JPH1169905A - 粉粒体供給装置 - Google Patents

粉粒体供給装置

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JPH1169905A
JPH1169905A JP9232143A JP23214397A JPH1169905A JP H1169905 A JPH1169905 A JP H1169905A JP 9232143 A JP9232143 A JP 9232143A JP 23214397 A JP23214397 A JP 23214397A JP H1169905 A JPH1169905 A JP H1169905A
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fertilizer
blower
granular material
powder
groups
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JP9232143A
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Yoshiaki Sonoda
義昭 園田
Yoshihisa Fujita
佳久 藤田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の供給管路に極力均等な風力を供給でき
て、送風手段のバランス及び駆動効率の改善される粉粒
体供給装置を提供する。 【解決手段】 肥料ホッパー18の肥料を繰出す繰出し
機構19と、この繰出し機構19で繰り出された肥料を
施肥ホース21の始端に送風案内するブロワ20と、施
肥ホース21の終端に接続されて接地フロート43に装
備される作溝器17とを備えて5条用の施肥装置Aを構
成し、5個の作溝器17群を、2個の作溝器17と1個
のブロワ20とで成る第1送風グループと、3個の作溝
器17と1個のブロワ20とで成る第2送風グループと
に区分する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機に搭載され
る施肥装置等の粉粒体供給装置に係り、詳しくは、繰り
出された粉粒体を風力移送させるものにおいて、各繰出
し機構における風力を均等に配分してバランス良く駆動
させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】風力で粉粒体を移送するものとしては、
先に出願した特願平9‐22447号において、機体の
左右一側端に装備されたブロワと、このブロワの風を通
す左右に向けて横臥配置された送風管とを備え、送風管
に挿入した送風取り込み管を繰出し機構に導くようにし
た構造のものが提案されている。つまり、単一のブロワ
の風力を複数の繰出し機構に分散して供給するものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案技術によれ
ば、風力設備としては単一のブロワで済む利点はある
が、複数の送風取り込み管を送風管の送風上手側から順
次配置するものであって、送風取り込み管とブロワとの
間隔が各繰出し機構において互いに異なるので、上手側
の取り込み管よりも下手側の取り込み管の方が風量が大
になる傾向にあり、均等に風を分けて供給するのが難し
いものであった。従って、最も風力が小となる最上手側
の繰出し機構に合わせた比較的高出力のブロワが必要で
あり、下手側繰出し機構では風力が過剰気味になって駆
動効率の点でも改善の余地があった。
【0004】上記実情に鑑みて本発明は、複数の供給管
路に極力均等な風力を供給できて、送風手段のバランス
及び駆動効率の改善される粉粒体供給装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕第1発明は、粉粒体貯留部の粉粒体を繰出す繰
出し機構と、この繰出し機構で繰り出された粉粒体を供
給管路の始端に送風案内する送風手段と、この送風手段
の風力を受ける供給管路の終端に接続された状態で苗植
付装置に装備される作溝器とを備え、作溝器群を、複数
の作溝器を含んだ複数のグループに区分し、各グループ
毎に送風手段を対応させて配備してあることを特徴とす
る。
【0006】第2発明は、第1発明において、複数のグ
ループを、含まれる作溝器数の異なる2種のグループの
組合わせによって構成してあることを特徴とする。
【0007】第3発明は、第1又は第2発明において、
偶数組のグループを備えるとともに、各グループに対す
る送風手段を左右対称に配置してあることを特徴とす
る。
【0008】〔作用〕請求項1の構成によれば、送風器
を2個以上設けることで送風手段1個が受け持つ作溝器
数、すなわち受持ち条数を減らすものであり、それによ
って送風方向上手側の供給管路と下手側の供給管路との
風力差割合が軽減でき、極力均等に風力を分配できるよ
うになるとともに、過剰風力成分が少なくなって送風手
段としての駆動効率も向上するようになる。故に、従来
の単一の送風手段を備えたものと本願の複数の送風手段
を備えたものとを比較すると、駆動効率が改善された
分、トータルとしての必要動力を軽減することが可能に
なる。
【0009】例えば、6条用の苗植付装置では、従来は
1個の送風手段で6個の作溝器(供給管路)に送風して
いたものを、3個の作溝器を含むグループを2組設けて
送風手段も2組設ける。この場合では、6段階風力のう
ちの最も弱い風力を基準として残り5段階に過剰送風す
ることになる単一のグループであったものが、3段階風
力のうちの最も弱い風力を基準として残り2段階に過剰
送風するグループが2組あることになり、過剰風力量及
びその対象作溝器数が共に軽減されるようになるのであ
る。
【0010】又、各作溝器毎に送風手段を備える構成で
は、風力差の解消が可能にはなるが、風力手段数が多く
なり過ぎてコストデメリットが大きくなってしまうのに
対し、本願のものでは、コストアップを少なく抑えなが
ら極力風力の均等化が図れ、実用的なものであると言え
る。
【0011】請求項2の構成によれば、送風手段の受け
持ち作溝器数(条数)の互いに異なる2種のグループで
複数グループを備えたものに構成したものである。例え
ば、2個の作溝器に風力を供給する2条用グループと3
個の作溝器に風力を供給する3条用グループとを1組ず
つ備えれば5条用の粉粒体供給装置になり、3条用グル
ープを2組備えれば6条用のものになる。又、2条用グ
ループ1組と3条用グループ2組を備えれば8条用のも
のになる。つまり、組合わせる種類を2種という少ない
ものとしながら、通常用いる苗植付装置の条数に対応し
た粉粒体供給装置を実現できるようになる。
【0012】従来のように、単一の送風手段を備えたも
のでは、作溝器数、すなわち植付条数に応じた容量の送
風手段が必要になり、多くの専用品を用意しなければな
らないが、本願のように、2種のグループで異なる条数
に対応できるようにすれば、送風手段も2種以下という
少ない種類で済ませることが可能になる。
【0013】請求項3の構成によれば、偶数組のグルー
プを、それらの送風手段が左右対称となるように配置し
てあるので、粉粒体供給装置としての左右での重量を等
しく設定することが可能になり、従来のように、左右い
ずれかに送風手段を配置したものに比べて、左右方向で
の重量バランスが改善されるようになる。
【0014】〔効果〕請求項1〜3のいずれに記載の粉
粒体供給装置でも、複数の送風手段を備えて送風手段1
個当たりの受持ち機能数を複数グループに区分したこと
により、コストアップを抑えた状態としながら、各作溝
器への風力の均等化と駆動効率改善とが可能になり、合
理的で実用上に優れたものにできた。
【0015】請求項2に記載の粉粒体供給装置では、作
溝器数の異なる2種のグループという少ない種類であり
ながら、苗植付装置に常用される複数の条数に適合する
ものが構成できる利点がある。
【0016】請求項3に記載の粉粒体供給装置では、左
右対称となって左右の重量バランスが改善されるととも
に見た目にも好ましい利点が得られた。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、左右一対の
前輪1及び後輪2を備えた乗用型の走行機体の後方にリ
ンク機構3を介して植付部である苗植付装置4が昇降自
在に連結され、苗植付装置4の前方側であり、かつ、運
転座席42の直後となる位置に施肥装置(粉粒体供給装
置の一例)Aを装備して5条用の施肥装置付き田植機を
構成してある。
【0018】この田植機は、走行機体のボンネット5内
に搭載したエンジンEの動力が、前伝動ケース6を介し
て前輪1に伝達されるとともに、走行系伝動軸7及び後
伝動ケース8を介して後輪2に伝達される四輪駆動型で
あり、搭乗運転部9の操縦ハンドル10の操作で左右前
輪1を操舵するように構成してある。又、前伝動ケース
6から植付系伝動軸であるPTO軸11を後方に向けて
延設してあり、そのPTO軸11から苗植付装置4に動
力を伝達することにより、圃場内を走行しながら苗植付
け作業を行えるように構成してある。
【0019】苗植付装置4は、昇降用の油圧シリンダ1
2の伸縮操作に伴って、下端部が圃場面に接地する苗植
付け用の作業位置と、大きく上方に移動する上昇位置と
に亘って昇降操作自在である。そして、リンク機構3に
連結支持される植付部フレーム13に対して車体横幅方
向に沿って設定ピッチで往復横移動する苗のせ台14、
苗のせ台14に載置された植付け対象苗の下端部から一
株ずつ苗を取出して圃場に植付ける複数(5個)の植付
機構15、圃場に接地しながら泥面を整地する接地フロ
ート43等を備えた5条植え形式に構成してある。
【0020】苗載台14の苗載置部には、横移動ストロ
ークエンドにおいて載置している苗を植付機構15に向
けて設定量ずつ送り出す縦送り装置16が各植付条毎に
設けられている。この縦送り装置16は、上下一対のプ
ーリに亘って突起付きベルトが巻回され、下方側のプー
リがストロークエンドにおいて接当作用により、所定量
ずつ回動操作されるように構成されている。
【0021】又、この縦送り装置16には、構造は詳述
しないが、2条毎に縦送り作動を行う状態と作動を停止
する状態とに切り換え自在な縦送りクラッチが設けられ
ている。そして、接地フロート43には、各植付条にお
ける苗の植付け部位に隣接する夫々の箇所において、接
地面よりも下方側に向けて泥土層に入り込み、泥面上に
肥料を供給する為の溝を形成する作溝器17を設けてあ
る。
【0022】次に、粉粒体供給装置の一例である施肥装
置Aについて説明する。図2に示すように、施肥装置A
は、粉粒状の肥料を貯溜する2条又は3条一体型の肥料
ホッパ(粉粒体貯留部の一例)18と、そこからの肥料
を所定量ずつ繰り出す繰出し機構19と、繰り出された
肥料を苗植付装置4の作溝器17に向けて送る施肥ホー
ス(供給管路の一例)21とを備えて構成してある。繰
出し機構19は、肥料ホッパ18の各条用の漏斗部の下
方に位置して、各植付条に対応して複数(5個)設けて
ある。各繰出し機構19から繰り出された肥料を、ブロ
ア(送風手段Hの一例)20,20の送風によって、施
肥ホース21を通して各作溝器17に向けて各別に強制
移送するように構成してある。
【0023】図3に示すように、繰出し機構19は、ケ
ーシング22の内部に、肥料ホッパ18の底部開口部分
に臨む状態で、繰出し回動軸23に一体回動自在に外嵌
されるとともに、外周部に所定ピッチをあけて複数の肥
料入り込み用の凹部24が形成された繰出し回転体25
が設けられ、繰出し回転体25の回転に伴って凹部24
内に貯められた肥料が下方側の漏斗状の案内部26に流
下案内されるように構成されている。尚、凹部24内に
所定量ずつ貯めるように擦り切り用のブラシ27が設け
られている。
【0024】ブラシ27は、繰出し回転体25の外周面
に位置する作用位置と、繰出し回転体25から離間する
肥料排出位置とに亘って横軸芯P周りで揺動自在で、且
つ、ケーシング22の横側外方に設けられた切換操作具
31の切り換え操作に伴って一体的に揺動して、各位置
にて位置保持されるようにしてある。
【0025】複数の各繰出し機構19における各ケーシ
ング22は、機体フレームFから固定立設された縦フレ
ーム29によって支持され、車体横方向に延設された横
フレーム30によって固定支持されている。繰出し回動
軸23は、一対の繰出し機構19毎に夫々の繰出し回転
体25が一体的に回動するように三本に分割されて設け
られ、5個の繰出し機構19のうち2個の繰出し機構1
9毎に各別に駆動並びに停止できるように構成されてい
る。尚、粉粒体供給装置としては、施肥装置の構造を踏
襲した直播装置でも良く、この場合には種籾が粉粒体に
相当する。
【0026】繰出し機構19の駆動構成について説明す
る。繰出し機構19の後方側箇所に、車体横幅方向に沿
って施肥装置Aのほぼ全幅に亘る長さで、且つ、両側端
部にて回動自在に支持される状態で駆動軸32が配置さ
れ、この駆動軸32の横幅方向中間部にワンウェイクラ
ッチ33を設けてある。ワンウェイクラッチ33の操作
アーム34と、ベベルギア機構28を介してPTO軸1
1で回転駆動される横向き伝動軸35に取付られた回転
アーム36とを連動ロッド37で枢支連結してあり、回
転アーム36の回転に伴う操作アーム34の揺動移動
を、ワンウェイクラッチ33によって駆動軸32を所定
方向にのみ間欠的に回転するようにしてある。
【0027】そして、この駆動軸32と三本の各繰出し
回動軸23との間に、各別に動力を入切り自在な施肥ク
ラッチ38を夫々設けてある。施肥クラッチ38は、図
4、図5に示すように、駆動軸32に相対回動自在に外
嵌されたギア39と、各繰出し回動軸23に一体回動自
在に外嵌されたギア40とを噛合う状態で設け、駆動軸
32側のギア39の横側に、駆動軸32に一体回動自在
でかつ回転軸芯方向にスライド操作自在なクラッチ片4
1をギア39に近接する方向に向けてバネ付勢する状態
で外嵌し、そのクラッチ片41とギア39の対向する箇
所に、噛合部kを形成し、この噛合部kが噛み合うこと
でそれらが一体回動するようになっている。
【0028】又、各クラッチ片41が操作ワイヤ41a
の引き操作によって各別に切り操作可能に構成されてい
る。つまり、横フレーム30から固定延設された支持部
(符記せず)によりクラッチ片41に対して係合作用す
る操作体(符記せず)が縦軸芯周りで揺動自在に支持さ
れ、バネ付勢力によって噛合部kが噛み合うクラッチ入
状態になり、操作ワイヤ41aの引き操作によって、バ
ネ力に抗して噛合部kが離間してクラッチ切り状態に切
り換えられるようになっている。
【0029】図6に示すように、作溝器17の5個によ
る作溝器群を、2個の作溝器17を含んだ第1送風グル
ープG1と、3個の作溝器17を含んだ第2送風グルー
プG2とに区分し、各送風グループG1,G2毎にブロ
ワ20を対応させて配備してある。つまり、機体進行方
向で左側2個の作溝器17,17と、機体の左端に配置
された第1ブロワ20等で第1送風グループG1を形成
し、残り3個の作溝器17,17,17と、左から2番
目と3番目の繰出し機構19,19との間にこれらに送
風する第2ブロワ20を配置して第2送風グループG2
を形成してある。
【0030】図2、図6に示すように、ケーシング22
の前方側に丸筒状の第1送風パイプ45Aと第2送風パ
イプ45Bを、その長手方向が車体横幅方向に沿う状態
で配置し、第1送風パイプ45Aの左端に第1ブロワ2
0を、かつ、第2送風パイプ45Bの左端に第2ブロア
20を夫々装着してあり、各ブロワ20,20で生起さ
れた風が各送風パイプ45A,45B内部に供給される
ようになっている。
【0031】図3に示すように、漏斗状の案内部26の
下端出口50に連通して機体後方に向けて開口する施肥
供給部51を形成し、そこに施肥ホース21を差込み装
着する。そして、施肥供給部51の前方側には、下端出
口50と送風パイプ45A又は45Bの内部とを連通接
続するエアー供給部52が形成されており、エアー供給
部52と施肥供給部51とを、車体前後方向に沿って略
一直線状に連なるように形成してある。又、下端出口5
0の下側には、それと排出パイプ48の内部とを連通接
続する排出経路53を構成するための排出部54を形成
してある。尚、各送風パイプ45A,45Bの右端は、
開閉自在な蓋体45a,45bで通常は閉塞してある。
【0032】繰出し機構19から繰り出された粉粒状の
肥料を、施肥ホース21に案内する供給作用状態と、排
出経路53に向けて案内する排出状態とに切り換え自在
な経路切換板55を、繰出し機構19の夫々に対応して
設けてある。経路切換板55は左右軸芯X周りで揺動自
在に枢支されており、案内部26の外部に設けられた切
換レバー56の操作によって、供給位置と排出位置とに
切換可能である。供給位置は、排出経路53を閉塞して
下端出口50に対して、施肥供給部51、即ち、施肥ホ
ース21及び送風パイプ45A又は45Bを連通する位
置であり、排出位置は、施肥供給部51の内部通路を閉
塞して下端出口50に対して、排出経路53及び送風パ
イプ45A又は45Bを連通する位置である。
【0033】各排出部54の夫々には、排出される肥料
を機体前方下方に向けて案内排出する排出管路48を連
通接続する状態で設け、各排出管路48は、図1、図2
に示すように、左右両側の3本ずつのものが、夫々、肥
料案内方向下手側部分において大径の1本の合流管路4
8aに合流して左右両側部に振り分けてあり、共通の肥
料排出口49から肥料を排出するように構成してある。
【0034】苗植付作業時に施肥を行う場合には、経路
切換板55を供給位置に切換えるとともに、ブロア20
の送風作動を開始し、繰出し機構19から所定量ずつ繰
り出された肥料を、風力によって下端出口50から施肥
供給部51及び施肥ホース21を通過して作溝器17に
向けて送り出して圃場に供給するのである。
【0035】植付作業終了後において、肥料ホッパ18
内に残った肥料を回収する場合には、切換レバー56を
排出位置に切り換えるとともに、繰出し機構19におけ
るブラシ27を繰出し回転体25から離間した肥料排出
位置に切換えて肥料を排出させ、かつ、ブロア20によ
る送風を実行して、排出された肥料を下端出口50から
排出経路53及び排出パイプ48を通過させて、肥料排
出口49から外部に排出するようになる。従って、肥料
排出口49に対応して回収容器等を位置させれば肥料回
収が可能である。
【0036】〔別実施形態〕10条用の施肥装置の場合
には、図7に示すように、左側5個の作溝器17に対応
して第3ブロワ60を配備した第3送風グループG3
と、右側5個の作溝器17に対応して第4ブロワ61を
配備した第4送風グループG4とに区分するとともに、
第3ブロワ60は左端に、かつ、第4ブロワ61は右端
に位置させて左右対称に配置してある。
【0037】ブロワを5条ずつの2個に分けたことによ
り、多条用における各条での風力差を軽減でき、搬送経
路での肥料詰まりの可能性を低くできるとともに、左右
の重量バランスが取れるようになる。又、苗植付装置を
中央域で折り畳めるように構成されたものでは、ブロワ
を1個装備した場合には、左右分離されて左右2グルー
プに区分された畦際クラッチとブロワとの連動構造が成
り立たないが、本願のようにブロワも左右に分離した場
合には、畦際クラッチ操作系数とブロワ数とが一致し
て、それらの連動構造が可能となる利点がある。
【0038】第1及び第2送風グループG1,G2を備
えた5条用のものと、これらを180度反転させた左右
逆向きの第5送風グループG5と第6送風グループG6
とから成る左右対称の10条用の施肥装置Aでも良い。
この構造では4組の送風グループG1,G2,G5,G
6を、そして、前述の別実施形態のものでは2組の送風
グループG3,G4とで構成されており、いずれも偶数
組のグループを備えたものとなっている。
【0039】例えば、1台のブロワHで3個の作溝器1
7に送風する3条用の送風グループG7と、1台のブロ
ワHで4個の作溝器17に送風する4条用の送風グルー
プG8との組合わせにより、6条用(G7×2)、8条
用(G8×2)、10条用(G7×2とG8)、及び1
2条用(G7×4又はG8×3)といった常用する苗植
付装置の条数に対応させたものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】施肥装置の背面図
【図3】肥料供給部の縦断側面図
【図4】施肥クラッチを示す側面図
【図5】施肥クラッチを示す平面図
【図6】施肥装置各部の配置を示す平面図
【図7】左右対称配置構造の10条用施肥装置の要部を
示す背面図
【符号の説明】
4 苗植付装置 17 作溝器 18 粉粒体貯留部 19 繰出し機構 21 供給管路 H 送風手段 G1〜G4 グループ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体貯留部の粉粒体を繰出す繰出し機
    構と、この繰出し機構で繰り出された粉粒体を供給管路
    の始端に送風案内する送風手段と、この送風手段の風力
    を受ける前記供給管路の終端に接続された状態で苗植付
    装置に装備される作溝器とを備え、 作溝器群を、複数の前記作溝器を含んだ複数のグループ
    に区分し、各グループ毎に前記送風手段を対応させて配
    備してある粉粒体供給装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記グループを、含まれる作溝器
    数の異なる2種のグループの組合わせによって構成して
    ある請求項1に記載の粉粒体供給装置。
  3. 【請求項3】 偶数組の前記グループを備えるととも
    に、各グループに対する前記送風手段を左右対称に配置
    してある請求項1又は2に記載の粉粒体供給装置。
JP9232143A 1997-08-28 1997-08-28 粉粒体供給装置 Pending JPH1169905A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007089595A (ja) * 2007-01-10 2007-04-12 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 田植機
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