JP2003072974A - 用紙搬送装置、折り畳み装置、後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents
用紙搬送装置、折り畳み装置、後処理装置及び画像形成装置Info
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Abstract
搬送において、用紙の端部が自由であるために搬送が安
定せず、案内部材に引っかかりを生じたり、用紙の角が
折れたりする問題があった。 【解決手段】 搬送ユニットを構成する駆動ローラと従
動ローラのうちの従動ローラのローラ部を複数に分割
し、且つ、搬送する用紙の最大サイズ幅よりも長い距離
に亘って形成した。
Description
送する用紙搬送装置、折り畳み装置、画像形成された用
紙に対して折り畳み等の後処理を行う後処理装置及び画
像形成装置に関する。
み処理等の処理を行う後処理装置では、一般に、種々の
処理を行う処理装置の前にレジストローラが設けられて
いる。該レジストローラによって、用紙の姿勢や搬送タ
イミングが整えられて、正しい処理が行われる。即ち例
えば、用紙の正しい位置に穿孔が施されたり、正しい位
置に折り目を付ける折り畳み処理が行われる。 (2)折り畳み装置としては、ナイフ状の折り畳み部材
を用いて折り畳みを行うものや停止部材に用紙を押し当
て用紙を屈曲させるものが多く用いられている。停止部
材を用いる折り畳み装置は装置が小型になるので、画像
形成装置の付属装置としての折り畳み装置に多く用いら
れている。 (3)停止部材で用紙の先端を停止させ、該停止部材に
用紙を押し当てることにより用紙を屈曲させて折り畳み
を行う折り畳み装置では、用紙を屈曲させる搬送空間の
他の搬送路では用紙の動きを制限する必要があるので、
搬送路間隙を狭く形成している。即ち、折り畳み用の搬
送空間以外の搬送路では、搬送路間隙を狭く形成して用
紙の真直度を保持することにより正確な折り畳みを行っ
ている。 (4)折り畳み装置を備えた後処理装置では、折り畳み
装置内で用紙のジャムが発生することがあり得るので、
ジャムが発生した場合に詰まった用紙を除去することを
可能にするために、後処理装置内の搬送路を開放可能に
構成するとともに、後処理装置を画像形成装置から取り
出し可能にしているのが一般的である。 (5)停止部材に用紙を押し当てて折り畳みを行う折り
畳み装置は一般に、折り畳み前に用紙の姿勢や搬送タイ
ミングを整えるレジストローラと、折り畳みを行う折り
畳みローラとを備えている。そして、レジストローラと
折り畳みローラが同一のモータにより駆動され、クラッ
チを用いて各ローラの作動時間のタイミング制御を行っ
ている。 (6)画像形成装置を構成する画像形成装置本体と後処
理装置とは、結合部材により結合されるが、後処理装置
の支持自体は画像形成装置本体と独立して行われるのが
一般的である。即ち、後処理装置にキャスター等の支持
部材を設けて設置床に支持させるか、又は後処理装置用
の架台を別に設けて該架台により後処理装置を支持して
いる。
は一般に駆動ローラと該駆動ローラに接触する従動ロー
ラとからなり、用紙の幅(搬送方向に直交する方向の長
さ、以下同じ)との関係で搬送する用紙の最大サイズの
幅よりも短い長さのローラが一般に用いられている。従
って、最大サイズの用紙を搬送する場合には、用紙の端
部がレジストローラに挟持されない状態で用紙を搬送す
る。
を持って用紙を搬送すると搬送が不安定になって、案内
部材に引っかかりを生じたり、用紙の角が折れる等の問
題が生ずることがあることが判明した。レジストローラ
の直ぐ下流に搬送路を切り換える切換案内部材が配置さ
れている場合には、特に、前記の問題があることが判明
した。
従来の用紙搬送装置における前記の問題を解決し搬送安
定性の高い用紙搬送装置、かかる用紙搬送装置の備えた
後処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とす
る。 (2)停止部材を用い、該停止部材に用紙を押し当てて
折り畳みを行う従来の折り畳み装置では、用紙に正確な
位置で折り目を形成することが困難であり、また、折り
目が傾斜する場合があり、更に、折り畳みを安定して行
うことが困難で、折り畳んだ用紙に皺ができる等の問題
があり、従来の折り畳み装置ではこれらの現象を防止す
るための調整が困難であった。
を効果的に防止することができる調整機構を持った折り
畳み装置、かかる折り畳み装置を有する後処理装置及び
画像形成装置を提供することを目的とする。 (3)折り畳みを正確に行うために、折り畳みを行う搬
送空間以外の搬送路間隙を狭くするために従来は、搬送
路を形成する案内部材に搬送方向に平行な凸条を形成し
て搬送抵抗を抑制しながら搬送路間隙を狭めることが行
われている。しかしながら、従来の折り畳み装置では、
搬送路間隙を搬送方向に一様に形成しており、しかも、
搬送路間隙を調整することができなかった。そのため
に、搬送路間隙を狭めると搬送抵抗が増すという問題が
解決されていない。また、調整ができないために搬送条
件を最適にすることができず、安定して作動する折り畳
み装置を作ることが困難であった。
ける前記の問題を解決し、正確な折り畳みが行われると
ともに、安定した用紙搬送が行われる折り畳み装置、か
かる折り畳み装置を備えた後処理装置及び画像形成装置
を提供することを目的とする。 (4)従来の後処理装置では、扉を開くことにより後処
理装置内を開放する他に、処理装置を引き出すことによ
り詰まった用紙の取り出しを容易にしている。しかるに
従来のものでは、幾つかの処理装置をユニットに形成
し、幾つかの装置が一緒に引き出されるために、引き出
し部の質量及び容積が大きくなって操作性が良くないと
ともに、引き出したユニットから用紙を除去することが
容易でないという問題があった。
る前記の問題を解決し、詰まった用紙を除去することが
容易な後処理装置及びかかる後処理装置を備えた画像形
成装置を提供することを目的とする。 (5)従来の折り畳み装置では、レジストローラと折り
畳みローラを一個のモータで駆動しているために、両者
間に用紙が跨って搬送される場合に、レジストローラと
折り畳みローラ間で用紙の引き合いが生ずる場合がある
ことが判明した。特に、長期間作動によりレジストロー
ラの搬送性と折り畳みローラ搬送性に差が生じた場合に
かかる現象が顕著になることが判明した。これにより、
ローラと用紙が摩擦して、ローラマークと称される汚れ
が用紙についたり、ローラを駆動するステッピングモー
タが脱調する等の現象が生ずる場合があることが判明し
た。
る前記の問題を解決することを目的とする。 (6)従来の画像形成装置では、後処理装置の支持と、
画像形成装置本体との結合とを別部材に分担させてい
た。このために、画像形成装置本体と後処理装置とを正
確な位置関係で結合することが困難であり、また、画像
形成装置の設置後に画像形成装置本体と後処理装置の位
置関係が変動するという問題があった。このために、画
像形成装置本体から後処理装置への用紙搬送が円滑に行
われなくなり、搬送不良が生じ、再調整が必要になる等
の不具合が生じていた。
形成装置における前記の問題を解決することを目的とす
る。
記の発明により達成される。
低摩擦材で構成され該駆動ローラに従動する従動ローラ
からなる搬送ユニットを有する用紙搬送装置において、
前記従動ローラを従動軸と該従動軸上に形成された分割
された複数のローラ部とで構成し、該複数のローラ部
を、搬送する用紙の最大幅を超える長さに亘って設けた
ことを特徴とする用紙搬送装置。
ラに接触して用紙を搬送する搬送ローラ部及び該搬送ロ
ーラ部よりも小さなローラ径を有し前記従動ローラの端
部に設けられた補助ローラ部からなることを特徴とする
前記1に記載の用紙搬送装置。
材を設けたことを特徴とする前記1又は前記2に記載の
用紙搬送装置。
停止して用紙を整えるレジストローラであることを特徴
とする前記1〜3のいずれか1項に記載の用紙搬送装
置。
られた少なくとも一対の折り畳みローラ、停止部材及び
折り畳み案内部材を有し、前記搬送手段で搬送した用紙
の先端を前記停止部材により停止させ、先端停止後に前
記搬送手段により搬送して用紙を折り曲げ、折り曲げら
れた用紙を前記折り畳み案内部材により前記折り畳みロ
ーラへ案内して折り畳みを行う折り畳み装置において、
前記折り畳み案内部材の位置の調整を搬送路幅方向の一
方の端部において他方の端部に対して独立して行うこと
を可能にする調整手段を設けたことを特徴とする折り畳
み装置。
止部材までの搬送路長を変えるものであることを特徴と
する前記5に記載の折り畳み装置。
折り畳みローラの挟持部に向いた凸部を有する案内板か
らなることを特徴とする前記5又は前記6に記載の折り
畳み装置。
を有し、前記調整手段は、前記下流側端部を調整するも
のであることを特徴とする前記7に記載の折り畳み装
置。
ローラの表面を覆う補助案内部材を設けたことを特徴と
する前記7又は前記8に記載の折り畳み装置。
みローラ、用紙の先端を止める停止部材及び折り畳み案
内部材を有し、前記搬送手段で搬送した用紙の先端を前
記停止部材により停止させ、停止後に前記搬送手段によ
り搬送して用紙を折り曲げ、折り曲げられた用紙を前記
折り畳み案内部材により前記折り畳みローラへ案内して
折り畳みを行う折り畳み装置において、前記搬送手段か
ら前記停止部材に至る搬送路に、入り口部で広く、中流
部で狭い搬送路間隙を形成する補助案内部材を設けたこ
とを特徴とする折り畳み装置。
の一部に設けられた凸条からなることを特徴とする前記
10に記載の折り畳み装置。
前記補助案内部材により前記搬送路間隙が調整されるこ
とを特徴とする前記10又は前記11に記載の折り畳み
装置。
前記停止部材近傍において前記中流部よりも広い前記搬
送路間隙を形成することを特徴とする前記10〜12の
いずれか1項に記載の折り畳み装置。
用紙搬送装置を有する折り畳み装置を備えたことを特徴
とする後処理装置。
ることを特徴とする画像形成装置。 16.折り畳み装置及び折り畳み以外の後処理を行う装
置を有する後処理部を有する後処理装置において、折り
畳み装置を前記後処理部と切り離して取り出し可能なユ
ニットに形成したことを特徴とする後処理装置。
り支持され引き出し可能であることを特徴とする前記1
6に記載の後処理装置。
する係止手段を有することを特徴とする前記16又は前
記17に記載の後処理装置。
る案内部材を有し、該案内部材は、前記折り畳み装置が
前記後処理装置から取り出された時に前記搬送路を開放
するように移動可能であることを特徴とする前記16〜
18のいずれか1項に記載の後処理装置。
することを特徴とする前記16〜19のいずれか1項に
記載の後処理装置。
該画像形成装置本体の上面の高さの間に前記折り畳み装
置が設けられたことを特徴とする前記16〜20のいず
れか1項に記載の後処理装置。
載の後処理装置を有することを特徴とする画像形成装
置。
勢及び搬送タイミングを整えるレジストローラ及び該レ
ジストローラの下流に配置され少なくとも一対の折り畳
みローラを有する折り畳み装置において、前記レジスト
ローラを駆動する第1モータと前記折り畳み装置を駆動
する第2モータを別設したことを特徴とする折り畳み装
置。
2モータの起動時間との関係を、前記レジストローラと
前記折り畳み装置の間で用紙のループが形成されるよう
に、設定したことを特徴とする前記23に記載の折り畳
み装置。
畳み装置及び穿孔装置を有し、前記レジストローラによ
る用紙搬送を一時停止して前記穿孔装置による穿孔処理
を行い用紙搬送を再開する際に、前記第1モータの起動
時間を前記第2モータの起動時間よりも早期にしたこと
を特徴とする後処理装置。
における前記第1モータの起動時間を用紙サイズ又は用
紙斤量に応じて変更することを特徴とする前記25に記
載の後処理装置。
成装置本体及び前記後処理装置支持部材に係合する係合
部材を有する後処理装置を備え、前記後処理装置を前記
支持部材でつり下げ支持したことを特徴とする画像形成
装置。
置本体の排紙口と、前記後処理装置の搬入口とが整合す
るように前記支持部材でつり下げ支持されていることを
特徴とする前記27に記載の画像形成装置。
照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像
形成装置を示す図である。
用紙上に画像を形成する画像形成装置本体、20は原稿
を読取位置に搬送する自動原稿搬送装置、40は第1後
処理装置、30は画像形成装置本体10で画像形成さ
れ、折り畳み装置から搬送された用紙に対して、綴じ処
理等の後処理を行う第2後処理装置である。
感光体11に対して帯電、露光、現像を行ってトナー像
を形成し、感光体11に形成されたトナー像を用紙に転
写する画像形成部12と、種々のサイズの用紙をそれぞ
れがサイズ毎に区別して収納する収納部13a、13
b、13c、13dと、各収納部13a、13b、13
c、13dから用紙を一枚ずつ取り出して、画像形成部
12へと搬送するローラ群を備える給紙部18a、18
b、18c、18dと、用紙の両面への画像形成に際し
て記録を反転して片面記録された用紙を画像形成部12
へと搬送する反転給紙部14と、用紙上に転写されたト
ナー像を定着する定着器15とを有する。
原稿給紙台21と、原稿を搬送し読取位置を形成するプ
ラテンローラ22と、読取済み原稿が載置される原稿排
紙台23とを有する。
装置本体10からの搬入順に排紙する固定排紙皿30a
と、昇降排紙皿30bとが設けられ、更に、固定排紙皿
30aに排紙する排紙経路Aと、多数枚の排紙の際に使
用する昇降排紙皿30bへ排紙する排紙経路Bと、これ
らの排紙経路へ切り換え案内する切換案内部材34とが
設けられている。排紙経路Bには、更に、綴じ装置33
のための搬送経路30cが接続される。
40の構成について図2、3により説明する。図2は第
1後処理装置40の正面図、図3は第1停止部材49を
示す図である。
て図2の手前方向に移動できるように上部両端で支持レ
ール403、404にて懸架された折り畳み装置400
を有する。
め枠体40Aに搬入口42Aを形成する搬送路42を設
け、搬送路42上に穿孔装置41と用紙検知部材41S
を設ける。搬送路42の下流にレジストローラRを設け
る(図3に詳細説明)。また、案内部材としての案内板
46A、46Bで形成された第1搬送路46Cの上流に
切換案内部材45が、中流部に第1折り畳み部(後に説
明)の搬送手段としての中間搬送ローラ53A、53B
が、下流には折り畳み案内部材405がそれぞれ設けら
れる。
は支軸46Dを中心に回転可能である。取っ手46Eに
より案内板46Bを回転させることにより第1搬送路4
6Cを開放することができる。
06、407で回動可能に支持され、折り畳み案内部材
405の下流端部は引っ張り型のコイルバネS1、S2
と調整手段としての調整ネジ408、409とにより調
整可能である(図6参照)。
は一対の互いに圧接した折り畳みローラ53、54が設
けられ、更に、折り畳みローラ54に圧接して折り畳み
ローラ63が設けられている。折り畳みローラ53、5
4及び63はゴム等の摩擦抵抗の高い材料で構成され
る。折り畳み案内部材405で案内された用紙Pの先端
部を止める第1停止部48Aが設けられ、第1停止部4
8Aは2枚の案内板48と第1停止部材49とで形成さ
れる。
0、51を設け、歯付プーリー50、51に歯付ベルト
52を懸架し、前記第1停止部材49を歯付ベルト52
に固定する。第1停止部材49を方向W1に移動させる
ために、歯付プーリー50を駆動するステッピングモー
タM1が設けられ、歯付プーリー50を回転させること
により、第1停止部材49を移動させ、所定位置に停止
させるように構成している。第1停止部材49はステッ
ピングモータM1により駆動されて処理する用紙Pのサ
イズに応じて複数の所定位置から選択された位置に移動
し停止する。更に、案内板48の下流端部の折り畳みロ
ーラ54に近接した位置に薄板状の補助案内部材481
を設けると共に、案内板46Aの下流端で折り畳みロー
ラ53に近接した位置に薄板状の補助案内部材461を
各々設ける。
止部材49を搬送経路幅方向の2ケ所に設けることによ
り用紙Pの先端を進行方向に対して直角に保持し、用紙
Pを正確に折り畳むように構成している。
材49により第1紙折り畳み部が形成される。
向下流側には案内部材としての案内板56A、56Bで
形成した第2搬送路56Cが形成される。案内板56A
には補助案内部材561と補助案内部材562が取り付
けられる。一方、第1停止部材49と同様に第2搬送路
56Cに用紙Pの先端を停止させる第2停止部材57が
用紙Pの移動方向W2に移動可能に設けられる。そして
案内板56Bの下部側方に歯付プーリー58、59を設
け、歯付プーリー58、59に歯付ベルト60を懸架
し、前記第2停止部材57を歯付ベルト60に固定す
る。第2停止部材57を用紙の搬送方向である方向W2
に移動させるため、歯付プーリー58を駆動するステッ
ピングモータM2が設けられ、歯付プーリー58を駆動
することにより、歯付ベルト60と共に第2停止部材5
7を方向W2に移動させ所定位置に停止させる。案内板
56Aと、案内板56Bと、第2停止部材57とにより
第2停止部が形成される。
折り畳まれ搬送される用紙Pの先端が第2停止部材57
に突き当たり、折り畳みローラ54と63の挟持部61
に向かった凸状に湾曲した案内部56Eにより用紙Pは
屈曲し、折り畳みローラ54、63に巻き込まれて第2
の折り目P2(図11参照)が形成される。
64、第2搬送路56C及び第2停止部材57は第2折
り畳み部を構成する。また、折り畳みローラ53、54
は第2折り畳み部の搬送手段を形成する。
に案内部材としての案内板64A、64Bが設けられ、
案内板64A、64Bにより第3搬送路64Cが形成さ
れる。案内板64A、64Bと折り畳みローラ63に圧
接する従動ローラ63Aとにより、第3搬送路64Cに
おける用紙Pの搬送を確実なものにしている。第3搬送
路64Cは第2搬送路56Cに合流し、第2搬送路56
Cは排紙路56Fに続き、排紙路56Fには排紙ローラ
65、66が設けられる。第2搬送路56Cの上流部は
案内板56Dと案内板56Bの上流側の案内部56Eと
により形成され、後に説明する補助補助案内部材56
1、562が第2搬送路56Cの中流部を形成してい
る。 (2)レジストローラR 図4(a)、(b)、(c)は、レジストローラRの側
面図、正面図及び従動ローラ43の部分拡大図である。
搬送ユニットとしてのレジストローラRは従動ローラ4
3及び駆動ローラ44からなる。
は従動軸43A、搬送ローラ部43B及び補助ローラ部
43Cからなり、駆動ローラ44は駆動軸44A及びロ
ーラ部44Bからなる。搬送ローラ部43B及び補助ロ
ーラ部43CはPOM樹脂等の低摩擦材料で構成され、
ローラ部44Bはゴム等の高摩擦材料で構成される。
の上流には穿孔装置41が配置され、レジストローラR
の下流には切換案内部材45が配置される。図4(a)
に示すように、搬送ローラ部43B及びローラ部44B
の長さは、搬送する用紙の幅の最大値Pvより短く設定
される。そして、搬送ローラ部43Bの両側に補助ロー
ラ部43Cが搬送ローラ部43Bと同軸に設けられる。
2個の補助ローラ部43Cの外側端間の長さPwは最大
値Pvよりも大きく設定される。図4(c)に示すよう
に補助ローラ部43Cの半径は搬送ローラ部43Bの半
径よりも段差ΔHだけ小さく設定される。
部43Bの長さが最大サイズの用紙の幅Pvよりも短く
形成されており、補助ローラ部43Cがなかった。レジ
ストローラRは搬送される用紙Pの先端を一時停止して
折り畳み処理における用紙Pの姿勢及び搬送タイミング
を整えるとともに穿孔手段41による穿孔処理を可能に
している。レジストローラRのこのような動作におい
て、用紙の両端部が自由であるために搬送が安定せず、
レジストローラRの下流に配置された切換案内部材45
にひっかかりを生じたり、用紙の角部に折れを生ずる等
の不具合が発生する場合があった。本実施の形態では、
搬送ローラ部43Bの両側に、補助ローラ部43Cを設
けることによりこのような不具合を解消することに成功
した。
イズ用紙の幅Pvよりも長くすると従動ローラの加工精
度上から問題が生じて、円滑な搬送が保証されなくな
る。本実施の形態のように、搬送ローラ部43Bと補助
ローラ部43Cとに分割することにより良好で安定した
搬送が保証されるようになる。なお、図4(c)に示す
ように、搬送ローラ部43Bと補助ローラ部43Cとに
段差ΔHを設けることにより、更に良好な搬送が行われ
るようになる。搬送ローラ部43Cの外径を20mmと
したときに段差ΔHとしては1mm程度が望ましい。 (3)折り畳み 次に用紙の折り畳みについて説明するが、折り畳みの前
に用紙をその導入順に排紙する単純排紙及び穿孔処理に
ついて説明する。 単純排紙及び穿孔処理 単純排紙を図2により説明する。図2の状態から、切換
案内部材45を方向W3(点線)に回転させる。用紙P
はレジストローラRにより搬送路42を搬送され切換案
内部材45により排紙路56Fに案内され、排紙ローラ
65、66により方向W4に搬送され第2後処理装置3
0に送られる。
をレジストローラR及び排紙ローラ65、66で搬送し
用紙検知部材41Sが用紙Pの後端を検知した信号でレ
ジストローラRを停止し、用紙Pを所定位置に停止さ
せ、穿孔装置41で用紙Pの所定位置に穿孔した後にレ
ジストローラR及び排紙ローラ65、66で搬送し、排
紙路56Fから第2後処理装置30に送る。 折り畳み処理 折り畳み処理における作用を図2、図5〜図11により
説明する。図5は折り畳み作用を説明する図、図6は折
り畳み案内部材405の斜視図、図7、8は第2搬送路
56Cの部分の拡大断面図、図9は第2搬送路56Cを
示す図、図10は折り畳みを終了した第1後処理装置4
0の正面図、図11は折り畳み処理された用紙を示す図
である。
って、まず図2において、ステッピングモータM1、M
2を駆動して歯付ベルト52及び60を駆動し、第1停
止部材49と、第2停止部材57とをサイズ及び折り畳
みモード情報に応じた位置に設定し、切換案内部材45
を方向W3(実線)に回転させて排紙路56Fを閉鎖す
る。
本体10から送り込まれた用紙Pは、レジストローラR
と、搬送手段としての中間搬送ローラ53A、53Bと
により、第1搬送路46Cを搬送され、停止部48Aに
進入し、用紙Pの先端が第1停止部材49に突き当た
る。
3A、53Bは更に回転を続行し、用紙Pを強制的に搬
送する。しかるに第1停止部材49で用紙Pの先端が停
止状態にあるため、用紙Pには第1搬送路46Cと、第
2停止部48Aの間で屈曲力が作用する。用紙Pは折り
畳み案内部材405により折り畳みローラ53、54の
挟持部55の側に屈曲するように案内される。屈曲した
用紙Pが挟持部55に進入し、折り畳みローラ53と5
4で搬送されることにより、第1折り目P1(図11参
照)が形成されて第1回の折り畳み処理が行われる。折
り畳み案内部材405は用紙Pを挟持部55側に屈曲さ
せるように、挟持部55に向かって凸状に湾曲した形状
に構成される。
第1折り畳み目P1の形状は折り畳み案内部材405に
より影響を受ける。これは主として折り畳み案内部材4
05の位置により、搬送路の長さが変化することに起因
する。図5(a)と図5(b)とは折り畳み案内部材4
05の位置により搬送路長が変化した状態を示す。図5
(a)では、折り畳み案内部材405が搬送空間を狭め
た位置(図の左方)にあるために、搬送路が屈曲した形
状となって、搬送路長(中間搬送ローラ53A、53B
の搬送点から第1停止部材49までの搬送路長)が長く
なり、図5(b)の状態では、折り畳み案内部材405
が搬送空間を広げた位置(図の右方)にあるために前記
搬送路が直線に近くなって、搬送路長が短くなる。ま
た、図5(a)(b)に示すように、折り畳み案内部材
405が搬送空間を狭めた位置にあるときには、用紙P
に対して挟持部55に押し込む作用が強くなるが、折り
畳み案内部材405が搬送空間を広げた位置にあるとき
には、用紙Pの屈曲部を搬送向に逃がす力が強く作用す
るようになる。このような、用紙Pに対する作用の違い
により、第1折り目P1の位置及び形状に違いが生ずる
ようになる。用紙Pの用紙幅方向両端間でこのような差
異が生ずると、折り目が傾斜したり、折り目の位置が不
正確になったり、用紙Pに皺が生じたりする等の不具合
が発生する場合がある。
材405の位置調整手段を搬送方向に直交する搬送路幅
方向の両端部に設けている。即ち、図2、5及び6に示
すように、折り畳み案内部材405の両端部を引っ張り
型のコイルバネS1、S2により付勢するとともに、調
整手段としての調整ネジ408、409により支持して
いる。調整ネジ408、409を個々に独立して調整す
ることにより折り畳み案内部材405の下流側端部は搬
送路幅方向の両端部で独立して位置調整される。その結
果、前記した搬送路長は搬送路幅方向の両端部間で調整
されて、第1折り目P1が傾斜することなく正確な位置
に形成されるとともに、安定した搬送が確保される。
3、54で第1折り目P1が形成された用紙Pは折り畳
みローラ53、54により第2搬送路56Cを第1折り
目P1を先頭にして搬送される。そして、第1折り目P
1が第2停止部材57に突き当たり停止する。更に、第
2折り畳み部の搬送手段としての折り畳みローラ53、
54が回転を続行するために、折り畳みローラ53、5
4と、第2停止部材57の作用で用紙Pに屈曲力が作用
するが、案内板56Aの湾曲した案内部56Eにより折
り畳みローラ54と63間の挟持部61に向かって屈曲
するように案内され、用紙Pの屈曲部は挟持部61に進
入する。用紙Pが折り畳みローラ54、63間の挟持部
61を通過して図8、11に示す第2折り目P2が形成
される。
Cは案内板56Aと56Bとにより形成されるが、第2
搬送路56Cの搬送路間隙の一部は案内板56Aと56
Bとにより形成されるとともに、搬送路間隙の他の一部
は案内板56Aと補助案内部材561、562とにより
形成される。図9(a)に示すように、搬送方向に平行
な凸条として形成された補助案内部材561、562
は、取付部563、564によりそれぞれ案内板56A
に固定される。補助案内部材561、562により、搬
送路幅方向の中央部においては、搬送路間隙が狭められ
る。その結果、第2搬送路56Cは入口部である上流部
において、補助案内部材561、562と案内板56D
とにより比較的広い搬送路間隙HAが形成され、中流部
において補助案内部材561、562と案内板56Bと
により、比較的狭い搬送路間隙HBが形成される。更
に、補助案内部材561、562と案内板56Bとは、
第2停止部材57の近傍では比較的広い搬送路間隔HC
を形成する。このように、補助案内部材561、562
と、案内板56D、56Bとにより形成される搬送路間
隙はHA>HB、HC>HBとなる。第2搬送路56C
をこのような形状とすることにより、第1折り目P1が
形成された用紙Pを真直度を維持して搬送し、第2停止
部材57により停止保持することが安定して実行され
る。例えば、搬送路間隙HA、HCを2.3mm、搬送
路間隙HBを1mm程度とすることにより折り畳み及び
搬送が良好に行われる。しかも、このように搬送路間隙
を狭くしても搬送抵抗は低く抑えられる。
らの基部である取付部563、564により案内板56
Aに固定される。取付部653には長孔565、566
が、取付部564には長孔567、568がそれぞれ設
けられ、補助案内部材561、562はネジ569、5
70、571及び572によりそれぞれ案内板56Aに
固定される。取付時には、取付部563、564は、図
9(b)の実線の位置と鎖線の位置の間で調整可能であ
り、このような調整機構により、搬送路間隙HA、HB
及びHCを微細に調整することができる。
で、用紙Pは第2折り目P2を先頭にして、折り畳みロ
ーラ63と案内板64Aと、案内板64Bとで形成され
る第3搬送路64C及び第2搬送路56Cを走行する。
2が検知した信号により、ステッピングモータM2が起
動して第2停止部材57を第2搬送路56Cから退避さ
せ、用紙Pの排紙が可能になる。
から第2後処理装置30へ送られる。図11は三つ折り
畳み処理された用紙Pを示す。 (4)第1後処理装置40の支持機構 図12は第1後処理装置40の両側に画像形成装置本体
10と第2後処理装置30とを結合した状態を示す正面
図である。
40Aは一方で画像形成装置本体10に固定されるとと
もに、他方で第2後処理装置30に固定されている。枠
体40A内には、穿孔装置41により用紙Pを穿孔処理
する際に発生する打ち抜き滓を収容する容器412が設
けられており、穿孔装置41と容器412間に排出管4
11が接続され、打ち抜き滓は容器412に収容される
ように構成されている。そして前記したように折り畳み
装置400は枠体40Aに対して支持レール403、4
04で手前側に移動出来るように構成されている。ま
た、折り畳み装置400は、枠体40A内において画像
形成装置本体10より用紙が排紙される排紙口100A
(図17参照)より上方であって、画像形成装置本体1
0の上面から突出しないように設けることが好ましい。
ムが発生したときの処理機構について説明する。
00を引き出した状態を示す側面図。図14は、詰まっ
た用紙Pを取り出す状態にある第1後処理装置40の正
面図である。
には係合用凹部424、425が設けられており、画像
形成装置本体10側に設けられた突起102、103に
係合用凹部424、425が係止されることにより、第
1後処理装置40に対して、用紙Pが正確に受け渡され
るように画像形成装置本体10に対して位置合わせされ
ている(図17参照)。
畳み処理を行っている際、用紙Pがジャム状態となった
とき枠体40Aより折り畳み装置400を引き出すこと
ができる。その際、枠体40Aに対して折り畳み装置4
00は支持レール403、404で案内され図13の実
線矢印方向に引き出す。引き出す操作として、先ず枠体
40Aの前側に設けた前扉(図示せず)を開き、この開
き動作に連動して第1後処理装置40を駆動する電源が
遮断される。次に把手Hを用いて第1後処理装置40を
引き出すことにより第1後処理装置40に設けたロック
機構であるロック爪421が、枠体40Aにバネ422
で付勢されて設けられた係止部材423よりバネ422
に抗して解除され、外部に引き出すことができる。
Cで用紙Pが詰まった場合には 把手46Eにより案内
板46Bを回転させて中間搬送ローラ53Aを設けた第
1搬送路46Cを開放し、第3搬送路64Cで用紙Pが
ジャム状態の場合には案内板64Aを軸64Dを中心に
回転して第3搬送路64C開放して用紙Pを取り出すこ
とができる。レジストローラRと、排紙ローラ65、6
6で用紙Pの搬送不良が発生した場合でも前記の操作で
用紙Pを取り出すことができる。
に、折り畳み装置400を枠体40A内に戻すことでロ
ック爪421が係止部材423に自動的に係止され、折
り畳み装置400が枠体40Aにロックされる。尚、第
1後処理装置40のロック解除と、ロック操作を容易に
するため、ロック爪421の両側に傾斜面が形成されて
いる。 (5)折り畳み装置400の駆動機構 次に、折り畳み装置400の駆動機構について説明す
る。
側面図。図16は、折り畳み装置400の駆動部の背面
図である。
部に第2モータとしてのステッピングモータM3を設
け、ステッピングモータM3にはタイミングベルト用駆
動歯車G1が設けられている。更に、枠体40Aの下部
に第1モータとしてのステッピングモータM4を固定し
て設け、ステッピングモータM4にはタイミングベルト
用駆動歯車G9が設けられている。一方、図2、図9に
示す折り畳みローラ53、54及び63と一体に設けた
軸を各々枠体40Aで回転自在に支持するとともに、こ
れら軸の枠体40Aの端部に、折り畳みローラ53の軸
には歯車G3、折り畳みローラ54には歯車G3及び折
り畳みローラ63には歯車G4を各々一体に設け、歯車
G2、G3、G4を互いに噛み合わせて連結する。又、
折り畳みローラ53の軸には歯車G3と共に広幅のタイ
ミングベルト用歯車G5を固定して設け、折り畳みロー
ラ63には歯車G4と共に広幅のタイミングベルト用歯
車G6が固定して設けられている。
歯車G1とタイミングベルト用歯車G5間にタイミング
ベルトB1を懸架し、タイミングベルト用歯車G5がス
テッピングモータM3で駆動されるように連結される。
更に、歯車G2が駆動されることで互いに連結された歯
車G3と歯車G4も正確に駆動されるようになってい
る。更に、タイミングベルト用歯車G5と、タイミング
ベルト用歯車G6と、タイミングベルト用歯車G7間に
タイミングベルトB2を懸架する。タイミングベルト用
歯車G7の軸には中間搬送ローラ53Bが固定される。
ングベルト用歯車G8と、タイミングベルト用歯車G6
間にタイミングベルトB3を懸架することによりステッ
ピングモータM3よりタイミングベルトB1、タイミン
グベルト用歯車G5、タイミングベルトB2、タイミン
グベルト用歯車G6、タイミングベルトB3を経て動力
がタイミングベルト用歯車G8に伝達され、タイミング
ベルト用歯車G8と同軸の歯車G11により、排紙ロー
ラ65の歯車G12を駆動回転する。
テッピングモータM4にタイミングベルト用歯車G9を
設け、経てレジストローラ44と同軸のタイミングベル
ト用歯車G10とタイミングベルト用歯車G9にタイミ
ングベルトB4を懸架するすることにより、レジストロ
ーラRで用紙Pを給紙搬送する。
る。画像形成装置本体10から用紙が搬入されると、用
紙検知部材41S(図2参照)が用紙先端を検知して検
知信号の出力から所定時間後にステッピングモータM4
を起動し、レジストローラR(図2参照)による搬送を
開始する。折り畳みにおいては、ステッピングモータM
4の起動から所定時間後に、ステッピングモータM3を
起動して中間搬送ローラ53A、53B及び折り畳みロ
ーラ53、54、63を駆動する。
みを行う場合には、ステッピングモータM3、M4の回
転を継続して折り畳み処理を行い、折り畳み処理を終了
した用紙を排紙路56Fから排紙する。穿孔処理及び折
り畳み処理を行う場合には、折り畳み処理を行い用紙を
搬送し、用紙後端の通過が用紙検知部材41Sにより検
知されると、検知信号に基づいてステッピングモータM
3、M4をオフする。搬送停止後に穿孔装置41(図2
参照)による穿孔処理を行い、穿孔処理の終了後にステ
ッピングモータM3、M4を再起動して用紙の搬送を再
開する。
4の再起動では、ステッピングモータM4の起動時間が
ステッピングモータM3の起動時間よりも若干早くなる
ように制御される。このような制御により、レジストロ
ーラRと中間搬送ローラ53A、53Bとの間に用紙の
ループが形成される。従って、レジストローラRと中間
搬送ローラ53A、53Bとの間における用紙の引っ張
り合いがなくなる。その結果、引っ張り合いによるロー
ラマークと称される用紙の汚れやステッピングモータM
3、M4の脱調が効果的に防止される。ステッピングモ
ータM3、M4の再起動時における前記時間差について
は、用紙サイズや用紙の斤量に対応してこれを変更する
ことが望ましい。これにより種々の用紙に対して適正で
円滑な折り畳みが施される。 (6)画像形成装置本体10と第1後処理装置40との
結合構造 次に、第1後処理装置40を画像形成装置本体10に正
確な位置で結合する結合構造について図17により説明
する。図17(a)は画像形成装置本体10と第1後処
理装置40との結合部の側方から見た断面図、図17
(b)は前記結合部の上から見た断面図である。
置本体10と第1後処理装置40とが結合される前の状
態を示し、鎖線は結合した状態を示す。第1後処理装置
40を構成する枠体40Aの画像形成装置本体10と結
合する側に、係合部材としての係合用凹部424、42
5が形成されている。一方、図17(b)に示すように
画像形成装置本体10には第1後処理装置40と結合す
る側に、後処理装置支持部材として2個の突起102、
103を形成した枠体101が設けられている。そして
係合用凹部424、425は、図17(a)に示すよう
に第1後処理装置40の係合方向が開口されている。
102、103の位置と、第1後処理装置40の係合用
凹部424、425の位置が整合するように画像形成装
置本体10と第1後処理装置40を位置合わせし、図1
7(b)の実線矢印に示すように、突起102、103
に係合用凹部424、425が近づいた位置で第1後処
理装置40と画像形成装置本体10とを接触させる。そ
して、高さがやや低い第1後処理装置40を持ち上げ
て、突起102、103と係合用凹部424、425と
を結合する。この結合により、第1後処理装置40は、
画像形成装置本体10につり下げられて懸架支持され
る。
が、ネジ等の固定手段で画像形成装置本体10と第1後
処理装置40とを互いに固定する。このような結合機構
により、図17(c)に示すように、画像形成装置本体
10の排紙ローラ104、105の排紙部と、第1後処
理装置40の搬入口42Aと確実に整合させて取り付け
ることができる。
り、大サイズの用紙を搬送する場合にも、レジストロー
ラ等の搬送ユニットにより挟持されない用紙端部を抑え
て搬送するので、安定した搬送が行われ、案内部材への
引っかかりや用紙の角が折れる等の現象が効果的に防止
される。
る切換案内部材を用いた用紙の搬送が円滑に行われ、切
換案内部材近傍におけるジャム等が効果的に防止され
る。
より用紙の向きや搬送タイミングを正確に整えることが
できるので、安定した用紙搬送が行われるようになり、
また、用紙に対する種々の処理を正確に行うことが可能
になる。
り畳み案内部材の搬送路幅方向の端部を他方の端部に対
して独立して調整することができるので、折り目の形成
位置、角度及や折り畳みにおける搬送性の調整が可能に
なり、正確な折り畳みと安定した折り畳みを行う折り畳
み装置が実現される。
目を形成する折り畳みが行われる。請求項10〜15の
いずれかの発明により、正確な位置に折り目を形成する
折り畳みが行われるとともに、搬送抵抗が少なく安定し
た搬送が行われる。
り、折り畳み装置内で用紙のジャムが発生した場合の解
除の操作性がよくなる。
み装置の後処理装置からの取り出しが容易で、且つ、画
像形成装置全体を小型にすることが可能になる。
トローラと折り畳みローラの搬送速度の不整合に起因す
る搬送不良が解消され、搬送不良による用紙の汚れ(ロ
ーラマーク)やモータの脱調が防止される。
み装置の直ぐ上流に穿孔装置を配置した場合に生じやす
い搬送不良が良好に防止される。
して穿孔処理や折り畳み処理が安定して行われるように
なる。
成装置本体と後処理装置間の位置合わせが極めて容易で
あり、且つ、長期間の使用によっても両者の位置関係が
変動することがなくなる。
を示す図である。
ラの部分拡大図である。
ある。
第2後処理装置を結合した状態を示す図である。
状態を示す側面図である。
理装置の正面図である。
部を示す図である。
内板 46C 第1搬送路 49 第1停止部材 53、54、63 折り畳みローラ 57 第2停止部材 400 折り畳み装置 408、409 調整ネジ 504 折り畳み案内部材 561、562 補助案内部材 M1〜M4 ステッピングモータ P 用紙
Claims (28)
- 【請求項1】 高摩擦材で構成された駆動ローラ及び低
摩擦材で構成され該駆動ローラに従動する従動ローラか
らなる搬送ユニットを有する用紙搬送装置において、 前記従動ローラを従動軸と該従動軸上に形成された分割
された複数のローラ部とで構成し、該複数のローラ部
を、搬送する用紙の最大幅を超える長さに亘って設けた
ことを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項2】 前記複数のローラ部は、前記駆動ローラ
に接触して用紙を搬送する搬送ローラ部及び該搬送ロー
ラ部よりも小さなローラ径を有し前記従動ローラの端部
に設けられた補助ローラ部からなることを特徴とする請
求項1に記載の用紙搬送装置。 - 【請求項3】 前記搬送ユニットの下流に切換案内部材
を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
の用紙搬送装置。 - 【請求項4】 前記搬送ユニットは用紙の先端を一時停
止して用紙を整えるレジストローラであることを特徴と
する請求項1〜3のいずれか1項に記載の用紙搬送装
置。 - 【請求項5】 搬送手段、前記搬送手段の下流に設けら
れた少なくとも一対の折り畳みローラ、停止部材及び折
り畳み案内部材を有し、前記搬送手段で搬送した用紙の
先端を前記停止部材により停止させ、先端停止後に前記
搬送手段により搬送して用紙を折り曲げ、折り曲げられ
た用紙を前記折り畳み案内部材により前記折り畳みロー
ラへ案内して折り畳みを行う折り畳み装置において、 前記折り畳み案内部材の位置の調整を搬送路幅方向の一
方の端部において他方の端部に対して独立して行うこと
を可能にする調整手段を設けたことを特徴とする折り畳
み装置。 - 【請求項6】 前記調整は、前記搬送手段から前記停止
部材までの搬送路長を変えるものであることを特徴とす
る請求項5に記載の折り畳み装置。 - 【請求項7】 前記折り畳み案内部材は、前記一対の折
り畳みローラの挟持部に向いた凸部を有する案内板から
なることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の折
り畳み装置。 - 【請求項8】 前記案内板は、調整可能な下流側端部を
有し、前記調整手段は、前記下流側端部を調整するもの
であることを特徴とする請求項7に記載の折り畳み装
置。 - 【請求項9】 前記挟持部近傍における前記折り畳みロ
ーラの表面を覆う補助案内部材を設けたことを特徴とす
る請求項7又は請求項8に記載の折り畳み装置。 - 【請求項10】 搬送手段、少なくとも一対の折り畳み
ローラ、用紙の先端を止める停止部材及び折り畳み案内
部材を有し、前記搬送手段で搬送した用紙の先端を前記
停止部材により停止させ、停止後に前記搬送手段により
搬送して用紙を折り曲げ、折り曲げられた用紙を前記折
り畳み案内部材により前記折り畳みローラへ案内して折
り畳みを行う折り畳み装置において、 前記搬送手段から前記停止部材に至る搬送路に、入り口
部で広く、中流部で狭い搬送路間隙を形成する補助案内
部材を設けたことを特徴とする折り畳み装置。 - 【請求項11】 前記補助案内部材は、搬送路幅方向の
一部に設けられた凸条からなることを特徴とする請求項
10に記載の折り畳み装置。 - 【請求項12】 前記搬送路間隙が調整可能であり、前
記補助案内部材により前記搬送路間隙が調整されること
を特徴とする請求項10又は請求項11に記載の折り畳
み装置。 - 【請求項13】 前記補助案内部材は、前記搬送路の前
記停止部材近傍において前記中流部よりも広い前記搬送
路間隙を形成することを特徴とする請求項10〜12の
いずれか1項に記載の折り畳み装置。 - 【請求項14】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の
用紙搬送装置を有する折り畳み装置を備えたことを特徴
とする後処理装置。 - 【請求項15】 請求項14に記載の後処理装置を有す
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項16】 折り畳み装置及び折り畳み以外の後処
理を行う装置を有する後処理部を有する後処理装置にお
いて、折り畳み装置を前記後処理部と切り離して取り出
し可能なユニットに形成したことを特徴とする後処理装
置。 - 【請求項17】 前記折り畳み装置は支持レールにより
支持され引き出し可能であることを特徴とする請求項1
6に記載の後処理装置。 - 【請求項18】 前記折り畳み装置を解除可能に係止す
る係止手段を有することを特徴とする請求項16又は請
求項17に記載の後処理装置。 - 【請求項19】 前記折り畳み装置は搬送路を形成する
案内部材を有し、該案内部材は、前記折り畳み装置が前
記後処理装置から取り出された時に前記搬送路を開放す
るように移動可能であることを特徴とする請求項16〜
18のいずれか1項に記載の後処理装置。 - 【請求項20】 前記後処理部は固定の穿孔装置を有す
ることを特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に
記載の後処理装置。 - 【請求項21】 画像形成装置本体の排紙口の高さと該
画像形成装置本体の上面の高さの間に前記折り畳み装置
が設けられたことを特徴とする請求項16〜20のいず
れか1項に記載の後処理装置。 - 【請求項22】 請求項16〜21のいずれか1項に記
載の後処理装置を有することを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項23】 用紙の搬送を一時停止して用紙の姿勢
及び搬送タイミングを整えるレジストローラ及び該レジ
ストローラの下流に配置され少なくとも一対の折り畳み
ローラを有する折り畳み装置において、 前記レジストローラを駆動する第1モータと前記折り畳
み装置を駆動する第2モータを別設したことを特徴とす
る折り畳み装置。 - 【請求項24】 前記第1モータの起動時間と前記第2
モータの起動時間との関係を、前記レジストローラと前
記折り畳み装置の間で用紙のループが形成されるよう
に、設定したことを特徴とする請求項23に記載の折り
畳み装置。 - 【請求項25】 請求項23又は請求項24に記載の折
り畳み装置及び穿孔装置を有し、前記レジストローラに
よる用紙搬送を一時停止して前記穿孔装置による穿孔処
理を行い用紙搬送を再開する際に、前記第1モータの起
動時間を前記第2モータの起動時間よりも早期にしたこ
とを特徴とする後処理装置。 - 【請求項26】 前記穿孔処理後の用紙搬送の再開時に
おける前記第1モータの起動時間を用紙サイズ又は用紙
斤量に応じて変更することを特徴とする請求項25に記
載の後処理装置。 - 【請求項27】 後処理装置支持部材を有する画像形成
装置本体及び前記後処理装置支持部材に係合する係合部
材を有する後処理装置を備え、 前記後処理装置を前記支持部材でつり下げ支持したこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項28】 前記後処理装置は、前記画像形成装置
本体の排紙口と、前記後処理装置の搬入口とが整合する
ように前記支持部材でつり下げ支持されていることを特
徴とする請求項27に記載の画像形成装置。
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