JP3812385B2 - 折り畳み装置、後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

折り畳み装置、後処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は折り畳み装置、画像形成された用紙に対して折り畳み等の後処理を行う後処理装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)画像形成後の用紙に対して折り畳み処理等の処理を行う後処理装置では、一般に、種々の処理を行う処理装置の前にレジストローラが設けられている。
該レジストローラによって、用紙の姿勢や搬送タイミングが整えられて、正しい処理が行われる。即ち例えば、用紙の正しい位置に穿孔が施されたり、正しい位置に折り目を付ける折り畳み処理が行われる。
(2)折り畳み装置としては、ナイフ状の折り畳み部材を用いて折り畳みを行うものや停止部材に用紙を押し当て用紙を屈曲させるものが多く用いられている。停止部材を用いる折り畳み装置は装置が小型になるので、画像形成装置の付属装置としての折り畳み装置に多く用いられている。
(3)停止部材で用紙の先端を停止させ、該停止部材に用紙を押し当てることにより用紙を屈曲させて折り畳みを行う折り畳み装置では、用紙を屈曲させる搬送空間の他の搬送路では用紙の動きを制限する必要があるので、搬送路間隙を狭く形成している。即ち、折り畳み用の搬送空間以外の搬送路では、搬送路間隙を狭く形成して用紙の真直度を保持することにより正確な折り畳みを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
)停止部材を用い、該停止部材に用紙を押し当てて折り畳みを行う従来の折り畳み装置では、用紙に正確な位置で折り目を形成することが困難であり、また、折り目が傾斜する場合があり、更に、折り畳みを安定して行うことが困難で、折り畳んだ用紙に皺ができる等の問題があり、従来の折り畳み装置ではこれらの現象を防止するための調整が困難であった。
【0006】
の本発明は、前記の望ましくない現象を効果的に防止することができる調整機構を持った折り畳み装置、かかる折り畳み装置を有する後処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
)折り畳みを正確に行うために、折り畳みを行う搬送空間以外の搬送路間隙を狭くするために従来は、搬送路を形成する案内部材に搬送方向に平行な凸条
を形成して搬送抵抗を抑制しながら搬送路間隙を狭めることが行われている。しかしながら、従来の折り畳み装置では、搬送路間隙を搬送方向に一様に形成しており、しかも、搬送路間隙を調整することができなかった。そのために、搬送路間隙を狭めると搬送抵抗が増すという問題が解決されていない。また、調整ができないために搬送条件を最適にすることができず、安定して作動する折り畳み装置を作ることが困難であった。
【0007】
の本発明は、従来の折り畳み装置における前記の問題を解決し、正確な折り畳みが行われるとともに、安定した用紙搬送が行われる折り畳み装置、かかる折り畳み装置を備えた後処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記の本発明の目的は下記の発明により達成される。
1.搬送手段(53A, 53B)、前記搬送手段の下流に設けられた少なくとも一対の折り畳みローラ(53, 54)、停止部材(49)及び折り畳み案内部材(405)を有し、前記搬送手段で搬送した用紙の先端を前記停止部材により停止させ、先端停止後に前記搬送手段により搬送して用紙を折り曲げ、折り曲げられた用紙を前記折り畳み案内部材により前記折り畳みローラへ案内して折り畳みを行う折り畳み装置において、
前記一対の折り畳みローラの挟持部 (55) の近傍における前記折り畳みローラ (53, 54) の各表面を覆う補助案内部材 (461, 481) を設け、
前記折り畳み案内部材の位置の調整を搬送路幅方向の一方の端部において他方の端部に対して独立して行うことを可能にする調整手段(408, 409)を設けたことを特徴とする折り畳み装置。
【0017】
.前記調整は、前記搬送手段から前記停止部材までの搬送路長を変えるものであることを特徴とする前記に記載の折り畳み装置。
【0018】
3.前記折り畳み案内部材(405)は、前記一対の折り畳みローラの挟持部(55)に向いた凸部を有する案内板からなることを特徴とする前記1又は前記2に記載の折り畳み装置。
【0019】
4.前記案内板は、調整可能な下流側端部を有し、前記調整手段 408, 409)は、前記下流側端部を調整するものであることを特徴とする前記3に記載の折り畳み装置。
【0020】
5.搬送手段 (53, 54) 、少なくとも一対の折り畳みローラ (54, 63) 、用紙の先端を止める停止部材 (57) 及び折り畳み案内部材 (56A, 56B, 56D) を有し、前記搬送手段で搬送した用紙の先端を前記停止部材により停止させ、停止後に前記搬送手段により搬送して用紙を折り曲げ、折り曲げられた用紙を前記折り畳み案内部材により前記折り畳みローラへ案内して折り畳みを行う折り畳み装置において、
前記搬送手段から前記停止部材に至る搬送路 (56C) の一部が、前記折り畳みローラの挟持部 (61) に向けて用紙を折り曲げて案内する搬送路と、前記挟持部 (61) によって折り畳まれた用紙を案内する搬送路とを兼ねており、
対向する各案内部材間で形成される前記搬送路 (56C) の間隙を入り口部の間隙 (HA) よりも中流部の間隙 (HB) を狭く、かつ、該中流部の間隙 (HB) よりも前記停止部材近傍の間隙 (HC) を広く形成する補助案内部材 (561,562) を前記搬送路に設けたことを特徴とする折り畳み装置。
【0021】
6.前記補助案内部材は、搬送路幅方向の一部に設けられた凸条からなることを特徴とする前記5に記載の折り畳み装置。
【0022】
7.前記補助案内部材が前記搬送路の間隙を調整可能に構成されたことを特徴とする前記5又は前記6に記載の折り畳み装置。
【0023】
8.請求項1〜7のいずれか1項に記載の折り畳み装置 (400) を備えたことを特徴とする後処理装置。
【0024】
9.用紙に画像を形成する画像形成装置本体 (10) と、前記画像形成装置本体により画像が形成された用紙を折り畳む請求項8に記載の後処理装置 (40) とを有することを特徴とする画像形成装置。
【0039】
【発明の実施の形態】
(1)画像形成装置
本発明の実施の形態に係る画像形成装置について図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。
【0040】
図1において、10は電子写真方式により用紙上に画像を形成する画像形成装置本体、20は原稿を読取位置に搬送する自動原稿搬送装置、40は第1後処理装置、30は画像形成装置本体10で画像形成され、折り畳み装置から搬送された用紙に対して、綴じ処理等の後処理を行う第2後処理装置である。
【0041】
画像形成装置本体10は、感光体11と、感光体11に対して帯電、露光、現像を行ってトナー像を形成し、感光体11に形成されたトナー像を用紙に転写する画像形成部12と、種々のサイズの用紙をそれぞれがサイズ毎に区別して収納する収納部13a、13b、13c、13dと、各収納部13a、13b、13c、13dから用紙を一枚ずつ取り出して、画像形成部12へと搬送するローラ群を備える給紙部18a、18b、18c、18dと、用紙の両面への画像形成に際して記録を反転して片面記録された用紙を画像形成部12へと搬送する反転給紙部14と、用紙上に転写されたトナー像を定着する定着器15とを有する。
【0042】
自動原稿搬送装置20は原稿が載置される原稿給紙台21と、原稿を搬送し読取位置を形成するプラテンローラ22と、読取済み原稿が載置される原稿排紙台23とを有する。
【0043】
第2後処理装置30には、用紙を画像形成装置本体10からの搬入順に排紙する固定排紙皿30aと、昇降排紙皿30bとが設けられ、更に、固定排紙皿30aに排紙する排紙経路Aと、多数枚の排紙の際に使用する昇降排紙皿30bへ排紙する排紙経路Bと、これらの排紙経路へ切り換え案内する切換案内部材34とが設けられている。排紙経路Bには、更に、綴じ装置33のための搬送経路30cが接続される。
【0044】
次に、実施の形態における第1後処理装置40の構成について図2、3により説明する。図2は第1後処理装置40の正面図、図3は第1停止部材49を示す図である。
【0045】
第1後処理装置40は、枠体40Aに対して図2の手前方向に移動できるように上部両端で支持レール403、404にて懸架された折り畳み装置400を有する。
【0046】
第1後処理装置40に用紙Pを供給するため枠体40Aに搬入口42Aを形成する搬送路42を設け、搬送路42上に穿孔装置41と用紙検知部材41Sを設ける。搬送路42の下流にレジストローラRを設ける(図3に詳細説明)。また、案内部材としての案内板46A、46Bで形成された第1搬送路46Cの上流に切換案内部材45が、中流部に第1折り畳み部(後に説明)の搬送手段としての中間搬送ローラ53A、53Bが、下流には折り畳み案内部材405がそれぞれ設けられる。
【0047】
案内板46Aは固定であり、案内板46Bは支軸46Dを中心に回転可能である。取っ手46Eにより案内板46Bを回転させることにより第1搬送路46Cを開放することができる。
【0048】
折り畳み案内部材405の上流端は支軸406、407で回動可能に支持され、折り畳み案内部材405の下流端部は引っ張り型のコイルバネS1、S2と調整手段としての調整ネジ408、409とにより調整可能である(図6参照)。
【0049】
折り畳み案内部材405と対向した位置には一対の互いに圧接した折り畳みローラ53、54が設けられ、更に、折り畳みローラ54に圧接して折り畳みローラ63が設けられている。折り畳みローラ53、54及び63はゴム等の摩擦抵抗の高い材料で構成される。折り畳み案内部材405で案内された用紙Pの先端部を止める第1停止部48Aが設けられ、第1停止部48Aは2枚の案内板48と第1停止部材49とで形成される。
【0050】
一方、案内板48の下方に歯付プーリー50、51を設け、歯付プーリー50、51に歯付ベルト52を懸架し、前記第1停止部材49を歯付ベルト52に固定する。第1停止部材49を方向W1に移動させるために、歯付プーリー50を駆動するステッピングモータM1が設けられ、歯付プーリー50を回転させることにより、第1停止部材49を移動させ、所定位置に停止させるように構成している。第1停止部材49はステッピングモータM1により駆動されて処理する用紙Pのサイズに応じて複数の所定位置から選択された位置に移動し停止する。更に、案内板48の下流端部の折り畳みローラ54に近接した位置に薄板状の補助案内部材481を設けると共に、案内板46Aの下流端で折り畳みローラ53に近接した位置に薄板状の補助案内部材461を各々設ける。
【0051】
図3に示すように歯付ベルト52と第1停止部材49を搬送経路幅方向の2ケ所に設けることにより用紙Pの先端を進行方向に対して直角に保持し、用紙Pを正確に折り畳むように構成している。
【0052】
折り畳みローラ53、54及び第1停止部材49により第1紙折り畳み部が形成される。
【0053】
更に、折り畳みローラ54、63の搬送方向下流側には案内部材としての案内板56A、56Bで形成した第2搬送路56Cが形成される。案内板56Aには補助案内部材561と補助案内部材562が取り付けられる。一方、第1停止部材49と同様に第2搬送路56Cに用紙Pの先端を停止させる第2停止部材57が用紙Pの移動方向W2に移動可能に設けられる。そして案内板56Bの下部側方に歯付プーリー58、59を設け、歯付プーリー58、59に歯付ベルト60を懸架し、前記第2停止部材57を歯付ベルト60に固定する。第2停止部材57を用紙の搬送方向である方向W2に移動させるため、歯付プーリー58を駆動するステッピングモータM2が設けられ、歯付プーリー58を駆動することにより、歯付ベルト60と共に第2停止部材57を方向W2に移動させ所定位置に停止させる。案内板56Aと、案内板56Bと、第2停止部材57とにより第2停止部が形成される。
【0054】
これにより、折り畳みローラ53、54で折り畳まれ搬送される用紙Pの先端が第2停止部材57に突き当たり、折り畳みローラ54と63の挟持部61に向かった凸状に湾曲した案内部56Eにより用紙Pは屈曲し、折り畳みローラ54、63に巻き込まれて第2の折り目P2(図11参照)が形成される。
【0055】
このように、折り畳みローラ53、54、64、第2搬送路56C及び第2停止部材57は第2折り畳み部を構成する。また、折り畳みローラ53、54は第2折り畳み部の搬送手段を形成する。
【0056】
また、折り畳みローラ54、63の下流側に案内部材としての案内板64A、64Bが設けられ、案内板64A、64Bにより第3搬送路64Cが形成される。案内板64A、64Bと折り畳みローラ63に圧接する従動ローラ63Aとにより、第3搬送路64Cにおける用紙Pの搬送を確実なものにしている。第3搬送路64Cは第2搬送路56Cに合流し、第2搬送路56Cは排紙路56Fに続き、排紙路56Fには排紙ローラ65、66が設けられる。第2搬送路56Cの上流部は案内板56Dと案内板56Bの上流側の案内部56Eとにより形成され、後に説明する補助補助案内部材561、562が第2搬送路56Cの中流部を形成している。
(2)レジストローラR
図4(a)、(b)、(c)は、レジストローラRの側面図、正面図及び従動ローラ43の部分拡大図である。搬送ユニットとしてのレジストローラRは従動ローラ43及び駆動ローラ44からなる。
【0057】
図4(a)に示すように、従動ローラ43は従動軸43A、搬送ローラ部43B及び補助ローラ部43Cからなり、駆動ローラ44は駆動軸44A及びローラ部44Bからなる。搬送ローラ部43B及び補助ローラ部43CはPOM樹脂等の低摩擦材料で構成され、ローラ部44Bはゴム等の高摩擦材料で構成される。
【0058】
図4(b)に示すようにレジストローラRの上流には穿孔装置41が配置され、レジストローラRの下流には切換案内部材45が配置される。図4(a)に示すように、搬送ローラ部43B及びローラ部44Bの長さは、搬送する用紙の幅の最大値Pvより短く設定される。そして、搬送ローラ部43Bの両側に補助ローラ部43Cが搬送ローラ部43Bと同軸に設けられる。2個の補助ローラ部43Cの外側端間の長さPwは最大値Pvよりも大きく設定される。図4(c)に示すように補助ローラ部43Cの半径は搬送ローラ部43Bの半径よりも段差ΔHだけ小さく設定される。
【0059】
従来のレジストローラRでは、搬送ローラ部43Bの長さが最大サイズの用紙の幅Pvよりも短く形成されており、補助ローラ部43Cがなかった。レジストローラRは搬送される用紙Pの先端を一時停止して折り畳み処理における用紙Pの姿勢及び搬送タイミングを整えるとともに穿孔手段41による穿孔処理を可能にしている。レジストローラRのこのような動作において、用紙の両端部が自由であるために搬送が安定せず、レジストローラRの下流に配置された切換案内部材45にひっかかりを生じたり、用紙の角部に折れを生ずる等の不具合が発生する場合があった。本実施の形態では、搬送ローラ部43Bの両側に、補助ローラ部43Cを設けることによりこのような不具合を解消することに成功した。
【0060】
なお、搬送ローラ部43Bの長さを最大サイズ用紙の幅Pvよりも長くすると従動ローラの加工精度上から問題が生じて、円滑な搬送が保証されなくなる。本実施の形態のように、搬送ローラ部43Bと補助ローラ部43Cとに分割することにより良好で安定した搬送が保証されるようになる。なお、図4(c)に示すように、搬送ローラ部43Bと補助ローラ部43Cとに段差ΔHを設けることにより、更に良好な搬送が行われるようになる。搬送ローラ部43Cの外径を20mmとしたときに段差ΔHとしては1mm程度が望ましい。
(3)折り畳み
次に用紙の折り畳みについて説明するが、折り畳みの前に用紙をその導入順に排紙する単純排紙及び穿孔処理について説明する。
▲1▼単純排紙及び穿孔処理
単純排紙を図2により説明する。図2の状態から、切換案内部材45を方向W3(点線)に回転させる。用紙PはレジストローラRにより搬送路42を搬送され切換案内部材45により排紙路56Fに案内され、排紙ローラ65、66により方向W4に搬送され第2後処理装置30に送られる。
【0061】
用紙Pに穿孔処理を施す場合には、用紙PをレジストローラR及び排紙ローラ65、66で搬送し用紙検知部材41Sが用紙Pの後端を検知した信号でレジストローラRを停止し、用紙Pを所定位置に停止させ、穿孔装置41で用紙Pの所定位置に穿孔した後にレジストローラR及び排紙ローラ65、66で搬送し、排紙路56Fから第2後処理装置30に送る。
▲2▼折り畳み処理
折り畳み処理における作用を図2、図5〜図11により説明する。図5は折り畳み作用を説明する図、図6は折り畳み案内部材405の斜視図、図7、8は第2搬送路56Cの部分の拡大断面図、図9は第2搬送路56Cを示す図、図10は折り畳みを終了した第1後処理装置40の正面図、図11は折り畳み処理された用紙を示す図である。
【0062】
折り畳みモード及び用紙サイズの設定によって、まず図2において、ステッピングモータM1、M2を駆動して歯付ベルト52及び60を駆動し、第1停止部材49と、第2停止部材57とをサイズ及び折り畳みモード情報に応じた位置に設定し、切換案内部材45を方向W3(実線)に回転させて排紙路56Fを閉鎖する。
【0063】
折り畳み工程の開始により、画像形成装置本体10から送り込まれた用紙Pは、レジストローラRと、搬送手段としての中間搬送ローラ53A、53Bとにより、第1搬送路46Cを搬送され、停止部48Aに進入し、用紙Pの先端が第1停止部材49に突き当たる。
【0064】
次に図5に示すように、中間搬送ローラ53A、53Bは更に回転を続行し、用紙Pを強制的に搬送する。しかるに第1停止部材49で用紙Pの先端が停止状態にあるため、用紙Pには第1搬送路46Cと、第2停止部48Aの間で屈曲力が作用する。用紙Pは折り畳み案内部材405により折り畳みローラ53、54の挟持部55の側に屈曲するように案内される。屈曲した用紙Pが挟持部55に進入し、折り畳みローラ53と54で搬送されることにより、第1折り目P1(図11参照)が形成されて第1回の折り畳み処理が行われる。折り畳み案内部材405は用紙Pを挟持部55側に屈曲させるように、挟持部55に向かって凸状に湾曲した形状に構成される。
【0065】
第1折り目P1の用紙Pにおける位置及び第1折り畳み目P1の形状は折り畳み案内部材405により影響を受ける。これは主として折り畳み案内部材405の位置により、搬送路の長さが変化することに起因する。図5(a)と図5(b)とは折り畳み案内部材405の位置により搬送路長が変化した状態を示す。図5(a)では、折り畳み案内部材405が搬送空間を狭めた位置(図の左方)にあるために、搬送路が屈曲した形状となって、搬送路長(中間搬送ローラ53A、53Bの搬送点から第1停止部材49までの搬送路長)が長くなり、図5(b)の状態では、折り畳み案内部材405が搬送空間を広げた位置(図の右方)にあるために前記搬送路が直線に近くなって、搬送路長が短くなる。また、図5(a)(b)に示すように、折り畳み案内部材405が搬送空間を狭めた位置にあるときには、用紙Pに対して挟持部55に押し込む作用が強くなるが、折り畳み案内部材405が搬送空間を広げた位置にあるときには、用紙Pの屈曲部を搬送向に逃がす力が強く作用するようになる。このような、用紙Pに対する作用の違いにより、第1折り目P1の位置及び形状に違いが生ずるようになる。用紙Pの用紙幅方向両端間でこのような差異が生ずると、折り目が傾斜したり、折り目の位置が不正確になったり、用紙Pに皺が生じたりする等の不具合が発生する場合がある。
【0066】
本実施の形態においては、折り畳み案内部材405の位置調整手段を搬送方向に直交する搬送路幅方向の両端部に設けている。即ち、図2、5及び6に示すように、折り畳み案内部材405の両端部を引っ張り型のコイルバネS1、S2により付勢するとともに、調整手段としての調整ネジ408、409により支持している。調整ネジ408、409を個々に独立して調整することにより折り畳み案内部材405の下流側端部は搬送路幅方向の両端部で独立して位置調整される。その結果、前記した搬送路長は搬送路幅方向の両端部間で調整されて、第1折り目P1が傾斜することなく正確な位置に形成されるとともに、安定した搬送が確保される。
【0067】
次に図7に示すように、折り畳みローラ53、54で第1折り目P1が形成された用紙Pは折り畳みローラ53、54により第2搬送路56Cを第1折り目P1を先頭にして搬送される。そして、第1折り目P1が第2停止部材57に突き当たり停止する。更に、第2折り畳み部の搬送手段としての折り畳みローラ53、54が回転を続行するために、折り畳みローラ53、54と、第2停止部材57の作用で用紙Pに屈曲力が作用するが、案内板56Aの湾曲した案内部56Eにより折り畳みローラ54と63間の挟持部61に向かって屈曲するように案内され、用紙Pの屈曲部は挟持部61に進入する。用紙Pが折り畳みローラ54、63間の挟持部61を通過して図8、11に示す第2折り目P2が形成される。
【0068】
第1折り目P1が通過する第2搬送路56Cは案内板56Aと56Bとにより形成されるが、第2搬送路56Cの搬送路間隙の一部は案内板56Aと56Bとにより形成されるとともに、搬送路間隙の他の一部は案内板56Aと補助案内部材561、562とにより形成される。図9(a)に示すように、搬送方向に平行な凸条として形成された補助案内部材561、562は、取付部563、564によりそれぞれ案内板56Aに固定される。補助案内部材561、562により、搬送路幅方向の中央部においては、搬送路間隙が狭められる。その結果、第2搬送路56Cは入口部である上流部において、補助案内部材561、562と案内板56Dとにより比較的広い搬送路間隙HAが形成され、中流部において補助案内部材561、562と案内板56Bとにより、比較的狭い搬送路間隙HBが形成される。更に、補助案内部材561、562と案内板56Bとは、第2停止部材57の近傍では比較的広い搬送路間隔HCを形成する。このように、補助案内部材561、562と、案内板56D、56Bとにより形成される搬送路間隙はHA>HB、HC>HBとなる。第2搬送路56Cをこのような形状とすることにより、第1折り目P1が形成された用紙Pを真直度を維持して搬送し、第2停止部材57により停止保持することが安定して実行される。例えば、搬送路間隙HA、HCを2.3mm、搬送路間隙HBを1mm程度とすることにより折り畳み及び搬送が良好に行われる。しかも、このように搬送路間隙を狭くしても搬送抵抗は低く抑えられる。
【0069】
更に、補助案内部材561、562はこれらの基部である取付部563、564により案内板56Aに固定される。取付部653には長孔565、566が、取付部564には長孔567、568がそれぞれ設けられ、補助案内部材561、562はネジ569、570、571及び572によりそれぞれ案内板56Aに固定される。取付時には、取付部563、564は、図9(b)の実線の位置と鎖線の位置の間で調整可能であり、このような調整機構により、搬送路間隙HA、HB及びHCを微細に調整することができる。
【0070】
折り畳みローラ54、63のさらなる回転で、用紙Pは第2折り目P2を先頭にして、折り畳みローラ63と案内板64Aと、案内板64Bとで形成される第3搬送路64C及び第2搬送路56Cを走行する。
【0071】
第1折り目P1の上方への通過をセンサ62が検知した信号により、ステッピングモータM2が起動して第2停止部材57を第2搬送路56Cから退避させ、用紙Pの排紙が可能になる。
【0072】
折り畳み処理された用紙Pは排紙路56Fから第2後処理装置30へ送られる。図11は三つ折り畳み処理された用紙Pを示す。
(4)第1後処理装置40の支持機構
図12は第1後処理装置40の両側に画像形成装置本体10と第2後処理装置30とを結合した状態を示す正面図である。
【0073】
第1後処理装置40の骨格を形成する枠体40Aは一方で画像形成装置本体10に固定されるとともに、他方で第2後処理装置30に固定されている。枠体40A内には、穿孔装置41により用紙Pを穿孔処理する際に発生する打ち抜き滓を収容する容器412が設けられており、穿孔装置41と容器412間に排出管411が接続され、打ち抜き滓は容器412に収容されるように構成されている。そして前記したように折り畳み装置400は枠体40Aに対して支持レール403、404で手前側に移動出来るように構成されている。また、折り畳み装置400は、枠体40A内において画像形成装置本体10より用紙が排紙される排紙口100A(図17参照)より上方であって、画像形成装置本体10の上面から突出しないように設けることが好ましい。
【0074】
次に、第1後処理装置40内で用紙のジャムが発生したときの処理機構について説明する。
【0075】
図13は、枠体40Aより折り畳み装置400を引き出した状態を示す側面図。図14は、詰まった用紙Pを取り出す状態にある第1後処理装置40の正面図である。
【0076】
折り畳み装置400を支持する枠体40Aには係合用凹部424、425が設けられており、画像形成装置本体10側に設けられた突起102、103に係合用凹部424、425が係止されることにより、第1後処理装置40に対して、用紙Pが正確に受け渡されるように画像形成装置本体10に対して位置合わせされている(図17参照)。
【0077】
また、第1後処理装置40で用紙Pの折り畳み処理を行っている際、用紙Pがジャム状態となったとき枠体40Aより折り畳み装置400を引き出すことができる。その際、枠体40Aに対して折り畳み装置400は支持レール403、404で案内され図13の実線矢印方向に引き出す。引き出す操作として、先ず枠体40Aの前側に設けた前扉(図示せず)を開き、この開き動作に連動して第1後処理装置40を駆動する電源が遮断される。次に把手Hを用いて第1後処理装置40を引き出すことにより第1後処理装置40に設けたロック機構であるロック爪421が、枠体40Aにバネ422で付勢されて設けられた係止部材423よりバネ422に抗して解除され、外部に引き出すことができる。
【0078】
そして図14に示すように第1搬送路46Cで用紙Pが詰まった場合には 把手46Eにより案内板46Bを回転させて中間搬送ローラ53Aを設けた第1搬送路46Cを開放し、第3搬送路64Cで用紙Pがジャム状態の場合には案内板64Aを軸64Dを中心に回転して第3搬送路64C開放して用紙Pを取り出すことができる。レジストローラRと、排紙ローラ65、66で用紙Pの搬送不良が発生した場合でも前記の操作で用紙Pを取り出すことができる。
【0079】
このようにしてジャム処理が完了した後に、折り畳み装置400を枠体40A内に戻すことでロック爪421が係止部材423に自動的に係止され、折り畳み装置400が枠体40Aにロックされる。尚、第1後処理装置40のロック解除と、ロック操作を容易にするため、ロック爪421の両側に傾斜面が形成されている。
(5)折り畳み装置400の駆動機構
次に、折り畳み装置400の駆動機構について説明する。
【0080】
図15は、折り畳み装置400の駆動部の側面図。図16は、折り畳み装置400の駆動部の背面図である。
【0081】
図15、図16において、枠体40Aの上部に第2モータとしてのステッピングモータM3を設け、ステッピングモータM3にはタイミングベルト用駆動歯車G1が設けられている。更に、枠体40Aの下部に第1モータとしてのステッピングモータM4を固定して設け、ステッピングモータM4にはタイミングベルト用駆動歯車G9が設けられている。一方、図2、図9に示す折り畳みローラ53、54及び63と一体に設けた軸を各々枠体40Aで回転自在に支持するとともに、これら軸の枠体40Aの端部に、折り畳みローラ53の軸には歯車G3、折り畳みローラ54には歯車G3及び折り畳みローラ63には歯車G4を各々一体に設け、歯車G2、G3、G4を互いに噛み合わせて連結する。又、折り畳みローラ53の軸には歯車G3と共に広幅のタイミングベルト用歯車G5を固定して設け、折り畳みローラ63には歯車G4と共に広幅のタイミングベルト用歯車G6が固定して設けられている。
【0082】
このように設けたタイミングベルト用駆動歯車G1とタイミングベルト用歯車G5間にタイミングベルトB1を懸架し、タイミングベルト用歯車G5がステッピングモータM3で駆動されるように連結される。更に、歯車G2が駆動されることで互いに連結された歯車G3と歯車G4も正確に駆動されるようになっている。更に、タイミングベルト用歯車G5と、タイミングベルト用歯車G6と、タイミングベルト用歯車G7間にタイミングベルトB2を懸架する。タイミングベルト用歯車G7の軸には中間搬送ローラ53Bが固定される。
【0083】
一方、排紙ローラ65の軸に設けたタイミングベルト用歯車G8と、タイミングベルト用歯車G6間にタイミングベルトB3を懸架することによりステッピングモータM3よりタイミングベルトB1、タイミングベルト用歯車G5、タイミングベルトB2、タイミングベルト用歯車G6、タイミングベルトB3を経て動力がタイミングベルト用歯車G8に伝達され、タイミングベルト用歯車G8と同軸の歯車G11により、排紙ローラ65の歯車G12を駆動回転する。
【0084】
また、下方に設けた第1モータとしてのステッピングモータM4にタイミングベルト用歯車G9を設け、経てレジストローラ44と同軸のタイミングベルト用歯車G10とタイミングベルト用歯車G9にタイミングベルトB4を懸架するすることにより、レジストローラRで用紙Pを給紙搬送する。
【0085】
以上説明した駆動機構は次のように作動する。
画像形成装置本体10から用紙が搬入されると、用紙検知部材41S(図2参照)が用紙先端を検知して検知信号の出力から所定時間後にステッピングモータM4を起動し、レジストローラR(図2参照)による搬送を開始する。折り畳みにおいては、ステッピングモータM4の起動から所定時間後に、ステッピングモータM3を起動して中間搬送ローラ53A、53B及び折り畳みローラ53、54、63を駆動する。
【0086】
穿孔処理を行うことなく、折り畳み処理のみを行う場合には、ステッピングモータM3、M4の回転を継続して折り畳み処理を行い、折り畳み処理を終了した用紙を排紙路56Fから排紙する。穿孔処理及び折り畳み処理を行う場合には、折り畳み処理を行い用紙を搬送し、用紙後端の通過が用紙検知部材41Sにより検知されると、検知信号に基づいてステッピングモータM3、M4をオフする。搬送停止後に穿孔装置41(図2参照)による穿孔処理を行い、穿孔処理の終了後にステッピングモータM3、M4を再起動して用紙の搬送を再開する。
【0087】
穿孔処理後のステッピングモータM3、M4の再起動では、ステッピングモータM4の起動時間がステッピングモータM3の起動時間よりも若干早くなるように制御される。このような制御により、レジストローラRと中間搬送ローラ53A、53Bとの間に用紙のループが形成される。従って、レジストローラRと中間搬送ローラ53A、53Bとの間における用紙の引っ張り合いがなくなる。その結果、引っ張り合いによるローラマークと称される用紙の汚れやステッピングモータM3、M4の脱調が効果的に防止される。ステッピングモータM3、M4の再起動時における前記時間差については、用紙サイズや用紙の斤量に対応してこれを変更することが望ましい。これにより種々の用紙に対して適正で円滑な折り畳みが施される。
(6)画像形成装置本体10と第1後処理装置40との結合構造
次に、第1後処理装置40を画像形成装置本体10に正確な位置で結合する結合構造について図17により説明する。図17(a)は画像形成装置本体10と第1後処理装置40との結合部の側方から見た断面図、図17(b)は前記結合部の上から見た断面図である。
【0088】
図17(a)において、実線は画像形成装置本体10と第1後処理装置40とが結合される前の状態を示し、鎖線は結合した状態を示す。第1後処理装置40を構成する枠体40Aの画像形成装置本体10と結合する側に、係合部材としての係合用凹部424、425が形成されている。一方、図17(b)に示すように画像形成装置本体10には第1後処理装置40と結合する側に、後処理装置支持部材として2個の突起102、103を形成した枠体101が設けられている。そして係合用凹部424、425は、図17(a)に示すように第1後処理装置40の係合方向が開口されている。
【0089】
先ず、画像形成装置本体10の2個の突起102、103の位置と、第1後処理装置40の係合用凹部424、425の位置が整合するように画像形成装置本体10と第1後処理装置40を位置合わせし、図17(b)の実線矢印に示すように、突起102、103に係合用凹部424、425が近づいた位置で第1後処理装置40と画像形成装置本体10とを接触させる。そして、高さがやや低い第1後処理装置40を持ち上げて、突起102、103と係合用凹部424、425とを結合する。この結合により、第1後処理装置40は、画像形成装置本体10につり下げられて懸架支持される。
【0090】
この結合操作が完了した後、図示しないが、ネジ等の固定手段で画像形成装置本体10と第1後処理装置40とを互いに固定する。このような結合機構により、図17(c)に示すように、画像形成装置本体10の排紙ローラ104、105の排紙部と、第1後処理装置40の搬入口42Aと確実に整合させて取り付けることができる。
【0094】
【発明の効果】
請求項1〜4のいずれかの発明により、折り畳み案内部材の搬送路幅方向の端部を他方の端部に対して独立して調整することができるので、折り目の形成位置、角度及折り畳みにおける搬送性の調整が可能になり、正確な位置に正確な折り畳み安定して行える折り畳み装置が実現される。
【0095】
請求項5〜9のいずれかの発明により、正確な位置に折り目を形成する折り畳みが行われるとともに、搬送抵抗が少なく安定した搬送が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略を示す図である。
【図2】第1後処理装置の正面図である。
【図3】停止部材を示す図である。
【図4】レジストローラの側面図、正面図及び従動ローラの部分拡大図である。
【図5】折り畳み作用を説明する図である。
【図6】折り畳み案内部材の斜視図である。
【図7】第2搬送路の拡大断面図である。
【図8】第2搬送路の拡大図断面である。
【図9】第2搬送路を示す図である。
【図10】折り畳みを終了した第1処理装置の正面図である。
【図11】折り畳み処理された用紙を示す図である。
【図12】第1後処理装置の両側に画像形成装置本体と第2後処理装置を結合した状態を示す図である。
【図13】折り畳み装置を第1後処理部から引き出した状態を示す側面図である。
【図14】詰まった用紙を取り出す状態にある第1後処理装置の正面図である。
【図15】折り畳み装置の駆動部の側面図である。
【図16】折り畳み装置の駆動部の背面図である。
【図17】画像形成装置本体と第1後処理装置との結合部を示す図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置本体
20 自動原稿搬送装置
30 第2後処理装置
40 第1後処理装置
42 穿孔装置
43 従動ローラ
43A 従動軸
43B 搬送ローラ部
43C 補助ローラ部
44 駆動ローラ
44A 駆動軸
44B ローラ部
45 切換案内部材
46A、46B、56A、56B、64A、64B 案内板
46C 第1搬送路
49 第1停止部材
53、54、63 折り畳みローラ
57 第2停止部材
400 折り畳み装置
408、409 調整ネジ
504 折り畳み案内部材
561、562 補助案内部材
M1〜M4 ステッピングモータ
P 用紙

Claims (9)

  1. 搬送手段(53A, 53B)、前記搬送手段の下流に設けられた少なくとも一対の折り畳みローラ(53, 54)、停止部材(49)及び折り畳み案内部材(405)を有し、前記搬送手段で搬送した用紙の先端を前記停止部材により停止させ、先端停止後に前記搬送手段により搬送して用紙を折り曲げ、折り曲げられた用紙を前記折り畳み案内部材により前記折り畳みローラへ案内して折り畳みを行う折り畳み装置において、
    前記一対の折り畳みローラの挟持部 (55) の近傍における前記折り畳みローラ (53, 54) の各表面を覆う補助案内部材 (461, 481) を設け、
    前記折り畳み案内部材の位置の調整を搬送路幅方向の一方の端部において他方の端部に対して独立して行うことを可能にする調整手段(408, 409)を設けたことを特徴とする折り畳み装置。
  2. 前記調整は、前記搬送手段から前記停止部材までの搬送路長を変えるものであることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み装置。
  3. 前記折り畳み案内部材(405)は、前記一対の折り畳みローラの挟持部(55)に向いた凸部を有する案内板からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折り畳み装置。
  4. 前記案内板は、調整可能な下流側端部を有し、前記調整手段(408, 409)は、前記下流側端部を調整するものであることを特徴とする請求項3に記載の折り畳み装置。
  5. 搬送手段 (53, 54) 、少なくとも一対の折り畳みローラ (54, 63) 、用紙の先端を止める停止部材 (57) 及び折り畳み案内部材 (56A, 56B, 56D) を有し、前記搬送手段で搬送した用紙の先端を前記停止部材により停止させ、停止後に前記搬送手段により搬送して用紙を折り曲げ、折り曲げられた用紙を前記折り畳み案内部材により前記折り畳みローラへ案内して折り畳みを行う折り畳み装置において、
    前記搬送手段から前記停止部材に至る搬送路 (56C) の一部が、前記折り畳みローラの挟持部 (61) に向けて用紙を折り曲げて案内する搬送路と、前記挟持部 (61) によって折り畳まれた用紙を案内する搬送路とを兼ねており、
    対向する各案内部材間で形成される前記搬送路 (56C) の間隙を入り口部の間隙 (HA) よりも中流部の間隙 (HB) を狭く、かつ、該中流部の間隙 (HB) よりも前記停止部材近傍の間隙 (HC) を広く形成する補助案内部材 (561,562) を前記搬送路に設けたことを特徴とする折り畳み装置。
  6. 前記補助案内部材は、搬送路幅方向の一部に設けられた凸条からなることを特徴とする請求項5に記載の折り畳み装置。
  7. 前記補助案内部材が前記搬送路の間隙を調整可能に構成されたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の折り畳み装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の折り畳み装置 (400) を備えたことを特徴とする後処理装置。
  9. 用紙に画像を形成する画像形成装置本体 (10) と、前記画像形成装置本体により画像が形成された用紙を折り畳む請求項8に記載の後処理装置 (40) とを有することを特徴とする画像形成装置。
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