JP3810517B2 - 田植機の粉粒体繰出し装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、田植機の施肥装置に好適な粉粒体繰出し装置に係り、詳しくは、粉粒体の繰出し機構部分のメインテナンス性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平8‐331954号公報に示された施肥装置付き田植機では、横長の肥料ホッパー下部に3個の繰出し機構が並設されたものを左右一対備えており、6条の苗植付機構毎に施肥ホース及び繰出し機構を有した施肥装置、すなわち粉粒体繰出し装置を備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
粉粒体繰出し装置では、繰出しロール部分が繰出し機構としての最も重要な機能を備えた駆動部分であり、点検・整備を要する箇所であるが、上記従来技術のものでは、繰出しロールを囲繞支持するケースは、上下に開放部を有した単体部材で構成されており、繰出しロールの掃除や点検等のメインテナンスが行い難いものであるとともに、修理のための分解や再組付けが行い難いものでもあった。
【0004】
本発明の目的は、粉粒体繰出し装置の構造工夫により、繰出し機構部分のメインテナンスが簡単に行えるように、かつ、分解・組付け性の向上も図れるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
第1発明は、左右一対の前輪及び後輪を備えた乗用型の走行機体の後方に苗植付装置が連結され、運転座席の直後となる位置に粉粒体繰出し装置を装備した田植機の粉粒体繰出し装置であって、
粉粒体貯留用ホッパーと、そこからの肥料を所定量ずつ粉粒体移送経路の経路始端部に繰り出す繰出し機構とを備えてなり
前記繰出し機構を構成するためのケースを、上ケース部分と下ケース部分とを分割面において連結する上下2分割構造によって構成するとともに、前記上ケース部分に排出口を形成し、粉粒体を走行機体の横側部位置で外部排出するための排出パイプが取付けられていることを特徴とする。
【0006】
第2発明は、第1発明において、前記繰出し機構を、前記粉粒体貯留用ホッパーの粉粒体排出口の下方に、外周に粉粒体入り込み用の凹部が形成された繰出しロールを配置して構成し、前記上ケース部分に、前記下ケース部分が外された状態において前記繰出しロールを吊設支持可能な可撓性のある仮受け機構を備えるとともに、この仮受け機構を、前記繰出しロールに係合して吊設支持する作用姿勢と、前記繰出しロールとの係合を解除する退避姿勢とに姿勢変更可能に構成してあることを特徴とする。
【0007】
第3発明は、第2発明において、上下のケース部分どうしが分離された状態において、下ケース部分に繰出しロールを係合保持可能に構成してあることを特徴とする。
【0008】
〔作用〕
請求項1の構成は、ケースを上下2分割構造にするものである。すなわち、ケースを、分割面において上ケース部分と下ケース部分とを連結させて構成してあるので、ケースを上下に分割することによって、粉粒体繰出し装置としての設置状態のままで駆動回転部分である繰出しロール部分を露出させることが可能であり、掃除やメインテナンスが行い易くなる。又、上下2分割という単純な割り構造であるから、例えば、軸支部分のみを別の支持部品として単体部材のケースに組合わせる複合ケース構造に比べて、分解や組付け操作も単純で行い易いものとなる。
【0009】
請求項2の構成によれば、下ケース部分を外した場合でも、仮受け機構を作用姿勢とすることによって繰出しロールを落とすことなく上ケース部分に装着された状態に維持することが可能であり、その状態での点検・整備や掃除が行える。
又、仮受け機構を退避姿勢に操作すれば、繰出しロールを上ケースからも外すことができ、掃除や整備がより行い易くなる。
【0010】
請求項3の構成によれば、上下のケース部分どうしが分離された状態において、下ケース部分に繰出しロールを係合保持可能であるから、上下のケース部分を分離したときには繰出しロールを下ケース部分に支持することができ、繰出しロールを落下させてしまうとか、繰出しロールにゴミや異物が付着するといった不都合なくケースを上下に分離できるようになる。
【0011】
〔効果〕
請求項1〜3のいずれに記載された粉粒体繰出し装置でも、(イ)ケースの上下2分割化によって、繰出しロール部分の点検・整備、掃除、並びに分解・組付け等が容易に行え、その結果、繰出し機構部分を良好に機能する状態に維持し易いものにできた。
【0012】
請求項2に記載の粉粒体繰出し装置では、仮受け機構によって下ケース部分を外したときの不測の繰出しロール落下を防止できるように、かつ、繰出しロールを上ケースに装着した状態でのメインテナンスも可能となるようにしながら、上記効果(イ)が得られる利点がある。
【0013】
請求項3に記載の粉粒体繰出し装置では、下ケース部分で繰出しロールを支持できるので、ケースを分解したときの不測の繰出しロール落下を防止しながら上記効果(イ)を得る利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、左右一対の前輪1及び後輪2を備えた乗用型の走行機体の後方にリンク機構3を介して植付部である苗植付装置4が昇降自在に連結され、苗植付装置4の前方側であり、かつ、運転座席67の直後となる位置に粉粒体繰出し装置としての施肥装置Aを装備して施肥装置付き田植機を構成してある。
【0015】
この田植機は、走行機体のボンネット5内に搭載したエンジンEの動力が、前伝動ケース6を介して前輪1に伝達されるとともに、走行系伝動軸7及び後伝動ケース8を介して後輪2に伝達される四輪駆動型であり、搭乗運転部9の操縦ハンドル10の操作で左右前輪1を操舵するように構成してある。又、前伝動ケース6から植付系伝動軸であるPTO軸11を後方に向けて延設してあり、そのPTO軸11から苗植付装置4に動力を伝達することにより、圃場内を走行しながら苗植付け作業を行えるように構成してある。
【0016】
苗植付装置4は、昇降用の油圧シリンダ12の伸縮操作に伴って、下端部が圃場面に接地する苗植付け用の作業位置と、大きく上方に移動する上昇位置とに亘って昇降操作自在である。そして、リンク機構3に連結支持される植付部フレーム13に対して車体横幅方向に沿って設定ピッチで往復横移動する苗載台14、苗載台14に載置された植付け対象苗の下端部から一株ずつ苗を取出して圃場に植付ける複数(6個)の植付機構15、圃場に接地しながら泥面を整地する接地フロート58等を備えた6条植え形式に構成してある。
【0017】
苗載台14の苗載置部には、横移動ストロークエンドにおいて載置している苗を植付機構15に向けて設定量ずつ送り出す縦送り装置16が各植付条毎に設けられている。この縦送り装置16は、上下一対のプーリに亘って突起付きベルトが巻回され、下方側のプーリがストロークエンドにおいて接当作用により、所定量ずつ回動操作されるように構成されている。
【0018】
又、この縦送り装置16には、構造は詳述しないが、2条毎に縦送り作動を行う状態と作動を停止する状態とに切り換え自在な縦送りクラッチ(図示せず)を設けてある。そして、接地フロート58には、各植付条における苗の植付け部位に隣接する夫々の箇所において、接地面よりも下方側に向けて泥土層に入り込み、泥面上に肥料を供給する為の溝を形成する作溝器17を設けてある。
【0019】
次に、施肥装置Aについて説明する。図2〜図5に示すように、施肥装置Aは、粉粒状の肥料を貯溜する2条一体型の肥料ホッパー18と、そこからの肥料を所定量ずつ繰り出す繰出し機構19と、繰り出された肥料を苗植付装置4の作溝器17に向けて送る施肥ホース(粉粒体移送経路の一例)21とを備えて構成してある。繰出し機構19は、各植付条に対応して複数(6個)設けてあり、肥料ホッパー18の2条用の漏斗部18aの下方に2個ずつ一体的に配置されている。各繰出し機構19から繰り出された肥料を、ブロア20の送風によって、施肥ホース21を通して各作溝器17に向けて各別に強制移送する送風機構Dを設けてある。
【0020】
図5,図6に示すように、繰出し機構19は、外周に所定ピッチをあけて多数の粉粒体入り込み用の凹部70が形成された繰出しロール71と、その下方に連続する三股状のロート部72(経路始端部の一例)とで構成され、その2組が単一の漏斗部18aの下方において近接させて左右に並列配備してある。すなわち、繰出しロール71は、受動ギヤ40を一体に備えた円柱状の合成樹脂材で形成してあり、2個の仕切りリング75,75と、略ギヤ状の3個の繰出しリング76a,76b,76cを外嵌装着している。つまり、凹部70は繰出しリング76a,76b,76cの凹んだ部分である。
【0021】
ロールケース22には、仕切りリング75,75に対応した箇所に固定の仕切り壁86,86を設けるとともに、繰出しリング76b,76cに対応したシャッター87,87を備えてある。各シャッター87は、手指操作で前方に抜き出し可能であり、2個のシャッター87,87の抜き差しによって、肥料が第1繰出しリング76aのみに案内される状態、第1及び第2繰出しリング76a,76bに供給される状態、及び第1〜第3繰出しリング76a,76b,76cの全部に供給される状態の選択が可能である。
【0022】
互いに隣合う一対の繰出しロール71,71は、夫々の繰出しリング側を向け合い、かつ、回転軸芯Yを共有した状態であり、ギヤ側は各別の軸受け部73,73を介して、そして、繰出しリング側は両ロール71,71に内嵌する共通軸74を介して夫々ロールケース22に回転自在に支承してある。共通軸74と各繰出しロール71,71とは回転自在であり、一対の繰出しロール71,71夫々を別々に駆動可能である。ロールケース22の上部には漏斗部18aが嵌合装着してあり、繰出しロール71の回転に伴って凹部70内に貯められた肥料が下方のロート部72に流下案内されるように構成してある。
【0023】
3個のロールケース22は、機体フレームFから固定立設された縦フレーム29で支持される横フレーム30によって固定支持されている。各繰出しロール71には受動ギヤ40が一体形成されており、独立した回動軸の存在しない構造であって、6個の繰出し機構19夫々を単独駆動可能となるように、繰出し機構19毎に各別に駆動並びに停止できるように構成されている。
【0024】
繰出し機構19の駆動構成について説明する。繰出し機構19の後方側箇所に、車体横幅方向に沿って施肥装置Aのほぼ全幅に亘る長さで、且つ、両側端部にて回動自在に支持される状態で駆動軸32が配置され、この駆動軸32の横幅方向中間部にワンウェイクラッチ33を設けてある。ワンウェイクラッチ33の操作アーム34と、ベベルギア機構28を介してPTO軸11で回転駆動される横向き伝動軸35に取付られた回転アーム36とを連動ロッド37で枢支連結してあり、回転アーム36の回転に伴う操作アーム34の揺動移動を、ワンウェイクラッチ33によって駆動軸32を所定方向にのみ間欠的に回転するようにしてある。
【0025】
そして、この駆動軸32における各駆動ギヤ39毎に、計6個の施肥クラッチ38を設けてある。図7、図8に示すように、施肥クラッチ38は、駆動ギヤ39とクラッチ片41とを咬合及び離脱操作可能に設けて構成されている。すなわち、駆動軸32に相対回動自在に外嵌されたギア39と、繰出しロール71の受動ギヤ40とを噛合う状態で設け、駆動ギア39の横側に、六角軸状の駆動軸32に一体回動自在でかつ軸芯方向にスライド自在なクラッチ片41を駆動ギア39に近接する方向に向けて巻きバネ77で付勢する状態で外嵌してある。そして、クラッチ片41と駆動ギア39の対向する箇所に噛合部kを形成し、クラッチ片41のスライド操作により、噛合部kが咬合すればクラッチ入りになり、咬合を解除すればクラッチ切りとなる。
【0026】
又、各クラッチ片41が操作ワイヤ42の引き操作によって各別に切り操作可能に構成されている。つまり、横フレーム30から固定延設された支持部30aによりクラッチ片41に対して係合作用する操作体57が縦軸芯X3周りで揺動自在に支持され、バネ付勢力によって噛合部kが噛み合うクラッチ入状態になり、操作ワイヤ42の引き操作によって、バネ力に抗して噛合部kが離間してクラッチ切り状態に切り換えられるようになっている。
【0027】
図8,図9に示すように、ロールケース22を、横フレーム30に支持され上ケース部分22Aと、ロート部72を一体形成する下ケース部分22Bとを、繰出しロール71の回転軸芯Yを含むやや前倒れした前後向きの分割面wにおいて連結する上下2分割構造に構成してある。上ケース部分22Aが横フレーム30で支持されており、又、下ケース部分22Bにロート部72を一体形成し、かつ、送風管45を取付けてある。
【0028】
両ケース部分22A,22Bを組付けるには、先ず、下ケース部分22B後部のフック82を上ケース部分22A後部の突片83に係合させて分割面wにて接合し、それから下ケース部分22B前部の引掛けアーム84を支点Zで上昇揺動させ、上ケース部分22Aに形成された係合突起85に係合させるのである。外すときには、前述の逆に操作すれば良い。
【0029】
図6に示すように、下ケース部分22Bが上ケース部分22Aから外された状態において、繰出しロール71を吊設支持可能な仮受け機構Gを備えてある。仮受け機構Gは、繰出しロール71端の突出軸部71bに遊外嵌支承する受け具81を左右一対備えて横フレーム30に取付けて構成され、受け本体81aはバネ板等の可撓性を有した部材で形成してある。自由状態では、各受け具81は突出軸部71bに外嵌しており、受け本体81aを側方に捻ることによって突出軸部71bから離脱可能である。つまり、仮受け機構Gは、繰出しロール71に係合して吊設支持する作用姿勢と、繰出しロール71との係合を解除する退避姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。
【0030】
点検や整備等で下ケース部分22Bを上ケース部分22Aから外すと、一対の受け具81,81によって繰出しロール71,71は上ケース部分22Aに装着された状態に維持されており、不測の脱落おそれが生じない。繰出しロール71を上ケース部分22Aから外すには、受け具81を捻って側方に逃がし、共通軸74から抜き去れば良い。
【0031】
又、分割面wは前後向き面であって、下ケース部分22Bでも繰出しロール71を載置支持可能であり、上ケース部分22Aから外された繰出しロール71を下ケース部分22Bに置いておくことができるようになっている。つまり、上下のケース部分22A,22Bどうしが分離された状態において、下ケース部分22Bに繰出しロール71を載置保持可能に構成してあるので、上ケース部分22A内部の点検・整備も行いやすい。
【0032】
次に、送風機構Dについて説明する。図2〜図4に示すように、繰出し機構19の前方近傍に配置されて左右に延びる状態で両端がブラケット(図示せず)で支持された送風管45と、この送風管45の左端に装備されて送風管45内に送風するブロワ20と、後端がロート部72の前端部に連通され、かつ、後端が送風管45に突入された送風取込み管78,79とを一体に備えて送風機構Dを構成してある。そして、互いに近接して並列配備された2個の送風取込み管78,79のうち、送風管45における送風方向下手側の右送風取込み管79の送風管45内への突入量を、送風方向上手側の左送風取込み管78の突入量よりも大きくしてある。
【0033】
各送風取込み管78,79における左側(送風方向上手側)部分に切欠き部78a,79aを形成してあり、左から右に吹く風を効率良く取り込めるようにしてある。そして、左右の送風取込み管78,79が左右に極めて近接しているので、左送風取込み管78の存在によって右送風取込み管79に風が当たり難くなることを解消するために、図4に示すように、切欠き部79aの分だけ右送風取込み管79を、より前側に寄るように配置してある。
【0034】
図3に示すように、各ロート部72の後端開口部に施肥ホース21を差込み装着する。そして、ロールケース22の上ケース部分22Aには、排出パイプ48が接続される肥料の排出口54を形成してあるとともに、肥料ホッパー18から落下供給されてくる肥料を、繰出しロール71の方に導く作用状態と、排出口54に導く排出状態とに切換え可能な経路切換えシャッター55を、ロールケース22内に備えてあり、その切換レバー80をロールケース22外に設けてある。尚、通常は、送風パイプ45の右端を開閉自在な蓋体45aで閉塞してある。
【0035】
図1,図2に示すように、各排出口54の夫々に連通された排出パイプ48は、左右両側の3本ずつのものが、夫々、肥料案内方向下手側部分において大径の1本の合流管路48aに合流して左右両側部に振り分けてあり、共通の肥料排出口49から肥料を排出するように構成してある。苗植付作業時に施肥を行う場合には、切換レバー80を作用位置に切換えるとともに、ブロア20の送風作動を開始し、繰出し機構19から所定量ずつ繰出された肥料を、風力によってロート部72から施肥ホース21を通過して作溝器17に向けて送り出して圃場に供給するのである。
【0036】
植付作業終了後において、肥料ホッパー18内に残った肥料を回収する場合には、切換レバー80を排出位置に切換えるとともに、ブロア20による送風を実行して、排出された肥料を排出口54から排出パイプ48を通過させて、肥料排出口49から外部に排出するようになる。肥料排出口49に対応して回収容器等を位置させれば肥料回収が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 田植機の全体側面図
【図2】 施肥装置の背面図
【図3】 肥料供給部の一部切欠き側面図
【図4】 送風取込み管の状態を示す断面平面図
【図5】 繰出しロールの形状等を示す肥料供給部の断面図
【図6】 繰出し機構の構造を示す一部切欠き正面図
【図7】 施肥クラッチを示す断面図
【図8】 ロールケースの分割面を示す肥料供給部の側面図
【図9】 ロールケースの分割構造を示す側面図
【符号の説明】
18 肥料ホッパー
18a 漏斗部(粉粒体排出口)
19 繰出し機構
21 施肥ホース(粉粒体移送経路)
22 ケース
22A 上ケース部分
22B 下ケース部分
48 排出パイプ
54 排出口
70 凹部
71 繰出しロール
72 ロート部(経路終端部)
G 仮受け機構
w 分割面

Claims (3)

  1. 左右一対の前輪及び後輪を備えた乗用型の走行機体の後方に苗植付装置が連結され、運転座席の直後となる位置に粉粒体繰出し装置を装備した田植機の粉粒体繰出し装置であって、
    粉粒体貯留用ホッパーと、そこからの肥料を所定量ずつ粉粒体移送経路の経路始端部に繰り出す繰出し機構とを備えてなり
    前記繰出し機構を構成するためのケースを、上ケース部分と下ケース部分とを分割面において連結する上下2分割構造によって構成するとともに、前記上ケース部分に排出口を形成し、粉粒体を走行機体の横側部位置で外部排出するための排出パイプが取付けられている田植機の粉粒体繰出し装置
  2. 前記繰出し機構を、前記粉粒体貯留用ホッパーの粉粒体排出口の下方に、外周に粉粒体入り込み用の凹部が形成された繰出しロールを配置して構成し、前記上ケース部分に、前記下ケース部分が外された状態において前記繰出しロールを吊設支持可能な可撓性のある仮受け機構を備えるとともに、この仮受け機構を、前記繰出しロールに係合して吊設支持する作用姿勢と、前記繰出しロールとの係合を解除する退避姿勢とに姿勢変更可能に構成してある請求項1に記載の田植機の粉粒体繰出し装置
  3. 前記上下のケース部分どうしが分離された状態において、前記下ケース部分に前記繰出しロールを係合保持可能に構成してある請求項2に記載の田植機の粉粒体繰出し装置
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