JP6433116B2 - 遊技島 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の間隔を隔てて立設される複数の支持体と、該複数の支持体間における該支持体の下端より上方の上方位置に架設される長板状の設置板と、前記設置板の下方に該設置板の長手方向に沿って配設される腰板とを備え、該設置板の長手方向に沿って遊技機が設置される遊技島に関する。
従来の遊技島としては、複数台のパチンコ遊技機を設置可能であるとともに、各パチンコ遊技機から排出された遊技球を受け止めて回収する回収桶(関連設備)を遊技島の下部に備え、該下部を腰板によって被覆しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、パチンコ遊技機を設置する膳板ユニットを備えるとともに、該膳板ユニットの下方において腰板を固定し、更に腰板の下端部と床面との間に遊技者の爪先を配置することが可能な爪先空間を形成しているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−148939号公報 特開2012−125468号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の遊技島のように、腰板と床面との間に爪先空間を形成した遊技島において、設置されている遊技機を、スロットマシン等の回収桶を要さない遊技機から回収桶を要するパチンコ遊技機等に取り替える場合は、遊技島内に設けられた回収桶が爪先空間から遊技者側から見えてしまい、遊技島の見映えが悪くなるばかりか、遊技者の脚が回収桶に接触して該回収桶が破損する虞があるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、設置されている遊技機に応じて、設置板の下方の空間の態様を変化させることができる遊技島を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技島は、
所定の間隔を隔てて立設される複数の支持体(例えば、支持体66L,66R)と、該複数の支持体間における該支持体の下端より上方の上方位置に架設される長板状の設置板(例えば、設置板13a)と、前記設置板の下方に該設置板の長手方向に沿って配設される腰板(例えば、腰板12F,12B)とを備え、該設置板の長手方向に沿って遊技機(例えば、封入式パチンコ遊技機2、通常のパチンコ遊技機2A、スロットマシン3など)が設置される遊技島(例えば、遊技島1)であって、
前記設置板は、前記遊技機にて遊技を行う遊技者側から見て前記腰板の奥側に配設される遊技球回収通路(例えば、回収通路105)が不要な遊技機であって遊技球を用いて遊技を行う第1パチンコ遊技機(例えば、封入式パチンコ遊技機2)と、前記遊技球回収通路が必要な遊技機であって遊技球を用いて遊技を行う第2パチンコ遊技機(例えば、通常のパチンコ遊技機2A)と、を含む複数種類の遊技機を設置可能であり、
前記第1パチンコ遊技機および前記第2パチンコ遊技機のうちの前記第1パチンコ遊技機に対応可能な態様であって前記腰板を当該腰板の下端部が床面から離間するように前記支持体に対し取り付ける第1取付状態にすることにより、前記設置板の下方における前記複数の支持体間の少なくとも下部に遊技者の足を挿入可能な空間(例えば、遊技者側空間400)が形成される第1態様(例えば、図9参照)と、前記第1パチンコ遊技機および前記第2パチンコ遊技機のうちの前記第2パチンコ遊技機に対応可能な態様であって前記腰板を当該腰板の下端部が床面と当接するように前記支持体に対し取り付ける第2取付状態にすることにより、前記設置板の下方における前記複数の支持体間に前記遊技者の足を挿入可能な空間が形成されない第2態様(例えば、図11参照)と、のいずれかに変更可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技島を第1態様とすることで、遊技者の脚が複数の支持体間に形成された遊技者の足を挿入可能な空間を介して設置板より奥側に挿入可能となり、遊技島を第2態様とすることで、遊技者の脚が設置板より奥側に入り込むことが防止される。
本発明の手段1の遊技島は、請求項1に記載の遊技島であって、
前記設置板(例えば、設置板13a)に設置される遊技機(例えば、封入式パチンコ遊技機2、通常のパチンコ遊技機2A、スロットマシン3など)に応じて該設置板を第1上方位置(例えば、横フレーム75,75の上面、図10参照)と該第1上方位置よりも上方の第2上方位置(例えば、設置枠120の上面、図9、図11参照)とに変更可能であり、
前記腰板(例えば、腰板12F,12B)は、第1位置(例えば、貫通孔12b,12cと第2螺着孔75a,75bとが合致する位置、図7(B)参照)と該第1位置よりも上方の第2位置(例えば、貫通孔12b,12cと第1螺着孔74a,74bとが合致する位置、図7(A)参照)とのいずれかに取り付け可能であり、
前記設置板を前記第2上方位置とするときに前記腰板を前記第2位置に取り付けることで前記第1態様(例えば、図9参照)となり、前記設置板を前記第1上方位置とするときに前記腰板を前記第1位置に取り付けることで前記第2態様(例えば、図10参照)となる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、腰板を上方に移動するだけで、設置板の下方に遊技者側空間を容易に形成することができる。
本発明の手段2の遊技島は、請求項1または手段1に記載の遊技島であって、
前記腰板(例えば、腰板112F,112B/腰板212F,212B/腰板312F,312B/腰板412F,412B/第2腰板560)は、第1位置(例えば、第1縦フレーム74,74の外面)と該第1位置よりも遊技者から見て奥側の奥側位置(例えば、第1縦フレーム74,74よりも奥側の位置)とのいずれかに取り付け可能であり、
前記腰板を前記奥側位置に取り付けることで前記第1態様(例えば、図14の右側、図15(B)、図16(B)、図17(B)、図18(B)、図19、図20(A)(B)の右側参照)となり、前記腰板を前記第1位置に取り付けることで前記第2態様(例えば、図14の左側、図15(A)、図16(A)、図17(A)、図20(A)(B)の左側参照)となる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、腰板を奥側に移動するだけで、設置板の下方に遊技者側空間を容易に形成することができる。
本発明の手段3の遊技島は、請求項1、手段1、手段2のいずれかに記載の遊技島であって、
前記腰板は、第1腰板(例えば、腰板12F,12B/腰板112F,112B/腰板212F,212B/腰板312F,312B/腰板412F,412Bなど)と該第1腰板とは形態が異なる第2腰板(例えば、第2腰板560、仕切板115など、図19(A)(B)参照)とを含み、
前記第1腰板と前記第2腰板とは交換可能である(例えば、図19(A)(B)参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1態様から第2態様に変更する際に、腰板を仕切位置から移動させためのスペースを確保する必要がない。
本発明の手段4の遊技島は、請求項1、手段1〜3のいずれかに記載の遊技島であって、
前記腰板(例えば、腰板412F,412B)は、上部側腰板(例えば、腰板412a)と該上部側腰板の下部に取り外し可能に取り付けられた下部側腰板(例えば、腰板412b)と、から構成されている(例えば、腰板412bを、腰板412aに対し取り外し可能に構成する、図20(A)中2点鎖線の腰板412b参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、下部側腰板を取り外すのみで、設置板の下方に遊技者側空間を容易に形成することができる。
本発明の手段5の遊技島は、請求項1、手段1〜4のいずれかに記載の遊技島であって、
前記遊技島(例えば、遊技島1)の下部に設けられる底板(例えば、底板11)を備え、
前記底板は、前記第1態様であるときと前記第2態様であるときとで態様を変更可能である(例えば、底板11は、図9に示すように、床面Yから上方に離れて配置される位置と、図10、図11に示すように、床面Y上に設置される位置と、に移動可能である)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技島の態様の変更に応じて底板を適宜変化させることができる。
本発明の手段6の遊技島は、手段5に記載の遊技島であって、
前記底板(例えば、底板11)は、前記腰板(例えば、腰板12F,12B)と一体に構成されている(例えば、図2参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、設置板の下方に遊技者側空間を形成しつつ、遊技機の背面側に不正にアプローチすることを抑制することができる。
本発明の手段7の遊技島は、請求項1、手段1〜6のいずれかに記載の遊技島であって、
前記遊技島は、一方向に向けて設置される遊技機(例えば、封入式パチンコ遊技機2、通常のパチンコ遊技機2A、スロットマシン3など)と、該第1遊技機の背面側に反対方向に向けて設置される遊技機と、を設置可能であり(例えば、遊技島1は設置空間部SF,SBを有する、図2参照)、
前記第1態様において、遊技者から見て前記設置板の奥側の遊技者側空間を、前記一方向に向けて設置される遊技機側と前記反対方向に向けて設置される遊技機側とに仕切る仕切体(例えば、仕切体115の仕切板115b)を備え、
前記仕切体は着脱可能に設けられている(例えば、仕切体115は、第1縦フレーム74,74に対し着脱可能に取り付けられている、図14、図19(B)参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、対向して遊技を行っている遊技者同士の足が設置板の下方に形成された遊技者側空間内において接触することを防止することができる。
本発明の手段8の遊技島は、請求項1、手段1〜7のいずれかに記載の遊技島であって、
前記遊技島(例えば、遊技島1)は、前記遊技機(例えば、通常のパチンコ遊技機2A)から払い出された遊技媒体(例えば、遊技球)を受け入れる箱体(例えば、球箱)を載置するための載置板(例えば、膳板13)が設けられる態様(例えば、図11参照)と、前記載置板が設けられない態様(例えば、図9、図10参照)と、のいずれかに変更可能であり、
吸殻を回収する吸殻回収装置(例えば、吸殻回収装置600)を備え、
前記吸殻回収装置は、
前記遊技機に対応して設けられ、吸殻を受け入れる吸殻受入部(例えば、吸殻受入部603)と、
前記吸殻受入部から受け入れた吸殻を回収部(図示略)まで搬送する吸殻搬送手段(例えば、搬送スクリュー601が内蔵された搬送管604など)と、を有し、
前記吸殻搬送手段は、前記支持体(例えば、支持体66L,66Rの連結ビーム71)に支持されている(例えば、図21参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、吸殻回収装置の吸殻搬送手段が載置板ではなく支持体に支持されることで、遊技島が遊技機の種類に応じて載置板が設けられない態様に変更された場合でも吸殻搬送手段を支持することができるため、遊技島の設計の自由度が向上する。
実施例1における遊技島を示す正面図である。 図1のA−A断面図である。 遊技島の内部構造を示す斜視図である。 遊技島の躯体構造を示す斜視図である。 腰板及び底板の構造を示す斜視図である。 図2のB−B断面図である。 腰板及び底板の動きを示す図6における遊技島のC−C断面図である。 腰板、底板及び回収通路の動きを示す図2における一部拡大断面図である。 封入式パチンコ遊技機が設置された状態を示す遊技島の断面図である。 スロットマシンが設置された状態を示す遊技島の断面図である。 通常のパチンコ遊技機が設置された状態を示す遊技島の断面図である。 実施例2における遊技島を示す正面図である。 (A)は通常のパチンコ遊技機が設置された状態を示す遊技島の断面図、(B)は枢軸の構造を示す拡大図である。 設置板の下方に空間が形成された状態を示す遊技島の断面図である。 (A)は遊技島が第2態様であるときの変形例1としての腰板を示す図、(B)は遊技島が第1態様であるときの腰板を示す図である。 (A)は遊技島が第2態様であるときの変形例2としての腰板を示す図、(B)は遊技島が第1態様であるときの腰板を示す図である。 (A)は遊技島が第2態様であるときの変形例3としての腰板を示す図、(B)は遊技島が第1態様であるときの腰板を示す図である。 (A)は遊技島が第1態様であるときの変形例4としての腰板を示す図、(B)は遊技島が第1態様であるときの腰板を示す図である。 (A)は遊技島が第1態様であるときの変形例5としての態様の一例を示す図、(B)は他の態様を示す図である。 (A)は遊技島の前面が第態様、後面が第態様であるときの態様を示す図、(B)は遊技島の前面が第態様、後面が第態様であるときの態様を示す図である。 遊技島が第態様であるときの態様を示す図である。
本発明に係る遊技島を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例1としての遊技島について、図面に基づいて説明する。図1は、実施例1における遊技島を示す正面図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、遊技島の内部構造を示す斜視図である。図4は、遊技島の躯体構造を示す斜視図である。図5は、腰板及び底板の構造を示す斜視図である。図6は、図2のB−B断面図である。図7は、腰板及び底板の動きを示す図6のC−C断面図である。図8は、腰板、底板及び回収通路の動きを示す図2の一部拡大断面図である。図9は、封入式パチンコ遊技機が設置された状態を示す遊技島の断面図である。図10は、スロットマシンが設置された状態を示す遊技島断面図である。図11は、通常のパチンコ遊技機が設置された状態を示す遊技島の断面図である。尚、以下の説明においては、説明の便宜上、図1における紙面手前側(図1における封入式パチンコ遊技機の正面側)を遊技島の前面側、図1における紙面奥側(図1における封入式パチンコ遊技機の背面側)を遊技島の背面(後面)側として説明する。
図1〜図3に示すように、本発明の実施例1としての遊技島1は、例えば、遊技店(図示略)内に複数配設されている。遊技島1は、遊技機を左右方向に向けて複数設置可能に横長に構成され、その前後面には、遊技機が設置される設置空間部SF,SBが長手方向に向けて複数個所に形成されている。前面側の各設置空間部SF及び後面側の各設置空間部SBには、遊技機の一例である封入式パチンコ遊技機2が設置されているとともに、各封入式パチンコ遊技機2に対応してカードユニット6及びユーティリティーユニット7が複数設置されている。
尚、封入式パチンコ遊技機2とは、予め定められた球数の遊技球が遊技機内部に循環可能に内封され、遊技者による貸出要求に応じて貸し出された貸出球や、入賞に応じて付与された賞球数が加算される一方、遊技に使用された遊技球数が減算されて記憶されるパチンコ遊技機のことである。
ユーティリティーユニット7は、上部ユニット61と長板状に形成された設置板13aとの間に立設される支持フレーム310を備え、該支持フレーム310には、例えば、空気清浄装置301と、分煙ボード302と、が配設されている。尚、本実施例では、ユーティリティーユニット7には、空気清浄装置301と、分煙ボード302と、が配設されているが、配設される装置や部位は種々に変更可能である。
本実施例1における躯体5は、封入式パチンコ遊技機2の他、通常のパチンコ遊技機2A(図11参照)やスロットマシン3(図10参照)等の遊技機を支持する支持体であって、遊技店等の床面Y上に立設される下部ユニット60と、下部ユニット60の上部に設置される上部ユニット61と、から主に構成される。尚、通常のパチンコ遊技機2Aとは、本実施例の遊技島1の内部に設けられた図示しない供給装置から遊技球の供給を受け、遊技者の遊技の結果として払い出された遊技球を下皿2bに貯留、かつ、排出可能であるとともに、遊技に使用された遊技球を該パチンコ遊技機2Aの背面側に排出するパチンコ遊技機のことである。
上部ユニット61は、木板により前後方向に開口する箱状に形成される幕板部50aと、該幕板部50aを支持する金属製フレームである上部フレーム体174と、からなるユニットであり、幕板部50aの前後面には、遊技店員を呼出す呼出しスイッチ(図示略)や遊技に関する情報の表示が可能、つまり、遊技店員の呼出しや遊技に関連する情報の報知等が可能な報知装置としての呼出しランプ200が配設された幕板50が、上辺を中心として開閉可能に取り付けられるようになっている。
図2〜図4に示すように、下部ユニット60は、管状の金属製フレームにより、遊技島1の下部である腰部及び中間部である設置部を構成するユニットであり、その前後面下部には、木製の腰板12F,12B及びその上方に固定される設置板13aが取り付けられるようになっており、該設置板13aの上面、つまり設置空間部SF,SBには、封入式パチンコ遊技機2が設置板13aの長手方向に沿って設置されるとともに、カードユニット6、ユーティリティーユニット7が設置固定されるようになっている。また、下部ユニット60内には、躯体5において通常のパチンコ遊技機2Aを支持(設置)した際に、パチンコ遊技機2Aから排出された遊技に使用された遊技球を遊技島1の内部に設けられた揚送研磨装置(図示せず)まで回収搬送する回収通路105が、遊技島1の長手方向に向けて設置されている。
図4に示すように、下部ユニット60は、互いに長手方向に対向して配置されるように所定の間隔を隔てて立設される左右一対の支持体66L,66Rと、これら支持体66L,66R間を連結する前後一対の連結フレーム67F,67Bと、からなる。連結フレーム67F,67Bを介して一体化された左右一対の支持体66L,66Rからなる下部ユニット60は、躯体5の長手方向に沿って所定間隔おきに設置される。
以下、支持体66L,66Rの構成について説明する。尚、支持体66L,66Rは、連結フレーム67F,67Bが左側か右側のいずれかに連結されている点のみが異なり、その他は同様に構成されているため、以下においては左側の支持体66Lについて説明し、右側の支持体66Rについての説明は省略することとする。
支持体66Lは、床面Y上に立設される前支持体70Fと、床面Y上に立設され前支持体70Fの背面側に並設される後支持体70Bと、これら前支持体70Fと後支持体70Bとを連結する上下の連結ビーム71,72と、から構成されている。前支持体70F及び後支持体70Bは、それぞれ同形状に形成され、前後対象に配置されており、封入式パチンコ遊技機2の下部を支持する前後一対の下部フレーム体173,173と、下部フレーム体173,173の上方に設けられ封入式パチンコ遊技機2の上部を支持する上部フレーム体174,174と、から構成されている。
下部フレーム体173,173は、床面Yに立設される第1縦フレーム74,74と、第1縦フレーム74,74の上部から互いに他方の支持体に向けて略水平に延設される横フレーム75,75と、横フレーム75,75から上方に延設され上部フレーム体174,174が上下方向に位置調整可能に設けられる第2縦フレーム76,76と、を備えている。
尚、本実施例では、これら各フレーム74〜76及び連結ビーム71,72は、断面略長方形状の金属管にて構成されているが、合成樹脂材からなる管体や非中空の柱状部材にて構成されていてもよく、素材や断面形状などは種々に変形可能である。また、第1縦フレーム74,74は、高さ位置を調整可能に構成されており、床面Yが平坦や水平でないときなどに対応して左右の支持体66L,66Rそれぞれの前後の支持体70F,70Bの高さ位置を調整することで、設置板13aを略水平に配置できるようになっている。
横フレーム75,75は、一端が第1縦フレーム74,74の上端に溶着固定され、互いに他方の支持体に向けて略水平に延設された短寸のフレームにて構成されている。第2縦フレーム76,76は、横フレーム75,75における互いに対向する端部から上方に向けて延設されている。第2縦フレーム76,76の上下部には、連結ビーム71,72の端部がそれぞれ溶着により固定されている。また、上部フレーム体174,174には、上部ユニット61(図3参照)が取り付けられる。
また、長手方向に対向する支持体66L,66Rの横フレーム75,75の上面には、躯体5とは別個に側面視四角枠状に形成された設置枠120がネジ(図示略)等により着脱可能に取り付けられ、各設置枠120の上面に設置板13aが左右方向に架け渡され、これら設置板13aの上面に封入式パチンコ遊技機2を載置できるようになっている。つまり、長板状の設置板13aは、複数の支持体66L,66R間における該支持体66L,66Rの下端より上方の上方位置に架設される。
設置板13aは、封入式パチンコ遊技機2を設置可能な前後幅寸法を有し、遊技島1の長手方向に向けて延びる所定長さの木製の長板からなる。尚、設置板13aの前後幅寸法は、封入式パチンコ遊技機2の他、通常のパチンコ遊技機2Aやスロットマシン3も設置可能となるように形成されている。
これにより、躯体5における下部ユニット60と上部ユニット61との間の前後面に、封入式パチンコ遊技機2の他、通常のパチンコ遊技機2Aやスロットマシン3などの遊技機を設置可能な設置空間部SF,SBが設けられる。詳しくは、設置空間部SFは、下部ユニット60における各前支持体70Fの横フレーム75の上面に架け渡される設置板13aと上部ユニット61との間に形成され、設置空間部SBは、下部ユニット60における各後支持体70Bの横フレーム75の上面に架け渡される設置板13aと上部ユニット61との間に形成される。そして、設置空間部SF,SBに設置された封入式パチンコ遊技機2の下面は、下部ユニット60における横フレーム75の上面により下方から支持され、設置空間部SF,SBに設置される遊技機の上面は、上部ユニット61の下面により支持される。
図1及び図2には、躯体5における前面側の設置空間部SF及び後面側の設置空間部SBに封入式パチンコ遊技機2を設置した状態が示されている。また、左右の支持体66L,66Rの離間幅は、所定台数(本実施例では2台)の遊技機とそれに対応するカードユニット6、ユーティリティーユニット7等の合計幅寸法とほぼ同じとされているため、遊技機を設置する際に支持体66L,66Rが邪魔になることがないが、遊技機の幅寸法に応じて連結フレーム67F,67Bの長さを調整することができるようにしてもよい。
封入式パチンコ遊技機2は、遊技を行うために遊技球を遊技領域(図示略)に発射するが、この遊技を行う際に遊技者により操作されるハンドルなどの操作部2aが、遊技機本体の下部位置に配設されている。よって、封入式パチンコ遊技機2を設置空間部SF,SBに設置する場合、横フレーム75の上面に設置枠120を配置して横フレーム75よりも上方位置に遊技機の支持面を形成する。具体的には、遊技島1の長手方向である左右方向に沿って各設置枠120の上面に設置板13aを架設し、この設置板13a上に封入式パチンコ遊技機2の下面を釘(図示略)等により固定する。また、設置枠120の上面に合わせて、第2縦フレーム76に対して上部フレーム体174を上昇させて所定の高さ位置にて保持することで設置空間部SF,SBの上下幅寸法が確保され、封入式パチンコ遊技機2の上面を釘(図示略)等により上部ユニット61の下面に固定することによって、封入式パチンコ遊技機2を設置空間部SF,SBに設置固定することができる。このように本実施例の躯体5には、封入式パチンコ遊技機2等の遊技機を設置するための複数の設置空間部SF,SBが長手方向(左右方向)に向けて設けられる。
尚、本実施例の遊技島1は、前述したように、封入式パチンコ遊技機2の他、通常のパチンコ遊技機2Aやスロットマシン3を設置することが可能となっている。具体的には、通常のパチンコ遊技機2Aを設置空間部SF,SBに設置する場合は、図11に示すように、横フレーム75の上面に設置枠120を取り付け、遊技島1の長手方向である左右方向に沿って該設置枠120の上面に膳板13を架け渡す。更に、膳板13の上面に設置板13aを載置する。
膳板13の前後幅寸法は、設置板13aの前後幅寸法よりも長寸(例えば、約2倍)とされ、設置空間部SF,SBに取り付けられた状態において、膳板13は設置板13aよりも遊技者側に突出するように設けられる。このように設置空間部SF,SBに取り付けられた設置板13a上に通常のパチンコ遊技機2Aを釘(図示略)等により固定する。また、膳板13の上下幅寸法分上方に移動した設置板13aの上面に合わせて、第2縦フレーム76に対して上部フレーム体174を上昇させて所定の高さ位置にて保持することで設置空間部SF,SBの上下幅寸法が確保され、パチンコ遊技機2Aの上面を釘(図示略)等により上部ユニット61の下面に固定することによって、パチンコ遊技機2Aを設置空間部SF,SBに設置固定することができる。
尚、封入式パチンコ遊技機2と異なり通常のパチンコ遊技機2Aを設置空間部SF,SBに設置する場合に膳板13を設置枠120の上面に架け渡すのは、該膳板13の上面にパチンコ遊技機2Aから賞球等として排出される遊技球を貯留するための球箱20を載置するためである。
また、図10に示すように、スロットマシン3は、遊技を行うためにメダルを投入したり、複数種類の図柄が可変表示される可変表示装置(リール)の回転を開始または停止する各種スイッチなどの操作部が、遊技機本体の上下方向の略中央位置に配設されている。よって、スロットマシン3を設置空間部SF,SBに設置する場合は、横フレーム75の上面に設置板13aのみを掛け渡し、該設置板13aにスロットマシン3の下面を釘(図示略)等により固定する。また、横フレーム75の上面に合わせて、第2縦フレーム76に対して上部フレーム体174を下降させて下限位置にて保持することで設置空間部SBの上下幅寸法が確保され、スロットマシン3の上面を釘(図示略)等により上部ユニット61の下面に固定することによって、スロットマシン3を設置空間部SF,SBに設置固定することができる。
尚、設置空間部SF,SBにスロットマシン3を設置する場合は、設置空間部SF,SBにユーティリティーユニット7とともにスロットマシン3の遊技において使用するメダルを貸し出すためのメダル貸出機を設置すれば良い。
次に、腰板12F,12Bについて説明する。図2、図5及び図6に示すように、本実施例の腰板12F,12Bは、左右の支持体66L,66Rの第1縦フレーム74,74と略同一の上下幅寸法で、左右の支持体66L,66Rの第1縦フレーム74,74間の離間幅寸法よりも若干長寸の左右幅寸法を有しており、設置板13aの下方に該設置板13aの長手方向に沿うように、各下部ユニット60における設置空間部SF側及び設置空間部SB側において第1縦フレーム74,74よりも遊技者側に配置されている。
腰板12F,12Bの内面左右端部には、突部12a,12aが突出形成されている。これら突部12a,12aは、腰板12F,12Bの上下幅に亘って延設されており、突部12a,12aそれぞれの左右外側面が、左右の第1縦フレーム74,74の対向面(左右内側面)に当接するようになっている。また、突部12a,12aには、左右方向に貫通する貫通孔12b,12cが上下位置に形成されている。
第1縦フレーム74,74には、左右方向に貫通する第1螺着孔74a,74b、第2螺着75a,75bが上下方向の複数個所に形成されている。詳しくは、第1螺着孔74aは第1縦フレーム74,74の上部に形成され、第1螺着孔74bは第1螺着孔74aから所定幅離間した下方位置に形成されている。また、第2螺着孔75aは第1縦フレーム74,74における第1螺着孔74aの下方であって第1螺着孔74bよりも上方位置に形成され、第2螺着孔75bは第1螺着孔74bから所定幅離間した下方位置に形成されている。そして、これら第1螺着孔74a,74bの離間幅と、第2螺着75a,75bの離間幅とは、貫通孔12b,12cの離間幅と同じとされている。つまり、貫通孔12b,12cは、図7(A)に示す第1螺着孔74a,74bまたは図7(B)に示す第2螺着孔75a,75bのいずれかに合致させることができるようになっている。
腰板12F,12Bは、各突部12a,12aの外側面を左右の第1縦フレーム74,74それぞれの対向面(内側面)に当接するとともに、内面を第1縦フレーム74,74の前後面に当接し、各突部12a,12aの貫通孔12b,12cを第1螺着孔74a,74bまたは第2螺着孔75a,75bのいずれかに合致させた状態で、突部12a,12aの内側から第1螺着孔74a,74bまたは第2螺着孔75a,75bのいずれかにボルトB1を螺挿することで、第1縦フレーム74,74に取り付けることができるようになっている。
詳しくは、腰板12F,12Bは、図7(A)に示すように、下端部を床面Yから所定幅離間させるように、貫通孔12b,12cを第1螺着孔74a,74bに合致させた状態で、それぞれの貫通孔12b,12cにボルトB1を螺挿することにより、第1縦フレーム74,74の第2位置に取り付けることができ、これにより腰板12F,12Bの下方、つまり、設置板13aの下方における左右の第1縦フレーム74,74間に遊技島1の前後方向に連通する遊技者側空間400(図2参照)が形成される。つまり、設置板13aの下方における第1縦フレーム74,74間の下部に、遊技者の足を挿入可能な開口が形成される。
また、腰板12F,12Bは、図7(B)に示すように、下端部を床面Yに設置または近接するように、貫通孔12b,12cを第2螺着孔75a,75bに合致させた状態で、それぞれの貫通孔12b,12cにボルトB1を螺挿することにより、第1縦フレーム74,74の第1位置に取り付けることもでき、この場合は腰板12F,12Bの下方に遊技者側空間400が形成されない。つまり、設置板13aの下方における第1縦フレーム74,74間の下部に遊技者の足を挿入可能な開口が形成されない。
このように腰板12F,12Bは、設置板13aの下方における左右の第1縦フレーム74,74間に形成される空間に設置板13aに沿うように配置されることで、床面Yとその上方の設置板13aと左右の第1縦フレーム74,74とにより形成される四角枠状の開口を被覆する。
設置空間部SF側に配置された腰板12Fと設置空間部SB側に配置された腰板12Bとの下端部には底板11が取り付けられ、腰板12F,12Bと底板11とにより側面視略上向きコ字形に形成されている。底板11は、腰板12F,12Bと略同一の左右幅寸法を有しており、各突部12a,12aの近傍には、第1縦フレーム74,74の右半分または左半分が挿通配置される溝部11aが形成されている。本実施例では、腰板12F,12Bと底板11とが側面視略上向きコ字形に一体に構成されることで、これら腰板12F,12B及び底板11は、第1縦フレーム74,74に沿って上下方向に一体となって移動可能となっている。
このため、本実施例の腰板12F,12B及び底板11は、図7(A)に示すように腰板12F,12Bの下端部が床面Yから離間した状態で第1縦フレーム74,74の第2位置に取り付けることで、腰板12F,12Bの下方における第1縦フレーム74,74間に遊技者側空間400が形成される第1態様と、図7(B)に示すように腰板12F,12Bの下端部及び底板11の下面が床面Yに当接した状態で第1縦フレーム74,74の第1位置に取り付けることで、腰板12F,12Bの下方における第1縦フレーム74,74間に遊技者側空間400が形成されない第2態様と、のいずれかに変更可能となっている。
また、図2に示すように、前述した回収通路105は、上面が開口する箱状をなし、遊技島1の長手方向に向けて延設され、底板11の上面に設置されている。回収通路105の前辺及び後辺には、上方に向けて壁部105a,105aが形成されており、これら壁部105a,105aには、前後方向を向く貫通孔105b,105cが上下位置に形成されている。これら壁部105a,105aの上部は、設置空間部SF側に設けられた第2縦フレーム76と、設置空間部SB側に設けられた第2縦フレーム76との間に配置されている。
尚、設置空間部SF側に設けられた第2縦フレーム76及び設置空間部SB側に設けられた第2縦フレーム76には、第3螺着孔76aと該第3螺着孔76aの下方位置に第4螺着孔76bとが形成されている。これら第3螺着孔76aと第4螺着孔76bとの上下方向の離間幅は、貫通孔105b,105cの上下方向の離間幅と同じとされている。つまり、貫通孔105b,105cは、図7(A)に示す第3螺着孔76aと第4螺着孔76bまたは図7(B)に示す貫通孔105cのみを第4螺着孔76bに合致させることができるようになっている。
回収通路105は、各壁部105a,105aの外面上部を前後の第2縦フレーム76,76それぞれの対向面(内側面)に当接した状態で、各壁部105a,105aの貫通孔105b,105cを第3螺着孔76a及び第4螺着孔76b双方または貫通孔105bのみを第4螺着孔76bに合致させた状態で、各壁部105a,105aの貫通孔105b,105cから第3螺着孔76a及び第4螺着孔76b双方または第4螺着孔76bのみにボルトB2を螺挿することで第2縦フレーム76,76に対して取り付けられる。
特に、本実施例の回収通路105は、図8(A)に示すように、腰板12F,12Bの下方に遊技者側空間400が形成される第1態様とする場合、腰板12F,12Bと一体に構成されている底板11に載置されているため、貫通孔105b,105cを第3螺着孔76a及び第4螺着孔76b双方に合致させ、壁部105a,105aの上端部が設置板13aの上面よりも上方位置となる状態で、ボルトB2を貫通孔105b,105cから第3螺着孔76a及び第4螺着孔76bに螺挿することで第2縦フレーム76,76に対して取り付けられる一方、図8(B)に示すように、腰板12F,12Bにより遊技者側空間400が形成されない第2態様とする場合、腰板12F,12Bと一体に構成されている底板11の下面が床面Yに当接しているため、貫通孔105bを第4螺着孔76bのみに合致させ、壁部105a,105aの上端部が設置板13aの上面よりも下方位置となる状態で、ボルトB2を貫通孔105bから第4螺着孔76bに螺挿することで第2縦フレーム76,76に対して取り付けられる。
つまり、本実施例の回収通路105は、腰板12F,12B及び底板11の上下動に応じて上下方向に移動可能となっている。回収通路105は、上面が開口する箱状に形成され、通常のパチンコ遊技機2Aから排出された遊技球を誘導する底面が、図示しない揚送研磨装置に自然流下により誘導できるように該揚送研磨装置に向けて下方に傾斜している(図1参照)。よって、回収通路105の底面は、揚送研磨装置の反対側が傾斜上位側となり、揚送研磨装置側が傾斜下位側となるため、揚送研磨装置の近傍位置では、反対側に比べて回収通路105の底面と床面Yとの間の空間が狭くなる。よって、遊技者側空間400が形成される第1態様とする場合、回収通路105を腰板12F,12B及び底板11とともに上方に移動できるようになっている。
本実施例の遊技島1は、床面Y上に設置される躯体5の前後左右側面に、腰板12F,12B、膳板13や設置板13a、遊技機、幕板50及び遊技島1の長手方向の両端部の側板(図示略)が取り付けられることにより構成され、これら腰板12F,12B、膳板13や設置板13a、遊技機、幕板50及び側板により覆われた空間を遊技島1の内部空間とし、該内部空間内には、遊技機の関連設備等が配設される。
パチンコ遊技機2に関連する関連設備の一例として、本実施例では、パチンコ遊技機2から排出される遊技球を回収して図示しない揚送装置に供給するための回収通路105が記載されていたが、パチンコ遊技機2に関連する関連設備とは、遊技機の設置に付帯して設置される設備であればよく、例えば、設置される遊技機が遊技球を排出するとともに、排出し回収された遊技球を補給することにより遊技が可能となる遊技機である場合、遊技球を揚送する揚送装置や供給装置など、遊技島1内に設置される遊技球の循環経路等も含まれる。また、紙幣を受け付けることにより遊技を行う際に使用する遊技球を貸し出す貸出装置から回収した貨幣を回収する貨幣回収装置なども含まれる。
また、本実施例では、腰板12F,12Bや回収通路105は、遊技島1の長手方向に向けて左右の支持体66L,66Rの離間幅に合わせて複数に分割して形成されているが、長手方向にわたり連続する一の部材として構成されていてもよい。
このように構成される本実施例の遊技島1は、図1及び図9に示すように、遊技島1の設置空間部SF,SBに封入式パチンコ遊技機2を設置する場合は、腰板12F,12Bの下端部、底板11の下面及び回収通路105を床面Yから離間させた状態で、腰板12F,12Bを第1縦フレーム74,74の第2位置に取り付けるとともに、回収通路105の壁部105a,105aを第2縦フレーム76、76の第2位置に取り付けて、遊技島1を第1態様とすることで、腰板12F,12Bの下方における床面Yから所定高さ位置にかけて、遊技者が脚の一部である爪先を挿入することができる上下幅寸法L(例えば、約10〜30cm)を有する遊技者側空間400が形成される。
尚、本実施例のように遊技島1の設置空間部SF,SBに封入式パチンコ遊技機2を設置する場合は、パチンコ遊技機2に関連する関連設備である回収通路105を使用しないため、回収通路105を腰板12F,12Bとともに床面Yから離間させる方向(上方)に移動させて第2縦フレーム76,76に取り付けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技島1の設置空間部SF,SBに設置されている封入式パチンコ遊技機2を設置する場合、回収通路105を遊技島1内から取り除いても良い。
図10に示すように、遊技島1の設置空間部SF,SBにスロットマシン3を設置する場合は、腰板12F,12Bの下端部、底板11の下面を床面Yに当接させて腰板12F,12Bを第1縦フレーム74,74の第1位置に取り付けるとともに、回収通路105の壁部105a,105aを第2縦フレーム76,76の第1位置に取り付けて、遊技島1を第2態様とする。このとき、腰板12F,12Bの上端部と設置板13aの下面及び腰板12F,12Bの下端部と床面Yとが当接することにより、腰板12F,12Bにより遊技者側空間400及び内部空間300が遊技者側から完全に被覆される。
図11に示すように、遊技島1の設置空間部SF,SBに通常のパチンコ遊技機2Aを設置する場合は、腰板12F,12Bの下端部、底板11の下面を床面Yに当接させて腰板12F,12Bを第1縦フレーム74,74における第1位置に取り付けるとともに、回収通路105の壁部105a,105aを第2縦フレーム76,76における第1位置に取り付けて、遊技島1を第2態様とすることで、回収通路105にてパチンコ遊技機2Aから排出される遊技球を回収搬送可能とする。
尚、遊技島1の設置空間部SF,SBに通常のパチンコ遊技機2Aを設置する場合は、膳板13,13と腰板12F,12Bの間に、腰板12F,12Bと略同一の左右幅寸法を有するとともに、設置枠120と略同一の上下幅寸法を有するスペーサ500,500を取りつけることで、これらスペーサ500,500及び腰板12F,12Bにより遊技者側空間400及び内部空間300が遊技者側から完全に被覆される。
尚、遊技島1の設置空間部SF,SBにスロットマシン3を設置する場合は、回収通路105を使用しないため、回収通路105を腰板12F,12Bとともに床面Yから離間させる方向(上方)に移動させて第2縦フレーム76,76に取り付けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技島1の設置空間部SF,SBにスロットマシン3を設置する場合は、回収通路105を遊技島1内から取り外すようにしても良い。
以上説明したように、本発明の実施例1としての遊技島1にあっては、所定の間隔を隔てて立設される複数の支持体66L,66Rと、該複数の支持体66L,66R間における該支持体66L,66Rの下端より上方の上方位置に架設される長板状の設置板13aと、設置板13aの下方に該設置板13aの長手方向に沿って配設される腰板12F,12Bと、を備え、該設置板13aの長手方向に沿って遊技機(例えば、封入式パチンコ遊技機2、通常のパチンコ遊技機2A、スロットマシン3など)が設置され、設置板13aは、遊技機にて遊技を行う遊技者側から見て腰板12F,12Bの奥側に配設される回収通路105が不要な第1遊技機としての封入式パチンコ遊技機2やスロットマシン3と、回収通路105が必要な第2遊技機としての通常のパチンコ遊技機2Aと、を含む複数種類の遊技機を設置可能であり、第1遊技機に対応可能な態様(設置板13aに封入式パチンコ遊技機2(スロットマシン3)が設置されるときの態様)であって腰板12F,12Bにより設置板13aの下方における左右の第1縦フレーム74,74間の少なくとも下部に遊技者側空間400が形成される第1態様(例えば、図9参照)と、第2遊技機に対応可能な態様(設置板13aに通常のパチンコ遊技機2Aが設置されるときの態様)であって設置板13aの下方における左右の第1縦フレーム74,74間に遊技者側空間400が形成されない第2態様(例えば、図10,11参照)と、のいずれかに変更可能である。
また、設置板13aに設置される遊技機に応じて該設置板13aを第1上方位置(例えば、横フレーム75,75の上面、図10参照)と該第1上方位置よりも上方の第2上方位置(例えば、設置枠120の上面、図9、図11参照)とに変更可能であり、腰板12F,12Bは、第1位置と該第1位置よりも上方の第2位置とのいずれかに取り付け可能であり、設置板13aを第2上方位置とするときに腰板12F,12Bを第2位置に取り付けることで第1態様(例えば、図9参照)となり、設置板13aを第1上方位置とするときに腰板12F,12Bを第1位置に取り付けることで第2態様(例えば、図10参照)となるため、腰板12F,12Bを上方に移動するだけで、設置板13aの下方に遊技者側空間400を容易に形成することができる。
つまり、前記実施例1では、第1縦フレーム74,74には、腰板12F,12Bを第1位置に取り付けるための第1取付部としての第1螺着孔74a,74bと、第2位置に取り付けるための第2取付部としての第2螺着孔75a,75bとが予め形成されており、腰板12F,12Bを第1縦フレーム74,74の第1位置または第1位置よりも上方の第2位置のいずれかに選択的に取り付けることができることで、遊技島1を第1態様または第2態様のいずれかに変更することができる。
よって、遊技島1を第1態様とすることで、遊技者の脚が設置板13aより奥側に入り込むことが防止され、遊技島1を第2態様とすることで、遊技者の脚が左右の第1縦フレーム74,74に形成された遊技者側空間400を介して設置板13aより奥側に挿入可能となるため、遊技機に関連する関連設備である回収通路105が不要な遊技機が設置されたときと関連設備が必要な遊技機が設置されたときとで、設置板13aの下方の態様を設置された遊技機に適した態様に変更することができる。
尚、本実施例では、第1取付部や第2取付部の一例としてネジ孔が記載されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、腰板12F,12Bを取り付け可能なものであればネジ孔以外でもよく、例えば、腰板12F,12Bを係止可能な係止部等であってもよい。
また、本実施例では、遊技島1の下部に設けられる底板11を備え、底板11は、第1態様であるときと第2態様であるときとで態様を変更可能、つまり、図9に示すように、床面Yから上方に離れて配置される位置と、図10及び図11に示すように、床面Y上に設置される位置とに移動可能であることで、遊技島1の態様の変更に応じて底板11を適宜変化させることができる。
また、この底板11は、腰板12F,12Bと一体に構成されていることで、遊技島1の下部に遊技者側空間400が形成されたときにおいても、底板11により遊技島1の下面が被覆されるため、設置板13aの下方に遊技者側空間400を形成しつつ、遊技機の背面側に不正にアプローチすることを抑制することができる。また、設置されている遊技機から排出された遊技球や、遊技機に設けられた部品や設置するためのネジ等が零れ落ちることが防止されるとともに、遊技機の背面側から漏れる音等が外部に漏れることが防止されるため、雑音により遊技者に不快感を与えることが防止される。
次に、実施例2に係る遊技島につき、図12〜図14を参照して説明する。図12は、実施例2における遊技島を示す正面図である。図13は、(A)は封入式パチンコ遊技機が設置された状態を示す遊技島の断面図、(B)は枢軸の構造を示す拡大図である。図14は、設置板の下方に空間が形成された状態を示す遊技島の断面図である。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成については、同様の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。
図12〜図14に示すように、本発明の実施例2としての遊技島1には、横フレーム75の上面に設置枠120が取り付けられており、該設置枠120の上面に膳板13が架け渡されている。更に、膳板13,13の上面に設置板13a,13aが載置されており、設置板13aの上面には通常のパチンコ遊技機2Aが釘(図示略)等により固定されている。また、回収通路105は内部空間300内において床面Yに設置されており、壁部105a,105aは貫通孔105bを第2縦フレーム76,76の第4螺着孔76bにボルトB2を螺挿することにより第1位置に取り付けられている。
更に、設置板13aの下方における左右の第1縦フレーム74,74間には、腰板112F,112Bが設置板13aに沿って配置されている。また、膳板13,13と腰板112F,112Bとの間には、腰板12F,12Bと略同一の左右幅寸法を有するとともに、設置枠120と略同一の上下幅寸法を有するスペーサ500,500が取り付けられており、これらスペーサ500,500及び腰板112F,112Bにより内部空間300が遊技者側から完全に被覆される。
次に、本実施例2における腰板112F,112Bについて説明する。尚、腰板112F,112Bは一方が設置空間部SF側に設けられており、他方が設置空間部SB側に設けられていることを除き同一構成であるため、設置空間部SF側に設けられている腰板112Fについてのみ説明する。
図13(A)及び図13(B)に示すように、腰板112F,112Bは、上部側に配置された第1腰板112aと、該第1腰板112aの下方位置に配置された第2腰板112bと、から構成されている。このうち第1腰板112aの上端部における左右両端部には、遊技島1の内方に向けて枢支片112c,112cが形成されており、第1腰板112aは、左右方向に延びる枢軸113,113を中心として第1縦フレーム74,74の上部に回動可能に枢支されている。
また、第1腰板112aの下端部と第2腰板112bの上端部とは、左右方向を向く回動軸を有する蝶番114を介して接続されており、第2腰板112bは、該蝶番114を介して第1腰板112aに対して前後方向に揺動可能となっており、腰板112F,112Bは、第1腰板112aと第2腰板112bとが第1縦フレーム74,74の外側において上下方向に並設される第1位置と、第1腰板112aと第2腰板112bとが側面視略L字形に屈曲されて遊技者側から見て設置板13aよりも奥側に配置される奥側位置と、の間で移動(回動)可能に構成されている。そして、第1位置において、第2腰板112bの下端部と床面YとをボルトB3により固着することで、内部空間300を遊技者側から被覆する状態を維持するようになっている。尚、第2腰板112bの左右両端部には、前後方向に向けて貫通する貫通孔112d,112dが形成されている。
このように構成された遊技島1において、遊技島1の設置空間部SF,SBに通常のパチンコ遊技機2に替えて封入式パチンコ遊技機2を設置する場合は、図14に示すように、先ず、設置空間部SF,SBからパチンコ遊技機2を取り外す。そして、内部空間300内から回収通路105を撤去するとともに、該回収通路105に替えて仕切体115を内部空間300内に設置する。
仕切体115は、閉塞板115aと、該閉塞板115aの下面に取り付けられる仕切板115bとから構成されている。このうち閉塞板115aは、設置空間部SF側の第2縦フレーム76と設置空間部SB側の第2縦フレーム間と略同一の前後幅寸法を有している。そして、閉塞板115aは、下面が横フレーム75の下面と面一となる状態で、ボルトB2を第4螺着孔76bに螺挿することによって、設置空間部SF側の第2縦フレーム76と設置空間部SB側の第2縦フレーム76との間に取り付けられる。この閉塞板115aの置空間部SF側の第2縦フレーム76と設置空間部SB側の第2縦フレーム76との間での取り付けにより、横フレーム75の下面よりも上方の内部空間300は閉塞板115aによって閉塞される。
一方、仕切板115bは、閉塞板115aの下面前後方向の略中央位置から垂下する板体であり、閉塞板115aが設置空間部SF側の第2縦フレーム76と設置空間部SB側の第2縦フレーム76との間に取り付けられることで、下端部が床面Yと近接配置される。このため、横フレーム75の下面よりも下方の内部空間300は、仕切板115bによって前後に仕切られる。また、仕切板115bの前後面には、第2腰板112bに形成された貫通孔112d,112dに対応するように螺着孔115c,115cがそれぞれ形成されている。
実施例2における遊技島1において遊技者の爪先を挿入配置可能な遊技者側空間400を形成するには、先ず、図14に示すように、腰板112FのボルトB3を取り外すことで、腰板112Fを枢軸113,113を中心として回動可能な状態とし、第1腰板112aを枢軸113,113を中心として回動させる。このとき、第2腰板112bは、蝶番114を介して回動することで、床面Yに対して略垂直を維持する。
そして、第1腰板112aを閉塞板115aに対して水平となるまで回動した後は、ボルトB3を第2腰板112bに形成された貫通孔112d,112dを介して螺着孔115c,115cに螺着することで、腰板112Fを仕切板115bに対して固定することで、第1腰板112aの下方に遊技者が爪先を挿入配置可能な遊技者側空間400が形成される。
尚、本実施例2では、第1腰板112aに対し第2腰板112bが揺動可能に取り付けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、上部側腰板としての腰板112aに対し、該腰板112aの下部に下部側腰板としての腰板112bが取り外し可能に取り付けられていてもよく、このようにすることで、下部側腰板としての腰板112bを取り外すのみで、設置板13aの下方に遊技者側空間400を容易に形成することができる。
以上説明したように、本発明の実施例2としての遊技島1にあっては、所定の間隔を隔てて立設される複数の支持体66L,66Rと、該複数の支持体66L,66R間における該支持体66L,66Rの下端より上方の上方位置に架設される長板状の設置板13aと、設置板13aの下方に該設置板13aの長手方向に沿って配設される腰板112F,112Bと、を備え、該設置板13aの長手方向に沿って遊技機(例えば、封入式パチンコ遊技機2、通常のパチンコ遊技機2A、スロットマシン3など)が設置され、設置板13aは、遊技機にて遊技を行う遊技者側から見て腰板112F,112Bの奥側に配設される回収通路105が不要な第1遊技機としての封入式パチンコ遊技機2やスロットマシン3と、回収通路105が必要な第2遊技機としての通常のパチンコ遊技機2Aと、を含む複数種類の遊技機を設置可能であり、第1遊技機に対応可能な態様(設置板13aに封入式パチンコ遊技機2(スロットマシン3)が設置されるときの態様)であって腰板112F,112Bにより設置板13aの下方における左右の第1縦フレーム74,74間の少なくとも下部に遊技者側空間400が形成される第1態様(例えば、図14参照)と、第2遊技機に対応可能な態様(設置板13aに通常のパチンコ遊技機2Aが設置されるときの態様)であって設置板13aの下方における左右の第1縦フレーム74,74間に遊技者側空間400が形成されない第2態様(例えば、図13(A)参照)と、のいずれかに変更可能である。
つまり、本実施例2では、腰板112F,112Bが第1腰板112aと第2腰板112bとからなり、これら第1腰板112aと第2腰板112bとが第1縦フレーム74,74の外側において上下方向に並設される第1位置と、第1腰板112aと第2腰板112bとが側面視略L字形に屈曲されて遊技者側から見て設置板13aよりも奥側に配置される奥側位置と、の間で移動(回動)可能に構成されている。すなわち、腰板112F,112Bが変形可能に構成されていることで、腰板112F,112Bを変形させて第1位置または奥側位置に配置することで、遊技島1を第1態様または第2態様のいずれかに変更することができる。
よって、遊技島1を第1態様とすることで、遊技者の脚が左右の第1縦フレーム74,74に形成された遊技者側空間400を介して設置板13aより奥側に挿入可能となり、遊技島1を第2態様とすることで遊技者の脚が設置板13aより奥側に入り込むことが防止されるため、遊技機に関連する関連設備である回収通路105が必要な遊技機が設置されたときと関連設備が不要な遊技機が設置されたときとで、設置板13aの下方の態様を設置された遊技機に適した態様に変更することができる。
また、本実施例2では、遊技機は、一方向(例えば、前方)に向けて設置される前側遊技機と、該前側遊技機の背面側に反対方向(例えば、後方)に向けて設置される後側遊技機と、を含み、第1態様において、遊技者から見て設置板13aの奥側の空間部を前側遊技機側と後側遊技機側とに仕切る仕切板115bを備え、仕切板115bは着脱可能に設けられていることで、遊技島1の前面側で遊技を行っている遊技者と後面側で遊技を行っている遊技者との爪先が設置板13aの下方に形成された遊技者側空間400内において接触して遊技者に不快感を与えることを防止することができる。
次に、本発明の変形例1としての腰板212F,212Bについて、図15に基づいて説明する。図15は、(A)は遊技島が第2態様であるときの変形例1としての腰板を示す図、(B)は遊技島が第1態様であるときの腰板を示す図である。尚、以下に示す変形例については、前記実施例1,2と同一構成で重複する構成については、同様の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。
前記第2実施例の腰板112F,112Bは、第1腰板112aと第2腰板112bとにより屈曲可能に構成されていたが、本変形例1としての腰板212F,212Bのように、1枚板からなる変形不能な腰板112F,112Bを枢軸113,113を中心として第1縦フレーム74,74の上部に回動可能に枢支してもよい。
第2遊技機である通常のパチンコ遊技機2Aが設置されるときの態様であって腰板212F,212Bにより設置板13aの下方における第1縦フレーム74,74間に空間が形成されない第2態様とする場合、図15(A)に示すように、腰板212F,212Bを第1縦フレーム74,74の外側の第1位置において起立姿勢で配置される。
また、第1遊技機であるスロットマシン3が設置されるときの態様であって腰板212F,212Bにより設置板13aの下方における第1縦フレーム74,74間に空間が形成される第1態様とする場合、図15(B)に示すように、腰板212F,212Bの下端を遊技島1の内部に押し込んで、遊技者側から見て腰板212F,212Bの下部を奥側に押し込んだ奥側位置において、下方に向けて内側に傾斜する傾斜姿勢で配置される。
尚、第1縦フレーム74,74には、腰板212F,212Bを傾斜姿勢に保持するためのストッパ510が、第1縦フレーム74,74に沿う収納位置と第1縦フレーム74,74から内側に突出する保持位置との間で揺動可能に設けられており、保持位置において腰板212F,212Bの外面に当接して落下を規制する。
このように、腰板212F,212Bを第1縦フレーム74,74に沿う第1位置と該第1位置よりも奥側の奥側位置との間で移動(揺動)可能に設け、第1位置と奥側位置との間で移動させる、つまり、腰板212F,212Bの下部を第1位置と奥側位置とのいずれかに取り付けることにより、遊技島1の態様を第1態様と第2態様とに変更可能としてもよい。
次に、本発明の変形例2としての腰板212F,212Bについて、図16に基づいて説明する。図16は、(A)は遊技島が第2態様であるときの変形例2としての腰板を示す図、(B)は遊技島が第1態様であるときの腰板を示す図である。
前記変形例1では、腰板212F,212Bを奥側位置に保持する保持手段として、第1縦フレーム74,74に設けられたストッパ510が記載されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、腰板212F,212Bを奥側位置に保持する保持手段として、例えば、回収通路105に固定された取付片520と、腰板212F,212Bの下端に形成された取付孔(図示略)と、該取付孔(図示略)に取り付けられ取付片520のネジ孔(図示略)に螺入されるボルトB5と、を適用してもよい。
このようにすることで、予め遊技島1内に配設されている回収通路105等の関連設備を用いて腰板212F,212Bを奥側位置に容易に保持することができる。
次に、本発明の変形例3としての腰板312F,312Bについて、図17に基づいて説明する。図17は、(A)は遊技島が第2態様であるときの変形例3としての腰板を示す図、(B)は遊技島が第1態様であるときの腰板を示す図である。
前記変形例1,2では、腰板212F,212Bは第1縦フレーム74,74の上部に枢軸113,113を介して揺動可能に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、本変形例3としての腰板312F,312Bのように、第1縦フレーム74,74の外側に配置される第1位置と、第1縦フレーム74,74よりも内側に配置される奥側位置と、の間でスライド移動可能に設けられていてもよい。
具体的には、横フレーム75,75の下面にガイドレール530,530を前後方向に向けて延設し、該ガイドレール530,530に腰板312F,312Bの上端に設けられた枢軸113,113を前後方向に摺動可能に枢支する。
このようにすることで、第2遊技機である通常のパチンコ遊技機2Aが設置されるときの態様であって腰板312F,312Bにより設置板13aの下方における第1縦フレーム74,74間に空間が形成されない第2態様とする場合、図17(A)に示すように、枢軸113,113をガイドレール530,530の遊技者側の端部に配置して、腰板312F,312Bを第1縦フレーム74,74の外側の第1位置において起立姿勢とする。
また、第1遊技機であるスロットマシン3が設置されるときの態様であって腰板312F,312Bにより設置板13aの下方における第1縦フレーム74,74間に空間が形成される第1態様とする場合、図17(B)に示すように、腰板312F,312B全体を起立姿勢のまま遊技島1の内部に押し込んで、枢軸113,113をガイドレール530,530の奥側の端部に配置して、遊技島1の内部、つまり、遊技者側から見て奥側に押し込まれた奥側位置において起立姿勢で保持する。
尚、図17(B)に示すように、スロットマシン3が、遊技機に関連する関連設備として該スロットマシン3から排出されるメダルを回収可能なメダル回収通路1050が必要な第2遊技機である場合でも、メダル回収通路1050の前後幅寸法が回収通路105の前後幅寸法よりも短寸であれば、メダル回収通路1050を腰板312F,312Bの間に配設したままとしても、腰板312F,312Bを奥側位置に配置して、設置板13aの下方における第1縦フレーム74,74間に空間が形成される第1態様とすることもできる。
このようにすることで、腰板312F,312Bを第1位置と奥側位置との間でスライドさせるだけで遊技島1を第1態様と第2態様とに容易に変更させることができるばかりか、腰板312F,312Bが奥側位置において仕切板としての機能を有するため、対向して遊技を行う遊技者の爪先同士が接触して不快感を与えることを防止できる。
次に、本発明の変形例4としての腰板312F,312Bについて、図18に基づいて説明する。図18は、(A)は遊技島が第1態様であるときの変形例4としての腰板を示す図、(B)は遊技島が第1態様であるときの腰板を示す図である。
前記変形例3では、遊技島1が第2態様であるときにおいて、腰板312F,312Bの下端を奥側位置において床面YにボルトB3で固定して起立姿勢を保持していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技島1が第2態様であるときにおいて、腰板312F,312Bの下端に取り付けた取付金具540,540を連結金具550を介してボルトB3により連結することで、腰板312F,312Bを奥側位置にて下端同士を連結させて傾斜姿勢に保持するようにしてもよい。
このようにすることで、前後の腰板312F,312Bをそれぞれ床面Y等に別個に固定する必要がないので、奥側位置に容易に保持することができる。
次に、本発明の変形例5としての閉塞板について、図19に基づいて説明する。図19は、(A)は遊技島が第1態様であるときの態様の一例を示す図、(B)は他の態様を示す図である。
前記実施例1,2及び変形例1〜4では、遊技島1が第1態様であるときも第2態様であるときも腰板は第1縦フレーム74,74に取り付けられたままとされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技島1が第2態様であるときに使用する第1腰板を、第1態様においては取り外し、図19(A)に示すように、遊技島1が第1態様であるときに使用する第2腰板560に交換可能としてもよい。
第2腰板560は、設置空間部SF側の横フレーム75と設置空間部SB側の横フレーム75の下方位置にそれぞれ取り付けられ、設置空間部SF,SB間の空間を閉塞するように取り付けられている。これにより、前後の設置板13a,13aの下方における第1縦フレーム74,74間に遊技者側空間400が形成されることになる。
また、このような第2腰板560に限定されるものではなく、第1態様に対応する第2腰板として、図19(B)に示すように、前記実施例2の仕切体115のように仕切板115bを備えるものを第2腰板として適用してもよい。
また、遊技島1は、設置空間部SFに前面側に向けて設置される遊技機と、該第1遊技機の背面側の設置空間部SBに後面側に向けて設置される遊技機と、を含み、第1態様において、遊技者から見て設置板13aの奥側の空間を前面側と後面側とに仕切る仕切体115を備え、仕切体115は第1縦フレーム74,74に対し着脱可能に取り付けられていることで、対向して遊技を行っている遊技者同士の足が設置板13aの下方に形成された遊技者側空間400において接触することを防止することができる。
次に、本発明の変形例6としての腰板について、図20に基づいて説明する。図20は、(A)は遊技島の前面が第2態様、後面が第1態様であるときの態様を示す図、(B)は遊技島の前面が第2態様、後面が第1態様であるときの態様を示す図である。
前記実施例1,2及び変形例1〜5では、遊技島1の前後の設置空間部SF,SB双方に遊技機に関連する関連設備が不要な第1遊技機または関連設備が必要な第2遊技機のいずれかが設置される例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技島1の前後の設置空間部SF,SBのうち一方に第1遊技機が設置され、他方に第2遊技機が設置されるようにしてもよい。
図20(A)に示すように、遊技島1の前面側の設置空間部SFに第1遊技機としてのスロットマシン3が設置され、後面側の設置空間部SFに第2遊技機としての通常のパチンコ遊技機2Aが設置されている。腰板414F,414Bは、上部側に配置された第1腰板412aと、該第1腰板412aの下方位置に配置された第2腰板412bと、から構成されている。第1腰板412aは、第1縦フレーム74,74の上部に取り付けられている。
また、第1腰板412aの下端部と第2腰板412bの上端部とは、左右方向を向く回動軸を有する蝶番414を介して接続されており、第2腰板412bは、該蝶番414を介して第1腰板412aに対して前後方向に揺動可能となっている。このように、腰板414F,414Bは、第1腰板412a及び第2腰板412b双方を揺動可能とされるものに限定されるものではなく、第1腰板412aの下方に支持された第2腰板412bのみ、つまり、腰板の一部(下部)のみを揺動(移動)可能としてもよい。
この場合、回収通路105は第2遊技機としての通常のパチンコ遊技機2Aにのみ必要な設備であるため、通常のパチンコ遊技機2A側に寄せて配設される。これにより、スロットマシン3側にスペースが確保されるため、スロットマシン3側の第2腰板412bのみを内側に押し込んで回収通路105の壁部105aに取り付けることで、スロットマシン3が設置されていた設置板13aの下方にのみ遊技者側空間400を形成することができる。
また、腰板412F,412Bは、上部側腰板としての腰板412aと該上部側腰板の下部に取り外し可能に取り付けられた下部側腰板としての腰板412bと、から構成されていてもよい。すなわち、例えば、図20(A)中2点鎖線で示すように、腰板412bを腰板412aに対し取り外し可能に構成し、遊技者側空間400が形成される第1態様とする場合に、腰板412aから腰板412bを取り外し可能としてもよい。このようにすることで、腰板412aから腰板412bを取り外すのみで、設置板13aの下方に遊技者側空間400を容易に形成することができる。
また、図20(B)に示すように、遊技島1の前面側の設置空間部SFに第1遊技機としての封入式パチンコ遊技機2が設置され、後面側の設置空間部SFに第2遊技機としての通常のパチンコ遊技機2Aが設置されている。この場合においても、回収通路105は第1遊技機としての通常のパチンコ遊技機2Aにのみ必要な設備であるため、通常のパチンコ遊技機2A側に寄せて配設される。これにより、封入式パチンコ遊技機2側にスペースが確保されるため、封入式パチンコ遊技機2側の第2腰板412bのみを内側に押し込んで回収通路105の壁部105aに取り付けることで、封入式パチンコ遊技機2が設置されていた設置板13aの下方にのみ遊技者側空間400を形成することができる。つまり、遊技島1の前面側は第1態様とし、後面側は第2態様とすることもできる。
さらに、遊技島1の前面側の設置空間部SFまたは前面側の設置空間部SBの一部に第1遊技機を設置し、他部に第2遊技機を設置するようにしてもよい。このような場合でも、例えば、前面側の設置空間部SFの一部に第1遊技機を設置し、他部に第2遊技機を配設するようにしてもよい。
次に、本発明の変形例7について、図21に基づいて説明する。図21は、遊技島が第2態様であるときの態様を示す図である。
図21に示す遊技島1は、吸殻を回収する吸殻回収装置600を備え、吸殻回収装置600は、遊技機に対応して設けられたユーティリティーユニット7の前面に設けられ吸殻を受け入れる吸殻受入部603と、吸殻受入部603から受け入れた吸殻を誘導する誘導通路602と、誘導通路602にて誘導された吸殻を遊技島1の長手方向の端部に設けた回収部(図示略)まで搬送する吸殻搬送手段としての搬送スクリュー601が内蔵された搬送管604を有し、搬送スクリュー601は、躯体5の連結ビーム71,72に支持されている。
このようにすることで、吸殻回収装置600の搬送スクリュー601が内蔵された搬送管604が設置板13aではなく躯体5における支持体66L,66Rの連結ビーム71に支持されることで、遊技島1が遊技機2の種類に応じて設置板13aが設けられない態様に変更された場合でも、吸殻回収装置600の搬送スクリュー601を支持することができるため、遊技島1の設計の自由度が向上する。
また、前記実施例では、支持体66Lは、前支持体70Fと、後支持体70Bと、これら前支持体70Fと後支持体70Bとを連結する上下の連結ビーム71,72と、から構成され、前支持体70F、後支持体70Bは、下端から上方に向けてクランク状に形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、支持体の形状は上記形態に限定されるものではなく、下端より上方の上方位置に設置板13aを架設可能な形状であれば柱状でもよく、種々に変更可能である。
また、前記実施例では、腰板12F,12Bは支持体66L,66Rの第1縦フレーム74,74に直接取り付けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、左右の第1縦フレーム74,74と設置板13aと床面Yとに沿って形成される四角枠状の木材等を躯体5に固定して設け、該木材に腰板12F,12Bを取付できるようにしてもよい。
また、前記実施例では、遊技島1は、前後両面に長手方向にわたり遊技機を設置可能な複数の設置部が並設されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、前面側または後面側のいずれかにのみ設置部が設けられ、遊技場の壁等に沿うように設けられた片面式の遊技島であってもよい。
また、前記実施例では、設置板13aの下方における第1縦フレーム74,74間に形成される遊技者側空間400は、床面Yから設置板13aまでの上下幅のうち、床面Yから設置板13aよりも下方位置に形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、床面Yから設置板13aまで開口する遊技者側空間400であってもよい。また、床面Yから上方に向けて形成される空間に限定されず、例えば、床面Yから所定距離離れた高さ位置に遊技者側空間400が形成されるようにしてもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、遊技機の一例として、封入式パチンコ遊技機2、通常のパチンコ遊技機2A、スロットマシン3などを記載したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スロットマシンとして、遊技用価値としてメダル並びにクレジットを用いて賭数が設定されるスロットマシンに適用した例について説明したが、遊技用価値として遊技球を用いて賭数を設定するスロットマシンや、遊技用価値としてクレジットのみを使用して賭数を設定する完全クレジット式のスロットマシンに適用しても良い。遊技球を遊技用価値として用いる場合は、例えば、メダル1枚分を遊技球5個分に対応させることができ、前記実施例1で賭数として3を設定する場合は、15個の遊技球を用いて賭数を設定するものに相当する。
さらに、メダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値のうちいずれか1種類のみを用いるものに限定されるものではなく、例えば、メダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値を併用できるものであっても良い。すなわち、メダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値のいずれを用いても賭数を設定してゲームを行うことが可能であり、かつ入賞の発生によってメダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値のいずれをも払い出し得るスロットマシンを適用しても良い。
1 遊技島
2A 通常のパチンコ遊技機
2 封入式パチンコ遊技機
3 スロットマシン
12F,12B 腰板
12a,12a 突部
12b,12c 貫通孔
13a 設置板
66L,66R 支持体
74,74 第1縦フレーム
74a,74b 第1螺着孔
75a,75b 第2螺着孔
76a 第3螺着孔
76b 第4螺着孔
105 回収通路
105b,105c 貫通孔
400 空間部
112F,112B 腰板
212F,212B 腰板
312F,312B 腰板
414F,414B 腰板

Claims (1)

  1. 所定の間隔を隔てて立設される複数の支持体と、該複数の支持体間における該支持体の下端より上方の上方位置に架設される長板状の設置板と、前記設置板の下方に該設置板の長手方向に沿って配設される腰板とを備え、該設置板の長手方向に沿って遊技機が設置される遊技島であって、
    前記設置板は、前記遊技機にて遊技を行う遊技者側から見て前記腰板の奥側に配設される遊技球回収通路が不要な遊技機であって遊技球を用いて遊技を行う第1パチンコ遊技機と、前記遊技球回収通路が必要な遊技機であって遊技球を用いて遊技を行う第2パチンコ遊技機と、を含む複数種類の遊技機を設置可能であり、
    前記第1パチンコ遊技機および前記第2パチンコ遊技機のうちの前記第1パチンコ遊技機に対応可能な態様であって前記腰板を当該腰板の下端部が床面から離間するように前記支持体に対し取り付ける第1取付状態にすることにより、前記設置板の下方における前記複数の支持体間の少なくとも下部に遊技者の足を挿入可能な空間が形成される第1態様と、前記第1パチンコ遊技機および前記第2パチンコ遊技機のうちの前記第2パチンコ遊技機に対応可能な態様であって前記腰板を当該腰板の下端部が床面と当接するように前記支持体に対し取り付ける第2取付状態にすることにより、前記設置板の下方における前記複数の支持体間に前記遊技者の足を挿入可能な空間が形成されない第2態様と、のいずれかに変更可能である
    ことを特徴とする遊技島。
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