JP3811653B2 - 管の複合曲げ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一台でロール曲げと引曲げとを切り替えることができる管の複合曲げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
管の曲げ加工装置として、比較的緩いカーブ加工に用いられるロール曲げ装置と、比較的急なカーブ加工に用いられる引曲げ装置とが知られている。
【0003】
ロール曲げ装置は、図14に示すように、管aを長手方向に送り出す送り台bと、送り出された管aの一側面を押圧する成形ロールcと、成形ロールcの反対側に配置されたトップロールdと、トップロールdとの間に管aを挟み込むボトムロールeと、ボトムロールeの上流側に配置されたガイドロールfとを備えている。そして、送り台bによって送り出される管aを、その一側面に成形ロールcを押し付けることで管aに曲げ荷重を与え、所定の緩い曲率のカーブに変形する。このとき、トップロールdが曲げ支点となって曲げ荷重を支持し、ボトムロールeおよびガイドロールfが曲げ荷重の反力を支持する。
【0004】
引曲げ装置は、図15に示すように、管aの一側面に当接されピンg廻りに回動する回転曲げ型hと、回転曲げ型hとの間に管aを挟持する締付け型iと、締付け型iに並設されて曲げ反力を支持する反力型jとを備えている。そして、回転曲げ型hと締付け型iとの間に管aを挟持し反力型jを管aに当接させた状態で、回転曲げ型hをピンg廻りに回動させることで、管aを所定の急な曲率のカーブに変形する。このとき、曲げ反力は、反力型jによって支持される。管aは、回転曲げ型hの回動に伴って、回転曲げ型hに巻き付けられ、引かれる。
【0005】
従来、管aを曲げ加工するときには、その加工曲率に応じて、緩カーブ用のロール曲げ装置と急カーブ用の引曲げ装置とを使い分けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一つの管aに曲率が大きい緩カーブ部分と曲率の小さい急カーブ部分とを成形するときには、管aを一旦ロール曲げ装置から取り外して引曲げ装置にセットし直すか、或いは管aを一旦引曲げ装置から取り外してロール曲げ装置にセットし直さなければならないため、その度に加工基準がずれて精度の高い製品が得られないという問題があった。
【0007】
逆に言えば、完成品の精度を所定範囲内に収めるためには、管aをロール曲げ装置から引曲げ装置に又はその逆に何度もセットし直すことはできないので、製品のカーブデザインの自由度が制限されていた。
【0008】
また、管aをロール曲げ装置から引曲げ装置に又はその逆にセットし直すことは、工程間の仕掛かりが必要となると共に工程間のハンドリング時間が必要となり、生産性の悪化に繋がっていた。
【0009】
また、ロール曲げ装置と引曲げ装置との両装置を工場に設置することは、管aの加工装置に関して設置スペースの無駄とも考えられる。
【0010】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、一台の装置で加工基準を動かすことなくロール曲げ加工と引曲げ加工とを行える管の複合曲げ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、管を長手方向に送り出す送り台と、該送り台により送り出された管の一側面を押圧する成形ロールと、該成形ロールに対して管の送り方向上流側に管を挟んで配置されたトップロールと、該トップロールとの間に管を挟み込むボトムロールと、該ボトムロールに対して管の送り方向上流側に並設されたガイドロールと、上記成形ロールをロール曲げ時に管側面に押し付けると共に引曲げ時に管から退避させる移動手段と、上記成形ロールを管から退避させたとき代わりに管の側面に当接される締付け型と、上記トップロールをロール曲げ時に管側面に当接させると共に引曲げ時に管から退避させる退避手段と、上記トップロールを管から退避させたとき代わりに管の側面に当接され上記締付け型との間に管を挟持する回転曲げ型と、該回転曲げ型を管の曲げ方向に回動させる回動手段とを備えたものである。
【0012】
本発明によれば、ロール曲げ加工するときには、トップロールを管の側面に当接させた状態で、成形ロールを移動手段によって管の側面に押し付け、管を送り台によって送り出す。これにより、曲率の大きい緩いカーブの曲げ加工が可能となる。他方、引曲げ加工するときには、トップロールを退避手段によって管から退避させ、代わりに回転曲げ型を管の側面に当接させる。また、成形ロールを移動手段により管から退避させ、代わりに管の側面に締付け型を当接させる。これにより、管が締付け型と回転曲げ型との間に挟持される。そして、回転曲げ型を管の曲げ方向に回動させる。これにより、曲率の小さい急なカーブの曲げ加工が可能となる。この引曲げ時の曲げ反力は、ボトムロールおよびガイドロールによって支持される。
【0013】
このように、一台の装置でロール曲げ加工と引曲げ加工とを切り替えることができ、このとき、管を送り台から取り外す必要はない。よって、送り台にクランプされた管の端部(加工基準)が変動することはなく、加工方法を切り替えても、精度の高い曲げ加工が可能となる。従って、完成品の精度を維持しつつ、管のカーブデザインの自由度が広がることになる。また、管をセットし直す必要がないため、生産性が向上する。また、工場内における曲げ加工装置の設置スペースが約半分となる。
【0014】
また、上記回転曲げ型と締付け型との間に管を挟持したとき、これらの型を一体化するロック機構を備えることが好ましい。これにより、引曲げ時に、回転曲げ型と締付け型との間に管を把持するアクチュエータの把持力が不要となる。
【0015】
また、上記回転曲げ型は、管側面に対してそれぞれ異なった曲率の複数の押当部を有することが好ましい。これにより、引曲げ時に、各押付部を選択して管の側面に当接させることで、各押付部の曲率に応じた管の引曲げ加工が行える。
【0016】
また、上記成形ロールおよびボトムロールに、各ロールを軸方向に微調節する調節機構を設けることが好ましい。これにより、ロール曲げ加工および引曲げ加工の際に、各ロールを通過する管に生じる反りを矯正できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0018】
図1は本実施形態に係る「管の複合曲げ装置」の平面図、図2は側面図(図1のII-II線矢示図)、図3は図1のIII-III線断面図、図4は正面図(図1のIV-IV線矢示図)である。
【0019】
この管の複合曲げ装置1は、管2を一台の装置で加工基準を動かすことなくロール曲げ加工と引曲げ加工とを選択して行うものである。以下、この装置の構成について説明する。
【0020】
管の複合曲げ装置1は、図1および図2に示すように、管2を長手方向に送り出す送り台3を有する。送り台3は、管2の端部をクランプする把持部4を有する台車5と、ガイドレール6が敷設された基台7aと、台車5をガイドレール6に沿って移動させる駆動手段7とを備える。台車5には、ガイドレールに係合する係合部5aが設けられている。
【0021】
駆動手段7は、台車5に接続されたチェーン8と、チェーン8が巻き掛けられたスプロケット9と、スプロケット9を回転するサーボモータ10とを有する。この構成によれば、サーボモータ10を回転することで管2をガイドレール6に沿って長手方向に送り出すことができ、サーボモータ10の回転角度を制御することで台車5の位置、すなわち把持部4にクランプされた管2の端部の位置(加工基準)を正確に制御できる。
【0022】
また、管の複合曲げ装置1は、図1、図2および図4に示すように、送り台3により送り出された管2の一側面を押圧する成形ロール11を有する。成形ロール11は、その側面に管2の断面にマッチした断面形状の溝12が形成されており、鉛直な回転軸13を有する。なお、本実施形態の管2は、図4に示すように異形断面(中心に対して左右非対称)となっているが、円形断面でもよいことは勿論である。
【0023】
成形ロール11は、アイドル回転するものに限られることはなく、自転機能すなわち回転軸13廻りに回転駆動されるようになっていてもよい。この成形ロール11は、移動手段14によって、ロール曲げ時に管2の側面に押し付けられ、引曲げ時に管2から退避される。移動手段14は、成形ロール11が取り付けられた子台車15と、子台車15が水平方向に移動自在に設けられた親台車16と、親台車16が上下方向に移動自在に取り付けられた基台17とを有する。
【0024】
親台車16は、基台17に上下方向に沿って敷設されたガイドレール18に係合する係合部19を有し、サーボモータ20およびボールネジ機構21等によって、上下動され上下位置が高精度で制御される。これらサーボモータ20およびボールネジ機構21等は、成形ロール11を軸方向に微調節する調節機構(請求項4)を兼用する。この調節機構は、ロール曲げ時に送り出される管2に生じる反りを矯正するものである。
【0025】
他方、子台車15は、親台車16に水平方向(管2の送り方向と直交方向)に敷設されたガイドレール22に係合する係合部23を有し、同様にサーボモータ24およびボールネジ機構25等によって、水平動され水平位置が高精度で制御される。これにより、適宜、子台車15を親台車16に対してガイドレール22に沿って水平に移動させ、親台車16を基台17に対してガイドレール18に沿って垂直に移動させることで、成形ロール11を管2の側面に押し付けたり、管2から退避させることができる。
【0026】
また、管の複合曲げ装置1は、図1に示すように、成形ロール11に対して管2の送り方向上流側に管2を挟んで配置されたトップロール26を有する。トップロール26は、その側面に管2の断面にマッチした断面形状の溝が形成されており、鉛直な回転軸27を有する。トップロール26は、アイドル回転するものに限られず、自転機能を有していてもよい。
【0027】
このトップロール26は、退避手段28によって、ロール曲げ時に管2の側面に当接され、引曲げ時に管2から退避される。退避手段28は、トップロール26が取り付けられた移動台28aと、移動台28aを管2の送り方向に対して水平面内にて斜め上流側に移動自在にガイドするガイドレール29と、移動台28aをガイドレール29に沿って移動するシリンダ30とを有する。
【0028】
この構成によれば、シリンダ30を伸長させると図1に示すようにトップロール26が管2の側面に当接する位置に移動され、シリンダ30を収縮させると図5に示すようにトップロール26が管2から離間して後述する回転曲げ型53と干渉しない位置に退避される。ここで、図1に示すようにトップロール26を管2の側面に当接させたとき、シリンダ30の伸長ストロークが固定されるようになっている。ロール曲げ時の曲げ荷重を支持するためである。
【0029】
また、管の複合曲げ装置1は、図1、図2および図3に示すように、トップロール26との間に管2を挟み込むボトムロール31を有する。ボトムロール31は、その側面に管2の断面にマッチした断面形状の溝が形成されており、鉛直な回転軸32を有する。ボトムロール31は、アイドル回転するものに限られず、自転機能を有していてもよい。このボトムロール31は、図3に示す調節機構33によって、軸方向に高さが調節される。
【0030】
調節機構33は、ロール曲げ時または引曲げ時に送り出される管2に生じる反りを矯正するものであり、当該ボトムロール31が取り付けられた移動台34と、移動台34を基台17に対して昇降させるサーボモータ35およびボールネジ機構36等を有する。すなわち、基台17には上下方向に沿ってガイドレール37が設けられており、移動台34にはこのガイドレール37に係合する係合部38が設けられている。
【0031】
この構成によれば、サーボモータ35を適宜正逆回転させることにより、移動台34を基台17に対してガイドレール37に沿って昇降させることができ、サーボモータ35の回転角度を制御することで、移動台34の高さ即ちボトムロール31の高さを正確に微調節できる。よって、ボトムロール31の成形ロール11または後述するガイドロール39に対する高さ位置を、ロール曲げ時または引曲げ時に送り出される管2に生じる反りを打ち消す方向(上または下方向)に微妙にずらすことで、管2に生じる反りを矯正できる。
【0032】
また、管の複合曲げ装置1は、図1、図2および図3に示すように、ボトムロール31に対して管2の送り方向上流側に並設されたガイドロール39を有する。ガイドロール39は、その側面に管2の断面にマッチした断面形状の溝が形成されており、鉛直な回転軸40廻りにアイドル回転する。このガイドロール39は、送り台3によって送り出される管2の側面に当接するように、基台17に固定されている。
【0033】
ガイドロール39は、図例では2個設けられている。後述する管2の引曲げ時(図13参照)に、曲げ反力をボトムロール31と共に分散支持し、管2の側面に凹みや傷が生じないようにするためである。但し、ガイドロール39の個数は、1個でも3個以上でもよい。要は、管2の引曲げ時の曲げ反力を支持する際に、管2の側面に凹みや傷が生じない荷重設計となっていればよい。
【0034】
また、管の複合曲げ装置1は、成形ロール11を図1、図2および図4に示す位置から移動手段14によって図5、図7および図8に示すように移動させて管2から退避させたとき、代わりに管2の側面に当接される締付け型41を有する。図4および図8に示すように、締付け型41には、管2の断面にマッチした断面形状の溝42が形成されており、装着台43に設けられた蟻溝44に係合する凸部45が形成されている。
【0035】
装着台43は、移動台46に鉛直軸47廻りに回転自在に取り付けられたアーム48に、その長手方向に移動自在に取り付けられている。すなわち、図2および図7にも示すように、アーム48にはその長手方向に沿ってガイドレール50が敷設されており、装着台43にはガイドレール50に係合する係合部51が設けられている。装着台43は、アーム48の側部に設けられたシリンダ49(ロッドレスシリンダ等)によって、ガイドレール50に沿って移動される。
【0036】
これらシリンダ49やガイドレール50等が、締付け型41用の移動手段52を構成する。この構成によれば、ロッドレスシリンダ49を適宜作動させることで、装着台43がアーム48のガイドレール50に沿って移動し、装着台43に設けられた締付け型41が、図4に示すように管2から離間されたり、図8に示すように管2の側面に当接されたりする。なお、図例とは断面形状の異なった管2の曲げ加工をするときには、締付け型41を装着台43の蟻溝44から取り外し、別の締付け型41を装着することになる。
【0037】
また、管の複合曲げ装置1は、トップロール27を図1に示す状態から退避手段28のシリンダ30によって図5に示すように移動させて管2から退避させたとき、代わりに管2の側面に当接される回転曲げ型53を有する。回転曲げ型53は、図4および図8にも示すように、管2の断面にマッチした断面形状の溝が形成されており、上記締付け型43との間に管2を挟持するものである。また、回転曲げ型53は、図6、図4および図8にも示すように、移動台46に鉛直に配置されたピン47廻りに回動自在に設けられている。
【0038】
この回転曲げ型53は、図4および図8に示すように、回動手段54によって上記ピン47廻りに回転され、回動位置が高精度で位置決めされる。回動手段54は、移動台46の下部に設けられたサーボモータ55と、サーボモータ55の回転を減速するギヤ機構と、ギヤ機構の出力スプロケットと回転曲げ型46に設けられた入力スプロケットとに巻き掛けられた無端チェーン56(図1参照)とを有する。なお、回転曲げ型53とアーム48とは、ピン47廻りに相互に回動自在となっている。
【0039】
この構成によれば、サーボモータ55を適宜回転させることで、回転曲げ型53が移動台46に対してピン47廻りに回動する。このとき、図8に示すように、回転曲げ型53と締付け型41との間に管2を挟持していると、アーム48もピン47廻りに一体的に回動することになる。他方、図4に示すように、回転曲げ型53が締付け型41から離間されていると、回転曲げ型53のみがピン47廻りに回動し、アーム48は回動することなく図1に示すシリンダ77によって位置が保持される。アーム48と回転曲げ型53とが、ピン47廻りに相互に回転自在となっているからである。
【0040】
移動台46は、管2の送り方向と直交する方向に移動自在に、基台57に設けられている。すなわち、図1および図5に示すように、基台57には管2の送り方向と直交する方向にガイドレール58が水平に敷設されており、移動台46にはガイドレール58に係合する係合部が設けられている。移動台46は、基台57に設けられたサーボモータ60およびボールネジ機構61等によって、ガイドレール58に沿って移動され高精度で位置決めされる。
【0041】
これらサーボモータ60およびボールネジ機構61やガイドレール58等が、回転曲げ型53用の退避手段62を構成する。この構成によれば、サーボモータ60を適宜回転させることによって、移動台46をガイドレール58に沿って管2の送り方向と直交する方向に移動させることができる。これにより、移動台46に取り付けられた回転曲げ型53を、図4に示すように管2から離間した位置から図8に示すように管2に当接させる位置まで、精度よく移動させることができる。
【0042】
以上の構成からなる本実施形態の作用を説明する。
【0043】
上記管の複合曲げ装置1によるロール曲げ加工を説明する。この場合、先ず、図1乃至図4に示すように、管2の端部を送り台3の把持部4にクランプする。管2の内部には、図1に示すように、その断面積にマッチした形状の中子70が収容される。中子70は、管2の曲げ成形時に管2が潰れないようにするためのものであり、管2内のロッド71を介して送り台3の後方に配置されたシリンダ(図示せず)に直結されており、シリンダによってその位置が調節されるようになっている。
【0044】
そして、トップロール26をシリンダ30によって管2の側面に当接させる位置に移動する。このとき、回転曲げ型53は、図1および図4に示すように、サーボモータ60およびボールネジ機構61によって管2から離間され、トップロール26と干渉しないようになっている。また、締付け型41は、図4に示すように、ロッドレスシリンダ49の作動によってアーム48に沿って移動されて管2から離間され、成形ロール11と干渉しないようになっている。この状態を図12(a)に示す。
【0045】
その後、図12(b)に示すように、成形ロール11を水平方向に移動させて管2の側面に押し付け、管2を送り台3によって長手方向に送り出す。これにより、図12(c)に示すように、送り台3によって送り出される管2が、その一側面に成形ロール11が押し付けられることで管2に曲げ荷重が与えられ、所定の緩い曲率のカーブに変形される。このとき、トップロール26が曲げ支点となって曲げ荷重を支持し、ボトムロール31およびガイドロール39が曲げ荷重の反力を支持する。
【0046】
成形ロール11は、管2を送り台3によって送り出している間、その位置が固定されてもよいし、移動されてもよい。すなわち、曲率を変化させたいときには、成形ロール11の位置を子台車15の移動によって変えることで対応可能であり、このとき生じる異曲率間の徐変部は、送り台3の送り速度と成形ロール11の移動速度とを適正値とすることで、滑らかに仕上げることができる。
【0047】
次いで、引曲げ加工する場合には、図12(d)に示すように、トップロール26を管2から引き離す。そして、成形ロール11を、管2から離間する方向に水平移動させ、さらに垂直下方に移動させることで、管2から引き離す。すなわち、成形ロール11を、図4の位置から図8の位置に移動させる。
【0048】
そして、図13(a)に示すように、回転曲げ型53を管2の一側面に当接させ、締付け型41を管2の他側面に当接させる。ここで、トップロール26を管2から引き離すのは回転曲げ型53との干渉を避けるためであり、成形ロール11を管2から引き離すのは締付け型41との干渉を避けるためである。また、送り台3の把持部4における管2のクランプは、緩めることなく継続把持しておく。
【0049】
この引曲げ加工時の各構成部品の配置を、図5乃至図8に示す。図示するように、トップロール26は、その移動台28aが図1の位置からシリンダ30によって図5の位置まで移動されて管2から退避される。そして、回転曲げ型53は、その移動台46が図4の位置からサーボモータ60およびボールネジ機構61等によって図8の位置に移動され、管2の側面(トップロール26が当接していた部分の近傍)に当接される。ここで、回転曲げ型53を管2のトップロール26が当接していた部分の近傍に当接するのは、後述する引曲げ時の反力を対向するボトムロール31とそれに並設されたガイドロール39とで的確に支持するためである。
【0050】
回転曲げ型53は、図例では、図6にも示すように、管2の側面に対してそれぞれ異なった曲率の2個の押当部75、76を有する。よって、当該回転曲げ型53をピン47廻りに回転(180度)させることで、所望の曲げ曲率に応じた押当部75、76を選択して管2の側面に当接させることができる。各押当部75、76は、管2の側面を締付け型41との間に把持する把持部分75a、76aと、それに繋げて形成されピン47を中心とした円弧部分75b、76bとを有する。なお、当接部75、76は、1個でも3個以上でもよいことは勿論である。
【0051】
他方、成形ロール11は、図4の位置から子台車15を管2から離間させる方向に水平移動させ親台車16下降させることで図8の位置まで移動され、管2の斜め下方に退避される。そして、この成形ロール11の代わりに、締付け型41が管2の側面に当接される。すなわち、締付け型41は、図4の位置からアーム48に付設されたロッドレスシリンダ49によって図8の位置に移動され、管2の側面に当接される。こうして、締付け型41と回転曲げ型53との間に管2が挟持され、図13(a)の状態となる。
【0052】
そして、図13(b)に示すように、回転曲げ型53をピン47廻りに管2の曲げ方向に回動させ、回転曲げ型53の押当部75の円弧部分75bに管2を巻き付けるようにし、送り台3をその軸力(押出力)を制御して管2の引きに追従させる。この送り台3は、管2を積極的に押し出すことはせず、回転曲げ型53に巻き付けられて引かれる管2に追従して移動する。これにより、回転曲げ型53と締付け型41とが、図5に仮想線xで示すようにアーム48を介して一体となってピン47廻りに回動し、これら型41、53間に挟持された管2が、図6に示すように回転曲げ型53の押当部75の円弧部分75bの曲率に応じた所定の急な曲率のカーブに引曲げ変形される(図13(b))。
【0053】
このとき、送り台3の把持部4における管2のクランプは、前述のロール曲げ加工のときから一回も取り外す必要はないので、加工基準となる送り台3に接する管2の端部が変動しない。よって、加工方法をロール曲げ成形から引曲げ成形に切り替えても、すなわち管2に複合曲げを施しても、精度の高い曲げ加工が可能となる。逆をいえば、このような管2の複合曲げを行っても完成品の精度を維持できるので、管2のカーブデザインの自由度が広がることになる。また、加工方法を切り替える際に管2を送り台3にクランプし直す必要がないため、生産性が向上する。また、一台の装置でロール曲げ加工と引曲げ加工とを切り替えることができるので、工場内における曲げ加工装置の設置スペースが約半分となる。
【0054】
また、図13(b)に示すように、この引曲げ時の曲げ反力は、ボトムロール31およびガイドロール39によって的確に支持される。何故なら、トップロール26を管2から離間させ、代わりにその近傍に回転曲げ型53を当接させているので、ボトムロール31およびガイドロール39は、図12に示すロール曲げ加工時の曲げ反力を支持する機能のみならず、図13に示す引曲げ加工時の曲げ反力を支持する機能をも的確に発揮できるからである。仮に、回転曲げ型53をトップロール26よりも管2の送り方向下流のかなり離れた位置に配置したとすると、その回転曲げ型53の曲げ反力をボトムロール31およびガイドロール39で支持できなくなるばかりでなく、未拘束部分が長く(多く)なるため、管2が外側に膨らむ等、所定外の変形を生じる虞がある。
【0055】
こうして、管2の引曲げ加工が終了したならば、図13(c)に示すように、先ず、締付け型41をロッドレスシリンダ49によってアーム48に沿って移動させ管2から離間(アンクランプ)させる。そして、管2を送り台3によって前方に所定長さ送り出す。回転曲げ型53の回動角度を元の角度に戻す際、屈曲された管2が邪魔にならないようにするためである。なお、この管2の前方への送り出しは、曲げ角度や曲げ形状などによっては、不要となることもある。
【0056】
その後、回転曲げ型53および締付け型41が装着されたアームを、図5に仮想線xで示す回動状態(引曲げ状態)から、シリンダ77によってピン47廻りに回動させ、実線で示す元の状態に戻す。そして、回転曲げ型53が装着された移動台46を、図5に示す位置からサーボモータおよびボールネジ機構等によって図1の位置まで移動させ、管2から離間させる(図13(c)参照)。その後、管2を送り台3の把持部4から取り外せば、ロール曲げ加工によって成形された緩いカーブに繋げて引曲げ加工によって成形された急なカーブを有する管2を、一台のベンディングマシンで精度よく製造することができる。
【0057】
また、さらに続けて引曲げ加工で緩いカーブを成形するときには、図13(c)の状態から、管2を送り台3からアンクランプせずに、図13(d)に示すように、回転曲げ型53をピン47廻りに180度回動させ、反対側の押当部76(曲率小)を管2に当接させ、同様の手順を行えばよい。また、その後、再びロール曲げ加工を行うときには、図12(a)に示すように、回転曲げ型53および締付け型41を管2から引き離し、再びトップロール26を管2に当接させ成形ロール11を管2に押し付け、図12の手順を繰り返せばよい。これにより、様々なアールを有する複雑な形状の管2を、基準位置(管2の送り台3への把持部)をずらすことなく、一台の機械で精度よく製造できる。
【0058】
ところで、図13(b)に示す引曲げ加工時には、管2を把持する回転曲げ型53と締付け型41とには、それらを離間させるような反力が生じる。よって、この反力に抗して即ち両型53、41が開かないように、締付け型41を図8に示すシリンダ49によって回転曲げ型53に押し付ける必要がある。しかし、引曲げ加工中に常にシリンダ49に作動力(管2の把持力)を加えることはエネルギ効率上妥当ではない。そこで、本実施形態では、図11に示すように、回転曲げ型53と締付け型41との間に管2を挟持したとき、これらの型53、41を一体化するロック機構80を設けている。
【0059】
図11に示すように、回転曲げ型53の上下面と締付け型41との上下面には、両型53、41の近接位置を定めるストッパ81、82が、それぞれ設けられている。回転曲げ型53に設けられたストッパ81は、後述する固定爪83の係合部も兼ねる。締付け型41は、その凸部45を介して、装着台43の蟻溝44に装着されている。装着台43の上下面には、金具84がそれぞれ取り付けられている。金具84には、リンク85がピン86を介して回動自在に枢支されている。リンク85の中央部には、ピン87を介して固定爪83が枢支されている。
【0060】
リンク85の先端部には、把持シリンダ88のロッド部89にピン90で枢支された金具91が、ピン92を介して枢支されている。また、固定爪83とリンク85との間には、固定爪83をピン87廻りにストッパ81から離間する方向に回動させるためのバネ93が介設されている。また、装着台43の側面には、図11(b)に示すように、把持シリンダ89を収縮させたとき、固定爪83の端部が当接されて固定爪83をピン87廻りにストッパ81に係合させる方向に回動する回動用金具94が、設けられている。
【0061】
この構成によれば、図11(a)に示すように、把持シリンダ88を伸長させると、固定爪83がバネ93に引かれてピン87廻りに可動され、ストッパ81から離れた状態となる。通常時(図4に示すロール曲げ加工時等)には、この状態で待機することになる。そして、引曲げ加工に際して、締付け型41をシリンダ49によって管2の側面に当接させた後、図11(b)に示すように、把持シリンダ88を収縮させると、固定爪83の端部が回動用金具94に当接し、固定爪83がピン87廻りに回動されてストッパ81に係合する。
【0062】
これにより、締付け型41と回転曲げ型53とが一体化される。よって、以降、縦付け型41を移動するシリンダ49に作動力を付与しなくても、引曲げ時に締付け型41と回転曲げ型53とが開くことはない。但し、図11の構成においても、厳密には、蟻溝44と凸部45との間に両者の移動のための隙間が設定されているため、その隙間の範囲で両型41、53が相対移動して、管2のクランプが緩む場合が考えられる。そこで、図9に示すように、装着台43に、締付け型41を上記隙間の範囲で左方に移動させる押え機構100を設けた方がよい。
【0063】
押え機構100は、締付け型41を装着台43に対して左方に移動させる単なるシリンダでもよいが、図10に示すようなトグル式のリンク機構が好ましい。トグル式のリンク機構は、装着台43にピン101で枢支された第1リンク102と、第1リンク102の先端部にピン103で枢支された第2リンク104と、第2リンク104の先端部にピン105で枢支された固定部106と、ピン103に接続されたシリンダ107とを有する。シリンダ107は、そのヘッド部がピン108を介して装着台43に枢支されている。固定部106は、装着台43に固設されている。
【0064】
このトグル式のリンク機構は、図9(a)に示す通常時には、図10(a)に示すようにシリンダ107を収縮させ、第1リンク102と第2リンク104とに角度を付けておく。そして、図9(b)に示すクランプ時には、図10(b)に示すようにシリンダ107を伸長させ、第1リンク102と第2リンク104と直線状態とすることで、締付け型41を上記隙間(蟻溝44と凸部45との隙間)の範囲で左方に移動させることができ、管2のクランプの緩みを防止できる。このとき、直線状態となった第1および第2リンク102、104とシリンダ107とは、直交配置の状態となる。よって、図10(b)の状態では、シリンダ107にクランプの反力が加わることはなく、シリンダ107に作動力を付与し続けなくともよい。
【0065】
また、本実施形態においては、ロール曲げ加工および引曲げ加工される管2が、図4および図8に示すように異形断面(断面中心に対して左右非対称)となっているので、管2が各ロール11、31、39、26に挟まれながら長手方向に送り出されると、反りが発生し易い。そこで、本実施形態では、図12に示すロール曲げ加工時には、成形ロール11およびボトムロール31の少なくとも一方を、図3に示す調整機構33や親台車16等によって極く僅か微妙に上下させて各ロール11、31の相対位置をずらすことで、管2に生じる反りを打ち消すようにしている。また、図13に示す引曲げ加工時には、ボトムロール31を図3に示す調整機構33によって極く僅か微妙に上下させ、ガイドロール39に対する相対位置をずらすことで管2に生じる反りを打ち消すようにしている。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る管の複合曲げ装置によれば、次のような効果を発揮できる。
【0067】
(1)請求項1に記載の発明によれば、管の加工基準を変動させることなくロール曲げ加工と引曲げ加工とを切り替えることができるので、精度の高い複合曲げ製品を製造できる。逆をいえば、完成品の精度を維持しつつ、ロール曲げ加工と引曲げ加工とを複数回切り替えることができるので、管のカーブデザインの自由度が広がる。また、ロール曲げ加工と引曲げ加工とを切り替える際、管をセットし直す必要がないので、生産性が向上する。また、一台の装置でロール曲げ加工と引曲げ加工とを切り替えることができるので、工場内における曲げ加工装置の設置スペースが約半分となる。
【0068】
(2)請求項2に記載の発明によれば、引曲げ時に、回転曲げ型と締付け型との間に管を把持するアクチュエータの把持力が不要となる。そして、両型(回転曲げ型、締付け型)の開きがない安定した引曲げ加工を行うことができる。
【0069】
(3)請求項3に記載の発明によれば、引曲げ時に、回転曲げ型の各押付部を選択して管の側面に当接させることで、各押付部の曲率に応じたバリエーションに富んだ管の引曲げ加工が行える。
【0070】
(4)請求項4に記載の発明によれば、成形ロールおよびボトムロールを適宜軸方向に微妙に高さ調節することで、ロール曲げ加工および引曲げ加工の際に、各ロールを通過する管に生じる反りを矯正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る管の複合曲げ装置のロール曲げ加工時の平面図である。
【図2】図1のII-II線矢示図である。
【図3】図1のIII-III線断面図である。
【図4】図1のIV-IV線矢示図である。
【図5】上記管の複合曲げ装置の引曲げ加工時の平面図である。
【図6】回転曲げ型の平面図である。
【図7】図5のVII-VII線矢示図である。
【図8】図5のVIII-VIII線矢示図である。
【図9】ロック機構の説明図である。
【図10】トグル機構の説明図である。
【図11】ロック機構の別の説明図である。
【図12】上記管の複合曲げ装置によるロール曲げ加工の工程を示す説明図である。
【図13】上記管の複合曲げ装置による引曲げ加工の工程を示す説明図である。
【図14】従来のロール曲げ加工の工程を示す説明図である。
【図15】従来の引曲げ加工の工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 管の複合曲げ装置
2 管
3 送り台
11 成形ロール
14 移動手段
16 調節機構としての親台車
26 トップロール
28 退避手段
31 ボトムロール
33 調節機構
39 ガイドロール
41 締付け型
53 回転曲げ型
54 回動手段
75 押当部
76 押当部
80 ロック機構

Claims (4)

  1. 管を長手方向に送り出す送り台と、該送り台により送り出された管の一側面を押圧する成形ロールと、該成形ロールに対して管の送り方向上流側に管を挟んで配置されたトップロールと、該トップロールとの間に管を挟み込むボトムロールと、該ボトムロールに対して管の送り方向上流側に並設されたガイドロールと、上記成形ロールをロール曲げ時に管側面に押し付けると共に引曲げ時に管から退避させる移動手段と、上記成形ロールを管から退避させたとき代わりに管の側面に当接される締付け型と、上記トップロールをロール曲げ時に管側面に当接させると共に引曲げ時に管から退避させる退避手段と、上記トップロールを管から退避させたとき代わりに管の側面に当接され上記締付け型との間に管を挟持する回転曲げ型と、該回転曲げ型を管の曲げ方向に回動させる回動手段とを備えたことを特徴とする管の複合曲げ装置。
  2. 上記回転曲げ型と締付け型との間に管を挟持したとき、これらの型を一体化するロック機構を備えた請求項1記載の管の複合曲げ装置。
  3. 上記回転曲げ型は、管側面に対してそれぞれ異なった曲率の複数の押当部を有する請求項1乃至2記載の管の複合曲げ装置。
  4. 上記成形ロールおよびボトムロールに、各ロールを軸方向に微調節する調節機構を設けた請求項1乃至3記載の管の複合曲げ装置。
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