収されるので、遊技機11の摺動性を何ら損なうことなく、外観上も自然に配置させることができる。なお、前記第1,第2の実施形態と同種の部位については、同一符号を付し重複した説明は省略する。
【0040】
なお、本発明に係る遊技機島は図示した各種実施形態に限定されるものではない。図2では1つの遊技機島に伸縮自在な幕板や所定の長さ設定された幕板を組合せるように含ませたが、1つの遊技機島に伸縮自在な幕板だけ、或は所定の長さの幕板だけを含むように構成してもよい。また、遊技機はパチンコ台に限定されるものではなく、例えば、遊技媒体としてメダルを用いるスロットマシン等でもかまわない。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係る遊技機島によれば、各遊技機を島長手方向に移動させることができるから、島構築の際の各遊技機の取付ける配置スペースの厳密な位置設定が不要となり、単に各遊技機を島長手方向に移動させて端から並ぶよう配置すればよく、遊技機の取付け作業が容易となり、コストを低減することができる。また、取付け後における位置ずれも容易に調整したり解消することができ、更には遊技機の交換作業も簡単に行なうことができる。
【0042】
しかも、遊技機の移動に応じるように、島上段の外壁をなす幕板も各遊技機毎に対応するような適当な位置に移動させることができ、外観を損なうことがないし、幕板上に各遊技機毎に対応した紙片投入口や呼出しボタン等が配設されている場合には、これらを幕板ごと遊技者が操作し易いような位置に適宜調整することが可能となる。
また、前記紙幣投入口や呼出しボタン等のメンテナンスが必要となった場合には、幕板は上レールとしたレール間に摺動可能に挟持して配設されているので、伸縮自在の幕板を最小限の長さに縮めて点検用の隙間を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機島を概略的に示す端面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機島を示す正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機島を構成する島上段を拡大して示す端面図である(但し、幕板は断面を示す)。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機島を構成する伸縮自在な幕板を最小幅に縮めた状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機島を構成する伸縮自在な幕板を最大幅に伸ばした状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機島を構成する伸縮自在な幕板の伸縮状態を説明するための正面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機島を概略的に示す端面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機島を概略的に示す端面図である。
【図9】従来の遊技機島を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10a,10b…遊技機島
10A…島下段
10B…島中段
10C…島上段
11…パチンコ台(遊技機)
21…下方レール部材
22…上方レール部材
60,60A,60B…幕板

Claims (1)

  1. 列をなす複数の遊技機とその関連設備とを備え、関連設備がそれぞれ内設された島下段と島上段との間に、前記複数の遊技機をその列と平行な島長手方向に移動可能に設置して島中段を構築した遊技機島であって、
    前記島上段の外壁をなす幕板は、中央板部と該中央板部の両端縁よりそれぞれ側方に出没可能な一対の側板部を重ねて構成し、該中央板部と一対の側板部よりなる幕板を、前記島上段を構成する枠組に設けられた上レールと下レール間に摺動可能に挟持して配設したことを特徴とする遊技機島。
JP23702195A 1995-09-14 1995-09-14 遊技機島 Expired - Fee Related JP3813209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23702195A JP3813209B2 (ja) 1995-09-14 1995-09-14 遊技機島

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23702195A JP3813209B2 (ja) 1995-09-14 1995-09-14 遊技機島

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0975536A JPH0975536A (ja) 1997-03-25
JP3813209B2 true JP3813209B2 (ja) 2006-08-23

Family

ID=17009220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23702195A Expired - Fee Related JP3813209B2 (ja) 1995-09-14 1995-09-14 遊技機島

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3813209B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0975536A (ja) 1997-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3813209B2 (ja) 遊技機島
JP3768272B2 (ja) 遊技機島
JP4094091B2 (ja) 遊技媒体計数装置
JP3805415B2 (ja) 遊技機島
JP6433116B2 (ja) 遊技島
JP3817746B2 (ja) パチンコ島台
JP3841857B2 (ja) 遊技機島の貯留タンク
JP6502057B2 (ja) 遊技機島
JPH09117563A (ja) 遊技機島の貯留タンク
JP4040703B2 (ja) 遊技機島
JPH08206337A (ja) 遊技機島
JP4135804B2 (ja) 遊技島
JPH10108967A (ja) 遊技機島
JP4305450B2 (ja) パチンコ島台
JP4204563B2 (ja) 遊技島
JP2001346934A (ja) 遊技島
JPH09299600A (ja) 遊技機島
JP3980097B2 (ja) 遊技機島
JPH09285630A (ja) 遊技機島
JPH09276529A (ja) 遊技機島
JPH09173611A (ja) 遊技機島
JP2001340618A5 (ja)
JPH08117425A (ja) 遊技媒体貯留タンク、及び遊技機島
JPH09168661A (ja) 遊技機島
JPH08280925A (ja) 遊技機島

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees