JP3811788B2 - 食品成形装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パン生地等からなるシート状の外皮材を二つ折りしてその内側にクリーム、ジャム等の内材を包み込み成形する食品成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりシート状の外皮材を二つ折りして内材を包み込んだ食品が製造されているが、経済性又は衛生上の観点からこうした食品の成形を機械化する試みがなされている。例えば、特許文献1では、一対の包合板をそれぞれ同調して移動させ、包合板の間に生地片と餡等の内包材を配置して生地片を包合板で挟み折りすることで柏餅を成形する装置が記載されている。また、特許文献2では、シート状の外皮材をガイドの隙間に通すことによって二つ折りに形成し、二つ折りされた外皮材の内側に内材を配置した状態で複数のシャッタ片からなるシャッタの閉動作により外皮材の縁部を封着する装置が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特公昭60−13655号公報
【特許文献2】
特開2003−9839号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の装置では、一旦決められた食品を成形するように設計されると、他の食品を成形することは困難である。すなわち、内材を餡から別の食材に変更してその量を多くしようとしても、包合板の形状に合わないと内材がはみ出してしまう。また、一対の包合板の間隔や押圧力についても外皮材の材質や厚さが変更すると設定しなおす必要がある。したがって、多品種少量生産を行うことは難しい。その点、特許文献2に記載の装置は、一旦外皮材を二つ折りした後シャッタの閉動作により外皮材の縁部を封着しているため外皮材の厚さや内材の量が変更されても、それに対応して調整することができる。しかしながら、特許文献2に記載の装置では、シャッタの閉動作がシャッタ片の回動動作により行われるため、外皮材に均等に押圧力を加えるように設定することが難しく、また、封着の際に外皮材の縁部が封着面に沿って設定されている必要があるが、柔軟性の高い外皮材の場合外皮材の縁部が内側に折れ曲がったり、位置ずれが発生しやすい。外皮材の縁部が内側に折れ曲がったままや位置ずれ状態で封着すると、封着部分の仕上がりが悪くなってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、従来の食品成形装置に上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、簡単な構成により外皮材や内材の変更に対応でき、外皮材の縁部に折れ曲がりや位置ずれが発生することなく均一かつ確実に封着動作を行うことができる食品成形装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る食品成形装置は、開口部を有するとともにシート状の外皮材が載置される受け部材と、前記外皮材の前記開口部に配置された部分を前記開口部から下方に移動させることで前記外皮材を二つ折りに形成する外皮材形成手段と、前記受け部材の下方に配置されるとともに二つ折りされた前記外皮材の縁部を両側から直進して押圧する一対の封着部材を備える封着手段と、前記受け部材の上方に配置されるとともに二つ折りされた前記外皮材の前記受け部材上に載置された縁部を前記開口部に向かって押動して前記外皮材の上端縁部を両側から直進して押圧する一対の封止部材を備える封止手段とを備えていることを特徴とする。さらに、前記外皮材形成手段は、前記外皮材を前記開口部に押し込む押込み手段を備えていることを特徴とする。さらに、前記押込み手段は、内材を供給する内材供給手段を備えていることを特徴とする。さらに、前記封止手段は、前記封止部材を揺動させて前記受け部材上に載置された前記外皮材の位置を調整することを特徴とする。さらに、前記外皮材の縁部を前記受け部材上に保持する保持手段を備えていることを特徴とする。さらに、前記封着手段の下方には、前記外皮材を支持する支持手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
上記のような構成を有することで、受け部材の上方に配置された封止手段により二つ折りされた外皮材の上端縁部を封止するので、外皮材の縁部を確実に封着することができる。すなわち、封止手段により外皮材の上端縁部が封止されるため、封着手段による封着の際に外皮材が内側に折れ曲がることがなく位置ずれの発生を防止することができる。また、受け部材の開口部から上に位置する外皮材の縁部は、封着手段が受け部材の下方に配置されているため封着することができないが、封止手段により封止されるので、外皮材の縁部全体を封着することができる。したがって、封着手段及び封止手段が協働して二つ折りされた外皮材の縁部を封着及び封止すれば、縁部全体を均一に封着できるようになる。
【0008】
また、外皮材形成手段として、外皮材を開口部に押込む押込み手段を備えたことで、外皮材を正確に二つ折りに形成することができ、押込み手段に内材供給手段を備えることで、内材供給を外皮材形成動作とともに行うことができ、効率的に内材供給を行うことが可能となる。
【0009】
また、封着手段として、二つ折りされた外皮材の縁部を両側から直進して押圧する一対の封着部材を備えることで、外皮材の縁部を均等に押圧することができるようになり、確実な封着動作を行うことができる。
【0010】
また、封止手段として、二つ折りされた外皮材の受け部材上に載置された縁部を前記開口部に向かって押動する一対の封止部材を備えることで、外皮材の受け部材上に載置された縁部を同時に開口部に移動させることができる。したがって、二つ折りされた外皮材の両側部分が同じように開口部から下方に移動して、両側部分の縁部がずれることがなく重なり合って封着されるようになる。そして、封止部材が外皮材の縁部を両側から直進して押圧することで、封止部材の封止面積を広くすることが可能となり、より確実に外皮材の縁部を封止することができる。さらに、受け部材上に外皮材が載置された際に封止部材を揺動させて外皮材の位置調整を行うことで、外皮材の中央部分で二つ折りにするための位置決めを行うことができる。
【0011】
また、外皮材の縁部を受け部材上に保持する保持手段を備えることで、外皮材形成手段により外皮材を二つ折りする際に外皮材の縁部を受け部材上に保持し、確実に外皮材の二つ折りができる。また、封着手段の下方に、外皮材を支持する支持手段を備えることで、外皮材を支持して安定した状態で封着動作を行うことができ、さらに、成形品を下方から取り出すことができることから、成形工程がコンパクト化でき、成形処理を高速化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
【0013】
図1は、本発明に係る実施形態の部分断面正面図を示しており、図2は、図1の面Sにおける平面図を示している。封止手段1は、図2に示すように一対の封止部材10、10を備えており、一定の厚みを有する板状体で、封止面15が形成されている。そして、各封止部材10は、それぞれ駆動軸11、11に固定されて、図3に示すように駆動軸11、11を中心に実線で示す位置と点線で示す位置との間で往復揺動される。
【0014】
封止部材10の下面には、受け部材として平板状の薄板70が取り付けられており、その中央部分には、細長い楕円状に開口部71が穿設されている。ここで、薄板70に直交し開口部71の長手方向の中心線を通る平面Tを「中心面」と称する。封止部材10は、図3に示すように往復揺動する場合薄板70の上面に沿って揺動するように駆動軸11に固定されており、各封止部材10の封止面15が、図3の点線で示す位置において、薄板70の中心面Tを挟んで対向するように揺動制御される。
【0015】
図4は、図1の面Uにおける平面図で、封止部材10を往復揺動させるための駆動機構を示している。図1及び図4に示すように、封止部材10の駆動機構は、各駆動軸11の下端部に固定されたフランジ12と、このフランジ12に枢着され、フランジ12同士を連繋するリンク13・13…と、これらリンク13を駆動するモータ14とから構成されており、このモータ14の回転方向、回転角度等を制御することによって、複数のリンク13・13…が連関動作して封止部材10を図3に示すように揺動させる。
【0016】
薄板70の下方には、封着手段2が配設されており、図2に示すように一対の封着部材20、20を備えている。各封着部材20の封着面25は、薄板70の中心面に平行に形成されており、中心面を挟んで対称位置に配置されている。そして、各封着部材20は、後述するように、駆動中空軸21、21に固定された揺動レバー26、26により中心面Tに向かって進退動作するように制御される。
【0017】
図5は、図1の面Tにおける平面図で、揺動レバー26を往復揺動させるための駆動機構を示している。図1及び図5に示すように、揺動レバー26の駆動機構は、各駆動中空軸21の下端部に固定されたフランジ22と、このフランジ22に枢着され、フランジ22同士を連繋するリンク23・23…と、これらリンク23を駆動するモータ24とから構成されており、このモータ24の回転方向、回転角度等を制御することによって複数のリンク23・23…が連関動作して揺動レバー26を揺動される。
【0018】
図1において符号3で指示するものは、外皮材を二つ折りに形成するための外皮材形成手段である。本実施形態の外皮材形成手段3は、図1に示すように、ステー31に固定された押込み部材30と、ステー31を上下動させる送りねじ機構32と、送りねじ機構32を駆動するモータ33とから構成されており、モータ33の回転方向、回転角度等を制御することによって押込み部材30を適宜に上下昇降させる。
【0019】
図6には、図1における封止手段1、封着手段2、外皮材形成手段3及び後述する保持手段5に関する部分拡大図を示している。また、図7には、図6の面A−Aからみた側面図を示している。図7に示すように、押込み部材30の両側面には、中心面T(面A−Aと同一)に沿って一対の押込みバー34が配設されている。押込みバー34の下端部は、外方に折れ曲がり押込み部35が形成されており、上端部は固定部36を介して押込み部材30の側面に固定されている。押込み部35は、下降すると外皮材Fの縁部を押込むように配置されており、押込み部材30を下降させて薄板70の開口部71に進入させると、薄板70上に載置されたシート状の外皮材Fの中央部を押込み部材30が押込むとともにその両側の縁部を押込みバー34の押込み部35が押込むため、中心面Tに沿って外皮材Fが二つ折りに形成されるようになる。
【0020】
また、本実施形態では、外皮材形成手段3により外皮材を二つ折りに形成すると同時に二つ折りした外皮材の内側に内材を供給する内材供給手段4が設けられている。すなわち、押込み部材30は、下端に内材を吐出するための吐出孔を備えた筒体により構成されており、この吐出孔を開閉するための弁40が内装されている。そして、ホッパ45内へ投入した内材を、従来公知のポンプ44により供給パイプ43を通じて押込み部材30の筒内へ圧送し、前記ステー31に固定されたエアシリンダ42の駆動によりロッド41を介して弁40を上下動させることで、吐出孔を適宜開閉して二つ折りした外皮材の内側に所要量の内材を供給する。
【0021】
図1において符号5で指示するものは、外皮材の縁部を薄板70上に保持する保持手段である。保持手段5は、図6に示すように、複数の通孔を有するリング状のステー52が押込み部材30に固定されており、このステー52の通孔に上下スライド可能に挿嵌され、上端にステー52に係止可能な頭部を備えた一対の支持ロッド51・51…が押込み部材30の両側に配設されている。そして、この支持ロッド51・51…の下端には、押え部材50が固定されており、押え部材50とステー52との間において各支持ロッド51に被嵌され、押え部材50を下方へ付勢するためのコイルばね53が設けられている。改めて詳述するが、押込み部材30が外皮材形成のため下降すると、押え部材50が薄板70上の外皮材Fの両端縁部を押えて保持する。
【0022】
図1において符号6で指示するものは、封着手段2の下方に配設され、外皮材を支持するための支持手段である。支持手段6は、図1に示すように、ラック−ピニオン機構62により支持ロッド61を介して適宜に上下動可能な支持部材60と、支持部材60によってベルトが上下動されるベルトコンベヤ63とから構成されており、適宜に上下動して外皮材をベルト上に支持すると共に、成形して得られた成形品Hはベルト上に載置されて搬送される。
【0023】
次に、封着手段2について詳述する。図8には、封着手段2の分解斜視図を示している。封着部材20には、それぞれ封着面25と反対側の面にガイド27が固定されている。ガイド27は平面視長方形の形状をしており、その長手方向は封着面25と略直交する方向に設定されている。ガイド27の底面には、長手方向に所定幅だけ切り欠いて形成されたレール溝80が設けられており、その上面には、案内溝81が長手方向と略直交する方向に所定幅だけ切り欠いて形成されている。ガイド27の封着部材20への取付部分には、矩形状の取付部82が一体形成されており、取付部82に穿設された通孔にネジを挿着して封着部材20に固定される。
【0024】
ガイド27の下方には、レール溝80が摺動自在に嵌合するレール28が配設されている。レール28は、図示しない本体フレームに取付基台83を介して固定されており、ガイド27が薄板70の中心面Tと直交する方向に摺動自在となるようにレール28の摺動面が形成されている。
【0025】
揺動レバー26には、駆動中空軸21が装着される円形の穴部86が形成された装着部84及び装着部84から延設された操作部85が設けられている。装着部84の下面には、調整リング29が図示しない本体フレームとの間に嵌装されており、揺動レバー26の取付位置の高さを調整するようになっている。操作部85の先端部には、案内ピン87が嵌着される通孔88が穿設されており、案内ピン87の上半分は通孔88に嵌着され、下半分はガイド27に形成された案内溝81内に挿入される。
【0026】
封着部材20には、図7に示すように、底面から断面半円状に形成された切欠き部89が形成されている。切欠き89は、封着面25と略直交する方向に半円筒状に形成されており、そのため、封着面25はアーチ状となっている。
【0027】
図9から図11は、封着手段2の動作を説明しており、図9(a)〜図11(a)が封着手段2の平面図、図9(b)〜図11(b)がそれぞれ図9(a)〜図11(a)の面B−Bの側面図を示している。図9は、一対の封着部材20が開いた状態を示している。この状態では、駆動中空軸21が時計回りに回動し、駆動中空軸21に固定された揺動レバー26も同様に時計回りに回動した位置にある。揺動レバー26の時計方向の回動により操作部85が中心面Tから離れる方向に移動するため、操作部の先端部に固定された案内ピン87が移動し、案内ピン87が挿入されたガイド27の案内溝81と係合してガイド27をレール28に沿って中心面Tから離れる方向に移動させる。レール28は中心面Tと直交する方向に直線状に摺動面が形成されているため、ガイド27は、中心面Tと直交する方向に進退動作し、その一端部に取り付けられた封着部材20も中心面Tと直交する方向に退避移動して図9のように開いた状態となる。
【0028】
図10に示すように、図9の状態から駆動中空軸21が反時計回りに回動すると、揺動レバー26の操作部85は、中心面Tに近づく方向に移動し、案内ピン87と案内溝81とが係合してガイド27をレール28に沿って中心面Tの方へ直進移動させる。したがって、一対の封着部材20が互いに近接した位置に移動する。
【0029】
図11では、図10の状態からさらに駆動中空軸21が反時計回りに回動した状態を示しており、ガイド27はさらにレール28に沿って中心面Tの方に直進移動し、一対の封着部材20の封着面25が中心面Tを挟んで対峙するようになる。したがって、封着面25の間にセットされた外皮材Fは、封着部材20によって押圧されて封着動作が行われる。その際に封着面25はアーチ状にされているため、切欠き部89に対応する部分では、外皮材Fの封着は行われることはない。
【0030】
次に、本実施形態の成形工程について、図12から図19を用いて説明する。図12(a)〜図19(a)は、封止手段1及び封着手段2の平面図を示している。なお、図12(a)では、薄板70、外皮材F及び押え部材50を付加して描かれている。図12(b)〜図19(b)は、それぞれ図12(a)〜図19(a)の中心面Tに沿った方向からみた正面図で、図12(c)〜図19(c)は、それぞれ図12(a)〜図19(a)の中心面Tに直交する方向からみた側面図である。なお、理解を容易にするため押込み部材30の部分は断面図で記載し、保持手段5は押え部材50以外省略している。
【0031】
図12では、まず薄板70上に外皮材Fが供給される。封止手段1は、予め各封止部材10を反時計回りに回動して開いた状態になっている。外皮材Fは、図12(a)に示すように、平面視小判状に形成されており、各封止部材10の間に供給され、その中央部分が開口部71に配置される。外皮材Fの供給は、図示しないベルトコンベヤ等により開口部71上まで搬入して行うことができる。外皮材Fの供給位置がずれた場合には、封止部材10を揺動させて外皮材Fの長手方向の両端縁部を押動して位置調整を行えばよい。また、外皮材Fが供給される毎にこうした位置調整を行うようにしてもよい。封着手段2は、封着部材20を中心面Tまで直進させて封着面25が対峙した閉じた状態になっている。閉じた状態とすることで、開口部71が封着部材20の上面で閉鎖され、外皮材Fが供給される際に開口部71内に入り込んでしまうことを防止する。押込み部材30は上昇した位置に配置されており、それに伴い押え部材50も上昇した位置にある。そして、押え部材50は、図12(a)に示すように、平面視弓形状に形成されており、供給された外皮材Fの長手方向の両端縁部を押圧可能な位置に配置されている。
【0032】
図13では、押込み部材30が下降し、それに伴い押え部材50が下降して外皮材Fの長手方向の両端縁部を押圧し、両端縁部を薄板70上に保持する。また、封着手段2は、封着部材20を中心面Tから離れた位置に退避させて開いた状態とされる。押込み部材30はさらに下降して、図14に示すように、開口部71に進入する。押込み部材30が開口部71に進入すると、外皮材Fの中央部分が開口部71内に押込まれるとともに、押込み部35により外皮材Fの縁部が押込まれて、各封着部材20の間において二つ折りされた状態に形成される。そして、封着部材20の下方には、支持部材60が上昇した位置に配置される。
【0033】
図15では、図14の状態で押込み部材30内の弁40を上昇させて吐出孔を開口し、二つ折りされた外皮材Fの内側に所定量の内材Gを供給する。内材Gの供給位置は、封着部材20の切欠き部89に対応する範囲内となるようにされている。所定量の内材Gが供給されると、弁40が下降して吐出孔を閉鎖し、図16に示すように、押込み部材30は上昇する。その後、押込み部材30が上昇して押え部材50も上方に退避すると、図17に示すように、封止部材10が反時計回り回動して封止面15が中心面Tに向かって移動する。封止面15が移動することで、外皮材Fの長手方向の両端縁部を押動し、薄板70の上面に載置された外皮材Fの両側部分は開口部71内に送入されていく。そのため、内材Gが配置された外皮材Fの中央部分は下方に移動して支持部材60上に載置される。したがって、外皮材Fは、中央部分から内材Gを挟んで二つ折りに形成されて、両側部分は封着部材20の封着面25に当接した状態となる。その際に、外皮材Fの長手方向の両端縁部は、開口部71から上方に突出した状態となっている。このように、開口部71から外皮材Fを上方に突出した状態とすることで、外皮材Fの両端縁部が内側に折れ曲がってしまうことが防止される。
【0034】
図17の状態で、封着手段2は、各封着部材20を中心面Tに向かって直進させて、封着面25により二つ折りされた外皮材Fの縁部を押圧して封着する。封着面25は、アーチ状に形成されているため、切欠き部89の部分に内材Gを配置した状態で内材Gを囲むように外皮材Fの縁部を封着するようになる。そのため、封着面25の押圧により内材Gがはみ出すことはない。封着部材20の封着動作に同期して封止部材10も反時計回りに回動し、開口部71から上方に突出した外皮材Fの上端縁部を封止面15により封止する。したがって、外皮材Fの縁部全体が均一に封着され、確実に封着動作が行うことができる。
【0035】
そして、図19に示すように、封止部材10及び封着部材20を中心面Tから離れる方向に移動させて開いた状態として支持部材60を下降させることで、成形品Hを取り出される。成形品Hは、図20に示すように、外皮材Fは、二つ折りされてその内側に所定量の内材Gを包み込むようにして縁部100を均一に封着されている。
【0036】
封止部材10としては、本実施形態に限定されることなく、様々な形態のものが採用できる。例えば、図21に示すように、封止面15が曲面状に形成されていてもよい。また、上述した例では、封止部材10は、駆動軸11を中心に往復揺動するようにされているが、封着部材20と同様に直進動作するようにすることもできる。
【0037】
図22から図24は、封止部材を直進動作させるための機構の一例を示す斜視図である。図22は、封止部材110が開いた状態を示しており、図23は、封止部材110が閉じた状態を示している。また、図24は、封止部材110の駆動機構の分解斜視図を示している。そして、図25は、封止部材110の直進動作を示す平面図を示している。
【0038】
一対の封止部材110は、平面視矩形状で厚板状の封止基体部111の側面部に圧接部112が形成されており、底面部には直線状の一対の溝部113が所定の間隔を置いて平行となるように形成されている。圧接部112は、所定の幅を有しており、図23及び図25に示すように一対の封止部材110が中心面Tに向かって直進動作すると、各圧接部112が互いに当接するようになっている。封止部材110を直進動作させるために、一対の溝部113は、取付板部114に固定された一対のレール115に摺動自在に嵌合している。一対のレール115は、互いに平行になるように配置されてネジ止めにより固定されている。
【0039】
取付板部114は、図24に示すように、両側部分に駆動軸11に嵌め込まれる円形の孔部116が形成されており、駆動軸11に孔部116を嵌め込みさらに固定リング117を嵌め込むことで取付板部114が薄板70上に固定される。固定リング117は、内周面に切欠き部が形成されており、駆動軸11の外周面に突設された固定ピンを切欠き部に嵌合するように嵌め込むことで、駆動軸11が回転すると一体となって回動するようになっている。固定リング117のうち対角線上にある2つの固定リング117の上面には板状の作動部材118が固定されている。作動部材118は、固定リング117と同様に駆動軸11に装着される孔部が形成されており、外周から外方に突出するように一体形成された作動部119が設けられている。作動部119の先端部には作動ピン121が固定される孔部120が形成されており、作動ピン121は、封止基体部111に穿設された長孔122に嵌合している。
【0040】
図25に示すように、駆動軸11が矢印方向に往復回転駆動すると、固定リング117も一体となって往復回転するようになる。そのため、固定リング117に固定された作動部材118は、矢印方向に往復揺動するように動作し、作動部材118の作動部119に固定された作動ピン121が長孔122と係合して封止部材110を移動させる。封止部材110は、溝部113がレール115と摺動自在に嵌合しているため、直進動作するようになる。この際、長孔122は、作動ピン121の移動軌跡に対応して封止部材110の直進方向と直角方向に延びるように形成されており、封止部材110と作動部材118とのスムーズな連関動作が行えるようになっている。 以上の例では、駆動軸11の回転を用いて封止部材110の直進動作を行うようにしているが、封止部材110を直進動作させることができる機構であれば、これ以外の機構を採用してもよい。例えば、図26に示すように、エアシリンダ123を用いて直進動作させることもできる。図26の場合には、エアシリンダ123の作動ロッド124の先端を封止部材110の当接部112が設けられた側面部とは反対側の側面部に固定しておき、作動ロッド124の進退動作により封止部材110をレール115に沿って直進動作させるようになっている。図27は、封止部材110が直進動作して当接部112同士が閉じた状態を示している。
【0041】
このように、封止部材110を直進動作させるようにすれば、当接部112による封止面積を広くすることができ、封止される外皮材の上縁部が開口部71から大きく突出していても十分に対応することができるようになり、より確実に封止動作を行うことが可能となる。
【0042】
また、封着部材20も成形する食品の形状に合せて様々な形態のものを用いることができる。例えば、上述した実施形態の切欠き部89を椀状に形成してもよく、その場合にはその湾曲した内面に凹凸模様を形成しておけば、外皮材の表面に模様を付することができる。そして、ガイド27には、封着部材20を適宜交換して取り付けることができるので、容易に異なる種類の成形品に対応することが可能となる。
【0043】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明に係る食品成形装置にあっては、受け部材の上方に配置された封止手段により二つ折りされた外皮材の上端縁部を封止するので、外皮材の縁部を確実に封着することができる。すなわち、封止手段により外皮材の上端縁部が封止されるため、封着手段による封着の際に外皮材が内側に折れ曲がることがなく位置ずれの発生を防止することができる。また、受け部材の開口部から上に位置する外皮材の縁部は、封着手段が受け部材の下方に配置されているため封着することができないが、封止手段により封止されるので、外皮材の縁部全体を封着することができる。したがって、封着手段及び封止手段が協働して二つ折りされた外皮材の縁部を封着及び封止すれば、縁部全体を均一に封着できるようになる。
【0044】
また、外皮材形成手段として、外皮材を開口部に押込む押込み手段を備えたことで、外皮材を正確に二つ折りに形成することができ、押込み手段に内材供給手段を備えることで、内材供給を外皮材形成動作とともに行うことができ、効率的に内材供給を行うことが可能となる。
【0045】
また、封着手段として、二つ折りされた外皮材の縁部を両側から直進して押圧する一対の封着部材を備えることで、外皮材の縁部を均等に押圧することができるようになり、確実な封着動作を行うことができる。
【0046】
また、封止手段として、二つ折りされた外皮材の受け部材上に載置された縁部を前記開口部に向かって押動する一対の封止部材を備えることで、外皮材の受け部材上に載置された縁部を同時に開口部に移動させることができる。したがって、二つ折りされた外皮材の両側部分が同じように開口部から下方に移動して、両側部分の縁部がずれることがなく重なり合って封着されるようになる。そして、封止部材が外皮材の縁部を両側から直進して押圧することで、封止部材の封止面積を広くすることが可能となり、より確実に外皮材の縁部を封止することができる。さらに、受け部材上に外皮材が載置された際に封止部材を揺動させて外皮材の位置調整を行うことで、外皮材の中央部分で二つ折りにするための位置決めを行うことができる。
【0047】
また、外皮材の縁部を受け部材上に保持する保持手段を備えることで、外皮材形成手段により外皮材を二つ折りする際に外皮材の縁部を受け部材上に保持し、確実に外皮材の二つ折りができる。また、封着手段の下方に、外皮材を支持する支持手段を備えることで、外皮材を支持して安定した状態で封着動作を行うことができ、さらに、成形品を下方から取り出すことができることから、成形工程がコンパクト化でき、成形処理を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食品成形装置の部分断面正面図である。
【図2】同装置の封止手段、封着手段及び受け部材を示す概略平面図である。
【図3】同装置の封止手段の動作を説明する概略平面図である。
【図4】同装置の封止手段の駆動機構を示す概略平面図である。
【図5】同装置の封着手段の駆動機構を示す概略平面図である。
【図6】同装置の封止手段、封着手段、押込み部材及び保持手段を示す概略正面図である。
【図7】図6の面A−Aからみた概略側面図である。
【図8】封着手段の分解斜視図である。
【図9】封着手段の動作を説明する概略平面図である。
【図10】封着手段の動作を説明する概略平面図である。
【図11】封着手段の動作を説明する概略平面図である。
【図12】本発明に係る食品成形装置による食品成形工程を説明する図である。
【図13】本発明に係る食品成形装置による食品成形工程を説明する図である。
【図14】本発明に係る食品成形装置による食品成形工程を説明する図である。
【図15】本発明に係る食品成形装置による食品成形工程を説明する図である。
【図16】本発明に係る食品成形装置による食品成形工程を説明する図である。
【図17】本発明に係る食品成形装置による食品成形工程を説明する図である。
【図18】本発明に係る食品成形装置による食品成形工程を説明する図である。
【図19】本発明に係る食品成形装置による食品成形工程を説明する図である。
【図20】本発明に係る食品成形装置により成形された成形品に関する斜視図である。
【図21】封止手段の別の例を示す概略平面図である。
【図22】封止手段のさらに別の例を示す概略斜視図である。
【図23】図22に示す封止手段が閉じた状態を示す概略斜視図である。
【図24】図22に示す封止手段の分解斜視図である。
【図25】図22に示す封止手段の概略平面図である。
【図26】封止手段のさらに別の例を示す概略斜視図である。
【図27】図26に示す封止手段が閉じた状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
F 外皮材
G 内材
H 成形品
1 封止手段
10 封止部材
11 駆動軸
12 フランジ
13 リンク
14 モータ
15 封止面
2 封着手段
20 封着部材
21 駆動中空軸
22 フランジ
23 リンク
24 モータ
25 封着面
26 揺動レバー
27 ガイド
28 レール
3 外皮材形成手段
30 押込み部材
31 ステー
32 送りねじ機構
33 モータ
40 弁
41 ロッド
42 エアシリンダ
43 供給パイプ
44 ポンプ
45 ホッパ
5 保持手段
50 押え部材
51 支持ロッド
52 ステー
53 コイルばね
6 支持手段
60 支持部材
61 支持ロッド
62 ラック−ピニオン機構
63 ベルト
70 薄板(受け部材)
71 開口部
87 案内ピン

Claims (6)

  1. 開口部を有するとともにシート状の外皮材が載置される受け部材と、前記外皮材の前記開口部に配置された部分を前記開口部から下方に移動させることで前記外皮材を二つ折りに形成する外皮材形成手段と、前記受け部材の下方に配置されるとともに二つ折りされた前記外皮材の縁部を両側から直進して押圧する一対の封着部材を備える封着手段と、前記受け部材の上方に配置されるとともに二つ折りされた前記外皮材の前記受け部材上に載置された縁部を前記開口部に向かって押動して前記外皮材の上端縁部を両側から直進して押圧する一対の封止部材を備える封止手段とを備えていることを特徴とする食品成形装置。
  2. 前記外皮材形成手段は、前記外皮材を前記開口部に押し込む押込み手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の食品成形装置。
  3. 前記押込み手段は、内材を供給する内材供給手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の食品成形装置。
  4. 前記封止手段は、前記封止部材を揺動させて前記受け部材上に載置された前記外皮材の位置を調整することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の食品成形装置。
  5. 前記外皮材の縁部を前記受け部材上に保持する保持手段を備えていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の食品成形装置。
  6. 前記封着手段の下方には、前記外皮材を支持する支持手段を備えていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の食品成形装置。
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