JP4642060B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機を設置するパチンコ島に設置可能であって、所定数のパチンコ球を取り込んで可変表示ゲームを行う遊技機に関するものである。
遊技球を取り込んで可変表示ゲームを行う従来の遊技機(所謂球スロ式の遊技機)としては、例えば実公平5−46788号公報に記載のものや特許第2774290号公報に記載のものがある。この遊技機は、パチンコ機の外枠(機枠)と同じ寸法の前後開放枠に対して前方から前枠を蝶着し、この前枠に可変表示装置の表示窓を設けるとともに、前面に球受皿を設け、前枠の裏側に球取込装置や球排出装置等の球処理部を取り付け、該球処理部により球受皿内の球を所定数宛取り込み、また賞球として球受皿に排出するようにしたものである。
そして、この従来の遊技機は、新しい遊技機とする場合、すなわち新装開店と銘打って台の入れ替えを行う場合には、機枠や前枠や球排出装置等を含めた遊技機全体を新しい遊技機と交換しなければならない。
実公平5−46788号公報 特許第2774290号公報
しかしながら、台の入れ替えの度に遊技機全体を交換するのでは、貴重な資源を浪費することになる。すなわち、枠体や球排出装置などの球処理部等は、機能的に十分継続使用が可能であり、それにも拘らずすべてを交換することは資源の浪費となる。また、これらは直接遊技者の目に触れて新しさをアピールするものではないので、台の入れ替え効果に直接寄与するものではない。
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、台の入れ替え効果を損なうことなく省資源に寄与し得る遊技機を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたもので、請求項1に記載のものは、パチンコ島に設置可能な本体枠と、
前記本体枠の前面に開閉可能に設けられた前面装飾部と、
前記前面装飾部の前面に設けられた球皿と、可変表示ゲームを行う可変表示装置と、
を備えた遊技機において、
前記可変表示装置は、交換可能であり、上下に設けたリールと、上下のリールに架け渡され、表面に図柄等の識別情報を記し、独立して回転する複数の無端ベルトとを備え、
前記前面装飾部は、
装飾ランプ部を備えた膨出装飾部と、
該膨出装飾部の下方に配設され、裏面側に前記可変表示装置が取り付けられ、該可変表示装置の図柄表示部が見える図柄表示窓部を開設した表示窓装飾パネルと、
前記表示窓装飾パネルの下方に配設された操作パネルと、
該操作パネルの下方に配設され、前記球皿を設けた皿パネルと、の4つの部材
から構成され、且つこれら4つの部材は、一側を本体枠の一側に着脱可能に軸着され、他側を施錠機構により係止されそれぞれ独立して開閉可能とし、
前記施錠機構は、上下2箇所に設けたシリンダー錠により構成され、
上方のシリンダー錠では、一方に回動すると前記表示窓装飾パネルの施錠が解錠し、他方に回動すると前記膨出装飾部の施錠が解錠し、
下方のシリンダー錠では、一方に回動すると前記操作パネルの施錠が解錠し、他方に回動すると前記皿パネルの施錠が解錠し、
前記本体枠の一側に、前記独立して開閉可能な各部材の境近傍に対応する位置に合わせて受金具をそれぞれ突設し、
前記独立して開閉可能な各部材のそれぞれの一側の下方に上下動可能に支軸を、上方に軸受孔を設け、
前記受金具は、該受金具の上方に開閉可能に配設された部材の支軸を回動可能に保持する軸受孔が該支軸より大径に形成されるとともに、該受金具の下方に開閉可能に配設された部材の軸受孔を回動可能に保持する支軸が該軸受孔より小径に形成され、
上下に隣り合う前記部材の支軸及び軸受孔の中心をずらせて配置し、且つ前記支軸基端と前記軸受孔開口縁との間に間隙を形成したことを特徴とする遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1の発明によれば、パチンコ島に設置可能な本体枠と、前記本体枠の前面に開閉可能に設けられた前面装飾部と、前記前面装飾部の前面に設けられた球皿と、可変表示ゲームを行う可変表示装置と、を備えた遊技機において、前記可変表示装置は、交換可能であり、上下に設けたリールと、上下のリールに架け渡され、表面に図柄等の識別情報を記し、独立して回転する複数の無端ベルトとを備え、前記前面装飾部は、装飾ランプ部を備えた膨出装飾部と、該膨出装飾部の下方に配設され、裏面側に前記可変表示装置が取り付けられ、該可変表示装置の図柄表示部が見える図柄表示窓部を開設した表示窓装飾パネルと、前記表示窓装飾パネルの下方に配設された操作パネルと、該操作パネルの下方に配設され、前記球皿を設けた皿パネルと、の4つの部材から構成され、且つこれら4つの部材は、一側を本体枠の一側に着脱可能に軸着され、他側を施錠機構により係止されそれぞれ独立して開閉可能とし、前記施錠機構は、上下2箇所に設けたシリンダー錠により構成され、上方のシリンダー錠では、一方に回動すると前記表示窓装飾パネルの施錠が解錠し、他方に回動すると前記膨出装飾部の施錠が解錠し、下方のシリンダー錠では、一方に回動すると前記操作パネルの施錠が解錠し、他方に回動すると前記皿パネルの施錠が解錠し、前記本体枠の一側に、前記独立して開閉可能な各部材の境近傍に対応する位置に合わせて受金具をそれぞれ突設し、前記独立して開閉可能な各部材のそれぞれの一側の下方に上下動可能に支軸を、上方に軸受孔を設け、前記受金具は、該受金具の上方に開閉可能に配設された部材の支軸を回動可能に保持する軸受孔が該支軸より大径に形成されるとともに、該受金具の下方に開閉可能に配設された部材の軸受孔を回動可能に保持する支軸が該軸受孔より小径に形成され、上下に隣り合う前記部材の支軸及び軸受孔の中心をずらせて配置し、且つ前記支軸基端と前記軸受孔開口縁との間に間隙を形成したので、いわゆる台の入れ替えを行う際に、表示窓装飾パネルや他パネルの交換だけで済ことができる。したがって、貴重な資源を有効に活用することができ、また、廃棄物の減少にも寄与する。そして、前記した表示窓装飾パネルや他パネルを交換すると、遊技者から見やすく、ゲームに直接関係する可変表示装置も交換されるので、台の入れ替え効果を減殺することはない。さらに、表示窓装飾パネルや他パネルの交換作業を遊技機の前面側から行えるので、作業の容易化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る遊技機であって遊技媒体としてパチンコ球を使用する球スロ式遊技機1の正面図、図2は球スロ式遊技機1の背面図、図3は球スロ式遊技機1の前面パネル等を開放した状態を示す斜視図である。
球スロ式遊技機1は、図1から図3に示すように、左右幅と高さを、パチンコ機の機枠(外枠)の左右幅と高さ(例えば関東地域向けでは左右幅W518mm×高さH810mm)に揃えてパチンコ島に設置可能とした前後開放の機枠(外枠)2と、この機枠2の前面開口を前方から閉塞可能な状態で蝶番3により開閉可能に取り付けた額縁状の前面枠4とにより本体枠5を構成し、前面枠4の表面にはその高さのほぼ中央に、可変表示領域として縦長な第1図柄表示窓部6a、第2図柄表示窓部6b、第3図柄表示窓部6cを左右に並べて開設するとともに、これら図柄表示窓部6の後方に可変表示装置7を設けた表示窓装飾パネル9を開閉可能に設け、この表示窓装飾パネル9の上方に、前方に膨出した部分に装飾ランプ部10とボーナスゲーム進行表示部11を備えた膨出装飾部12を開閉可能に設け、表示窓装飾パネル9の下方に、スタート操作部13と第1〜第3図柄停止操作部14a,14b,14cとクレジット操作部15を操作パネル16に横並びに設けた操作ユニット17を開閉可能に設け、この操作ユニット17の下方に、皿パネル19の表面側に球皿20と灰皿21を、裏面側に球取込装置22を設けた球皿ユニット23を開閉可能に取り付け、前記表示窓装飾パネル9の裏面側に設けた可変表示装置7の第1図柄表示部24aが上記第1図柄表示窓部6a内に、第2図柄表示部24bが第2図柄表示窓部6b内に、第3図柄表示部24cが第3図柄表示窓部6c内にそれぞれ見えるように構成されている。
なお、図面に示す本実施形態では、膨出装飾部12、表示窓装飾パネル9、操作パネル16、及び皿パネル19が前面装飾部に該当し、膨出装飾部12は表示窓装飾パネル9から分離して構成されている。そして、前面装飾部のうち表示窓装飾パネル9を除いた膨出装飾部12、操作パネル16、及び皿パネル19などが他パネルに該当する。
また、本発明では、いわゆる台の入れ替えで交換する部材が表示窓装飾パネル9や他パネルとして、本体枠5の一側に着脱可能に軸着されて開閉可能である。
前記した表示窓装飾パネル9、膨出装飾部12、操作ユニット17、および球皿ユニット23を前面枠4に対してそれぞれ独立して開閉可能であって、且つ着脱可能に取り付けるために、図4に示すように、前面枠4の一側に、上記各部材の境近傍に対応する位置に合わせて受金具30をそれぞれ突設し、この受金具30に開設した軸受孔31内に、上記各部材の一側の上下の一方に上下動可能に設けた支軸32を差し込んで他側(上下の他方)に設けた軸受孔33内に、対応した受金具30の支軸34を嵌合し、上下に隣り合う部材の支軸32,34及び軸受孔31,33の中心を少しずらせてある。なお、図4に示すように、受金具30の軸受孔31は上方に配設された部材の支軸32より大径に形成し、受金具30の支軸34は下方に配設された部材の軸受孔33より小径に形成し、且つ受金具30の支軸34の基端と受金具30の軸受孔31の開口縁との間に間隙を形成している。
そして、各部材の自由端側は、公知の施錠機構により前面枠4側に係止して施錠できるように構成してある。
なお、本実施形態では、図1に示すように、前面枠4の他側にシリンダー錠35a,35bを2箇所設け、上方のシリンダー錠35aは、一方に回動すると表示窓装飾パネル9の施錠が解錠し、他方に回動すると膨出装飾部12の施錠が解錠し、下方のシリンダー錠35bは、一方に回動すると操作ユニット17の施錠が解錠し、他方に回動すると球皿ユニット23の施錠が解錠するように構成してある。
表示窓装飾パネル9の裏面側に取り付ける可変表示装置7は、図5に示すように、前面が開放した筺体40内の上下に遊転リール41を回転自在に設けるとともに、両遊転リール41のほぼ中央に、パルスモータ(図示せず)により回転する駆動リール42を設け、数字、アルファベット、図柄等の識別情報を記したフィルム状の無端ベルト43を上下の遊転リール41に掛け渡すとともに、駆動リール42の爪44を、無端ベルト43の両側縁に等間隔で開設した孔45内に嵌合し、駆動リール42に無端ベルト用位置検出機構(図示せず)を設けて単位表示ユニットを構成し、この単位表示ユニットを3つ並べてそれぞれの無端ベルト43が独立して回転するように構成されている。したがって、筺体40の前面開口が図柄表示部24として機能して、無端ベルト43の表面に記された識別情報を表示する。また、本実施形態では、可変表示装置7の裏側、具体的には図3に示すように、筺体40の背面に遊技制御装置46を設ける。
上記した構成から成る可変表示装置7を取り付ける表示窓装飾パネル9には、本実施形態では図1に示すように、スタート操作部13の上方にスタート可能表示部50を、第1図柄停止操作部14aの上方に第1図柄停止表示部51aを、第2図柄停止操作部14bの上方に第2図柄停止表示部51bを、第3図柄停止操作部14cの上方に第3図柄停止表示部51cを横一直線上に設け、これらの右端には、組み合せ線を選択するベット操作部52を設ける。そして、図柄表示窓部6の右側にクレジット表示部53および賞球表示部54を設け、クレジット表示部53にはクレジット数を可視表示し、賞球表示部54には賞態様が成立して付与される賞球数を可視表示できるように構成してある。
なお、本実施形態ではベット操作部52を表示窓装飾パネル9に設けたが、これに代えてベット操作部52を操作ユニット17に設けてもよい。
操作ユニット17の下方に設ける球皿ユニット23には、図3に示すように、球皿20に連通する接続樋55が皿パネル19の裏面から後方に向けて突設されており、後述する球排出ユニットから流下したパチンコ球が球皿20内に排出されるように構成してある。また、皿パネル19の裏面には球取込装置22を設ける。この球取込装置22は、一単位となる所定数のパチンコ球を取り込む機能を備えていればどのような構成でもよく、本実施形態では5個のパチンコ球を一単位として取り込む。なお、前面枠4には、前記接続樋55や球取込装置22が嵌合する開口部56a,56bが開設されている。
次に、本体枠5の内部構造について説明する。
図2に示すように、前面枠4の裏面の上部に球貯留タンク59を設け、この球貯留タンク59からパチンコ球を整列しながら導出する球導出樋60、球導出樋60により導出したパチンコ球を排出する球排出ユニット61などを設け、球排出ユニット61から下方に延設した球流下樋62の下端出口を、接続樋55を介して前記球皿20に連通してある。したがって、本実施形態では、球貯留タンク59、球導出樋60、球排出ユニット61、球流下樋62などが球排出系を構成している。
この様な構成からなる球スロ式遊技機1をパチンコ島に設置する場合について説明する。
図6に示すパチンコ島63は、遊技機を背中合わせに設置可能な所謂両面島であり、床面に設置した基台部64上に膳板65を遊技者側突出した状態で設け、この膳板65上に下横材66を長手方向に架設するとともに、下横材66から所定の上下間隔をあけて上横材67を長手方向に架設することにより遊技機や球貸機を設置する設置空部を形成し、上横材67の上方に幕板69を起立した状態で設け、両側の幕板69間(パチンコ島63の上部)に、球補給樋70を島長手方向に沿って支持材(図示せず)で支持した状態で延設し、基台部64間(パチンコ島63の下部)に球回収樋71を島長手方向に延設し、この球回収樋71の傾斜下端出口を球揚送装置(図示せず)の球入口に連通させ、球揚送装置の出口に設けた上部タンク(図示せず)の球出口に上記球補給樋70の傾斜上端を連通してある。
この様な構成からなるパチンコ島63に球スロ式遊技機1を設置するには、パチンコ機72と同様に設置することができる。例えば、図6中左側に示すように、球スロ式遊技機1の球皿20や図柄停止操作部14等を遊技者側、即ち椅子73側に向けた状態で球スロ式遊技機1を設置空部内に押し入れ、機枠2の上部を上横材67に、下部を下横材66にそれぞれ固定し、裏側上部の球貯留タンク59に、球補給樋70の枝樋74の下端球出口を臨ませる。
この様に、本発明に係る球スロ式遊技機1は、パチンコ機72を設置するパチンコ島63にパチンコ機72と同様に設置することができるので、それまで設置されていたパチンコ機72の稼働率が低下した場合にはそのパチンコ機72を取り外して、代わりに球スロ式遊技機1をそのまま、即ちパチンコ島63を改造することなく設置することができ、この逆もできる。そして、球スロ式遊技機1における遊技で付与される賞は、パチンコ機72の場合と同様に、球貯留タンク59内のパチンコ球を賞球として球皿20に排出すればよい。また、球貯留タンク59内のパチンコ球が不足した場合には、パチンコ機72への球補給と同様に、球補給樋70から枝樋74を介して球貯留タンク59に補給できる。
さらに、本実施形態では、パチンコ島63に設置した状態で、球取込装置22から延設した取込球流下路75の出口が機枠2の後端よりも後方に突出させて球回収樋71上に臨ませてある。したがって、球スロ式遊技機1で使用されたパチンコ球、すなわち球取込装置22の作動により球皿20から取り込んだパチンコ球は、球取込装置22の取込球流下路75の出口からパチンコ島63下部の球回収樋71に直接流下させることができ、パチンコ機72から排出されたパチンコ球と共に回収される。このため、パチンコ島63にパチンコ機72を設置して稼働する場合と同じ設備で球スロ式遊技機1を稼働することができ、設備変更に要する時間、労力、費用を大幅に節約できる。
そして、本実施形態では、操作ユニット17を単独で開閉可能、また着脱可能に構成してあるので、使用頻度が高いスタート操作部13や図柄停止操作部14等にトラブルが発生した場合には、操作ユニット17だけを開いて修理等を行ったり、或は交換したりでき、短時間で容易に対処することができる。なお、操作ユニット17の操作パネル16の装飾要素、例えばシールを交換可能に構成してもよい。
また、球皿ユニット23も単独で開閉可能なので、例えば球取込装置22に球詰まりが発生した場合等に、球皿ユニット23だけを開いて修理等を行ったり、或は交換したりでき、短時間で容易に対処することができる。
そして、操作ユニット17や球皿ユニット23を単独で交換可能に構成すると、台の入れ替えリニューアルで便利であるばかりでなく、これらを単独で開発することも可能となり、新機種の開発工程の自由度が増大し、開発し易い。
また、球スロ式遊技機1について、いわゆる台の入れ替えを行う場合には、遊技機全体を交換するのではなく、例えば表示窓装飾パネル9と可変表示装置7と遊技制御装置46を最低限交換すれば、球排出系を含む本体枠5、上方装飾パネル、操作ユニット17、球皿ユニット23を残して継続使用してもよい。この様に、表示窓装飾パネル9と可変表示装置7と遊技制御装置46を交換すれば、図柄表示窓部6の周囲のデザインも新しくなり、遊技内容や識別表示を異ならせて新しい機種として稼働することができ、台の入れ替えの効果を従来通り発揮できる。そして、その一方で、球排出系など他の部品を継続使用できるので省資源に寄与することができ、また、コストダウンにもなる。
また、前面パネルの内容は、前記に限定ない。例えば、膨出装飾部12を含めて前面パネルとして、交換してもよい。膨出装飾部12までを含めて交換すると、外観上の新しさを一層強くアピールすることができる。さらには、操作ユニット17や球皿ユニット23も本体枠5に対して取り外し交換可能なので、これらを含めて交換してもよい。
前記した実施形態では、遊技制御装置46を可変表示装置7の背面に取り付けたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、前面装飾部の一部を構成している膨出装飾部12内に遊技制御装置46を設けてもよい。なお、図7中、符号76は、装飾ランプ部10やボーナスゲーム進行表示部11として機能するランプ基板である。
この様に、膨出装飾部12内に遊技制御装置46を設けると、比較的開放される頻度が高い表示窓装飾パネル9が開かれても、遊技制御装置46が見えないので、不正行為が行われ難い。また、膨出装飾部12は、内部にランプやランプ基板76などを設けるだけなので、ここに遊技制御装置46を設けるとスペースの有効利用となる。
なお、前記実施形態では、膨出装飾部12、表示窓装飾パネル9、操作パネル16、及び皿パネル19をすべて単独で着脱可能な前面装飾部としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、膨出装飾部12は表示窓装飾パネル9と一体化してもよいし、操作パネル16も表示窓装飾パネル9と一体化してもよい。また、球皿20は、図8に示すように、賞球が排出される上皿20aと、オーバーフロー球や球取込装置22で所定数に満たない半端球が排出される下皿20bとに分けて設けてもよい。
球スロ式遊技機の正面図である。 球スロ式遊技機の背面図である。 表示窓装飾パネル等を開いた状態における球スロ式遊技機の斜視図である。 受金具の斜視図である。 可変表示装置の斜視図である。 パチンコ島の構成を示す説明図である。 膨出装飾部内に遊技制御装置を設けた実施形態の断面図である。 球スロ式遊技機の他の実施形態の正面図である。
符号の説明
1 球スロ式遊技機
2 機枠
3 蝶番
4 前面枠
5 本体枠
6 図柄表示窓部
7 可変表示装置
9 表示窓装飾パネル
10 装飾ランプ部
11 ボーナスゲーム進行表示部
12 膨出装飾部
13 スタート操作部
14 図柄停止操作部
15 クレジット操作部
16 操作パネル
17 操作ユニット
19 皿パネル
20 球皿
21 灰皿
22 球取込装置
23 球皿ユニット
24 図柄表示部
30 受金具
31 軸受孔
32 支軸
33 軸受孔
34 支軸
35 シリンダー錠
40 筺体
41 遊転リール
42 駆動リール
43 無端ベルト
44 爪
45 孔
46 遊技制御装置
50 スタート可能表示部
51 図柄停止表示部
52 ベット操作部
53 クレジット表示部
54 賞球表示部
55 接続樋
56 開口部
59 球貯留タンク
60 球導出樋
61 球排出ユニット
62 球流下樋
63 パチンコ島
64 基台部
65 膳板
66 下横材
67 上横材
69 幕板
70 球補給樋
71 球回収樋
72 パチンコ機
73 椅子
74 枝樋
75 取込球流下路
76 ランプ基板

Claims (1)

  1. パチンコ島に設置可能な本体枠と、
    前記本体枠の前面に開閉可能に設けられた前面装飾部と、
    前記前面装飾部の前面に設けられた球皿と、可変表示ゲームを行う可変表示装置と、
    を備えた遊技機において、
    前記可変表示装置は、交換可能であり、上下に設けたリールと、上下のリールに架け渡され、表面に図柄等の識別情報を記し、独立して回転する複数の無端ベルトとを備え、
    前記前面装飾部は、
    装飾ランプ部を備えた膨出装飾部と、
    該膨出装飾部の下方に配設され、裏面側に前記可変表示装置が取り付けられ、該可変表示装置の図柄表示部が見える図柄表示窓部を開設した表示窓装飾パネルと、
    前記表示窓装飾パネルの下方に配設された操作パネルと、
    該操作パネルの下方に配設され、前記球皿を設けた皿パネルと、の4つの部材
    から構成され、且つこれら4つの部材は、一側を本体枠の一側に着脱可能に軸着され、他側を施錠機構により係止されそれぞれ独立して開閉可能とし、
    前記施錠機構は、上下2箇所に設けたシリンダー錠により構成され、
    上方のシリンダー錠では、一方に回動すると前記表示窓装飾パネルの施錠が解錠し、他方に回動すると前記膨出装飾部の施錠が解錠し、
    下方のシリンダー錠では、一方に回動すると前記操作パネルの施錠が解錠し、他方に回動すると前記皿パネルの施錠が解錠し、
    前記本体枠の一側に、前記独立して開閉可能な各部材の境近傍に対応する位置に合わせて受金具をそれぞれ突設し、
    前記独立して開閉可能な各部材のそれぞれの一側の下方に上下動可能に支軸を、上方に軸受孔を設け、
    前記受金具は、該受金具の上方に開閉可能に配設された部材の支軸を回動可能に保持する軸受孔が該支軸より大径に形成されるとともに、該受金具の下方に開閉可能に配設された部材の軸受孔を回動可能に保持する支軸が該軸受孔より小径に形成され、
    上下に隣り合う前記部材の支軸及び軸受孔の中心をずらせて配置し、且つ前記支軸基端と前記軸受孔開口縁との間に間隙を形成したことを特徴とする遊技機。
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