JP3810680B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数の計量ホッパを備えた組合せ計量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
組合せ計量装置は、一般に、数個以上の計量ホッパを有し、これらの計量ホッパのうちの1以上を組み合わせて、所期の重量を得るものである。この種の組合せ計量装置には、前記計量ホッパの他にフィーダやプールホッパが設けられている。かかる組合せ計量装置において、品物の種類を替える段取替えの際や、洗浄の際には、フィーダ、各プールホッパおよび各計量ホッパ内に残っている品物を全て系外に排出する必要がある。また、必要に応じて計量ホッパ等の清掃を行う場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような場合、各ホッパは、ホッパを開くためのモータに電力を供給し続けることにより、全開状態に保持される。このホッパの全開状態を長時間保持すると、モータが発熱し、これがモータの損傷の原因となる。
【0004】
一方、特開平7−198465号に開示された組合せ計量装置は、ホッパを開閉するリンク機構がホッパの全開状態を保持し、該全開状態ではモータへの電力供給を停止する。しかし、この先行技術では、リンク機構によりホッパの全開状態を保持するので、リンク機構が複雑になるのは避けられない。そのため、装置のコストがアップすると共に、複雑なリンク機構に品物や異物が付着し易くなる上、洗浄しにくくなる。
【0005】
したがって、本発明の主目的は、モータが損傷しにくく、かつ、リンク機構の構造が複雑になるおそれのない組合せ計量装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、まず、品物を収納しゲートの開閉によってその品物を排出する複数のホッパと、前記ゲートを開閉させると共に通電状態で前記ゲートを開状態に保持する駆動装置と、前記駆動装置を制御し、組合せ選択された各ホッパの前記ゲートを開いて品物を排出させる計量モードと、前記ゲートを開状態に保持してホッパ内の品物を排出させる排出モードとを有する制御装置とを備えている。
本発明の組合せ計量装置は、前記ゲートの開状態時の前記駆動装置の状態を検知する検知装置を更に備え、前記制御装置は前記排出モードにおいて、前記検知装置で検知された検知値が所定値になると前記駆動装置を駆動させて、前記ゲートを閉じるように制御する。
【0007】
本発明の一例では、前記検知装置としてタイマを備え、前記制御装置が、前記排出モードにおいて、前記ゲートの開状態が所定時間経過すると前記ゲートを閉じるように制御する。
【0008】
このによれば、所定時間の経過後にゲートが閉じるので、ゲートを開状態に保持する駆動装置が所定時間後には非通電状態となる。したがって、モータの発熱による損傷を防止し得る。
なお、駆動装置が通電状態となっていることで、ゲートの開状態が保持されるから、リンク機構が複雑化するおそれもない。
【0009】
本発明の別の一例では、前記検知装置として温度検出器を備え、前記排出モードにおける前記ゲートの開状態おいて、前記通電により前記ゲートの開状態を保持する電力供給部の温度が、所定温度に達すると、前記制御装置が前記ゲートを閉じるように制御する。
本発明において、「電力供給部」としては、組合せ計量装置全体の電源回路やホッパを開閉するモータの電源回路がある。
【0010】
このによれば、ゲートの全開状態において電力供給部の温度が所定温度に達するとゲートが閉じるので、駆動装置が非通電状態となる。したがって、前記タイマを備えた例と同様にモータの発熱による損傷を防止し得る等の利点が得られる。
【0011】
本発明の別の一例では、前記検知装置として電流検出器を備え、前記排出モードにおける前記ゲートの開状態において、前記通電により前記ゲートの開状態を保持する電力供給部の駆動電流もしくは電力の積算値が所定の値に達すると、前記制御装置が前記ゲートを閉じるように制御する。
【0012】
この例によれば、電力供給部の駆動電流や電力が所定の値に達するとゲートが閉じるので、駆動装置が非通電状態となるから、前記タイマを備えた例と同様にモータの発熱による損傷を防止し得るなどの利点が得られる。
【0013】
本発明のある態様では、前記排出モードにおけるゲートの閉止動作の際に、すなわち、ゲートの閉止動作の開始前に、および/または、閉止動作中に、音源手段によって音を発生させる。
これにより、ゲートが閉まる際に、音による予告や警告がなされるので、メンテナンス中のオペレータは、予め、または閉止動作中にゲートが閉じることを知ることができる。したがって、ゲートが閉じる際にオペレータを驚かすことがない。
【0014】
また、本発明の他のある態様では、前記排出モードでのゲートが閉止する平均速度を、前記計量モードでのゲートが閉止する平均速度よりも小さくする。
ゲートの閉止速度が小さくなることにより、ゲートが不意に閉じてもオペレータが対応可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
全体構成:
まず、組合せ計量装置の概略について説明する。
図1に示すように、搬送コンベヤ100は、被計量物である品物Mを分散フィーダ2の中央へ落下させる。なお、品物Mは所定量が集められて後に袋詰めされて商品となる。
【0016】
前記分散フィーダ2および各供給トラフ3i は、それぞれ加振装置の駆動により振動することで、分散フィーダ2上の品物Mを、各供給トラフ3i の下流に設けられた多数のプールホッパ本体4i に供給する。これら各プールホッパ本体4i には、第1ゲート5i が設けられ前記各供給トラフ3i から供給されて受け取った品物Mを一時的に収容して貯留する。前記各プールホッパ本体4i の下流には各々計量ホッパ本体6i が設けられている。これら各計量ホッパ本体6i には、前記プールホッパ本体4i から品物Mが投入される。投入された品物Mの重量は、各計量ホッパ本体6i に連結された重量検出器7i で検出される。各計量ホッパ本体6i の下方には各々第2ゲート8i が設けられている。各第2ゲート8i の下方には大きな集合排出シュート9が設けられており、前記各重量検出器7i で検出された品物Mの重量を組み合わせることで、品物Mを一まとめにして目標値もしくは目標値に近い値とし、下流に品物Mを落下させる。
【0017】
ゲートの開閉機構:
図2は、前記各プールホッパ本体4i および各計量ホッパ本体6i のうちの1つの組の側面図である。
図2に示すように、前記第1ゲート5i および第2ゲート8i には、それぞれリンク機構を有する開閉機構54,84が設けられている。前記開閉機構54,84は常時引張り状態のコイルスプリング55,85を備えており、該スプリング55,85によって、ゲート5i ,8i が閉方向に常時付勢されている。
【0018】
前記開閉機構54,84は、モータ(駆動源)m1,m2からの駆動力によりゲート5i ,8i を開閉する。前記モータm1,m2は、たとえば、ステッピングモータからなり、装置本体10に固定されている。前記モータm1,m2の出力軸50,80の先端には、第1および第2アーム51,81が固定されている。前記アーム51,81の端部には、前記出力軸50,80と平行に第1および第2駆動軸52,82が設けられている。前記開閉機構54(84)とモータm1(m2)は駆動装置を構成している。
なお、前記複数の計量ホッパ6i の各々には、当該計量ホッパ6i を支持し、該計量ホッパ41i 内の品物Mの重量を検出するための重量検出器7i が設けられている。
【0019】
ゲートの開動作:
以下、前記ゲートの開閉動作を、図3の計量ホッパを例にとって簡単に説明する。なお、図3(b),(d),(f)は、それぞれ、第2駆動軸82および従動軸83付近の拡大された部分正面図である。
図3(a),(b)の実線で示す閉止状態では、前記第2駆動軸82は従動軸83に接触しておらず、前記スプリング85のバネ力により、第2ゲート8i が計量ホッパ6i の下端部に接触した閉状態で静止している。
前記第2駆動軸82が前記出力軸80を中心に、実線で示す原点位置から回転すると、駆動軸82が従動軸83に接触し、該従動軸83を下方に移動させることにより、開閉機構84のリンクが回転中心Oを中心に回転して、ゲート8i が開方向に移動する。
図3(c),(d)の実線で示すように、更に駆動軸82が回転を続け、前記閉状態の位置から時計回りに180°回転すると、従動軸83が最下端まで移動され、第2ゲート8i が全開になる。
【0020】
ゲートの閉止動作:
前記ゲート8i の全開状態において、前記駆動軸82が時計回りに回転すると、従動軸83がスプリング85のバネ力によって上方に移動し、ゲート8i が閉方向に移動する。
駆動軸82が更に回転して従動軸83が上昇すると、図3(e),(f)に示すように、ゲート8i が計量ホッパ6i の下端に接触して閉じることにより、従動軸83の上昇が停止する。図3(f)の二点鎖線で示すように、駆動軸82は更に回転し従動軸83から離れて原点に復帰する。
したがって、駆動軸82が1回転することにより、従動軸83が上下動してゲート8i の開閉が行われる。
【0021】
ゲートの移動スピード:
前記従動軸83は、駆動軸82が回転して接触することにより上下動する。駆動軸82の回転に伴う従動軸83の移動速度は、下降開始や、最下端および上昇終了付近に比べて移動途中の方が大きくなる。すなわち、駆動軸82および従動軸83は一種のカムを構成しており、したがって、駆動軸82を一定速度で回転させると、図4(a)に示すように、ゲート8i の開度の変化は、該ゲート8i の全開および全閉の終端付近よりも移動途中の方が大きくなる。
なお、以上は、第2ゲート8i の開閉動作について説明したが、第1ゲート5i についても同様であり、その説明および図示を省略する。
【0022】
制御構成:
図5(a)に示すように、前記各重量検出器7i は、マルチプレクサ70、A/D変換器71およびDSP(デジタルシグナルプロセッサ)72を介してマイコン(制御装置)30に接続されている。
前記マイコン30には、前記DSP72の他に、機器制御手段34、温度検出器(検知装置の一例)38、タッチスクリーン35およびブザー(第2の音源手段)36が接続されている。
前記機器制御手段34には電力供給部37が接続されており、該電力供給部37にはモータm1,m2などが接続されている。機器制御手段34は、電力供給部37を制御することにより前記モータm1,m2などの制御を行う。
【0023】
前記電力供給部37は、機器制御手段34に制御されて、モータm1,m2にたとえば直流の電流を流す。前記電力供給部37は電源回路からなり、たとえば、交流から直流への変換や周波数の変換などを行う。なお、他の電子・電機機器についても、図示しない所定の他の電力供給部から電力が供給される。
前記温度検出器38は、たとえば、温度センサや温度スイッチからなり、前記電力供給部37のコンデンサ付近に設けられて該電力供給部37の温度を検出し、検出した温度信号をマイコン30に出力する。
なお、本装置には、前記機器制御手段34、電力供給部37、温度検出器38、モータm1,m2およびゲート5i ,8i を1つの組としたゲート装置20i が、n(複数)組設けられている。
【0024】
前記マイコン30は、CPU31、メモリ32および計時を行うタイマ(検知装置の一例)33を備えている。
前記CPU31は計量モードおよび排出モードを備えている。計量モードにおいて、CPU31は前記重量検出器7i からの検出重量に基づいて品物Mの重量の組み合わせ制御等を行う。前記機器制御手段34は当該組合せに基づいて第1および第2モータm1,m2等を制御し、組合せ選択された各計量ホッパ6i の前記第2ゲート8i を開いて品物を下流に落下させる
一方、CPU31は、排出モードにおいて、両ゲート5i ,8i を前記全開状態まで開き、該全開状態を保持して、ホッパ4i ,6i 内の品物を排出させ、更に、上方の供給トラフ3i が駆動している間においても前記全開状態を保持して、両ホッパ4i ,6i 内に品物が貯留されることなくホッパ4i ,6i を通過させる。すなわち、排出モードにおいては、組合せ計量装置に残っている品物を計量ホッパ6i を介して排出する。
【0025】
前記モータm1,m2は、前記機器制御手段34から所定の制御信号(回転命令)が入力されると、当該制御信号に基づいて出力軸50,80(図3)が所定の微小角度Δθ(たとえば0.9°)だけ回転し、この微小角度Δθの回転を連続的に繰り返すことで、180°回転してゲート5i ,8i が開き、更に180度回転してゲート5i ,8i が閉じる。
一方、前記制御信号が入力されない場合には、磁極を切り替えず、出力軸50,80の当該回転角を維持した状態で停止する。
【0026】
ここで、前記ゲート5i ,8i は前記スプリング55,85によって閉方向に常時付勢されている。したがって、ゲート5i ,8i の全開状態を保持するには、回転命令を出力せずに、電力供給部37の通電状態を継続する。これにより出力軸50,80の回転が停止した状態で保持され、ゲートの全開状態が保持される。かかる場合には、モータm1,m2が、前記スプリング55,85のバネ力に打ち勝つ力でゲート5i ,8i を開状態に保持しなければならないため、モータm1,m2に負荷がかかり、比較的大きな電流が流れる。該大電流の通電により、電力供給部37やモータm1,m2の温度が上昇する。
【0027】
前記タイマ33は、排出モードがスタートすると計時を開始する。タイマ33の計時に基づき、所定時間が経過したとCPU31が判別した場合には、機器制御手段34が、後述する閉止条件に従い前記全開状態のゲート5i ,8i の閉止動作を開始させる。前記閉止動作を開始させるまでの時間は、たとえば、1時間に設定されており、前記タイマ33の計時した時間が1時間を越えると、ゲート5i ,8i の閉止動作が開始される。
一方、CPU31は前記温度検出器38からの前記温度信号に基づき、排出モードにおいて電力供給部37の温度が所定の閾値を越える場合には、機器制御手段34が後述する閉止条件に従いゲート5i ,8i の閉止動作を開始させる。なお、前記温度の閾値は、予めメモリ32に記憶されている。前記温度の閾値は、たとえば、70℃に設定されており、前記電力供給部37の温度が70℃を越えるとゲート5i ,8i の閉止動作が開始される。
【0028】
第1音源手段:
前記計量モードにおいては、前記機器制御手段34が前記回転命令となる駆動信号(パルス信号)を出力し、モータm1,m2がスムースに回転するスピードで回転させる。このスピードでは、モータm1,m2が概ね連続的にスムースに回転して閉じるので後述する音が発生しない。
【0029】
一方、排出モードにおいては、前記機器制御手段34が、前記モータm1,m2の回転が遅い速度となる断続的な駆動信号(パルス信号)を出力する。この信号により、出力軸50,80が微小角度Δθずつ回転するのに伴って、図3(c)の二点鎖線で示すように、ゲート5i ,8i は微小角度Δθに対応する角度Δαj ずつ断続的に回転する。
ここで、図4(b)に示すように、モータm1,m2の出力軸50,80を微小角度Δθ回転させると、該出力軸50,80は前記微小角度Δθを越える回転(オーバーシュート)と、逆方向に引き戻される回転(アンダーシュート)とを繰り返す減衰振動が生じる。そのため、モータm1,m2の回転を十分遅くすることで、繰り返し生じる出力軸50,80の前記減衰振動がゲート5i ,8i の振動となって現れ、その振動がゲート5i ,8i (ホッパ4i ,6i )の慣性によって増幅されて、最終的に大きな音が発生するものと推測される。
【0030】
換言すれば、ゲートを閉じる際に前記ゲート5i ,8i を間欠的に複数回移動させると、つまり、ゲート5i ,8i の動作中に、該ゲート5i ,8i の移動速度を不連続的に変化させると移動の度ごとに音が発生する。このように、音が発生するのは、排出モード時のモータm1,m2の回転の平均速度を前記計量モード時の回転の平均速度よりも十分小さくすることにより、当該モータm1,m2が振動し、当該振動に起因して振動音がゲート5i ,8i から発生するためであると推測される。前記振動音は、ホッパ4i ,6i によって増大される。
このように、モータm1,m2、開閉機構54,84、ゲート5i ,8i およびホッパ4i ,6i は、協動して音を発生し、したがって、第1の音源手段を構成している。
【0031】
ここで、前記音が発生する図3(c)の二点鎖線で示す位置において、ゲート5i ,8i は振動しているが、回転していない。そのため、排出モードでのゲート5i ,8i が閉止する平均速度は、前記計量モードでのゲート5i ,8i が閉止する平均速度よりも小さくなる。また、排出モード時のゲート5i ,8i の閉鎖動作時間は、計量モード時のゲート5i ,8i の閉鎖動作時間よりも長くなる。
【0032】
図5において、前記メモリ32には、パラメータ記憶部32aなどが設けられている。図5(b)に示すように、前記パラメータ記憶部32aには、前記モードごとに、ゲートの閉鎖動作時間およびモータの回転スピードなどからなる駆動パラメータの記憶欄が設けられている。計量モードに対応する前記記憶欄には、予め所定の値が記憶されている。一方、排出モードに対応する記憶欄には、後述するようにオペレータにより入力された駆動パラメータが記憶される。
【0033】
前記タッチスクリーン35は、たとえば、液晶表示器からなり、種々の表示を行う表示手段を構成していると共に、該表示面にタッチすることで前記駆動パラメータの入力を行う入力設定器を構成している。タッチスクリーン35には、たとえば、図6に示すように、選択画面40および閉鎖動作時間設定画面41などが表示される。
【0034】
駆動パラメータの設定:
図6(a)に示す選択画面40には、ゲートの閉鎖動作時間およびモータの回転スピードからなる各設定ボタン40a,40cなどが表示される。前記各設定ボタン40a,40cは、全開状態のゲート5i ,8i が閉鎖する際のパラメータの設定を行うボタンであり、以下のようにして前記設定が行われる。
【0035】
ゲートの閉鎖動作時間
前記ゲートの閉鎖動作時間設定ボタン40aがタッチされると、図6(b)に示す閉鎖動作時間設定画面41が表示される。この画面41は、全開状態のゲート5i ,8i が完全に閉鎖するまでのゲートの閉鎖動作時間の設定を行うための画面であり、当該画面41には、前記各モードに対応する閉鎖時間入力欄41a,41bが表示される。
オペレータが排出モードの閉鎖時間入力欄41bに所定の値を入力すると、CPU31がパラメータ記憶部32aに当該入力値を記憶させる。ここで、前記排出モードの入力値は、計量モード時の値よりも十分に大きな値にし、排出モードにおいて第1音源手段を構成するゲート5i ,8i やプールホッパ4i ,6i から振動音が発生するように設定する。
【0036】
モータの回転スピード
図6(a)の回転スピード設定ボタン40cがタッチされると、所定の設定画面(図示せず)が表示される。ここで、前記排出モードの値は、計量モードの値よりも小さな値に設定し、排出モードにおいて第1音源手段から大きな振動音が発生するようにする。
なお、ゲートの閉鎖時間またはモータの回転スピードの一方を入力することにより、自ずと他方が決まるので、オペレータは前記2つのパラメータのうちの一方を設定する。
【0037】
排出モードにおける動作:
つぎに、本装置の排出モードの動作について、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0038】
オペレータは、まず、所定の操作を行いタッチスクリーン35に選択画面40を表示させてパラメータの設定を行う。オペレータが、閉鎖動作時間設定ボタン40aにタッチして選択すると設定画面41が表示される。オペレータが排出モードの閉鎖時間を入力して所定の操作を行うと、CPU31が前記パラメータ記憶部32aの当該記憶欄に該閉鎖動作時間を記憶させる。
【0039】
その後、本装置を排出モードで運転した後、品物の種類を替える段取替えや、洗浄の必要が生じた場合には、オペレータが所定の操作を行いCPU31を排出モードに設定する。
前記排出モードがスタートすると、ステップS1で機器制御手段34が分散フィーダ2や各供給トラフ3i を駆動させると共に、モータm1,m2に電力を供給してゲート5i ,8i を全開状態まで開かせ、各供給トラフ3i や各ホッパ4i ,6i に残っている品物をホッパ4i ,6i を介して系外に排出し、ステップS2に進む。
ステップS2では、タイマ33が該排出モードのスタートと同時に計時を開始してステップS3に進む。
ステップS3では、CPU31が前記タイマ33の計時に基づき、所定時間が経過したと判別した場合にはステップS5に進む。所定時間が経過していない場合にはステップS4に進む。
【0040】
ステップS4では、CPU31が前記温度検出器38からの温度信号に基づき、前記電力供給部37の温度が所定の閾値を越えたと判別した場合にはステップS5に進む。一方、前記温度が該閾値以下の場合にはステップS3に戻る。
ステップS5では、CPU31が前記ブザー36を鳴らしてステップS6に進む。
【0041】
ステップS6では、CPU31が前記パラメータ記憶部32aから所定のパラメータ(前述の設定を行ったゲートの閉鎖動作時間)を読み出し、当該パラメータに従って機器制御手段34がゲート5i ,8i の閉止動作を行う。この際、ゲート5i ,8i は間欠的に複数回に区切られて移動して閉じると共に、第1音源手段を構成するホッパ4i ,6i やゲート5i ,8i から音が発生する。
【0042】
このように、排出モードにおいて、ゲート5i ,8i が開いている時間や電力供給部37の温度に基づいてゲートを閉鎖するので、ゲート5i ,8i を開状態に保持することによるモータの発熱によって生じる損傷を防止することができる。
また、ゲート5i ,8i の閉止動作を開始する前に、ブザー36を鳴らして予告するので、ゲートの閉止によりオペレータに警告することができる。
さらに、排出モード時の閉止動作中には、ゲート5i ,8i が間欠的に回転することによりゲート5i ,8i が音を発生するから、オペレータに注意を喚起する。そのため、ゲート5i ,8i の移動にオペレータが驚くのを十分に防止することができる。さらに、ゲート5i ,8i がゆっくり閉じるためオペレータが驚くことも少ない。
【0043】
ところで、ゲート5i ,8i は、前述のように閉鎖動作中のゲート5i ,8i の移動スピードが、ゲート5i ,8i の移動始端や移動終端よりも移動途中の方が大きくなる。そのため、ゲート5i ,8i の移動始端や移動終端よりも移動途中の方が音が大きくなるから、より一層、オペレータに注意を促すことができる。
【0044】
さらに従来の組合せ計量装置における機械の損傷などの原因は、温度上昇によるものが多いため、直接的な原因である機器の温度を測定し、該温度に基づいて閉止動作を行うため、機器の損傷防止に一層効果がある。
【0045】
なお、第1音源手段の振動の大きさや周期を変更することで、音の発生する間隔や音量などを細かく調整して、人間にとって不快な音が発生しないようにするのが好ましい。
さらに、前記閉鎖時間設定画面41などの入力欄に基準となる排出モードの駆動パラメータの値を予め表示させるようにしてもよい。
また、長時間制御信号が入力されない場合には、電力の供給を停止してもよい。
【0046】
第2実施形態:
図8は第2実施形態を示す。
本第2実施形態では、前記第1実施形態とは異なり、個々の電力供給部37に温度検出器の代わりに電流検出器(検知装置の一例)39が接続されている。前記電流検出器39は電力供給部37の駆動電流値を検出してマイコン30に出力するものであり、CPU31は、当該駆動電流値を積算して駆動電流の積算値を算出する。
その他の構成は、第1実施形態と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
【0047】
CPU31は排出モードにおいて、ゲート5i ,8i を全開にした後、前記駆動電流の積算値と所定の閾値とを比較し、該駆動電流の積算値が閾値を越えた場合には、ゲート5i ,8i の閉止動作を開始させる。すなわち、本実施形態では、前記図7のステップS3,S4において、時間を判別の対象とするのに代えて、電流の積算値と前記閾値とを比較して判別を行う。
【0048】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、温度センサーを本装置の主電源に設け、該主電源の温度上昇に基づいて閉止動作を行うようにしてもよい。また、電流検出器を本装置の主電源に設け、該主電源の積算電流に基づいて閉止動作を行うようにしてもよい。
【0049】
さらに、排出モードにおけるゲート5i ,8i の閉止動作の前に、機器制御手段34によってゲート5i ,8i に往復移動を行わせてもよい。
たとえば、前記ブザー36を鳴らして閉止動作の開始の予告を行う代わりに、ゲート5i ,8i を半分閉じた状態と全開との間で往復させることにより、前記予告を行うようにしてもよい。すなわち、ゲート5i ,8i の閉止動作の前に、機器制御手段34がゲート5i ,8i を開方向に移動させる開動作制御と、ゲート5i ,8i を閉方向に移動させる閉動作制御とを交互に繰り返し行い、オペレータに警告するようにしてもよい。
【0050】
また、閉動作の途中でゲート5i ,8i が往復して音を発生させてもよい。
たとえば、図9(a)に示すように、閉止動作9°→開動作4.5°を繰り返し、閉動作制御時のゲート8i の回転角Δθlを前記開動作制御時のゲート8i の回転角Δθsよりも大きくし、かつ、前記ゲートの移動スピードを計量動作と同様なスピードで動作させることにより音を発生させる。つまり、意図的にモータm1,m2を脱調させることにより、音を発生させる。
また、この場合、図9(b)に示すように、前記回転角ΔθlおよびΔθsを設定できるようにしてもよい。
この画面42には、排出モードにおいてモータm1,m2が閉じる際のモータm1,m2の回転角入力欄42a,42bが表示される。なお、オペレータが排出モードの入力欄42bに所定の値を入力すると、CPU31がパラメータ記憶部32aに当該入力値を記憶させる。
【0051】
また、モータとしては、ステッピングモータの他に、たとえば、ACサーボモータやDCモータを用いることができる。
さらに、ゲートの移動速度を入力設定器から設定できるようにしてもよい。
また、前記複数のホッパを複数のグループに区分してメモリに記憶させておき、該グループごとに前記駆動パラメータまたは制御パターンを設定可能としてもよい。
さらに、前記実施形態では、分散フィーダの回りにホッパを設けた組合せ計量装置について説明したが、本発明はホッパの配列を限定するものではなく、たとえば、直線状にホッパを設けた組合せ計量装置についても適用される。また、必ずしもプールホッパは必要でなく、計量ホッパを有していればよい。
また、ブザーに代えて、「ゲートが閉じますのでご注意下さい。」などの音声を出力し、予告ないし警告を行うようにしてもよいし、ブザーや音声を出力してもよい。
また、機器制御手段34および電力供給部37は、いずれか一方のモータm1,m2に1つ設けてもよいが、各モータm1,m2ごとに機器制御手段34および電力供給部37を設けてもよい。また、その場合、温度検出器38および電流検出器39は、電力供給部37ごとに設ける。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、モータの発熱による損傷を防止し得ると共に、ゲートの開閉機構が複雑になるおそれがない。
また、排出モード時に所定の音源手段による予告や警告を行ったり、ゲートの閉止速度を小さくすることで、ゲートが突然閉じることによりオペレータが驚くのを防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる組合せ計量装置の機能を示す概念図である。
【図2】第1実施形態にかかるホッパ装置を示す側面図である。
【図3】同ゲートの開閉方法を示す示す側面図および部分正面図である。
【図4】(a)は同駆動源の回転角とゲートの開度との関係を示すグラフ、(b)はモータの減衰振動を示すグラフである。
【図5】(a)は組合せ計量装置の機器構成を示す概念図、(b)と記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図6】表示部の表示内容を示す正面図である。
【図7】排出モードの動作を示すフローチャートである。
【図8】第2実施形態にかかる組合せ計量装置の機器構成を示す概念図である。
【図9】(a)は他の実施形態にかかるゲートの閉じ方を示すホッパの側面図、(b)は同回転角の設定画面を示す正面図である。
【符号の説明】
i :プールホッパ(第1音源手段)
i :計量ホッパ(第1音源手段)
i :第1ゲート(第1音源手段)
i :第2ゲート(第1音源手段)
30:マイコン(制御装置)
37:電力供給部
36:ブザー(第2音源手段)
m1:第1モータ(駆動装置,駆動源,第1音源手段)
m2:第2モータ(駆動装置,駆動源,第1音源手段)
M:品物

Claims (4)

  1. 品物を収納しゲートの開閉によってその品物を排出する複数のホッパと、
    前記ゲートを開閉させると共に通電状態で前記ゲートを開状態に保持する駆動装置と、
    前記駆動装置を制御し、組合せ選択された各ホッパの前記ゲートを開いて品物を排出させる計量モードと、前記ゲートを開状態に保持してホッパ内の品物を排出させる排出モードとを有する制御装置と
    を備えた組合せ計量装置であって、
    前記ゲートの開状態時の前記駆動装置の状態を検知する検知装置を更に備え、
    前記制御装置は前記排出モードにおいて、前記検知装置で検知された検知値が所定値になると前記駆動装置を駆動させて、前記ゲートを閉じるように制御し、
    音を発生する音源手段を更に備え、
    前記排出モードにおいてゲートの閉止動作の開始前に、および/または閉止動作中に、前記音源手段によって音を発生させる組合せ計量装置。
  2. 請求項1に記載の組合せ計量装置であって、
    前記制御装置は、前記排出モードでのゲートが閉止する平均速度を、前記計量モードでのゲートが閉止する平均速度よりも小さくする組合せ計量装置。
  3. 品物を収納しゲートの開閉によってその品物を排出する複数のホッパと、
    前記ゲートを開閉させると共に通電状態で前記ゲートを開状態に保持する駆動装置と、
    前記駆動装置を制御し、組合せ選択された各ホッパの前記ゲートを開いて品物を排出させる計量モードと、前記ゲートを開状態に保持してホッパ内の品物を排出させる排出モードとを有する制御装置と
    を備えた組合せ計量装置であって、
    前記ゲートの開状態時の前記駆動装置の状態を検知する検知装置を更に備え、
    前記制御装置は前記排出モードにおいて、前記検知装置で検知された検知値が所定値になると前記駆動装置を駆動させて、前記ゲートを閉じるように制御し、
    前記排出モードにおいて、ゲートの閉止動作の開始前に、および/または閉止動作中に、前記制御装置によって前記ゲートを計量モード時よりも小さい移動量の往復移動をさせる組合せ計量装置。
  4. 品物を収納しゲートの開閉によってその品物を排出する複数のホッパと、
    前記ゲートを開閉させると共に通電状態で前記ゲートを開状態に保持する駆動装置と、
    前記駆動装置を制御し、組合せ選択された各ホッパの前記ゲートを開いて品物を排出させる計量モードと、前記ゲートを開状態に保持してホッパ内の品物を排出させる排出モードとを有する制御装置と
    を備えた組合せ計量装置であって、
    前記ゲートの開状態時の前記駆動装置の状態を検知する検知装置を更に備え、
    前記制御装置は前記排出モードにおいて、前記検知装置で検知された検知値が所定値になると前記駆動装置を駆動させて、前記ゲートを閉じるように制御し、
    前記制御装置は、前記排出モードでのゲートが閉止する平均速度を、前記計量モードでのゲートが閉止する平均速度よりも小さくする組合せ計量装置。
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