JP3812010B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗浄水の噴射により洗浄を行う食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来の食器洗い機について、図21に基づいて説明する。食器を洗浄槽41の食器かご42に収納し、洗剤を投入して運転を開始する。運転が開始されると、まず所定量の洗浄水を洗浄槽41に供給する給水工程が実行される。続いて、洗浄ポンプ43によって加圧され且つヒータ44によって加熱された洗浄水が洗剤と共に洗浄ノズル45から噴射される本洗工程が行われる。洗浄水は洗浄ノズル45の噴射口46から鉛直方向または斜め上方向に噴射される。また洗浄ノズル45はこの噴射反力によって略水平に回転する。したがって、洗浄水の多くは洗浄ノズル45の回転方向とは逆方向に傾斜して噴射されて、食器に衝突する。この洗浄水の衝突力・洗剤・熱等の作用によって、食器は洗浄されるものである。
【0003】
所定時間の本洗工程を経ると、次に食器等から洗い落とされた汚れを含む洗浄水を排水ポンプ47によって機外に排出する排水工程に入る。この排水工程は排水ポンプを一時停止させる断続運転を行うことにより、排水ポンプや排水経路内にたまった空気を抜き去ることによって排水能力の回復を図りながら所定の排水能力を得るものである。さらに新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残菜(食器に付着した汚れを残菜ともいう)で汚れた食器をすすぐために洗浄水を洗浄ノズル45から噴射するすすぎ工程と、前記排水工程とが連続して4回繰り返されて、洗浄工程の運転を終了するものである。なお48は、洗浄ポンプ43・ヒータ44等の運転を制御する制御装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の構成の食器洗い機は以下に示す課題を有している。食器洗い機で運転を行う場合、洗浄、排水といった動作を行わせるために専用のポンプを用いている。そして、これらポンプは実使用状況下ではいろいろな原因(例えば、卵など泡の発生しやすい残菜を投入したとき)によりエアガミ状態となったり、異物が洗浄経路(ポンプ、ノズル、残菜フィルタ等)に詰まって洗浄ポンプ性能が低下し、所定のポンプ性能を発揮できないという問題点があった。
【0005】
特に洗浄行程における問題としては、誤って中性洗剤を投入して運転したり、卵などの蛋白質を多く含んだ汚染物(食器に付着した汚れ)の洗浄で洗浄水が泡立ち、また、汚染物が多く残菜を分離する残菜フィルタの目詰まりが激しい場合などは、洗浄ポンプに気泡が大量に進入してポンプ性能が大幅に低下して洗浄不能になる。また、ノズルヘッドなどにご飯粒やその他の異物が詰まって洗浄経路をふさぎ、洗浄水が流れにくくなり、所定の洗浄性能がでなくなる場合がある。
【0006】
さらに排水行程においても、中性洗剤の投入や、卵などの蛋白質を多く含んだ汚染物の洗浄、残菜フィルタの目詰まりの激しい場合など、排水ポンプに気泡が進入してポンプ能力が大幅に低下する。
【0007】
また、異物が堆積あるいは詰まって排水経路をふさぎ、所定の排水性能が低下して残水が多くなることによるすすぎ性能の低下や、排水不良を起こす場合がある。また、機外に洗浄水を排出する排水ホースの一部がU字型あるいは螺旋状になるよう設置された場合、排水ホース内部に洗浄水が溜まってしまう。結果、次に給水された時に排水ポンプ内の空気が機外に抜けなくなり、排水不能に陥る場合がある。
【0008】
よって本発明は以上のような従来の構成が有している課題を解決するもので、残菜フィルタの目詰まり洗浄水の泡立ち異物の堆積等ポンプ性能が低下する要因が発生した場合においても、洗浄性能、排水性能を得られる食器洗い機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の食器洗い機は、洗浄ポンプおよび排水ポンプ等を制御する制御装置と、洗浄水位を複数水準検知する水位検知手段とを備え、前記制御装置は、前記水位検知手段の出力信号に基いて前記洗浄ポンプの駆動を制御し、前記水位検知手段により検知した水位が所定の洗浄水位より高い場合は、前記洗浄ポンプの回転数を高くするようにしたものである。
【0010】
また、洗浄ポンプおよび排水ポンプ等を制御する制御装置と、排水経路内に配設した前記排水ポンプの排水流量を検知する排水流量検知手段とを備え、前記制御装置は、前記排水流量検知手段の出力信号に基いて前記洗浄ポンプの駆動を制御し、前記排水流量検知手段により検知した排水流量が所定の流量より低下した場合は、前記排水ポンプの回転数を高くするようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させながら噴射する洗浄ノズルと、洗浄水を機外に排出する排水ポンプと、回転の可変が可能な洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプおよび前記排水ポンプ等を制御する制御装置と、洗浄水位を複数水準検知する水位検知手段とを備え、前記制御装置は、前記水位検知手段の出力信号に基いて前記洗浄ポンプの駆動を制御し、前記水位検知手段により検知した水位が所定の洗浄水位より高い場合は、前記洗浄ポンプの回転数を高くするようにしたものである。
【0012】
請求項2記載の発明は、制御手段は、洗浄ポンプの回転数を高くした場合に所定の洗浄水位に戻らないと、洗浄ポンプの駆動を停止し異常を報知するようにしたものである。
【0013】
請求項記載の発明は、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させながら噴射する洗浄ノズルと、洗浄ポンプと、洗浄水を機外に排出する回転の可変が可能な排水ポンプと、前記洗浄ポンプおよび前記排水ポンプ等を制御する制御装置と、排水経路内に配設した前記排水ポンプの排水流量を検知する排水流量検知手段を備え、前記制御装置は、前記排水流量検知手段の出力信号に基いて前記洗浄ポンプの駆動を制御し、前記排水流量検知手段により検知した排水流量が所定の流量より低下した場合は、前記排水ポンプの回転数を高くするようにしたものである。
【0014】
請求項4記載の発明は、制御手段は、排水ポンプの回転数を高くした場合に所定の排水流量に戻らないと、洗浄ポンプの駆動を停止し異常を報知するようにしたものである。
【0015】
【実施例】
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0016】
参考例1
図1は食器洗い機の断面図、図2は本発明の概念図である。1は洗浄槽、2は食器を収納する食器かごで洗浄槽1内に設けている。3は洗浄水や乾燥用空気を加熱するヒータで、洗浄槽1下部あるいは残菜を分離するフィルタ4を配置したハイスイコウ5内部に設けられている。6は洗浄水を噴射する噴射口7を有す洗浄ノズルである。8は洗浄インペラ9を洗浄用モータ10で駆動する洗浄ポンプである。洗浄用モータ10には回転数を制御できるモータ、たとえばACサーボモータあるいは周波数を可変してモータ回転数を可変するインバータモータ等を用いる。11は排水用インペラ12を備える排水ポンプである。13は洗浄水を機外に排水するための排水経路である。14排水ホースである。15は洗浄ポンプ8、排水ポンプ11、ヒータ3等を制御する制御装置である。また16は洗浄ポンプ8の運転状態を検知する検知手段であり、制御装置15に導通している。17は洗浄槽1内に外気を導入するための給気口、18は洗浄槽1内の空気を機外に排気するための排気口である。19は、乾燥工程で洗浄槽1内の空気を入れ替えるための乾燥用ファンである。20は給水位を検知する水位検知手段である。
【0017】
以下第1の参考例の動作を図1,図2を用いて説明する。まず、食器を食器かご2に収納し、洗浄槽1の所定の位置に装着して図示していないスイッチをオンしたとする。スイッチがオンされて運転を開始すると、制御装置15は先ず所定量の洗浄水を洗浄槽1に供給する給水工程を実行する。この時水位検知手段20が有効に作用して所定の水量が洗浄槽1に投入される。そして水位検知手段20からの給水終了信号を制御装置15が受け、給水行程を終了する。続いて、洗浄ポンプ8によって加圧した洗浄水を洗剤と共に洗浄ノズル6に設けた噴射口7から噴射する本洗工程を実行する。この時のポンプの吐出圧:P1は、洗浄ランナーの直径が60mm、ポンプ回転数:N1を約3000rpmとした場合、約2mとなる。
【0018】
所定時間の本洗工程を経ると、次に食器等から洗い落とされた汚れを含む洗浄水は、排水経路13を通り機外に排水される排水行程が行われる。引き続き、新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残菜で汚れた食器をすすぐすすぎ工程と、排水工程とが連続する。そして最後の加熱すすぎ工程規定温度に洗浄水が加熱された加熱すすぎ後排水工程を行い、洗浄工程が終了する。
【0019】
上記洗浄、すすぎ工程での動作について詳細に述べる。洗浄時に泡の発生しやすい残菜の付着した食器を投入したとき、あるいは経年変化で異物が洗浄経路(ポンプ、ノズル、フィルタ等)に詰まった場合など、洗浄ポンプ性能の低下が起こったときに、図2に示すように検知手段が洗浄ポンプ8の運転状態を検知し、その状況に応じてモータ回転数を可変するように動作する。よって、洗浄水の泡立ちや、異物の堆積等ポンプ性能が低下する要因が発生した場合においても、十分な洗浄性能を得られる食器洗い機を提供できる。なお、本発明は洗浄ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0020】
(実施例
本実施例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、特に洗浄ポンプ8の運転状態を検知する手段として、洗浄水位を複数水準検知する水位検知手段21を用いたことを特徴とする。また基本動作についても参考例1と同様であり、説明は省略する。
【0021】
ここで給水水位の変動について図3を用いて詳しく述べる。給水工程で給水弁より洗浄槽1に給水されると、それに連動してフロート式水位検知手段21が有効に働き規定の給水水位で給水弁が閉じる。そして洗浄ポンプ8が始動する洗浄工程が始まると洗浄水が循環し始め、洗浄ポンプ8が通常の能力を維持している場合は洗浄中の水位は給水水位より低い位置(卓上型食器洗い機の場合、約10mm程度洗浄中の水位が低くなる。)で一定する。しかしフィルタ4の目詰まりにより過度に気泡が洗浄ポンプ8に混入した場合、洗浄ポンプ8能力が低下し、通常時に比較して給水水位と洗浄中の水位との水位差が減少する。よって本発明は、図4で示した手順に従って洗浄水位を複数水準検知する水位検知手段21からの検知信号に変換して制御装置15に送り、制御装置15は給水水位との水位差で洗浄ポンプ8の運転状況を判断する。そして制御装置15はあらかじめ用意された水位差とそれに応じた洗浄ポンプ8回転数の関係を記した運転プログラムにしたがって、洗浄ポンプ8回転数を可変して通常の洗浄性能が得られるよう制御する。なお、洗浄ポンプ8の回転数上げても規定流量を得られない場合、運転を直ちに停止させて異常報知を行うものである。なお、洗浄水位を複数水準検知する水位検知手段としては、磁気を利用したセンサーを複数個設ける場合や光センサーを用いて連続的に水位を検出する方法がある。
【0022】
よって本発明は、実使用で起こる洗浄性能の低下を洗浄水位を検知することによって防ぎ、常に安定した洗浄性能を得られる食器洗い機を提供することができる。
【0023】
なお、積極的に給水量やポンプ能力を制御して高圧洗浄による洗浄工程の本洗行程や低圧、低給水量による加熱すすぎ時間の短縮によって、時間短縮、省水量化、低騒音化を実現することができる。
【0024】
また、本発明は洗浄ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0025】
参考例2
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、図5、図6に示すように、特に洗浄ポンプ8の運転状態を検知する手段として洗浄水中の気泡率を検知する検知手段22(センサーとしてはレーザによる反射率でボイド率と計測する)を用い、洗浄ポンプ8の給水管路23に設置したたことを特徴とする。また基本動作についても参考例1と同様であり、説明は省略する。なお、検知手段22の設置場所は、洗浄ポンプ8内等、ハイスイコウ5から洗浄ノズル6までの任意の場所におく。
【0026】
ここで気泡率について詳しく述べる。気泡率とは一般的にはボイド率とも呼ばれ、管路中の流体に占める気泡の容積割合を示すものであり、洗浄ポンプ8がこの気泡の混入によって能力が低下することは既知である。よって本発明の制御装置15には、気泡率と洗浄吐出圧の低下を補う洗浄ポンプ回転数に関するデータベースがあらかじめ用意されており、それに従って洗浄ポンプ8の回転数を制御する。また実施例で示した方法では、洗浄ポンプ8の脈動による洗浄水位の変動や気泡がかなり混入しないと水位の変化を検知できないなど、運転状況によっては水位検知精度はあまり良くないこともある。また過大な空気が洗浄ポンプ8内に混入した場合、洗浄ポンプ8の回転数を5000rpm程度に上げて洗浄吐出圧回復しようとするが、この時洗浄ポンプ側の回復速度に比べて検知手段22の検知速度がついていかず、洗浄ポンプ8が一時的に過負荷状態となる。場合によっては安全装置が働いて運転停止状態になることも考えられる。
【0027】
しかしながら本発明によれば、少しの気泡混入による洗浄ポンプ能力の低下をも検出できるし、反応速度も速いためポンプ状態の急激な変化にも対応することができる。なおこの場合、ポンプの回転数上げても規定流量を得られない場合、すなわち完全に洗浄ポンプが能力を失った場合には運転を直ちに停止させて異常報知を行うものである。
【0028】
よって本発明は、実使用で起こる洗浄性能の低下を気泡率を検知する検知手段を用いて防ぎ、常に安定した洗浄性能を得られる食器洗い機を提供することができる。なお、本発明は洗浄ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0029】
参考例3
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、図7に示すように、特に洗浄ポンプ8の運転状態を検知する手段として洗浄吐出圧を検知する洗浄吐出圧検知手段24を用い、洗浄経路内に設置したことを特徴とする。また基本動作についても実施例1と同様であり、説明は省略する。なお、洗浄吐出圧検知手段24の設置場所は洗浄ポンプ8内等ハイスイコウ5から洗浄ノズル6までの任意の場所におく。本発明の運転方法についての概念図を図8に示す。
【0030】
洗浄運転時は、誤って中性洗剤を投入したり、卵などの蛋白質を多く含んだ汚染物(食器に付着した汚れ)の洗浄による洗浄水の泡立ち、そして、汚染物が多く残菜を分離するフィルタ4の目詰まりが激しい場合、さらに、噴射口7等洗浄経路内にご飯粒やその他の異物が詰まって洗浄経路をふさいだり、洗浄水が流れにくくなったりして、所定の洗浄性能がでなくなる場合がある。
【0031】
本発明によれば、連続して洗浄吐出圧を検知(センサーとしては圧電素子あるいはダイヤフラム等を用いる)しているので、気泡の混入で吐出圧の低下による洗浄性能の低下があった場合、規定の洗浄吐出圧になるまで洗浄ポンプ回転数を上昇させる。なおこの場合、洗浄ポンプ8の回転数上げても規定流量を得られない場合、運転を直ちに停止させて異常報知を行うものである。また、洗浄ポンプ8から洗浄ノズル6の間でご飯粒やその他の異物が詰まって洗浄経路をふさいだ場合などは、洗浄流量が減少し、吐出圧が増加する。このように吐出圧が増加した場合、軽い食器が飛んだり洗浄騒音を増大させる結果となるが、本発明の構成では規定の吐出圧になるまで洗浄ポンプ回転数を低下させ、洗浄騒音が大きくなることを防ぐことができる。特に洗浄ノズル6の複数個ある噴射口7の大半にご飯粒などが詰まった場合などは、洗浄ノズル6が回転不能となり、洗浄性能が極端に悪くなる。このような場合、検知される圧力は異常に高くなるため、洗浄ポンプ8の回転数上げずに運転を直ちに停止させて異常報知を行うものである。また、洗浄ノズル6の継ぎ目やパイプとホースの間からの水漏れ、管路の破損等による圧力低下を検知できるために、漏水検知手段としても使える。
【0032】
よって、実使用で起こる洗浄性能の低下を洗浄吐出圧を検知する洗浄吐出圧検知手段を用いて防ぎ、常に安定した洗浄性能を得られるとともに、洗浄騒音の増大を防止した食器洗い機を提供することができる。なお、本発明は洗浄ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0033】
参考例4
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、特に洗浄ポンプの運転状態を検知する手段として、洗浄経路内を流れる洗浄流量を検知する洗浄流量検知手段25を用いたことを特徴とする。また基本動作についても参考例1と同様であり、説明は省略する。なお、検知手段の設置場所は図9に示すとおり、洗浄ポンプ8内等ハイスイコウ5から洗浄ノズル6までの任意の場所(洗浄経路)におく。
【0034】
本発明の運転方法についての概念図を図10に示す。洗浄運転時は、洗浄水中の汚染物が多く残菜を分離するフィルタ4の目詰まりが激しい場合などに、噴射口7等、洗浄経路内にご飯粒やその他の異物が詰まって洗浄経路をふさいだり、洗浄水が流れにくくなったりして、洗浄流量が減少して所定の洗浄性能がでなくなる場合がある。
【0035】
本発明によれば、連続して洗浄流量を検知(センサーとしては渦電流方式あるいは超音波等を用いる)しているので、洗浄ノズル6への異物のつまりによる洗浄性能の低下があった場合、規定の洗浄流量になるまで洗浄ポンプ回転数を上昇させる。なおこの場合、洗浄ポンプ8の回転数上げても規定流量を得られない場合、運転を直ちに停止させて異常報知を行うものである。
【0036】
さらに洗浄ポンプ8内の洗浄吐出圧検知手段24を併用することによって、パイプの継ぎ目や接続箇所の外れなどによる漏水を検知することができる。
【0037】
よって本発明は、実使用で起こる洗浄性能の低下を洗浄流量を検知する洗浄流量検知手段を用いて防ぎ、常に安定した洗浄性能を得られる食器洗い機を提供することができる。なお、本発明は洗浄ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0038】
参考例5
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、特に洗浄ポンプの駆動用モータとしてDCブラシレスモ−タを用い、DCブラシレスモータから得られるポンプ回転数(モータ回転数)、モータ出力等から洗浄ポンプの運転状態を検知することを特徴とする。また基本動作についても参考例1と同様であり、説明は省略する。
【0039】
本発明の運転方法についての概念図を図11に示す。ここでDCブラシレスモータについて詳しく述べる。このモータは他のモータに比較して制御性が高く、高効率、高回転、高トルクを得られるとともに、耐久性が高い。例えば整流子モータも高回転を得られるが、寿命が短く、しかも騒音が高く食器洗い機用としては不向きである。また運転中のモータ自身の回転数や入力、電流値、発生トルクをリニアに検出することができ、しかもその検出信号に基づいてフィードバック制御をかけることが容易である。このことは上記に述べた食器洗い機の継続的かつ突発的に変化する運転状況の中で、洗浄性能を維持するためにDCブラシレスモータを用いることが如何に画期的なことかは容易に想像される。そしてモータより得られた信号により制御装置15はモータ回転数を制御する。なおこの場合、洗浄ポンプ27の回転数上げても規定流量を得られない場合、運転を直ちに停止させて異常報知を行うものである。
【0040】
またDCブラシレスモータは一般的に小型高性能であり、洗浄ポンプ自身の容積を小型化することができ、製品全体に占める機構部容積を低減することができることから、食器洗い機全体の小型化あるいは食器洗浄容積の大型化が可能である。
【0041】
よって本発明は、DCブラシレスモータを洗浄ポンプ駆動用モータとして用い、モータより検出される回転数や入力、電流値、発生トルクによって食器洗い機の運転状態を判断し、リニアに規定の洗浄ポンプ運転状態になるようにモータを制御することにより、常に最良の洗浄性能を発揮することができる食器洗い機を提供することができる。なお、本発明は洗浄ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0042】
参考例6
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、図12に示すとおり、特に排水ポンプ29の運転状態を検知する手段として、排水吐出圧を検知する排水吐出圧検知手段28を用いたことを特徴とする。また29は排水インペラ12を排水用モータ37で駆動する排水ポンプである。排水用モータ37には回転数を制御できるモータ、たとえばACサーボモータあるいは周波数を可変してモータ回転数を可変するインバータモ−タ等を用いる。
【0043】
本発明の運転方法についての概念図を図13に示す。すなわち、排水行程においても、中性洗剤の投入や、卵などの蛋白質を多く含んだ汚染物の洗浄、フィルタ4の目詰まりの激しい場合など、排水ポンプ29に気泡が進入して排水ポンプ能力が大幅に低下する。このとき制御装置15は、排水吐出圧検知手段27より得られた信号に基づいて排水ポンプ29の回転数を上昇させて排水能力を高めて排水を行う。なおこの場合、排水ポンプ29の回転数上げても規定流量を得られない場合、運転を直ちに停止させて異常報知を行うものである。
【0044】
以上のように本発明は、フィルタ4の目詰まりや、洗浄水の泡立ち等排水ポンプ性能が低下する要因が発生した場合においても、十分な排水性能を得られる食器洗い機を提供することができる。なお、本発明は排水ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0045】
(実施例
本実施例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、図14に示すとおり、特に排水ポンプ29の運転状態を検知する手段として、排水流量を検知する排水流量検知手段30を用いたことを特徴とする。
【0046】
本発明の運転方法についての概念図を図15に示す。機外に洗浄水を排出する排水ホース14の一部がU字型あるいは螺旋状になるよう設置された場合、排水ホース14内部に洗浄水が溜まってしまう。こうなると通常の排水ポンプ能力では排水が困難になることがある。このような状況下で上記参考例6の構成においては、排水ポンプ29は正常に回転し、排水経路の排水吐出圧も正常値を示すことから排水行程が正常に行われたと判断してしまう。ところが本発明の構成によれば排水流量の時間的な変化から排水が行われなかったと判断し、排水ポンプ29の回転数を上昇させることによりポンプ能力を高め、排水行程を正常に終えることができる。よって排水不良による洗剤等の希釈率を上げ、残菜の再付着をなくした、洗浄率の高い運転を維持できる。なおこの場合、排水ポンプ29の回転数上げても規定流量を得られない場合、運転を直ちに停止させて異常報知を行うものである。
【0047】
よって本発明は、排水ホース14の設置状態の如何に関わらず、十分な排水性能を得られる食器洗い機を提供することができる。なお、本発明は排水ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0048】
参考例7
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、特に排水ポンプ29の駆動用モータとしてDCブラシレスモータを用いるとともに、そのモータを排水ポンプ29の運転状態を検知する手段として用いたことを特徴とする。また基本動作についても参考例1と同様であり、説明は省略する。
【0049】
もちろん排水行程中の排水異常状態DCブラシレスモータのトルク、回転数の変動から検知して、制御装置の判断で十分な排水性能を得るという効果はある。本発明の運転方法についての概念図を図16に示す。
【0050】
ここでDCブラシレスモータの排水ポンプ29特有の効果としては、排水動作の終了検知をDCブラシレスモータで行えるということである。通常、食器洗浄機では給水量の変動や排水ホース14の設置等を考慮して排水時間(排水ポンプ29を動作させる時間)を長めに設定している。よって正常に設置された食器洗浄機の排水動作としては、洗浄槽内の洗浄水を制御装置によって設定された排水時間内の内、排水中期で排水を終了するが、その後排水末期には排水ポンプ29内の水のかき混ぜ音やモータの音等の排水騒音を発して排水行程を終了する。この一連の排水動作の中で、排水が終了した排水末期の排水ポンプ29は通常排水時に比較してポンプ入力、モータ電流値は減少し、回転数は上昇するという状態になる。
【0051】
よって本発明の構成によれば、この排水末期の排水ポンプ状態(ポンプ入力、モータ電流値、モータ回転数)を検知し、それらの値の変化率から排水行程を終了させる排水行程終了検知装置として利用することができる。
【0052】
またDCブラシレスモータは一般的に小型高性能であり、排水ポンプ自身の容積を小型化することができ、製品全体に占める機構部容積を低減することができることから、食器洗い機全体の小型化あるいは食器洗浄容積の大型化が可能である。
【0053】
よって本発明によれば、排水ポンプは不要な排水動作を削減して排水騒音が低減するとともに、消費電力も削減できる食器洗い機を提供することができる。なお、本発明は排水ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0054】
参考例8
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、図19に示すように、特に洗浄ポンプ33の洗浄ポンプ駆動用モータ26としてDCブラシレスモータを用いるとともに、起動時のモータ回転を段階的に上昇させるスロースタート動作を行い、また停止時のモータ回転を段階的に回転を下降させるスローストップ動作を行うように制御装置35で制御することとする。また基本動作についても参考例1と同様であり、説明は省略する。図17a、17b、17cおよび図18a、18b、18cにそれぞれポンプ回転数の上昇カーブと下降カーブについての概念図を示す。
【0055】
ここで特に高トルクのDCブラシレスモータを洗浄ポンプ33の洗浄ポンプ駆動用モ−タ26として使用する場合、モータ軸に取り付けた洗浄ポンプ33のインペラ9(一般的に樹脂製)軸取り付け部には過大なトルクがかかるため、高い機械的強度が要求される。このため樹脂部に金属製回り止め部品をインサートするなどの方法もあるが、コスト増となってしまう。またポンプ支持部34に過大なねじれを発生するため、ポンプ支持部34の補強が必要であった。また、急速にインペラ9が通常回転まで上昇するために、洗浄ポンプ33への給水速度や洗浄ノズル6への給水速度、噴射口7からの噴出速度等が増加する。このためフィルタ4に残菜が堆積したとき、ハイスイコウ5から洗浄ポンプ33内に一気に空気が進入してポンプ能力がなくなったり、洗浄水が洗浄槽1に衝突する衝突音が大きくなったりするなどの問題があった。さらにノズル軸受け構成によっては、洗浄ポンプ33の吐出パイプからの動圧が大きいために洗浄ノズル6がノズル軸受けから外れる場合や、洗浄ノズル6がノズル軸受けのあたるときの衝突音がする場合があった。
【0056】
ところが本発明の構成によれば、洗浄ポンプ33起動時にモータ回転数を段階的に上昇させるために、インペラ9への瞬間的に過大なトルクが加わることがない。さらにポンプ吐出圧も同様に上昇していくため、洗浄ポンプ33への空気の巻き込み洗浄騒音を低減することができる。また1モータで正転方向と逆転方向の両方の動作を用いてポンプを動かす場合、上記で説明した場合よりさらに大きな負荷がポンプ各部に発生する。ところが本発明では、洗浄モータをスローストップ動作を行うように制御装置で制御する構成をとっているため、ポンプ各部への影響は大幅に減少させることができる。なお、本発明は洗浄ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0057】
参考例9
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、図20に示すように、特に排水ポンプ32の排水ポンプ駆動用モータ31としてDCブラシレスモータを用いるとともに、起動時のモータ回転を段階的に上昇させるスロースタート動作を行うように制御装置35で制御することを特徴とする。また基本動作についても参考例1と同様であり、説明は省略する。なお、スロースタートにおけるポンプ回転数の上昇カーブについての概念図は図17a、17b、17cにそれぞれ示す。
【0058】
洗浄槽1内の洗浄水を排水を排出するために排水ホース14内は、その多くは台所のシンク内にその先端が設置される。このため排水初期に過大な排水速度で排出されると、洗浄水がシンクに衝突し、熱水(加熱すすぎ後の排水においては約70度)が付近に飛散する場合がある。さらに排水ホース14の内部には、設置状態によっては空気相と洗浄水の相が入り交じっており、排水ホース出口から排水されると過大な排水騒音となるとともに、広範囲に熱水が飛散することもある。
【0059】
ところが本発明の構成によれば、排水行程の初期は排水速度を段階的に上昇させる動作を行うため、排水初期の水の飛び散りを押さえることができる。さらに排水ホース14より発する排水騒音を低減することができる。
【0060】
また上記で説明したように、排水ポンプの駆動用モータとしてDCブラシレスモータを使用する場合にも、モータ軸に取り付けた排水ポンプ32のインペラ12(一般的に樹脂製)軸取り付け部には過大なトルクがかかるが、もちろん本発明の構成によればこれを解決することができるのは言うまでもない。なお、本発明は排水ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0061】
参考例10
参考例の基本的本体構成については参考例1と同様であり説明は省略するが、図20に示すように、特に排水ポンプ32の排水ポンプ駆動用モータ31としてDCブラシレスモータ31を用いるとともに、停止時のモータ回転を段階的に降下させるスローストップ動作を行うように制御装置35で制御することを特徴とする。また基本動作についても参考例1と同様であり、説明は省略する。なお、スローストップにおけるポンプ回転数の下降カーブについての概念図は図18a、18b、18cにそれぞれ示す。
【0062】
洗浄槽1内の洗浄水を排水を排出する排水行程では、排水ポンプ32内の空気を抜きながら排水を行うため、排水行程の中で排水動作とポンプの停止動作を繰り返しながら行っている。また食器洗浄機内の排水ホース14は、洗浄水の給水面より高い位置まで立ち上げる構成をとっている。よって排水動作の後の停止動作のとき、排水しきれなかった洗浄水が排水ホース14内を排水ポンプ32に向かって流れてくる。この時の排水ポンプ32内は、空気を巻き込んだエアガミ状態にあり、排水ポンプ32内で空気と水とが衝突することによって排水騒音を発生する。一般的に排水騒音は40dB以下と低く、このような水の衝突音は耳障りな音として人には聞こえる。
【0063】
ところが本発明の構成によれば、排水行程の末期は排水速度を段階的に降下させる動作を行うため、上記衝突音を大幅に低減できるものである。
【0064】
また上記で説明したように、排水ポンプ32の駆動用モータとしてDCブラシレスモータを使用する場合にも、モータ軸に取り付けた排水ポンプのインペラ(一般的に樹脂製)軸取り付け部には過大なトルクがかかるが、もちろん本発明の構成によればこれを解決することができるのは言うまでもない。なお、本発明は排水ポンプのみの構成で説明したが、洗浄機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と送風機能を1モータで構成したもの、送風機能と排水機能を1モータで構成したもの、洗浄機能と排水機能と送風機能を1モータで構成したものについても同様の効果が得られるものである。
【0065】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1記載の発明によれば、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させながら噴射する洗浄ノズルと、洗浄水を機外に排出する排水ポンプと、回転数の可変が可能な洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプおよび前記排水ポンプ等を制御する制御装置と、洗浄水位を複数水準検知する水位検知手段とを備え、前記制御装置は、前記水位検知手段の出力信号に基いて前記洗浄ポンプの駆動を制御し、前記水位検知手段により検知した水位が所定の洗浄水位より高い場合は、前記洗浄ポンプの回転数を高くするようにしたから、洗浄性能の低下を防止して安定した洗浄性能を得ら れる食器洗い機を提供することができる。
【0066】
また本発明の請求項3記載の発明によれば、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させながら噴射する洗浄ノズルと、洗浄ポンプと、洗浄水を機外に排出する回転数の可変が可能な排水ポンプと、前記洗浄ポンプおよび前記排水ポンプ等を制御する制御装置と、排水経路内に配設した前記排水ポンプの排水流量を検知する排水流量検知手段とを備え、前記制御装置は、前記排水流量検知手段の出力信号に基いて前記洗浄ポンプの駆動を制御し、前記排水流量検知手段により検知した排水流量が所定の流量より低下した場合は、前記排水ポンプの回転数を高くするようにしたから、十分な排水性能を得られる食器洗い機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例の食器洗い機の構成図
【図2】 同食器洗い機の動作概念を示す図
【図3】 本発明の第の実施例の食器洗い機の部分断面図
【図4】 同食器洗い機の動作概念を示す図
【図5】 本発明の第参考例食器洗い機の断面図
【図6】 同食器洗い機の動作概念を示す図
【図7】 本発明の第参考例食器洗い機の断面図
【図8】 同食器洗い機の動作概念を示す図
【図9】 本発明の第参考例食器洗い機の断面図
【図10】 同食器洗い機の動作概念を示す図
【図11】 本発明の第参考例食器洗い機の動作概念を示す図
【図12】 本発明の第参考例食器洗い機の断面図
【図13】 同食器洗い機の動作概念を示す図
【図14】 本発明の第の実施例の食器洗い機の断面図
【図15】 同食器洗い機の動作概念を示す図
【図16】 本発明の第参考例食器洗い機の動作概念を示す図
【図17】 (a)本発明の第8の参考例における食器洗い機のポンプ回転数上昇カーブ図
(b)同食器洗い機のポンプ回転数上昇カーブ図
(c)同食器洗い機のポンプ回転数上昇カーブ図
【図18】 (a)同食器洗い機のポンプ回転数下降カーブ図
(b)同食器洗い機のポンプ回転数下降カーブ図
(c)同食器洗い機のポンプ回転数下降カーブ図
【図19】 同食器洗い機の動作概念を示す図
【図20】 本発明の第9の参考例食器洗い機の動作概念を示す図
【図21】 従来の食器洗い機の断面図
【符号の説明】
1 洗浄槽
2 食器かご
3 ヒータ
4 フィルタ
5 ハイスイコウ
6 洗浄ノズル
7 噴射口
8 洗浄ポンプ
11 排水ポンプ
15 制御装置

Claims (4)

  1. 洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させながら噴射する洗浄ノズルと、洗浄水を機外に排出する排水ポンプと、回転の可変が可能な洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプおよび前記排水ポンプ等を制御する制御装置と、洗浄水位を複数水準検知する水位検知手段とを備え、前記制御装置は、前記水位検知手段の出力信号に基いて前記洗浄ポンプの駆動を制御し、前記水位検知手段により検知した水位が所定の洗浄水位より高い場合は、前記洗浄ポンプの回転数を高くするようにした食器洗い機。
  2. 制御手段は、洗浄ポンプの回転数を高くした場合に所定の洗浄水位に戻らないと、洗浄ポンプの駆動を停止し異常を報知するようにした請求項1記載の食器洗い機。
  3. 洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させながら噴射する洗浄ノズルと、洗浄ポンプと、洗浄水を機外に排出する回転の可変が可能な排水ポンプと、前記洗浄ポンプおよび前記排水ポンプ等を制御する制御装置と、排水経路内に配設した前記排水ポンプの排水流量を検知する排水流量検知手段を備え、前記制御装置は、前記排水流量検知手段の出力信号に基いて前記洗浄ポンプの駆動を制御し、前記排水流量検知手段により検知した排水流量が所定の流量より低下した場合は、前記排水ポンプの回転数を高くするようにした食器洗い機。
  4. 制御手段は、排水ポンプの回転数を高くした場合に所定の排水流量に戻らないと、洗浄ポンプの駆動を停止し異常を報知するようにした請求項記載の食器洗い機。
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